JP2000510363A - 整髪用器具および整髪方法 - Google Patents

整髪用器具および整髪方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、整髪器具と、特別な整髪器具を用いた髪のスタイリング方法に関する。整髪器具は、ハンドル部と、髪を加熱するための加熱ゾーンを備えた加熱部と、冷却ゾーンと、髪をスタイリングする為のスタイリングエレメントとから構成され、スタイリングエレメントはスタイリングエッジ(10)として構成され、スタイリングエッジ(10)は加熱ゾーンの下流側に備えられ、冷却ゾーンはスタイリングエッジ(10)の下流側に備えられ、スタイリングされる髪の毛は、加熱ゾーンによって加熱可能であり、加熱された髪の毛はスタイリングエッジ上で成形可能であり、成形された髪は冷却ゾーンで冷却可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 整髪用器具および整髪方法 この発明は、ハンドル部、髪を加熱する為の加熱領域を備えた加熱部、冷却領域 、整髪の為のスタイリングエレメントを有する整髪器具に関する。本発明は、更 に、特に本発明の整髪器具を使用する整髪方法に関する。 多数の前述したタイプの装置及び方法が、当該技術で知られている。例えば、 EP0 021 224 B1は、ガスパワーカールアイロン式ヘア処理装置を 開示する。このカールアイロンは、細長いハンドル部と隣接した加熱部から構成 されている。ハンドル部は、更に、ピボットヘア保持クランプ式加圧生成手段を 備えている。整髪のため、特に髪にカールしたりウェーブをかけるため、髪の毛 (a strand of hair)の端部、即ち、髪の先端部は、髪巻き部と髪保持クランプ間 に挿入され、所定位置で保持される。後の操作において、髪の毛は、上は髪の先 端部から下は根元レベルまで髪巻き部の周りに巻かれる。髪を一定時間セットさ せるため、髪保持用クランプが髪巻き部を離して持ち上げられ、カールやウェー ブがかけられた髪の毛は髪巻き部から引き下げられる。 DE 32 15 232 A1から、髪の毛を加熱操作で整髪する他の方法 と、そのための整髪器具が知られている。この明細書では、ファンが発生させた 空気の一部は、加熱コイルを通って円筒巻き部の熱風室に分配され、放射状熱風 出口開口部を通って放出される。加熱コイルを通ぎて伸びるように配置されたバ イパス導管は、冷却空気を髪巻き部の冷却空気室の中に導く。成形される髪の毛 は、髪巻き部の周りに置かれ、その後、頭皮を離れて動かされるが、最初に熱風 室の外壁を越え、それから、冷却室の外壁を越えて滑らされる。これが起こると 、髪の毛は最初に加熱され、その後、直ちに連続した順序で冷却される。当該方 法で作られたウェーブ及び/又はカール形状は、巻き部の径に依存する。 他の明細書−ドイツ実用新案No.DE−GM 77 26 363−は、 電気的に加熱可能なロッドエレメントと、ロッドエレメントと噛み合う逆断面形 状を備え、その上に移動自在に装着されたクランプ構造体と、ロッドエレメント に連結されたハンドルとを有するカール棒に関する。 当該技術で知られた整髪器具において、加熱髪巻き部の径又は形状は、カール のタイプや形状、特に、得られるカールのサイズを決定する。 そのため、本発明の目的は、従来技術の改良において、特にカール径でのカー ルの成形、例えば、髪巻き部の径と無関係に作り出せるカールのタイプや形状を 許容する整髪器具に応用する為の整髪器具及び方法を提供する。さらに、このよ うに髪の毛で創られたカールやウェーブは、できるだけ長く持続するように作ら れるのが望ましい。 本発明によると、この目的は、請求項1の従来技術部分の特徴を導入する整髪 器具によって達成され、ここでは、スタイリングエレメントがスタイリングエッ ジとして形成され、スタイリングエッジは加熱領域の下流側に備えられ、冷却領 域はスタイリングエッジの下流に備えられ、スタイリングされる髪の毛は加熱領 域で加熱可能であり、加熱された髪の毛はスタイリングエッジ上で成形可能であ り、成形された髪の毛は冷却領域で冷却可能である。スタイリングエッジとして のスタイリングエレメントの当該形状と、加熱領域及び冷却領域に関する装置を 備え、カールのタイプや形が簡単な方法で変えられ、髪巻き部や加熱部の幾何学 的形状と無関係であるという利点を与える手段が提供されている。 有利なことに、加熱部の形状は、どんな幾何形状でもよいが、加熱部から、ス タイリングされる髪に良好な熱伝達が実効され得ることが保証されなければなら ない。加熱部は、ガス又は電気で加熱可能であり、髪の加熱には少なくとも髪の 成形に適した温度が考慮されるべきである。加熱領域を離れると直ちに、加熱さ れた髪は、本発明のスタイリングエッジ上で曲げられ(deflected)、ぴ んと張られて−張力下で−スタイリングエッジ上方で引っ張られることにより、 スタイリングエッジ上で成形される。このようにスタイリング、特にカールやウ ェーブされた髪は、その後、スタイリングエッジに直ちに続く冷却領域に導かれ るが、この冷却領域は積極的冷却領域か受動的冷却領域のどちらかで、外部ソー スからエネルギーを供給されることなく動作可能であることが望ましい。この装 置では、スタイリングエッジを離れると、髪は更に加熱されることなく直ちに冷 却され、得られたカールやウェーブがより長く持続するという付随的利点がある 。 スタイリングエッジの本質的弧状断面が、ヘアスタイリングにとっては特に有 利である。特に、この弧状断面は、成形される毛がよりかかって(over)引っ張 られる一定半径の円の弧という形式でもよいが、多角形断面がほぼ弧状とみなせ る点を考慮すると、断面が多角形又は類似のスタイリングエッジを使用すること も有利に可能である。 スタイリングエッジの特に有利な形状において、0.1mmより大きい半径、 特に0.5mmから5mmにあるものが推薦される。もちろん、この形状は、円 弧形状が単にそれ自体として対応半径に付随するばかりか、半径に匹敵し得る0 .1mmより寸法の大きい多角形や類似形状を包含することを必要とする点が理 解されるであろう。例えば0.5mm径のスタイリング補助具(aids)は小径カ ールを生じさせるが、例えば3mm径は大径カールを作り出す。5mmを越える 径のスタイリングエッジは、カールを作らず、むしろ、髪にウェーブを創る。0 .1mmより大きい径でスタイリングエッジを提供することにより、髪に損傷を 生じさせることなく復元可能な髪成形機能が有利に達成されるが、例えば鋭いス タイリングエッジが使用された場合、髪に損傷が生じてしまう。 本発明の更なる特徴において、スタイリングエッジは整髪器具の主軸と実質的 に平行に配置される。この特徴は、実質的に直線のスタイリングエッジに基 づく。有利なことに、この特徴は、効率的かつ構造的に簡単なスタイリングエッ ジの配置を提供する。また、加圧生成手段と加熱部は、実質的に長手方向に等し く延びている。しかし、加圧生成手段および加熱部の他の形状も可能である点が 理解されよう。 スタイリングエッジの接線は、180度より小さい角度で交差するように配置 されている。一つの目的として、鈍角、例えば150度のスタイリングエッジに よりかかって引っ張られるので、髪の小さな曲げが創られる。