JP4536298B2 - ティッシュボックス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁石によって冷蔵庫や壁面等の被着体の適当な位置に取り付けることができるティッシュボックス用ホルダを取り付けるための構造を有する二つ折りされ互いに係合しているフェイシャルティシュペーパーやペーパータオルやトイレットペーパーの如きティッシュペーパーが収納されるティッシュボックスであって、更に詳しくは簡便で確実に被着体に取り付けることができる本出願人らが開発したガイド部付ティッシュボックス用ホルダ取り付け得るのに好適な構造を有するティッシュボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
二つ折りされ互いに係合しているティッシュペーパーが収納されているティッシュボックスには、通常上面の所定位置にティッシュペーパーを取り出すための取出口が設けられており、この取出口よりティッシュペーパーを1組づつ又は1枚づつ連続的に取り出すことができるようになっている。
【0003】
このようなティッシュボックスは、机や棚や床や台所等の適当な平面状を成している場所に載置されて使用に供されているが、ティッシュボックスを載置するためのスペースが必要になり、特にティッシュペーパーの使用場所が台所のように各種調理器具等が集中して配備されているような使用したい場所の近傍に載置するための適当な場所が無い場合があり、また台所以外であっても適当な場所に載置すると邪魔になって別の場所に移動させてしまうためいざティッシュペーパーを使用しようとした場合にティッシュボックスが手元に無く辺り一体を探さなければならず、時間と手間を浪費してしまったり、ティッシュボックス内のティッシュペーパーが少なくなると、カートン全体の重量が軽くなるので、ティッシュペーパーをティッシュボックスから取り出す場合にティッシュボックスごと持ち上がってしまってティッシュペーパーを片手だけで取り出すことができなくなってしまったりすることがあった。
【0004】
そして、このようなティッシュボックスにおける問題点を解消するために従来から磁石を利用したティッシュボックス用ホルダが種々提案されている。これらのティッシュボックス用ホルダは、例えば冷蔵庫の外壁のような鉄板から成る強磁性体で形成された被着体に磁石の磁力により取り付けることができるため、ティッシュボックスを希望の場所に設置できて便利であり、従来技術である実開昭62−31032号公報には、底面に磁石を埋め込んだ箱状体でティッシュボックスの底部を覆うと共に、ティッシュボックス側面に上記の箱状体の内面に形成された複数の係止突片を作用させて取り付ける構造が開示されている。また、特開平10−201659号公報に示されるように、裏面に磁石が取り付けられたコ字形の取り付け具にてティッシュボックス側面を保持爪などで押込んで取り付ける構造も公知である。
【0005】
しかしながら、これら従来技術において、前者は固定具がティッシュボックスの裏面全面を覆う大型のものとなるためコスト高になると共にティッシュボックスの側面を係止突片で係合させる構造のため取り付け作業を行い難いと共に安定した取り付け強度が得難いという欠点があった。また、後者は小型化されているものの、ティッシュボックスの側面を押込んで保持爪等を用いて取り付ける構造のため、確実な取り付け状態が分かり難いため不充分な取り付けとなったり、押込みすぎてティッシュボックスを潰すなどの不都合を生じ易いばかりでなく、ティッシュボックスの大きさに合わせて保持爪等の位置を変更できるものは寸法調整のための可動部の調整が面倒であるという欠点があった。
【0006】
そこで、このような従来のティッシュボックス用ホルダの欠点を解消するために本出願人等は、表面に凹設されている凹部内に可撓性の板状磁石が固着されている矩形板状であって僅かに可撓性を有するプラスチック製本体の長手方向の両端に、本体の長手方向における断面形状が端部に向かって裏面側に傾斜するテーパを成しているガイド部が一体形成されているティッシュボックス用ホルダ(以下「ガイド部付ティッシュボックス用ホルダ」と言う)を開発した。
【0007】
そして、特に前記ガイド部付ティッシュボックス用ホルダとしては本体の板状磁石が固着されている面が長手方向に凹状の湾曲面を成しているものが、ティッシュボックスの上面を押してティッシュボックス用ホルダの可撓性を利用して板状磁石の全面を冷蔵庫の外壁のような鉄板から成る強磁性体で形成された被着体に吸着させるとティッシュボックスの上面のティッシュペーパー取り出し口からティッシュペーパーを引き出す力によって板状磁石が被着体から離れようとしても板状磁石が平面状態を維持して被着体に吸着し続けようとするのでティッシュボックスが被着体から脱落することがないので非常に安定した取り付け状態を得ることができるものである。
【0008】
