JP4533837B2 - 電圧制御磁化反転記録方式のmram素子及びそれを利用した情報の記録及び読み出し方法 - Google Patents

電圧制御磁化反転記録方式のmram素子及びそれを利用した情報の記録及び読み出し方法 Download PDF

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Description

本発明は、電圧制御磁化反転及び巨大磁気抵抗現象をメモリの記録及び読み出し方法に利用し、記録と読み出しが各々独立的に作動する新しい方式の次世代メモリMRAM素子設計に関するものである。より詳細には、陽極と陰極からなる二個の基底電極を利用してPZT薄膜により円滑に電圧が印加されるだけではなく、二本の記録線及び読み出し線により記録と読み出しが各々相互独立的になされ、圧電層に電圧を印加することにより自由強磁性体の磁化方向による逆磁歪現象(inverse magnetostriction)を利用して、平面方向または平面方向に垂直な方向に制御して記録と読み出しがなされる非揮発性、超永続性、超節電形電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子及びそれを利用した情報の記録及び読み出し方法に関するものである。
最近、次世代情報保存技術研究は、超永続性、非揮発性、低電力、超高速メモリの開発に集中している。このような様々な次世代メモリ技術の中でMRAM技術は、DRAMの超永続性度及びSRAMの超高速性をすべて充足する新しい技術として認識され、脚光を浴びている。
現在まで、MTJ(Magnetic Tunneling Junction)を基盤とする様々なMRAM技術が開発されたが、その一つが米国特許(特許文献1〜3)に記述されている。
上述したような従来技術は、情報の記録のために外部印加磁場を使用して磁性層の磁化方向を変化させることにより記録を遂行する。しかし、前記のような外部印加磁場による記録方式は、磁場の局所化が容易ではなく、そのため超永続性メモリを開発するためには根本的な限界を有していた。
また、既存のMRAM技術では、二つの強磁性薄膜を分離し、絶縁薄膜層を通過するトンネル電子の磁気抵抗効果を利用して固定層(pinned layer)と自由層(free layer)との磁性薄膜の相対的スピン方向を読み出しするため絶縁薄膜層の厚みが約1nm以下でなければならない。
これは、生産工程で1nmの一定厚の絶縁薄膜を所定インチの半径を有するウエハに均一に蒸着させることが難しいため、生産において精密な作業を要する等、MRAM素子生産に大きな弱点として作用する。
このような問題点を解決するための磁気記録技術として、外部磁場以外の方法で磁化反転を制御する技術に対する重要性が最近になって増大している。そのために電流や電場を印加して磁化方向を制御するための試みがなされている。
イービーマイヤーズ(E.B.Myers)は、Cu/Co/Cu多層薄膜構造で電流印加磁化反転を実験的に証明した。この現象は、流れる伝導電子及びスピン間の局所交換相互作用に起因するものと解釈されている(非特許文献1)。
しかし、このような構造は、スピンのスイッチングを誘導するための電流が一般的に巨大磁気抵抗(GMR)を測定するのに使用されるため、前記の読み出し電流は、スピンスイッチングを誘導しない小さい値の電流を使用しなければならず、それにより巨大磁気抵抗値が低くなる要因として作用し得るという問題点がある。
また、前記の問題点を解決するための他の試みの中の一つは、強磁性半導体で電場を利用して磁化反転を制御することである(非特許文献2)。
前記した方法の場合、現在まで常温で実用的に使用できる強磁性半導体が開発されていないという問題点を有している。
一方、強磁性薄膜で電圧を印加して磁化反転を制御する方法が米国特許(特許文献4)に記述されているが、この構造の場合にも既存のCMOS回路との統合が容易ではない物質及び構造を使用していて、超高速MRAMに適合した設計がなされていないという問題点を有している。
米国特許第6,518,588号 米国特許第6,097,625号 米国特許第5,640,343号 米国公開特許番号第2003/0103371 A1(Method of controlling magnetization easy axis in ferromagnetic films using voltage,ultrahigh density,low power, nonvolatile magnetic memory using the control method,and method of writing information on the magnetic memory) Myers,E.b.,Ralph,D.C.,Katine,J.A.,Louie,R.N and Buhrman,R.A.,Current Induced Switching of Domains in Magnietc Multilayer Devices, Science,1999年,第285巻,867-870頁 Chilba,D.,Yamanouchi,M.,Matsukura,F. and Ohno,H.,Electrical Manipulation of Magnetization Reversal in a Ferromagnetic Semiconductor, Science,2003年,第301巻,943-945頁
