JP4538061B2 - 固形燃料成形装置 - Google Patents

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Description

本発明は、廃プラスチックを含む古紙等から固形燃料を製造するための固形燃料成形装置に関する。
近年、環境問題が重視され、廃プラスチックや古紙等を再資源化するマテリアルリサイクルが進められている。しかし、そのためには多くの輸送費やエネルギーを要するので、これら廃プラスチックや古紙等の燃焼カロリーに着目して燃料として再利用するサーマルリサイクルが注目されている。
このような廃プラスチックや古紙等を燃料として再利用する方法の一つとして、廃プラスチック及び古紙を原料にした高カロリーの固形燃料(Refuse Paper & Plastic Fuel:以下、単に「RPF」という)にする方法がある。以下、固形燃料の一例として、このRPFを例にする。
一般的なRPFを成形する装置としては、廃プラスチック及び古紙を破砕する破砕装置と、この破砕装置で破砕された廃プラスチック及び古紙を混合して成形する成形装置とを備えている。そして、これら破砕装置と成形装置との間は、破砕装置で破砕した廃プラスチック及び古紙を一時的に貯留するホッパーや、ベルトコンベヤ等の搬送手段、成形装置に破砕物を一定量で供給する定量供給装置等を介して接続されており、それぞれ独立して駆動制御されている。
しかし、このように破砕装置及び成形装置をそれぞれ独立して駆動制御すると共に、搬送手段や供給装置を介して破砕装置と成形装置とを接続すると、成形装置の負荷に応じて廃プラスチック及び古紙の投入量を迅速に調節することが難しく、例えば、スクリューの送りで廃プラスチック及び古紙をノズルから押し出して成形するスクリュー式の押出成形装置ではオーバーロードが頻繁に発生してしまう。
そのため、搬送装置を成形装置の負荷状況に応じてON−OFF制御し、廃プラスチック及び古紙の供給量を調整する場合があるが、このように搬送手段をON−OFF制御すると、成形装置内に廃プラスチック及び古紙の存在しない部分が形成され、その結果、供給が再開されたときに廃プラスチック及び古紙が均一に混合されず、安定した固形燃料の成形ができなくなる場合がある。
そこで、このような課題を解決すべく、成形装置の負荷情報に基づいて破砕装置を駆動制御して、成形装置の負荷状況に対応した破砕処理量に調節するようにしたRPF製造設備が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−70209号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたRPF製造設備では、成形装置における負荷情報等、複数の情報に基づく制御を行っているため、各装置の制御が複雑であると共に、廃プラスチック及び古紙等の処理物を変更する場合には、その処理物に応じた制御に破砕機や成形機を個々に変更しなければならず、煩雑な作業が必要となる。
その上、上記RPF製造設備のように破砕機と成形機とを設置する場合、これら破砕機と成形機との間の搬送装置も含めて設備全体の高さが増して大型化すると共に、通常、上方に設置される上位の破砕機の上部に位置する投入口に廃プラスチックや古紙等を供給ための供給装置が必要となり、設備を設置するためには非常に大きな場所が必要となる。
一方、この種の廃棄物を処理する業者や自治体においては、廃プラスチックや古紙以外に、乾燥汚泥等の廃棄物も回収されるため、このような廃棄物も同時にサーマルリサイクルしたいという要望も高い。
しかも、このように回収される廃棄物は、地域的な条件や時期的な条件等によって回収される廃棄物の種類が異なることが多く、様々な廃棄物を混合して固形燃料化したいという要望もある。
そこで、本発明は、環境へ配慮し有効資源を固形燃料化して再利用するための装置として、廃プラスチックを含む処理物(廃棄物)を投入すれば、所定の大きさに破砕して所定の大きさの固形燃料を安定して成形できるコンパクトな固形燃料成形装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、投入口から投入した廃プラスチックを含む処理物を破砕すると共に破砕した処理物を投入側から排出側に向けて横送りする破砕部と、該破砕部で破砕した処理物を軸方向に移送する移送部と、該移送部で移送した処理物を圧縮する圧縮部と、該圧縮部で圧縮した処理物を所定温度で加熱して成形した固形燃料を開口から押し出す成形部と、を同一軸方向に備え、前記破砕部を、軸方向に複数枚の切断刃を有する剪断式に構成し、前記移送部と圧縮部とを、軸周りにスクリューを有するスクリュー式に構成すると共に、前記移送部に、前記破砕部で破砕した処理物を所定量貯める貯留部を具備させ、該貯留部に、前記破砕部における切断刃が回転可能な断面形状から前記圧縮部のスクリューが回転可能な断面形状に狭まる縮径部を具備させ、前記圧縮部のスクリュー端部に、該圧縮部で圧縮した前記処理物を更に圧縮して前記開口へ押し込む押圧平面部を具備させ、前記破砕部と移送部と圧縮部とを同一軸心の回転軸で駆動するように構成している。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「処理物」は、廃プラスチックを含む古紙や乾燥汚泥、焼却灰等の廃棄物を含む。
