JP2002537181A - 自動車のクラッチのための液圧制御装置 - Google Patents

自動車のクラッチのための液圧制御装置

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JP2002537181A
JP2002537181A JP2000600876A JP2000600876A JP2002537181A JP 2002537181 A JP2002537181 A JP 2002537181A JP 2000600876 A JP2000600876 A JP 2000600876A JP 2000600876 A JP2000600876 A JP 2000600876A JP 2002537181 A JP2002537181 A JP 2002537181A
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seal
control device
sleeve
piston
hydraulic pressure
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JP2000600876A
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アンジョヌ パスカル
ルイ フレデリク
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Valeo SA
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    • B60T11/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
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    • B60T11/236Piston sealing arrangements
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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    • F16D25/08Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
    • F16D25/088Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members being distinctly separate from the axis of rotation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ピストン(20)がスライドするシリンダ本体(17)をシリンダ(10)が含む装置に関し、ピストン(20、36)の側壁(31)と協働する少なくとも1つの内側シールジョイント(94)を軸方向に位置決めするためのシリンダ本体の後方部分(26)内に収容された中間要素(91)を有し、この中間要素(91)は、後方部分(26、56)に取り付けられた円筒形環状後方スリーブ(50)により後方部分(26)内に軸方向に維持され、接着または溶着、特に超音波溶着により、この内部にシールされた状態で固定されている。本発明は、中間要素(91)が内周壁(93)内にジョイントホルダ(94、96、120)を形成する管状要素であり、ピストン(20、36)の側壁(37)に向かって径方向内側に開口する少なくとも1つの内側ジョイントハウジング(100、106)が、この内周壁(93)に形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、中間要素を含むタイプの、自動車に設けられた液圧ブレーキ、また
はクラッチ制御装置のための圧力発生シリンダまたは受圧シリンダに関する。
【0002】 より詳細には、本発明は、少なくとも1つの制御シリンダを有し、該シリンダ
は、内側ボアを有するほぼ管状のシリンダ本体を有し、液圧チャンバを構成する
前方面を有するピストンが前記ボア内において軸方向にスライドするようになっ
ており、ダクトを接続するためのポートが前記液圧チャンバに開口しており、シ
リンダ本体に段部が設けられているとともに、液圧チャンバを構成する前方部分
を有し、ピストンがスライドする前記内側ボアの少なくとも1つの前方部分と拡
大された直径の後方部分とが形成されており、これら2つの部分の境界が、シリ
ンダ本体の環状横断壁によって定められており、この横断壁に、中間要素が軸方
向に当接し、この中間要素が、ピストンの側方壁と協働する少なくとも1つの内
側シール部材を軸方向に位置決めするための後方部分内に嵌合されており、前記
中間要素が、後方部分に取り付けられた環状円筒形後方スリーブにより後方部分
