JP4536908B2 - Jpeg量子化値の最尤推定 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、量子化圧縮技術を使用して圧縮された伸長デジタル画像の処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
データ圧縮は、データを用いた現実的なアプリケーションにおいて、そのデータ量が多すぎるときに、データ取り扱いのプロセスにおいて必要とされる。通常は、圧縮は通信リンクで使用され、伝送時間又は必要帯域量を低減させる。同様に、圧縮は画像記憶システムにも好適であり、これには、デジタルプリンタ及びコピー機が含まれる。これらの機器では、印刷対象の文書の「ページ」が、プリコレーション(事前ページ順調べ;precollation)メモリに、一時的に記憶される。画像データを記憶するための媒体空間のサイズが、圧縮によって実質的に削減される。一般的に言って、走査された画像、すなわちハードコピー文書の電子的表示は、しばしば大きく、圧縮処理が望まれる対象となる。
【0003】
Joint Photographic Experts Group(JPEG)委員会によって普及された画像圧縮規格は、画素対画素の相関関係に基づいてデータの冗長性を減らす圧縮技術である。一般的に、写真画像は、画素対画素ベースではそれほど大きく変化せず、したがって、「自然空間相関」として知られる特性を有している。自然のシーンでは、相関が生じるが、同じものではない。ノイズの影響で、各画素は、その隣接画素とはいくらか異なったものになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の方法及び装置は、伸長された画像の従来の処理方法の向上を目的としている。従来の画像処理方法では、画像ソースが、圧縮された画像データをシステムに提供する。画像ソースは、カメラ又はスキャナのような入力装置、伝送チャンネル、又は記憶装置等である。圧縮された画像データは伸長ユニットに入力され、これが、その画像データを伸長して画像を再構築する。伸長された画像は画像処理システムに送られ、これが、その伸長された画像を処理する。
【0005】
例えば伸長されたJPEG圧縮画像のような伸長された画像の処理において、量子化テーブルがしばしば要求される。しかし、画像処理システムが量子化情報を利用できない場合がしばしばある。特に、画像が遠隔で伸張される場合にはそうである。特に、画像が、画像処理とは別に伸長されたときには、画像が例えばJPEG圧縮されたことを示す情報や画像を圧縮するために使用された量子化テーブル(単数又は複数)を特定又は規定する情報が、画像処理システムには利用可能ではないことがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像が以前に圧縮されたかどうか、又は画像がどのように圧縮されたかに関する情報を必要とせずに、画像を処理するシステム及び方法を提供する。
【0007】
本発明は、伸長された画像の一つ以上の画像ブロックの量子化値を決定するシステム及び方法を提供する。
【0008】
本発明は、処理対象の伸長済みデータを圧縮するために使用された圧縮方法を特定できるシステム及び方法を提供する。
【0009】
本発明のシステム及び方法は、伸長された画像が以前に、少なくとも部分的に、JPEG圧縮技術を使用して圧縮されたかどうかを決定するために、特に有用である。
【0010】
本発明は、JPEG圧縮デジタル画像を処理するために使用可能なシステム及び方法を、別個に提供する。
【0011】
本発明のこれら及びその他の特徴及び効果は、様々な例示的な実施形態についての以下の詳細な説明に記載されているか、又はこれから明らかである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態は、添付の図面を参照して、詳細に説明される。
【0013】
本発明のシステム及び方法は、伸長された画像の圧縮方法を特定する。量子化圧縮技術を使用して圧縮された伸長画像の処理においては、伸長された画像データのみが画像処理システムに入力されることが多いので、その圧縮されたデータに関する量子化テーブル及び/又は他のデータが、画像処理システムには利用できない。
【0014】
