JP4531881B2 - 薬包印字装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、散薬等の薬剤を分包する薬剤分割包装機において薬剤分包紙に患者名や薬剤名等をプリントする薬包印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
処方箋の指示に基づき各患者毎に散薬等の薬剤を分包する薬剤分割包装機として断面がV字形の枡の長手方向に沿って仕切板を移動自在に設けたV字枡方式の薬剤分割ユニットを備えたもの、あるいは円形ディスクの外周にR溝を設け所定幅の掻出しローラを接触させて所定分割量ずつ掻出すようにした円形ディスク形式の薬剤分割ユニットを備えたものなどが知られている。かかる薬剤分割包装機では上記薬剤分割ユニットに続いて所定量に分割された薬剤を分包紙に分包する薬剤分包ユニットや、分包紙に患者名や薬剤名などの必要事項をプリントする薬包印字装置などが設けられている。
【0003】
薬剤分包ユニットは、ロール状に巻かれた加熱融着性の分包紙を一方向に送る移送路の途中に置かれた三角板でこの分包紙を2つ折りにしたその折り目間に上記所定量に分割されて落下する薬剤を薬剤供給ユニットから間欠的に供給し、その薬剤を各定量毎にヒートシールして分包袋を連続的に形成するものが用いられている。
【0004】
薬包印字装置は、上記分包ユニットの前で必要事項を分包紙にプリントするように移送路中に設けられ、必要事項をプリントした後少し遅れて上述した分包ユニットにより対応する定量の薬剤が分包される。上記のような薬剤分割ユニットや分包ユニットによる分包処理と印字装置によるプリント動作は動作内容が大きく異なるため、薬剤分割ユニット及び分包ユニットを駆動制御する本体制御部と、印字装置を制御する印字制御部とは別々に設けられるのが一般的である。
【0005】
上記薬剤分割包装機において印字制御部によりプリンタ部を制御するようにした一例が特開平3−200527号公報に記載されている。この公報では、印字情報入力部から入力されるデータのうち患者名等の印字データがひんぱんに更新されるとプリンタ部における印字のタイミング中に待機時間が大きくなり分包能率の低下が生ずるという不都合を解消し、印字時間の短縮化と分包能率の向上を図ることを課題として印字制御部からプリンタ部への制御について説明している。
【0006】
このような印字制御部によるプリンタ部の制御だけでなく、薬剤分割包装機全体を制御する本体制御部を含めて行われている従来の制御回路のブロック図を図6に示す。図示のように、薬包印字装置は印字情報入力部、印字制御部、プリンタ部、薬剤分割包装機の本体制御部内の薬包印字インタフェースなどから構成される。
【0007】
印字情報入力部へは、処方箋に基づき、患者名、用法、分包する日数(以下、単に「日数」という。)、印字順序(反復/連続)、印字データ(朝、昼、夕、寝る前)などが入力され、これらの入力データに基づいて患者名、日数、薬剤の1日用量の分割数である分数(以下、単に「分数」と言う。)、印字順序(反復/連続)、印字データ(朝、昼、夕、寝る前)などが印字制御部へ送られる。印字制御部は印字フォントをメモリに記憶内蔵しており、文字コードからドットデータを作成してプリンタ部を駆動する。プリンタ部にはプリンタヘッド、インクリボンなどが備えられており、分包紙に接して印字を行なう。
【0008】
印字情報入力部で入力された印字情報は、図4の(b)に示す通信形成(シリアル通信)で印字制御部へ送られ、服用時期毎に異なる印字データのうち次のどれを印字すべきかという管理を含めてプリンタ部での動作の全てを印字制御部が制御し、本体制御部からは1包毎の印字スタート信号を受信してプリンタ部で薬包1包分の印字を開始するという制御がなされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の薬剤分割包装機における薬剤分割包装機本体の分割ユニットや分包ユニットによる分割包装の管理(包数)は本体制御部が行ない、プリンタ部に対する印字データの管理(印字順序、包数)は印字制御部が行なうという制御方式では、両制御部の協調動作は本体制御部から印字制御部への印字スタート信号のみであり、印字情報が本体制御部へ送信されることはない。
