JP4538104B2 - 整髪器具および整髪器具の使用方法 - Google Patents

整髪器具および整髪器具の使用方法 Download PDF

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Description

この発明は、ハンドル部、髪を加熱する為の加熱領域を備えた加熱部、冷却領域、整髪の為のスタイリングエレメントを有する整髪器具に関する。本発明は、更に、特に本発明の整髪器具を使用する整髪方法に関する。
多数の前述したタイプの装置及び方法が、当該技術で知られている。例えば、EP0021 224 B1は、ガスパワーカールアイロン式ヘア処理装置を開示する。このカールアイロンは、細長いハンドル部と隣接した加熱部から構成されている。ハンドル部は、更に、ピボットヘア保持クランプ式加圧生成手段を備えている。整髪のため、特に髪にカールしたりウェーブをかけるため、髪の毛(a strand of hair)の端部、即ち、髪の先端部は、髪巻き部と髪保持クランプ間に挿入され、所定位置で保持される。後の操作において、髪の毛は、上は髪の先端部から下は根元レベルまで髪巻き部の周りに巻かれる。髪を一定時間セットさせるため、髪保持用クランプが髪巻き部を離して持ち上げられ、カールやウェーブがかけられた髪の毛は髪巻き部から引き下げられる。
DE 32 15 232 A1から、髪の毛を加熱操作で整髪する他の方法と、そのための整髪器具が知られている。この明細書では、ファンが発生させた空気の一部は、加熱コイルを通って円筒巻き部の熱風室に分配され、放射状熱風出口開口部を通って放出される。加熱コイルを通ぎて伸びるように配置されたバイパス導管は、冷却空気を髪巻き部の冷却空気室の中に導く。成形される髪の毛は、髪巻き部の周りに置かれ、その後、頭皮を離れて動かされるが、最初に熱風室の外壁を越え、それから、冷却室の外壁を越えて滑らされる。これが起こると、髪の毛は最初に加熱され、その後、直ちに連続した順序で冷却される。当該方法で作られたウェーブ及び/又はカール形状は、巻き部の径に依存する。
他の明細書−ドイツ実用新案No.DE−GM 77 26 363−は、電気的に加熱可能なロッドエレメントと、ロッドエレメントと噛み合う逆断面形状を備え、その上に移動自在に装着されたクランプ構造体と、ロッドエレメントに連結されたハンドルとを有するカール棒に関する。
当該技術で知られた整髪器具において、加熱髪巻き部の径又は形状は、カールのタイプや形状、特に、得られるカールのサイズを決定する。
そのため、本発明の目的は、従来技術の改良において、特にカール径でのカールの成形、例えば、髪巻き部の径と無関係に作り出せるカールのタイプや形状を許容する整髪器具に応用する為の整髪器具及び方法を提供する。さらに、このように髪の毛で創られたカールやウェーブは、できるだけ長く持続するように作られるのが望ましい。
本発明によると、この目的は、請求項1の従来技術部分の特徴を導入する整髪器具によって達成され、ここでは、スタイリングエレメントがスタイリングエッジとして形成され、スタイリングエッジは加熱領域の下流側に備えられ、冷却領域はスタイリングエッジの下流に備えられ、スタイリングされる髪の毛は加熱領域で加熱可能であり、加熱された髪の毛はスタイリングエッジ上で成形可能であり、成形された髪の毛は冷却領域で冷却可能である。スタイリングエッジとしてのスタイリングエレメントの当該形状と、加熱領域及び冷却領域に関する装置を備え、カールのタイプや形が簡単な方法で変えられ、髪巻き部や加熱部の幾何学的形状と無関係であるという利点を与える手段が提供されている。
有利なことに、加熱部の形状は、どんな幾何形状でもよいが、加熱部から、スタイリングされる髪に良好な熱伝達が実効され得ることが保証されなければならない。加熱部は、ガス又は電気で加熱可能であり、髪の加熱には少なくとも髪の成形に適した温度が考慮されるべきである。加熱領域を離れると直ちに、加熱された髪は、本発明のスタイリングエッジ上で曲げられ(deflected)、ぴんと張られて−張力下で−スタイリングエッジ上方で引っ張られることにより、スタイリングエッジ上で成形される。このようにスタイリング、特にカールやウェーブされた髪は、その後、スタイリングエッジに直ちに続く冷却領域に導かれるが、この冷却領域は積極的冷却領域か受動的冷却領域のどちらかで、外部ソースからエネルギーを供給されることなく動作可能であることが望ましい。この装置では、スタイリングエッジを離れると、髪は更に加熱されることなく直ちに冷却され、得られたカールやウェーブがより長く持続するという付随的利点がある。
スタイリングエッジの本質的弧状断面が、ヘアスタイリングにとっては特に有利である。特に、この弧状断面は、成形される毛がよりかかって(over)引っ張られる一定半径の円の弧という形式でもよいが、多角形断面がほぼ弧状とみなせる点を考慮すると、断面が多角形又は類似のスタイリングエッジを使用することも有利に可能である。
スタイリングエッジの特に有利な形状において、0.1mmより大きい半径、特に0.5mmから5mmにあるものが推薦される。もちろん、この形状は、円弧形状が単にそれ自体として対応半径に付随するばかりか、半径に匹敵し得る0.1mmより寸法の大きい多角形や類似形状を包含することを必要とする点が理解されるであろう。例えば0.5mm径のスタイリング補助具(aids)は小径カールを生じさせるが、例えば3mm径は大径カールを作り出す。5mmを越える径のスタイリングエッジは、カールを作らず、むしろ、髪にウェーブを創る。0.1mmより大きい径でスタイリングエッジを提供することにより、髪に損傷を生じさせることなく復元可能な髪成形機能が有利に達成されるが、例えば鋭いスタイリングエッジが使用された場合、髪に損傷が生じてしまう。
本発明の更なる特徴において、スタイリングエッジは整髪器具の主軸と実質的に平行に配置される。この特徴は、実質的に直線のスタイリングエッジに基づく。有利なことに、この特徴は、効率的かつ構造的に簡単なスタイリングエッジの配置を提供する。また、加圧生成手段と加熱部は、実質的に長手方向に等しく延びている。しかし、加圧生成手段および加熱部の他の形状も可能である点が理解されよう。
スタイリングエッジの接線は、180度より小さい角度で交差するように配置されている。一つの目的として、鈍角、例えば150度のスタイリングエッジによりかかって引っ張られるので、髪の小さな曲げが創られる。スタイリングエッジが鋭角、例えば30度を有する形状では、成形される髪が、スタイリングエッジの表面の周りで引っ張られるので、都合良く著しい程度まで曲げられる。スタイリングエッジの接線は、0度の角度を囲んでもよく、即ち、例えば、スタイリングエッジは狭い一片のシート状金属の端部に置かれ、断面が半円である場合、それらは互いに平行に配置されてもよい。