本発明は、前記の問題点を解決するために案出されたもので、陽極(+)と陰極(−)からなる二個の基底電極を利用してPZT薄膜により円滑に電圧が印加されるだけではなく、二本の記録線及び読み出し線により記録と読み出しが各々相互独立的になされ、それによりMRAM素子の速度を向上させ、既存のMRAM素子で使用されるナノ厚のトンネルバリアーtunneling barrierが必要ではなく、CMOS回路との統合が容易な物質及び構造を利用することにより、既存のCMOS回路との集積化(integration)、メモリ速度、生産性側面で優秀な長所を有し、既存の外部磁場印加記録方式のMRAM素子とは異なり外部磁場生成が必要でなく低電力設計が可能であり、電圧印加方式を改善することにより、より効率的にMRAM素子を製作できるだけではなく、メモリ素子の外にも電圧制御スピン素子等に利用可能な超高密度次世代メモリ開発に応用が可能な電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子及びそれを利用した情報の記録及び読み出し方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために本発明は、MRAM素子において、陽電極と陰電極を有する二本の記録線を具備した電気伝導性基底電極;電気伝導性基底電極の各記録線に左右各面を接して配置される圧電層;圧電層の下部に配置され、陽電極と陰電極を分離するよう形成される絶縁層;絶縁層の上部に配置され、水平方向と垂直方向の磁化状態を有する自由
強磁性層;自由強磁性層の上部に配置される非磁性層;非磁性層の上部に配置される固定強磁性層;固定強磁性層の上部に配置される強磁性層;固定強磁性層の上部適所に配置される一方の読み出し線と陽電極の電気伝導性基底電極絶縁層上部に配置されるもう一方の読み出し線からなるお互いに垂直な二本の電気伝導性読み出し線;を含むことを特徴とする。
ここで、前記電気伝導性基底電極は、Si基板上にSrRuOの金属酸化電極層を蒸着する。そして、前記電気伝導性基底電極と絶縁層と圧電層及びSi基板が相互の格子不一致を最小にしてエピタキシャル成長を可能にする物質からなる。
また、前記電気伝導性基底電極の各記録線が絶縁層により絶縁され、各記録線の側面を間に置いて絶縁層が配列される。
一方、前記絶縁層がSrTiOからなる。
また、前記圧電層が、Pb(Zr,Ti)O(PZT)系からなるか、または、(Pb,La)(Zr,Ti)O(PLZT)系、(Ba,La)TiO(BLT)、(Sr,La)TiO(SBT)系中のいずれか一つ以上からなる。
前記自由強磁性層は、CoとPdの合金からなることが好ましく、または、前記自由強磁性層が、Co、Fe、Ni、TbからなるA群から選択されたいずれか一つ以上と、Co、Fe、Ni、CからなるB群から選択されたいずれか一つ以上と、Sm、Dy、TbからなるC群から選択されたいずれか一つ以上の合金と、からなる。
そして、前記非磁性層は、CuとRuの合金からなる。
ここで、前記固定強磁性層は、NiとFeの合金、CoとPdの合金、または、Co、Fe、Ni、TbからなるA群から選択されたいずれか一つ以上と、Co、Fe、Ni、CからなるB群から選択されたいずれか一つ以上と、Sm、Dy、TbからなるC群から選択されたいずれか一つ以上の合金と、からなる。
また、前記固定強磁性層は、PtとMn及び強磁性体と代替可能に形成されることが好ましい。
また、前記強磁性層は、PtとMnの合金薄膜、または、CoとFeの合金薄膜からなる。
一方、前記二本の電気伝導性読み出し線はCuからなる。
ここで、MRAM素子の陽電極と陰電極からなる各記録線に電圧を印加する工程;各記録線が交差する地点の圧電層に電場が形成される工程;圧電層に発生する電場により圧電層に変形が誘導される工程;圧電層に誘導された変形により圧電層の上部に配置された自由強磁性層が水平磁化状態から垂直磁化状態に変化する工程;及び自由強磁性層で発生する磁化変化が記録される工程;を含む。
そして、前記二本の記録線により記録が独立的に遂行される。
