JPH10127812A - 住宅用スプリンクラ消火設備 - Google Patents

住宅用スプリンクラ消火設備

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Publication number
JPH10127812A
JPH10127812A JP33385197A JP33385197A JPH10127812A JP H10127812 A JPH10127812 A JP H10127812A JP 33385197 A JP33385197 A JP 33385197A JP 33385197 A JP33385197 A JP 33385197A JP H10127812 A JPH10127812 A JP H10127812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pipe
fire
sprinkler
sprinkler head
Prior art date
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Pending
Application number
JP33385197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Miyashita
洋巳 宮下
Naoki Ruichi
尚樹 類地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
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Publication of JPH10127812A publication Critical patent/JPH10127812A/ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプリンクラ消火設備用の配管から上水道に
死水を混入させることのない、一般住宅用として適した
消火設備を得る。 【解決手段】 水源として貯水量1の減少に対する上水
道15からのフロースイッチ2による給水栓16を有す
る貯水槽1を利用することにより、貯水槽1が上水道1
5とは分離されるので、上水道15に対する死水の影響
が除去され、しかもスプリンクラヘッド3からの散水中
にも貯水槽1への水の補給が自動的に行われ、長時間の
散水が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的規模の小さ
い一般住宅に適した住宅用スプリンクラ消火設備に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】スプリンクラヘッド等や散水ヘッドを用
いた消火設備は、従来、主にビルや工場等に設置されて
いるが、近年、一般住宅においても設置することが望ま
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般住宅にも、スプリ
ンクラ等を用いた消火設備の設置が望まれているが、一
般住宅ではビルや工場等よりも消火用水の確保が難し
く、通常は上水道を利用しなければならない。ここで閉
鎖型スプリンクラヘッドを用いる消火設備の配管を上水
道の配管から分岐して設けると、消火設備側の配管内の
水は、スプリンクラヘッドが動作するまで流通しないの
で死水となり、それが上水道側へ流出すると飲料水が汚
染されることとなる。
【0004】本発明は、スプリンクラ消火設備用の配管
から上水道に死水を混入させることのない、一般住宅用
として適した消火設備を得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の点に鑑み、この発
明は、住宅内に配設された閉鎖型スプリンクラヘッドが
配管に接続されるスプリンクラ消火設備において、配管
内の圧力が所定値以下に低下するときに動作する圧力ス
イッチにより起動して配管を介して閉鎖型スプリンクラ
ヘッドに消火水を供給する加圧供給装置と、加圧供給装
置の水源となる貯水槽と、貯水槽の貯水量が減少したと
きに上水道より水が給水される自動給水弁装置と、を有
することを特徴とするものであり、また、住宅内に配設
された閉鎖型スプリンクラヘッドが配管に接続されるス
プリンクラ消火設備において、閉鎖型スプリンクラヘッ
ドの設置場所に併設される火災感知器により起動して配
管を介して閉鎖型スプリンクラヘッドに消火水を供給す
る加圧供給装置と、加圧供給装置の水源となる貯水槽
と、貯水槽の貯水量が減少したときに上水道より水が給
水される自動給水弁装置と、を有することを特徴とする
ものである。
【0006】したがって、水源として貯水量の減少に対
する上水道からの自動給水装置を有する貯水槽を利用す
ることにより、スプリンクラ消火設備全体が上水道とは
分離されるので、上水道に対する死水の影響が除去さ
れ、しかもスプリンクラヘッドからの散水中にも貯水槽
への水の補給が自動的に行われ、長時間の散水が可能に
なる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態を説明する。図1は、本発明による住宅用スプリン
クラ消火設備の一実施形態の系統図であり、1は水洗ト
イレとして利用されている貯水槽、2は貯水槽1の貯水
量を監視するフロースイッチ、3は住宅内に配置される
閉鎖型スプリンクラヘッド、4は配管、5は加圧供給装
置としての送水ポンプ、6はフート弁、7は吸込管、8
は圧力スイッチ、9は受信機、10は火災報知ベル、1
1は停止スイッチ、12は呼水弁、13は水洗トイレの
排水弁、14は便器、15は上水道からの水道管、16
はフロースイッチ1により制御される自動給水弁装置と
しての給水栓である。
【0008】水量の減少に対して補給を行うためのフロ
ースイッチ2を設けてある水洗トイレの貯水槽1内の水
は、普段は水洗トイレに使われ、給水栓16までの水道
管15の水は、極力流れるようになっている。貯水槽1
の内部には、閉鎖型スプリンクラヘッド3を接続した配
管4内を加圧する送水ポンプ5へつながり、先端にフー
ト弁6を設けた吸込管7を設けてある。常時は配管4内
の水は、圧力スイッチ8により監視されていて、何らか
の原因で配管4内が減圧した場合に圧力スイッチ8によ
り所定の圧力まで加圧される。
【0009】火災が発生すると、火災による熱気流によ
ってスプリンクラヘッド3が開放し、圧力水が噴出して
散水を開始する。散水が始まると配管4内の圧力が低下
し、圧力スイッチ8が働いて受信機9を通じて送水ポン
プ5を稼働させると同時に火災報知ベル10を鳴動させ
る。そして、送水ポンプ5により吸込まれ、水量が減少
した貯水槽1は、フロースイッチ2が動作して給水栓1
6が開き水道管15から給水される。ここで吸込水量と
給水量との関係は、同程度であるか、または吸込水量が
やや少ないことが望ましい。圧力スイッチ8と受信機9
の間には、停止スイッチ11が設けられ、スプリンクラ
ヘッド3の誤動作や鎮火後に、散水を停止させることが
できる。
【0010】したがって、この実施形態では、水源とし
て貯水量の減少に対する上水道からの自動給水装置を有
する貯水槽を利用することにより、スプリンクラ消火設
備全体が上水道とは分離されるので、上水道に対する死
水の影響が除去され、しかもスプリンクラヘッドからの
散水中にも貯水槽への水の補給が自動的に行われ、長時
間の散水が可能になる。また、閉鎖型スプリンクラヘッ
ドを用いているので、火災の発生に基づく熱気流を受け
る確実に火災の場合に散水を行う。
【0011】つぎに、本発明の他の実施形態について説
明するが、図1の系統図に基づいて、1は貯水槽、2は
フロースイッチ、3は閉鎖型スプリンクラヘッド、4は
配管、5は送水ポンプ、6はフート弁、7は吸込管、9
は受信機、10は火災報知ベル、11は停止スイッチ、
12は呼水弁、13は排水弁、14は便器、15は上水
道管、16は給水栓、を用いることは同様である。
【0012】水量の減少に対して補給を行うためのフロ
ースイッチ2を設けてある水洗トイレの貯水槽1内の水
は、普段は水洗トイレに使われ、給水栓16までの水道
管15の水は、極力流れるようになっている。貯水槽1
の内部には、閉鎖型スプリンクラヘッド3を接続した配
管4内を加圧する送水ポンプ5へつながり、先端にフー
ト弁6を設けた吸込管7を設けてある。常時は配管4内
は、予め所定の圧力まで加圧されていてもよいが、開放
された空配管などでもよい。
【0013】火災が発生すると、閉鎖型スプリンクラヘ
ッド3の設置場所に併設した図示しない火災感知器によ
って受信機9を通じて火災報知ベル10を鳴動させると
ともに、送水ポンプ5を起動する。そして、火災による
熱気流によって閉鎖型スプリンクラヘッド3が開放し、
送水ポンプ5からの圧力水が噴出して散水を開始する。
そして、送水ポンプ5により吸込まれ、水量が減少した
貯水槽1は、フロースイッチ2が動作して給水栓16が
開き水道管15から給水される。ここで吸込水量と給水
量との関係は、同程度であるか、または吸込水量がやや
少ないことが望ましい。受信機9には、停止スイッチ1
1が設けられ、誤動作や鎮火後に、散水を停止させるこ
とができる。
【0014】したがって、この実施形態では、水源とし
て貯水量1の減少に対する上水道15からの自動給水装
置を有する貯水槽1を利用することにより、スプリンク
ラ消火設備全体が上水道15とは分離されるので、上水
道15に対する死水の影響が除去され、しかもスプリン
クラヘッド3からの散水中にも貯水槽1への水の補給が
自動的に行われ、長時間の散水が可能になる。また、火
災感知器の作動に基づいて送水ポンプ5が起動して閉鎖
型スプリンクラヘッド3の開放により散水を開始するの
で、スプリンクラヘッド3の開放時に即座に散水が可能
であるとともに、確実に火災の場合に散水を継続するこ
とになる。
【0015】さらに、上記各実施形態において、貯水槽
1に対する送水ポンプ5による吸込水量とフロースイッ
チ2による給水栓16による給水量との関係は、同程度
であるか、または吸込水量がやや少ないことが望まし
く、その結果、閉鎖型スプリンクラヘッド3からの消火
活動のため貯水槽1が空になることなく、散水が貯水槽
1の容量に制限されず、継続的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すシステム系統図。
【符号の説明】
1 貯水槽 2 フロースイッチ 3 閉鎖型スプリンクラヘッド 5 送水ポンプ 15 上水道 16 給水栓