【0010】
印字情報を印字制御部へ直接送信して印字制御部で集中して処理する方が制御上は合理的であり、本体制御部の影響が少ないと思われがちであるが、実際にはプリンタ部における印字の内容とそのタイミングとは薬剤分割包装機本体での分割・包装の内容とそのタイミングと密接不可分であり、いずれかの制御部でのノイズによる影響でタイミングのずれというような誤動作を起し易くノイズに弱いという問題がある。
【0011】
又、印字情報入力部への入力データに誤りがあった場合、これを訂正する処理の際に入力部での複雑なデータ修正で印字制御部に大きな処理負担がかかると、印字制御部と本体制御部の両方における包数カウントが異なることとなり印字のずれが発生し、薬包の該当部分に印字されなかったり、あるいは空包部分に印字したりすることもあり、印字不良がひどい場合は薬剤の分割包装そのものをやり直す必要がある場合も生じる。このため、印字の信頼性を高めて印字のずれが発生し難い薬包印字装置が所望されている。
【0012】
一方、病院薬局や調剤薬局では限られた時間帯に多数の処方箋を受け付けて短時間内に調剤しなければならないという事情がある。このような状況下では印字情報入力部への入力項目は1つでも少ない方が望ましい。しかし、従来設定されている入力項目のいずれも省略することは容易ではなく、いずれかの項目を省略する場合はその項目のデータを何らかの別の手段で得ることができれば可能となる。
【0013】
上記入力項目として日数、包数のデータがあるが、これらのデータに入力ミスがあった場合現状ではその修正の手間がかなり大きい。印字情報入力部では数多くの処方を順番に調剤する準備をするため、予めいくつかの印字情報を入力して記憶するようにしているが、例えば予約された日数、包数のデータの中に入力ミスがあると、それぞれの印字情報を直接印字制御部へ送信する方式であるため薬剤分割包装機本体での順番を考えながらその印字情報を削除して割込み入力する必要があるからである。
【0014】
従って、上記入力項目のうち日数、包数の項目について何らかの別の手段で取得できれば入力の手間がなくなり、操作性を大きく改善でき、しかもそれらの項目データを本体制御部での分割・包装動作に関連して取得できるようにすれば、印字動作のタイミングずれも生じ難くなる。
【0015】
この発明は、上記従来の薬包印字装置における問題に留意して、印字動作を制御する際に印字データ管理(印字順序、包数)を分割、包装制御と共に本体制御部で一元管理することにより印字動作の信頼性を向上させて印字のずれを防止し、かつ入力部での印字情報入力の労力を軽減して操作性を向上させることができる薬包印字装置を得ることを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決する手段として、処方箋の指示に基づき各患者毎に供給された薬剤を一定量に分割し、その薬剤を薬包紙に供給してヒートシールした分包袋を連続的に形成する薬剤分割包装機における分割分包動作に関連して、必要事項を薬包紙にプリントするように薬包紙の移送路に設けられたプリンタ部と、上記プリント動作を制御する印字制御部と、薬剤の分割分包に関連する印字データ、印字順序、上記供給された薬剤の1日用量の分割数である分数を含む印字情報の印字情報入力部とを備え、上記印字制御部及び印字情報入力部は分割分包動作を制御する本体制御部に接続し、この本体制御部は、上記分割包装機の上記薬剤を分割して包装する数である包数を設定する包数設定手段が接続されて、上記印字情報から、上記分割包装動作を制御しながら所定のタイミング、印字順序で薬包紙に印字するように、印字順序と上記包数設定手段からの包数の印字管理を分割包装制御と共に一元管理するものであり、上記印字情報入力部からの印字情報の信号及び包数設定手段からの包数信号を、本体制御部を介して印字制御部に送信するとともに、上記印字情報に基づいて本体制御部から上記分割包装動作を制御しながら1包毎の印字データ及び印字開始の信号を印字制御部へ送り、印字制御部を介して所定の印字順序で処方箋の指示に基づき分包する(必要)日数、包数分の印字データをプリンタ部により薬包紙に印字するようにして成る薬包印字装置の構成としたのである。