代案的には、相互直角からなる垂直方向の二本の電気伝導性読み出し線中一方の読み出し線に電流を印加する工程;印加された電流が強磁性層、固定強磁性層、非磁性層、自由強磁性に順次伝送される工程;伝送された電流の抵抗が自由強磁性層と固定強磁性層の相
対的な磁化方向によって変化する工程;及び自由強磁性層に発生する磁化状態が読み出しされる工程;を含む。
そして、自由強磁性層と固定強磁性層の各磁化方向が相互垂直または水平からなる磁化方向の配列により抵抗の変化が読み出しされる。
ここで、前記二本の読み出し線により読み出しが独立的に遂行される。
一方、MRAM素子に陽電極と陰電極からなる各記録線に電圧を印加する工程と、各記録線が交差する地点の圧電層に電場が形成される工程と、圧電層に発生する電場により圧電層に変形が誘導される工程と、圧電層に誘導された変形により圧電層の上部に配置された自由強磁性層が水平磁化状態から垂直磁化状態に変化する工程と、自由強磁性層で発生する磁化変化が記録される工程を含む記録過程;相互直角からなる垂直方向の二本の電気伝導性読み出し線中一方の読み出し線に電流を印加する工程と、印加された電流が強磁性層、固定強磁性層、非磁性層、自由強磁性に順次伝送される工程と、伝送される電流を経験する抵抗が自由強磁性層と固定強磁性層の相対的な磁化方向により変化する工程と、自由強磁性層に発生する磁化状態が読み出しされる工程を含む読み出し過程;からなり前記二本の記録線と二本の読み出し線により記録及び読み出しが各々独立的に遂行される。
以上、本発明は、既存のMRAM素子で使用されるナノ厚みのトンネルバリアー(tunneling barrier)が必要なく、CMOS回路との統合が容易な物質及び構造を利用することにより、既存のCMOS回路との集積化(integration、メモリ速度、生産性の面で優秀な長所を有し、既存の外部磁場印加記録方式のMRAM素子とは異なり、外部磁場生成が必要ないため低電力設計が可能で、電圧印加方式を改善することにより、さらに効率的にMRAM素子を製作できるだけではなく、メモリ素子の他にも電圧制御スピン素子等に利用可能で、超高密度次世代メモリ開発に応用可能である等の効果を得られる。
以下、本発明による実施例を添付した例示図面を参考にして詳細に説明する。
図1は、本発明によるMRAM素子の強磁性層と圧電層を概略的に示した断面図である。
図面に図示したように、本発明による電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子1は、圧電層20と絶縁層30と自由強磁性層40と非磁性層50と固定強磁性層60と強磁性層70と二本の電気伝導性読み出し線80と陽電極と陰電極を有する電気伝導性基底電極10からなる。
前記MRAM素子1は、まずSi基板上にSrRuO金属酸化電極層を蒸着し、前記電気伝導性基底電極10をSrRuOで形成する。
前記のようにSi基板上にSrRuO金属酸化電極層を蒸着し、SrRuOからなる電気伝導性基底電極10は、陽電極と陰電極を有し、陽電極と陰電極は記録過程で電圧が印加される場合、記録線10a、10bに各々代替され、該陽電極と陰電極は、絶縁層30により相互分離され、絶縁層30はSrTiOからなる。
そして、MRAM素子1の配列において前記電気伝導性基底電極10の陽電極と陰電極は、各々の素子を接続及び連結するために各々垂直な方向に延長される。
一方、陽電極と陰電極の間に圧電現象で圧力を加える時、電荷の分極が発生して電流が流れるように圧電層20を具備し、該圧電層20は記録線10の各面と接触するように介在及び配置する。
前記圧電層20は、PZTのように圧電常数が大きい物質からなり、圧電層20の厚みは低電圧で最大変形が印加されるための範囲内で決定される。即ち、圧電層20の組成、厚み及び大きさは、低電圧により逆圧電効果を最大化させるための範囲内で決定される。
本発明の一実施例では、圧電層20がPZT系で成り立っているが、圧電層20が、PLZT、BLT、SBT系中のいずれか一つからなることも好ましい。
一方、電気伝導性基底電極10と絶縁層30と圧電層20の物質選択は、相互格子不一致(lattice mismatch)を最小化してエピタキシャル成長(epitaxial growth)を可能にする物質からなり、Si基板上も前記のようにエピタキシャル成長が可能な物質からなることが好ましい。
前記自由強磁性層40は、磁気記録層とも呼ばれ適切な保磁力、大きい電流磁気と大きい逆磁歪効果を示す強磁性薄膜が使用され、圧電層20の上部に蒸着される。
前記のような条件を充足及び満足させるための物質としては、CoとPdの合金からなるCOxPd1−x超薄膜が適用される。
本発明の一実施例では、自由強磁性層40がCoとPdの合金からなっているが、Co、Fe、Ni、TbからなるA群から選択されたいずれか一つ以上と、Co、Fe、Ni、CからなるB群から選択されたいずれか一つ以上と、Sm、Dy、TbからなるC群から選択されたいずれか一つ以上の合金と、からなる希土類と転移金属で構成されたSmCo、TbFeCo、TbFeDy等の二元または三元合金等からなるものも可能である。