に軸方向に保持されるとともに、接着剤による接着または溶着、特に超音波溶着
により、後方部分内にシールされた状態で固定されている、自動車におけるブレ
ーキまたはクラッチを液圧制御するための装置に関する。
【0003】 このタイプの制御装置は、フランス国特許公開第2741919号公報から公知であ
る。このフランス国特許公開公報では、液圧チャンバから加圧流体が漏れるのを
防止するために、前方に設けた複合内部シールによって、ピストンとシリンダ本
体との間のシールを達成している。この複合内部シールは、リング状をした中間
要素によって軸方向に位置決めされるとともに、シリンダ本体の内側壁に形成さ
れた内側シールシーティングに支持されている。
【0004】 そのシール効果は、スリーブの内側壁液圧に形成された内部シールシーティン
グ内に嵌合された後方にリップの設けられたタイプの内側シールによって完全と
なっている。
【0005】 かかる構造では、異なる部品のシールシーティングを形成する必要がある。こ
れら部品およびシールの組み立て、および取り付けは容易ではなく、シールを破
損する危険性がある。
【0006】 最後に、超音波溶着作業中でも、これらシールを破損する恐れがある。従って
、この溶着方法だけでなく、他の可能な溶着方法または接着方法に適した解決案
を見つけることが望ましい。
【0007】 従って、本発明の目的は、簡単かつ信頼性があり、組み立てが容易であり、過
剰な摩擦作用によって、ピストンのスライド運動を妨害せず、内部シール部材の
数およびシールのタイプとは関係なく、部品を標準化するという見地から、装置
をモジュラー構造にできる、液圧チャンバをシールするための手段を提供するこ
とにある。
【0008】 このような見地から、本発明は、前記中間要素が、シールキャリアを構成する
管状要素であり、シールキャリアが、内部に少なくとも1つの内側シールシーテ
ィングが形成された周辺内側壁を有し、前記シールシーティングが、ピストンの
側壁に向かって径方向内側に開口していることを特徴としている。
【0009】 本発明により、スカートと本体とを合体する超音波溶着中に、シールは振動の
影響を受けず、シールが破損する恐れはない。また、シリンダ本体内に挿入され
、シリンダ本体内に後部スリーブを嵌合することによって固定されるチューブ状
要素とシールとから成るサブアセンブリを形成することが可能である。
【0010】 この中間要素は、少なくとも1つのシール部材と共にサブアセンブリを形成す
るので、制御シリンダの標準化をより普及させることができる。従って、この要
素は、特にシール部材の構造、その寸法、特に用途によって決まるその軸方向長
さに応じたアダプタ部材から構成できる。
【0011】 他の変形例では、この部材は標準化される。この中間要素により、接着または
プラスチック材料の本体、およびスリーブの構造と両立する任意のタイプの溶着
により、スリーブと本体とを組み立てることが可能である。
【0012】 本発明の別の特徴は、次のとおりである。 ・内側シールシーティングは、軸方向前方に開口し、シーティングに嵌合され
るシールが、シリンダ本体の前記環状横断壁によって、軸方向前方に向かって係
止されており、前記環状横断壁に、中間シールキャリア要素が軸方向に当接して
いるので、本体が簡略化されている。
【0013】 ・内側シールシーティングは、軸方向後方に向かって開口し、このシーティン
グに嵌合されるシールが、スリーブの環状前端面によって、軸方向後方に係止さ
れており、これにより、本体が簡略化されている。
【0014】 ・前記中間シールキャリア要素は、2つの内側ダイナミックシール部材、すな
わち前方シールおよび後方シールを支持しており、前方シールは、内側前方シー
ティング内に嵌合されており、後方シールは、後方シーティングに嵌合されてお
り、かつ前方シーティングは、軸方向前方に向かって開口しており、かつ後方シ
ーティングは、軸方向後方に向かって開口している。
【0015】 ・軸方向前方に開口する前記内側シーティング内に嵌合されている内側シール
部材は、摩擦係数の低い材料製の内側リングを含む複合シールであり、前記内側
リングは、前記内側シーティング内に嵌合されているエラストマー材料製の環状
外側リングにより、ピストンの側壁に対して径方向にクランプされている。
【0016】 ・軸方向後方に開口する前記内側シーティング内に嵌合されている内側シール
部材は、ラジアル摩擦係合するためのリップ付きシールカップ部材である。
【0017】 ・シールキャリア中間要素の外周部と、シリンダ本体の後方部分の内周部との
間に、外側シール部材が作動的に挟持されている。
【0018】 ・外側シールは中間シール支持要素内に形成された外側シールシーティングに
嵌合されており、シリンダ本体の後方部分の内周部に向かって径方向外側に開口
している。