スタイリングエッ ジが鋭角、例えば30度を有する形状では、成形される髪が、スタイリングエッ ジの表面の周りで引っ張られるので、都合良く著しい程度まで曲げられる。スタ イリングエッジの接線は、0度の角度を囲んでもよく、即ち、例えば、スタイリ ングエッジは狭い一片のシート状金属の端部に置かれ、断面が半円である場合、 それらは互いに平行に配置されてもよい。 加圧生成手段を用いて、接触圧力が成形される髪にかけられ、それは、加熱 部と加圧生成手段との間に挿入可能である。ある目的で、加熱部から空気に良好 な熱伝達が達成され、他の目的で、クランプ圧力がスタイリングされる髪にかけ られる。保持力として作用するので、このクランプ力は、使用者が髪に対して整 髪器具を動かす引っ張り力に逆らう。 スタイリングエッジ自体は、本質的に知られたスタイリングクランプとして構 成される加圧生成手段上に備え付けられてもよい。そのため、都合の良いことに 、既に備え付けられるものより整髪器具に他の手段を要しない、スタイリングエ ッジの簡単な装置が提案されている。スタイリングクランプは、ハンドル及び/ 又は加熱部に対し移動可能なスタイリングクランプとして特に構成され、それ自 体が知られた回転接合部によりハンドル部に移動自在に接合されている。 また、更なる本発明の特徴において、スタイリングエッジは加熱部上に備え られ、それは、例えばスタイリングエッジと一体的な加熱部として、構成されて もよい。そのため、これは有利なことに、必要なコンポーネント数を、髪の加熱 及びスタイリング用の単一コンポーネントだけが要求される最小限に減らす。 特別な形状において、加熱部は、楕円形、涙形状(tear-shaped)又は類似形 状の断面領域を有する。涙形状の断面領域のテーパ付き端部でスタイリングエッ ジを変化させることにより、髪の毛の様々な巻き角度が加熱部で達成でき、有利 なことに、カールの様々な形状やサイズが生じる。 本発明の更なる特徴では、別のスタイリング手段上にスタイリングエッジを備 えることが提案されている。これは、例えば特別形状のカールが望まれる場合に 都合が良い。 この特徴では、別のスタイリング手段は、加圧生成手段、特に保持クランプ及 び/又は冷却部材と都合良く連結されてもよい。その結果、これら二つのコンポ ーネントは、ハンドル部又は加熱部の取り付けに適したサブアセンブリとして構 成されてもよい。 都合の良いことに、スタイリング手段は、ロータリジョイント、特に、従来技 術で知られた髪保持用クランプに類似したスプリング負荷型ロータリジョイント によって、一端がハンドル部又は加熱部に連結されており、そのため、髪を容易 に加熱部と回転自在スタイリング手段との間に挿入することができる。 本発明の特別な実施例では、成形された髪を冷却するため冷却部材が備えられ 、その冷却部材は、特に、スタイリングエッジ領域内に配置されている。都合の 良いことに、それによって、スタイリング後の髪が冷却部材上で冷却されてカー ルを“固定させる”点で、特に持続性のあるカール形状を得ることができる。 加熱部、スタイリングエッジ及び/又は冷却部材を、互いに本質的に平行に配 置することにより、これらのコンポーネントを互いに密接な空間関係で都合良く 配置することができる。したがって、これにより、スタイリングされる髪がスタ イリングエッジによりかかって加熱部から冷却部材に移動する長さは短くなり、 カールのセットは良好になる。 加熱部及び冷却部材を互いに比較的間隔の開いた関係で配置することにより、 整髪器具の暖かい領域と冷たい領域は別々に供給され、2つの温度ゾーンが大い に相互影響を及ぼすことはない。 当該発明の他の特徴で、スタイリング手段と冷却部材は、互いに堅く連結され 、加熱部に対し移動自在に配置されている。これにより、都合がよいことに、ス タイリングエッジを備えたスタイリング手段は冷却部材を備えたサブアセンブリ を形成し、加熱部とスタイリング手段の間の間隙に髪の毛を容易に挿入すること が可能になる。 特定の形状において、冷却部材は熱を良好に伝導する材料、例えばアルミニウ ムや同等物で形成されるか、パラフィンが充填された中空アルミニウム体で構成 される。有利なことに、良好な冷却部材の冷却効果は、以前に加熱されたスタイ リング後の髪、すなわち、カールが“固定された”髪の効果的冷却の為に提案さ れている。 冷却効果を強化するため、熱伝導コーティング及び/又は冷却リブを備えた冷 却部材を備えることが提案される。これにより、都合の良いことに、冷却部材に よる良好な放熱が保証される。 特定の実施例において、冷却部材は積極的に冷却可能な冷却部材として構成さ れている。これは、整髪器具のハンドル部内で発生し得る、例えば冷却空気 によって達成される。また、冷却作用はペルチェ素子や同等の装置により創り出 されてもよい。これにより、以前に加熱された髪の強烈な冷却が都合良く生じ、 より持続性のあるカールが生成される。 整髪器具の他の特徴において、加熱部及び/又はスタイリング手段は、外部に スペース手段及び/又はガイド手段を備え付けてもよい。これらの手段は、特に リブとして構成され、都合の良いことに、ある目的では器具の一部を前部の周り に巻かれるようになされた髪の毛のガイドを許容するが、他の目的では、スペー ス手段として作用し、使用者が加熱部の暖かい部分に触れないようにしている。 リブは、器具の主軸を本質的に横切って配置され、2つの隣接リブの各々の間 で、加熱部及び/又はスタイリング手段の周辺にわたって延びた通路が形成され 、その通路内では、成形される髪の毛が都合良く容易に受容可能である。 整髪器具の少なくともリブは、境界リブとして備えられ、加熱部及び/又はス タイリング手段の周りにガイドされた髪の毛は、この特別なリブにより、加熱部 及び/又はスタイリング手段から滑り落ちることに備え、都合良く補強される。 整髪器具の特別な形状において、2つの最外部リブは、少なくとも、器具の主 軸を横切る平面内のスタイリング手段及び/又は加熱手段上の残りのリブを越え た領域内で突出し、境界リブとして構成されている。 リブは、少なくとも一つのコンポーネント、特に加熱部上に、弧状、波状又は 矢形状の形状で備えられるのが好ましい。このリブの形状は、この特別なコンポ ーネントの周りに導かれるようになされた髪の毛が、他のコンポーネント、特に スタイリング手段上の摩擦より大きい摩擦を受ける(experiences)点で利点が ある。この効果は、使用者が加熱部の外側に髪の毛を引けないようにする ことが意図されている。 特定の特徴において、これらのリブは加熱部上に、実質的に器具の主軸と平行 に配置されている。好都合なことに、特に、高められた摩擦抵抗のため、これが 使用者を視覚的及び機械的障害の両方に直面させ、もって、使用者が髪を加熱部 の外側を越えて引くことを防止することが意図されている。 特に有利なことに、リブ、特に器具の主軸と実質的に平行に配置される加熱部 上のリブも、器具の主軸と実質的に放射方向に配置されている。そのため、これ らのリブは、器具、特に加熱部の外面から離れて本質的に垂直方向へと伸びてい る。 最外部の2つのリブの少なくとも一つは、境界リブとして構成されており、こ の特定リブ又は2つの最外部リブは、本質的に放射方向で横たわる内部リブを越 えた領域内で少なくとも突き出ている。