JP4531463B2 - 電磁アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、防水性、耐水性が要求される、例えば、冷凍・冷蔵サイクルの電動式膨張弁、流路切換用電動弁などに好適な電磁アクチュエータに関し、特に磁気回路効率の改良に関する。
電動弁、ステッピングモータなどに使用される電磁アクチュエータのうち、高湿度や結露などの環境下で使用され、防水性、耐水性が要求される用途では、従来、図10に示した構造のものが用いられている。
図10の電磁アクチュエータでは、内周部に沿って複数の極歯12が軸方向に起立形成された円環状のステータヨーク11が、樹脂からなる円筒状のボビン21の内部に極歯12が挿入された状態で取り付けられる。ボビン21の外周部には、励磁コイル31が巻回される。ステータヨーク11と、励磁コイル31が巻回されたボビン21とからなる組立体(同図では2組)が、プレス絞りで形成された底付き円筒状のフレームヨーク41に収納され、この状態でフレームヨーク41と励磁コイル31との間に樹脂を注型して封止することにより電磁アクチュエータが作製される。
この電磁アクチュエータでは、ステータヨーク11の外周部とフレームヨーク41の内周面とが密着せずに、これらの間に隙間を有する状態でフレームヨーク41の内部に上記の組立体が嵌入されているため、この隙間により磁気的なギャップが生じると磁気効率が低下する。
この磁気ギャップを小さくした電磁アクチュエータとして、図11に示した構成を有するものが知られている。この電磁アクチュエータでは、磁気ギャップを小さくするために、その内径がステータヨーク11の外径よりも小さくなるように鋼板を円筒状に巻いて作製したフレームヨーク41を用いている。このフレームヨーク41に対して、ステータヨーク11と、励磁コイル31が巻回されたボビン21とからなる組立体2を、フレームヨーク41が外側に押し広げられた状態で嵌着し、ステータヨーク11の外周部をフレームヨーク41の内面に圧接させることによって、磁気ギャップを小さくしている(特許文献1)。
この電磁アクチュエータでは、磁気ギャップを小さくすることは可能であるが、フレームヨーク41を充分な真円度を有するように作製するためには高い寸法精度を要し、ステータヨーク41の外周部に沿ってフレームヨーク41の内面を充分に密着させることが難しい。また、組立体2をフレームヨーク41に圧入する必要があり、この圧入工程では励磁コイル31が巻回されたボビン21の取り扱いに注意を要し、組立性に問題があった。
特開平10−4668号公報
本発明は、上述したような従来技術における問題点を解決するためになされたものであり、部品の高い寸法精度を要せずにステータヨークとフレームヨークとを密着させ、これにより磁気回路効率を向上させることができる電磁アクチュエータを提供することを目的としている。
また、本発明は、磁気回路効率が高く、且つ容易に組立が可能な電磁アクチュエータを
提供することを目的としている。
本発明の電磁アクチュエータは、内周部に沿って複数の極歯を起立形成した円環状の一対のステータヨークが、これらの極歯が互いに対向するようにボビンに固定され、このボビンの外周部に励磁コイルが巻回されるとともに、前記円環状のステータヨークを円筒状のフレームヨークに嵌合することにより磁気回路が形成された電磁アクチュエータであって、
前記フレームヨークが、側周部の一部が開いた円筒状に形成された板金からなるとともに、前記フレームヨーク、ステータヨークおよびボビンからなる組立体が収納されたケース本体を備え、
前記フレームヨークが、前記ケース本体内に注型樹脂を注入した際における前記注型樹脂の硬化収縮により、前記ステータヨークの外周部に密着されていることを特徴とする。
上記の発明では、例えば鋼板などを円筒状に巻いて作製された、側周部の一部が開いた円筒状板金からなるフレームヨークを用い、ケース本体とボビンとの間に注型用樹脂を注入、硬化することにより樹脂封止している。硬化時に注型樹脂が液体状態から固体状態に変化する際に、注型樹脂はその体積が収縮し、フレームヨークと、ボビンおよびステータヨークからなる組立体との間に注入された注型樹脂の収縮力によって、フレームヨークは内方に収縮変形し、ステータヨークの外周部に引き寄せられる。この結果、フレームヨークはステータヨークの外周部に沿って変形して密着する。
