JP4532747B2 - 油圧制御式クラッチレリーズ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、クラッチ用のクラッチ解除装置に関し、特に、自動車の機械的なダイヤフラムクラッチ用のクラッチ解除装置に関する。
【0002】
さらに詳しく言えば、本発明は、クラッチ切断手段に作用するためのクラッチ用のものであり、特に、自動車の機械的クラッチ用のクラッチ解除装置であって、固定部でクラッチ解除装置を固定するための外部本体と、外側チューブにより半径方向の外側に画定されたガイドチューブにより画定された軸方向の環状ブラインドキャビティであって、そのガイドプロファイルが、外部本体により追従されるキャビティと、ブラインドキャビティ内に貫入して、可変量の制御チャンバを画定するピストンとを備え、外側チューブは、外部本体の孔と連通する供給ダクトに接続されたチャンバに流体を供給するためのオリフィスを含み、その方向は、おおむね半径方向であり、孔に密封して取り付けられた管状要素を介して、外側チューブの供給オリフィスと対面するように形成されているタイプのクラッチ解除装置に関する。
【0003】
ピストンにより油圧制御を行うこのようなクラッチ解除装置は、1998年6月19日に出願されたフランス国特許願第98 07970号と、本願明細書に添付されている図1に記載され開示されている。
【0004】
前述の特許願には、外部本体とチャンバの流体供給オリフィスを囲む外側チューブとの間の密封性を良好にするために、シールガスケットを挿入し、外側チューブと、外部本体に密封接続されている接続ダクトの端部間の孔内に、管状シール要素が挿入されている。
【0005】
本発明の目的は、上述したタイプのクラッチ解除装置において、さまざまなシール手段がより効果的であり、かつ低コストの油圧制御式クラッチ解除装置を提供することにあり、そのデザインにより、部品のモジュール性が高められ、特に、外部本体に対する接続ダクトの形状的な配置が容易になる。
【0006】
この点で、本発明は、管状要素の半径方向の外端部が閉じられたものであり、管状シール要素の壁に形成された通路を有するラインの孔内に横方向に開口する外部本体の貫通孔に、供給ダクトが接続されていることを特徴とする装置を提供する。
【0007】
この特徴は、外部本体と外側チューブ間のシール性と、供給ダクトと外部本体間のシール性の管理を単純化することであり、これにより、供給ダクトとその接続貫通孔の配置および方向を、孔と取付けられた管状シール要素の方位と位置から独立させることを可能にし、それらのシール性を別々に管理できる。
【0008】
さらに、管状シール要素は、シール「カートリッジ」の形状のものであり、その製造および密封嵌合状態はすぐれている。
【0009】
本発明のさらなる特徴によれば、
−管状シール要素は、孔の壁と協動する少なくとも1つの環状シールを支持している。
−環状シールは、この通路と管状シール要素の半径方向内端部間に配置されていて、チャンバと外部本体間を、確実に相補的に密封している。
−管状シール要素は、この通路と管状シール要素の半径方向の外端部との間に配置された第2の環状シールを支持して、シールカートリッジとそれが密封して設けられた孔とをシールしている。
−環状シールガスケットが、管状シール要素の半径方向の内側にある横向き環状端面と、供給オリフィスを囲む外側チューブの外壁の対面部との間に圧縮して設けられ、外側チューブと外部本体間に液体が漏れないようにしている。
−環状シールガスケットは、管状シール要素の半径方向の内側にある横向きの環状端面と、外側チューブの外壁の対面部との間に嵌合された要素であるか、または別のタイプでは、環状シールガスケットは、管状シール要素を有する1つの部品に成形して形成されている。特に、2つの材料からなる射出成形技術により形成されている。
−通路は、管状シールカートリッジの内部を外壁の周辺部と連通させるように、管状シール要素の壁に設けられた少なくとも1つの穴である。
−管状シール要素は、この孔が開口する半径方向の溝を有していることによって、同じカートリッジを用いて、接続貫通孔がさまざまな方向と位置をとることが可能となるため、孔にあるカートリッジの角度方向を重要でないようにする。
−管状シール要素は、それを受ける孔に、孔の半径方向の外端部に配設された固定手段により軸方向に固定されることにより、環状シールを軸方向に圧縮し、適切であれば、固定手段の領域の密封をよくするように、シールを孔内に保持する。
−固定手段は、孔内に形成された半径方向の受け肩部を備え、これは、管状シール要素の半径方向の外側にある環状の横向きの軸端面に対向して延びている。