【0019】 ・前記外側シールシーティングは、軸方向前方に開口しており、外側シールシ
ーティングに嵌合されている外側シールは、シリンダ本体の前記環状横断壁によ
り軸方向前方に係止されており、シールキャリア中間要素は、前記環状横断壁に
軸方向に当接している。
【0020】 ・前記シールキャリア中間要素は、シリンダ本体の前記環状横断壁とスリーブ
の横断環状前端面との間に、軸方向にクランプされた状態で保持されている。
【0021】 ・シリンダ本体とスリーブとは、プラスチック材料から製造されている。
【0022】 ・シールキャリア中間要素は、プラスチック材料から製造されている。
【0023】 ・スリーブの後方自由端部は、シリンダ本体の軸方向後端部を越えて軸方向に
突出しており、シリンダ本体に対するピストンの軸方向後方への移動を制限する
ための当接手段を支持している。
【0024】 ・前方当接手段は、スリーブの軸方向後端部を囲む円筒形軸方向スカートを含
むリングから成り、前記当接手段は、前記軸方向後端部に対して軸方向に係止さ
れており、前記リングは、ピストンのロッドを通過させるための貫通孔を有する
横断ベースを有し、ピストンの軸方向後端部が協働するようになっている環状横
断当接部を構成している。
【0025】 ・端部ストッパーリングの軸方向スカートは、スリーブの軸方向後端部にわた
って、弾性的に伸縮自在である。
【0026】 ・当接リングの横断当接ベースは、スリーブの軸方向後端面に対して軸方向後
方にずれている。
【0027】 ・シリンダ本体およびピストンロッドに取り付けられた、保護およびシール用
のベローズを含んでいる。
【0028】 ・このベローズは、このベローズをスリーブの軸方向後端部に締結するための
円筒形軸方向前方スカートを有し、このスリーブは、保護リングのスカートを囲
んでいる。
【0029】 ・前記ピストンは、径方向の間隙をもって、中間シールキャリア要素を貫通し
ている。
【0030】 ・スリーブとシリンダ本体の後方部分との間のシールされた溶着ゾーンは、中
間シールキャリア要素に対して軸方向後方にずれている。
【0031】 ・スリーブは、スライド運動するピストンをガイドするためのスリーブとなっ
ており、この目的のために、スリーブの内側円筒壁はシリンダの内側ボアの後方
部分を構成しており、この内側ボア内に、ピストンがシールされた状態でスライ
ド運動できるように取り付けられている。
【0032】 以下、添付図面を参照し、次の詳細な説明を読めば、本発明の上記以外の特徴
および利点が明らかとなると思う。
【0033】 図1および図2は、自動車のクラッチのための液圧制御装置の受圧シリンダ1
0を示す。
【0034】 かかる装置(図示せず)は、基本的には圧力発生シリンダから成り、この圧力
発生シリンダの構造は、本書に示した受圧シリンダと類似しており、例えばドラ
イバーが踏み込むクラッチペダルに接続された制御ロッドの作用により変位する
ピストンを有する。この圧力発生シリンダのピストンは、液圧チャンバ内に含ま
れる流体をダクトに向けて押し出すようになっており、このダクトは、圧力発生
シリンダと受圧シリンダ10とを接続している。
【0035】 このダクトは、コネクタ14内の入力ポートを通って開口しており、このコネ
クタ14自身は、受圧シリンダ10のうちの、成形可能な合成材料、すなわち本
例ではプラスチック材料製のシリンダ本体17内に構成された液圧チャンバ16
内に流体を排出し、ピストン20を変位させるようになっている。このピストン
は、制御ロッド22を介し、例えばクラッチのための制御フォーク(図示せず)
に作用し、クラッチを切るようになっている。
【0036】 別の変形例では、ピストンが、引っ張り時にケーブルを介して前記フォークに
作用するようになっている。 シリンダ本体17は、全体が軸線A1にて、段部の付いたチューブ状となって
いる。このシリンダ本体は、大径の後方部分26よりも小径となっている前方部
分24を含む。 シリンダ本体17を補強するために、本体17の前方部分24の全周に、補強
リブ25が設けられている。
【0037】 円筒本体17の前方部分24内には、液圧チャンバ16が構成されており、こ
のチャンバの軸方向前方の境界は、前方壁28によって構成されており、軸方向
後方の境界は、ピストン20の前面30によって構成されている。 液圧チャンバ16には、軸方向溝(図示せず)を設けることができ、これらの
溝は、モールド成形により、本体17と一体的に形成されるとともに、補強リブ
25に対応して円周方向に配置されている。
【0038】 これらの溝により、ピストン20とシリンダ本体17との間の接触圧の分布を
改善することができ、更に、モールド成形により部品を形成する場合に特に重要
な、リブ25の領域にあるシリンダ本体17内に材料の厚い部分が生じるのを防
止することができる。
【0039】 更に、コネクタ14は、軸線A1上で径方向に液圧チャンバ16内へ開口し、
