JP4530576B2 - 電子ドキュメントにおけるインデックスファイル作成システム及びインデックスファイル作成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定数作製される帳票等に基づいて作成された電子ドキュメントを管理、検索するためのインデックスファイル作成システム及びインデックスファイル作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、銀行、保険会社等の各種金融団体や、電話等の通信事業、またガス、水道等の公共事業においては、各顧客に対して月単位、期単位または年単位で利用明細等を印刷して発行するのが殆どであり、発行した明細は保存する必要がある。この保存される各顧客毎の明細は、紙媒体で保存するよりも当該発行した印刷形態と同様の形態の電子ドキュメントとするのが望ましく、再発行や問い合わせ等に対して対処が容易となる。
【0003】
従来、一般に所定の事業体で顧客に対して通知事項を印刷して発行するに際して、当該通知事項を、印刷元データに基づいて直接印刷処理して一部を顧客に発行すると共に、控えを保存する場合と、印刷形態フォーマットの例えば米国アドビシステムズ社が提唱するPDF(Portable Document Format)形式のドキュメントファイルに変換してから印刷処理し、当該PDFドキュメントファイルの状態で保存する場合がある。例えばPDFドキュメントファイルとして印刷処理して各顧客に発送すると同時に、この形式とすることで印刷物と同一の形態で保存することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記各金融団体、通信事業、公共事業において、それぞれの顧客に対して上記のように月単位、期単位または年単位で利用明細等を印刷して発行する場合、少ない場合でも年間50万通を越え、多い場合で年間1000万通を越える場合も少なくない。このような場合に、PDF形式のドキュメントファイルとして保存しておくことは、該当顧客のドキュメントの検索、抽出を行うことに多大な時間を要するという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、電子ドキュメントを短時間で検索可能とするインデックスファイル作成システム及びインデックスファイル作成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、所定数の顧客に対応して個別毎に所定数作製される通知印刷物と同じ表示形態で顧客毎に付された固有データが表記されて作成された汎用電子ドキュメントを管理、検索するためのインデックスファイル作成システムであって、顧客毎の所定頁数分の前記汎用電子ドキュメントを一のファイルとして所定数提供され、当該ファイルの顧客毎の各汎用電子ドキュメントに表記された前記固有データを読み込む固有データ読込手段と、前記読み込んだ顧客毎に付された固有データ毎の頁数を特定し、それぞれの前記ファイルの全頁における当該固有データに対応する汎用電子ドキュメントの先頭頁位置を特定する頁情報特定手段と、前記個別毎の所定数の汎用電子ドキュメントに対して、少なくとも前記固有データ、ファイル名、開始頁及び頁数を関連付けたインデックス情報を作成してファイル化するファイル作成手段と、前記ファイル化されたインデックスファイルを格納する格納手段と、を有する構成とする。
【0008】
請求項2の発明では、所定数の顧客に対応して個別毎に所定数作製される通知印刷物と同じ表示形態で顧客毎に付された固有データが表記されて作成された汎用電子ドキュメントを管理、検索するための、固有データ読込手段、頁情報特定手段、ファイル作成手段及び格納手段を備えるインデックスファイル作成システムによるインデックスファイル作成方法であって、顧客毎の所定頁数分の前記汎用電子ドキュメントを一のファイルとして所定数提供され、前記固有データ読込手段が、当該ファイルの顧客毎の各汎用電子ドキュメントに表記された前記固有データを読み込むステップと、前記頁情報特定手段が、前記読み込んだ顧客毎に付された固有データ毎の頁数を特定するステップと、前記頁情報特定手段が、それぞれの前記ファイルの全頁における当該固有データに対応する汎用電子ドキュメントの先頭頁位置を特定するステップと、前記ファイル作成手段が、前記個別毎の所定数の汎用電子ドキュメントに対して、少なくとも前記固有データ、ファイル名、開始頁及び頁数を関連付けたインデックス情報を作成してファイル化するステップと、前記ファイル作成手段が、前記ファイル化されたインデックスファイルを前記格納手段に格納するステップと、を含む構成とする。
【0010】
