JPH0472115A - 薬剤包装機及びそのコンベア制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的Ｊ 産業上の利用分野 本発明は病院や薬局等において、２轡者毎に異なる処方
箋に基づき一種類または数種類の薬剤を選択して自動的
に包装する薬剤包装機及びそのコンベア制御装置に関す
る。

従来の技術 現在、病院や薬局等で処方される錠剤の種類は数千種類
にも及ぶが、実際に使用される錠剤は８００種類くらい
に限定される。そＣで従来は１台について約２５０種類
の錠剤を収納でき、しがもパソコン等の制御器にて所望
とする処方データを入力するだけで自動的に処方通りの
錠剤を包装できる錠剤包装機が使用されている。このよ
うな錠剤包装機の構造は、例えば実公昭５８−４６９６
２号公報に開示されるように、上部に複数の直方体状の
タブレットケースを収納した薬剤収納部を収納し、下部
にロート状のホッパやツヤフタを介して包装機部を収納
したケージジグを備え、薬剤収納部には錠剤の種類に応
じて直方体状のタブレットケースが上下方向に数段積載
されており、このタブレットケースは制ｉｌＩ器に所定
の信号を入力することにより駆動して錠剤を摘出し、落
下通路を介してホッパへ導入した後、ツヤフタを介して
一包分を包装機部へ排土するように構成されている。

発明が解決しようとする課題 上記の構造によると、薬剤収納部には直方体状のタブレ
ットケースが上下方向に複数段積みされるため、薬剤包
装機の高さ寸法が高くなり、上方のタブレ−／　）ケー
スに錠剤を補給する場合等、背の低い人には非常に取り
扱い難いものであった。

また、従来のホッパは板金の折曲加工等により逆四角錘
状に四面が一体形成され？１＝構造であり、前後方向及
び左右方向の両方向において中央部分に薬剤を集めるよ
うに構成されている。従って、ホッパ自体の高さ方向の
制限要素が多く、左右或いは前後のいずれか一方向に錠
剤を収集するものに比べて、高さが高くなり、薬剤包装
機の高さ抑制を阻害するものとなっていた。また錠剤を
中央に集めるべくコンベアを使用するものではない。

そこで本発明では、ホッパの高さ方向の制限要素を少な
くし、ホッパの下方に錠剤を中央に収集するコンベアを
配設した薬剤包装機及びそのコンベア制御装置を提供す
るものである。

［発明の構成］ 課題を解決するｔζめの手段 本発明の薬剤包装機は、上部に薬剤収納部を下部に包装
機部を有するケーシングと、薬剤収納部に平面的に配列
され上下方向に細長く形成されｔζ複数のタブレットケ
ースと、このタブレットケスの下方に配設されケースか
ら排量された薬剤を前記ケーシングの前後方向等一方向
の中央しこ集めるホッパと、このホッパの下方に配設さ
ねホッパから落下する薬剤をケーシングの他方向の中央
へ集める一対のコンベアと、この左右のコンベア間の下
方に配設され集められｔこ薬剤を包装袋に投入する投入
機構と、ケースの薬剤取り呂し動作　投入機構の薬剤投
入動作及びコンベアの薬剤収集動作を制御する制御装置
とを備え、包装袋を乙封包装するように構成したもので
ある。

まｔζ本発明の薬剤包装機のコンベア制御装置は、薬剤
を収納した複数のタブレットケースと、Ｃのケースの下
方に配設され薬剤を前後方向の中央に集めるホッパと、
このホッパの下方に配設され薬剤を左右方向の中央に集
める左右−村のコンベアと、このコンベアの駆動を制御
する制御装置とを備え、制御装置は、制御器により指示
される薬剤の種類と、指示されｔこ薬剤を収納したタブ
レットケースの左右方向の中央までの距離とに基づき、
コンベアの駆動時間を決定するようにしｆｃ　５のであ
る。