本発明のシステム及び方法のある例示的な実施形態では、伸長された画像が分析されて、その伸長された画像がJPEG圧縮されたかどうかが決定される。以下に更に詳細に説明するように、量子化テーブルは、画像処理の間に獲得される。画像処理時には、量子化テーブル値の最尤度を決定することによって、量子化テーブルが再生成される。再生成された量子化テーブルを決定するために、伸長された画像データをJPEG圧縮技術を使用して処理するプロセッサを使用して、再圧縮された画像のDCT係数が決定される。これより、量子化情報が利用可能ではないか、又は画像が圧縮システムから離れて(リモートに)伸長されたときであっても、画像処理を実行することができる。
【0015】
離散コサイン変換(DCT)は、画像データに関して実行されるJPEG圧縮プロセスにおいて中心的な役割を果たす。例えば、離散コサイン変換が、画像データの8×8画素ブロックのような、画像データのブロックのための値に対して実行されると、その結果として、64個のDCT係数のセットが生成される。DCT係数は、64個の各直交波形成分の振幅を示しており、これらが組になって、8×8画素ブロック内の全64画素に対する値を規定する。64個の係数に対して実行される逆離散コサイン変換は、オリジナルの8×8画素ブロックの値を再生する。
【0016】
64個のオリジナルの画像値の代わりにこれらの64個の係数を使用する利点は、各係数が、異なる空間周波数を示す直交波形の振幅を表していることにある。滑らかなテクスチャブロックは、画素間の変動が小さい。これより、多くのゼロ値「高周波数」DCT係数が得られる可能性が大きい。例えば、同一の値を有する64画素のブロックに対して離散コサイン変換を実行すると、1つの非ゼロ係数と63個のゼロ値係数とが生じる結果となる。さらに、係数が空間周波数の順に並べられると、結果として、ゼロ値係数の長い列となる。
【0017】
長いゼロ値列を使用する一つの利点は、例えば、ランレングス符号化及び/又はハフマン型符号化のようなエントロピー符号化を使用するときに、より大きなデータ圧縮が得られることである。この理由から、離散コサイン変換が画素ブロックに対して決定されるときには、空間周波数の高いものに対する係数として精度の低いものを用いることが望ましい。この処理は、量子化と呼ばれるプロセスによって行われる。量子化は、基本的には、DCT係数の精度を低減させるプロセスである。通常、精度を低減させることにより圧縮時のビットレートを低減させることができるため、精度の低減は極めて重要である。
【0018】
DCT係数は、量子化値と呼ばれる非ゼロの正の整数によって除算され、商すなわち量子化されたDCT係数を切り捨て、すなわち直近で且つより小さい整数に丸めることによって、量子化される。DCT係数を再構築すなわち逆量子化するためには、量子化されたDCT係数に量子化値を乗算する。量子化時にいくらかの精度が失われるので、再構築された係数は、量子化前の値の近似値である。
【0019】
画像データブロックに対するオリジナルのDCT係数は、再生不能である。これらは、逆量子化値{Y(m,n)}によって、最も良く近似される。{Y(m,n)}は、量子化テーブルから量子化値の倍数として検索される。言い換えれば、逆量子化されたDCT係数Y(m,n)は、量子化テーブルの(m,n)エントリーであるq(m,n)と整数kとを用いて、k・q(m,n)と表現できる。逆離散コサイン変換処理においては、逆量子化されたDCT係数{Y(m,n)}が変換されて、伸長された画像ブロック{y(i,j)}を生成する。
【0020】
ここで説明したように、逆離散コサイン変換処理は、理論的には、離散コサイン変換と可逆的である。言い換えれば、{y(i,j)}を離散コサイン変換すれば、{Y(m,n)}と全く同じものが生成される。しかし、実際には、その離散コサイン変換では、{Y(m,n)}の近似版である{Y*(m,n)}が生成されるに過ぎない。一般的な誤差の原因としては、復号化された画像ブロックy(i,j)の画素値が実数から丸められて、典型的には整数になっていること、255より大きい数又は0より小さい数であり得る復号化された画像ブロックy(i,j)が、それぞれ255又は0に切り捨てられていること、あるいは、変換が限定された精度で決定されていること等があるが、これらに限られるものではない。本発明の方法及びシステムでは、少なくとも丸め誤差が決定されて、量子化値の最尤度を決定する際に使用される。
【0021】
推定時には、一様な強度を有するブロックと丸められたブロックとが別個に取り扱われるので、本発明のシステム及び方法を使用して分析されるブロックは、非一様であるべきであり、且つ丸められてない必要がある。これらのブロックに対して、尤度関数は、