加圧生成手段を用いて、接触圧力が成形される髪にかけられ、それは、加熱部と加圧生成手段との間に挿入可能である。ある目的で、加熱部から空気に良好な熱伝達が達成され、他の目的で、クランプ圧力がスタイリングされる髪にかけられる。保持力として作用するので、このクランプ力は、使用者が髪に対して整髪器具を動かす引っ張り力に逆らう。
スタイリングエッジ自体は、本質的に知られたスタイリングクランプとして構成される加圧生成手段上に備え付けられてもよい。そのため、都合の良いことに、既に備え付けられるものより整髪器具に他の手段を要しない、スタイリングエッジの簡単な装置が提案されている。スタイリングクランプは、ハンドル及び/又は加熱部に対し移動可能な(可動)スタイリングクランプとして特に構成され、それ自体が知られた回転接合部によりハンドル部に移動自在(可動)に接合されている。
また、更なる本発明の特徴において、スタイリングエッジは加熱部上に備えられ、それは、例えばスタイリングエッジと一体的な加熱部として、構成されてもよい。そのため、これは有利なことに、必要なコンポーネント数を、髪の加熱及びスタイリング用の単一コンポーネントだけが要求される最小限に減らす。
特別な形状において、加熱部は、楕円形、涙形状(tear-shaped)又は類似形状の断面領域を有する。涙形状の断面領域のテーパ付き端部でスタイリングエッジを変化させることにより、髪の毛の様々な巻き角度が加熱部で達成でき、有利なことに、カールの様々な形状やサイズが生じる。
本発明の更なる特徴では、別のスタイリング手段上にスタイリングエッジを備えることが提案されている。これは、例えば特別形状のカールが望まれる場合に都合が良い。
この特徴では、別のスタイリング手段は、加圧生成手段、特に保持クランプ及び/又は冷却部材と都合良く連結されてもよい。その結果、これら二つのコンポーネントは、ハンドル部又は加熱部の取り付けに適したサブアセンブリとして構成されてもよい。
都合の良いことに、スタイリング手段は、ロータリジョイント、特に、従来技術で知られた髪保持用クランプに類似したスプリング負荷型ロータリジョイントによって、一端がハンドル部又は加熱部に連結されており、そのため、髪を容易に加熱部と回転自在スタイリング手段との間に挿入することができる。
本発明の特別な実施例では、成形された髪を冷却するため冷却部材が備えられ、その冷却部材は、特に、スタイリングエッジ領域内に配置されている。都合の良いことに、それによって、スタイリング後の髪が冷却部材上で冷却されてカールを“固定させる”点で、特に持続性のあるカール形状を得ることができる。
加熱部、スタイリングエッジ及び/又は冷却部材を、互いに本質的に平行に配置することにより、これらのコンポーネントを互いに密接な空間関係で都合良く配置することができる。したがって、これにより、スタイリングされる髪がスタイリングエッジによりかかって加熱部から冷却部材に移動する長さは短くなり、カールのセットは良好になる。
加熱部及び冷却部材を互いに比較的間隔の開いた関係で配置することにより、整髪器具の暖かい領域と冷たい領域は別々に供給され、2つの温度ゾーンが大いに相互影響を及ぼすことはない。
当該発明の他の特徴で、スタイリング手段と冷却部材は、互いに堅く連結され、加熱部に対し移動自在(回動)に配置されている。これにより、都合がよいことに、スタイリングエッジを備えたスタイリング手段は冷却部材を備えたサブアセンブリを形成し、加熱部とスタイリング手段の間の間隙に髪の毛を容易に挿入することが可能になる。
特定の形状において、冷却部材は熱を良好に伝導する材料、例えばアルミニウムや同等物で形成されるか、パラフィンが充填された中空アルミニウム体で構成される。有利なことに、良好な冷却部材の冷却効果は、以前に加熱されたスタイリング後の髪、すなわち、カールが“固定された”髪の効果的冷却の為に提案されている。
冷却効果を強化するため、熱伝導コーティング及び/又は冷却リブを備えた冷却部材を備えることが提案される。これにより、都合の良いことに、冷却部材による良好な放熱が保証される。
特定の実施例において、冷却部材は積極的に冷却可能な冷却部材として構成されている。これは、整髪器具のハンドル部内で発生し得る、例えば冷却空気によって達成される。また、冷却作用はペルチェ素子や同等の装置により創り出されてもよい。これにより、以前に加熱された髪の強烈な冷却が都合良く生じ、より持続性のあるカールが生成される。
整髪器具の他の特徴において、加熱部及び/又はスタイリング手段は、外部にスペース手段及び/又はガイド手段を備え付けてもよい。これらの手段は、特にリブとして構成され、都合の良いことに、ある目的では器具の一部を前部の周りに巻かれるようになされた髪の毛のガイドを許容するが、他の目的では、スペース手段として作用し、使用者が加熱部の暖かい部分に触れないようにしている。
リブは、器具の主軸を本質的に横切って配置され、2つの隣接リブの各々の間で、加熱部及び/又はスタイリング手段の周辺にわたって延びた通路(円周溝)が形成され、その通路内では、成形される髪の毛が都合良く容易に受容可能である。
整髪器具の少なくともリブは、境界リブとして備えられ、加熱部及び/又はスタイリング手段の周りにガイドされた髪の毛は、この特別なリブにより、加熱部及び/又はスタイリング手段から滑り落ちることに備え、都合良く補強される。
整髪器具の特別な形状において、2つの最外部リブ(主軸に沿って両端に配置されたリブ)は、少なくとも、器具の主軸を横切る平面内のスタイリング手段及び/又は加熱手段上の残りのリブより放射方向に突出し、境界リブとして構成されている。
リブは、少なくとも一つのコンポーネント、特に加熱部上に、弧状、波状又は矢形状の形状で備えられるのが好ましい。このリブの形状は、この特別なコンポーネントの周りに導かれるようになされた髪の毛が、他のコンポーネント、特にスタイリング手段上の摩擦より大きい摩擦を受ける(experiences)点で利点がある。この効果は、使用者が加熱部の外側に髪の毛を引けないようにすることが意図されている。
特定の特徴において、これらのリブは加熱部上に、実質的に器具の主軸と平行に配置されている。好都合なことに、特に、高められた摩擦抵抗のため、これが使用者を視覚的及び機械的障害の両方に直面させ、もって、使用者が髪を加熱部の外側を越えて引くことを防止することが意図されている。
特に有利なことに、リブ、特に器具の主軸と実質的に平行に配置される加熱部上のリブも、器具の主軸と実質的に放射方向に配置されている。そのため、これらのリブは、器具、特に加熱部の外面から離れて本質的に垂直方向へと伸びている。