【0017】
かかる薬包印字装置では、印字情報入力部からの印字情報は薬剤分割包装機の本体制御部へ送信される。本体制御部へは別途包数設定手段から包数信号が送られる。本体制御部は印字情報の印字データ、印字順序、分数、包数のデータから、分割、包装動作を制御しながら所定のタイミング、印字順序で薬包紙に印字するように、印字順序と包数の印字管理を分割、包装制御と共に一元管理する。
【0018】
従って、本体制御部により印字順序を定めて1包毎の印字データが印字開始信号と共に印字制御部へ送られると、印字制御部はプリンタ部に必要な字体データなどを記憶部から読み出して印字制御信号を出力しプリンタ部による印字が行なわれる。
【0019】
印字情報入力部へは印字データ、印字順序の入力信号を入力するだけでよいから、入力作業は従来より早くなり、入力ミスの修正も日数、包数のデータが不要であるため作業が軽減される。
【0020】
【実施の形態】
以下、この発明の実施形態について説明する。図1は薬剤分割包装機の概略構成を示す図、図2はその外観斜視図である。この薬剤分割包装機1は散薬錠剤を共通ホッパで薬包紙へ供給、分包することを前提としたものであり、散薬を一定量に分割し、その散薬と錠剤をそれぞれ単体で、又は同包、別包の包装モードで分包処理できる機能を有し、薬包紙が送られる移送路の途中には薬剤を分包する前に各薬包の服用時期などをプリントするためのプリンタが設けられている。
【0021】
この発明は、上記プリンタを含む薬包印字装置についてのものであり、薬剤分割包装機1そのものを対象としていないが、薬包印字装置はその一部に含まれており、密接な関連性があるから、薬剤分割包装機1について簡単に説明する。図示のように、薬剤分割包装機1は散薬分割ユニット2と錠剤払出ユニット3と、その下部に包装ユニット4とを一体に備え、操作パネル5、印字情報入力手段50からの入力により操作される。
【0022】
散薬分割ユニット2は、断面がV字状の長細いV枡6と、その内側にスライド自在に設けた仕切板7と、V枡6の下方に分割器8を備えている。V枡6は、その直下に長手方向に沿って設けた複数の分割容器を有する分割器8に対し、スライド自在な仕切板7を散薬総量を分割しようとする分包数に対応する位置に目盛板9(図2参照)の目盛に合せて移動させ、仕切板7が設定されたV枡6の範囲に対応した分割数で散薬が分割されるようになっている。
【0023】
V枡6は、その傾斜した枡板10を図示しない駆動部で回転させ、一点鎖線で示すように下方を開放し散薬を分割器8に投下する。仕切板7はV枡6の垂直壁に沿って長さ方向にスライド自在であり、これに連結されたアームに磁石m、錠剤払出ユニット3の壁に位置検出センサPH (近接スイッチ又はホール素子センサ)が設けられている。センサPH は長手方向に複数個設けられており、仕切板7がセットされる位置までのセンサの数によって分割数が判別、表示される。
【0024】
分割器8は、角筒形状の分割容器の複数個を長手方向に沿って設けたものから成り、それぞれの分割容器の下底に底板が設けられ、長手方向(紙面に垂直方向)に沿って図示しない駆動部により間欠動作で移動した各分割容器が共通ホッパ41の位置に来ると図示しない開閉機構によって開閉操作され、所定量の散薬が投下される。共通ホッパ41の上方には錠剤払出ユニット3の手撒き手段31の下部に設けられたホッパ33が位置し、分割容器8とホッパ33からの薬剤を共通に受け入れる。
【0025】
共通ホッパ41の下方には包装ユニット4が設けられており、ロール軸44に巻かれた薬包紙Lから繰り出され、共通ホッパ41の下部の三角板で2つ折りされた薬包紙Sに共通ホッパ41から投下された薬剤をモータ43で駆動されるヒートシール42で1包ずつに分包するようになっている。上記ロール状の薬包紙Lから共通ホッパ41への移送路の途中には薬包紙に印字するプリンタ部11が設けられている。プリンタ12は一般的な形式(インパクトドット、サーマル、インクジェットなど)のものであればよい。