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅内に配設された閉鎖型スプリンクラ
    ヘッドが配管に接続されるスプリンクラ消火設備におい
    て、 前記配管内の圧力が所定値以下に低下するときに動作す
    る圧力スイッチにより起動して前記配管を介して前記閉
    鎖型スプリンクラヘッドに消火水を供給する加圧供給装
    置と、 該加圧供給装置の水源となる貯水槽と、 該貯水槽の貯水量が減少したときに上水道より水が給水
    される自動給水弁装置と、 を有することを特徴とする住宅用スプリンクラ消火設
    備。
  2. 【請求項2】 住宅内に配設された閉鎖型スプリンクラ
    ヘッドが配管に接続されるスプリンクラ消火設備におい
    て、 前記閉鎖型スプリンクラヘッドの設置場所に併設される
    火災感知器により起動して前記配管を介して前記閉鎖型
    スプリンクラヘッドに消火水を供給する加圧供給装置
    と、 該加圧供給装置の水源となる貯水槽と、 該貯水槽の貯水量が減少したときに上水道より水が給水
    される自動給水弁装置と、 を有することを特徴とする住宅用スプリンクラ消火設
    備。
JP33385197A 1997-12-04 1997-12-04 住宅用スプリンクラ消火設備 Pending JPH10127812A (ja)

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Cited By (5)

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