−肩部は、本体と一体に形成され、特に、管状シール要素が適所に嵌合された後に、本体を変形することにより形成されている。
−受け肩部は、孔内に取り付けられた環状リングである。
−管状シール要素は、それを受ける孔内において、シール溶接により、特に、半径方向の外側にある端部から孔の対応する部分内に熱を外部からかけることにより、軸方向に固定されている。
−管状シール要素は、それを受ける孔内において、半径方向外端部を孔の対応する部分にシール接着結合することによって軸方向に固定されている。
−管状シール要素は、それを受ける孔内において、半径方向外端部を孔の対応する部分にねじ留めすることによって、軸方向に固定されている。
−管状シール要素は、それを受ける孔内において、圧入嵌めにより軸方向に固定されている。
−管状シール要素は、それを受ける孔内において、弾性的に係合させて相補的な固定手段によって、軸方向に固定されている。
−管状シール要素は、それを受ける孔において、コッタピンを規定する相補的な固定手段によって、軸方向に固定されている。
−本体は、プラスチック成形品である。
−外側チューブは、金属チューブである。
−管状シール要素は、プラスチック成形品である。
【0010】
本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照して、以下の詳細な説明を読めば明らかになると思う。
【0011】
以下の記載において、互いに同一、類似または同類の部分に同じ符号を付してある。
【0012】
図1は、クラッチの油圧制御式クラッチ解除装置10を示すもので、この例では、このクラッチは、例えば、フランス国特許公開第2730532号公報に作動方法が記載されている種類の自動車の機械的ダイヤフラムクラッチである。
【0013】
図1に示す実施形態は、1998年6月19日に出願されたフランス国特許願第98 07970号に開示されている従来の技術によるデザインに相当するもので、当該特許願の内容全体は、本明細書に引用されているものとする。
【0014】
クラッチ(図示せず)のダイヤフラムは、クラッチ解除装置の作動要素12を作用させるようになっているクラッチの切断手段を構成している。
【0015】
この例では、作動要素12は、ボールベアリングの回転外側リングからなっている。このリング12は、ダイヤフラムのフィンガの内端にスラストを加えるように形成されている。
【0016】
回転ベアリングの内側リング14は、回転しないように固定されており、リング12、14の間にボールが挿入されている。この例では、リング12、14は、金属をプレス成形したものである。
【0017】
勿論、回転ベアリングの外側リングを、回転しないように固定させ、回転ベアリングの内側リングを回転させるようにして、これらの構造を逆にすることも可能である。
【0018】
より詳細には、前述したフランス国特許公開第2730532号公報を参照されたい。
【0019】
このように、回転リングの断面は、ダイヤフラムのフィンガに点接触するように、湾曲状または平坦形状のいずれかであってよい。
【0020】
回転リング12と、固定リング14からなるアセンブリは、一般に、クラッチレリーズベアリング16と呼ばれ、この例では、ダイヤフラムにスラストモードで作用するようになっている。
【0021】
レリーズベアリング16は制御部材の作用を受ける。この例では、制御部材は、ガイドチューブとも呼ばれる金属製のチューブガイド20に沿って軸方向に移動するように設けられたピストン18である。レリーズベアリング16は、クラッチの切断装置に作用するようになっており、ピストン18に支持されている。
【0022】
より正確には、図1に示されている油圧式クラッチ解除装置10は、同心型の油圧制御式クラッチ解除装置である。
【0023】
この油圧式クラッチ解除装置は、油圧クラッチ制御システムの油圧レシーバを構成している。制御流体は、液体、または圧縮空気であってもよい。すべての場合において、制御システムは、油圧制御システムと呼ばれる。
【0024】
この油圧式クラッチ解除装置は、インレット22を含み、この例では、このインレット22は、概して管状のものであり、ピストン18が摺動する軸X−Xに対して傾斜している。インレット22には、スプリングクリップ24の補助によりダクト26が解放可能に接続されている。このダクト26は、マスタシリンダ(図示せず)のアウトレットに接続され、このマスタシリンダは、クラッチペダルにより制御されるか、または別のタイプのものでは、所定のプログラムにより、電動機を統制するコンピュータに接続された電動機を含むアクチュエータにより制御されて、クラッチ解除動作を実行する。
【0025】
マスタシリンダは、ピストンと可変量油圧制御チャンバからなっている。同じことが、レシーバ、すなわち本発明によるクラッチ解除装置にも当てはまる。