これにより、2つの最外部境界リブと間 に置かれる内部リブとの視覚的区別を与える、という利点がある。 特に好都合なことに、少なくとも一つの境界リブは、ハンドル部から離れた側 の境界リブの前端部より高い、ハンドル部に近い側の境界リブの後端部を備えた 翼状に構成されている。これにより、整髪器具の断面の異なる領域に対し境界リ ブを即時適用することが可能になり、境界リブのエッジ及び角部が突出すること を避けている。 本発明の特別な更なる特徴において、加熱部は、加熱ゾーンと直接隣接した少 なくとも一つの細長いリブを有し、それは、器具の主軸と実質的に平行に配置さ れ、加圧生成手段に対応した加熱部表面を少なくとも放射方向に越えた領域内で 突出している。それにより、設計及び視覚的外観において、加熱ゾーンを遮断す ること(interruption)が提案されており、加熱ゾーンと加圧生成手段の対応面 は本質的に適合形状を有し、加圧生成手段を加熱領域に直接接触させるように付 勢することができる。少なくとも一つの細長いリブによる加熱ゾー ン表面の遮断により、都合の良いことに、加熱部と加圧生成手段との間に挿入さ れた髪は曲げられ、髪は加熱部から離れて導かれる。 特に好都合なことに、本質的に凹方向に続く細長いリブで形成された少なくと も一つの外部セクションにより隣接された本質的に凸方向に中央セクションが続 くように、加圧生成手段に対応した加熱部の表面は、器具の主軸とほぼ垂直に構 成された一面を有する。そのため、加熱ゾーンから離れた髪の毛を、特に効率的 に曲げることや導くことが提案されている。 本発明の更なる特徴において、クランプは回転自在にスタイリング手段、特に 冷却部材に取り付けられている。これは、クランプの更なる移動可能性を与え、 好都合なことに、クランプと加熱部との間で調整移動が可能になっている。 この装置において、クランプのピボット軸は、加熱部及び/又は冷却部材の長 軸と実質的に平行に配置され、よって、器具の主軸とは実質的に平行になってい る。都合の良いことに、これにより、クランプはピボットピンで冷却部材内にそ の両端を回転自在に取り付けることが可能になる。これは、加熱部の全体の接触 面にわたり髪の均一な接触圧力という好都合な結果になる。 また更に、クランプは、長軸を横切る一面において見られるように、鏡面対称 で本質的に構成され、ピボット軸は対称的に当該面に存在するのが好ましい。都 合の良いことに、これにより、クランプは対称面のどちら側に対しても均一な回 転自在の動きを行うことができる。 本発明の特定形状において、主軸に対し垂直な平面内で実質的に長円、楕円、 類似の外部輪郭を有する器具、特にハンドル部を備えることが提案されている。 そのような閉ざした貝の形状は、良好にハンドルが使用者の手に載り、整髪器具 がその長軸を中心として回転すると使用者に不快感を感じさせるという利点を生 じる。ハンドル部の当該形状は、この器具の新規なマニピュレーションを 更に支持することが意図されており、それは、当該器具が長軸の周りを回転する というより使用者の頭皮から直線運動を利用して引っ張る点で、公知の整髪器具 とは顕著に異なる。 更なる特徴において、実質的に器具の主軸に沿って、ハンドル部の前端部領域 の断面領域より小さい断面の実質的に一定の領域を、スタイリング手段と加熱部 に備えることが提案されている。都合の良いことに、これによって、一端に加熱 部及びスタイリング手段を有する髪処理部と、他端のハンドル部との間で明確な 分離が生じる。更に、ハンドル部の広い表面積は、使用者に良好な堅固で確実な グリップを与える。 ハンドル部の断面領域は、前部から後部のハンドルの自由端へ連続して減少し ており、これによっても、使用者は器具を、より快活に疲労が少ない把持力で扱 うことができる。 当該発明の特定の更なる特徴において、それぞれが少なくとも一つの、特別に は2つのスタイリングエッジを有する2つのスタイリングエレメントには、スタ イリングされる髪を受容して導く為にクランプ領域を形成するスタイリングエレ メントの対向面が備えられている。この装置において、加熱ゾーンは、2つのス タイリングエレメントの少なくとも一つに、クランプ領域内で備えられている。 実質的に対称的な形状のため、これが都合良く、器具のマニピュレーションを特 に容易にする整髪器具を提供する。スタイリングされる髪の毛は、どの側部から も2つのスタイリングエレメント間のクランプ領域に挿入可能であり、どのスタ イリングエッジの回りでも引っ張ることが可能である。従って、使用者による器 具の正確な運転は自動的に保証され、すなわち、スタイリングされる髪の毛は最 初に加熱され、それから加熱された髪の毛はスタイリングエッジでスタイリング され、その後、冷却ゾーンで冷やされる。 特定の特徴において、2つのスタイリングエレメントの内、少なくとも最初 の一つは、加圧生成手段として構成され、移動自在にハンドル部、特に第2のス タイリングエレメントに関し回転自在に取り付けられている。これは、スタイリ ングされる髪を、対応したスタイリングエレメントに付勢する移動可能なスタイ リングエレメントを一つだけ要するにすぎない、という利点を有する。 都合の良いことに、2つのスタイリングエレメントの少なくとも最初のものが 加熱ゾーンを有し、よって、直接加熱可能な加熱部として構成されている。従っ て、一つの加熱素子が必要であるにすぎないから、整髪器具の低価格版が提案さ れる。例えば、2つのスタイリングエレメント内に、第1及び第2スタイリング エレメントと第2スタイリングエレメントを直接加熱する加熱素子を備えること により、スタイリングされる髪に熱を素早く導入することが達成される。 特定の更なる特徴において、第2スタイリングエレメントは熱伝導材料で形成 され、それは、第1の直接加熱可能なスタイリングエレメントに付勢されて接触 した後、間接的に第1スタイリングエレメントからの熱接触により加熱可能であ る。これにより、都合の良いことに、第2スタイリングエレメントにおける直接 的かつ積極的な加熱の必要性はなくなる。両方のスタイリングエレメントは、比 較的短時間に暖かくなり、クランプ領域内に挿入された髪の毛は両側から均一に 加熱される。 加熱ゾーンから遠い外側にて、スタイリングエレメントは冷却ゾーンを有し、 単一のスタイリングエレメントは、冷却ゾーンと同様にスタイリングエッジを加 熱ゾーンに合体させている。そのため、整髪器具の、特に空間的節約解決法が提 案されている。 冷却ゾーンは、積極的又は消極的に冷却可能な冷却部材で構成されており、そ れは、加熱ゾーンと冷却ゾーンとの間の、カール又はウェーブ設定に必要な温度 差を保証するものである。 スタイリングエレメントの加熱部と冷却部材との間で、例えば断熱材として構 成された熱的減結合装置(a thermal decoupling arrangement)が備えられてい る。これにより、最小の取り付け空間内に、必要な温度勾配を実現している。 有利なことに、2つのスタイリングエレメント間のクランプ領域は、器具の主 軸に対し本質的に平行な方向で伸びる平面スロットとして構成されている。