このように、作成された汎用電子ドキュメントに表記された固有データを読み込み、固有データ毎の頁数、ファイル全頁における先頭頁位置を特定し、少なくとも固有データ、ファイル名、開始頁及び頁数を関連付けたインデックス情報を作成すると共に、適宜、固有データ毎の複数種のインデックス情報を丁合してファイルを作成する。すなわち、汎用電子ドキュメントが作成された後に、表記された固有データを読み込むことで容易にインデックス情報を作成することが可能であり、インデックスファイルを作成することで、汎用電子ドキュメントを短時間で検索可能とすることが可能となるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図により説明する。本発明は、少なくとも、所定数の顧客に対応して個別毎に所定数作製される所定印刷物と同じ表示形態で個別毎の固有データが表記されて作成された汎用電子ドキュメントを管理、検索するためのものであって、ここでは銀行、保険会社等の各種金融団体や、電話等の通信事業、またガス、水道等の公共事業等が、各顧客に対して利用明細等を印刷した通知印刷物を発行する際の、保存等のために作成される汎用電子ドキュメントを対象として適用させた場合を示しているが、適宜比較的大量の汎用電子ドキュメントを管理、検索する場合においても適用できるものである。
【0012】
図1に、本発明に係るインデックスファイル作成システムの一例のブロック構成図を示す。図1において、インデックスファイル作成システム11は、個別(顧客)毎に所定数作製される所定印刷物と同じ表示形態で個別毎の固有データが表記されて作成された汎用電子ドキュメントを管理、検索するためのものであって、データ入出力手段12、固有データ読込手段13、インデックスファイル作成手段14、当該インデックスファイル作成手段14を構成する頁情報特定手段15Aおよびファイル作成手段15Bを適宜備える。また、本システム11とは別にインデックスファイル格納手段16が設けられるが、本システム11内に構成してもよい。
【0013】
上記データ入力手段12は、所定頁数分の汎用電子ドキュメント(以下、PDFドキュメントとする)を一のPDFファイル17として所定数提供されるもので、これを順次入力する。上記固有データ読込手段13は、入力されたPDFファイル17を順次PDFドキュメント毎に展開し、当該一のPDFファイルで展開された各PDFドキュメントに表記された固有データを読み込むもので、提供されるPDFファイルの総てについてそれぞれのPDFドキュメントに表記された固有データを読み込む。
【0014】
ここで、固有データは図2で説明するが、PDFドキュメントが作成される個別(顧客)毎に付された識別子(ここでは、ID番号であり、ID記号等でもよい)とする。すなわち、識別子が表記されたPDFドキュメントは、当該識別子が表記される位置が座標で定義されて作成されるもので、当該固有データ読込手段13に読み込む座標を設定することで対象の固有データが読み込まれるものである。なお、本実施形態において、氏名や電話番号が個別毎に重複しない場合には、固有データを氏名や電話番号としてもよい。
【0015】
上記インデックスファイル作成手段14を構成する頁情報特定手段15Aは、上記固有データ読込手段13で読み込んだID番号(識別子)のうち、当該PDFファイルにおける各ID番号毎の頁数を特定し、当該PDFファイルの全頁における当該ID番号に対応するPDFドキュメントの先頭頁位置を特定する。これを全PDFファイル毎に行う。
【0016】
上記インデックスファイル作成手段14を構成するファイル作成手段14は、顧客毎の所定数のPDFドキュメントに対して、少なくとも識別子(ID番号)、ファイル名、開始頁及び頁数を関連付けたインデックス情報を作成してファイル化するもので、当該ファイル名は出力ファイル設定によって付される。そして、上記インデックスファイル格納手段16は、ファイル化されたインデックスファイルを格納するものである。
【0017】
ここで、図2に、図1におけるインデックス作成の説明図する。図2(A)は一のPDFファイルに収められている顧客毎のPDFドキュメントを示したもので、図2(B)は作成されたインデックスファイルを示したものである。図2(A)において、一のPDFファイル17に収められている顧客毎の各PDFドキュメントには、座標指定の定義により対象顧客のID番号がそれぞれ表記されるもので、該当顧客に対応するPDFドキュメントが複数頁の場合にはそれぞれに同一のID番号が付される。
【0018】
すなわち、この各PDFドキュメントは、例えば銀行の利用明細書の右下端に当該顧客を特定するID番号(ID:0001〜)がそれぞれ付されており、一の顧客分が複数頁である場合には各PDFドキュメントに同一のID番号が表記される。また、上記例では、銀行の利用明細書の場合であり、例えば当該顧客への表紙面を有する等の複数種類で構成される場合もある。
【0019】