【0026】
公知の方法では、例えば、運転者がクラッチペダルを踏むと、マスタシリンダのピストンが軸方向に変位することによって、制御流体をレシーバに放出して、レシーバの油圧制御チャンバを加圧するようになっている。
【0027】
この場合、油圧制御チャンバの体積が増えて、図1に示すように、クラッチレリーズベアリング16がピストン18と共に右側に変位する。この場合、ダイヤフラムは回動して、クラッチの加圧板の作用を解放することにより、クラッチの摩擦ディスクを解放する。
【0028】
運転者がクラッチペダルを解除すると、マスタシリンダのピストンは初期位置に戻る。同じことが、ピストン18にも当てはまる。
【0029】
次いで、制御チャンバは減圧され、図1の左側方向へクラッチレリーズベアリング16とピストン18にスラストをかけるダイヤフラムの作用により、戻り作用が生じる。ここでクラッチは係合する。
【0030】
予圧スプリング30が、回転リング14をダイヤフラムに不変の係合状態で維持させるために設けられている。
【0031】
スプリング30は、外部本体32とピストン18との間で軸方向に動作する。このスプリング30は、クラッチが係合するときに圧縮され、クラッチが切断されるときに緩められる(図1)。
【0032】
クラッチが係合すると、自動車のエンジンからギヤボックスの入力シャフト34にトルクが伝達される。
【0033】
クラッチが切断されると、クラッチの摩擦ディスクが、シャフト34上に回転状態となり、ダイヤフラムの作用下でクラッチの加圧板と反応板間で把持されると、トルクはまったく伝達されない。
【0034】
これらはすべて公知のことであり、例えば、フランス国特許公開第2730532号公報に記載されている。勿論、クラッチ装置は、コイルスプリングに作用するクラッチ解除レバーを含んでいてもよい。これは、皿ばねに作用するフォールスダイヤフラムからなるものであってもよい。
【0035】
この例では、制御流体はオイルであるが、制御流体を圧縮空気としてもよい。しかし、簡潔にするために、本発明によるクラッチ解除装置を、油圧制御されるクラッチ解除装置と呼ぶ。
【0036】
この装置は、シャフト、この例では、図1に仮想線で示されるギヤボックスのシャフト34が、貫通して延びているため、同心タイプのものである。
【0037】
したがって、この装置は、チューブガイド20が入力シャフト34を囲む状態で、軸方向の対称軸X−Xを有する。
【0038】
上述したように、この装置は、チューブガイド20に沿って軸方向に移動するようになっているピストン18で画定される可変量の油圧制御チャンバを有する。
【0039】
チャンバはまた、圧力下で管状インレット22から流体が供給されるようになっている軸方向の環状ブラインドキャビティ36により画定され、このインレットは、その底部付近でキャビティ36内に排出を行う。したがって、キャビティ36は、制御流体およびピストン18の受容器として作用し、さらに正確に言えば、ピストンによる密封を受ける。したがって、ピストン18は、キャビティ36内に入り込む。
【0040】
キャビティ36には、オリフィス42が設けられており、その底部44により、キャビティの後端部が画定され、ピストン18により前端部が密封閉鎖される。
【0041】
キャビティ36は、コストを抑えるために、チューブ20で画定される。チューブガイド20は、おおむね管形状の本体32に固定されている。チューブ20は、内側チューブ58を有し、この内側チューブ58は、横向きの底部44を介して、チューブ58よりも軸方向に短い外側チューブ68に接合されている。このチューブは、例えば、深絞り成形により、スラグから形成されている。
【0042】
本体32は、チューブガイド20に固定され、チューブガイドとによって、いわゆる油圧式クラッチ解除装置の固定部を構成している。
【0043】
本体32は、固定壁に固着可能なように形成され、この例では、この固定壁は、自動車のクラッチのケーシングまたはギヤボックスのケーシングの前側壁である。
【0044】
例えば、フランス国特許公開第2753505号公報に記載されているように、自動車の固定壁上には、ソールプレートが取り付けられており、外部本体32とソールプレート間には、差込み形の固定手段が挿入されている。
【0045】
この例では、本体32は、図1では見ることができない耳部38(図3を参照)を有し、フランス国特許公開第2730532号公報に記載されているように、この耳部は、自動車の固定壁上にねじを用いて本体を固定するためのものである。
【0046】
一般的には、本体は、自動車の固定部に、直接的または間接的に取り付けられる。
【0047】