これにより、受圧シリンダ10の軸方向の寸法を小さくすることが可能となって
いる。 液圧チャンバ16の容積は、シリンダ本体17内のピストン20の軸方向位置
に応じて変化するようになっている。
【0040】 ピストン20は、図1に示す第1位置、すなわち伸長位置と、図2に示す第2
位置、すなわち後退位置との間で、軸方向にスライドするようになっている。
【0041】 これらの図に示されたピストン20は、プラスチック材料を成形することによ
って製造されるが、例えばスチールまたはアルミ合金製の金属プレートを、プレ
ス加工して製造することも可能である。 ピストン20は、基本的には横断壁32を有し、この横断壁32の前面30は
、液圧チャンバ16の境界を定め、ピストン20は、シリンダ本体17内でピス
トン20をガイドする円筒形の側方スカート36とともに、制御ロッド22と協
働するようになっている。
【0042】 より詳細には、横断壁32は、制御ロッド22の端部23と同じ曲率半径を有
する半円形の中心部34を有し、この中心部34は、前端23のまわりで、制御
ロッド22を若干回転方向に変位できるようにする円筒形部分55を介して、ス
カート36の軸方向後端部54に接続されている。
【0043】 クラッチの液圧制御をするための装置では、流体の圧力は、30〜40バール
の大きさの圧力値に達し易いので、最初に妨害、すなわちジャミングが生じる危
険性を解消するために、第1に、シリンダ本体17内のピストン20の良好なガ
イドを保証し、第2に、かかる圧力に抵抗できる極めて高品質のシールを保証す
ることが必要である。
【0044】 ピストン20のガイドを改善するという見地から、環状スカート36はある長
さにわたって軸方向に延びており、その長さの値は、スカートの直径の値の3倍
〜4倍の値である。従って、スカート36はピストン20の横断壁32の両側に
、チューブ状前方部分38と管状後方部分40とを有する。
【0045】 スカート36の管状前方部分38は、特にシリンダ本体17の前方部分24の
内側円筒形表面42と協働するようになっており、この内側円筒形部分42は、
ピストンがスライド運動するよう取り付けられている本体17の内側ボアの前方
部分を構成する液圧チャンバ16の境界を定めている。 ピストン20のスカート36の後方部分40は、シリンダ本体17の後方部分
26内で軸方向にスライドする。
【0046】 より詳細には、後方部分40は、後方ガイドスリーブ50と協働し、このスリ
ーブ50は、本体17の大径後方部分26内に軸方向に取り付けられている。こ
のスリーブ50は、本体17の前方部分24の円筒形内側表面42の直径とほぼ
等しい直径を有する円筒形後方部分を有する。このスリーブは、本体17と同軸
状であり、シリンダの内側ボアの後方部分を構成している。
【0047】 ピストン20の環状スカート36の前方部分38は、ピストン20を制御ロッ
ド22に接触するように押圧するために、本体18の前方壁28とピストン20
の前面30との間で、液圧チャンバ1616内に挟持された圧縮スプリング63
のためのガイドとして働く円筒形ハウジングの境界を構成している。
【0048】 同じように、環状スカート36の管状後方部分40は、円筒形ハウジングの境
界を定めており、この円筒形ハウジング内に、制御ロッド22の軸方向前方端部
が嵌合されている。
【0049】 後方スリーブ50は、後方からシリンダ本体17の後方部分26内の前方に軸
方向に圧嵌めされており、シリンダ本体17は、このために内側ボア56を有す
る。この内側ボアの直径は、内側ボア42の前方部分よりも大きく、円筒形本体
17を全体に段部の付いた管状形状にしている。
【0050】 後方スリーブ50は軸、線A1上でシリンダ本体17と同軸状のほぼ管状形状
にプラスチック材料から製造された部品であり、内側ボア部分52と、円筒形外
側面58と、2つの環状横断端面、すなわち前端面60と、後端面62によって
境界が定められている。
【0051】 後方スリーブ50の長さは、このスリーブをボア56内に取り付けた時に、ス
リーブの長手方向後端部64がシリンダ本体17の後方部分26の後方環状端面
66を越えて、軸方向後方に突出するよう定められている。
【0052】 後端部64の外周部は、内側ラジアル溝68と取り付けチャンファ70とを含
んでいる。 溝68内には、ピストン20のためのエンドストッパーリング72が最初に嵌
合されており、次に、保護シールベローズ74の前端部が嵌合されている。
【0053】 エンドストッパーリング72は、剛質または半剛質のプラスチック材料を成形
した部品であり、前端部に円筒形の軸方向スカート76を有する。スカート76
は、前方が軸方向に分割されており、後方スリーブ50の後端部64に、エンド
ストッパーリング72を締結し、弾性クリップ係合するためのフィンガーを構成
している。
【0054】 リング72は、環状軸方向後端面62に当接する軸方向の前方スカート76の