また、自由強磁性層40の形態もまた、隣り合う記録素子間のストレイフィールドstray field)による相互干渉を最大限に減らせるように形成する。
非磁性層50は、自由強磁性層40の上部に配置され、Cuからなる。非磁性層50をはじめ自由強磁性層40及び後述する固定強磁性層60の組成及び厚みは巨大磁気抵抗効果を最大化させる条件により可変及び固定される。
本発明の一実施例では、非磁性層50がCuで成り立っているが、CuとRuの合金からなるものも可能である。
固定強磁性層60は、Cuからなる前記非磁性層50の上部に蒸着して配置され、一般的にNiFeのような強磁性体が固定強磁性体60に利用される。
固定強磁性層60の磁化は、固定強磁性層60の上部に蒸着される後述の強磁性層70により水平方向に磁化される。
本発明の一実施例では、固定強磁性層60がNiFeのような強磁性体からなっているが、CoとPdの合金からなるものも可能で、固定強磁性層60が、Co、Fe、Ni、TbからなるA群から選択されたいずれか一つ以上と、Co、Fe、Ni、CからなるB群から選択されたいずれか一つ以上と、Sm、Dy、TbからなるC群から選択されたいずれか一つ以上の合金と、からなるものも可能である。
また、前記固定強磁性層60が、PtとMn及び強磁性体で代替可能に形成することも可能である。
強磁性層70は、固定強磁性層60の上部に配置され、一般的にPtとMnの合金薄膜を使用する。
本発明の一実施例では、強磁性層70がPtとMn及び強磁性体で代替可能であるが、Ru非磁性層50により離れているCoとFeの合金薄膜のような強磁性層を使用することも可能である。
電気伝導性読み出し線80は、強磁性層70の上部に蒸着して配置され、一般的に銅線が利用される。
電気伝導性読み出し線80は二本の読み出し線80a、80bに分かれ、二本の電気伝導性読み出し線80a、80b中、上側に配置される一方の読み出し線80aは、強磁性層70の上部に蒸着され、下側に配置される他方の読み出し線80bは記録線10a、10bに利用される基底電極10の陽電極上部に蒸着される。
前記のように、強磁性層70の上部に蒸着される一方の読み出し線80aと基底電極10の陽(+)電極上部に蒸着される他方の読み出し線80bは、相互垂直に形成され、お互いに異なる平面に位置するようになる。
このように位置する二本の電気伝導性読み出し線80a、80bにより電流は、上部に位置する読み出し線80aを通して各々のメモリ素子を経た後、下部に位置する他方の読み出し線80bに流れ、各素子の配列において各々の読み出し線80a、80bはトランジスターのような固体スイッチを使用して選択されることにより各々の素子を読み出しできる。
図2は、電圧制御磁化反転MRAM素子の記録基材部分を概略的に示した図面である。
図面に図示しているように、本発明による電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子の記録基材部分は、従来技術で記載した米国特許(特許文献4)に詳細に記載されているので、本発明では前記の従来技術との差異点だけを簡略に説明する。
陽電極と陰電極からなる基底電極10の各電極が各々の記録線10a、10bになり、前記各記録線10a、10bは相互に垂直をなしている。即ち、陽電極と陰電極からなる各記録線10a、10bは上部から見ると相互交差する形態である。
前記のような構造の陽電極と陰電極からなる各々の記録線10a、10bは動作時に+Vと−Vが印加されると、二記録線10a、10bが交差する地点の圧電層20に電場が形成される。
このように発生する電場により圧電層20に逆圧電効果による変形が誘導され、変形の結果、圧電層20上部に配置された自由強磁性層40の磁化状態が逆磁歪効果により水平磁化から垂直磁化状態に変り、その状態が記録される。
即ち、各記録線10a、10bが交差する圧電層20に発生する電場により前記圧電層20が変形し、変形した圧電層20の上部に配置される自由強磁性層40の磁化状態が逆磁歪効果により水平磁化状態の‘0’状態から垂直磁化状態の‘1’状態に変化し、その変化した状態が記録される。
図3は、電圧制御磁化反転MRAM素子の読み出し基材部分を概略的に示した図面である。
図面に図示されているように、本発明による電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子の記録基材部分は、相互直角からなる垂直方向の二本の電気伝導性読み出し線80が、前記陽電極と陰電極からなる各々の記録線10a、10bと独立的に作動する。
そのために各読み出し線80a、80bは、各記録線10a、10bと絶縁層30により相互に分離される。
