JP4532021B2 - ランマ用エンジン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランマ(rammer)本体に取付けて整地板に振動を加えるランマ用エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
地面を整地するランマ装置として、例えば実開昭63−104410号公報「エンジン直結型ランマ」が知られている。以下、この技術の要部について同公報の第1図を再掲して説明する。
図9は従来のランマ装置の側面図である。ランマ装置は、ランマ本体100の上端100aにハンドル101を備えるとともにエンジン103を備え、ランマ本体100の下端100bに整地板102を備える。加えて、ランマ装置は、ハンドル101の握部101a近傍にスロットル操作レバー106を取付けることにより、スロットル操作レバー106を操作者の手元に備える。
【0003】
このランマ装置によれば、ハンドル101の握部101aを握りながら、スロットル操作レバー106を操作してエンジン103を所望の回転数にセットし、エンジン103で整地板102に衝撃を加えて地面105を整地することができる。
【0004】
整地作業を終了する際には、スロットル操作レバー106を操作してエンジン103をアイドリング状態にした後、一方の手でハンドル101の握部を握りながら他方の手でメインスイッチ108をオン(電源入り)からオフ(電源切り)に切換えてエンジン103を停止させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、メインスイッチ108は、エンジン103の右側面に位置しており、ハンドル101の握部101aからある程度離れている。従って、操作者がメインスイッチ108をオフに切り換えるとき、作業者の動作が大きくなる。
加えて、エンジン103がアイドリング状態であっても、ランマ本体100やエンジン103はある程度振動しているので、メインスイッチ108も振動している。従って、操作者がメインスイッチ108を迅速にオフに切り換えるためにはある程度の熟練を要する。
【0006】
このように、メインスイッチ108をオフに切り換える際に、操作者の動作が大きくなり、ある程度の熟練を要するので、メインスイッチ108については操作性が良いことはいえない。このため、メインスイッチ108の操作性の改善が求められていた。
【0007】
そこで、本発明の目的は、メインスイッチの操作性を高めることができるランマ用エンジンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、ランマ本体に取付けてランマ本体の整地板に衝撃を加えるランマ用エンジンにおいて、このランマ用エンジンは、エンジン外周面にメインスイッチを備え、メインスイッチを備えるエンジン外周面の位置をクランク軸の上方で、かつシリンダ軸から遠ざかる位置としたことを特徴とする。
【0009】
ここで、ランマ本体で整地作業をおこなう際には、ランマ本体の上端に備えたハンドルの握部を手で握りながら整地板に衝撃を加え、この衝撃で地面を整地する。このため、メインスイッチをハンドルの握部近傍に配置しておけば、メインスイッチの近くに操作者の手をおくことができるので、操作者はメインスイッチを簡単に操作することができる。
【0010】
そこで、請求項1では、エンジン外周面に備えるメインスイッチを、クランク軸より上方でシリンダ軸より遠ざかる位置に配置することで、メインスイッチをランマ用エンジンの上面側に備えることにした。
このため、ランマ装置のハンドル下方にランマ用エンジンを配置することで、メインスイッチをハンドルの握部近傍に配置することが可能になる。従って、メインスイッチの近くに操作者の手をおくことができるので、操作者はメインスイッチを簡単に操作することができる。
【0011】
請求項2は、エンジン外周面のうち、クランク軸の出力軸部に臨む面をランマ取付面とするとともに、このランマ取付面の背面を操作者側面とし、この操作者側面の左右中心にメインスイッチを配置したことを特徴とする。
【0012】
メインスイッチを操作者側面の左右中心に配置することで、メインスイッチをハンドルの握部の略中央に臨ませることが可能になる。メインスイッチをハンドルの握部の略中央に臨ませることで、メインスイッチが操作者の前方中央に位置するので、操作者はメインスイッチを簡単に見ることができ、メインスイッチの視認性を高めることができる。
【0013】