本体は、成形可能な材料、例えば、アルミニウム系材料またはプラスチック材料からなっている。
【0048】
この例では、本体32は、成形可能なプラスチック材料からなり、インレット22は、本体32と一体に成形されている。
【0049】
本体32は、本体32内に設けられるチューブガイド20を囲んでいる。したがって、本体32は、内側チューブを構成するチューブガイド20の外部にある。本体32およびチューブ20は、軸対称の同軸X−Xと同心的となっている。
【0050】
より詳しく言えば、本体32は外側チューブ68を囲み、底部44の形状に追従して、チューブ20を一方向に軸移動させないようにする。
【0051】
チューブガイド20は、本体32よりも軸方向に長く、したがって、本体32に対して軸方向に突出している。この例では、段付きの直径を外側に有し、予圧スプリング30の後軸端部の受け肩段部46を規定している。このスプリングの他端(すなわち、前端部)は、横向きの鍔部48の裏面に向き、ピストン18の厚さは前側の自由端で大きくなっている。
【0052】
鍔部48の前面は、内側スリーブ14の受け面として作用する。より正確に言えば、内周に形成されたスリーブ14の内側の半径方向のフランジの受け面として作用する。
【0053】
鍔部48と接触する内側の半径方向のフランジは、軸方向に作用するスプリング50により保持されている。このスプリング50は、ピストン18の前端部に形成された肩部(符合なし)に向いている。スリーブ14と共に、回転ベアリングまたはレリーズベアリング16は、この例では皿リング状であるスプリング50の制御下で、鍔部48と接触して半径方向に変位可能である。
【0054】
したがって、クラッチレリーズベアリング16は、自動的に自身で中心合わせを行う。別のタイプとして、レリーズベアリングは、ピストン18に圧入されて、自動中心合わせ能力を有しないものもある。すべての場合において、レリーズベアリング16は、ピストン18に軸方向に取り付けられている。
【0055】
予圧スプリング30は、直径がより小さい本体32の前端部52と、直径がより大きく、自動車の固定壁に固定するための耳部38を有する本体32の後端部54を囲んでいる。インレット22は、成形により後端部54と一体に形成される。
【0056】
保護用ベローズが設けられている。このベローズ56は、ゴムなどの弾性材料からなるもので、予圧スプリング30を囲み、端部54に形成された溝内と、ピストン18に対して固定された段付きチューブ148に設けられた端部に、それぞれビードを有する。
【0057】
ピストン18は、プラスチック材料で成形された管状のものであり、この例では金属からなるチューブガイド20の外周に沿って軸方向に摺動させて案内される。より正確に言えば、チューブガイド20の内側チューブ58に沿って案内される。
【0058】
ピストン18は、その内周にチューブ60を有する。チューブ60は、ピストン18に固定され、その内周でチューブ58の外周と密接している。
【0059】
チューブ50の材料としては、良好な摺動特性を持つものが選択される。
【0060】
ピストン18は、前述したように、前側の自由端で作動要素14を支持している。
【0061】
ピストン18は、後端部では、運動用シール62を支持し、このシールは、ブラインドキャビティ36、すなわち、ピストン20とキャビティ36により画定される可変量キャビティを密閉している。このシール62は、リップを有し、プラスチック材料からなる連結部分64の裏面に固定されている。
【0062】
この連結部分64は、ピストン18に軸方向にリップシール62を取り付けることにより、この例では、スナップ留めにより取り付けることにより、シール62に対して、ピストンが軸方向に移動できるようになる。
【0063】
内側ガイドチューブ58は、その前端部に、ピストン18用の軸方向の受け面を構成する止め輪66を受けるための溝を有し、シール62がキャビティ36から逃げないようにしている。さらに、これにより、自動車に取り付ける前に取扱いと輸送が可能なアセンブリを形成することが可能となり、予圧スプリング30によるピストン18の逃げを防ぐことができる。
【0064】
ベローズ56は、汚染物質によりブラインドキャビティ36が汚染されるのを防いでいる。
【0065】
現在の技術水準による油圧制御式装置は、安価で軽量なものである。ブラインドキャビティ36は規格化され、本体32は、自動車の異なる種類の部品に適用可能となっている。このような解決策により、多数のシールを減少させることが可能となる。
【0066】
これは、ブラインドキャビティ36が、ガイドチューブ20またはチューブガイドに形成されているためである。
【0067】