このガイド部付ティッシュボックス用ホルダはそのガイド部をティッシュボックスの裏面に形成された開口部に差し込むことにより容易にティッシュボックスに取り付けることができると共にティッシュボックス用ホルダの可撓性を利用してティッシュボックスから取り外して永久的に使用できるが、このガイド部付ティッシュボックス用ホルダをティッシュボックスの開口部に取り付ける際に、開口部の位置や大きさ等によってはティッシュボックスを安定して確実に壁面等の被着体に固定することができないという問題点があり、また開口部等の位置とこのガイド部付ティッシュボックス用ホルダの板状磁石の磁力や大きさとの関係でティッシュボックスの自重を支えきれずに固定した壁面等の被着体から落下してしまったり、ティッシュペーパーをティッシュボックスの取出口から引き抜いたときに固定された壁面等の被着体からティッシュボックスごと落下してしまったりする現象が発生することあるという問題点もあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術の問題点を解消し、ティッシュボックスを磁石によって簡便で確実に冷蔵庫や壁面等の被着体の適当な位置に取り付けることができるガイド部付ティッシュボックス用ホルダ取り付け得る好適なティッシュボックスを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意研究の結果、前記本出願人等が開発したガイド部付ティッシュボックス用ホルダにおいて、ティッシュボックスの面に形成された開口部にガイド部を差し込んでティッシュボックスに確実に係合保持されるためにはティッシュボックスを構成する板紙の強度からガイド部が係合する開口部の長さが10mm〜20mmあれば充分であり、またガイド部付ティッシュボックス用ホルダは、板状磁石として2極〜多極着磁品のフェライト系ボンド磁石等を採用してティッシュペーパーをティッシュボックスの取出口から引き抜いたときに固定された壁面等の被着体からティッシュボックスごと離脱してしまうことがないようにし且つ小型で外観的に優れた構成にすると幅が20mm〜30mmで長さが大凡130mm〜170mmの矩形板状部の両側に長さが10mm〜20mmのガイド部が設けられた構成となるから、取出口が設けられている上面の寸法が縦100mm〜130mm,横230mm〜260mmである一般的なティッシュボックスにおいて、その底面の長手方向に垂直な中心線に対して対で且つ底面の短手方向に垂直な中心線上の位置に底面の長手方向と略平行な直線部とその直線部の終端同士を結び直線部と平行な長さが10mm〜20mmの直線ミシン目部を有するミシン目とで構成されていると共に前記直線部とその直線ミシン目部との間の幅が10mm〜25mmである開口用押込み部が形成されていれば、その開口用押込み部を上面方向に向けて指で押し込むことによって簡単に開口させることができると共にガイド部付ティッシュボックス用ホルダのガイド部を開口用押込み部に差し込んで取り付けた場合にもティッシュボックスが安定した取付状態を得ることができることを究明して本発明を完成したのである。
【0011】
即ち本発明は、表面に凹設されている凹部内に可撓性の板状磁石が固着されている矩形板状であって僅かに可撓性を有するプラスチック製の本体の長手方向の両端に、該本体の長手方向における断面形状が端部に向かって裏面側に傾斜するテーパを成しているガイド部が一体形成されているガイド部付ティッシュボックス用ホルダが、該ガイド部を底面に設けられている開口用押込み部に差し込まれて取り付けられるティッシュボックスであって、取出口が設けられている上面の寸法が縦100mm〜130mm,横230mm〜260mmであり二つ折りされ互いに係合しているティッシュペーパーが収納されるティッシュボックスの底面に、該底面の長手方向と略平行な直線部と該直線部の終端同士を結び該直線部と平行な長さが10mm〜20mmの直線ミシン目部を有するミシン目とで構成されていると共に該直線部と該直線ミシン目部との間の幅が10mm〜25mmである開口用押込み部が、該底面の長手方向に垂直な中心線から最も離れた部分までの距離が70mm〜90mmであって該底面の長手方向に垂直な中心線に対して対で且つ該底面の短手方向に垂直な中心線上の位置に設けられていることを特徴とするティッシュボックスである。
【0012】
そして、開口用押込み部の直線部もミシン目部で構成されていれば、開口用押込み部を上面方向に向けて指で押し込んだ場合に開口用押込み部を抜き取るように開口させることができ、開口用押込み部のミシン目が一方のミシン目のカット部と他方のミシン目のカット部とが千鳥状に配置された構成の二重ミシン目であれば、開口用押込み部を上面方向に向けて指で押し込んで開口部を形成した際に手などに怪我をすることがなくより安全にそして確実にガイド部付ティッシュボックス用ホルダを着脱することができて好ましいことも究明したのである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明に係るティッシュボックスについて説明する。図1は本発明に係るティッシュボックスの1実施例を底面側から見た斜視説明図、図2は開口用押込み部の直線部もミシン目部で構成されている本発明に係るティッシュボックスの他の実施例の底面図、図3はガイド部付ティッシュボックス用ホルダの斜視図、図4は図3に示すガイド部付ティッシュボックス用ホルダ中央部の長手方向に平行な断面説明図、図5は本発明に係るティッシュボックスにガイド部付ティッシュボックス用ホルダを取り付けた状態を示す斜視図、図6は本発明に係るティッシュボックスにガイド部付ティッシュボックス用ホルダを取り付ける状態を示す断面説明図、図7はガイド部付ティッシュボックス用ホルダが取り付けられた本発明に係るティッシュボックスを被着体に取り付けた状態を示す斜視説明図、図8は開口用押込み部の直線部がクリースであるティッシュボックスの開口用押込み部の二重ミシン目を示す拡大説明図である。