最外部の(スタイリング手段に近い)2つのリブの少なくとも一つは、境界リブとして構成されており、この特定リブ又は2つの最外部リブは、本質的に放射方向で、その間に横たわるリブを放射方向に突き出ている。これにより、2つの境界リブと間に置かれるリブとの視覚的区別を与える、という利点がある。
特に好都合なことに、少なくとも一つの境界リブは、ハンドル部から離れた側の境界リブの前端部より高い、ハンドル部に近い側の境界リブの後端部を備えた翼状に構成されている。これにより、整髪器具の断面の異なる領域に対し境界リブを即時適用することが可能になり、境界リブのエッジ及び角部が突出することを避けている。
本発明の特別な更なる特徴において、加熱部は、加熱ゾーンと直接隣接した少なくとも一つの細長いリブを有し、それは、器具の主軸と実質的に平行に配置され、加圧生成手段に対応した加熱部表面を少なくとも放射方向に越えた領域内で突出している。それにより、設計及び視覚的外観において、加熱ゾーンを遮断すること(interruption)が提案されており、加熱ゾーンと加圧生成手段の対応面は本質的に適合形状を有し、加圧生成手段を加熱領域に直接接触させるように付勢することができる。少なくとも一つの細長いリブによる加熱ゾーン表面の遮断により、都合の良いことに、加熱部と加圧生成手段との間に挿入された髪は曲げられ、髪は加熱部から離れて導かれる。
特に好都合なことに、本質的に凹方向に続く細長いリブで形成された少なくとも一つの外部セクションにより隣接された本質的に凸方向に中央セクションが続くように、加圧生成手段に対応した加熱部の表面は、器具の主軸とほぼ垂直に構成された一面を有する。そのため、加熱ゾーンから離れた髪の毛を、特に効率的に曲げることや導くことが提案されている。
本発明の更なる特徴において、クランプは回転自在にスタイリング手段、特に冷却部材に取り付けられている。これは、クランプの更なる移動可能性を与え、好都合なことに、クランプと加熱部との間で調整移動が可能になっている。
この装置において、クランプのピボット軸(回転軸)は、加熱部及び/又は冷却部材の長軸と実質的に平行に配置され、よって、器具の主軸とは実質的に平行になっている。都合の良いことに、これにより、クランプはピボットピンで冷却部材内にその両端を回転自在に取り付けることが可能になる。これは、加熱部の全体の接触面にわたり髪の均一な接触圧力という好都合な結果になる。
また更に、クランプは、長軸を横切る一面において見られるように、鏡面対称で本質的に構成され、ピボット軸は対称的に当該面に存在するのが好ましい。都合の良いことに、これにより、クランプは対称面のどちら側に対しても均一な回転自在の動きを行うことができる。
本発明の特定形状において、主軸に対し垂直な平面内で実質的に長円、楕円、類似の外部輪郭を有する器具、特にハンドル部を備えることが提案されている。そのような閉ざした貝の形状は、良好にハンドルが使用者の手に載り、整髪器具がその長軸を中心として回転すると使用者に不快感を感じさせるという利点を生じる。ハンドル部の当該形状は、この器具の新規なマニピュレーションを更に支持することが意図されており、それは、当該器具が長軸の周りを回転するというより使用者の頭皮から直線運動を利用して引っ張る点で、公知の整髪器具とは顕著に異なる。
更なる特徴において、実質的に器具の主軸に沿って、ハンドル部の前端部領域の断面領域より小さい断面の実質的に一定の領域を、スタイリング手段と加熱部に備えることが提案されている。都合の良いことに、これによって、一端に加熱部及びスタイリング手段を有する髪処理部と、他端のハンドル部との間で明確な分離が生じる。更に、ハンドル部の広い表面積は、使用者に良好な堅固で確実なグリップを与える。
ハンドル部の断面領域は、主軸に対して直交する平面内において前部から後部のハンドルの自由端へ連続して減少しており、これによっても、使用者は器具を、より快活に疲労が少ない把持力で扱うことができる。
当該発明の特定の更なる特徴において、それぞれが少なくとも一つの、特別には2つのスタイリングエッジを有する2つのスタイリングエレメントには、スタイリングされる髪を受容して導く為にクランプ領域を形成するスタイリングエレメントの対向面が備えられている。この装置において、加熱ゾーンは、2つのスタイリングエレメントの少なくとも一つに、クランプ領域内で備えられている。実質的に対称的な形状のため、これが都合良く、器具のマニピュレーションを特に容易にする整髪器具を提供する。スタイリングされる髪の毛は、どの側部からも2つのスタイリングエレメント間のクランプ領域に挿入可能であり、どのスタイリングエッジの回りでも引っ張ることが可能である。従って、使用者による器具の正確な運転は自動的に保証され、すなわち、スタイリングされる髪の毛は最初に加熱され、それから加熱された髪の毛はスタイリングエッジでスタイリングされ、その後、冷却ゾーンで冷やされる。
特定の特徴において、2つのスタイリングエレメントの内、少なくとも最初の一つは、加圧生成手段として構成され、移動自在(可動)にハンドル部、特に第2のスタイリングエレメントに関し回転自在に取り付けられている。これは、スタイリングされる髪を、対応したスタイリングエレメントに付勢する移動可能なスタイリングエレメントを一つだけ要するにすぎない、という利点を有する。
都合の良いことに、2つのスタイリングエレメントの少なくとも最初のものが加熱ゾーンを有し、よって、直接加熱可能な加熱部として構成されている。従って、一つの加熱素子が必要であるにすぎないから、整髪器具の低価格版が提案される。例えば、2つのスタイリングエレメント内に、第1及び第2スタイリングエレメントと第2スタイリングエレメントを直接加熱する加熱素子を備えることにより、スタイリングされる髪に熱を素早く導入することが達成される。
特定の更なる特徴において、第2スタイリングエレメントは熱伝導材料で形成され、それは、第1の直接加熱可能なスタイリングエレメントに付勢されて接触した後、間接的に第1スタイリングエレメントからの熱接触により加熱可能である。これにより、都合の良いことに、第2スタイリングエレメントにおける直接的かつ積極的な加熱の必要性はなくなる。両方のスタイリングエレメントは、比較的短時間に暖かくなり、クランプ領域内に挿入された髪の毛は両側から均一に加熱される。
加熱ゾーンから遠い外側にて、スタイリングエレメントは冷却ゾーンを有し、単一のスタイリングエレメントは、冷却ゾーンと同様にスタイリングエッジを加熱ゾーンに合体させている。そのため、整髪器具の、特に空間的節約解決法が提案されている。