したがって、ステータヨーク、フレームヨークなどの部品が高い寸法精度を有していなくても、ステータヨークの外周部とフレームヨークの内周面とが、フレームヨークの変形により充分に密着し、これにより磁気回路効率を向上させることができる。
また、ステータヨークの外径と同程度か、それよりも大きい内径を有するフレームヨークを使用しても、上記したように注型樹脂の硬化収縮によりフレームヨークが縮径するように変形し、ステータヨークの外周部に密着させることができる。このため、ステータヨークを固定したボビンを、径の小さいフレームヨークを拡径方向に押し広げて圧入する必要が無く、ボビンの取り扱い等が容易であり、組立性が良い。
本発明の電磁アクチュエータは、前記ケース本体に収納される前の前記フレームヨークの内径が、前記ステータヨークの外径と同等もしくはそれよりも大きいことを特徴とする。
このように構成することにより、組立時には、ステータヨークを固定したボビンを、その内径がステータヨークの外径と同等もしくはそれよりも大きいフレームヨークの内部に挿入するだけでよく、上記したように、磁気回路効率が高い電磁アクチュエータを容易に組立てることができる。
本発明の電磁アクチュエータは、前記組立体を前記ケース本体に収納し、前記フレームヨークが前記ケース本体に嵌着固定された状態で前記注型樹脂の注入および硬化を行い樹脂封止されていることを特徴とする。
上記の発明では、前記ケース本体の内周部に、複数本のリブが所定間隔を置いて突設され、前記各リブが前記フレームヨークに当接することにより前記嵌着固定された状態となることが好ましい。
あるいは、前記フレームヨークの外周部に、複数本のリブが所定間隔を置いて突設され
、前記各リブが前記ケース本体に当接することにより前記嵌着固定された状態となることが好ましい。
上記のように構成された本発明では、フレームヨークがケース本体に嵌着固定された状態で注型樹脂の注入および硬化を行っているので、フレームヨークと、ステータヨークを固定したボビンとの位置ずれが防止され、所定の位置関係で配置された状態で注型樹脂の注入および硬化を行っているので、ステータヨークの外周部とフレームヨークの内面とを確実に密着させることができ、これにより磁気回路効率を向上させることができる。
さらに、必要に応じて、フレームヨークがケース本体により外側から押圧され、フレームヨークが縮径方向に変形された状態でフレームヨークをケース本体に嵌着し、これによりフレームヨークの内周面と、ステータヨークの外周部との隙間を充分に小さくした状態で注型樹脂の注入および硬化を行うことにより、フレームヨークと、ステータヨークを固定したボビンとの位置ずれを確実に防止することができる。
また、ケース本体の内周面もしくはフレームヨークの外周面に設けたリブによってこれらを当接させることにより、フレームヨークをケース本体に押し込んで挿入する際に、ケース本体の奥まで容易に挿入することができる。
本発明の電磁アクチュエータは、前記ケース本体における前記フレームヨークが挿入される開口部の開口径が、該フレームヨークの挿入側端部の外径と同等もしくはそれよりも大きいことを特徴とする。
このように構成することにより、その外径がケース本体の奥側の内径と同等もしくはそれよりも大きいフレームヨークをケース本体に嵌合固定する際に、径の大きいケース本体の開口部にフレームヨークを挿入し、次いでケース本体の内周面に沿ってフレームヨークの外周面を摺動させながら嵌合すればよく、フレームヨークをケース本体に容易に嵌め込むことができる。
本発明の電磁アクチュエータは、部品の高い寸法精度を要せずともステータヨークとフレームヨークとが充分に密着し、磁気回路効率が高い。
また、本発明の電磁アクチュエータは、磁気回路効率が高く、且つ容易に組立が可能である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の電磁アクチュエータの実施形態を示した断面図、図2は、フレームヨークの斜視図、図3は、ボビンとステータヨークとの成形体の斜視図、図4は、カバー本体の斜視図、図5は、カバー本体の断面図、図6は、カバー本体にボビンとステータヨークとの成形体およびフレームヨークを嵌入した状態を示した斜視図である。なお、前述した従来技術に対応する部材には同一の符号を付している。