軸方向延長部であるリングの横断壁78により、軸方向に位置決めされている。
端面62自身は、後方環状スカート80として延びており、この環状スカート8
0は、図1から判るように、ピストン20が後退位置にある時、ピストン20の
管状後方部分40を囲む。後方におけるピストン20の軸方向の当接は、ベース
部分82を貫通する孔とともに、エンドストッパーリング72の後方横断ベース
部分82によって保証されている。
【0055】 孔開き横断ベース82は、軸方向後方スカート80の径方向内側延長部であり
、このベースは、その前面を介した、ピストン20の環状後方端面54に対する
当接部として働く。 シールベローズ74は、全体が公知の構造であり、エラストマー材料製のアコ
ーディオン形状となっている。
【0056】 ベローズ74の、ビード状をした後端部84は、ロッド22の溝86内に嵌合
されているが、前端部は、軸方向に向いたスカート88として構成されている。
このスカートは、エンドストッパーリング72のスカート76の外側を放射状に
囲み、溝68の軸方向前方部分に嵌合された内側ラジアルビード89として終わ
っており、溝68内には、ビード89が、エンドストッパーリング72の締結フ
ィンガー76によって軸方向に保持されている。
【0057】 本発明の1つの特徴によれば、後方スリーブ50は、熱を間接的に加えるタイ
プの溶着作用、特に超音波溶着、またはレーザータイプの少なくとも1つの熱源
、好ましくは赤外線レンジ内のビーム状の放射線を放出するエネルギー源を使用
することにより、シリンダ本体17内にシールされた状態で固定されている。
【0058】 この場合、本体17およびスリーブ50から成る要素のうちの1つは、赤外線
を透過する材料から製造されるが、他方の要素は、本体17に対するレーザーの
位置に応じて赤外線を透過しないものとなっている。例えば本体17の外側にレ
ーザーを位置させると、レーザーが放出する赤外線を透過する材料から本体が製
造されているが、スリーブ50は赤外線を透過しないようになっている。例えば
、スリーブ50を本体17と同じ材料で製造し、赤外線を吸収するよう、1%〜
2%の量の炭素のような添加物を含むものとする。
【0059】 別の変形例では、部品17と50の材料は異なっており、溶着中にレーザーと
本体とを相対的に移動させる。
【0060】 溶着がレーザータイプの溶着である場合、溶着を完了するよう、スリーブ50
の外周部と、好ましくは軸方向のグリップによりスリーブ50が嵌合されるボア
の内周部との間の境界ゾーン56〜58で、この溶着作用を実行する。別の変形
例では、溶着を接着剤による接合に置き換えてもよい。
【0061】 シリンダアセンブリ10のシールを保証するために、本発明の特徴によれば、
シールボックスとも称されるシールキャリアを構成する中間要素91を設ける。
この中間要素は、後方スリーブ50の前方環状端面60と横断壁92との間に軸
方向にクランプされるように取り付けられ、これら端面および横断壁92は、シ
リンダ本体17のステップ状内側ボアの小径前方部分42および大径の後方部分
56を構成している。
【0062】 シールボックス91は、プラスチック材料を成形した部品であり、このシール
ボックスは、図面に示した例では、2つの内側シール部材、すなわち前方シール
94と後方シール96とを支持している。これらのシールは、全体が公知の構造
となっている。
【0063】 シールボックス91の中実中心部分は、円筒形の中心孔93を有し、この孔9
3を、ピストン20の外周部37と、この中心孔93の円筒形内側壁との間に径
方向の間隙が生じた状態で、ピストン20、36が貫通している。
【0064】 例えば、前方シール部材94は、ピストン20のスカート36の外側円筒形表
面37と協働するダイナミックスシールである。図面に示した例では、複合シー
ルであり、その構造は、フランス国特許公開第2741919号公報に詳細に図示され
ている。
【0065】 この複合シール94は、摩擦係数の低い内側リング97から成り、この内側リ
ング97は、エラストマー材料製の外側環状リング98により内側に径方向にグ
リップされている。外側環状リング98は、シールボックス91の軸方向前端部
に形成された第1内側シーティング100内に、内側リング96と共に嵌合され
ている。このシーティングは、軸方向前方に開口し、横断後方壁102によって
軸方向後方の境界が定められており、径方向外側の境界が環状円筒壁104によ
って定められており、この円筒壁104のリング98が弾性的に当接している。 従って、この複合シール94は、互いに向き合う横断面102と92との間で
、内側シールシーティング100内に軸方向に係止されている。
【0066】 公知の構造によれば、シールボックス91の後端部によって支持された第2ダ
イナミックシール96は、リップの付いた皿状のシールリング状をしたシールで