冷却ゾーンは、積極的又は消極的に冷却可能な冷却部材で構成されており、それは、加熱ゾーンと冷却ゾーンとの間の、カール又はウェーブ設定に必要な温度差を保証するものである。
スタイリングエレメントの加熱部と冷却部材との間で、例えば断熱材として構成された熱的減結合装置(a thermal decoupling arrangement)が備えられている。これにより、最小の取り付け空間内に、必要な温度勾配を実現している。
有利なことに、主軸を介して両側にある2つのスタイリングエレメント間のクランプ領域は、器具の主軸に対し本質的に平行な方向で伸びる平面スロットとして構成されている。クランプ領域の、この実質的に対称的な形状を用いて、一方では髪を介して器具を引っ張る方向と無関係に、他方では当該軸回りで器具の回転方向と無関係に、髪とスタイリングエレメント間で一定の摩擦抵抗を確実にする。
器具の主軸に対し実質的に垂直に延びる平面内で、スタイリングエッジは、それぞれが、スロット端部及び/又は両方のスタイリングエレメントに配置される。
従って、整髪器具の幾何学的形状は、髪の中で器具が移動する方向および器具の回転方向とは無関係に、成形される髪において永続性のあるカールやウェーブを作成するという所望の効果を生み出す。
独立発明でもよい本発明の特定実施例において、特に本発明の整髪器具を使用し、髪が加熱ゾーンで加熱され、冷却ゾーンで冷却され、スタイリングエレメントで成形される、髪のスタイリング方法が提案されている。本発明によると、スタイリングされる髪の毛は、最初に加熱ゾーンで加熱され、加熱された髪の毛は、その後、スタイリングエッジとして構成されたスタイリングエレメントで成形され、そのように成形された髪の毛は後に冷却ゾーンで冷やされる。
カールを成形するためには、加熱された髪と当該発明のスタイリングエッジとの間で相対的運動が生じる必要がある。知られている髪のスタイリング方法において、加圧生成手段と加熱手段との間でクランプされるのは慣例的に髪の自由端であり、髪の端部から根元レベルへの移動、習慣的には髪巻き部への髪の巻き付けが続く。それとは対照的に、本発明の方法は、根元レベルから髪の自由端に移動することが提案され、加熱された髪は、移動中、スタイリングエッジによりかかって(over)引っ張られる。本発明の本質的な態様は、加熱された髪が、加熱ゾーンを離れると直ちに当該発明のスタイリングエッジ上で成形される点であり、これは、髪がスタイリングエッジ上で曲げられスタイリングエッジによりかかって−張力の下で−ぴんと張られることにより達成される。そのように成形、特にカールやウェーブされた髪は、その後、スタイリングエッジに直ちに続く冷却ゾーンで冷却されるが、この冷却ゾーンは積極的又は消極的、即ち、外部ソースからエネルギーを供給することなく動作可能である。これが存在するので、髪はスタイリングエッジを離れると直ちに冷却され、更なる加熱に晒されることなく、より永く持続するカールやウェーブが引き立って作り出される。
有利なことに、髪は加熱ゾーンで少なくとも成形温度まで加熱されるが、その成形温度は、髪における相対湿度が約30%、およそ120℃に相当するガラス温度Tgとしても言及されている。
髪において必要な張力を生み出す為、髪は加圧生成手段と加熱部間に挿入され、その結果、クランプ力は成形される髪に働き、加熱された髪がスタイリングエッジの周りで引っ張られるとき髪の細長い側部が引き伸ばされる。これにより、都合の良いことに、持続性のあるカールが髪に成形される。この方法では、髪が引き伸ばされる量が大きい程、カール効果は大きくなる。また更に、作り出されたカールやウェーブのタイプや大きさは、大きさ、特に髪巻き部の径に依存せず、むしろ、スタイリングエッジ上で引き起こされた髪の片側の引き伸ばしだけ、という点で、ここに提案された方法では有利である。その方法において、スタイリングエッジに近い髪の細長い側部、すなわち、スタイリングエッジによりかかり直接引っ張られる髪の特定の側部は、圧縮力の対象にあり、そのため、髪の反対側の細長い側部に生じる張力を支えるものである。
本発明の特に有利な実施例において、スタイリングエッジから離れて面する髪の細長い側部は、少なくとも1%だけ引き伸ばされる。これが、髪巻き部の直径とは無関係に、髪にカールを添える効率的手段である。髪が約30%より低い量まで引き伸ばされるときに受ける変化は、都合の良いことに完全に復元可能であり、従って、スタイリングエッジ上で引き伸ばされるとき髪に対する損傷の危険性は避けられる。
加熱部に近い髪の細長い側部は、スタイリングエッジによりかかって引っ張られ、スタイリングエッジ上で引き伸ばされ、使用者に望まれるカールが引き立って生じる。
代替え的に、加熱部から離れて面する髪の細長い側部がスタイリングエッジ上で曲げられて引き伸ばされることも可能である。従って、都合の良いことに、これも髪のカール形成を許容するものである。
良好なカール形成のため、髪はぴんと引っ張られた状態でスタイリングエッジによりかかって引っ張られる。これは、髪が加圧生成手段と加熱部との間でクランプされ、もって、保持力が髪にかけられることにより達成される。これにより、髪に対し整髪器具を動かす際に使用者が発生させた引っ張りと保持力とが中和する。この、ぴんと張られた髪の状態は、有利にカール形成に資する(is conductivc)。
スタイリングエッジの髪の移動方向下流側、すなわち、は、スタイリングエッジの移動方向上流側、すなわち、スタイリングエッジを離れるときの髪の移動方向は、スタイリングエッジに達する前の移動方向と同一方向又は反対方向である。スタイリングエッジの上流又は下流と同一の移動方向は、髪の、より均一で、有利に低い引っ張りを許容し、スタイリングエッジ上を髪が移動される方向の曲げは、より大きな引っ張りを必要とし、有利に堅いカールを生み出す。
本発明の特定実施例において、冷却部材に沿ってカールされた髪を移動、特に引っ張ることにより引き伸ばした後、髪を冷却することが提案されている。これにより、カールは“固定(freezing)”によって良好に設定される。
引き伸ばされた髪の細長い側部が冷却部材から離れて対面し、この位置で冷却部材の周りで引っ張られることで、特に良好なスタイリング結果が得られる。
スタイリングされる髪に対するスタイリングエッジの相対速度により、カールの形状は変化する。従って、髪に対しスタイリングエッジを遅い動作で器具を導くことにより堅いカールが都合良く生み出されるが、急速に導く動作が適用されて大きなカール(generous curl)を生み出される。
