JPH0614780Y2 - 自動警報弁 - Google Patents

自動警報弁

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JPH0614780Y2
JPH0614780Y2 JP1986172570U JP17257086U JPH0614780Y2 JP H0614780 Y2 JPH0614780 Y2 JP H0614780Y2 JP 1986172570 U JP1986172570 U JP 1986172570U JP 17257086 U JP17257086 U JP 17257086U JP H0614780 Y2 JPH0614780 Y2 JP H0614780Y2
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JP
Japan
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alarm
water
orifice
valve
pressure switch
Prior art date
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Application number
JP1986172570U
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English (en)
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JPS6378780U (ja
Inventor
孝 竹内
哲郎 菊池
Original Assignee
千住スプリンクラ−株式会社
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Publication date
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は火災発生時、スプリンクラーヘッドからの散水
を検知して信号を発する自動警報弁に関する。
〔従来の技術〕 自動警報弁は、高層建造物においては各階に設置され、
また同一フロアーにおいてもスプリンクラーヘッドの取
付け数が多いと複数設置される。従って、自動警報弁か
らの警報を集中管理するようにしておけば、火災が如何
なる場所で発生したかを容易に判断でき、その後の処置
等もしやすくなる。
ここで自動警報弁における警報発生のメカニズムについ
て説明する。
第3図は従来の自動警報弁であり、警報弁本体(1)の二
次側(II)には図示しない配管が接続され、その末端には
複数のスプリンクラーヘッドが取付けられている。スプ
リンクラーヘッドが火災の発生で作動し、二次側の水が
スプリンクラーヘッドから流出すると、警報弁本体の二
次側(II)は一次側(I)よりも負圧となるためメインディ
スク(2)は一点鎖線で示すように開放される。この時、
メインディスクに付設されたパイロット弁(3)も開放さ
れるため、警報水路(4)には信号水が流入し(矢印)、
これが警報水路の信号水取出口(5)に接続された流通路
(6)から圧力スイッチ(7)に達し、これを作動させること
により警報が発生する。圧力スイッチ(7)の手前には停
止弁(8)が設置されているが、これは送水ポンプ等を試
験する時に警報を発しないように水が圧力スイッチへ到
達するのを停止させるためのものである。
ところでメインディスク(2)は火災が発生してスプリン
クラーヘッドから水が散布された時だけ開くことが望ま
しいものであるが、火災発生時以外でも配管内の水の揺
動で少し開くことがある。この時にも少量の水がパイロ
ット弁から警報水路(4)に流入してしまうが、斯様に火
災でない時の水の警報水路への流入で圧力スイッチが作
動してしまったのでは、しばしば誤報を発することにな
る。そこで火災発生時でない時の水の流入は圧力スイッ
チを作動させないように、圧力スイッチにはタンクや遅
延タイマー等を設置して検知しないようにしてあるが、
それでも警報水路内に長時間、水が残っているとタンク
や遅延タイマーの作用がきかず圧力スイッチを作動させ
てしまう。そのため、従来より警報水路内の水はタンク
や遅延タイマーが作用している間に警報水路から流し出
してしまうようにするため、警報水路(4)には排水弁(9)
の排水管(10)に通ずる小さなオリフィス(11)があけられ
ている。オリフィスは孔が小さいため、火災発生時のよ
うにパイロット弁が完全に開いて圧力のある水が連続し
て警報水路に流入してきた場合には、オリフィスから排
出される量よりも信号水取付口(5)から流通路(6)に入っ
て圧力スイッチを作動させる水の量の方が多くなり警報
を発するようになる。
自動警報弁の配管内には、配管取付け時の溶接スラグや
シール材、或いは配管施設前から管内にあったゴミ(以
下ゴミ等という)が存在していることがあり、このゴミ
等が配管施設後、配管中へ水をいきわたらせる所謂『水
張』時に警報水路に侵入してきてしまうことがある。こ
のゴミ等がオリフィスよりも大きかったり、多量に侵入
してしまうとオリフィスを詰まらせることになるが、オ
リフィスが詰まると前述の如く配管内の揺動での水の流
入でも、これがオリフィスから排出されないため圧力ス
イッチを作動させて警報を発してしまうことになる。
従来の自動警報弁ではオリフィス(11)の穿設された配水
管の向かい側にネジ(12)で蓋がされた孔(13)があいてお
り、オリフィスがゴミ等で詰まった場合には該孔から針
金を差込んでゴミ等を除去していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
自動警報弁は室内インテリアにおいて美感的に好ましい
ものではないため、多くは部屋の隅や狭い格納室におか
れる。従って従来の警報弁では孔(13)が壁に近かった
り、他の配管に邪魔されて孔に針金を差込むことができ
ないことがあった。また、該作業も見えにくいオリフィ
スに針金を差込まなければならず手間のかかるものでも
あった。更に、従来の警報弁ではオリフィスに詰ったゴ
ミ等がオリフィスよりも大きいものであった場合、いく
ら針金でつっついてもゴミ等をオリフィスから一旦離す
だけで、警報水路に水が流入してくると、またゴミ等が
オリフィスに詰まってしまうという不都合もあった。
本考案は従来の自動警報弁における欠点に鑑みなされた
もので、長い針金を用いることなく目詰まりしたオリフ