前記のような各読み出し線80a、80bは、素子の動作時各状態の読み出しのため電流が二本の読み出し線80a、80b中、一方の読み出し線80aを通して強磁性層70、固定強磁性層60、非磁性層50、自由強磁性層40を経て他方の読み出し線80bに流れる。
ここで、電流が経験する抵抗は、自由強磁性層40と固定強磁性層60の相対的な磁化方向により異なる。即ち、自由強磁性層40の磁化状態が垂直方向なら電流は高い抵抗を経験し、自由強磁性層40の磁化状態が水平方向なら電流は低い抵抗を経験する。
言い換えると、前記自由強磁性層40の磁化方向が垂直方向なら電流は‘1’状態の高い抵抗を経験し、自由強磁性層40の磁化方向が水平方向なら電流は‘0’状態の低い抵抗を経験する。
ここで、電気伝導性読み出し線10中の一方の読み出し線80aを通して入力される電流がMRAM素子1の各構成要素を経て他方の読み出し線80bに流れると、発生する巨大磁気抵抗効果によりMRAM素子1の情報を読み出しする。
図4は、本発明による電圧制御磁化反転MRAM素子の配列を概略的に示した図面で、図5は本発明による電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子を利用した情報の記録方法を概略的に示したブロック図で、図6は本発明による電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子を利用した情報の読み出し方法を概略的に示したブロック図である。
図面に図示されているように、本発明による電圧制御磁化反転MRAMの各読み出し線80a、80bと各記録線10a、10bは、相互独立的に駆動及び作動する。
そして、陽電極と陰電極からなる前記各記録線10a、10bに電圧を印加することによりセル(Cell)1に記録され、前記各読み出し線80a、80bに電流を印加することによりセル(Cell)2の記録状態を読み出しできる。
上述した構造及び構成によりMRAM素子1は、記録と読み出し過程が同時に可能であるため、素子速度の向上が可能なだけではなく、記録及び読み出しに大きな柔軟性を有する。
以下、本発明による電圧制御磁化反転MRAM素子の記録方法及び読み出し方法を説明する。
まず、電圧制御磁化反転MRAM素子1の記録方法について説明する。
強磁性層70、固定強磁性層60、非磁性層50、自由強磁性層40が上から下向きに順次的に配列及び配置され、自由強磁性層40の下部に圧電層20と前記圧電層20に電圧を印加する二本の基底電極10が配置されるMRAM素子1の陽電極と陰電極で形成された基底電極10の各記録線10a、10bに電圧を印加する(S1−1)。
それにより各記録線10a、10bが交差する地点の圧電層20に電場が形成される(S1−2)。
圧電層20で発生する電場により圧電層20に変形が誘導される(S1−3)。
圧電層20に誘導された変形により圧電層20上部に配置された自由強磁性層40が水平磁化から垂直磁化に変化する(S1−4)。
即ち、各記録線10a、10bが交差する圧電層20に発生する電場により前記圧電層20が逆圧電効果により変形され、変形した圧電層20の上部に配置された自由強磁性層40の磁化状態が逆磁歪効果により水平磁化状態の‘0’状態から垂直磁化状態の“1”状態に変化する。
このように磁化変化により自由強磁性層40で発生する磁化変化が記録される(S1−5)。
次に、電圧制御磁化反転MRAM素子1の読み出し方法について説明する。
まず、相互直角からなる垂直方向の二本の電気伝導性読み出し線80a、80b中の一方の読み出し線80aに電流が印加される(S2−1)。
各読み出し線80a、80b中の一方の読み出し線80aに印加された電流が強磁性層70、固定強磁性層60、非磁性層50、自由強磁性層40へ伝送される(S2−2)。
ここで、伝送された電流を経験する抵抗は、自由強磁性層40と固定強磁性層60の相対的な磁化方向により変化する(S2−3)。
即ち、自由強磁性層40の磁化状態が垂直方向なら電流は高い抵抗を経験し、自由強磁性層40の磁化状態が水平方向なら電流は低い抵抗を経験する。
言い換えると、電流が二本の電気伝導性読み出し線80a、80b中で上部に配置された読み出し線80aを通して強磁性層70、固定強磁性層60、非磁性層50、自由強磁性層40を通して流れる場合、自由強磁性層40の磁化方向により抵抗が異なって現れる現象を利用して情報を読み出し、前記自由強磁性層40の磁化方向が垂直方向なら電流は“1”状態の高い抵抗を経験し、自由強磁性層40の磁化方向が水平方向なら電流は“0”状態の低い抵抗を経験する。
このように磁化状態の変化により自由強磁性層40に発生する磁化状態が読み出される(S2−4)。
一方、前記自由強磁性層40と固定強磁性層60の各磁化方向が相互垂直または水平の磁化方向の配列により抵抗の変化を読み出しすることが好ましい。