冷却部材の表面温度は、85℃以下であり、それにより、持続性のあるカールが引き立って得られる。人間の髪の形成温度は髪における相対湿度が約30%で約120℃であるから、85℃以下の冷却部材の表面温度は、以前に作り出されたカールがそれらの形状を十分良好に保持することを確実にするのに十分な温度格差を提供するものである。
本発明の方法は、都合の良いことに、ストレートヘアが、従来方法に必要な巻き部を利用することなく、ほぼ髪の根元レベルから先端部に効率良くカールされることを可能にする。更に、この方法で得られる髪の形成操作は復元性がある。
当該方法の特に有利な応用では、2つのスタイリング部材の間のクランプ領域に髪が導入されること、器具が後に主軸を中心として、髪の少なくとも一部が冷却部材と係合するまで、どんな方向でも回転すること、整髪器具が最終的に使用者の頭から離され、加熱された髪がスタイリングエッジ上で成形され、それで、そのようにスタイリングされた髪が冷却部材上で冷されること、が提案されている。2つのスタイリングエレメントを有する器具が使用される場合、カールやウェーブのスタイリング成果は、器具がその主軸回りに回転する方向とは無関係である。
使用者は、スタイリングの為、どの側部から髪の毛をクランプ領域に挿入してもよく、整髪器具をその主軸の周りに、どの方向に回転してもよく、加熱された髪は、スタイリングエッジ上でスタイリングされ、後で冷却部材上で冷やされる。
更なる本発明の特徴、利点、応用可能性は、添付図面で、より詳細に示された実施例の後の説明から明らかになるであろう。説明され、更に/又は図解で表示された、どんな単一の特徴や単一の特徴の、いかなる組合せでも、クレームやそれらの背景における、それらの概要に拘わらず、本発明の主題を形成することが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のスタイリングエッジを有する加熱部と加圧生成手段と、スタイリングされる髪の毛の断面図である。
【図2】図2は、加熱部とスタイリングされる髪の毛の図であり、加熱部は上部に一体的に形成されたスタイリングエッジを有する。
【図3】図3は、図1と類似した装置であるが、追加の冷却部材を備える。
【図4】図4は、図1の詳細部4の拡大図である。
【図5】図5は、ハンドル部と加熱部を示す整髪器具の底面図である。
【図6】図6は、スタイリング手段を示す、図5の整髪器具の側面図である。
【図7】図7は、図6の整髪器具の上面図である。
【図8】図8は、図6のライン108に沿って切断したハンドル部の拡大断面図である。
【図9】図9は、図6のライン109に沿って切断したハンドル部の拡大断面図である。
【図10】図10は、図6のライン110に沿って切断した加熱部とスタイリング手段の拡大断面図である。
【図11】図11は、整髪器具の斜視図である。
【図12】図12は、図11の整髪器具の底面図である。
【図13】図13は、翼形に構成された境界リブを有する整髪器具の斜視図である。
【図14】図14は、図10の表示内容と似ているが、開放位置のスタイリング手段と加熱部の断面図である。
【図15】図15は、本質的に対称形状の2つのスタイリングエレメントの断面図である。
【図16】図16は、図15の表示内容と似た2つのスタイリングエレメントを有するスタイリング手段の斜視図である。
本発明の整髪器具(図1)は、例えば円筒加熱部6と加圧生成手段、特に、図示されていないスプリング手段により加熱部6に付勢された髪保持クランプ8から構成されている。根元レベル14から始めて、スタイリングされる髪の毛2は加熱部6とクランプ8の間に挿入され、加熱部6は2つのコンポーネント間の接触面12に沿って髪の毛を形成温度に加熱する。その一端で、クランプ8は、毛2が引っ張られる細長いスタイリングエッジ10を有する。使用者が整髪器具を引っ張り方向16に動かすと、加熱された毛2は加熱部6とクランプ8との間の空間を通って引き抜かれ、接触面12を離れると、毛2はクランプ8のスタイリングエッジ10上で曲げられ(deflected)、これが根元レベル14から先端まで、髪の毛2をカールへと成形する。
本発明の整髪器具の他の実施例(図2)は、断面が実質的に涙形状の細長い加熱部20を備える。その細長い側部で、この加熱部20はスタイリングエッジ24を有する。成形される髪の毛2は、加熱部20の接触面22を通って根元レベル14から加熱され、移動方向26に加熱部20を動かす使用者により整髪器具24上で曲げられる。これを達成するには、加熱に必要な接触面22上で髪の毛2に接触力を与えるため(to experience)、使用者は髪の毛2を引っ張り方向28に張力をかける必要がある。
それらの形状を特に良好に保持するカールは、そのカールを成形後に冷却部材上で冷やし、カールを“固定すること”によって創られる。このため、スタイリングエッジ10を有するクランプ8と加熱部6を備える図1の表示により構成された整髪器具が利用されている。この形状において、図3に示されるように冷却部材30はクランプ8の上方に配置され、図示されていない連結によりクランプ8に取り付けられてもよい。クランプ8と冷却部材30は組み合わされてスタイリング手段31を形成する。冷却部材30は、断面が半円になっており、冷却作用を強化するため、その上部弧状領域に冷却リブ32が装着されてもよい。この装置において、冷却部材30は、加熱部6とクランプ8に平行な長手方向に等しく伸びている。移動方向34における整髪器具の動きは、最初に、接触面12上の毛2の加熱、それから、スタイリングエッジ10上で曲げ、後に、冷却部材30上で冷やすことを包含する。
髪の毛(図4)は、クランプ8により接触面12の領域内で加熱部6に付勢され、加熱部6が移動方向16に動かされると、スタイリングエッジ10の周りで引っ張られる。その処理において、髪の毛2は、スタイリングエッジ10を備えるクランプ8の次の端部領域にわたり輪が作られる。カールが形成されるために成形される髪の毛2のスタイリング成果に対して決定的なのは、特に、スタイリングエッジ10の半径36である。髪が成形中に荒廃、特に切れることを避ける為、およそ0.1mmの最小半径を持たなければならない。髪の毛2は、図4に示されるように、およそ直角にスタイリングエッジ10の周りに巻き付けてもよいが、スタイリングエッジ10に対する髪の毛2の巻き付け角度は、90度より大きくても小さくてもよく、意図したスタイリング成果、すなわち、小さいか大きい径のカールが作られるか、に依存する。
髪の毛2がスタイリングエッジ10の周りで引っ張られると、加熱部6に近い髪の細長い側部38は、引っ張り応力に晒されるが、加熱部6から離れて面する髪の細長い側部40は圧縮応力に晒される。この髪の長さの変化の違いがカールを生み出す。