さらにこのコンベア制御装置において、制御ｌ器により
複数種類の薬剤が指示された場合には、左右方向の中央
までの距離が一番長い薬剤に対応するタブレットケース
に対して予め設定さねｔζ駆動時間を選択するようにし
２ておけば、制御器による指示内容によってコンベアの
駆動時間が自動的に設定され使い勝手がよくなる。

作用 ホッパを薬剤を前後方向等一方向の中央に集めるように
構成したことから、ホッパ自体の傾斜角度を小さなもの
にすれば、ホッパの高さを抑制できる。しかもこのホッ
パの下にホッパから落下した薬剤を左右方向等他方向の
中央に集めるコンベアを配置したことから、ホッパとコ
ンベアを合わせｔζ高さが従来のホッパより６小さくし
やすい。

一方、コンベアの駆動を制御するにあたり、制御装置に
て、制御器により指示される薬剤の種類と、指示された
薬剤を収納したタブレットケースの左右方向の中央まで
の距離とに基づき、コンベアの駆動時間を決定するよう
にしたことから、制御器にて薬剤を指示することで、コ
ンベアの駆動時間が自動的に設定される。

また、制御器の指示が複数の薬剤である場合、左右方向
の中央までの距離が一番長い薬剤に対応するタブレット
ケースに対して予め設定された駆動時間を選択するよう
にしたことから、コンベアは途中停止することなく一回
分の動作で、複数の薬剤を所定位置まで搬送することが
できる。

実施例 本発明の実施例を以下図面に基づき説明する。

第１図は薬剤包装機の外観図を示し、制御器１０と包装
機１１とから構成されている。制御器ＩＯはキー人力部
１２の十−操作により、薬剤種、剤数、日数からなる処
方データを作成して包装機＋１に転送し、包装機１１は
転送された処方ブタにより、包装動作を行う。

第２図は包装機１１の概略構成を示し、ＩＩＡはケーシ
ングであって、このケーシング］］Ａ４こは、上部に薬
剤収納部としてのタブレットケース収納部１が形成され
ており、その下方乙こホック＜２及び投入機構としての
シャッタ３と包装機構４カタ配置されている。タブレッ
トケース収納部ｌは、格子状の仕切板によって平面的に
複数に区画されており、上下方向に細長く形成されたタ
ブレットケース５を各区画に独立して収納する。このタ
ブレットケース収納部１には、薬剤の種類しこ応じてタ
ブレットケース５が載置されており、タブレットケース
５は所定の薬剤排出信号の人力Ｇこより駆動して薬剤を
取り出し、ホック＜２へ導入するよう構成されている。

にで、前記タブレットケース収納部１には同種類の薬剤
を収納したタブレットケース５が複数載置されている（
タブレットケス５の配置例については第６図の対照表参
照）。

包装機構４は、熱溶着が可能で予め二つ折りにされた包
装ノート６（第２図において、右端はつ折りされた折り
曲げ部で、左端が未浴着の状態のままヒートシール機構
９へ搬送されるもの）を巻回しｔ（ローラ７と、テンシ
ョンローラ８と、包装シート６に処方データ　服用時期
等所定事項を印字するプリッタ３０と、包装シート６を
丁字形にヒートンールして連続した分包装を形成する丁
字形のヒートシール機構９と、シート状の分包装を間欠
的に送出する送りローラ１０と、このシト状の分包装を
薬包排量口まで送出するコンベア４５とから構成されて
いる。

そして、送りローラ１０は間欠的に駆動して包装シート
６を搬送し、この間欠勤作の停止時に、ヒートシール機
構９によって、各分包装の区画部にとこの区画部を境と
して開口側の上半分り及び下半分Ｍを丁字形に熱溶着し
て開口側の上半分が開いた分包装を形成する。そして後
述の如く、コンベア３６３７にて搬送された薬剤は、両
コンベア３６．３７間からシャフタ３内に落下する。