図1に示した本実施形態の電磁アクチュエータ1は、電動弁に使用されるものであり、図3にも示すように、円筒状の樹脂製ボビン21と、円環状のステータヨーク11とが一体に成形され、ボビン21の外周部には励磁コイル31が巻回されて成形体2が構成され、この成形体2が円筒状のフレームヨーク41の内部に嵌入されている。この成形体2およびフレームヨーク41は、ケース本体51に収納され、ケース本体51の内周側とボビン21の外周側とにより形成される空間が注型樹脂61により封止されている。
ステータヨーク11は、その内周部に沿って、それぞれが磁極を構成する複数の極歯12が軸方向に起立形成され、上下一対のステータヨーク11,11が、これらの極歯12がボビン21の内周面に沿って互いに対向するようにボビン21に固定されている。
ボビン21は、ステータヨーク11と一体に成形され、電流を供給する端子71が圧入されており、端子71は基板72を介してリード線73に接続されている。また、図3に示したように、ボビン21の一端面には、弁本体(図示せず)が挿入される貫通穴22の開口周囲に、周状のリブ23が形成されている。このリブ23を、ケース本体51の底面部に形成された図5の嵌合溝52に嵌め込むことにより、底面部側を封止して開口部55側から注型樹脂を流し込むようにしている。
フレームヨーク41は、鋼板を円筒状に巻いて形成され、図2に示したように、鋼板の両端部42が互いに離間して対向し、円筒の側周部が軸方向に沿って開いた形状になっている。これにより、フレームヨーク41は、例えば縮径するように、横断面が元の形状から弾性変形できるようになっている。
図2のフレームヨーク41の内径d1は、図3のステータヨーク11の外径D1よりも大きく形成されており、組立時に図3の成形体2をフレームヨーク41の内部に嵌入する際に、フレームヨーク41を押し広げることを要せずにそのまま挿入できるようになっている。
ケース本体51は、樹脂で形成され、図5に示したように、その内周面の奥側(底面部側)に、軸方向に延びる複数本のリブ53が、内周面の周方向に間隔を置いて突設形成されている。本実施形態では、3本のリブ53を内周を3分割するように均等に配置している。リブ53の本数は、特に限定されないが、好ましくは3本以上である。
リブ53の突端部で規定される円周径d2’は、図2のフレームヨーク41の外径D2よりも小さい。これにより、フレームヨーク41がケース本体51により外側から押圧され、フレームヨーク41が縮径方向に変形された状態でフレームヨーク41をケース本体51に嵌着している。これにより、フレームヨーク41と、ステータヨーク11との位置ずれが防止され、所定の位置関係で配置された状態で注型樹脂の注入および硬化を行うことができるので、ステータヨーク11の外周部とフレームヨーク41の内面とを注型樹脂の硬化収縮により確実に密着させることができる。さらに、ケース本体51による押圧でフレームヨーク41を縮径方向に変形させることにより、フレームヨーク41の内周面と、ステータヨーク11の外周部との隙間を充分に小さくした状態で注型樹脂の注入および硬化を行うことができ、フレームヨーク41と、ステータヨーク11との位置ずれを確実に防止することができる。
このように、ケース本体51の外周面に設けたリブ53によってケース本体51とフレームヨーク41とを当接させることにより、フレームヨーク41をケース本体51に押し込んで挿入する際に、ケース本体51の奥まで容易に挿入することができる。例えば、ケース本体51の内周面全体でフレームヨーク41を押さえ込むようにしてもよいが、リブ53を設けることによって挿入に力を要することなくスムーズに挿入することができる。