このように前記のような構造及び構成による本発明の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子を利用した情報読み出し方法は、前記二本の記録線10a、10bと二本の読み出し線80a、80bにより記録及び読み出しが各々独立的に遂行され、記録と読み出しを同時に実行可能であるためMRAM素子1の速度を増加させられる。
以上、本発明の好ましい実施例を例示的に説明したが、本発明の範囲はこのような特定実施例にだけ限定されるものではなく、当分野で通常の知識を有する者なら本発明の特許請
求の範囲内に記載された範疇内で適切に変更が可能である。
以上で説明したように、前記のような構成を有する本発明は、陽極(+)と陰極(−)からなる二本の基底電極を利用してPZT薄膜により円滑に電圧が印加されるだけではなく、二本の記録線及び読み出し線により記録と読み出しが各々相互独立的になされ、それによりMRAM素子の速度を向上させ、既存のMRAM素子で使用されるナノ厚みのトンネルバリアー(tunnelling barrier)が必要なく、CMOS回路との統合が容易な物質及び構造を利用することにより、既存のCMOS回路との集積化integration)、メモリ速度、生産性側面で優秀な長所を有し、既存の外部磁場印加記録方式のMRAM素子とは異なり、外部磁場生成が必要ないため低電力設計が可能で、電圧印加方式を改善することにより、さらに効率的にMRAM素子を製作できるだけではなく、メモリ素子の他にも電圧制御スピン素子等に利用可能で、超高密度次世代メモリ開発に応用可能である等の効果を得られる。
本発明によるMRAM素子の強磁性層と圧電層を概略的に示した断面図。 本発明による電圧制御磁化反転MRAM素子の記録基材部分を概略的に示した図。 本発明による電圧制御磁化反転MRAM素子の読み出し基材部分を概略的に示した図。 本発明による電圧制御磁化反転MRAM素子の配列を概略的に示した図。 本発明による電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子を利用した情報の記録方法を概略的に示したブロック図。 本発明による電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子を利用した情報の読み出し方法を概略的に示したブロック図。
1:MRAM素子 10:基底電極
10a、10b:記録線 20:圧電層
30:絶縁層 40:自由強磁性層
50:非磁性層 60:固定強磁性層
70:強磁性層 80:電気伝導性読み出し
80a、80b:読み出し

Claims (17)

  1. Si基板の上部に配置され、SrRuO の金属酸化電極層を蒸着してなる電気伝導性の基底電極;
    前記基底電極の上部に配置されるSrTiO からなる絶縁層;
    前記絶縁層の上部に配置されるPb(Zr,Ti)O 系からなる圧電層;
    が、相互格子不一致を最小化してエピタキシャル成長されており、
    前記圧電層の上部に配置され、磁化方向が水平及び垂直方向である自由強磁性層;
    前記自由強磁性層の上部に配置される導電性非磁性層;
    前記導電性非磁性層の上部に配置される固定強磁性層;
    前記固定強磁性層の上部に配置される反強磁性層;
    を具備する磁気抵抗メモリ(MRAM)素子において、
    前記圧電層は、前記基底電極と接続された陽電極、及び、前記絶縁層によって前記基底電極と分離された陰電極に左右各面が接しており、
    前記陽電極が接続された基底電極からなる一方の記録線、及び、前記陰電極からなる他方の記録線は、相互に直角に交差しており、
    前記反強磁性層の上部に配置される一方の電気伝導性読み出し線と、及び、前記自由強磁性層と接し、かつ前記陽電極の上部に電極絶縁層を介して配置される他方の電気伝導性読み出し線は、相互に直角に交差している
    ことを特徴とする電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子。
  2. 前記圧電層が(Pb,La)(Zr,Ti)O系、(Ba,La)TiO系、(Sr,La)TiOのいずれかであることを特徴とする請求項1記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子。
  3. 前記自由強磁性層がCoとPdの合金からなることを特徴とする請求項1記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子。
  4. 前記自由強磁性層が、
    Co、Fe、Ni、TbからなるA群から選択されたいずれか一つ以上と、
    Co、Fe、Ni、CからなるB群から選択されたいずれか一つ以上と、