加えて、メインスイッチをハンドルの握部の略中央に臨ませることで、メインスイッチの近くに操作者の左右の手をおくことができる。このため、操作者は作業状況に応じて左右の手のいずれか一方の手を任意に選択してメインスイッチを操作することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は操作者から見た方向に従う。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0015】
図1は本発明に係るランマ用エンジンの側面図である。
ランマ用エンジン10は、シリンダブロック11の下部に下部ケース12を取付け、シリンダブロック11のシリンダ部11aにピストン13を摺動自在に挿入し、このピストン13にコンロッド14を介してクランク軸15を連結し、シリンダヘッド11bに取付けた点火プラグ16のスパーク部(図示しない)を燃焼室17に臨ませ、点火プラグ16にプラグキャップ18を被せたものである。クランク軸15は、出力軸部15aをエンジン外周面20のうちのランマ取付面21から突出させたものである。
【0016】
このランマ用エンジン10は、ランマ取付面21の背面に相当する操作者側面22に始動用のリコイルスタータ25を備え、エンジン外周面20の左側面(図中において手前側の側面)23にスロットルレバー26を支軸27で回転自在に取付け、このスロットルレバー26の上端にリターンスプリング28を取付け、下端に操作ケーブル29を取付け、クランク軸15より上方で、且つシリンダ軸30より操作者側面22側に遠ざかる位置にてエンジン外周面20にメインスイッチ31を備え、このメインスイッチ31をハーネス35を介してプラグキャップ18に接続したものである。
なお、シリンダ軸30は、シリンダ部11aの中心を示す軸である。
【0017】
メインスイッチ31は、エンジン上面24と操作者側面22とが交差するコーナ部20aにエンジン外周面20に沿うように傾斜させた状態で取付けたものである。コーナ部20aは、クランク軸15より上方で且つシリンダ軸30より操作者側面22側に遠ざかる位置のエンジン外周面20という条件を満たす位置である。
メインスイッチ31をオンにすることで、点火プラグ16にスパークを発生させることが可能になり、メインスイッチ31をオフにすることで、点火プラグ16のスパーク発生を停止する。
【0018】
図2は本発明に係るランマ用エンジンの正面図であり、プラグキャップ18及びメインスイッチ31をシリンダ軸30(操作者側面22の左右中心)に沿って配置した状態を示す。
また、この図は、プラグキャップ18はシリンダヘッド11bの上面(すなわち、エンジン上面24)から突出した点火プラグ16(図1に示す)に被せ、メインスイッチ31はエンジン上面24と操作者側面22とが交差するコーナ部20aに配置した状態を示す。
メインスイッチ31をプラグキャップ18と同様にエンジン上面24に配置することで、メインスイッチ31をプラグキャップ18の近くに配置することができる。
【0019】
図3は本発明に係るランマ用エンジンを備えたランマ装置の側面図である。
ランマ装置40は、下端部41aに整地板42を備えたランマ本体41と、このランマ本体41の上端部41bに本発明に係るランマ用エンジン10を設け、このランマ用エンジン10の上方にハンドル45を配置し、このハンドル45の略中央に燃料タンク51を取付け、この燃料タンク51の前方に燃料タンク51を保護する保護ガード53を取付け、ハンドル45の握部47近傍にスロットル操作レバー55を備える。
ハンドル45及び握部47については図4で詳しく説明する。
【0020】
ランマ用エンジン10は、ランマ本体41の上端後面41cにランマ取付面21を当接した状態で取付けることにより、クランク軸15の出力軸部15aをランマ本体41の内部に差込み、出力軸部15aをランマ本体41の作動機構(図示しない)に連結させたものである。
【0021】
このため、ランマ本体41の整地板42を地面44において略垂直に立て、この状態でハンドル45の握部47を握りながらランマ用エンジン10を駆動することにより、クランク軸15の出力軸部15aでランマ本体41の作動機構を作動して整地板42に衝撃を加え、この衝撃で地面44を整地することができる。
【0022】
ランマ本体41は、上端部左右側面41d,41eにそれぞれ左右の取付部材61,61を取付け、これらの取付部材61,61にそれぞれ左右の取付プレート62,62をボルト63・・・で取付け、これらの取付プレート62,62の上端62a,62aにハンドル45を取付け、このハンドル45と取付プレート62,62とを左右の補強部材64,64で連結したものである。
【0023】