図8は、本発明の他の実施形態における電磁アクチュエータのフレームヨークおよびケース本体を示した斜視図(同図においてケース本体51は内部を図示するために断面図としている)、図9はこのフレームヨークの上面図である。本実施形態では、フレームヨーク41の外周面にリブ43を突設している。フレームヨーク41は、リブ43の突端部でケース本体51により外側から押圧され、フレームヨーク41が縮径方向に変形された状態でフレームヨーク41をケース本体51に嵌着している。このように構成しても、ケー
ス本体51側にリブ53を設けた上記の場合と同様に、フレームヨーク41と、ステータヨーク11との位置ずれが防止され、所定の位置関係で配置された状態で注型樹脂の注入および硬化を行うことができる。
図5に示したように、ケース本体51の開口部55の近傍位置には、複数の突起部54が、内周面の周方向に間隔を置いて突設形成されており、図1に示したように、ケース本体51の底面部に一端部が当接したフレームヨーク41が、他端部でこれらの突起部54と係合することにより、フレームヨーク41がケース本体51に対して所定の位置関係で固定されるようになっている。
図5のケース本体51における開口部55の開口径d2は、図2のフレームヨーク41の外径D2よりも大きくなっている。このため、フレームヨーク41をケース本体51に嵌合固定する際に、径の大きいケース本体51の開口部55にフレームヨーク41の端部を挿入し、次いでケース本体51の軸方向に押圧することにより突起部54に沿ってフレームヨーク51を縮径変形させ、その外周面を摺動させながら嵌合すればよい。したがって、ケース本体51の開口部55にフレームヨーク41を挿入する際に、例えばフレームヨーク41を手で外側から押圧して弾性変形させながら挿入するといった操作は必要なく、フレームヨーク41をケース本体51に容易に嵌め込むことができる。
なお、図8の実施形態では、リブ43を、フレームヨーク41の挿入側端部41aから間隔を置いて形成しているので、フレームヨーク41の挿入側端部41aにおける外径D2は、ケース本体51における開口部55の開口径d2よりも充分に小さく、嵌合操作が容易になっている。
図6に示したように、ステータヨーク11とボビン21との成形体2、およびフレームヨーク41は、フレームヨーク41の内部に成形体2が配置された状態でケース本体51内に収納される。同図のようにケース本体51の開口部55を上方とした状態で、ケース本体51の内周側と、ボビン21の外周側とにより形成される空間に、例えばウレタン樹脂、エポキシ樹脂などの注型樹脂を注ぎ込んで硬化させる。これにより、図1に示したように、ステータヨーク11、フレームヨーク41、励磁コイル31、端子71、基板72、リード線73などを樹脂封止する。
ケース本体51とボビン21との間に注入された液状の注型樹脂は、硬化反応が進行するとともに固体状態に変化するが、この際に注型樹脂はその体積が収縮する。フレームヨーク41と、ステータヨーク11との間における注型樹脂の収縮力によって、フレームヨーク41は内方に変形し、ステータヨーク11の外周部に沿うように引き寄せられる。この結果、フレームヨーク41はステータヨーク11の外周部に沿って変形して密着する。
なお、フレームヨーク41の外周面とケース本体51の内周面との間隙62にも注型脂が注入されるが、この間隙62に注入される注型樹脂の量は、フレームヨーク41とステータヨーク11との間に注入される注型樹脂の量よりも充分小さく、注型樹脂の収縮力は、フレームヨーク41がステータヨーク11へ密着する方向へ、内方に作用する。
このように、フレームヨーク41とステータヨーク11との間における注型樹脂の収縮力によってフレームヨーク41をステータヨーク11の外周部に沿って変形させ密着させているので、本実施形態の電磁アクチュエータ1は磁気回路効率が高い。
図7は、図1の実施形態の電磁アクチュエータを用いた電動弁の一例を示した断面図である。図示したように、電磁アクチュエータ1の貫通穴に電動弁本体81を配置し、電磁作用により電動弁本体81のねじ機構を駆動して弁を開閉する。図1および図4にも示し
たように、ケース本体51にはブラケット56が取り付けられ、ブラケット56により電動弁本体81を固定している。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更が可能である。例えば、ステータヨーク11とボビン21とは一体に成形したものの他、単部品同士を組み合わせたものであってもよい。また、互いに対向するステータヨーク11の対は、1対でも2対でもよい。
