JP4533495B2 - 消火装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、公衆トイレット等に設けたトイレットペーパー等の備品の消火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より公衆トイレ等に管理人が配置されることは殆どなかった。その為トイレットに設けた備品に、悪戯等により火が付けられることがあった。
【0003】
そして、トイレ全体の消火を行うために、天井にスプリンクラー等の消火設備を設けたものはあるが、トイレの局所における備品消火のために、特別な消火装置を設けることは考えられていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記事項に鑑みなされたものであり、トイレット等の備品に火が付けられたとき、直ちに消火用水を噴出して火を消火し、次に消火用水の噴出を止める消火装置を、簡単に形成できるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フラッシュ弁装置1と、このフラッシュ弁装置1の洗浄水で回転翼車22を回転させて洗浄水の流量を計量する流量計21と、フラッシュ弁装置1に対して流出入する洗浄水をフラッシュ弁装置1の外部に送水し、かつ先端には洗浄水を噴射するためのシャワーノズル46を有するシャワー用水管44と、燃焼を感知するセンサー50と、センサー50の発する信号により開かれるシャワー用電磁弁45と、センサー50からの信号が入力されるとともにシャワーノズル46の放水制御を実行するシャワー用電磁弁45に対して指示信号を出力する制御部60と、を備えてトイレに設置される消火装置であって、前記制御部60は、燃焼を感知したセンサー50の発する信号によりシャワー用電磁弁45の開かれることでフラッシュ弁装置1に洗浄水が流入すると、この洗浄水によりフラッシュ弁装置1の回転翼車22を回転することで前記流量計21を作動させ、かつ前記シャワーノズル46から噴出した水量を計算するとともに、噴出した水量が所定の量に達すると、前記シャワー用電磁弁45閉ざすことを特徴とする消火装置とした。
【0006】
また、前記制御部60は、シャワー用電磁弁45を作動させた後、所定時間経過後にセンサー50から火災の旨の信号を入力した場合、前回放水よりも多量の水をシャワーノズル46から放水するようシャワー用電磁弁45を作動させるようにすると好適である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図に基づいて本発明の実施の形態の説明をする。図は本発明のトイレットペーパー等の消火装置の一実施の形態の説明用の図である。
【0008】
まず、この実施の形態の図3に示すフラッシュ弁装置1について、その動作を中心に構成を説明する。すなわち、フラッシュ弁装置1は、電磁駆動部13に入った指令により、パイロット弁14が開くと、圧力室5内の水が、バイパス通路15を通って、洗浄水の出口3に連通している低圧室7に排出され、圧力室5の水圧は低下する。
【0009】
そうすると、スプリング9が圧縮されて主制御弁4が開き、主弁室6の水が低圧室7に排出され、主弁室6に連通している入口側円筒状部28内の水圧が低下し、スプリング91が圧縮されて逆止弁30が開き、洗浄水の入口29から洗浄水が入口側円筒状部28内に流入する。
【0010】
そして、洗浄水の入口29から流入し、逆止弁30を通った洗浄水は、回転翼車22を回転させて流量計21を回転させ、さらに、主弁室6から、開いた主制御弁4を通って低圧室7に入り、洗浄水の出口3から流出する。
【0011】
そして、所定の量の洗浄水の通過を計量した流量計21は、電磁駆動部13に指令を出し、電磁駆動部13がパイロット弁14を閉ざす。そして、パイロット弁14が閉ざされ、バイパス通路15への水の排出が停止した圧力室5は、小径の第2バイパス通路8を通って、主弁室6から圧力室5に流入した水によって、水圧が上昇する。
【0012】
そうすると、上昇した圧力室5の水圧により主制御弁4が閉ざされ、出口3からの洗浄水の流出は停止される。すると、入口側円筒状部28内の水圧も上昇して、逆止弁30も閉ざされるものである。
【0013】
このように本発明のフラッシュ弁装置1は、前記洗浄水入口29から、フラッシュ弁装置1内に洗浄水が流入し、洗浄水の出口3からフラッシュ弁装置1外に流出する洗浄水で、回転翼車22を回転させて、流量計21を作動させ、フラッシュ弁装置1から流出する洗浄水を計量して、フラッシュ弁装置1の開閉を制御する装置であるが、さらに、以下に記載する構成を備えている。
【0014】
すなわち、本発明のフラッシュ弁装置1は、図1及び図4に示すように、トイレットペーパー51等の燃焼を感知する熱センサー・煙センサー等のセンサー50を備え、燃焼を感知したセンサー50の発する信号により開かれるシャワー用電磁弁45を備えている。
【0015】
そして、シャワー用電磁弁45の開かれることにより洗浄水の入口29から水が流入し、この流入した水がフラッシュ弁装置1の回転翼車22を回転させて流量計21を回転させ、主弁室6に設けたシャワー用水入口43よりシャワー用水管44を経てシャワーノズル46から消火用に噴出した水の量を計量できるように形成してある。
【0016】