これにより、投入口から廃プラスチックを含む処理物(古紙等の廃棄物)を投入することにより、破砕部で複数の切断刃によって所定の大きさに破砕(切断)され(この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「破砕」は「切断」を含む)、破砕された廃プラスチックを含む処理物は、移送部のスクリューで圧縮部に移送されて圧縮部で圧縮され、この圧縮部で圧縮された処理物は成形部で加熱されて固形燃料に成形され、成形部の開口から所定形状の固形燃料として排出される。このように、廃プラスチックを含む処理物(廃棄物)を、各構成が同一軸心に配置された1台の装置で破砕して混合し、加熱して固めることにより固形燃料を成形することができる。
また、移送部のスクリューで移送される処理物が貯留部に貯められながら圧縮部に送られるので、破砕部の処理量が変動したとしても貯留部に貯められた処理物がバッファとして機能し、圧縮部に送られる処理物量の変動を抑えることができる。
さらに、貯留部から縮径部に押し込まれる廃プラスチックを含む処理物をスクリューで圧縮部に安定して押し込み、成形部の開口から安定して固形燃料を排出することができる。
また、スクリューの端部で成形部の開口に向けて処理物を大きな力で押圧できるので、開口から排出される固形燃料の品質をより安定させることができる。
さらに、前記成形部に、前記所定の開口を有するノズルを周方向に具備させ、該ノズルの排出側に、該ノズルから排出された固形燃料を所定長さで切り落す切断機を具備させ、該切断機に、ノズルから排出された固形燃料を外向きに切り落すカッタを具備させてもよい。このようにすれば、成形部から排出される固形燃料の粘性が高くても、個々のノズルから排出される固形燃料をノズル外側に向けてカッタで切断するので、切断した固形燃料同士を密着させることなく所定の大きさにすることができる。
また、前記成形部のノズル入側とノズル出側との温度を検出する温度検出器を具備させ、該ノズル入側の温度と該ノズル出側の温度とに基いて前記成形部の温度を制御する加熱器を該成形部に具備させてもよい。このようにすれば、成形部において処理物の配合に応じた温度で安定して固形燃料を成形できるので、廃プラスチック量の多い固形燃料でも安定して成形することができる。
その上、前記破砕部の切断刃を、周囲に複数の突出する刃部を備えた切断刃で構成し、該切断刃と装置本体との間に、該切断刃の回転によって前記投入口側から移送部側に向けて前記処理物を送る横送り部材を設けてもよい。このようにすれば、破砕部で破砕した処理物を切断刃の回転によって確実に移送部側に送りながら複数回破砕して、処理物を安定して細かく破砕することができる。
また、前記破砕部に複数の回転軸を平行に設け、該複数の回転軸の軸方向に前記切断刃の刃部が交互に噛合うように配設し、該刃部の配置を、切断刃の回転によって該刃部が前記投入口側から移送部側に向けて前記処理物を送る螺旋状の配置にしてもよい。このようにすれば、比較的大きな廃プラスチックを含む処理物でも切断刃の間で確実に細かく破砕して移送部側に送ることができるので、大きな廃プラスチックを含む処理物からでも安定して固形燃料を成形することができる。しかも、破砕が困難なテープ状の廃プラスチック(例えば、磁気テープ等)でも確実に細かく破砕することができ、固形燃料に成形可能な廃プラスチックの種類を広げることができる。
さらに、前記複数の回転軸を独立して駆動する駆動機を設け、該駆動機を独立して制御する制御装置を具備させてもよい。このようにすれば、処理物の種類や処理量等に応じてそれぞれの回転軸の回転数や回転方向を制御して処理物に適した処理が容易にできる。
また、前記回転軸を、前記破砕部の反成形部側に設けた複数のころがり軸受で回転自在に支持し、該回転軸の成形部側端部を所定位置に保持する片持ち支持としてもよい。このようにすれば、廃プラスチックを含む処理物を圧縮して高温で排出する成形部側の回転軸端部をころがり軸受で支持することなく成形するので、装置のメンテナンス性向上を図ることができる。