【0026】
錠剤払出ユニット3は、手撒き手段31と、その下部に設けた図示しない分割器と、その下方のホッパ33とから成る。手撒き手段31は枡目状の多数の分割小枡から成り、所定枡目に手撒きされた錠剤を分割器の分割小枡に対して開閉するシャッタを介して落し、分割器の各分割小枡の下部の蓋板を開くことにより錠剤がホッパ33へ投下されるように形成されているが、詳細については省略する。
【0027】
上記実施形態の薬剤分割包装機及びこれに内蔵されているプリンタ部を制御する制御回路の全体概略ブロック図を図3に示す。図示のように、薬剤分割包装機の本体制御部20が、上述した散薬分割ユニット2、錠剤払出ユニット3、包装ユニット4を制御する。この本体制御部20へは、外観がノート型パーソナルコンピュータに似たモノクロ液晶表示器50aと表面シートタイプキーボードを有する小型コンピュータを用いた印字情報入力部50から印字情報が送信される。なお、印字情報入力部50はハードディスクを内蔵したデータ記憶容量が大きくカラー液晶で見易い市販のノートパソコンを用いてもよい。
【0028】
本体制御部20は、上記各ユニットを制御するマイクロコンピュータから成り、中央演算部(CPU)21と、各ユニットを制御するためのプログラムを記憶した記憶部22と、散薬と錠剤を処方箋で指示されている投薬指示のパターンを設定するための設定パターン記憶部23とを備え、薬剤分割包装機本体ケース上に設けられている操作パネル5からの設定信号の入力により所定のパターンで分割・包装動作を行なうように制御される。
【0029】
本体制御部20による上記各ユニットの制御はこの発明の対象ではないので説明は省略する。本体制御部20にはプリンタ部11を制御するための印字制御部30が接続されている。印字制御部30は印字用のフォントデータがその記憶部に書き込まれており、本体制御部20から信号が送られるとその信号に基づいてフォントデータを読み出してプリンタ部11へ制御信号を送り所定の印字データを印字する。印字情報入力部50から本体制御部20へ送られる信号、及び本体制御部20から印字制御部30へ送られる信号の詳細については後で説明する。
【0030】
上記の構成とした実施形態の薬剤分割包装機における薬包印字装置は次のようにして印字を行なう。印字情報入力部50へは印字情報としての患者名、用法、印字順序(反復/連続)のデータが入力される。用法データは、この場合朝、昼、夕、寝る前、食前/食後/食間、時間毎、頓服などのデータである。しかし、日数のデータは入力されない。散薬分割ユニット2の仕切板7の位置検出センサPH から総包数のデータが本体制御部20へ送られ、そこで演算されるからである。日数の演算については後で説明する。
【0031】
用法データが入力されるとこれに基づいて分数(=1日用量の分割数)が設定される。例えば朝=分数1、昼=分数1、夕=分数1、寝る前=分数1、朝・夕=分数2、朝・昼・夕=分数3、朝・昼・夕・寝る前=分数4、毎食後=分数3、4時間毎=分数6、頓服=分数1というように印字情報入力部50内で設定される。又、印字順序は反復又は連続を表わす信号である。
【0032】
上記入力信号に基づいて印字情報入力部50から本体制御部20へは印字データ、印字順序、分数のデータが図4の(a)に示す通信形成(シリアル通信)で送信される。印字データは、各服用時期毎の薬包1包の面に印字するためのデータであり、「朝食後」のような文字コードと横2倍角指定などの制御コードから成る。
【0033】
印字順序(反復/連続)の信号は、例えば朝・昼・夕の3日分の印字であれば、
反復:朝、昼、夕、朝、昼、夕、朝、昼、夕
連続:朝、朝、朝、昼、昼、昼、夕、夕、夕
というように異なる服用時期を3日分反復するか、又は同一服用時期を3日分連続するように制御し、かつ印字するデータである。但し、上記印字順序は本体制御部20から印字制御部30へ印字データを送る際に本体制御部20内で上記反復又は連続のパターンで印字データを送り出すように制御信号を生起して制御される。
【0034】