ィスの掃除ができ、しかも自動警報弁が狭い場所に設置
されていても目詰まりの清掃作業が容易に行えるばかり
でなく、大きなゴミ等でも簡単に除去できるという自動
警報弁を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
従来の自動警報弁ではオリフィスを配水管に設けたため
ゴミ等の除去が困難となっていた。そこで本考案では警
報水路を直ぐにオリフィスにつなげず、パイプでオリフ
ィスを自動警報弁の外に出してオリフィスが詰った場合
にはオリフィスを取り出して清掃が行えるようにしたも
のである。
本考案の特徴とするところは、メインディスクの開放
時、警報水路に水を流入させ、この水の圧力で圧力スイ
ッチを作動させる自動警報弁において、警報水路と圧力
スイッチをつなぐ流水路には配水管に通ずるバイパスが
取り付けられおり、該バイパスにはオリフィスが設置さ
れていて、しかもオリフィスは孔のあいたプラグがチー
ズに挿入されているとともに、チーズのプラグ挿入部が
キャップナットで閉じられた構造となっている自動警報
弁である。
〔実施例〕
自動警報弁の警報水路(4)は直ぐにオリフィスに通じて
なく、警報水取出口(5)から流通路(6)で外部に導かれて
いる。流通路(6)は停止弁(8)を介して圧力スイッチ(7)
と接続している。圧力スイッチ(7)と停止弁(8)間からは
バイパス(14)で出ており、該バイパスは排水弁(9)の排
水管(10)に通じている。バイパス(14)の途中には取りは
ずし可能なオリフィス(11)が設置されている。オリフィ
ス(11)はチーズ(15)にプラグ(16)を挿入し、プラグ挿入
部をキャップナット(17)で押え付けたものである。プラ
グ(16)は一端から軸方向に途中まで小さな孔が穿設さ
れ、該孔が横方に通じており、他端にはプラグのチーズ
内への挿入位置を決めるための膨形部が形成されてい
る。従ってチーズの一方から流入してきた水は第2図矢
印に示すように軸方向に穿設した孔から入って横方の孔
に抜け出るようになっている。
次に本考案自動警報弁における信号水の流動状態および
ゴミ等の除去作業について説明する。
配管内に揺動等が起きるとパイロット弁(3)が少し開く
ため、警報水路(4)に水が流入し、該水は信号水取出口
(5)から流通路(6)へ入る。そして開いている停止弁を通
って圧力スイッチに達するが揺動による水の流入は間歇
的で量が少ないため圧力スイッチを作動させることなく
バイパス(14)に設置されたオリフィス(11)から排水管(1
0)に出ていくことになる。火災発生時は、メインディス
ク(2)の開放とともにパイロット弁(3)が完全に開放され
るため警報水路(4)には水が連続して流入する。この
時、オリフィス(11)から排水管(10)へ排出される水量よ
りも警報水路へ流入する水量の方が格段と多くなるため
流通路(6)内の圧力は高まり、ついには圧力スイッチ(7)
を作動させてしまうものである。
オリフィス(11)にゴミ等が詰った場合には、キャップナ
ット(17)をはずし、プラグ(16)を引き抜いてプラグの孔
に詰っているゴミ等を除去すれば良い。
〔考案の効果〕
本考案自動警報弁は、オリフィスの設置箇所が壁際や他
の配管近くであってもオリフィスを取りはずすことがで
きるため目詰りの清掃が容易に行えるばかれでなく、ゴ
ミ等がオリフィスの孔よりも大きな場合でもこれを完全
に除去できるという作業性、信頼性の面で優れた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案自動警報弁の正面断面図、第2図はバイ
パスに設置したオリフィスの正面断面図、第3図は従来
の自動警報弁の正面断面図である。 2……メインディスク、4……警報水路 6……流通路、7……圧力スイッチ 10……排水管、11……オリフィス 14……バイパス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインディスクの開放時、警報水路に水を
    流入させ、この水の圧力で圧力スイッチを作動させる自
    動警報弁において、警報水路と圧力スイッチをつなぐ流
    通路には排水管に通ずるバイパスが取り付けられおり、
    該バイパスにはオリフィスが設置されていて、しかもオ
    リフィスは孔のあいたプラグがチーズに挿入されている
    とともに、チーズのプラグ挿入部がキャップナットで閉
    じられた構造となっていることを特徴とする自動警報
    弁。
JP1986172570U 1986-11-12 1986-11-12 自動警報弁 Expired - Lifetime JPH0614780Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986172570U JPH0614780Y2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12 自動警報弁

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JP1986172570U JPH0614780Y2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12 自動警報弁

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JPS6378780U JPS6378780U (ja) 1988-05-25
JPH0614780Y2 true JPH0614780Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=31109230

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JP1986172570U Expired - Lifetime JPH0614780Y2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12 自動警報弁

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JP2001190706A (ja) * 2000-01-14 2001-07-17 Senju Sprinkler Kk 流水検知装置
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