燃料タンク51を支えプレート52を介してハンドル45のほぼ中央に取付ける。支えプレート52は、左右の脚部52a,52aを備えることで燃料タンク51をハンドル45の上方に配置し、燃料タンク底面51aからエンジン上端10aまでの間隔Hを大きく設定することができる。
間隔Hを大きくすることで、整地作業中にハンドル45が左右の取付部材61,61を軸にして矢印方向にスイングした場合でも燃料タンク51はランマ用エンジン10に干渉しない。
【0024】
また、燃料タンク51をランマ用エンジン10の操作者側面22の位置より前方に配置したので、エンジン上面24と操作者側面22とが交差するコーナ部20aから燃料タンク51をずらすことができる。このため、コーナ部20aにメインスイッチ31を取付けることで、メインスイッチ31を上方から目視することができ、かつメインスイッチ31をハンドル45の握部47に臨ませることができる。
【0025】
さらに、エンジン上面24と操作者側面22とが交差するコーナ部20aにメインスイッチ31を備えることで、メインスイッチ31をハンドル45の下方に配置させることができる。このため、ハンドル45をメインスイッチ31の保護部材として併用することができるので、メインスイッチ31の損傷を防ぐことができる。
【0026】
加えて、メインスイッチ31の左右側にそれぞれ左右の補強部材64,64を設けることにより、左右の補強部材64,64をメインスイッチ31の保護部材として併用することができるので、メインスイッチ31の損傷をより確実に防ぐことができる。
【0027】
図4は図3の4矢視図である。
ハンドル45は、前フレーム46、後フレーム(すなわち、握部)47及び左右フレーム48,49で略矩形状の枠体に形成し、前フレーム46をランマ本体41の前方に配置し、握部47をランマ用エンジン10の後方に配置し、左フレーム48をランマ用エンジン10及びランマ本体41の左側に配置し、右フレーム49をランマ用エンジン10及びランマ本体41の右側に配置するように形成した部材である。
これにより、ハンドル45を、ランマ用エンジン10及びランマ本体41より一回り大きく形成して、ハンドル45でランマ用エンジン10及びランマ本体41を保護することもできる。
【0028】
このハンドル45は、中央に支えプレート52を介して燃料タンク51を取付け、この燃料タンク51の前方に保護ガード53を取付け、握部47の左端に取付けパイプ56を取付け、この取付けパイプ56にスロットル操作レバー55を取付けたものである。
【0029】
このスロットル操作レバー55は、握部47を握った左手で操作することができ、スロットル操作レバー55を矢印の如く操作することで操作ケーブル29(インナケーブル)を引張り、操作ケーブル29でスロットルレバー26(図1に示す)を矢印の如く回動することでランマ用エンジン10の回転数を上昇させることができる。
左手で握部47を握った状態で、スロットル操作レバー55を操作することができるので、操作者はスロットル操作レバー55を簡単に操作することができる。
【0030】
メインスイッチ31を備える位置を、エンジンの左右方向中心でかつエンジンの前後方向に延びる線上、すなわちエンジンの前後方向中心線60(操作者側面の左右中心)上で、エンジン上面24と操作者側面22とが交差するコーナ部20aとし、この位置においてメインスイッチ31をエンジン外周面20に沿うように傾斜させた状態(すなわち、メインスイッチ31の表面32がハンドル45の握部47に臨むように傾斜させた状態)に取付けた。
このため、メインスイッチ31をハンドル45の握部47に近づけることができ、かつメインスイッチ31をハンドル45の握部47の略中央部47aに対向させることができる。
【0031】
図5は図3の5矢視図であり、ランマ本体41の左右側面にそれぞれ左右の取付部材61,61を取付け、これらの取付部材61,61にそれぞれ左右の取付プレート62,62を取付け、これのら取付プレート62,62の上端62a,62aにハンドル45を取付け、このハンドル45の左フレーム48と左取付プレート62を左補強部材64で連結し、ハンドル45の右フレーム49と右取付プレート62とを右補強部材64で連結した状態を示す。
左右の取付部材61,61にそれぞれ防振部材(図示しない)を含むことで、これらの取付部材61,61を軸にしてハンドル45をスイングさせることができる。
【0032】
また、この図は、エンジン上面24に点火プラグ16(図1に示す)を配置し、またエンジン上面24側にチョークレバー71を配置し、さらにエンジン上面24側に燃料コック72を配置し、加えて、エンジン上面24にメインスイッチ31を配置した。