【数1】
と確立できる。ここで、sは、推定中のs番目のブロックである。
各ブロックに対する確率関数は、
【数2】
である。ここで、pY[.]は、(m,n)=0又は(m,n)≠0のそれぞれについてガウス分布又はラプラス分布を表す。pX[.]はガウス分布である。また、
【数3】
である。全ての整数kの範囲に対する合計は、
【数4】
である。ここで、D(.)は、
x=0又は4のとき、D(x)=2、
x=2又は6のとき、D=2cosπ/4、
xが奇数のとき、D=2cosπ/4cosπ/8 (5)
と定義される関数である。
【0022】
したがって、本発明のシステム及び方法を使用して再生された量子化テーブルにおける量子化値q(m,n)の最尤推定値q*(m,n)は、
【数5】
と決定される。ここで、Nは、推定に使用されたブロックの総数であり、σ*(m,n)は、ガウス分布の推定パラメータである。具体的には、
【数6】
である。
【0023】
本発明のシステム及び方法のある例示的な実施形態において、計算量を減らすために、各々の再圧縮されたDCT係数{Y*(m,n)}は整数に丸められる。これを{Y′(m,n)}と表す。最尤推定q*(m,n)は、
【数7】
と示すことができる。ここで、Nは推定に使用されたブロックの総数、N(i)はブロックに数でありiは、
【数8】
でああって、Pd(i;q)は、式(9)によって満足される条件付き確率である。
【0024】
特に、Pd(i;q)は、
【数9】
及び
【数10】
であって、積分の範囲はi+0.5〜i−0.5である。
【0025】
本発明のシステム及び方法のある例示的な実施形態では、量子化テーブル(単数又は複数)を決定するために必要とされるリソースをさらに減らすために、最尤度を推定する際に、全ての値をテストしない。丸められた再圧縮DCT係数Y′(m,n)に対するヒストグラムの構築時には、通常は、メインローブの外側の最高ピーク(0及びその近傍)が、量子化値q(m,n)又はその倍数の一つに対応する。この例示的な実施形態によれば、探索は、Q、Q+1、及びQ−1の値(Qはメインローブの外側の最高ピークである)、並びにこれらの整数の約数に限定される。これより、この例示的な実施形態によれば、探索は、メインローブの外側の最高ピークとそれに隣接する2つのレベルとに限定される。
【0026】
伸長された画像の画像処理は、以下のようにして行われることができる。
【0027】
1)各画像ブロックについて、そのブロックにおける最大値及び最小値を決定する。最大値が255である場合、又は最小値が0である場合には、ブロックは切り捨てられた値を含んでいるかもしれない。最大値が最小値に等しければ、ブロックは一様である。どちらの種類のブロックも、不必要な誤差を避けるために、更なる処理からは排除されなければならない。
2)離散コサイン変換が、ステップ1)にて除外されなかった各ブロックについて実行される。その結果は、{Y′(m,n)}として、整数に丸められる。
3)各DCT係数(m,n)について、以下のステップ4)〜ステップ15)が実行される。
4)丸められたブロック値{|Y′(m,n)|}から、ヒストグラムhが構築される。
5)ヒストグラム中で最も高い度数を有する指数(index)が、4より大きい指数に対して決定される。最高度数の指数は、Qとされる。これが、メインローブの外側で最高のピークである。最高度数が0であると、量子化値q(m,n)を決定することができず、ステップ3に戻って処理が続けられる。
6)最尤値が、max#likelihood=−∞として初期化される。
7)Q1=Q−1、Q、及びQ+1について、すなわちメインローブの外側の最高ピーク及びそれに隣接する2つのレベルについて、以下の処理を行う。
8)各x値(但し、x=1,2,……,Q1)について、最初にq=Q1/xと推定する。
9)qが整数であれば、そのときには、次の処理を行う。すなわち:
10)z=q−1、q−2、……、0について、次のステップ11)〜14)の処理を実行する。すなわち:
11)ブロック数N(z)=Σjh(z+jq)を計算する。
12)M=min{q−1,round[D(m)D(n)]}について、z>M且つq−z>M且つN(z)>0であれば、そのときには、次のqに対してステップ8に戻る。
13)尤度likelihood=ΣiN(i)logPd(i)+Nlogσ*を計算する。