クラ ンプ領域の、この実質的に対称的な形状を用いて、一方では髪を介して器具を引 っ張る方向と無関係に、他方では当該軸回りで器具の回転方向と無関係に、髪と スタイリングエレメント間で一定の摩擦抵抗を確実にする。 器具の主軸に対し実質的に垂直に延びる平面内で、スタイリングエッジは、そ れぞれが、スロット端部及び/又は両方のスタイリングエレメントに配置される 。 従って、整髪器具の幾何学的形状は、髪の中で器具が移動する方向および器具 の回転方向とは無関係に、成形される髪において永続性のあるカールやウェーブ の作成するという所望の効果を生み出す。 独立発明でもよい本発明の特定実施例において、特に本発明の整髪器具を使用 し、髪が加熱ゾーンで加熱され、冷却ゾーンで冷却され、スタイリングエレメン トで成形される、髪のスタイリング方法が提案されている。本発明によると、ス タイリングされる髪の毛は、最初に加熱ゾーンで加熱され、加熱された髪の毛は 、その後、スタイリングエッジとして構成されたスタイリングエレメントで成形 され、そのように成形された髪の毛は後に冷却ゾーンで冷やされる。 カールを成形するためには、加熱された髪と当該発明のスタイリングエッジと の間で相対的運動が生じる必要がある。知られている髪のスタイリング方法にお いて、加圧生成手段と加熱手段との間でクランプされるのは慣例的に髪の 自由端であり、髪の端部から根元レベルへの移動、習慣的には髪巻き部への髪の 巻き付けが続く。それとは対照的に、本発明の方法は、根元レベルから髪の自由 端に移動することが提案され、加熱された髪は、移動中、スタイリングエッジに よりかかって(over)引っ張られる。本発明の本質的な態様は、加熱された髪が 、加熱ゾーンを離れると直ちに当該発明のスタイリングエッジ上で成形される点 であり、これは、髪がスタイリングエッジ上で曲げられスタイリングエッジによ りかかって−張力の下で−ぴんと張られることにより達成される。そのように成 形、特にカールやウェーブされた髪は、その後、スタイリングエッジに直ちに続 く冷却ゾーンで冷却されるが、この冷却ゾーンは積極的又は消極的、即ち、外部 ソースからエネルギーを供給することなく動作可能である。これが存在するので 、髪はスタイリングエッジを離れると直ちに冷却され、更なる加熱に晒されるこ となく、より永く持続するカールやウェーブが引き立って作り出される。 有利なことに、髪は加熱ゾーンで少なくとも成形温度まで加熱されるが、その 成形温度は、髪における相対湿度が約30%、およそ120℃に相当するガラス 温度Tgとしても言及されている。 髪において必要な張力を生み出す為、髪は加圧生成手段と加熱部間に挿入され 、その結果、クランプ力は成形される髪に働き、加熱された髪がスタイリングエ ッジの周りで引っ張られるとき髪の細長い側部が引き伸ばされる。これにより、 都合の良いことに、持続性のあるカールが髪に成形される。この方法では、髪が 引き伸ばされる量が大きい程、カール効果は大きくなる。また更に、作り出され たカールやウェーブのタイプや大きさは、大きさ、特に髪巻き部の径に依存せず 、むしろ、スタイリングエッジ上で引き起こされた髪の片側の引き伸ばしだけ、 という点で、ここに提案された方法では有利である。その方法において、スタイ リングエッジに近い髪の細長い側部、すなわち、スタイリングエッジによりかか り直接引っ張られる髪の特定の側部は、圧縮力の対象にあり、そのため、髪の反 対側の細長い側部に生じる張力を支えるものである。 本発明の特に有利な実施例において、スタイリングエッジから離れて面する髪 の細長い側部は、少なくとも1%だけ引き伸ばされる。これが、髪巻き部の直径 とは無関係に、髪にカールを添える効率的手段である。髪が約30%より低い量 まで引き伸ばされるときに受ける変化は、都合の良いことに完全に復元可能であ り、従って、スタイリングエッジ上で引き伸ばされるとき髪に対する損傷の危険 性は避けられる。 加熱部に近い髪の細長い側部は、スタイリングエッジによりかかって引っ張ら れ、スタイリングエッジ上で引き伸ばされ、使用者に望まれるカールが引き立っ て生じる。 代替え的に、加熱部から離れて面する髪の細長い側部がスタイリングエッジ上 で曲げられて引き伸ばされることも可能である。従って、都合の良いことに、こ れも髪のカール形成を許容するものである。 良好なカール形成のため、髪はぴんと引っ張られた状態でスタイリングエッジ によりかかって引っ張られる。これは、髪が加圧生成手段と加熱部との間でクラ ンプされ、もって、保持力が髪にかけられることにより達成される。これにより 、髪に対し整髪器具を動かす際に使用者が発生させた引っ張りと保持力とが中和 する。この、ぴんと張られた髪の状態は、有利にカール形成に資する(is condu ctivc)。 スタイリングエッジの髪の移動方向下流側、すなわち、は、スタイリングエッ ジの移動方向上流側、すなわち、スタイリングエッジを離れるときの髪の移動方 向は、スタイリングエッジに達する前の移動方向と同一方向又は反対方向である 。スタイリングエッジの上流又は下流と同一の移動方向は、髪の、より均一で、 有利に低い引っ張りを許容し、スタイリングエッジ上を髪が移動される方向の曲 げは、より大きな引っ張りを必要とし、有利に堅いカールを生み出 す。 本発明の特定実施例において、冷却部材に沿ってカールされた髪を移動、特に 引っ張ることにより引き伸ばした後、髪を冷却することが提案されている。これ により、カールは“固定(freezing)”によって良好に設定される。 引き伸ばされた髪の細長い側部が冷却部材から離れて対面し、この位置で冷却 部材の周りで引っ張られることで、特に良好なスタイリング結果が得られる。 スタイリングされる髪に対するスタイリングエッジの相対速度により、カール の形状は変化する。従って、髪に対しスタイリングエッジを遅い動作で器具を導 くことにより堅いカールが都合良く生み出されるが、急速に導く動作が適用され て大きなカール(generous curl)を生み出される。 冷却部材の表面温度は、85℃以下であり、それにより、持続性のあるカール が引き立って得られる。人間の髪の形成温度は髪における相対湿度が約30%で 約120℃であるから、85℃以下の冷却部材の表面温度は、以前に作り出され たカールがそれらの形状を十分良好に保持することを確実にするのに十分な温度 格差を提供するものである。 本発明の方法は、都合の良いことに、ストレートヘアが、従来方法に必要な巻 き部を利用することなく、ほぼ髪の根元レベルから先端部に効率良くカールされ ることを可能にする。更に、この方法で得られる髪の形成操作は復元性がある。 当該方法の特に有利な応用では、2つのスタイリング部材の間のクランプ領域 に髪が導入されること、器具が後に主軸を中心として、髪の少なくとも一部が冷 却部材と係合するまで、どんな方向でも回転すること、整髪器具が最終的に使用 者の頭から離され、加熱された髪がスタイリングエッジ上で成形され、 それで、そのようにスタイリングされた髪が冷却部材上で冷されること、が提案 されている。2つのスタイリングエレメントを有する器具が使用される場合、カ ールやウェーブのスタイリング成果は、器具がその主軸回りに回転する方向とは 無関係である。 