また、ケース本体51をゴム材により形成し、ケース本体51のゴム弾性によってフレームヨーク41を押さえ込んで、その径が小さくなるように変形させ、これによってフレームヨーク41とステータヨーク11との位置ずれを防止するようにしてもよい。この場合、上述した実施形態のようにケース本体51のリブ53もしくはフレームヨーク41のリブ43を設けなくとも、フレームヨーク41をケース本体51へ容易に嵌め込むことができる。
図1は、本発明の電磁アクチュエータの実施形態を示した断面図である。 図2は、フレームヨークの斜視図である。 図3は、ボビンとステータヨークとの成形体の斜視図である。 図4は、カバー本体の斜視図である。 図5は、カバー本体の断面図である。 図6は、カバー本体にボビンとステータヨークとの成形体およびフレームヨークを嵌入した状態を示した斜視図である。 図7は、図1の実施形態の電磁アクチュエータを用いた電動弁の一例を示した断面図である。 図8は、本発明の他の実施形態における電磁アクチュエータのフレームヨークおよびケース本体を示した斜視図である。 図9は、図8のフレームヨークの上面図である。 図10は、従来の電磁アクチュエータの構成を示した分解斜視図である。 図11は、従来の電磁アクチュエータの構成を示した分解斜視図である。
符号の説明
1 電磁アクチュエータ
2 組立体(成形体)
11 ステータヨーク
12 極歯
21 ボビン
22 貫通穴
23 周状のリブ
31 励磁コイル
41 フレームヨーク
42 端部
43 リブ
51 ケース本体
52 嵌合溝
53 リブ
54 突起部
55 開口部
56 ブラケット
61 注型樹脂
62 間隙
71 端子
72 基板
73 リード線
81 電動弁本体

Claims (6)

  1. 内周部に沿って複数の極歯を起立形成した円環状の一対のステータヨークが、これらの極歯が互いに対向するようにボビンに固定され、このボビンの外周部に励磁コイルが巻回されるとともに、前記円環状のステータヨークを円筒状のフレームヨークに嵌合することにより磁気回路が形成された電磁アクチュエータであって、
    前記フレームヨークが、側周部の一部が開いた円筒状に形成された板金からなるとともに、前記フレームヨーク、ステータヨークおよびボビンからなる組立体が収納されたケース本体を備え、
    前記フレームヨークが、前記ケース本体内に注型樹脂を注入した際における前記注型樹脂の硬化収縮により、前記ステータヨークの外周部に密着されていることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 前記ケース本体に収納される前の前記フレームヨークの内径が、前記ステータヨークの外径と同等もしくはそれよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記組立体を前記ケース本体に収納し、前記フレームヨークが前記ケース本体に嵌着固定された状態で前記注型樹脂の注入および硬化を行い樹脂封止されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁アクチュエータ。
  4. 前記ケース本体の内周部に、複数本のリブが所定間隔を置いて突設され、前記各リブが前記フレームヨークに当接することにより前記嵌着固定された状態となることを特徴とする請求項3に記載の電磁アクチュエータ。
  5. 前記フレームヨークの外周部に、複数本のリブが所定間隔を置いて突設され、前記各リブが前記ケース本体に当接することにより前記嵌着固定された状態となることを特徴とする請求項3に記載の電磁アクチュエータ。
  6. 前記ケース本体における前記フレームヨークが挿入される開口部の開口径が、該フレームヨークの挿入側端部の外径と同等もしくはそれよりも大きいことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電磁アクチュエータ。
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