14)この尤度がlikelihood>max#likelihoodであれば、そのときには、max#likelihood=likelihood及びEst#q=qと設定する。
15)q(m,n)の最尤推定値MLEがEst#qとして与えられる。
【0028】
図1は、本発明に従った画像処理システム100を含むシステム100の一般化された機能ブロック図である。このシステム100は、画像ソース110を含んでもよく、これは、スキャナ、デジタルコピー機、又はファクシミリ装置のような電子画像データを生成するために適した装置、又は、ネットワークのクライアント又はサーバのような電子画像データを記憶及び/又は伝送するために適した装置のような、数多くの異なるソースの一つであることができる。画像ソース110からの電子データは、システム100の圧縮器400に提供される。
【0029】
特に、様々な例示的な実施形態では、圧縮器400は、ブロック内の画像データを圧縮するためのJPEG圧縮規準に関連した様々な圧縮操作を使用して、画像を圧縮する。しかし、ブロック対ブロックを基礎として画像データを圧縮且つ定量化する任意の既知の又は後に開発される圧縮技術が、本発明の画像処理システム及び方法に同様に等価であることに留意されたい。圧縮器400では、データに対して、既知の数多くのビット幅又はバイト幅の操作のうちのどれかが実行されて、画像データの圧縮を達成してもよい。ここで、画像が圧縮されるにつれて、動的に調整される量子化テーブルのような追加の情報が、使用され且つ/又は生成される。
【0030】
ひとたび圧縮されると、圧縮された画像データは、それからチャンネル又は記憶装置300に転送される。チャンネル又は記憶装置300は、圧縮された画像データを検出器500に伝送するチャンネル装置、又は、圧縮された画像データを、その圧縮された画像データを伸長する必要が生じるまで無期限に記憶する記憶装置の、いずれか又は両方であることができる。チャンネル装置は、圧縮された画像データを、本発明に従った圧縮器400を実現する第1の装置から、物理的に離れた位置にある本発明に従った伸長器500まで伝送する、任意の既知の構造又は装置であることができる。これより、チャンネル装置は、公衆交換電話回線、ローカル又はワードエリアネットワーク、イントラネット、インターネット、ワイヤレス伝送チャンネル、その他の分布ネットワークなどであることができる。
【0031】
同様に、記憶装置は、RAM、ハードドライブ及びディスク、フロッピードライブ及びディスク、光学ドライブ及びディスク、フラッシュメモリなどのような、圧縮された画像データを無期限に記憶する任意の既知の構造又は装置であることができる。更に、記憶装置は、エンコーダ400及び/又はデコーダ500から物理的に離れていて、上述のチャンネル装置を介して到達可能であることができる。
【0032】
圧縮された画像データはそれから、伸長器500によって処理される。伸長器500は、圧縮された画像データをチャンネル又は記憶装置300から受け取り、伸長された画像データのブロックを、対応する位置に再構成する。圧縮器400及び伸長器500は、図1ではそれぞれ、画像処理システム200から物理的に離れて描かれているが、伸長器500及び/又は圧縮器400は、画像処理システム200を有する単一の物理的装置であってもよい。伸長器500は、再構成された画像を画像処理システム200に送る。
【0033】
図2は、本発明に従った画像処理システム200のある例示的な実施形態の一般化された機能ブロック図を示す。画像処理システム200の以下の説明では、処理対象の画像がJPEG圧縮技術を使用して圧縮されたものとする。他の圧縮技術を用いて本発明に従った画像処理を実行するために、画像処理システム200をどのように改変すればよいかは、画像処理システム200に関する以下の説明から、当業者には明らかである。これより、そのような改変は、画像処理システム200に関する以下の説明から容易に明らかになり且つ予測可能であるので、他の圧縮技術の実現に関する追加の説明は省略する。
【0034】
画像処理システム200は、画像ブロック化部220、量子化テーブル推定器240、および画像プロセッサ260を含む。画像ブロック化部220は、伸長された画像データを複数のM×Mブロック又はセグメントに分割する。量子化テーブル推定器240は、画像データのM×Mのブロックを入力し、一つ以上の推定された量子化テーブルを画像プロセッサ260に出力する。画像プロセッサは、この一つ以上の推定された量子化テーブルに基づいて、伸長された画像データを処理する。