そこで、図2(B)において、図2(A)に対応する当該PDFファイル17に収められている上記PDFドキュメントに表記されたID番号を読み込んで作成されたのが、インデックスファイル18である。このインデックスファイル18は、例えば図に示すようにテキストによるCSV形式のファイルとして作成される。一例を説明すると、インデックスファイル(0001.csv)の最上において、顧客ID番号(0001)のPDFドキュメントは、PDFファイル名(a−0001.pdf)の第1頁(開始頁)から3頁分(頁数)であることを意味する。
【0020】
続いて、図3に、図1に係るインデックスファイル作成のフローチャートを示す。図3において、まず、インデックス作成システム11におけるデータ入力手段12が提供される所定数のPDFファイル17を取得する(ステップ(S)1)。これを、固有データ読込手段13が一のPDFファイル17の各ページ毎に展開し(S2)、各PDFドキュメントに対して設定された座標に配置されたID番号の文字コードを当該PDFファイル17の全頁に対して読み込む(S3)。
【0021】
この読み込んだID番号の文字コードに基づいて、インデックスファイル作成手段14における頁情報特定手段15Aが、ID番号毎の頁数を特定し、その先頭頁が当該PDFファイル17の全頁における何頁より開始されているかを特定する(S4)。この頁情報に基づき、ファイル作成手段15Bが、ID番号、PDFファイル名、開始頁および頁数の情報を含む対応インデックスファイル18を、出力ファイル設定で指定されるファイル名で作成する(S5)。
【0022】
続いて、一のPDFファイル17に対応する一の対応インデックスファイル18としてインデックスファイル格納手段16に格納させる(S6)。そして、取得した総てのPDFファイル17に対応するインデックスファイル18を、ステップS2〜S6を繰り返すことにより作成してインデックスファイル格納手段16に格納させるものである(S7)。
【0023】
このように、PDFドキュメント17が作成された後に、表記されたID番号を読み込むことで容易にインデックスファイル18を作成することができ、当該インデックスファイル18を作成することで、PDFファイル17に収められている対象顧客のPDFドキュメントを短時間で検索可能とすることができるものである。
【0024】
特に、PDFファイル作成の元データにおいて、所定の顧客に対応するデータが固定長である場合には当該元データより頁割付け可能で元データよりインデックスファイルを作成することは可能であるが、所定の顧客に対応するデータが可変長である場合には元データからの頁割付けが煩雑であることから、本発明のように作成されたPDFファイルよりインデックス情報を得ることにより、容易にインデックスファイルを作成することができるものである。
【0025】
つぎに、図4に、本発明に係るインデックス作成の丁合への適用例の説明図を示す。図4において、印刷元データ21の表紙面元データ21Aおよび明細面(明細書)元データ21Bをデータ入力編集手段22が入力する。上記表紙面元データ21Aには、所定数の対象顧客毎の住所、氏名、顧客ID、ID番号等のデータが含まれる。明細面元データ21Bは、所定数の対象顧客毎の例えばクレジットカードによる取引日時と金額等の通知詳細事項のデータである。
【0026】
入力された印刷元データ21における各表紙面元データ21Aおよび明細面元データ21Bは、それぞれデータ変換編集手段23で例えばページ記述言語の印刷用データに変換されると共に、対象の顧客のID番号を所定位置に含ませる編集が行われ、対応するそれぞれのデータ格納手段24(24A,24B)に一旦格納される。
【0027】
続いて、データ格納手段24(24A,24B)に一旦格納されたN通の表紙面データおよびN通の明細面データは、PDFファイル作成手段25において、上記印刷用データよりPDF形式にデータ変換されてN通の表紙面PDFドキュメント17AおよびN通の明細面PDFドキュメント17Bとなる。このN通の表紙面PDFドキュメント17AおよびN通の明細面PDFドキュメント17Bについて、インデックス作成システム11が、付されたID番号を読み込んでPDFファイル名、開始頁、頁数を関連付けたインデックスを作成して表紙面インデックス情報18Aおよび明細面インデックス情報18Bを得る。
【0028】
そこで、丁合手段26が、表紙面インデックス情報18Aおよび明細面インデックス情報18Bに基づいて、顧客ID番号毎に抽出、並べ替えを行って丁合し、当該顧客毎に連続したPDFドキュメントを特定するものとして、PDFファイル名、開始頁、頁数を関連付けたインデックスファイル18を作成してインデックスファイル格納手段であるINDEXDB16に格納するものである。
【0029】