ピストン18は、そのシール62と連結部分64と共に、クラッチが係合するときに、底部44とシール62との間の軸方向に位置するオリフィス42を介して加圧されるキャビティ36内を、シール62により密封された状態で変位する。
【0068】
内側チューブ58と同軸の外側チューブ68に形成されるオリフィス42は、ブラインドキャビティ36内に規定され、本体32に対して軸方向に可動のピストン18と固定されたガイドチューブにより画定された可変量チャンバの最小貯蔵容積部に開口している。
【0069】
外側チューブ68は、その前端部で、本体32の前端部と協働するための、より正確に言えば、端部52の弾性ラグに形成されたスピゴットまたはノッチを受けるための溝70を有する。
【0070】
チューブ20は、本体32の前端部の内周部から突出するラグを用いていることにより、本体32に対して回転しない。このラグは、外側チューブ68の前端部に形成された中空レセス内を通っている。したがって、外側チューブは、本体に対して回転しないようにする中空要素を有する。別のタイプでは、中空要素の代わりに、突出要素が用いられる。
【0071】
本体32の前端部が薄いため、チューブ20を、本体32にスナップ留めしてもよい。
【0072】
このように、チューブ20は、ラグがレセスに係合するまで、本体内に軸方向およびテレスコピック形に嵌合可能である。チューブ20は、チューブ68の溝70に係合される端部52の弾性ラグと、チューブ20の底部44と協働する本体32の底部によって、軸方向に移動しないようになっている。
【0073】
例として、外部本体32は、チューブガイド20の周りに、その場で成形して形成してもよい。
【0074】
図1に示される現在の技術の実施形態では、インレット22は、成形により外部本体32と一体に形成された管状部である。
【0075】
管状インレット22は、内側に段が付いた孔を有し、直径が小さいその半径方向最内部72は、供給オリフィス42を有するラインに半径方向内側に開いており、相補的な形状および寸法を有するダクト26の自由端部76を受ける、直径がより大きな半径方向の外側部分74まで延びている。
【0076】
インレット22の孔の部分72に、管状シール要素78が設けられている。
【0077】
管状要素78は、この例では、両端が開いている同軸チャネル80を有し、その半径方向外端部で、インレット22にある孔の2つの部分72および74を結合する肩部84に対して、軸方向に向かう鍔部82を有している。
【0078】
環状のシールガスケット86が、供給オリフィス42を囲み、管状のシール要素88の半径方向内側の環状端面88と、オリフィス42を囲む外側チューブ68の外周面の対面部90との間に軸方向に挿入されている。ダクト26の端部と鍔部との間には、別のシールガスケットが挿入されている。
【0079】
弾性材料からなる環状シールガスケット86は、表面88と90間に圧縮して設けられるため、外部本体32と孔42の周りにある外側チューブ68間に、良好な密封状態をもたらす。そこに加えられる把持力は、表面82と84とが協働して決定される。
【0080】
シールガスケット86は、管状要素88を導入する前に取付けられる取付け要素である。別のタイプとしては、2つの材料を用いた射出成形技術を用いて成形することにより、管状シール要素78のプラスチック材料からなる本体と一体に形成してもよい。
【0081】
管状インレット22に対して、管状のシール要素88がその軸を中心に回転しないようにするための不図示の手段を設けることも可能である。
【0082】
管状要素78の内部ダクト80は、管状要素が図1に示す位置に嵌合される場合、ダクト26の内側ダクト27の延長部分に軸方向に延びる。
【0083】
図1から分かるように、インレット22およびダクト26を有するアセンブリは、軸X−Xに対して右側に軸方向に傾く傾向がある。特に、ベローズ56の形状を円錐台形状とすることが必要となる。
【0084】
図1に示すデザインでは、外部本体32に対して、インレット22と共に、ダクト26の位置および方位を修正することが望ましければ、特に、半径方向内端部88の領域において、管状要素78の形状および位置の両方を修正し、部品78の軸に対するその傾きは、インレット22の傾きに依存するものである。さらに、ガスケット86は、一定の量が把持されない。
【0085】
これらの欠点を解消する本発明の第1の実施形態を、図2〜図5を参照して説明する。
【0086】
これらの図から分かるように、インレット22は、ダクト26を固定および接続するための手段から、機能的および構造的に独立している。
【0087】