【0014】
図面中、1は二つ折りされ互いに係合しているティッシュペーパーが収納される本発明に係るティッシュボックスであって、後述するガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4がそのガイド部4cを底面に設けられている後述する開口用押込み部3に差し込まれて取り付けられるティッシュボックスである。また通常上面の所定位置にティシュペーパーを1組づつ又は1枚づつ連続的に取り出すための取出口2が設けられており、この上面の寸法は一般的なティッシュボックスと同様に縦100mm〜130mm,横230mm〜260mmである。
【0015】
3はティッシュボックス1の底面に設けられており、後述するガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4のガイド部4cを差し込むための開口部を形成するための開口用押込み部である。この開口用押込み部3は、ティッシュボックス1の長手方向と略平行な直線部3aとこの直線部3aの終端同士を結び且つ直線部3aと平行な長さが10mm〜20mmの直線ミシン目部3bを有するミシン目とで構成されていると共に直線部3aと直線ミシン目部3bとの間の幅は10mm〜25mmであって、ティッシュボックス1の底面の長手方向に垂直な中心線から最も離れた部分までの距離が70mm〜90mmであって底面の長手方向に垂直な中心線に対して対で且つ底面の短手方向に垂直な中心線上の位置に設けられている。そして、この直線部3aは図1及び図に示したようにクリースが設けられていても、またクリースが設けられていなくてもよい。
【0016】
従って、開口用押込み部3のティッシュボックス1の底面の長手方向に垂直な中心線から最も離れた部分までの距離は、後述するガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4の長手方向の長さの半分よりも短く且つガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4のガイド部4cがこの開口用押込み部3により形成された開口部に差し込まれた際にガイド部4cの一部が開口用押込み部3のティッシュボックス1の底面の長手方向に垂直な中心線から最も離れた部分に臨む寸法に設定される。
【0017】
また、開口用押込み部3を構成する直線部3aの両終端部と直線ミシン目部3bの両終端部とを結ぶミシン目は直線状に設けられていてもよいが、図1に示す如く直線部3aの両終端部と直線ミシン目部3bの両終端部とを結ぶミシン目が円弧状に設けられていれば、容易にミシン目に沿って開口用押込み部3を上面方向に向けて指で押込んで開口部を形成させることができるので好ましく、また図2に示す如く開口用押込み部3の直線部3aもミシン目部で構成されていれば、開口用押込み部3を上面方向に向けて指で押し込んだ場合に開口用押込み部3を抜き取るように開口させることができ且つより安全にそして確実にガイド部付ティッシュボックス用ホルダを着脱することができて好ましいのである。
【0018】
更に図に示す如く開口用押込み部3のミシン目が、一方のミシン目のカット部と他方のミシン目のカット部とが千鳥状に配置された構成の二重ミシン目であれば、開口用押込み部3を上面方向に向けて指で押し込んで開口部を形成した際に手などに怪我をすることがなくより安全にそして確実にガイド部付ティッシュボックス用ホルダを着脱することができて好ましいのである。
【0019】
4は図3から図5に示す如く表面に凹設されている凹部内に可撓性の板状磁石4bが固着されている矩形板状であって僅かに可撓性を有するプラスチック製本体4aの長手方向の両端に、本体4aの長手方向における断面形状が端部に向かって裏面側に傾斜するテーパを成しているガイド部4cが一体形成されているガイド部付ティッシュボックス用ホルダであって、図5,図6及び図7に示す如くガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4両端に形成されたガイド部4cをティッシュボックス1の開口用押込み部3を上面方向に向けて指で押し込んで形成した開口部に挿入されて取り付けられる。このガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4としては、本体4aの板状磁石4bが固着されている面が長手方向に凹状の湾曲面を成しているとより好ましいものである。
【0020】
【0021】
【0022】
次に、このような構造の本発明に係るティッシュボックスにガイド部付ティッシュボックス用ホルダを取り付ける操作について説明する。