ある。このシールリングは、内側シールシーティング106内に取り付けられて
おり、内側シールシーティング106は、第1シーティング100と同じように
、ピストン20の外側円筒形表面37に向かって径方向内側に開口し、後方スリ
ーブ50の環状前端面60に向いた軸方向後方部が開口している。
【0067】 後方シール106の内側ハウジングは、径方向外側の境界が円筒形環状壁10
8によって定められており、軸方向前方の境界が、前方横断壁110によって定
められている。前方横断壁110は、リーフ内に形成され、一定の間隔で円周方
向に離間する一組のリブ112を有し、リップ付きシール96が良好に機能する
ことを保証している。
【0068】 2つの内側シールシーティング100と106とは、シールボックス91の中
実中心部分によって軸方向に互いに分離されており、シールボックス91も、円
筒形環状外部スカート部分111を有し、このスカート部分111は、シリンダ
本体17の内側後方ボア56の相補的前方部分113内に軸方向に嵌合されてお
り、この前方部分113は、直径が若干小さくなっている。
【0069】 シールボックス91の軸方向取り付け位置は、ラジアルショルダー92に当接
する前端面114によって決定されるが、後方スリーブ50は、シールボックス
91のスカート部分111の対抗する環状後端面118に対する環状前端面60
の協働により、シールボックス91を軸方向に位置決めしている。
【0070】 本発明の別の特徴によれば、シールボックス91は、外側静的シール部材12
0も支持しており、このシール部材120は、シールボックス91のスカート部
分111の外周壁に形成された外部シールシーティング120内に外側が径方向
に配置されたシールリングとなっている。
【0071】 内側シール94、96と外側シール120からなるアセンブリを、組み立ての
ためにシールボックス91に嵌合し、シールボックス91をラジアルショルダー
92に係合するまで、シリンダ10の円筒形本体17に軸方向に挿入する。 次に、後方スリーブ50を挿入し、溶着作業により、シールされた状態にスリ
ーブ50を所定位置へ固定する。
【0072】 次に、シールボックス91内のそれぞれのシーティング内の所定位置に保持さ
れた内側シールを破損する危険性を生じることなく、従ってシールを剪断するこ
となく、リターンスプリング63を備えたピストン20を軸方向に挿入できる。
【0073】 この組み立ての嵌合作業の終わりは、エンドストッパーリング72およびシー
ルベローズ74とともに、ロッド22を所定位置に取り付けることで実行される
【0074】 シールの嵌合が容易であることとは別に、シールボックスを構成する中間要素
91にも関する本発明の構造により、超音波溶着作業中のシール、およびその他
部品の破損を防止することも可能となっており、この溶着作業は、軸方向後方に
ずれたゾーンで実行される。
【0075】 このゾーンは、他の敏感な部品から離間しており、ソリッドなゾーンである。
この中間要素は、シールと共にサブアセンブリを構成しており、すべてのケース
で標準化できる。この中間要素により、接着または溶着によって、本体12とス
リーブとを組み立てることが可能となっている。
【0076】 ピストンは、他の形状でもよい。またピストンを、プラスチック材料で製造し
てもよいし、フランス国特許公開第2741920号公報に記載されているように、金
属製でもよい。このピストンは、1998年6月9日に出願されたフランス国特
許願第98 07213号明細書に記載されているように、プラスチック製とし、金属ス
カートによって囲んでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ピストンが第1位置、すなわち後退位置にある状態の、本発明の特徴に係わる
受圧シリンダの軸方向断面図である。
【図2】 ピストンが第2位置、すなわち伸長位置にある状態の、本発明の特徴に係わる
受圧シリンダの軸方向断面図である。
【図3】 図2の細部を示す拡大図である。
【符号の説明】
10 シリンダ 12 シリンダ本体 14 ポート 16 液圧チャンバ 17 シリンダ本体 20 ピストン 24 前方部分 26、56 後方部分 28 前方壁 30 前方面 31 側壁 32 横断壁 34 中心部 36 ピストン 37 側壁 38 管状前方部分 40 管状後方部分 50 後方スリーブ 54 後端部 56 後方部分 60 前端面 62 後端面 91 中間要素 92 横断壁 93 内周壁 94、96、120 シールキャリア 100、106 シールシーティング 113 内周部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16J 10/02 F16J 10/02 Z 15/18 B 15/18 15/52 15/52 B60T 11/16 Z Fターム(参考) 3D047 BB24 BB38 BB43 CC07 CC11 DD01 FF04 JJ03 JJ05 KK05 LL03 3J043 AA03 AA12 BA02 BA08 CA01 CA05 CB13 FA01 FB12 3J044 AA01 AA06 AA14 AA18 BA06 BC11 CC07 CC14 DA10 EA10 3J057 AA07 CB03 HH02 JJ01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの制御シリンダ(10)を有し、該シリンダ