本発明は、以上説明したような手段により、廃プラスチックを含む処理物を投入すれば、破砕されて所定の固形燃料を成形することができるので、廃プラスチックを含む処理物をサーマルリサイクルすることが安定して可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る固形燃料成形装置を示す平面図であり、図2は、図1に示す固形燃料成形装置の側面図、図3は、図2に示す固形燃料成形装置のIII−III断面図、図4は、図1の固形燃料成形装置における各処理部を示す平面図、図5は、図1に示す固形燃料成形装置の成形部における平面図である。なお、以下の説明においては、図1,2に示す状態の固形燃料成形装置1の左側の投入側から右側の排出側に処理物を送ってRPF(固形燃料)を成形する例を説明する。
図1,2,4に示すように、この実施の形態の固形燃料成形装置1は、投入口2に設けられたホッパ3から投入される廃プラスチックP及び古紙U(以下、単に「処理物X」ともいう)を破砕すると共に、破砕した廃プラスチック及び古紙を混ぜながら複数回破砕して排出側(成形部側)に向けて軸方向に横送りする破砕部5と、この破砕部5で横送りされた破砕後の処理物Xを軸方向に移送する移送部6と、この移送部6で移送される廃プラスチック及び古紙が混合された処理物Xを圧縮する圧縮部7と、この圧縮部7で圧縮した処理物Xを所定温度で加熱してRPF25を成形する成形部8とが軸方向に備えられている。この成形部8で成形されたRPF25は、所定の開口9(図4)から排出側に押し出されて所定長さのRPF25となる。
上記破砕部5は、この実施の形態では、2本の回転軸10,11が平行に設けられた二軸剪断式で構成されている。装置本体12の内部には、これらの回転軸10,11が平行に設けられ、軸方向に複数の切断刃15がスペーサ16を挟んで交互に設けられている。この両回転軸10,11に設けられた切断刃15とスペーサ16とは、対向する位置では切断刃15とスペーサ16とが向き合うように配設されて外周に設けられた複数の刃部17(図3)が互いに噛合うようになっており、その側面同士は、例えば、約0.5mm程度の微小隙間を有し、剪断作用によって処理物Xを破砕するようになっている。これらの回転軸10,11に設けられた切断刃15は、上部中央から噛合うように互いに内向きに回転させられ(図3)、中央部で処理物Xを破砕するようになっている。
また、この実施の形態では、上記回転軸10,11がそれぞれ独立駆動されており、別々の減速機20を介して接続された別々の電動モータ21によって駆動されている。このように両回転軸10,11を独立駆動することにより、両回転軸10,11の回転数を異ならせて駆動したり逆転駆動することが容易に可能であり、これにより処理物Xが切断刃15の間に詰まるのを防止したり詰まりを解消したりできるようになっている。このような駆動は、例えば、インバータ制御によって両電動モータ21を独立駆動することにより行われる。この電動モータ21の制御としては、電流値の変動を監視して回転数を変化させたり逆転させるようにしてもよい。この電動モータ12の制御等は、制御装置14によって行われる。なお、この実施の形態では電動モータ21を駆動手段としているが、油圧モータを駆動手段としてもよく、回転軸10,11の駆動手段はこの実施の形態に限定されるものではない。
さらに、図2に示すように、この実施の形態では、装置本体12の下部の軸方向に2個の排出口22,23が設けられている。破砕部5の下部の排出口22を開放させれば、破砕部5のみで二軸剪断式破砕機として使用でき、移送部6の下部の排出口23を開放させれば、破砕部5と移送部6とで細断式破砕機として使用できるようになっている。しかも、これらの排出口22,23により、装置本体12内に異物が投入されても下部を開放して排出することができる。
また、この固形燃料成形装置1は、破砕部5から成形部8まで同軸上に配置されているので装置の高さが低く、図2に示すように、架台24上に配設されても、投入口2のホッパ3の位置が低いので、このホッパ3にコンベヤ等で処理物Xを容易に投入することができる。しかも、成形されて排出されるRPF25は、コンベヤ26によって容易に搬出することができる。
図3に示すように、上記回転軸10,11は、断面が略矩形状に形成されており、これらの回転軸10,11に設けられる上記切断刃15とスペーサ16との挿入孔28も同形状の略矩形状に形成されている。これにより、切断刃15とスペーサ16とを回転軸10,11に挿入すればこれらの周方向の位置決めがなされる。