本発明の整髪器具50(図5,図6,図7)は、実質的にハンドル部54,加熱部52,スタイリング手段72を備える。ハンドル部54は、順番に、主軸70の周りに対照的に配置された中央グリップシェル64、前カバー62,端部キャップ66から組み立てられている。制御部68は、ハンドル部の上側部と下側部に備えられている。前カバー62と先端部56との間には、加熱部52にリブ58が備えられており、各々の二つの隣り合ったリブは、これらの間で円周溝59を形成している。
スタイリング手段72のリブ76は、主軸70に対し実質的に垂直に配置されるが、加熱部52のリブ58は、先端部56の方向を指す矢状の形状である。細長い起伏部60は、加熱部52とスタイリング手段72との間の分割線に近い加熱部52上に配列されている。
スタイリング手段72の最前部および最後部リブは、少なくとも、加熱部52の方向における領域内で、スタイリング手段72を越えて突き出た境界リブ78として構成されている。
図6の切断面108,109,110は、次図を参考に、以下に説明される。
端部キャップ66の付近で取られた切断面108(図8)は、ハンドル部54の長円形状を示している。この位置で、グリップシェル64は、前カバー62の付近より小さい断面積を有する。簡略化のため、グリップシェル64に内蔵された部品は、示されていない。上部側部とハンドル部54の上側部と下側部に備えられているのは、スタイリング手段の操作と同様に、器具の起動と遮断を行う為の制御部68である。
図6のライン109に沿って取られた切断面において、グリップシェル64(図9)は切断面108より大きな断面積を示し、この領域はハンドル部の後端部からハンドル部の前カバーで漸進的に増加している。
図6のライン110に沿って取られた切断面(図10)は、下部加熱部52と上部スタイリング手段72を示している。加熱部52はリブ58で囲まれ、このリブ58は、円周方向に本質的に伸び、放射方向(radial direction)では、ピン80により加熱部52の内部領域と連結されている。スタイリング手段72は、冷却部材82と、少なくともその領域で冷却部材82を囲む境界リブ78とから構成されている。加熱部52と冷却部材82との間に配置されているのは、クランプ84の形式の加圧生成手段である。
このクランプ84は前端部と後端部を有し、ピボットピンで冷却部材82に回転自在に取り付けられている。この装置において、ピボット軸86は、加熱部52とスタイリング手段72の対称面内に存在する。スタイリングエッジ88は、弧状クランプ84の2つの横の端部にて認識できる。
整髪器具50(図11)は、本質的に後部ハンドル部54と、加熱部52及びスタイリング手段72に小分けられるようになされた前部90とから構成されている。後端部において、加熱部52は堅くハンドル部54に連結されているが、スタイリング手段72の後端部は、ハンドル部54が回転自在に装着されている。器具50の上側部にある制御部68の操作において、加熱部52とスタイリング手段72との間の分割線74は、成形される髪が心地よく受容されるくさび形開口を提供するのに十分な量だけ開いている。髪を成形するため、スタイリング手段72は、制御部68によって加熱部52まで回転して戻り、その間に捕捉された髪を加熱部52の上側部に付勢させる。スタイリング手段72の境界リブ78は、歯形状でスタイリングエッジ88を越えて伸び、そのため、成形される髪を、外側にリブが備えられたスタイリング手段72の領域内に保持する。整髪器具50の使用において、成形される髪は、そのため、加熱部52とスタイリング手段72との間の空間を通って引き抜かれ、それから、スタイリングエッジ88で曲げられ、スタイリング手段72の外側によりかかり導き戻される。
図5から図10に示されたリブ58の形状の代替案において、加熱部52(図12)はその外側に細長いリブ92を備えている。これらは、器具の先端部56と前カバー62との間に配置され、使用者が整髪器具の前部90の周りに髪の毛を巻き付けることを防止することが意図されている。
図12の表示内容と同様に、加熱部53(図13)は、下方外側で細長いリブ92を有する。細長いリブ92の最上部のものは、高さを変更する翼形境界リブ98として構成されている。器具の先端部56に近い、その前端部100にて、リブ98は、器具の前カバー62に近い後端部102より高さが著しく低くなっている。整髪手段72は、ハンドル部54と同様、図11,図12の表示内容と実質的に対応している。その高さの違いにより、境界リブ98は先端部56と前カバー62との間の空間内に一体化され、リブ98の角もエッジも器具の外部輪郭を越えて突き出ていない。
加熱部53とスタイリング手段72(図14)は、スタイリングの為、これら二つのコンポーネント間の空間内に髪の毛を挿入できる開放状態で示されている。この形状のスタイリング手段72は、本質的に、図10に示されるスタイリング手段として、同一コンポーネントから構成され、従って、スタイリングエッジ88を備えたクランプ84と冷却部材82を含む。対照的に、加熱部53は、その下部に一連の細長いリブ92を有し、それらは、加熱部53から離れて外側に向かって本質的に放射方向に伸びている。2つの外側の細長いリブは、境界リブとして構成され、残りのリブ92を越えて放射方向外側に突き出ている。加熱ゾーンを形成する加熱部53の上側部のどちらかの側に、器具の主軸に対し実質的に平行に延び、少なくともその領域内で放射方向に加熱ゾーンの上面を越えて突出する、細長いリブ104が示されている。加熱部53の上側部は、本質的に3つの異なる断面に小分けされ、それは、実質的に凸状式に延びる第1中央断面を含む。2つの外側にある、本質的に凹状断面105,107は、中央断面の両側に隣接して延びている。髪の毛が、成形のため、加熱部53とスタイリング手段72との間の空間内に置かれ、スタイリング手段72が加熱部53の上側部にクランプ84の底面で付勢されると、成形される髪の毛は2つの細長いリブ104を通ってスタイリングエッジ88の周りに導かれ、そのため、加熱部53から離れて外側に向く。その結果、成形される髪の毛は、必然的に冷却部材82の上方へと、スタイリングエッジ88の周囲に供給される。
スタイリング手段140の他の実施例(図15)は、本質的に平面スロット132により互いに分離された、本質的に対称形状のスタイリングエレメント112、114を備える。この実施例では、2つのスタイリングエレメント112,114は、整髪器具の主軸136の周りに対照的に配置されてもよい。各スタイリングエレメント112,114は、加熱部116,118と、放射方向外側で隣接した冷却部材120,122を備えている。2つの加熱部116,118の内の少なくとも一つが、加熱素子により直接加熱される必要がある。反対側の第2スタイリングエレメントは、第1加熱部からの接触熱により間接的に、あるいは別個の加熱素子により直接的に、加熱されてもよい。