    (10)が、内側ボア(42、52)を有するほぼ管状のシリンダ本体(17)
    を有し、液圧チャンバ(16)を構成する前面(30)を有するピストン(20
    )が、前記ボア内において軸方向にスライドするようになっており、ダクトを接
    続するためのポート(14)が、前記液圧チャンバ(16)に開口しており、シ
    リンダ本体(12)に段部が設けられているとともに、液圧チャンバ(16)を
    構成する前方部分(24)を有し、ピストン(20)がスライドする前記内側ボ
    アの少なくとも1つの前方部分(24)と、拡大された直径の後方部分(26)
    とが形成されており、これら2つの部分(24、26)の境界が、シリンダ本体
    (17)の環状横断壁(92)によって定められており、この横断壁(92)に
    中間要素(91)が軸方向に当接し、この中間要素(91)が、ピストン(20
    、36)の側方壁(31)と協働する少なくとも1つの内側シール部材(94)
    を軸方向に位置決めするための後方部分(26)内に嵌合されており、かつ前記
    中間要素(91)が、後方部分(26、56)に取り付けられた環状円筒形後方
    スリーブ(50)により後方部分(26、56、113)に軸方向に保持される
    とともに、接着剤による接着、または超音波溶着等の溶着により、後方部分(2
    6、56)内にシールされた状態で固定されている、自動車におけるブレーキま
    たはクラッチを液圧制御するための装置において、 前記中間要素(91)が、中間シールキャリア(94、96、120)を構成
    する管状要素であり、中間シールキャリア(94、96、120)が、内部に少
    なくとも1つの内側シールシーティング(100、106)が形成された周辺内
    側壁(93)を有し、かつ前記シールシーティング(100、106)が、ピス
    トン(20、36)の側壁(37)に向かって径方向内側に開口していることを
    特徴とする液圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記内側シールシーティング(100)が、軸方向前方に開
    口し、シールシーティング(100)に嵌合されるシール(94)が、シリンダ
    本体(17)の前記環状横断壁(92)によって軸方向前方に向かって係止され
    ており、前記環状横断壁(92)に、シールキャリア中間要素(91、114)
    が軸方向に当接していることを特徴とする、請求項1記載の液圧制御装置。
  3. 【請求項3】 内側シールシーティング(106)が、軸方向後方に向かっ
    て開口し、このシーティング(106)に嵌合されるシール(96)が、スリー
    ブ(50)の環状前方横断端面(60)によって、軸方向後方に係止されている
    ことを特徴とする、請求項1記載の液圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記シールキャリア中間要素(91)が、2つの内側ダイナ
    ミックシール部材、すなわち前方シール(94)および後方シール(96)を支
    持しており、前方シール(94)が、内側前方シーティング(100)内に嵌合
    されており、後方シール(96)が、後方シーティング(106)に嵌合されて
    おり、前方シーティング(100)が、軸方向前方に向かって開口しており、後
    方シーティング(106)が、軸方向後方に向かって開口していることを特徴と
    する、請求項1記載の液圧制御装置。
  5. 【請求項5】 軸方向前方に開口する前記内側シーティング(100)内に
    嵌合されている内側シール部材(94)が、摩擦係数の低い材料製の内側リング
    (97)を含む複合シールであり、前記内側リング(97)が、前記内側シーテ
    ィング(100)内に嵌合されているエラストマー材料製の環状外側リング(9
    8)により、ピストン(20、36)の側壁(37)に対して径方向にクランプ
    されていることを特徴とする、請求項4記載の液圧制御装置。
  6. 【請求項6】 軸方向後方に開口する前記内側シーティング(106)内に
    嵌合されている内側シール部材(96)が、ラジアル摩擦係合するためのリップ