したがって、この例では、インレット22は半径方向に延び、その軸Y−Yが軸X−Xに対して直角であるのに対して、本体32は、ダクト26を固定可能にするように一体に成形された端部分94を含み、この例では、このダクト26は、端部分94の内部の孔96内に受け入れられ、この端部分94に、固定手段98を用いて弾性的な噛合い状態で固定されている。
【0088】
図3および図5から分かるように、端部分94は横方向に延び、軸X−X、Y−Yに対して傾いており、結合パイプ26のダクト27を延長させる軸方向の貫通孔100は、端部分94の一般的な方向Z−Zに、インレット22の孔72内に横方向に開口している。
【0089】
この例での管状シール要素78は、本発明の特徴によれば、ブラインドシールカートリッジである。すなわち、ディスク状の横壁104で画定された底部分102により、その半径方向の外側端部で閉口されている。
【0090】
したがって、ダクト80は、その半径方向外端部で閉じられるのに対して、ガイドチューブ20の外側チューブ68に形成される供給オリフィス42を有するラインで半径方向内側に開いている。したがって、シールカートリッジは、管状壁106を有する概して管状のものである。
【0091】
ダクト80および100を互いに連通させるように配置するために、シールカートリッジの管状壁106は、この例では、カートリッジ78を孔72に嵌合させている間、孔100と面する位置に、円周方向に設けられた孔または通路108を有する。
【0092】
上述したように、半径方向内側のシールガスケット86は、カートリッジ78の半径方向内側の環状端部の縁88と、供給オリフィス42を囲む外側チューブ58の部分90間に軸方向に圧縮させた状態で設けられている。このようにして、単純かつ安価な形態のライナ86により、良好なシール性が得られる。
【0093】
図2〜図5に示す実施形態において、カートリッジ78と貫通孔100にシール性をもたらすために、シールカートリッジ78は、2つのOリング形シール、すなわち、内側シール110と半径方向に外側のシール112を支持している。
【0094】
第1のOリング形シール110は、シールカートリッジ78の周辺壁に形成された相補的な溝に設けられ、一方が孔108と貫通孔100間に、他方が半径方向内側端部88に配設されている。
【0095】
第2のOリング形シール112もまた、シールカートリッジ78の半径方向の内部にある溝に設けられ、一方が穴108と貫通孔100間に、他方がカートリッジ78の半径方向の外側にある横向き端面104に配設されている。
【0096】
環状シールガスケット86が圧縮される孔72の固定位置にカートリッジ78を保持するために、図2〜図5に示す本発明の第1の実施形態により、第1の肩部114をインレット22と一体に形成することが望ましい。
【0097】
受け肩部114は、孔72に対してそれに従って半径方向内側に延び、例えば、効果的な半径方向内側のプラスチックの流れにより、軸X−Xの方向に、インレット22の対応する半径方向の外側にある部分から形成され、最初は管状本体の形状であることによって、シールカートリッジ78がその中に軸方向に導入可能となる。
【0098】
勿論、カートリッジ78は、孔72において周辺に間欠駆動させるための手段を含むことにより、嵌合中に孔または通路108が確実に貫通孔100と整列するようにされる。これらの手段は、部品78または22の中空内に入り込んでいる他方の部品22または78の1つに少なくとも1つの突出要素などの相補形のプロファイル形状をもつものであってもよいし、または単純で視覚的な標示をもつものであってよい。
【0099】
図6および図7に示す第2の実施形態では、装置10およびシールカートリッジ78の全体的なデザインは、図2〜図5を参照して上述したものと同一のものである。
【0100】
この例では、シールカートリッジ78は、カートリッジ78の半径方向の外側にあるブラインド端部分102を、孔78の対応する部分内でシーム溶接することによって、インレット22の孔72に軸方向に固定されている。
【0101】
このようにして、密封された溶接ゾーン120を、Oリング形シール112の上方に位置させて作る。
【0102】
超音波溶接や、例えば、赤外線溶接、摩擦溶接など熱を間接的に加える他の溶接技術を用いて溶接を行ってもよい。
【0103】
勿論、密封された溶接ゾーン120を作る溶接動作を、軸X−Xの方に半径方向に向いた軸力をシールカートリッジ78上に維持しながら実行することで、溶接動作が終了した後、管状のシールガスケット86が圧縮状態になる。
【0104】
図8および図9に示す第3の実施形態では、シールカートリッジ78は、溶接前に固定されるが、そのデザインは僅かに異なっている。
【0105】
この接続では、このカートリッジは、環状シールガスケット86と穴または通路108の間に配設され、密封された溶接120の形成に関係する1つのみのOリング形シール110を支持している。