先ず、ティッシュボックス1の底面に設けられた開口用押込み部3をミシン目に沿ってミシン目を破断するように上面方向に向けて指で押込んで開口部を形成させる操作を行う。この際、ティッシュボックス1の底面に形成された開口用押込み部3が底面の長手方向と略平行な直線部3aと直線部3aの終端同士を結び直線部3aと平行な長さが10mm〜20mmの直線ミシン目部3bを有するミシン目とで構成されている態様では、直線部3aを残してミシン目の部分が破断されて直線部3aを支点としてティッシュボックス1内に向けて折曲された開口部が形成されることになるので、この開口用押込み部3をミシン目に沿ってミシン目を破断するように上面方向に向けて指で押込んで開口部を形成させた後にガイド部付ティッシュボックス用ホルダを取り付けずに使用する場合に開口した開口部からティッシュボックス1内に異物が入り込むことがない。また、開口用押込み部3の直線部3aもミシン目部で構成されている態様では、開口用押込み部3に形成されたミシン目が総て破断されて開口部が形成されるので、より安全にそして確実にガイド部付ティッシュボックス用ホルダを着脱することができる。
【0023】
この開口用押込み部3に開口部を形成させる際には、通常ティッシュペーパーボックス1内にはティッシュペーパーが収納されている状態で開口用押込み部3を上面方向に向けて指で押込んで開口部を形成することになるが、この収納されたティッシュペーパーはティッシュペーパー間に空気を介在させた状態でティッシュボックス1内に収納されているので、開口用押込み部3を上面方向に向けて指で押込むに当ってはこの収納されたティッシュペーパーは開口用押込み部3を押込む力によって容易に収縮されるので問題とはならないのである。
【0024】
次に、ティッシュボックス1の底面の開口用押込み部3に形成された開口部にガイド部付ティッシュボックス用ホルダを差し込んで取り付ける操作を行う。ガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4をティッシュボックス1に取り付けるは、図6に示すように、先ずガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4の長手方向の両端に形成されたガイド部4cの一方のガイド部4cの先端を、開口用押込み部3に形成された開口部のティッシュボックス1の底面の長手方向に垂直な中心線から最も離れた部分に滑り込ませるように差し込み、次いでガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4の可撓性を利用して本体4a及び板状磁石4bをたわませて他方のガイド部4cの先端を、前記一方のガイド部4cが差し込まれていない開口用押込み部3に形成された他方の開口部のティッシュボックス1の底面の長手方向に垂直な中心線から最も離れた部分に滑り込ませるように差し込むのである。このようにガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4がティッシュボックス1に取り付けられると、ガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4とティッシュボックス1とはその長手方向中央部が略合致するため、図7に示すようにガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4が取り付けられたティッシュボックス1を壁面等の被着体に取り付けた際に、ガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4に不均一な力が作用しないので安定した状態でティッシュボックス1を壁面等の被着体の表面に取り付けることができるのであり、更に開口用押込み部3がティッシュボックス1の底面の短手方向に垂直な中心線上の位置に設けられているのでガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4が取り付けられたティッシュボックス1を壁面等の被着体にどのような角度で取り付けても、ガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4に不均一な力が作用しないので安定した状態でティッシュボックス1を壁面等の被着体の表面に取り付けることができるのである。
【0025】
【0026】
かくして、ガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4がティッシュボックス1の底面に確実に取り付けられたら、ガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4板状磁石4bの吸引力によって任意の壁面等の被着体の表面に取り付ければよいのである。なお、ガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4が前述したように本体4aの板状磁石4bが固着されている面が長手方向に凹状の湾曲面を成している場合には、板状磁石4bの長手方向中央部を押圧して板状磁石4bの表面を湾曲した状態から平面状に移行するように押圧するのである。
【0027】