使用者は、スタイリングの為、どの側部から髪の毛をクランプ領域に挿入して もよく、整髪器具をその主軸の周りに、どの方向に回転してもよく、加熱された 髪は、スタイリングエッジ上でスタイリングされ、後で冷却部材上で冷やされる 。 更なる本発明の特徴、利点、応用可能性は、添付図面で、より詳細に示された 実施例の後の説明から明らかになるであろう。説明され、更に/又は図解で表示 された、どんな単一の特徴や単一の特徴の、いかなる組合せでも、クレームやそ れらの背景における、それらの概要に拘わらず、本発明の主題を形成することが 理解されよう。 図面において、 図1は、本発明のスタイリングエッジを有する加熱部と加圧生成手段と、スタ イリングされる髪の毛の断面図である。 図2は、加熱部とスタイリングされる髪の毛の図であり、加熱部は上部に一体 的に形成されたスタイリングエッジを有する。 図3は、図1と類似した装置であるが、追加の冷却部材を備える。 図4は、図1の詳細部4の拡大図である。 図5は、ハンドル部と加熱部を示す整髪器具の底面図である。 図6は、スタイリング手段を示す、図5の整髪器具の側面図である。 図7は、図6の整髪器具の上面図である。 図8は、図6のライン108に沿って切断したハンドル部の拡大断面図である 。 図9は、図6のライン109に沿って切断したハンドル部の拡大断面図であ る。 図10は、図6のライン110に沿って切断した加熱部とスタイリング手段の 拡大断面図である。 図11は、整髪器具の斜視図である。 図12は、図11の整髪器具の底面図である。 図13は、翼形に構成された境界リブを有する整髪器具の斜視図である。 図14は、図10の表示内容と似ているが、開放位置のスタイリング手段と加 熱部の断面図である。 図15は、本質的に対称形状の2つのスタイリングエレメントの断面図である 。 図16は、図15の表示内容と似た2つのスタイリングエレメントを有するス タイリング手段の斜視図である。 本発明の整髪器具(図1)は、例えば円筒加熱部6と加圧生成手段、特に、図 示されていないスプリング手段により加熱部6に付勢された髪保持クランプ8か ら構成されている。根元レベル14から始めて、スタイリングされる髪の毛2は 加熱部6とクランプ8の間に挿入され、加熱部6は2つのコンポーネント間の接 触面12に沿って髪の毛を形成温度に加熱する。その一端で、クランプ8は、毛 2が引っ張られる細長いスタイリングエッジ10を有する。使用者が整髪器具を 引っ張り方向16に動かすと、加熱された毛2は加熱部6とクランプ8との間の 空間を通って引き抜かれ、接触面12を離れると、毛2はクランプ8のスタイリ ングエッジ10上で曲げられ(deflected)、これが根元レベル14から先端ま で、髪の毛2をカールへと成形する。 本発明の整髪器具の他の実施例(図2)は、断面が実質的に涙形状の細長い加 熱部20を備える。その細長い側部で、この加熱部20はスタイリングエッジ2 4を有する。成形される髪の毛2は、加熱部20の接触面22を通って根元レベ ル14から加熱され、移動方向26に加熱部20を動かす使用者により整髪器具 24上で曲げられる。これを達成するには、加熱に必要な接触面22 上で房2に接触力を与えるため(to experience)、使用者は髪の毛2を引っ張 り方向28に張力をかける必要がある。 それらの形状を特に良好に保持するカールは、そのカールを成形後に冷却部材 上で冷やし、カールを“固定すること”によって創られる。このため、スタイリ ングエッジ10を有するクランプ8と加熱部6を備える図1の表示により構成さ れた整髪器具が利用されている。この形状において、図3に示されるように冷却 部材30はクランプ8の上方に配置され、図示されていない連結によりクランプ 8に取り付けられてもよい。クランプ8と冷却部材30は組み合わされてスタイ リング手段31を形成する。冷却部材30は、断面が半円になっており、冷却作 用を強化するため、その上部弧状領域に冷却リブ32が装着されてもよい。この 装置において、冷却部材30は、加熱部6とクランプ8に平行な長手方向に等し く伸びている。移動方向34における整髪器具の動きは、最初に、接触面12上 の毛2の加熱、それから、スタイリングエッジ10上で曲げ、後に、冷却部材3 0上で冷やすことを包含する。 髪の毛(図4)は、クランプ8により接触面12の領域内で加熱部6に付勢さ れ、加熱部6が移動方向16に動かされると、スタイリングエッジ10の周りで 引っ張られる。その処理において、髪の毛2は、スタイリングエッジ10を備え るクランプ8の次の端部領域にわたり輪が作られる。カールが形成されるために 成形される髪の毛2のスタイリング成果に対して決定的なのは、特に、スタイリ ングエッジ10の半径36である。髪が成形中に荒廃、特に切れることを避ける 為、およそ0.1mmの最小半径を持たなければならない。髪の毛2は、図4に 示されるように、およそ直角にスタイリングエッジ10の周りに巻き付けてもよ いが、スタイリングエッジ10に対する髪の毛2の巻き付け角度は、90度より 大きくても小さくてもよく、意図したスタイリング成果、すなわち、小さいか大 きい径のカールが作られるか、に依存する。 髪の毛2がスタイリングエッジ10の周りで引っ張られると、加熱部6に近 い髪の細長い側部38は、引っ張り応力に晒されるが、加熱部6から離れて面す る髪の細長い側部40は圧縮応力に晒される。この髪の長さの変化の違いがカー ルを生み出す。 本発明の整髪器具50(図5,6,7)は、実質的にハンドル部54,加熱部 52,スタイリング手段72を備える。ハンドル部54は、順番に、主軸70の 周りに対照的に配置された中央グリップシェル64、前カバー62,端部キャッ プ66から組み立てられている。制御部68は、ハンドル部の上側部と下側部に に備えられている。前カバー62と先端部56との間には、加熱部52にリブ5 8が備えられており、各々の二つの隣り合ったリブは、これらの間で円周溝59 を形成している。 スタイリング手段72のリブ76は、主軸70に対し実質的に垂直に配置され るが、加熱部52のリブ58は、先端部56の方向を指す矢状の形状である。細 長い起伏部60は、加熱部52とスタイリング手段72との間の分割線に近い加 熱部52上に配列されている。 スタイリング手段72の最前部および最後部リブは、少なくとも、加熱部52 の方向における領域内で、スタイリング手段72を越えて突き出た境界リブ78 として構成されている。 図6の切断面108,109,110は、次図を参考に、以下に説明される。 端部キャップ66の付近で取られた切断面108(図8)は、ハンドル部54の 長円形状を示している。この位置で、グリップシェル64は、前カバー62の付 近より小さい断面積を有する。簡略化のため、グリップシェル64に内蔵された 部品は、示されていない。上部側部とハンドル部54の上側部と下側部に備えら れているのは、スタイリング手段の操作と同様に、器具の起動と遮断を行う為の 制御部68である。 図6のライン109に沿って取られた切断面において、グリップシェル64( 図9)は切断面108より大きな断面積を示し、この領域はハンドル部の後端部 からハンドル部の前カバーで漸進的に増加している。 図6のライン110に沿って取られた切断面(図10)は、下部加熱部52と 上部スタイリング手段72を示している。