そして、インデックスDB16を参照して、表紙面PDFドキュメント17Aおよび明細面PDFドキュメント17Bを、顧客ID番号毎に抽出、並べ替えを行って丁合し、当該顧客毎に連続した表紙面PDFドキュメントおよび明細面PDFドキュメントのPDFドキュメント27A,27B,27C,・・・として所定人数分を一のPDFファイル17を構成させ、PDFDB28に格納する。
【0030】
ここで、図5に、図4の丁合処理の説明図を示す。図5において、上記PDFファイル作成手段25で作成された例えば表紙PDFドキュメント17A、およびインデックス作成システム11で作成された例えば表紙インデックス情報18Aが丁合手段26に入力され、対応する明細PDFドキュメント17Bおよび明細インデックス情報18Bが当該丁合手段26に入力される。丁合手段26では、丁合条件として例えば上下関係のパラメータにしたがって丁合を行う。
【0031】
そして、表紙PDFドキュメント17Aと明細PDFドキュメント17Bとが各顧客毎に連続させて丁合した結果として一の例えばPDFファイル17が作成されてPDFDB28に格納され、表紙インデックス情報18Aと明細インデックス情報18Bとが各顧客毎に連続させて丁合した結果として対応の例えばインデックスファイル18が作成されてインデックスDB16に格納される。この場合、インデックスファイル18は、図2に示すように、上記PDFファイル17の全体頁構成から各顧客に対応するPDFドキュメントの開始頁、頁数が再度識別されて関連付けられるものである。
【0032】
次に、図6に、本発明のインデックスファイル作成システムで作成されたインデックスファイルの適用例の説明図を示す。図6において、ドキュメントファイル配信システム31は、LAN(Local Area Network)、インターネット、イントラネット等のコンピュータネットワーク32に接続されるもので、当該コンピュータネットワーク32には所定数のクライアント端末(所定事業体のコールセンタの端末、顧客端末等)33(33A〜33N)が接続される。
【0033】
上記ドキュメントファイル配信システム31は、システム全体を制御する図示しない制御手段の他に、適宜、データ入出力手段41、DB管理手段42、ファイル名抽出手段43、PDFドキュメント切出手段44および配信手段45を備える。データ入出力手段41は、所定のクライアント端末33からの対象顧客におけるPDFドキュメントの閲覧要求の情報等を入力し、配信手段45で作成された所定の画面ファイルやPDFDB28より切り出した対象のPDFドキュメントファイルを当該クライアント端末33に送信する。
【0034】
上記DB管理手段42は、上述のPDFファイル作成手段25で作成されたPDFファイル17が格納されたPDFDB28、およびインデックスファイル作成システム11で作成されたインデックスファイル18が格納されたINDEXDB16を管理するもので、適宜データ更新やデータベースへのアクセスを管理する。上記ファイル名抽出手段43は、入力された顧客ID番号に基づいてINDEXDB16の該当インデックスファイル18より該当のPDFドキュメントが格納されているPDFファイル名、開始頁、頁数を抽出する。
【0035】
上記PDFドキュメント切出手段44は、抽出された当該PDFファイル名でPDFDB28に格納されているPDFファイル17を特定し、当該PDFファイル17の開始頁のPDFドキュメントから頁数分のPDFドキュメントを切り出す。そして、配信手段45は、適宜顧客ID番号を取得するための画面ファイルを作成して該当のクライアント端末33に送信させ、上記PDFドキュメント切出手段44で切り出した該当のPDFドキュメントの送信ファイルを作成して要求のあったクライアント端末33に送信させる。
【0036】
そこで、図7に、図6のインデックス使用例のフローチャートを示す。ここでは所定のクライアント端末33からのPDFドキュメント閲覧要求に対してアクセス者の認証を行うことは省略する。図7において、まず、正規のクライアント端末33よりデータ入出力手段41が閲覧対象の顧客ID番号を取得する(S11)。
【0037】
続いて、当該クライアント端末33からの顧客ID番号の情報を入力したときに、ファイル名抽出手段43が、INDEXDB16を参照して該当のインデックスファイル18を特定してインデックスを展開し、取得した顧客ID番号に対応したPDFファイル、およびその開始頁、頁数の情報を抽出して取得する(S12)。
【0038】
取得したPDFファイル名、開始頁、頁数に基づいてPDFドキュメント切出手段44が、PDFDB28を参照して、まずPDFファイル名より該当のPDFファイルを特定して展開し、開始頁より頁数分のPDFドキュメントを切り出す(S13)。そして、切り出した当該顧客対応のPDFドキュメントについて配信手段45が送信ファイルを作成し、対象クライアント端末33に送信するものである(14)。