そして、総てのティッシュペーパーを使い切るか又は未だティッシュペーパー残っているにも拘わらずガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4をティッシュボックス1より取り外したい場合には、ティッシュボックス1の開口用押込み部3にガイド部付ティッシュボックス用ホルダを取り付ける操作と逆の操作を行って、ティッシュボックス1からガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4を取り外し、別のティッシュボックス1の開口用押込み部3にガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4を取り付けて使用するか、又は別のティッシュボックス1の開口用押込み部3にガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4を保持させる必要があるまでガイド部付ティッシュボックス用ホルダ4を適当な場所に保管しておけばよいのである。
【0028】
【発明の効果】
以上に詳述した如く、本発明に係るティッシュボックスは、従来から存在するティッシュボックスと同様な構造のティッシュボックスの底面に特定の条件を備えた開口用押込み部を特定の条件を有する位置に設けたものであるので、従来から存在するティッシュボックスと略同価格で製造できるのみならず、本出願人等が開発したガイド部付ティッシュボックス用ホルダを使用して磁石によって簡便で確実に冷蔵庫や壁面等の被着体の適当な位置に取り付けることができるものであると共にガイド部付ティッシュボックス用ホルダを取り付ける操作が非常に簡単であるので、誰にでも容易にそのガイド部付ティッシュボックス用ホルダを取り付けることができ、またガイド部付ティッシュボックス用ホルダを確実に安定した状態に取り付けることができるので、壁面等の被着体からティッシュボックスごと落下してしまう心配をすることが無く、安心して使用できるのであるのである。
【0029】
また、開口用押込み部の直線部もミシン目部で構成されていれば、開口用押込み部を上面方向に向けて指で押し込んだ場合に更に簡単に開口させることができ、開口用押込み部のミシン目が一方のミシン目のカット部と他方のミシン目のカット部とが千鳥状に配置された構成の二重ミシン目であれば、開口用押込み部を形成した際に手などに怪我をすることがなくより安全にそして確実にガイド部付ティッシュボックス用ホルダを着脱することができるのである。
【0030】
このような種々の効果を奏する本発明に係るティッシュボックスの製紙部門に貢献する価値は非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るティッシュボックスの1実施例を底面側から見た斜視説明図である。
【図2】 開口用押込み部の直線部もミシン目部で構成されている本発明に係るティッシュボックスの他の実施例の底面図である。
【図3】 ガイド部付ティッシュボックス用ホルダの斜視図である。
【図4】 図3に示すガイド部付ティッシュボックス用ホルダ中央部の長手方向に平行な断面説明図である。
【図5】 本発明に係るティッシュボックスにガイド部付ティッシュボックス用ホルダを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図6】 本発明に係るティッシュボックスにガイド部付ティッシュボックス用ホルダを取り付ける状態を示す断面説明図である。
【図7】 ガイド部付ティッシュボックス用ホルダが取り付けられた本発明に係るティッシュボックスを被着体に取り付けた状態を示す斜視説明図である。
【図8】 開口用押込み部の直線部がクリースであるティッシュボックスの開口用押込み部の二重ミシン目を示す拡大説明図である。
【符号の説明】
1 本発明に係るティッシュボックス
2 取出口
3 開口用押込み部
3a 直線部
3b 直線ミシン目部
4 ガイド部付ティッシュボックス用ホルダ
4a 本体
4b 板状磁石
4c ガイド部

Claims (3)

  1. 表面に凹設されている凹部内に可撓性の板状磁石(4b)が固着されている矩形板状であって僅かに可撓性を有するプラスチック製の本体(4a)の長手方向の両端に、該本体(4a)の長手方向における断面形状が端部に向かって裏面側に傾斜するテーパを成しているガイド部(4c)が一体形成されているガイド部付ティッシュボックス用ホルダ(4)が、該ガイド部(4c)を底面に設けられている開口用押込み部(3)に差し込まれて取り付けられるティッシュボックスであって、
    取出口(2)が設けられている上面の寸法が縦100mm〜130mm,横230mm〜260mmであり二つ折りされ互いに係合しているティッシュペーパーが収納されるティッシュボックスの底面に、該底面の長手方向と略平行な直線部(3a)と該直線部(3a)の終端同士を結び該直線部(3a)と平行な長さが10mm〜20mmの直線ミシン目部(3b)を有するミシン目とで構成されていると共に該直線部(3a)と該直線ミシン目部(3b)との間の幅が10mm〜25mmである開口用押込み部(3)が、該底面の長手方向に垂直な中心線から最も離れた部分までの距離が70mm〜90mmであって該底面の長手方向に垂直な中心線に対して対で且つ該底面の短手方向に垂直な中心線上の位置に設けられていることを特徴とするティッシュボックス。
  2. 開口用押込み部(3)の直線部(3a)もミシン目部で構成されている請求項1に記載のティッシュボックス。
  3. 開口用押込み部(3)のミシン目が、一方のミシン目のカット部と他方のミシン目のカット部とが千鳥状に配置された構成の二重ミシン目である請求項1又は2に記載のティッシュボックス。
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