また、上記装置本体12は、上記切断刃15の刃部17の先端と所定の隙間Tを有する大きさで円弧を描くような大きさで形成され、その内面には保護ライナ19が設けられている。このような断面形状の装置本体12内で切断刃15が内向きに回転することにより、処理物X(図2)が中央部で破砕され、装置本体12の下部に落ちた処理物Xは切断刃15の回転によって装置本体12の下部中央から両側部へと移動させられ、装置本体12の円弧状側面に沿って刃部17で掻上げられて再び切断刃15の中央部で破砕されるようになっている。このように、切断刃15で一度破砕した処理物Xを再び掻上げて繰り返し破砕することにより、投入された処理物Xの多くが切断刃15で複数回破砕されて切断刃15のほぼ幅寸法まで細かく破砕される。
さらに、装置本体12の内面には、切断刃15の刃部17の先端と小さい隙間を空けて横送り部材27が設けられている。この横送り部材27は、上記図1,2にも示すように、投入側から排出側に向けて処理物Xを横送りするように、装置本体12の下部から上部に向けて斜めに配置された棒状の部材で構成されている。この横送り部材27により、切断刃15で破砕された処理物Xが上記したように装置本体12の内面に沿って下部から側部を介し上部に向けて掻上げられる時に、横送り部材27に沿って排出側に横送りされながら掻上げられるようになっている。
しかも、図1に示すように、回転軸10,11の軸方向に設けられた切断刃15の刃部17は、投入側から排出側に向けて周方向の位置が所定角度ずつずれるような螺旋状の配置となっている。この刃部17の螺旋状配置は、切断刃15の回転によって処理物Xが投入口2側から移送部6側に横送りされるような配置となっている。
このような二軸剪断式の破砕部5によれば、切断刃15のほぼ幅寸法に多くの処理物Xを破砕(切断)することが可能であり、プラスチックテープのように非常に切断し難い処理物Xであっても、安定して細かく破砕することができる。
図4に示すように、上記破砕部5と移送部6、圧縮部7、及び成形部8は、上記装置本体12の軸方向に設けられており、図示する左側の投入側に設けられた破砕部5と同軸上に設けられた移送部6と圧縮部7とは、回転軸10,11の軸心上で回転するスクリュー30,31を有するスクリュー式に構成されている。
この移送部6と圧縮部7とに設けられたスクリュー30,31は、両回転軸10,11で逆向きの螺旋となるように構成されており、中央部に所定の隙間Sを有する径で形成されている。これらのスクリュー30,31は、上記切断刃15と共に回転軸10,11によって同一回転数で駆動されている。そして、移送部6におけるスクリュー30,31の両側部と装置本体12との間には、貯留部32が備えられている。この貯留部32は、上記切断刃15で破砕された処理物Xを所定量貯めるものであり、切断刃15で破砕されて横送りされた処理物Xは、この貯留部32に貯められると共に上記圧縮部7に向けてスクリュー30,31で横送りされる。
このように移送部6から圧縮部7に送られる処理物Xを貯める貯留部32を移送部6に設けることにより、破砕部5で破砕される処理物Xの量が多少変動したとしても、移送部6から圧縮部7へ送られる処理物Xの量は、この貯留部32に貯められた処理物Xの量が変動することで変化量が抑えられ、成形部8で安定したRPF25の成形ができる。
つまり、この固形燃料成形装置1では、破砕部5と成形部8とを同軸上に配置して同じ面内で破砕と成形とを連続して行うように構成しているため、破砕部5における処理量が変動することによって圧縮部7から成形部8に送られる処理物Xの量が変動してRPF25の成形に影響が生じないように、この破砕部5と成形部8との間に処理物Xの量が変動してもバッファとして機能する貯留部32を設けてRPF25を安定して成形できるようにしている。
圧縮部7の装置本体12は、スクリュー31の外径よりも僅かに大きい内径に形成されており、上記貯留部32と圧縮部7との間には、この圧縮部7にかけて径が絞られた縮径部33が形成されている。上記スクリュー31で送られる処理物Xは、移送部6から回転軸10,11に沿って送られると共に上記貯留部32からこの縮径部33に沿って圧縮部7に送られ、この圧縮部7において圧縮されると共に更なる混合がなされて成形部8に設けられたノズル35の開口9へと押圧される。
この実施の形態では、上記移送部6から圧縮部7にかけて設けられたスクリュー30,31が、移送部側スクリュー体40と圧縮部側スクリュー体41とにそれぞれ設けられている。移送部側スクリュー体40に設けられたスクリュー30は、破砕部5の切断刃15に連なるように端部から突出し、移送部6のほぼ縮径部33まで処理物Xを移送するように傾斜させた所定ピッチで突設されている。一方、圧縮部側スクリュー体41のスクリュー31は、上記移送部側スクリュー体40のスクリュー30に連続するように傾斜した所定ピッチで突設されており、このスクリュー31は圧縮部7において装置本体12の内径との間に小さい隙間Rを形成した状態でノズル35の近傍まで設けられている。また、このスクリュー31のノズル側端部のほぼ1ピッチ分には、耐摩耗性を向上させる表面肉盛りが施されている(図4中の二重線部分)。