又、本体制御部20では必要に応じて上記用法データによる「分数」のデータで仕切板7の位置検出センサPH による「包数」のデータを割算することにより「日数」のデータが求められる。このような内部演算が終ると本体制御部20から印字制御部30へ1包毎の印字データと印字開始信号が本体制御部20の制御により送信され、印字制御部30で上記印字データの信号を受信するとその内部に記憶されている必要なフォントデータを読み出して印字制御信号を印字開始信号により送り出し、プリンタ部11で印字を行なう。
【0035】
上記印字制御は、例えば散薬分割ユニット2の場合はその印字データ、印字順序、分数のデータを散薬分割動作に関連させて所定のタイミングで各1包毎の印字データを印字制御部30へ送るよう本体制御部20が制御をする。
【0036】
即ち、服用時期毎に異なる印字データのうち次のどれを印字すべきかという印字管理(印字順序、包数)は全て本体制御部20が行ない、薬剤分割包装のタイミングに同期させてまず薬包1包分の印字データを印字制御部に送信し、その後に印字開始信号を送信して印字制御部30を介してプリンタ部11で印字させる。
【0037】
従って、印字情報入力部50には「日数」、「包数」のデータを入力する必要がなく、このようなデータを印字情報入力部50へ入力しないから従来のようにその入力時の入力ミスも生じない。
【0038】
なお、上記説明では散薬分割ユニット2から薬剤供給をする場合を例として挙げたが、同様な制御は錠剤払出ユニット3に対しても適用できることは言うまでもない。但し、その場合、散薬分割ユニット2の仕切板7が設けられていないから、包数データは直接得られないが、一般に散薬と錠剤は同日数処方するという規定があるから、錠剤払出ユニット3の仕切板7でセットされる信号をそのまま錠剤払出ユニット3に対して適用してもよい。
【0039】
図5に他の形式の薬剤分割包装機の概略図を示す。図示の散薬分割ユニット2’は散薬供給手段を分配皿と掻出手段を有する形式のものであり、錠剤払出ユニット3は図1の場合と同じ形式のものである。包装ユニット4も基本的には図1のものと同じである。又、図示していないが上記各ユニット2’、3、4も図2と同様な本体ケース内に設置されている。
【0040】
散薬分割ユニット2’はホッパ6’の投入口6a’から投入される散薬を振動フィーダ7’により少量ずつ分配皿8’上に撒く散薬供給手段を備えている。この供給手段から撒かれる散薬を受ける分配皿8’は分配板8a’の外周にR溝8R’を有し、この溝に平均的に均らして散薬を積らせる。掻出手段9’は上記R溝8R’を半径方向に必要分割数に分割し、各分割領域分の散薬を分配皿8’の外へ掻き出す所定厚さの円形ディスク板を備えている。9a’は回転自在なアームである。
【0041】
上記散薬分割ユニット2’では、処方箋に従って取り出した散薬を供給するためのホッパ6’から投入し、分配、包装条件が設定されると、分配皿8’が回転し、同時に振動フィーダ7’が振動を始め、投入された散薬が分配皿8’のR溝8R’に供給される。掻出手段9’は円形のディスク形状で分配皿8’のR溝8R’の内面と密接するため、散薬が積もった分配皿8’の散薬をホッパ6’に対向する位置で掻出手段9’により掻き出す。
【0042】
このとき、掻出手段9’のディスクが積った散薬に切込み、分配皿8’を分割に適合する角度まで回転させて停止し、分配皿8’のディスクが積った散薬を掻き寄せる。分配皿8’が一定速度で回転し、ホッパ6’で供給が一定であれば、分配皿のR溝8R’に供給されて積る散薬分配皿8’の回転中心から放射状にケーキを切るように均等に切断線を入れ、切断線と次の切断線の間を掻出手段9’により掻き出すと、散薬は等分されて共通ホッパ41を通して包装される。
【0043】
上記構成の薬剤分割包装機に対しても先の実施形態の制御回路をそのまま適用できる。従って、その動作説明は省略する。但し、この例では仕切板がなく、分配皿8’での分割数=分数は外部から指示しなければならないが、図示の薬剤分割包装機では散薬ユニット2’と錠剤ユニット3を操作する操作パネル5が設けられているから、この操作パネル5の数字キースイッチを包数入力手段とし、その信号を本体制御部20へ入力して包数信号とすればよい。