スタイリングエッジ124,128と126,130は、それぞれが、スロット132の2つの正反対端部で各加熱部116,118に備えられている。これにより、髪の毛は、スタイリングのために一方の端部からスロット132内に挿入され、加熱される。加熱後、スタイリング手段140はおよそ90度から180度、その主軸136の周りに回転され、髪の毛は2つの冷却部材120又は122の一つの外部に係合する。これにより、器具は、簡単かつ安全に、その回転方向や移動方向とは無関係に操作される。スタイリングエレメント114の冷却部材122から加熱部118を熱的減結合(thermal decoupling)するため、2つのコンポーネント間に断熱材134を備えることが提案されている。
本質的に対称形状の、図15に示されたタイプのスタイリング手段は、図16の斜視図で示されている。断片が示されたハンドル部138は、その付近に、2つの実質的に類似したスタイリングエレメント112,114から構成されたスタイリング手段140を有する。この形状において、上部のスタイリングエレメント112は、加圧生成手段として構成され、ハンドル部138の上側部の制御部144に連結されており、スタイリングエレメント114に対し回転自在になるようにスタイリングエレメント112がハンドル部138に取り付けられている。スタイリングエレメント112,114の両方とも、それぞれが各スタイリングエッジ128,130を備えた加熱部を備え、スタイリングエッジ128,130は、整髪器具の主軸に対し本質的に平行に延びている。正反対の関係でスタイリングエレメント112,114の2つの加熱部と隣接するのは、2つの冷却部材120,122である。これらの冷却部材は、成形される髪をガイドする為に、これらの反対側外側部に、それぞれ連続した横リブ142を有する。

Claims (43)

  1. 主軸(70、136)に沿って、ハンドル部(54)と加熱部(6,52,53,116,118)が配置され、前記加熱部(52)における前記主軸(70,136)の周りに、加圧生成手段、スタイリング手段(31,72)、冷却ゾーンが配置される整髪器具において、
    前記加熱部(6,52、53,116,118)は、髪の毛(2)を成形温度まで加熱する為に、前記主軸(70,136)と実質的に平行に配置された接触面(12、106)を有し、
    前記加圧生成手段は、前記髪の毛(2)の一部を前記接触面(12,106)に押し付ける為に、前記接触面(12,106)と対面するクランプ部材(8,84)を有し、
    前記スタイリング手段(31,72)は、前記接触面(12,106)からの前記髪の毛(2)を成形する為に、前記接触面(12,106)に隣接して配置されたスタイリングエッジ(10,88)を有し、
    前記冷却ゾーンは、前記スタイリングエッジ(10,88)で成形された前記髪の毛(2)を冷却する為に、前記クランプ部材(8,84)を挟んで前記接触面(12,106)の反対側に間隔を開けて配置された冷却部材(30、82、120,122を有し、
    前記クランプ部材(8,84)によりクランプされた前記髪の毛(2)の一部が、前記接触面(12,106)、前記スタイリングエッジ(10,88)、前記冷却部材(30,82,120,122)を通って、加熱、成形、冷却されることを特徴とする、整髪器具。
  2. 前記スタイリングエッジ(10,88)は、円弧形状又は多角形の断面を有することを特徴とする、請求項1記載の整髪器具。
  3. 前記スタイリングエッジ(124,126,128,130)は、前記主軸(136)に対し平行に配置されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の整髪器具。
  4. 前記スタイリングエッジ(10,88)は前記加圧生成手段に備えられ、前記クランプ部材(8,84)は前記ハンドル部(54)に対して可であることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか一項に記載の整髪器具。
  5. 前記加熱部(6,20,52,53)は、長円、涙形状又または類似の断面形状であることを特徴とする、請求項記載の整髪器具。
  6. 前記スタイリングエッジ(10,88)は、前記クランプ部材(8、84)の一部であることを特徴とする、請求項記載の整髪器具。
  7. 前記スタイリングエッジ(10,88)は、回自在にハンドル部(54)に取り付けられており、その一端はハンドル部(54)にロータリジョイントで連結されていることを特徴とする、請求項又は記載の整髪器具。
  8. 前記スタイリングエッジ(10、88)と前記冷却部材(30,82)は、本質的に互いに平行に配置されていることを特徴とする、請求項記載の整髪器具。
  9. 前記スタイリング手段(72)及び前記冷却部材(82)は、互いに堅く連結され、前記加熱部(52,53)に対し動自在に配置されていることを特徴とする、請求項7又は8に記載の整髪器具。
  10. 前記冷却部材(30)は、熱を良好に伝導する材料、例えばアルミニウムや類似の材料で形成されるか、パラフィンで充填された中空アルミニウム体で構成されていることを特徴とする、請求項又はに記載の整髪器具。
  11. 前記冷却部材(30)は、熱伝導性コーティング及び/又は冷却用リブ(32)を備えていることを特徴とする、請求項乃至10のいずれか一項に記載の整髪器具。
  12. 前記冷却部材(30)は、冷却空気またはペルチェ素子により、冷却可能であることを特徴とする、請求項乃至11のいずれか一項に記載の整髪器具。
  13. 前記加熱部(52)及び/又は前記スタイリング手段(72)は、外側でリブ(58,92、76)を備えていることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の整髪器具。
  14. 前記リブ(58)は、2つの隣接したリブ(58)の間に円周溝(59)が形成されるように前記主軸(70)を横切って配置されていることを特徴とする、請求項13記載の整髪器具。
  15. 前記リブ(76)のうち前記主軸(70,136)に沿って両端に配置されたリブは、境界リブ(78)として構成され、前記主軸(70,136)を横切る面において、少なくとも、残りのリブ(76)より放射方向に突き出ていることを特徴とする、請求項14記載の整髪器具。
  16. 前記リブ(58)は、前記加熱部(52)上に、弧状、波状、矢形状の形状で、備えられていることを特徴とする、請求項13乃至15のいずれか一項に記載の整髪器具。