さらに、このスクリュー31のノズル側端部には、ノズル35の内側近傍において、端面に回転軸10,11とほぼ直交するような押圧平面部34が形成されている。このように、ノズル35の開口9に向けて処理物Xを押圧するスクリュー31の端部に回転軸10,11の軸心と直交する平面状の押圧平面部34を形成することにより、スクリュー31で圧縮された処理物Xを更に大きな力でノズル35の開口9に向けて押込むようにしている。
図5に示すように、上記スクリュー体40,41には、軸心部に上記回転軸10,11の断面形状と同様の略矩形状に形成された挿入孔42が設けられており(図3に示す切断刃15の挿入孔28と同形状)、この挿入孔42を回転軸10,11に挿入することにより周方向の位置決めがなされている。また、この実施の形態におけるスクリュー体40,41の軸方向の固定は、回転軸10,11の成形部側に上記移送部側スクリュー体40と圧縮部側スクリュー体41とが挿入され、この圧縮部側スクリュー体41を移送部側スクリュー体40に向けて押圧することによって行われている。具体的には、圧縮部側スクリュー体41の成形部側内面にナット挿入部43が設けられ、このナット挿入部43にリング状の押え板44が挿入されると共に回転軸10,11の端部に形成されたネジ部13にナット45が螺合される。そして、このナット45の軸方向に貫通するように回転軸周囲に設けられた固定ネジ部46にボルト47を螺合するすることにより、このボルト47で押え板44を介して圧縮部側スクリュー体41を移送部側スクリュー体40に向けて押圧することにより軸方向に固定されている。このようにして、回転軸10,11のネジ部13に螺合されたナット45と回転軸10,11の投入側端部との間に、スクリュー体40,41と上記切断刃15及びスペーサ16が固定されている。なお、この固定方法は一例であり、他の方法で固定するようにしてもよい。
また、このように移送部側スクリュー体40が切断刃15と共に回転軸10,11の軸方向に固定されているため、この移送部側スクリュー体40を取外してその位置に切断刃15とスペーサ16とを設けることもできる。このようにすれば、軸方向に配置される切断刃15が移送部6まで延びて多くなり、処理物Xをより細かく破砕することができる。つまり、破砕を重視する必要がある処理物XをRPF化する場合には、破砕部5を長くして処理物Xを細かく破砕し、短いノズルから押し出すような構成とすることが容易にできる。
さらに、これらの回転軸10,11は、排出側の端部がメタル軸受54によって支持されている。回転軸10,11の排出側端部には、上記圧縮部側スクリュー体41の成形部側を塞ぐように支持部材50が被せるように設けられ、この支持部材50はボルト51で回転軸10,11の端面に固定されている。そして、この支持部材50が、後述する成形板60に設けられたメタル軸受54よって保持されている。このメタル軸受54は、回転軸10,11を正確に軸心位置に支持するのではなく、回転軸10,11をほぼ軸心位置で保持するものである。そして、回転軸10,11の排出側における支持を、スクリュー31によって圧縮された処理物Xが軸端部の周囲とスクリュー31及びスクリュー体41の周囲に充満することによる調芯機能によって行うようにしている。このように、メタル軸受54によって回転軸10,11を軸心位置に正確に支持するのではなく、圧縮部7における処理物Xによって回転軸10,11が軸心位置に保持されるようにして、圧縮された処理物Xが充満し加熱によって高温になる排出側の回転軸10,11の端部を支持している。このメタル軸受54の反回転軸側は、ボルト53で上記成形板60に固定されたカバー52によって塞がれている。
一方、上記図1に示すように、排出側の端部がメタル軸受54で支持される回転軸10,11は、破砕部5の減速機20側に設けられた複数の軸受55,56によってスラスト荷重とラジアル荷重とを受けるように安定した支持がなされている。これらの軸受55,56は、スラスト荷重とラジアル荷重とを受けるように複数の「ころ」が所定位置に配置されたころがり軸受が用いられ、これらの軸受55,56によって両回転軸10,11は投入側で正確な位置に支持されている。つまり、これらの回転軸10,11は、投入側の軸受55,56で正確な位置に片持ち支持された状態で回転させられている。
また、図5に示すように、この実施の形態における上記ノズル35は、成形部8である成形板60内に設けられた基部ノズル36と、この成形板60から排出側に突出するように基部ノズル36に取付けられた先端ノズル37とで構成されている。この先端ノズル37は、交換することによりノズル35の全長を容易に変更することができる。