【0035】
図3は、量子化テーブル推定器240のある例示的な実施形態の一般化された機能ブロック図を示す。量子化テーブル推定器240において、離散コサイン変換は、DCT変換器242にて、画像データのM×Mのブロックに対して実行される。データバッファ244は、変換されたデータを入力して記憶する。ヒストグラム生成器246は、変換された画像データの入力をデータバッファ244から受けて、画像データに関するヒストグラムを生成する。推定量子化テーブル生成器248は、画像データをヒストグラム生成器246から入力し、画像データのM×Mのブロックに対して、一つ以上の推定された量子化テーブルを生成する。
【0036】
動作においては、データバッファ244は、圧縮された画像データの最小値及び最大値を記憶する。ヒストグラム生成器246は、各々の丸められたブロック値に対して、そのブロックについてのヒストグラム内でのヒストグラムエントリーを生成する。量子化テーブル生成器248は、量子化テーブルの最尤推定値を得ることによって、量子化テーブルを生成する。
【0037】
図4は、本発明に従った画像処理方法のある実施形態の概要を示すフローチャートである。ステップS1000で始まって、制御はステップS1100に進み、伸長された画像データが入力される。次に、ステップS1200にて、一つ以上の推定された量子化テーブルが、伸長された画像データから決定される。それから、ステップS1400にて、伸長された画像が、少なくとも部分的に一つ以上の推定された量子化テーブルに基づいて処理される。例えば、伸長された画像データは、決定された量子化テーブル(単数又は複数)に基づいて圧縮アーティファクト(ゴミ)を除去するように処理されることができる。ステップS1400において、任意の所望の画像処理技術に基づいて画像をさらに処理することができることに、留意されたい。制御は、それからステップS1500に続く。
【0038】
ステップS1500にて、画像は更に処理される。この更なる処理は、一般に、推定された量子化テーブル(単数又は複数)を使用しない。図4ではステップS1400とステップS1500とを2つの別個のステップとして示しているが、推定された量子化テーブルを使用する画像処理と使用しない画像処理とを一つの単一のステップに結合してもよいことに、留意されたい。
【0039】
図5は、ステップS1200において量子化テーブルを決定する方法のある例示的な実施形態の概要を、さらに詳細に示している。ステップS1200で始まって、制御はステップS1210に続き、圧縮された画像データの次のブロックが、現在のブロックとして入力される。次に、S1220にて、現在のブロックの最大値及び最小値が決定される。制御は、それからステップS1230に続く。
【0040】
ステップS1230にて、最小値が0に等しいかどうか、最大値が255に等しいかどうか、及び/又は最大値と最小値とが等しいかどうかが、決定される。そうであれば、現在のブロックは切り捨てられた画素を含んでいるか、又は、そのブロックは一様である。したがって、この現在のブロックは、分析されるべきではない。制御はそれから、ステップS1210に戻る。そうでなければ、現在のブロックは、分析から除外されない。制御は、従ってステップS1240に続く。
【0041】
言い換えると、最大値が255であるか又は最小値が0であるならば、そのブロックは、切り捨てられた値を有しているかもしれない。最大値が最小値に等しければ、そのブロックは一様である。切り捨てられたブロック及び一様なブロックはどちらも、更なる処理から除外されるべきである。
【0042】
ステップ1240において、離散コサイン変換が各ブロックに対して実行される。次に、ステップS1250において、各々のDCT値が、{Y′(m,n)}として整数に丸められる。制御はそれから、ステップS1260に続く。
【0043】
ステップS1260において、現在のブロックが画像内の最後のブロックであるかどうかが決定される。そうであるならば、制御はステップS1270に続く。そうでなければ、制御はステップS1210に戻る。
【0044】