そして、シャワーノズル46から噴出した水の量が、トイレットペーパー等の消火に必要な量(例えば1リットル)に達すると、シャワー用電磁弁45が閉ざされるように形成してある。
【0017】
これらの装置の関係を図4により説明すると、フラッシュ弁装置1は、流量計21及びセンサー50からの信号を入力インタフェースを介して入力するとともに、電磁駆動部13及びシャワー用電磁弁45に出力インタフェースを介して指示信号を出力する制御部60を備えている。なお、制御部60は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等を備えたCPU(Central Processing Unit)により構成されている。
【0018】
以上のように本実施形態のフラッシュ弁装置1によれば、シャワーノズル46側に連通するシャワー用水管44は、流量計21の後段である主弁室6に接続されているので、消火水の流量を正確に計量しながら放水する消火装置を、簡易な構成で安価に製造することができる。
【0019】
なお、シャワーノズル46は、複数のトイレットペーパーを収容可能なボックスの上部に設けてもよい。
また、一旦シャワーノズル46から消火水を放水した後、さらにセンサー50が火災を検知(所定温度以上を検知)した場合は、第一回目の消火水量より多めの消火水量(例えば2リットル)を再度放水するように構成するとよい。この場合、制御部60内のタイマーを利用して、次のように制御するとよい。すなわち、制御部60は、流量計21からの信号により、1リットルの消火水がシャワーノズル46から放水されたと判断したときにシャワー用電磁弁45を閉鎖し、その後30秒間経過した後、未だセンサー50が所定温度以上、あるいは所定量以上の煙を検知している場合は、再度シャワー用電磁弁45を開放し、流量計21から2リットルの消火水が通過した旨の信号が出力されるまで放水をするというものである。このように第2回目以降に多量の水を放水することにより、想定したよりも大きな火災が発生しそうになった場合でも、より確実に消火することができる。なお、第1回目と第2回目の消火水の放水時間に間隔をもたせたのは、余熱等によるセンサー50の誤作動を防止するためである。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、トイレットペーパー等の燃焼を感知して、シャワーノズル46から消火用の水を噴出するので、トイレットペーパー51等の燃焼の初期の段階で確実に消火できるものである。
【0021】
そして、消火用の水の噴出は、流量計21で算出するので、消火用の水の噴出量も、必要最低限とすることが可能であり、かつ、消火による水で汚染される範囲も小さくできるものである。
【0022】
そして、本発明における流量計21は、フラッシュ弁装置を使用する処であれば、そのフラッシュ弁装置に使われる流量計21を利用するように形成するので、コストも安くできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の説明用の正面図
【図2】本発明の一実施の形態の説明用の側面図
【図3】本発明の一実施の形態の説明用のフラッシュ弁装置の断面図
【図4】本発明の一実施の形態の説明用のブロック図
【符号の説明】
1 フラッシュ弁装置
2 出口側円筒状部
3 洗浄水の出口
4 主制御弁
5 圧力室
6 主弁室
7 低圧室
8 第2バイパス通路
9・91 スプリング
13 電磁駆動部
14 パイロット弁
15 バイパス通路
21 流量計
22 回転翼車
28 入口側円筒状部
29 洗浄水の入口
30 逆止弁
43 シャワー用水入口
44 シャワー用水管
45 シャワー用電磁弁
46 シャワーノズル
55 半円形結合具
56 筒状スリーブ
57 ストレーナ
60 制御部

Claims (2)

  1. フラッシュ弁装置1と、
    このフラッシュ弁装置1の洗浄水で回転翼車22を回転させて洗浄水の流量を計量する流量計21と、
    フラッシュ弁装置1に対して流出入する洗浄水をフラッシュ弁装置1の外部に送水し、かつ先端には洗浄水を噴射するためのシャワーノズル46を有するシャワー用水管44と、
    燃焼を感知するセンサー50と、
    センサー50の発する信号により開かれるシャワー用電磁弁45と、
    センサー50からの信号が入力されるとともにシャワーノズル46の放水制御を実行するシャワー用電磁弁45に対して指示信号を出力する制御部60と、を備えてトイレに設置される消火装置であって、
    前記制御部60は、燃焼を感知したセンサー50の発する信号によりシャワー用電磁弁45の開かれることでフラッシュ弁装置1に洗浄水が流入すると、この洗浄水によりフラッシュ弁装置1の回転翼車22を回転することで前記流量計21を作動させ、かつ前記シャワーノズル46から噴出した水量を計算するとともに、噴出した水量が所定の量に達すると、前記シャワー用電磁弁45閉ざすことを特徴とする消火装置。
  2. 前記制御部60は、シャワー用電磁弁45を作動させた後、所定時間経過後にセンサー50から火災の旨の信号を入力した場合、前回放水よりも多量の水をシャワーノズル46から放水するようシャワー用電磁弁45を作動させる請求項1記載の消火装置。
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