加熱部52はリブ58で囲まれ、この リブ58は、円周方向に本質的に伸び、放射方向(radial direction)では、ピ ン80により加熱部52の内部領域と連結されている。スタイリング手段72は 、冷却部材82と、少なくともその領域で冷却部材82を囲む境界リブ78とか ら構成されている。加熱部52と冷却部材82との間に配置されているのは、ク ランプ84の形式の加圧生成手段である。 このクランプ84は前端部と後端部を有し、ピボットピンで冷却部材82に回 転自在に取り付けられている。この装置において、ピボット軸86は、加熱部5 2とスタイリング手段72の対称面内に存在する。スタイリングエッジ88は、 弧状クランプ84の2つの横の端部にて認識できる。 整髪器具50(図11)は、本質的に後部ハンドル部54と、加熱部52及び スタイリング手段72に小分けられるようになされた前部90とから構成されて いる。後端部において、加熱部52は堅くハンドル部54に連結されているが、 スタイリング手段72の後端部は、ハンドル部54が回転自在に装着されている 。器具50の上側部にある制御部68の操作において、加熱部52とスタイリン グ手段72との間の分割線74は、成形される髪が心地よく受容されるくさび形 開口を提供するのに十分な量だけ開いている。髪を成形するため、スタイリング 手段72は、制御部68によって加熱部52まで回転して戻り、その間に捕捉さ れた髪を加熱部52の上側部に付勢させる。スタイリング手段72の境界リブ7 8は、歯形状でスタイリングエッジ88を越えて伸び、そのため、成形される髪 を、外側にリブが備えられたスタイリング手段72の領域内に保持する。整髪器 具50の使用において、成形される髪は、そのため、加 熱部52とスタイリング手段72との間の空間を通って引き抜かれ、それから、 スタイリングエッジ88で曲げられ、スタイリング手段72の外側によりかかり 導き戻される。 図5から図10に示されたリブ58の形状の代替案において、加熱部52(図 12)はその外側に細長いリブ92を備えている。これらは、器具の先端部56 と前カバー62との間に配置され、使用者が整髪器具の前部90の周りに髪の毛 を巻き付けることを防止することが意図されている。 図12の表示内容と同様に、加熱部53(図13)は、下方外側で細長いリブ 92を有する。細長いリブ92の最上部のものは、高さを変更する翼形境界リブ 98として構成されている。器具の先端部56に近い、その前端部100にて、 リブ98は、器具の前カバー62に近い後端部102より高さが著しく低くなっ ている。整髪手段72は、ハンドル部54と同様、図11,図12の表示内容と 実質的に対応している。その高さの違いにより、境界リブ98は先端部56と前 カバー62との間の空間内に一体化され、リブ98の角もエッジも器具の外部輪 郭を越えて突き出ていない。 加熱部53とスタイリング手段72(図14)は、スタイリングの為、これら 二つのコンポーネント間の空間内に髪の毛を挿入できる開放状態で示されている 。この形状のスタイリング手段72は、本質的に、図10に示されるスタイリン グ手段として、同一コンポーネントから構成され、従って、スタイリングエッジ 88を備えたクランプ84と冷却部材82を含む。対照的に、加熱部53は、そ の下部に一連の細長いリブ92を有し、それらは、加熱部53から離れて外側に 向かって本質的に放射方向に伸びている。2つの外側の細長いリブは、境界リブ として構成され、残りのリブ92を越えて放射方向外側に突き出ている。加熱ゾ ーンを形成する加熱部53の上側部のどちらかの側に、器具の主軸に対し実質的 に平行に延び、少なくともその領域内で放射方向に加熱ゾーンの上面を越えて突 出する、細長いリブ104が示されている。加熱部53 の上側部は、本質的に3つの異なる断面に小分けされ、それは、実質的に凸状式 に延びる第1中央断面を含む。2つの外側にある、本質的に凹状断面105,1 07は、中央断面の両側に隣接して延びている。髪の毛が、成形のため、加熱部 53とスタイリング手段72との間の空間内に置かれ、スタイリング手段72が 加熱部53の上側部にクランプ84の底面で付勢されると、成形される髪の毛は 2つの細長いリブ104を通ってスタイリングエッジ88の周りに導かれ、その ため、加熱部53から離れて外側に向く。その結果、成形される髪の毛は、必然 的に冷却部材82の上方へと、スタイリングエッジ88の周囲に供給される。 スタイリング手段140の他の実施例(図15)は、本質的に平面スロット1 32により互いに分離された、本質的に対称形状のスタイリングエレメント11 2、114を備える。この実施例では、2つのスタイリングエレメント112, 114は、整髪器具の主軸136の周りに対照的に配置されてもよい。各スタイ リングエレメント112,114は、加熱部116,118と、放射方向外側で 隣接した冷却部材120,122を備えている。2つの加熱部116,118の 内の少なくとも一つが、加熱素子により直接加熱される必要がある。反対側の第 2スタイリングエレメントは、第1加熱部からの接触熱により間接的に、あるい は別個の加熱素子により直接的に、加熱されてもよい。 スタイリングエッジ124,128と126,130は、それぞれが、スロッ ト132の2つの正反対端部で各加熱部116,118に備えられている。これ により、髪の毛は、スタイリングのために一方の端部からスロット132内に挿 入され、加熱される。加熱後、スタイリング手段140はおよそ90度から18 0度、その主軸136の周りに回転され、髪の毛は2つの冷却部材120又は1 22の一つの外部に係合する。これにより、器具は、簡単かつ安全に、その回転 方向や移動方向とは無関係に操作される。スタイリングエレメント114の冷却 部材122から加熱部118を熱的減結合(thermal decoupling)するため、2 つのコンポーネント間に断熱材134を備えることが 提案されている。 本質的に対称形状の、図15に示されたタイプのスタイリング手段は、図16 の斜視図で示されている。断片が示されたハンドル部138は、その付近に、2 つの実質的に類似したスタイリングエレメント112,114から構成されたス タイリング手段140を有する。この形状において、上部のスタイリングエレメ ント112は、加圧生成手段として構成され、ハンドル部138の上側部の制御 部144に連結されており、スタイリングエレメント114に対し回転自在にな るようにスタイリングエレメント112がハンドル部138に取り付けられてい る。スタイリングエレメント112,114の両方とも、それぞれが各スタイリ ングエッジ128,130を備えた加熱部を備え、スタイリングエッジ128, 130は、整髪器具の主軸に対し本質的に平行に延びている。正反対の関係でス タイリングエレメント112,114の2つの加熱部と隣接するのは、2つの冷 却部材120,122である。