ツヤツタ３は、上下面に開口を有ししかも下面開口が底
板３Ｂにて閉じられており、送りローラＩＯの送り動作
により、ヒートシール機構９にて下部がノールされた分
包装が対応する毎に、紙開き装置４０が分包装の上部を
開くとともに、ツヤツタ３が底板３Ｂ上を分包装に向か
って前方へ進出する。そしてシャッタ３内の薬剤は、更
にシャッタ３が底板３Ｂの前方へ進出したとき、その下
面開口が開放されるため、分包袋内へ落下することとな
り、分包装への薬剤投入動作が完了する。この薬剤の投
入によりシャッタ３は、後方へ移動して所定位置で停止
する。この後、次の分包装の形成動作に伴うヒートシー
ル機構９の動作により、分包装の上半分の開口が熱溶着
され、薬剤を収納した分包装が冨封される。

第３図は本発明による制御回路を示し、１３は制御器１
０側の制御回路部、１４は包装機１１側の制御回路部と
しての制御装置で、送信データをシリアル変換すると共
に受信データをパラレル変換するインタフェイス１５．
１６を介し、伝送線１７によって接続されている。

制御器側の制御回路部１３は、中央処理装置１８と、当
該システムの制御手順がプログラムされたシステムメモ
リ１９と、キー人力部１２の操作を検出して牛−人力信
号を発生するキーボードインターフェイス２０と、ＣＲ
Ｔコントローラ２１と、十−人力された薬剤種、剤数、
日数からなる処方データを記憶するバッファメモリ２３
とから構成されている。

一方、包装機ＩＩ側の制御回路部■４は、中央処理装置
２４と、包装機ｌｌ側の制御手順がプログラムされたシ
ステムメモリ２５と、制御器１０側の制御回路部１３か
ら伝送された薬剤種　剤数・日数からなる処方データを
記憶するバッファメモリ２６と、包装機１１の包装動作
を制御する包装機コントローラ２８と、プリンタイノタ
フェイス２９と、レジスタＲ１，Ｒ２，Ｒ３とがら構成
されている。

上記構成において、包装機側の制御回路部１４は、制御
器側の制御回路部１３より伝送されてくる処方データに
基づき包装制御を行うが、制御回路部１３．１４間の転
送モードは制御回路部１４が制御回路部１３へ転送要求
信号を送信することで開始される。このとき制御回路部
１４は、包装制御を行っていない状態で定期的にこの転
送要求信号を送信している。

以下、制御器側の制御回路部１３の動作を第４図のフロ
ーチャートによって説明する。中央処理装置１８はＮ１
ステップで転送要求信号の有無を判定し、転送要求信号
が出力されていないと、Ｎ２ステップでキー人力の有無
を判定する。キー人力部１２が操作されて、朝　畳　夕
　就寝前毎に分包する薬剤名及びその剤数と日数が牛−
人力されると、Ｎ３ステップでは所定のフォーマットに
従ってこのキー人力内容に基づく処方データを作成して
バッファメモリ２３に記憶する。〜方Ｎステップで、制
？＃ＩＪ回路部ｊ４より転送要求信号が送信されている
のを検出すると、Ｎ４ステツプへ移行して処方データの
有無を判定する。包装のためのキー大力がなされている
と、前述のＮ３ステップの処理にてバッファメモリ２３
には処方ブタがストアされており、Ｎ５ステツプでは伝
送線１７を通して処方データを包装機側の制御回路部１
４へ転送する。Ｎ６ステツプでは、バッファメモリ２３
の内容をクリアしてＮ１ステップに復帰する。また、Ｎ
、ステップで処方データのないことが確認されると、Ｎ
１ステップへ復帰する。