このように、点火プラグ16、チョークレバー71、燃料コック72及びメインスイッチ31をエンジン上面24側にまとめて配置したので、操作性やメンテナンス性をより高めることができる。
【0033】
チョークレバー71は、例えばランマ用エンジン10の始動の際に、気化率の低下を補うために燃料供給量を増やすためのレバーである。
燃料コック72は、燃料タンク51からランマ用エンジン10に燃料を供給するチューブ73を開閉するためのコックである。
【0034】
図6は図3の6矢視図であり、ランマ用エンジン10のコーナ部20aにメインスイッチ31を取付けた状態を示す。
メインスイッチ31は、外形を略円柱に形成し、中央に直線状の指示部33を備え、矢印の如く回転することで電源のオン・オフ切換えをおこなうロータリスイッチである。メインスイッチ31をオンにセットする際には、例えばメインスイッチ31を反時計回り方向に回転して指示部33の先端をオンの位置にセットする。
一方、メインスイッチ31をオフにセットする際には、例えばメインスイッチ31を時計回り方向に回転して指示部33の先端をオフの位置にセットする。
【0035】
このメインスイッチ31をハーネス35を介してプラグキャップ18に接続する。そして、ハーネス35をハーネスクリップ36でエンジン上面24に固定する。この際に、ハーネス35にグロメット37を取付けることでハーネス35を保護することができる。
【0036】
ランマ用エンジン10のコーナ部20aにメインスイッチ31を取付けることで、メインスイッチ31をプラグキャップ18の近傍に配置することができる。このため、メインスイッチ31とプラグキャップ18とを接続するハーネス35を短くすることができ、さらにハーネスクリップ36やグロメット37を減らすことも可能になり、コスト低減に寄与することができる。
【0037】
次に、ランマ装置40で整地する際のランマ用エンジン10の作用を図7及び図8に基づいて説明する。
図7(a),(b)は本発明に係るランマ用エンジンの第1作用説明であり、(a)は実施例を示し、(b)は比較例を示す。
(a)において、エンジン上面24と操作者側面22とが交差するコーナ部20aにメインスイッチ31を取付けた。加えて、燃料タンク51をコーナ部20aの前方位置に配置した。これにより、操作者75がハンドル45の握部47を左右の手76,77で握って、整地作業をおこなう際に、操作者75は作業姿勢のままでメインスイッチ31を矢印▲1▼の如く目視することができる。
【0038】
加えて、メインスイッチ31を握部47の近傍にかつ握部47に臨ませることで、操作者75は作業姿勢のままメインスイッチ31を操作することができる。この結果、操作者75は少ない動作でメインスイッチ31を操作することができる。
【0039】
(b)において、ランマ用エンジン110の右側面111(図中において奥側の側面)でクランク軸112の近傍にメインスイッチ113を取付けたので、メインスイッチ113を矢印▲2▼の如く目視するとき、メインスイッチ113を確認するためにはある程度の熟練をようする。
【0040】
加えて、メインスイッチ113をランマ用エンジン110の右側面111でクランク軸112の近傍に取付けることで、操作者115の左右の手116,117からメインスイッチ113が離れてしまう。このため、メインスイッチ113を操作する際に操作者115の動作が大きくなる。
【0041】
図8(a),(b)は本発明に係るランマ用エンジンの第2作用説明であり、(a)は実施例を示し、(b)は比較例を示す。
(a)において、メインスイッチ31をハンドル45の握部47に近づけることができ、かつメインスイッチ31をハンドル45の握部47の略中央部47aに対向させた。
【0042】
このため、左右の手76,77の略中央にメインスイッチ31を配置することができるので、操作者75は作業状況に応じて左右の手76,77のいずれか一方の手を適宜選択して、矢印▲3▼,▲4▼の如く移動してメインスイッチ31を操作することができる。
さらに、メインスイッチ31の近くに左右の手76,77をおくことができるので、操作者75は作業姿勢のままでメインスイッチ31を簡単に操作することができる。この結果、操作者75は小さな動作でメインスイッチ31を操作することができる。
【0043】
加えて、メインスイッチ31をプラグキャップ18の近傍に配置することで、メインスイッチ31とプラグキャップ18とを接続するハーネス35を短くすることができ、さらにハーネスクリップ36やグロメット37などを減らすことも可能になる。この結果、ランマ用エンジン10のコスト低減に寄与することもできる。
【0044】