これらの冷却部材は、成形される髪をガイドする 為に、これらの反対側外側部に、それぞれ連続した横リブ142を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CZ,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ユング,ロベルト ドイツ フリートベルク デー―61169 グラーベンストラッサ 4 (72)発明者 ケルン,ハインツ ドイツ ケーニッヒスタイン デー― 61462 アム ヴィーゼンホフ 7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ハンドル部、髪を加熱するための加熱ゾーンを備えた加熱部、冷却ゾーン、 髪をスタイリングする為のスタイリングエレメントを有する整髪器具において、 スタイリングエレメントはスタイリングエッジ(10,24,88)として構 成され、スタイリングエッジ(10,24,88)は加熱ゾーンの下流側に備え られ、スタイリングエッジ(10,24,88)の下流側には冷却ゾーンが備え られ、成形される髪の毛は加熱ゾーンで加熱可能であり、加熱された髪の毛はス タイリングエッジ(10,24,88)上で成形可能であり、成形された髪の毛 は冷却ゾーンで冷却可能であることを特徴とする、整髪器具。 2.スタイリングエッジ(10,24,88)は、弧状断面、特に円弧形状又は 多角形又は類似形状の断面を有することを特徴とする、請求項1記載の整髪器具 。 3.スタイリングエッジ(10,24,88)は、0.1mmより大きい、特に 、0.5mm及び5mm間の半径を有することを特徴とする、請求項1又は2記 載の整髪器具。 4.スタイリングエッジ(10,24,88)は、加熱部(6,20,52)及 び/又は加圧生成手段(8)の主軸に対し実質的に平行に配置されていることを 特徴とする、請求項1,2又は3記載の整髪器具。 5.スタイリングエッジ(10,24,88)の接線は、180度より小さい角 度で交差することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の整髪器 具。 6.加圧生成手段(8,84)は、成形される髪に接触圧力を発生させ、髪は加 熱部(6,20,52)と加圧生成手段(8,84)との間に挿入可能であ ることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の整髪器具。 7.スタイリングエッジ(10,24,88)は加圧生成手段(8,84)上に 備えられ、前記加圧生成手段(8,84)はスタイリングクランプ、特にハンド ル部に対し移動可能なスタイリングクランプとして、構成されていることを特徴 とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の整髪器具。 8.スタイリングエッジ(24)は、加熱部(20)上に備えられていることを 特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の整髪器具。 9.加熱部(6,20,52)は、長円、涙形状又または類似の断面形状である ことを特徴とする、請求項8記載の整髪器具。 10.スタイリングエッジ(10,24,88)は、別個のスタイリング手段上 に備えられていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の整 髪器具。 11.スタイリング手段は、加圧生成手段、特に保持クランプ(8)に連結され ていることを特徴とする、請求項10記載の整髪器具。 12.スタイリング手段は、移動自在にハンドル部又は加熱部(6)に取り付け られており、その一端はハンドル部又は加熱部(6)にロータリジョイントで連 結されていることを特徴とする、請求項10又は11記載の整髪器具。 13.成形された髪を冷却する為の冷却部材が備えられ、前記冷却部材(30) はスタイリングエッジ(10)の領域内に配置されていることを特徴とする、請 求項1乃至12のいずれか一項に記載の整髪器具。 14.スタイリングエッジ(10)と冷却部材(30)は、本質的に互いに平 行に配置されていることを特徴とする、請求項13記載の整髪器具。 15.加熱部(6)と冷却部材(30)は、互いに相対的に間隔が開けられて配 置されていることを特徴とする、請求項13又は14に記載の整髪器具。 16.スタイリング手段及び冷却部材(30)は、互いに堅く連結され、加熱部 (6)に対し移動自在に配置されていることを特徴とする、請求項13乃至15 のいずれか一項に記載の整髪器具。 17.冷却部材(30)は、熱を良好に伝導する材料、例えばアルミニウムや類 似の材料で形成されるか、パラフィンで充填された中空アルミニウム体で構成さ れていることを特徴とする、請求項13乃至16のいずれか一項に記載の整髪器 具。 18.冷却部材(30)は、熱伝導性コーティング及び/又は冷却用リブ(32 )を備えていることを特徴とする、請求項13乃至17のいずれか一項に記載の 整髪器具。 19.冷却部材(30)は、例えば、冷却空気、ペルチェ素子又は類似装置によ り、積極的に冷却可能であることを特徴とする、請求項13乃至18のいずれか 一項に記載の整髪器具。 20.加熱部(52)及び/又はスタイリング手段(72)は、ガイド及び/又 はスタイリング手段(72)、特に外側でリブ(58,92)を備えていること を特徴とする、請求項1乃至19のいずれか一項に記載の整髪器具。 21.リブ(58)は、本質的に器具(50)の主軸(70)を横切って配置さ れること、更に/又は2つの隣接したリブ(58)の間に円周溝(59)が形成 されていることを特徴とする、請求項20記載の整髪器具。 22.少なくとも一つの境界リブが備えられていることを特徴とする、請求項2 0又は21に記載の整髪器具。 23.2つの最外部リブは、境界リブ(78)として構成され、器具(50)の 主軸(70)を横切る面において、少なくとも、残りのリブ(76)を越えた領 域内で突き出ていることを特徴とする、請求項22記載の整髪器具。 24.リブ(58)は、少なくとも一つのコンポーネント、特に加熱部(52) 上に、弧状、波状、矢形状の形状で、備えられていることを特徴とする、請求項 1乃至23のいずれか一項に記載の整髪器具。 25.リブ、特に加熱部(52)上のリブ(92)は、器具(50)の主軸(7 0)に対し実質的に平行に配置されていることを特徴とする、請求項1乃至24 のいずれか一項に記載の整髪器具。 26.リブ(92)は、器具(50)の主軸(70)から離れて実質的に放射方 向に伸びていることを特徴とする、請求項25記載の整髪器具。 27.2つの最外部リブの少なくとも一つは、境界リブとして構成され、本質的 に放射方向で、少なくとも、その間に横たわる内部リブを越えた領域内で突き出 ていることを特徴とする、請求項25又は26に記載の整髪器具。 28.ハンドル部(54)より遠い側の境界リブの端部より高い、ハンドル部( 54)に近い側の境界リブの端部を備え、少なくとも一つの境界リブは翼形で構 成されていることを特徴とする、請求項27記載の整髪器具。 29.加熱部(52)は、加熱ゾーンと直接隣接して少なくとも一つの細長いリ ブを有し、そのリブは、器具の主軸と実質的に平行に配置され、少なくとも、 加圧生成手段(84)と対応した加熱部(52)の表面を放射方向に越えた領域 内で、突き出ていることを特徴とする、請求項1乃至28のいずれか一項に記載 の整髪器具。 30.