【0106】
孔72のシールカートリッジ78の角度方位の問題を解消するために、カートリッジ78の外周面は、通路108を有するラインに形成され、この例では、直径方向に向いた内部の半径方向の溝118を備えている。
【0107】
このように、カートリッジ78の角度方位に関係なく、貫通孔100は、常に、通路108と連通して設けられた溝118を有するラインにある。
【0108】
本発明は、上述してきた実施形態に限定されるものではない。
【0109】
管状インレット22の孔72にあるシールカートリッジ78の結合および固定化は、他の同等の手段により達成してもよい。
【0110】
カートリッジ78は、例えば、ねじ留め、接着接合、圧入嵌め、結合、弾性的な係合またはクリップ留めにより、横向きのコッタピンなどを用いて固定してもよい。このような手段のすべてが、カートリッジ78とインレット22の間に直接挿入されるか、または弾力性のある環状リングまたは止め輪などの中間固定要素を利用する。
【0111】
本発明によるデザインにより、本体32、特に、インレット22を、製造時のさまざまなステップを単純化することにより、モールドから簡単にはがすことができ、さまざまな孔または貫通孔を成形により一体に形成するか、または引き続き形成または機械加工動作を行うことにより形成される。
【0112】
不図示の修正されたタイプの例として、カートリッジ78は、いくつかの部品で形成されることもある。環状のシールガスケット86は、現在の技術にあるように、カートリッジ78またはその複数の部品の1つに、2つの材料からなる成形技術を用いて形成されてもよい。
【0113】
勿論、シールガスケット86は、外側チューブ68の部分90のプロファイルを追従するものであってよい。
【0114】
別のタイプでは、チューブガイド20はいくつかの部品からなっており、内側チューブ58は、例えば、外側チューブ68よりも厚さが大である。底部44は、2つのチューブ58と68のいずれか1つと一体に形成可能である。チューブ20を、例えば、深絞り成形により形成してもよい。
【0115】
底部44は、チューブ20の残りの部分よりも厚さが大であってもよい。外側チューブ68は、内側チューブ58よりも厚さが大であってもよい。より詳細には、国際公開第WO99/66226号公報を参照されたい。チューブ20は、鍛造により金属スラグから得ることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 クラッチ切断位置にある現在の技術の油圧式クラッチ解除装置の部分的長手軸方向の断面図である。
【図2】 図1の装置に類似するもので、シールカートリッジの外観図を示した本発明の特徴による装置の第1の実施形態を示す図である。
【図3】 図2の矢印F3の方向から見た部分的外観図である。
【図4】 図2の装置に類似しているが、シールカートリッジの断面図を示した本発明の主要部品を示す図である。
【図5】 図4の線5−5で切り取った部分的断面図である。
【図6】 図4の装置に類似しているが、本発明の第2の実施形態を示す図である。
【図7】 図5の装置に類似しているが、本発明の第2の実施形態を示す図である。
【図8】 図4の装置に類似しているが、本発明の第3の実施形態を示す図である。
【図9】 図5の装置に類似しているが、本発明の第3の実施形態を示す図である。

Claims (19)

  1. クラッチ切断手段に作用するクラッチ用油圧制御式クラッチ解除装置(10)であって、固定部で前記クラッチ解除装置を固定するための外部本体(32)と、外側チューブ(68)により半径方向の外側に画定されたガイドチューブ(20)により画定された軸方向の環状ブラインドキャビティ(36)であって、そのガイドプロファイルが前記外部本体(32)により追従されるキャビティと、前記ブラインドキャビティ(36)内に貫入して、可変量の制御チャンバを画定するピストン(18)とを備え、前記外側チューブ(68)は、外部本体(32、22)の孔(72)と連通する供給ダクト(26)に接続された前記チャンバに流体を供給するためのオリフィス(42)を含み、その方位は、概して半径方向であり、前記孔(72)に密封して取り付けられ設けられた管状要素(78)を介して、前記外側チューブ(68)の供給オリフィス(42)と対面するように形成される装置であって、前記管状要素(78)の外側にある端部(102)が閉じられており、前記供給ダクト(26)が外部本体(32、94)の貫通孔(100)に接続され、前記外部本体は、管状シール要素(78)の壁(106)に設けられた通路(108)を有するラインにある前記孔(72)内に横方向に開口しており、環状シールガスケット(86)が、前記管状シール要素(78)の半径方向の内側にある横向きの環状端面(88)と、供給オリフィスを囲む前記外側チューブ(68)の外壁(90)の対面部分との間に圧縮して設けられていることを特徴とする油圧制御式クラッチ解除装置。