  17. 前記加熱部(52)上のリブ(92)は、2つの隣接したリブ(92)の間に溝が形成されるように前記主軸(70,136)に対し平行に配置されていることを特徴とする、請求項13に記載の整髪器具。
  18. 前記加熱部(52)上のリブ(92)は、前記主軸(70,136)に対して放射方向に伸びていることを特徴とする、請求項17記載の整髪器具。
  19. 前記スタイリング手段(72)に近い2つのリブ(92)は、境界リブ(98)として構成され、少なくとも、その間に横たわるリブ(92)より放射方向に突き出ていることを特徴とする、請求項17又は18に記載の整髪器具。
  20. 前記ハンドル部(54)より遠い側の境界リブ(98)の端部は、前記ハンドル部(54)に近い側の境界リブ(98)の端部より短く、少なくとも一つの境界リブ(98)は翼形で構成されていることを特徴とする、請求項19記載の整髪器具。
  21. 前記接触面(106)と隣接して少なくとも一つの細長いリブ(104)更に有し、前記リブ(104)は、前記主軸(70,136)と平行に配置され、少なくとも、前記接触面(106)より放射方向に突き出ていることを特徴とする、請求項1乃至20のいずれか一項に記載の整髪器具。
  22. 前記クランプ部材(84)は、前記冷却部材(82)に対して自在に取り付けられていることを特徴とする、請求項1乃至21のいずれか一項に記載の整髪器具。
  23. 前記クランプ部材(84)の回転軸(86)は、前記主(70,136)に対し平行に配置されていることを特徴とする、請求項22記載の整髪器具。
  24. 前記ハンドル部(54)は、前記主軸(70)に対し直交する平面内で長円、楕円又は類似の外部輪郭を有することを特徴とする、請求項1乃至23のいずれか一項に記載の整髪器具。
  25. 前記主軸(70)に対し直交する平面内において、前記ハンドル部(54)の断面領域は、前部から後部自由端(96)に連続して減少することを特徴とする、請求項1乃至24のいずれか一項に記載の整髪器具。
  26. 少なくとも2つのスタイリングエッジ(124,126、128,130)を有ることを特徴とする、請求項1乃至25のいずれか一項に記載の整髪器具。
  27. 一つのスタイリングエッジ124,128)は、加圧生成手段として構成され、他のスタイリングエッジ126,130)に対し、可動に、取り付けられていることを特徴とする、請求項26記載の整髪器具。
  28. 少なくとも一つのスタイリングエッジ(126、130)が、直接加熱可能な加熱部を有することを特徴とする、請求項26又は27記載の整髪器具。
  29. 一つのスタイリングエッジ124,128)は、のスタイリングエッジ(126,130)からの接触熱によって間接的に加熱可能な熱伝導材で形成されていることを特徴とする、請求項28記載の整髪器具。
  30. 前記冷却ゾーンは、冷却可能な冷却部材(120,122)を含むことを特徴とする、請求項29記載の整髪器具。
  31. 断熱材(134)が、前記接触面(12)前記冷却部材(120,122)との間備えられていることを特徴とする、請求項29又は30記載の整髪器具。
  32. 前記主軸(136)を介して両側にあるスタイリングエッジ(126,130)間のクランプ領域は、主な延長方向が前記主軸(136)と本質的に平行である平面スロット(132)として構成されていることを特徴とする、請求項26乃至31のいずれか一項に記載の整髪器具。
  33. 器具の主軸(136)に対し実質的に直交して延びた平面内で、スタイリングエッジ(124,126,128,130)は、それぞれがスロット(132)の一方に配置されていることを特徴とする、請求項32記載の整髪器具。
  34. 請求項1乃至33のいずれか一項に記載の整髪器具を使用する整髪器具の使用方法において、
    前記髪の毛(2)を前記接触面(12)成形温度まで加熱前記接触面(12)で加熱された髪の毛(2)を前記スタイリング手段(31,72)のスタイリングエッジ(10,88)で成形前記スタイリングエッジ(10,88)で成形された髪の毛(2)を前記冷却ゾーンの前記冷却部材(30,82)冷やすことを特徴とする、整髪器具の使用方法。
  35. 前記の毛(2)を前記クランプ部材(8,84)と前記接触面(12)との間に挿入前記クランプ部材(8,84)を前記髪の毛(2)に押し付け前記成形温度まで加熱された髪の毛(2)を前記スタイリングエッジ(10)に接触させて引っ張、当該処理中に、前記の毛(2)の側部引き伸ばことを特徴とする、請求項34記載の方法。
  36. 前記接触面(12)に近い前記の毛(2)の側部前記スタイリングエッジ(10)上で引き伸ばことを特徴とする、請求項34又は35に記載の方法。
  37. 前記接触面(12)から離れた前記の毛(2)の側部前記スタイリングエッジ(10)上で引き伸ばことを特徴とする、請求項34乃至36のいずれか一項に記載の方法。
  38. ぴんと張った状態で、前記の毛(2)を前記スタイリングエッジ(10,88)によりかて引っ張ることを特徴とする、請求項34乃至37のいずれか一項に記載の方法。
  39. 前記の毛(2)を前記冷却部材(30,82)引き伸ばし後、前記冷却部材(30,82)に沿って引っ張ることによって冷やことを特徴とする、請求項34乃至38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記の毛(2)の、引き伸ばされた側部(38)前記冷却部材(30)から離対面させることを特徴とする、請求項39記載の方法。
  41. 前記の毛(2)に対する前記スタイリングエッジ(10,24)の相対速度、変更ることを特徴とする、請求項34乃至40記載のいずれか一項に記載の方法。
  42. 2つのスタイリングエッジ(124−128、126−130)間のクランプ領域に髪の毛(2)を導入、その後、前記整髪器具、少なくとも前記の毛(2)の一部が前記冷却部材(120,122)に接触するまで、前記主軸(136)を中心として回転さ、加熱された髪の毛(2)を前記スタイリングエッジ(124,126,128,130)上でスタイリングさ、そのようにスタイリングされた髪の毛(2)を前記冷却部材(120,122)上で冷やように、前記整髪器具使用者の頭から離て移動さることを特徴とする、請求項34乃至41のいずれか一項に記載の方法。
  43. 前記リブ(76)は、前記主軸(70)に対して垂直に配置されることを特徴とする、請求項13に記載の整髪器具。
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