【0039】
このように、各顧客のPDFドキュメントに対応したインデックスファイル18を用いて、PDFDB28に格納されている該当のPDFドキュメントが所属するファイル名を特定し、当該ファイルの配置位置(開始頁から頁数)より当該PDFドキュメントを切り出すことで、対象顧客のPDFドキュメントを短時間で検索することができるものである。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、作成された汎用電子ドキュメントに表記された固有データを読み込み、固有データ毎の頁数、ファイル全頁における先頭頁位置を特定し、少なくとも固有データ、ファイル名、開始頁及び頁数を関連付けたインデックス情報を作成すると共に、適宜、固有データ毎の複数種のインデックス情報を丁合してファイルを作成することにより、容易にインデックス情報を作成することができ、インデックスファイルを作成することで、汎用電子ドキュメントを短時間で検索可能とすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインデックスファイル作成システムの一例のブロック構成図である。
【図2】図1におけるインデックス作成の説明図である。
【図3】図1に係るインデックスファイル作成のフローチャートである。
【図4】本発明に係るインデックス作成の丁合への適用例の説明図である。
【図5】図4の丁合処理の説明図である。
【図6】本発明のインデックスファイル作成システムで作成されたインデックスファイルの適用例の説明図である。
【図7】図6のインデックス使用例のフローチャートである。
【符号の説明】
11 インデックスファイル作成システム
13 固有データ読込手段
14 インデックスファイル作成手段
15A 頁情報特定手段
15B ファイル作成手段
16 インデックスファイル格納手段
17 PDFファイル
18 インデックスファイル
25 PDFファイル作成手段
28 PDFDB
31 PDFファイル配信システム
Claims (2)
- 所定数の顧客に対応して個別毎に所定数作製される通知印刷物と同じ表示形態で顧客毎に付された固有データが表記されて作成された汎用電子ドキュメントを管理、検索するためのインデックスファイル作成システムであって、
顧客毎の所定頁数分の前記汎用電子ドキュメントを一のファイルとして所定数提供され、当該ファイルの顧客毎の各汎用電子ドキュメントに表記された前記固有データを読み込む固有データ読込手段と、
前記読み込んだ顧客毎に付された固有データ毎の頁数を特定し、それぞれの前記ファイルの全頁における当該固有データに対応する汎用電子ドキュメントの先頭頁位置を特定する頁情報特定手段と、
前記個別毎の所定数の汎用電子ドキュメントに対して、少なくとも前記固有データ、ファイル名、開始頁及び頁数を関連付けたインデックス情報を作成してファイル化するファイル作成手段と、
前記ファイル化されたインデックスファイルを格納する格納手段と、
を有することを特徴とするインデックスファイル作成システム。 - 所定数の顧客に対応して個別毎に所定数作製される通知印刷物と同じ表示形態で顧客毎に付された固有データが表記されて作成された汎用電子ドキュメントを管理、検索するための、固有データ読込手段、頁情報特定手段、ファイル作成手段及び格納手段を備えるインデックスファイル作成システムによるインデックスファイル作成方法であって、
顧客毎の所定頁数分の前記汎用電子ドキュメントを一のファイルとして所定数提供され、前記固有データ読込手段が、当該ファイルの顧客毎の各汎用電子ドキュメントに表記された前記固有データを読み込むステップと、
前記頁情報特定手段が、前記読み込んだ顧客毎に付された固有データ毎の頁数を特定するステップと、
前記頁情報特定手段が、それぞれの前記ファイルの全頁における当該固有データに対応する汎用電子ドキュメントの先頭頁位置を特定するステップと、
前記ファイル作成手段が、前記個別毎の所定数の汎用電子ドキュメントに対して、少なくとも前記固有データ、ファイル名、開始頁及び頁数を関連付けたインデックス情報を作成してファイル化するステップと、
前記ファイル作成手段が、前記ファイル化されたインデックスファイルを前記格納手段に格納するステップと、
を含むことを特徴とするインデックスファイル作成方法。
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- 2001-05-11 JP JP2001141399A patent/JP4530576B2/ja not_active Expired - Lifetime
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