    付きシールカップ部材であることを特徴とする、請求項4記載の液圧制御装置。
  7. 【請求項7】 シールキャリア中間要素(91)の外周部(111)とシリ
    ンダ本体(17)の後方部分(26)の内周部(113)との間に作、動的に挟
    持された外側シール部材(120)を含むことを特徴とする、請求項1記載の液
    圧制御装置。
  8. 【請求項8】 前記外側シール(120)が、シールキャリア中間要素(9
    1)に形成された外側シールシーティングに嵌合されており、かつシリンダ本体
    (17)の後方部分(26)の内周部(113)に向かって径方向外側に開口し
    ていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の液圧制御装置。
  9. 【請求項9】 前記外側シールシーティングが軸方向前方に開口しており、
    外側シールシーティングに嵌合されている外側シール(120)が、シリンダ本
    体(17)の前記環状横断壁(92)により軸方向前方に係止されており、シー
    ルキャリア要素(98)が、前記環状横断壁(92)に軸方向に当接しているこ
    とを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の液圧制御装置。
  10. 【請求項10】 前記シールキャリア中間要素(91)が、シリンダ本体(
    17)の前記環状横断壁(92)とスリーブ(50)の環状前端面(60)との
    間に、軸方向にクランプされた状態に保持されていることを特徴とする、請求項
    7記載の液圧制御装置。
  11. 【請求項11】 前記シリンダ本体(17)と、スリーブ(50)と、シー
    ルキャリア要素(91)とがプラスチック材料から製造されていることを特徴と
    する、請求項1〜10のいずれかに記載の液圧制御装置。
  12. 【請求項12】 スリーブの後方自由端部分がシリンダ本体の軸方向後方端
    部を越えて軸方向に突出しており、シリンダ本体(17)に対するピストン(2
    0)の軸方向後方への移動を制限するための当接手段(72)を支持しているこ
    とを特徴とする、請求項1記載の液圧制御装置。
  13. 【請求項13】 前方当接手段が、スリーブ(50)の軸方向後端部(64
    )を囲む円筒形軸方向スカート(76)を含むリング(74)から成り、前記当
    接手段が、前記軸方向後端部に対して軸方向に係止されており、前記リングが、
    ピストン(20)のロッド(22)を通過させるための貫通孔を有する横断ベー
    ス(82)を有し、ピストン(20)の軸方向後端部(54)が協働するように
    なっている環状当接部を構成していることを特徴とする、請求項1〜12のいず
    れかに記載の液圧制御装置。
  14. 【請求項14】 前記端部ストッパーリング(72)の軸方向スカートが、
    スリーブ(50)の軸方向後端部(64)にわたって弾性的に伸縮自在であり、
    当接リングの横断当接ベースが、スリーブの横断軸方向後端面に対して軸方向後
    方にずれていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の液圧制御
    装置。
  15. 【請求項15】 シリンダ本体(17、50)およびピストンロッド(22
    、86)に取り付けられた、保護およびシール用のベローズ(74)を有し、こ
    のベローズ(74)が、このベローズをスリーブ(50)の軸方向後端部(64
    )に締結するための円筒形軸方向前方スカート(88)を有し、このスリーブ(
    50)が、保護リング(72)のスカート(76、78)を囲んでいることを特
    徴とする、請求項14記載の液圧制御装置。
  16. 【請求項16】 前記ピストン(20)が、径方向の間隙をもって、シール
    キャリア中間要素(91)を貫通していることを特徴とする、請求項1記載の液
    圧制御装置。
  17. 【請求項17】 前記スリーブ(50)とシリンダ本体(17)の後方部分
    (26)との間のシールされた溶着ゾーン(56、58)が、シールキャリア中
    間要素(91)に対して軸方向後方にずれていて、スリーブ(50)がスライド
    運動するピストン(20、36)をガイドするためのスリーブとなっており、こ
    の目的のために、スリーブの内側円筒壁(52)が、シリンダの内側ボアの後方
    部分を構成しており、この内側ボア内に、ピストン(20、36、40)がシー
    ルされた状態でスライド運動できるように取り付けられていることを特徴とする
    、請求項1〜16のいずれかに記載の液圧制御装置。
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