図6は、図2に示す固形燃料成形装置のVI−VI矢視図であり、図7は、同固形燃料成形装置の成形部を排出側から見た正面図、図8は、図7に示す成形部の側面図である。
図6に示すように、上記成形板60には、上記スクリュー31によって押圧する円筒状の圧縮部7(図5)の端面にノズル35が周状に設けられており、軸心に対して半径が少し異なるように交互にノズル35を密に並べることにより、多くのノズル35が配設されている。
また、この実施の形態では、ノズル35を成形板60に固定し、この成形板60を装置本体12に設けられたフランジ61(図5)に複数のボルト62で固定するようにしている。この成形板60は、装置本体12に設けられた回動支持軸63によって左右位置が支持されており、この回動支持軸63を中心に開閉可能となっている。この回動支持軸63は、一方を外せば、他方の回動支持軸63を中心にして開閉できるようになっている(図1)。
図7に示すように、上記成形板60には、この実施の形態では上下から各5本のヒータ65〜67が挿入され、ノズル35の周囲における温度の安定制御を図っている。また、この成形板60には、各ヒータ65〜67に近接した位置の温度を検出するための温度検出器70が設けられている。
さらに、図8に示すように、この実施の形態では、上記成形板60に設けられたノズル35の上流側におけるスクリュー31の先端部分近傍(図5)における温度を検出するための上流側温度検出器71も設けられている。この上流側温度検出器71を設けることにより、上記温度検出器70による成形板60の温度検出に加え、成形板60の上流側近傍において上流側温度検出器71で検出した温度に基いて成形板60をヒータ65〜67で所定温度に加熱制御するようにしている。つまり、ノズル35内を通過させる廃プラスチックを加熱する温度を、ノズル入口側における温度も考慮して正確に制御できるようにしている。また、図7に示すように、成形板60の幅方向に設けられた複数のヒータ65〜67により、温度検出器70,71で検出された温度差に基いて、成形板60の各位置における加熱量を調整して、全ノズル35をほぼ同温度に制御できるようにしている。
一方、図7,8に示すように、このノズル35から押し出された柔軟なRPF25は、ノズル35の排出側に設けられた切断機75によって所定の長さで切り落される。この切断機75は、成形板60から排出側に所定の間隔を開けて設けられた取付板76に固定されている。この取付板76には、上記回転軸10,11の軸心位置に駆動軸77が設けられたモータ78が固定されている。このモータ78で駆動される駆動軸77は、取付板76からノズル35に向けて延びており、その端部にはノズル35の出口端面に向けて傾斜配置されたカッタ79が設けられている。このカッタ79をモータ78で旋回させることにより、ノズル35から押し出される柔軟なRPF25を所定長さで切り落とし、用途に応じた長さのRPF25とするようにしている。しかも、カッタ79に傾斜を持たせて切り落としたRPF25をノズル35から素早く遠ざけるので、粘着性の有るRPF25でも周囲のRPF25と密着させることなく所定の長さで切り落とすことができる。
また、この実施の形態では、取付板76とカッタ79との間に保護板80が設けられている。この保護板80は、脚材81によって上記ノズル35の端部から所定距離に設けられており、高温で押し出される柔軟なRPF25が取付板76に当接してモータ78を加熱しないようにしている。なお、この排出されるRPF25は高温であるため、取付板76等に排出されたRPF25を冷却するための散水機等を設けてもよい。
以上のように構成された固形燃料成形装置1によれば、投入口2から装置本体12内の破砕部5に投入された廃プラスチックを含む処理物Xは、回転軸10,11の軸方向に設けられた複数枚の切断刃15の回転によって中央部に引き込まれると共に破砕され、破砕された処理物Xは装置本体12の側面に沿って掻上げられて複数回剪断破砕されて細かく破砕される。このように複数回剪断破砕するため、例えば、テープ状の廃プラスチックでも細かく破砕することができる。しかも、このように掻上げられながら破砕されるので、廃プラスチックや古紙、その他の処理物X(乾燥汚泥等の廃棄物)を十分に混合することができる。そして、このように破砕部5で切断刃15のほぼ幅寸法まで細かく破砕された処理物Xは移送部6へと送られる。また、二軸剪断式に構成されている上記破砕部5によれば、破砕部5で処理物Xを破砕する回転数(例えば、約50rpm程度)で移送部6及び圧縮部7におけるスクリュー30,31を回転させても、処理物Xを安定して破砕することができると共に軸方向に横送りして圧縮することができる。