ステップS1270にて、現在のDCTエントリー(m,n)が(0,0)として初期化される。それから、ステップS1280にて、丸められたDCT値の絶対値{|Y′(m,n)|}に対するヒストグラムが構築される。ヒストグラムの実現の例示的な実施形態は、同時係属出願(代理人整理番号No.D/98495、すなわち、米国出願番号09/143,551、対応日本国出願番号特許願平成11−244025)に開示されており、その開示内容は、全体的に参照によって本願明細書にて援用されている。次に、ステップS1290にて、ヒストグラム中の最高度数Qが決定される。上記で説明したように、探索は、最高ピークと2つの隣接レベルとに限定される。それから、ステップS1295にて、最高度数が零より大きいかどうかが決定される。最高度数が零であれば、量子化値は未知である。これより、制御はステップS1380にジャンプする。その他の場合には、制御はステップS1300に続く。
【0045】
ステップS1300にて、量子化値の最尤推定値q(m,n)が決定される。ステップS1380にて、(m,n)が量子化テーブルの最後のエントリーであるかどうかが決定される。最後でなければ、制御はステップS1385に続く。最後であれば、制御はステップS1390にジャンプして、そこから制御はステップS1400に戻る。
【0046】
ステップS1385において、現在のエントリーが次のエントリーに設定され、制御はステップS1280に戻る。
【0047】
図6は、ステップS1300の最尤度の決定方法のある例示的な実施形態の概要を、さらに詳細に示している。
【0048】
ステップS1300で始まって、制御はステップS1305に続き、最尤度は負の無限大に初期化される。次に、ステップS1310にて、Q−1、Q、及びQ+1の次のレベルが、現在のレベルQ1として入力される。すなわち、現在のレベルQ1は、3つのレベルQ−1、Q、及びQ+1のうちの一つ(但し、Qは、メインローブの外側で最高ピークを有するレベルである)。上記で説明したように、探索はQ−1、Q、及びQ+1レベルに限定される。制御は、それからステップS1315に続く。
【0049】
ステップS1315では、指数(index)カウンタの次の値x(xは1〜Q1の間の値)が入力される。すなわち、推定は、現在のレベルQ1まで実行される。それから、ステップS1320にて、初期推定qがQ1/xとして初期化される。次に、ステップS1325にて、qが整数かどうかが決定される。そうであれば、制御はステップS1330に続く。その他の場合には、制御はS1315に続く。
【0050】
ステップS1330にて、尤度が決定される。それから、ステップS1340にて、決定された尤度が現在の最尤度より大きいかどうかが決定される。大きくなければ、そのときには、決定された尤度は最尤度ではない。これより、制御はステップS1315に戻る。その他の場合には、制御はステップS1345に続く。
【0051】
ステップS1345にて、推定値が推定qとして設定される。それから、ステップS1350にて、xがQ1より大きいか又は等しいかどうかが決定される。xがQ1より小さければ、制御はステップS1315に戻る。そうでない場合には、ピークQ1に達して、制御はステップS1355に続く。
【0052】
ステップS1355にて、3つのレベルがすべて探索されたかどうかが決定される。すべて探索されていないときには、制御はステップS1360に続く。そうでなければ、制御はステップS1365にジャンプする。それから、ステップS1360にて、Q1が次のレベルにインクリメントされる。制御は、それからステップS1315に戻る。
【0053】
対照的に、ステップS1365にて、最尤値が推定値に設定される。制御は、それからステップS1370に戻り、そこから制御はステップS1380に戻る。
【0054】
以下に、qが整数であるときの尤度決定ステップS1330のある例示的な実施形態の概要を、さらに詳細に示す。
【0055】
ステップS1330で始まって、制御はステップS1331に続き、ここで次のカウンタzがqに設定される。次に、ステップS1332にて、zがデクリメントされる。すなわち、パラメータの推定が、qよりも小さい値、すなわちq−1から0までの値について実行される。制御は、それからステップS1333に続く。
【0056】
ステップS1333にて、ブロックの数N(z)が、ヒストグラムhからΣjh(z+jq)として計算される。それから、ステップS1334にて、Mが、min{q−1,round[D(m)D(n)]}として決定される。次に、ステップS1335にて、z>M且つq−z>M且つN(z)>0であるかどうかが判断される。そうであれば、制御はステップS1331に戻る。そうでない場合には、制御はステップS1336に戻る。
【0057】