包装機側の制御回路部】４の動作を第５図のフローチャ
ートによって説明する０Ｍ、ステップで転送要求信号を
出力し、Ｍ２ステップで処方ブタの有無を判別する。こ
こで、制御器側の制御回路部１３からの処方データを受
信すると、Ｍ、ステップにて処方データをバッファメモ
リ２６にストアする０次にＭ、ステップでは、処方デー
タ′から薬剤種がレジスタＲ１に、錠数がレジスタＲ２
にそれぞれストアされ、さらに、Ｍ、ステップでは、ホ
ッパのコンベア３６．３７に運転信号（以下ＯＮ信号と
称する）が出力されてコンベアが薬剤収集動作を開始す
る。そして、Ｍ６ステツプでは、レジスタＲ２の内容が
「０」であるか否かを’Ｉ’１１定し、ｒ□）でない場
合は、Ｍ７ステンブにて薬剤摘出信号が出力さねて、１
色分の薬剤摘出動作が開始される０次いでＭ８ステップ
で、レジスタＲ２にストアされた剤数から１減算して再
びレジスタＲ２にストアして、Ｍ、、ステップに復帰す
る。このような動作を繰り返し行い、Ｍ６ステツプでレ
ノ゛スクＲ２の剤数がｒＯＪになると、Ｍ９ステンブー
移行する。

Ｍｌｌステップでは、コノヘアの停止時間即ちタイマ時
間を設定するものであり、第７図に示すフローチャート
及び第６図に７ｆ（ず村ｐｑ表を参照して、その運転動
作を説明する。ｔコだし対照表は、タブレットケースの
位置［表における１〜２４０までの数字がこの位置に月
彫する］と、シャフタ３の位置までの距離とに応じて、
シャフタ３までの距離が近いものから順に、タイマ基準
時間Ｓ、を０］　、２　、、ｎ　−１、ｎまで振り分け
て表しｔこものであり、第６図には、タブレットケース
が２４．０個（即ちｎ−９）の場合の例が示しである。

まずＭ　２　＋ステップでは、タイマ基準時間を記録す
るレジスタＲ３にストアする値をｒｓ＝ｏ」に設定し、
Ｍ２□ステップではレジスタＲ１にストアした薬剤柱が
どのタイマ基準時間になるかく即ちＳ、：０〜９のいず
れに対応するか）を検索し、Ｍ、３ステツプで、「Ｓｏ
がＳより大きいか否か」を判断して、「ｓ、＞３４のと
き、Ｍ２４ステップでレジスタＲ１にｒ　Ｓ　＝　Ｓ　
、Ｊをストアし、ｒ３゜≦ＳＪのとき、Ｍ２５ステップ
へ移行する。Ｍ２Ｓステップでは、レジスタＲ］のアド
レスを１つシフトし、Ｍ２６ステツプでレジスタＲ１の
アドレスがオーバーしていないことを確認する。このＭ
２６ステツプでアドレスがオーバーしていないとき、Ｍ
２２ステップへ戻りｊ＠次このステップ以下の動作を繰
り返して行い、Ｍ２６ステツプでアドレスがオーバーし
たことが確認されると、次にＭ２７ステツプでタイマ時
間をｒｓｘｌｏｏｍｓＪに設定して、Ｍ。ステップに移
行する。

Ｍ１ｏステップでは、Ｍ　２７ステツプで設定したタイ
マ時間のカウントダウンが開始されて、Ｍｚステップで
カウントダンランの終了　非終了を判断し、終了のとき
、Ｍ　１２ステツプで紙開き装置４０のシート開放動作
及びンヤフク３０前後移動動作並びに下面開口の開閉動
作が行われて分包袋への薬剤投入動作を行う０次にＭ１
３ステップでコンベア３６．３７の停止信号（以下ＯＦ
Ｆ信号と称する）を出力して、Ｍ１４ステップとなって
包装機１１の包装動作が行われ、Ｍｌ、ステップ及びＭ
　１６ステツプで日数分、即ち、■処方弁の薬剤の包装
動作が行われる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、ホッパにて薬剤を
一方向の中央に集め、この集められた薬剤はさらにコン
ベアにより他方向の中央に集められるように構成してい
るため、ホッパ自体の高さ方向の制限要素は、一方向に
対する傾斜角度の選定に基づき小さくすることができ、
前後方向及び左右方向の中央に薬剤を集めるように構成
されたホッパに比べて、その高さを押さえることができ
るとともに、薬剤包装機全体としての高さを小さくする
ことができる。