そして、この破砕部5から移送部6に送られた廃プラスチックを含む処理物Xは、この移送部6においてスクリュー30,31と装置本体12との間の貯留部32に貯められると共にスクリュー30,31によって強制的に圧縮部7へと送られる。この圧縮部7に送られた処理物Xは、スクリュー30,31によって混合されながらノズル35側に押圧されて圧縮されると共に、スクリュー31の端部に形成された押圧平面部34によってノズル35の開口9へと押圧される。
このスクリュー30,31によって混合されながらノズル35側に押圧された処理物Xは、その摩擦熱等と加熱された成形板60との熱によって処理物X中の廃プラスチックが溶融し、この溶融した廃プラスチックが古紙等をつなぐバインダーとなって、これら廃プラスチックを含む処理物Xが一体となってノズル35から押し出されてRPF25(固形燃料)を成形することができる。この時、上記した破砕部5において廃プラスチックが細かく破砕されているので、テープ状の廃プラスチックでも溶融してバインダーとなってRPF化することができる。
しかも、上記貯留部32に破砕された処理物Xが貯められた状態で圧縮部7へ移送されるので、破砕部5で破砕されて軸方向に送られる処理物Xの量が変動したとしても、貯留部32に貯められる処理物Xの量が変動して圧縮部7から成形部8に送られる処理物Xの量が変動するのを抑えて、成形部8で成形されるRPF25の品質低下を抑えた運転ができる。
そして、ノズル35から押し出されるRPF25は、高温で柔軟な連続した棒状で押し出されるが、カッタ79によって所定の長さで切り落されて所望の大きさのRPF25となる。その上、このカッタ79によって切り落されるRPF25は、ノズル35から外向きに切り落されるので、切断したRPF25が他のノズル35から排出されるRPF25と密着してしまうことはない。
また、上記ヒータ65〜67の温度管理により、処理物X中の廃プラスチックをバインダーとして溶融させる温度をコントロールすることができるので、廃プラスチックと古紙等の組合わせとしては、例えば、廃プラスチックを約20〜80%程度にしたRPF25を成形することができる。例えば、廃プラスチックが約80%のRPF25では、10000kcal/kg程度の高カロリー固形燃料として使用することができる。すなわち、このようなRPF25に成形すれば、石炭の約4000〜6000kcal/kg程度よりも高く、一般的なRPFの約5000〜6000kcal/kg程度よりも高カロリーの固形燃料を得ることができるので、ボイラの燃料(石炭等の代替燃料)、製鉄関係の燃料(コークスの代替燃料)、キルン焼成用用の燃料(石灰焼成用の石炭等の燃料の代替燃料)等として様々な分野で利用することができる。
しかも、上記温度管理により、廃プラスチックと古紙以外に、乾燥汚泥のような処理物を混ぜて固形燃料化することもでき、廃棄物を固形燃料化する可能性を大きく広げることができ、従来から燃料を用いて焼却処分している廃棄物を固形燃料化して有効利用することに大きく貢献することができる。
さらに、上記したように、破砕部5から成形部8にかけて同一軸心で配置される各構成を水平方向に配置される回転軸10,11で駆動するように構成しているので、固形燃料成形装置1の高さを抑えてコンパクトに形成することができ、使用環境に応じて省スペース化を図って様々な装置レイアウトに対応することができ、設置可能な用途を広げることができる。
その上、このように破砕部5から成形部8までを一体化した固形燃料成形装置1によればワンマンコントロールも可能であり、例えば、日量5トン未満を処理するコンパクトな固形燃料成形装置1を構成することができ、1人の作業者で運転操作することができる低運転コストの固形燃料成形装置1を構成することが可能である。
なお、上記実施の形態では、二軸剪断式の破砕部5を備えているが、処理する廃プラスチック及び古紙等の廃棄物によっては一軸剪断式の破砕部で安定して破砕することも可能であり、破砕部5は二軸剪断式に限定されるものではない。
また、上記実施の形態では、筒状のノズル35を例にしているが、スリット状の開口を有するノズルを採用すれば上記したRPF25の使用用途以外の燃料としても利用できる板状のRPFを成形することができ、ノズル35の形態は成形するRPFの形状に応じたものを採用すればよく、上記実施の形態に限定されるものではない。
さらに、上記実施の形態では、回転軸10,11にスクリュー体40,41を挿入して固定するような構成を説明したが、これらを一体的に形成してもよく、各構成の形態、結合構造等は上記実施の形態以外であってもよく、条件に応じて適宜採用すればよい。