【0044】
なお、上記以外にも各種形式の薬剤分割包装機があり、いずれのものの薬包印字装置に対しても上記制御回路の考え方を適用できることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、この発明の薬包印字装置は印字情報入力部からは印字データ、印字順序、分数についての印字情報だけを薬剤分割包装機の本体制御部へ送り、本体制御部から1包毎の印字データと印字開始信号を送って所定の印字順序で必要日数、包数分の印字データを薬包紙に印字するようにしたから、本体制御部により印字情報を分割、包装制御と共に一元管理し印字制御することによって印字ずれが生じるのを防止して印字の信頼性を向上させ、かつ印字入力として日数、包数のデータが省略されるため入力作業時のミスの発生の可能性が低下し作業性の向上も図ることができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の薬包印字装置を含む薬剤分割包装機の全体概略図
【図2】同上の外観斜視図
【図3】同上の薬剤分割包装機を制御する制御回路の全体概略ブロック図
【図4】送信データの送信形式の説明図(a)実施形態、(b)従来例
【図5】他の形式の薬剤分割包装機の例の概略図
【図6】従来例の制御回路の全体概略ブロック図
【符号の説明】
2 散薬分割ユニット
3 錠剤払出ユニット
4 包装ユニット
5 操作パネル
6 V枡
7 仕切板
8 分割器
10 枡板
11 プリンタ部
12 プリンタ
20 本体制御部
30 印字制御部
50 印字情報入力部
31 手撒き手段
33 ホッパ
41 共通ホッパ
42 ヒートシール
43 モータ

Claims (3)

  1. 処方箋の指示に基づき各患者毎に供給された薬剤を一定量に分割し、その薬剤を薬包紙に供給してヒートシールした分包袋を連続的に形成する薬剤分割包装機(1)における分割分包動作に関連して、必要事項を薬包紙にプリントするように薬包紙の移送路に設けられたプリンタ部(11)と、上記プリント動作を制御する印字制御部(30)と、薬剤の分割分包に関連する印字データ、印字順序、上記供給された薬剤の1日用量の分割数である分数を含む印字情報の印字情報入力部(50)とを備え、上記印字制御部(30)及び印字情報入力部(50)は上記分割分包動作を制御する本体制御部(20)に接続し、この本体制御部(20)は、上記分割包装機(1)の薬剤を包装する数である包数を設定する包数設定手段が接続されて、その包数設定手段からの上記包数を上記分数で割り算して処方箋の指示に基づき分包する必要日数を計算するとともに、上記印字情報から、上記分割包装動作を制御しながら所定のタイミング、印字順序で薬包紙に印字するように、印字順序と上記包数設定手段からの包数の印字管理を分割包装制御と共に一元管理するものであり、上記印字情報入力部(50)からの印字情報の信号及び包数設定手段からの包数信号を、上記本体制御部(20)を介して印字制御部(30)に送信するとともに、上記印字情報に基づいて本体制御部(20)から上記分割包装動作を制御しながら1包毎の印字データ及び印字開始の信号を印字制御部(30)へ送り、印字制御部(30)を介して所定の印字順序で上記必要日数、包数分の印字データをプリンタ部(11)により薬包紙に印字するようにして成る薬包印字装置。
  2. 前記分割包装機(1)の包数設定手段を断面がV字断面のV枡分割器(8)にスライド自在に設けた仕切板(7)とこれに連動する位置検出器(P)により上記包数を設定するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の薬包印字装置。
  3. 前記印字制御部(30)が本体制御部(20)から印字データを受信すると、フォント記憶部に記憶されているフォント信号を読み出して印字開始信号により印字データを印字するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の薬包印字装置。
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