加圧生成手段(8,84)と対応した加熱部(6,20)の表面は、器具 の主軸に対し本質的に垂直に構成された一面を有し、本質的に凸方向に従う中央 断面を形成し、本質的に凹方向に従う少なくとも一つの外側断面により隣接され ていることを特徴とする、請求項29記載の整髪器具。 31.クランプ(84)は、スタイリング手段(72)、特に冷却部材(82) 上に回転自在に取り付けられていることを特徴とする、請求項1乃至30のいず れか一項に記載の整髪器具。 32.クランプ(84)のピボット軸(86)は、冷却部材(82)及び/又は 加熱部(52)の細長い軸に対し実質的に平行に配置されていることを特徴とす る、請求項31記載の整髪器具。 33.クランプ(84)は断面が本質的に鏡面対称に構成され、ピボット軸(8 6)が好ましくはクランプ(84)の対称面(87)に存在することを特徴とす る、請求項1乃至32のいずれか一項に記載の整髪器具。 34.器具(50)、特にハンドル部(54)は、その主軸(70)に対し直交 する平面内で実質的に長円、楕円又は類似の外部輪郭を有することを特徴とする 、請求項1乃至33のいずれか一項に記載の整髪器具。 35.加熱部(52)とスタイリング手段(72)は、主軸(70)に沿った断 面の実質的接触領域を備え、この断面領域はハンドル部(54)の前端(94) の断面領域より小さいことを特徴とする、請求項1乃至34のいずれか一項に記 載の整髪器具。 36.ハンドル部(54)の断面領域は、前部から後部自由端(96)に連続し て減少することを特徴とする、請求項1乃至35のいずれか一項に記載の整髪器 具。 37.それぞれが少なくとも、一つの、特別には2つのスタイリングエッジ(1 24,126)を有する2つのスタイリングエレメント(112,114)が、 成形される髪を受容及びガイドする為に、クランプ領域を形成するスタイリング エレメント(112,114)の対向面を備えていることを特徴とする、請求項 1乃至36のいずれか一項に記載の整髪器具。 38.少なくとも第1スタイリングエレメント(112)は、加圧生成手段とし て構成され、第2のスタイリングエレメント(114)に対し、移動自在、特に 回転自在に、取り付けられていることを特徴とする、請求項37記載の整髪器具 。 39.少なくとも一つのスタイリングエレメント(114)が、直接加熱可能な 加熱ゾーンを有する加熱部を有することを特徴とする、請求項37又は38記載 の整髪器具。 40.第2スタイリングエレメント(112)は、第1のスタイリングエレメン トからの接触熱によって間接的に加熱可能な熱伝導材で形成されていることを特 徴とする、請求項39記載の整髪器具。 41.スタイリングエレメント(112,114)は、加熱ゾーンから遠く離れ た側部に冷却ゾーンを有することを特徴とする、請求項37乃至40のいずれか 一項に記載の整髪器 42.冷却ゾーンは、積極的又は消極的に冷却可能な冷却部材(120,12 2)のいずれかを含むことを特徴とする、請求項41記載の整髪器具。 43.熱的減結合装置、例えば絶縁体(134)が、加熱部(116,118) と冷却部材(120,122)との間で備えられていることを特徴とする、請求 項41又は42記載の整髪器具。 44.2つのスタイリングエレメント(112,114)間のクランプ領域は、 主な延長方向が器具の主軸(136)と本質的に平行である平面スロットとして 構成されていることを特徴とする、請求項37乃至43のいずれか一項に記載の 整髪器具。 45.器具の主軸(136)に対し実質的に直交して延びた平面内で、スタイリ ングエッジ(124,126,128,130)は、それぞれがスロット(13 2)の一方の端部及び/又はスタイリングエレメント(112,114)の両方 に配置されていることを特徴とする、請求項44記載の整髪器具。 46.髪が加熱ゾーンで加熱され、冷却ゾーンで冷やされ、スタイリングエレメ ントにより成形される、請求項1乃至45のいずれか一項に記載の整髪器具を使 用する整髪器具の使用方法において、 成形される髪の毛は、最初に加熱ゾーンで加熱され、そのように加熱された髪 の毛は、その後、スタイリングエッジとして構成されたスタイリングエレメント 上で成形され、そのように成形された髪の毛は、それから、冷却ゾーンでひやさ れることを特徴とする、整髪器具の使用方法。 47.髪が加熱ゾーンで少なくとも形成温度、髪内の相対湿度が約30%の、お よそ120℃に相当する形成温度で加熱されることを特徴とする、請求項46記 載の方法。 48.髪は加圧生成手段(8,84)と加熱部(6,52)との間に挿入され、 クランプ力は成形される髪に加えられ、加熱された髪はスタイリングエッジ(1 0,24)の周りで引っ張られ、当該処理中に、髪の細長い側部が引き伸ばされ ることを特徴とする、請求項46又は47記載の方法。 49.スタイリングエッジ(10,24)から離れて面する髪の細長い側部(3 8)は、少なくとも1%が引き伸ばされることを特徴とする、請求項46乃至4 8記載の方法。 50.加熱部(6)に近い、髪の細長い側部は、スタイリングエッジ(10)上 で引き伸ばされることを特徴とする、請求項46乃至49のいずれか一項に記載 の方法。 51.加熱部(20)から離れて面する、髪の細長い側部は、スタイリングエッ ジ(24)上で引き伸ばされることを特徴とする、請求項46乃至49のいずれ か一項に記載の方法。 52.ぴんと張った状態で、髪がスタイリングエッジ(10,24,88)によ りかかって引っ張られることを特徴とする、請求項46乃至51のいずれか一項 に記載の方法。 53.スタイリングエッジ(10,24,88)の下流側の髪の移動方向は、ス タイリングエッジ(10,24,88)の上流側の髪の移動方向に対し、同一方 向か反対方向であることを特徴とする、請求項46乃至51のいずれか一項に記 載の方法。 54.髪は、冷却部材(30,82)による引き伸ばしの後、冷却部材(30, 82)に沿って髪(2)を引っ張ることによって冷やされることを特徴とする、 請求項46乃至53のいずれか一項に記載の方法。 55.髪(2)の、引き伸ばされた細長い側部(38)は、冷却部材(30)か ら離れて面することを特徴とする、請求項54記載の方法。 56.髪(2)に対するスタイリングエッジ(10,24)の相対速度は、変更 可能であることを特徴とする、請求項46乃至55記載のいずれか一項に記載の 方法。 57.冷却部材(30)の表面温度は、85℃以下であることを特徴とする、請 求項46乃至56のいずれか一項に記載の方法。 58.ストレートヘアがカールされることを特徴とする、請求項46乃至57の いずれか一項に記載の方法。 59.2つのスタイリングエレメント(112,114)間のクランプ領域に髪 が導入され、その後、整髪器具は、少なくとも髪の一部が冷却部材(120,1 22)に係合するまで、どんな方向でも主軸を中心として回転され、最後に、加 熱された髪がスタイリングエッジ(124,126,128,130)上でスタ イリングされ、そのようにスタイリングされた髪が冷却部材(120,122) 上で冷やされるように、整髪器具が使用者の頭から離れて移動されることを特徴 とする、請求項46乃至58のいずれか一項に記載の方法。
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