また、制御装置によってコンベアの駆動を制御するにあ
ｔコリ、制御器により指示された薬剤の種類と、指示さ
れた薬剤を収納するタブレットケースの左右方向の中央
までの距離とに基づき、コンベアの駆動時間を決定する
ようにしたことから、使用者は制御器にて薬剤を指示す
ることで、コンベアの駆動時間を自動的に設定すること
ができ、この薬剤包装機を制御する制御器として処方内
容を指示している従来の制御器をそのまま転用すること
が可能である。

さらに、制御器の指示内容が複数の薬剤である場合でも
、指示した薬剤の中で、左右方向の中央までの距離が一
番長い薬剤に対応するタブレットケースに対して予め設
定された駆動時間を選択するようにしたことから、コン
ベアは途中で停止することなく一回の動作で、複数の薬
剤を所定位置まで搬送することができ、迅速な薬剤収集
動作を行うＣとができ、薬剤包装機の使い勝手を向上す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の薬剤包装機の一実施例を示し、第１図は
本発明による薬剤包装機の斜視図、第２図はタブレット
ケース収納部と投入機構を示す斜視図、第３図は全体の
制御システム図、第４図は制御器の動作を示すフローチ
ャート、第５図は包装機の動作を示すフローチャート第
６図は対照表第７図はコンベアの駆動時間設定動作をし
めずフローチ士−Ｆである。 Ａ　薬剤包装機、　　１　タブレットケース収納部（薬
剤収納部）、　２°ホフバ、　３　ン士ツタ（投入機構
）、　４　包装機構、　５　タブレットケース、　　１
０−制御器、　　１１　・包装機、１２・キー人力部、
　　１３　制？ｌｆｌ器側制御回路部、１４−包装機側
制御回路部（制御装置）、　　１８゜２４　中央処理装
置、　２３．２６−バッファメモリ、２７．３１−ファ
イルメモリ、　Ｒ１，Ｒ２、Ｒ３レジスタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上部に薬剤収納部を下部に包装機部を有するケーシ
   ングと、前記薬剤収納部に平面的に配列され上下方向に
   細長く形成された複数のタブレットケースと、該タブレ
   ットケースの下方に配設され該ケースから排出された薬
   剤を前記ケーシングの一方向の中央に集めるホッパと、
   該ホッパの下方に配設されホッパから落下する薬剤をケ
   ーシングの他方向の中央へ集める一対のコンベアと、該
   コンベア間の下方に配設され集められた薬剤を包装袋に
   投入する投入機構と、前記ケースの薬剤取り出し動作・
   前記投入機構の薬剤投入動作及び前記コンベアの薬剤収
   集動作を制御する制御装置とを備え、前記包装袋を密封
   包装することを特徴とする薬剤包装機。 ２、薬剤を収納した複数のタブレットケースと、該ケー
   スの下方に配設され薬剤を前後方向の中央に集めるホッ
   パと、該ホッパの下方に配設され薬剤を左右方向の中央
   に集める左右一対のコンベアと、該コンベアの駆動を制
   御する制御装置とを備え、前記制御装置は、制御器によ
   り指示される薬剤の種類と、指示された薬剤を収納した
   タブレットケースの左右方向の中央までの距離とに基づ
   いて、前記コンベアの駆動時間を決定するようにしたこ
   とを特徴とする薬剤包装機のコンベア制御装置。 ３、制御器により複数種類の薬剤が指示された場合には
   、左右方向の中央までの距離が一番長い薬剤に対応する
   タブレットケースに対して予め設定された駆動時間を選
   択するようにした請求項２記載の薬剤包装機のコンベア
   制御装置。