ステップS1336にて、尤度がΣiN(i)logPd(i)+Nlogσ*として計算される。それからステップS1337にて、zが0に等しいかどうか、すなわちqより小さい全ての値が分析されたかどうかが判断される。この判断が否定的であれば(すべての値が分析されていないときには)、制御はステップS1332に戻る。そうでない場合には、制御はステップS1338に続き、そこから制御はステップS1340に戻る。
【0058】
図1に示されているように、画像処理システム200は、好ましくは、プログラム化された汎用のコンピュータ上に実現される。しかし、画像処理システム200は、専用コンピュータ、プログラム化マイクロプロセッサ又はマイクロコントローラ及び周辺集積回路素子、ASIC又はその他の集積回路、デジタルシグナルプロセッサ、ディスクリート素子回路のようなハードワイヤ接続された電子又は論理回路、PLD、PLA、FPGA、又はPALのようなプログラマブル論理装置などの上に実現されることもできる。一般的に、図4〜図7のステップS1000〜S1600を実現することができる任意の装置を使用して、この画像処理システムを実現することができる。
【0059】
本発明について、好適な実施形態に関連して説明してきたが、本発明を上記で説明した実施形態に制限する意図がないことを、理解されたい。むしろ、全ての代替、改変、及び均等な内容が本発明の考え及び範囲内に含まれることを、意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従った画像処理システムを含むシステムのある例示的な実施形態の一般化された機能ブロック図である。
【図2】 本発明に従った図1の画像出力装置のある例示的な実施形態の一般化された機能ブロック図である。
【図3】 本発明に従った図2の量子化テーブル推定器のある例示的な実施形態の一般化された機能ブロック図である。
【図4】 本発明に従った画像処理方法の概要を示すフローチャートである。
【図5】 図4の量子化テーブルを決定するためのある例示的な実施形態の概要をさらに詳細に示すフローチャートである。
【図6】 図5の最尤推定を決定するためのある例示的な実施形態の概要をさらに詳細に示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 画像ソース、400 圧縮器、300 チャンネル又は記憶装置、500 伸長器、200 画像処理システム。
Claims (1)
- 伸長された画像データを処理する方法であって、
伸長された画像データを取得するステップと、
前記取得した伸長された画像データから推定量子化テーブルを決定するステップと、
前記伸長された画像データを前記決定された推定量子化テーブルに基づいて処理して、処理済みの電子画像データを生成するステップと、
を含み、
推定量子化テーブルを決定するステップは、
前記伸長された画像データの複数の画像データブロックに対し離散コサイン変換を用いてさらに整数への丸め処理が行われた変換後データY′(m,n)を生成するステップと、
変換後データY′(m,n)が推定量子化値q * (m,n)を用いている尤度を確率関数に基づいて表し、各画像データブロックの変換後データY′(m,n)について尤度が最大となる推定量子化値を量子化値最尤推定値として、確率関数を用いて量子化値最尤推定値を表すステップと、
各画像データブロックの変換後データY′(m,n)について、そのデータ値と頻度数に関するヒストグラムを用い、量子化値最尤推定値を算出するステップと、
を有し、
確率関数を用いて量子化値最尤推定値を表すステップは、
Y′(m,n)の丸め処理による誤差をiとし、予め設定されたガウス分布の関数形Pd(i;q)とガウス分布の推定パラメータσ * (m,n)を有する確率関数を用いて量子化値最尤推定値の演算式として、
量子化値最尤推定値を算出するステップは、
ヒストグラムのピークに対応するデータ値が量子化値またはその倍数の1つに対応することに基き、各ピークに対応するデータ値を、ヒストグラムのデータ値の範囲の任意の整数で除して、その値が整数となるときにこれを最初の推定量子化値とし、各画像データブロックの中でその推定量子化値を有するブロック数Nを計算し、これをヒストグラムのデータ値の範囲の整数について順次実行して、これらを上記量子化値最尤推定値の演算式に当てはめて、その値が最大となる推定量子化値を量子化値最尤推定値とすることを特徴とする方法。
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