  2. 前記管状シール要素(78)が、前記孔(72)の壁と協働する少なくとも1つの環状シール(110、112)を支持していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記環状シール(110)が、前記通路(108)と、前記環状シール要素(78)の半径方向内端部(88)との間に配置されていることを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 前記管状シール要素(78)が、前記通路(108)と、前記管状シール要素(78)の半径方向外端部(102、104)との間に配置された第2の環状シール(112)を支持していることを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 前記環状シールガスケット(86)が、前記管状シール要素(78)の半径方向の内側にある横向きの環状端面(88)と、前記外側チューブ(68)の外壁の対面部分(90)との間に嵌合された要素であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 前記環状シールガスケット(86)が、前記管状シール要素(78)と共に1つの部品として、成形により、特に、2つの材料の射出成形技術により形成されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 前記通路(108)が、前記管状シール要素(78)の壁(106)に設けられた少なくとも1つの孔であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 前記管状シール要素(78)が、前記通路(108)である孔が開口する内部の半径方向の溝(118)を有することを特徴とする請求項記載の装置。
  9. 前記管状シール要素(78)が、それを受ける孔(72)において、前記孔の半径方向外端部に配設された固定手段により、軸方向に固定されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  10. 前記固定手段が、前記孔内に形成され、前記管状シール要素(78)の半径方向の外側にある環状の横向き軸端面(104)と対面して延びる半径方向の受け肩部(120)を備えていることを特徴とする請求項記載の装置。
  11. 前記肩部(120)が、本体(32、22)と一体に形成され、特に、前記管状シール要素(78)が適所に嵌合された後に前記本体を変形させることにより、形成されていることを特徴とする請求項10記載の装置。
  12. 前記受け肩部が、前記孔内に取り付けられた環状リングであることを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 前記管状シール要素(78)が、それを受ける孔において、シール溶接(120)により、特に、その半径方向外端部から前記孔(72)の対応する部分内に、外部から熱を加えることにより、軸方向に固定されていることを特徴とする請求項10記載の装置。
  14. 前記管状シール要素(78)が、それを受ける孔において、その半径方向の外端部を前記孔の対応する部分に密封接合することによって、軸方向に固定されていることを特徴とする請求項10記載の装置。
  15. 前記管状シール要素(78)が、それを受ける孔において、その半径方向の外端部を、前記孔の対応する部分にねじ留めすることによって、軸方向に固定されていることを特徴とする請求項10記載の装置。
  16. 前記管状シール要素(78)が、それを受ける孔において、圧入嵌めにより軸方向に固定されていることを特徴とする請求項10記載の装置。
  17. 前記管状シール要素(78)が、それを受ける孔において、弾性的に係合させて、相補的な固定手段により軸方向に固定されていることを特徴とする請求項10記載の装置。
  18. 前記管状シール要素(78)が、それを受ける孔において、コッタピンを規定する相補的な固定手段により、軸方向に固定されていることを特徴とする請求項10記載の装置。
  19. 前記本体(32)が成形部品であり、前記管状シール要素(78)が、プラスチック成形品であることを特徴とする請求項1記載の装置。
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