また、上述した実施の形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態では、装置本体12を水平配置として破砕部5に廃プラスチック及び古紙等の横送り部材27を備えさせたが、装置本体12を傾斜配置して破砕した廃プラスチック及び古紙等を移送部6に向けて横送りするようにしてもよい。
本発明に係る固形燃料成形装置は、廃プラスチックを含む古紙等を利用して固形燃料を成形するコンパクトな装置として利用できる。
本発明の一実施の形態に係る固形燃料成形装置を示す平面図である。 図1に示す固形燃料成形装置の側面図である。 図2に示す固形燃料成形装置のIII−III断面図である。 図1の固形燃料成形装置における各処理部を示す平面図である。 図1に示す固形燃料成形装置の成形部における平面図である。 図2に示す固形燃料成形装置のVI−VI矢視図である。 図2に示す固形燃料成形装置の成形部を排出側から見た正面図である。 図7に示す成形部の側面図である。
符号の説明
1…固形燃料成形装置
5…破砕部
6…移送部
7…圧縮部
8…成形部
9…開口
10,11…回転軸
12…装置本体
15…切断刃
16…スペーサ
17…刃部
25…RPF(固形燃料)
27…横送り部材
30,31…スクリュー
32…貯留部
33…縮径部
34…押圧平面部
35…ノズル
36…基部ノズル
37…先端ノズル
40…移送部側スクリュー体
41…圧縮部側スクリュー体
50…支持部材
54…メタル軸受
55,56…軸受
60…成形板
65〜67…ヒータ
70…温度検出器
71…上流側温度検出器
75…切断機
79…カッタ
P…廃プラスチック
U…古紙
X…処理物

Claims (7)

  1. 投入口から投入した廃プラスチックを含む処理物を破砕すると共に破砕した処理物を投入側から排出側に向けて横送りする破砕部と、
    該破砕部で破砕した処理物を軸方向に移送する移送部と、
    該移送部で移送した処理物を圧縮する圧縮部と、
    該圧縮部で圧縮した処理物を所定温度で加熱して成形した固形燃料を開口から押し出す成形部と、を同一軸方向に備え、
    前記破砕部を、軸方向に複数枚の切断刃を有する剪断式に構成し、
    前記移送部と圧縮部とを、軸周りにスクリューを有するスクリュー式に構成すると共に、
    前記移送部に、前記破砕部で破砕した処理物を所定量貯める貯留部を具備させ、
    該貯留部に、前記破砕部における切断刃が回転可能な断面形状から前記圧縮部のスクリューが回転可能な断面形状に狭まる縮径部を具備させ、
    前記圧縮部のスクリュー端部に、該圧縮部で圧縮した前記処理物を更に圧縮して前記開口へ押し込む押圧平面部を具備させ、
    前記破砕部と移送部と圧縮部とを同一軸心の回転軸で駆動するように構成したことを特徴とする固形燃料成形装置。
  2. 前記成形部に、前記所定の開口を有するノズルを周方向に具備させ、
    該ノズルの排出側に、該ノズルから排出された固形燃料を所定長さで切り落す切断機を具備させ、
    該切断機に、ノズルから排出された固形燃料を外向きに切り落すカッタを具備させた請求項1に記載の固形燃料成形装置。
  3. 前記成形部のノズル入側とノズル出側との温度を検出する温度検出器を具備させ、
    該ノズル入側の温度と該ノズル出側の温度とに基いて前記成形部の温度を制御する加熱器を該成形部に具備させた請求項1又は2に記載の固形燃料成形装置。
  4. 前記破砕部の切断刃を、周囲に複数の突出する刃部を備えた切断刃で構成し、該切断刃と装置本体との間に、該切断刃の回転によって前記投入口側から移送部側に向けて前記処理物を送る横送り部材を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の固形燃料成形装置。
  5. 前記破砕部に複数の回転軸を平行に設け、該複数の回転軸の軸方向に前記切断刃の刃部が交互に噛合うように配設し、該刃部の配置を、切断刃の回転によって該刃部が前記投入口側から移送部側に向けて前記処理物を送る螺旋状の配置にした請求項1〜4のいずれか1項に記載の固形燃料成形装置。
  6. 前記複数の回転軸を独立して駆動する駆動機を設け、該駆動機を独立して制御する制御装置を具備させた請求項に記載の固形燃料成形装置。
  7. 前記回転軸を、前記破砕部の反成形部側に設けた複数のころがり軸受で回転自在に支持し、該回転軸の成形部側端部を所定位置に保持する片持ち支持とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の固形燃料成形装置。
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