    Sm、Dy、TbからなるC群から選択されたいずれか一つ以上の合金と、
    からなることを特徴とする請求項1記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子。
  5. 前記導電性非磁性層がCuとRuの合金からなることを特徴とする請求項1記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子。
  6. 前記固定強磁性層がNiとFeの合金からなることを特徴とする請求項1記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子。
  7. 前記固定強磁性層がCoとPdの合金からなることを特徴とする請求項1記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子。
  8. 前記固定強磁性層が、
    Co、Fe、Ni、TbからなるA群から選択されたいずれか一つ以上と、
    Co、Fe、Ni、CからなるB群から選択されたいずれか一つ以上と、
    Sm、Dy、TbからなるC群から選択されたいずれか一つ以上の合金と、
    からなることを特徴とする請求項1記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子。
  9. 前記固定強磁性層が、PtとMnの合金からなること、若しくは、人工的な反強磁性体であることを特徴とする請求項1記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子。
  10. 前記反強磁性層がPtとMnの合金薄膜からなることを特徴とする請求項1記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子。
  11. 前記二本の電気伝導性読み出し線がCuからなることを特徴とする請求項1記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子。
  12. MRAM素子の陽電極と陰電極からなる各記録線に電圧を印加する工程(S1−1);
    前記各記録線が交差する地点の圧電層に電場が形成される工程(S1−2);
    前記圧電層に発生する電場により圧電層に変形が誘引される工程(S1−3);
    前記圧電層に誘導された変形により圧電層の上部に配置される自由強磁性層が水平磁化状態から垂直磁化状態に変化する工程(S1−4);及び
    前記自由強磁性層で発生する磁化変化が記録される工程(S1−5);
    を含むことを特徴とする、
    請求項1に記載された電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子を利用した情報の記録方法。
  13. 本の記録線により記録が独立的に遂行されることを特徴とする請求項12に記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子を利用した情報の記録方法。
  14. 相互直角からなる垂直方向の二本の電気伝導性読み出し線中いずれか一方の読み出し線に電流を印加する工程(S2−1);
    印加された電流が反強磁性層、固定強磁性層、導電性非磁性層、自由強磁性層に順次伝送される工程(S2−2);
    伝送された電流の抵抗が自由強磁性層と固定強磁性層の相対的な磁化方向により変化する工程(S2−3);及び
    前記自由強磁性層に発生する磁化状態が読み出される工程(S2−4);
    を含むことを特徴とする、
    請求項1に記載された電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子を利用した情報の読み
    出し方法。
  15. 記自由強磁性層と固定強磁性層のそれぞれの磁化方向が、垂直または水平になることにより抵抗の変化が読み出しされることを特徴とする請求項14記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子を利用した情報の読み出し方法。
  16. 二本の読み出し線により抵抗の変化が独立的に読み出されることを特徴とする請求項15に記載の電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子を利用した情報の読み出し方法。
  17. 記二本の記録線と二本の読み出し線により、請求項13に記載の情報の記録、及び請求項16に記載の情報の読み出しが各々独立的に遂行されること、を特徴とする電圧制御磁化反転記録方式のMRAM素子を利用した情報の記録及び読み出し方法。
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