なお、操作者75は左手76で握部47を握ったままの状態で、スロットル操作レバー55を矢印の如く操作することができるので、操作者75はスロットル操作レバー55を簡単に操作することができる。
【0045】
(b)において、ランマ用エンジン110の右側面111でクランク軸112(図7(b)参照)の近傍にメインスイッチ113を取付けることで、メインスイッチ113はハンドル114の握部114aから離れてしまう。
このため、ハンドル114の握部114aを握っている右手117でメインスイッチ113を操作する際に、右手117を矢印▲5▼の如く下方まで移動する。従って、操作者115の動作は大きくなる。
なお、メインスイッチ113は左手1116から離れ過ぎているので、左手116でメインスイッチ113を操作することはできない。
【0046】
加えて、メインスイッチ113はプラグキャップ118から離れた位置に配置することになるので、メインスイッチ113とプラグキャプ118とを接続するハーネス119が長くなり、さらにハーネス119を固定するために必要なハーネスクリップやグロメットの使用個数を増やすことになる。この結果、ランマ用エンジン110のコスト低減を妨げる要因になる。
【0047】
なお、前記実施形態では、メインスイッチ31を、エンジン上面24と操作者側面22とが交差するコーナ部20aに取付けた例について説明したが、メインスイッチ31の取付け位置は、これに限らないで、クランク軸15より上方で、かつシリンダ軸30より操作者側面22側に遠ざかる位置のエンジン外周面20であればよい。
【0048】
また、前記実施形態では、メインスイッチ31としてロータリスイッチを例に説明したが、これに限らない、トグルスイッチやプッシュスイッチなどのその他のスイッチをメインスイッチとして使用することも可能である。
【0049】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、エンジン外周面に備えるメインスイッチを、クランク軸より上方でシリンダ軸より遠ざかる位置に配置することで、メインスイッチをランマ用エンジンの上面側に備えることにした。
【0050】
このため、ランマ用エンジンをハンドルの下方に配置することで、メインスイッチをハンドルの握部近傍に配置して、メインスイッチの近くに操作者の左右の手をおくことができるようにした。従って、操作者はメインスイッチを容易に操作することができる。
【0051】
請求項2は、メインスイッチを操作者側面の左右中心に配置することで、メインスイッチをハンドルの握部の略中央に臨ませることが可能になる。このため、整地作業の際に、メインスイッチが操作者の前方中央に位置するのでメインスイッチの視認性を高めることができる。
【0052】
加えて、メインスイッチをハンドルの握部の略中央に臨ませることで、メインスイッチの近くに左右の手をおくことができる。このため、操作者は作業状況に応じて左右の手のいずれか一方の手を任意に選択してメインスイッチを操作することができる。この結果、操作者はより簡単にメインスイッチを操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るランマ用エンジンの側面図
【図2】本発明に係るランマ用エンジンの正面図
【図3】本発明に係るランマ用エンジンを備えたランマ装置の側面図
【図4】図3の4矢視図
【図5】図3の5矢視図
【図6】図3の6矢視図
【図7】本発明に係るランマ用エンジンの第1作用説明
【図8】本発明に係るランマ用エンジンの第2作用説明
【図9】従来のランマ装置の側面図
【符号の説明】
10…ランマ用エンジン、15…クランク軸、15a…出力軸部、20…エンジン外周面、21…ランマ取付面、22…操作者側面、24…エンジン上面、30…シリンダ軸、31…メインスイッチ、40…ランマ装置、41…ランマ本体、42…整地板、60…エンジンの前後方向中心線(操作者側面の左右中心)。

Claims (2)

  1. ランマ本体に取付けてランマ本体の整地板に衝撃を加えるランマ用エンジンにおいて、
    このランマ用エンジンは、エンジン外周面にメインスイッチを備え、このメインスイッチを備えるエンジン外周面の位置をクランク軸の上方で、かつシリンダ軸から遠ざかる位置としたことを特徴とするランマ用エンジン。
  2. 前記エンジン外周面のうち、前記クランク軸の出力軸部に臨む面をランマ取付面とするとともに、このランマ取付面の背面を操作者側面とし、この操作者側面の左右中心に前記メインスイッチを配置したことを特徴とする請求項1記載のランマ用エンジン。
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