JP4936586B2 - ドキュメントファイル管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定数の顧客に対して発行する帳票等のドキュメントをファイル化して保管、管理するドキュメントファイル管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、銀行、保険会社等の各種金融団体や、電話等の通信事業、またガス、水道等の公共事業においては、各顧客に対して月単位、期単位または年単位で利用明細等を印刷して発行するのが殆どであり、発行した明細は保存する必要がある。この保存される各顧客毎の明細は、紙媒体で保存するよりも当該発行した印刷形態と同様の形態の電子ドキュメントとするのが望ましく、再発行や問い合わせ等に対して対処が容易となる。
【0003】
従来、一般に所定の事業体で顧客に対して通知事項を印刷して発行するに際して、当該通知事項を、印刷元データに基づいて直接印刷処理して一部を顧客に発行すると共に、控えを保存する場合と、印刷形態フォーマットの例えば米国アドビ社が提唱するPDF(Portable Document Format)形式のドキュメントファイルに変換してから印刷処理し、当該PDFドキュメントファイルの状態で保存する場合がある。例えばPDFドキュメントファイルとして印刷処理して各顧客に発送すると同時に、この形式とすることで印刷物と同一の形態で保存することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記各金融団体、通信事業、公共事業において、それぞれの顧客に対して上記のように月単位、期単位または年単位で利用明細等を印刷して発行する場合、少ない場合でも年間50万通を越え、多い場合で年間1000万通を越える場合も少なくない。このような場合に、PDF形式のドキュメントファイルを作成して印刷処理することは多大な時間を要して現実的でなく、印刷元データで印刷処理してその控えを保存することは後の再発行や問い合わせに対して該当の控えを探索しなければならず多大な時間を要して対処することができないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、印刷物の印刷処理時間を担保すると共に、後の再印刷、問い合わせにも迅速に対処可能とするドキュメントファイル管理システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、定数の事業体端末が接続されたコンピュータネットワークに接続されるドキュメントファイル管理システムであって、所定の事業体が所定数の顧客IDで識別される顧客に対して通知印刷物を発送するための当該通知事項の印刷元データにより印刷処理するためにデータ変換した当該顧客毎の印刷用データに基づいて、データ変換を行って前記通知印刷物と同じ表示形態の汎用電子ドキュメントファイルにキーコードを付加して当該顧客毎に作成すると共に、各汎用電子ドキュメントファイルのキーコードに顧客IDを関連付けたインデックスを作成するドキュメントファイル作成手段と、前記作成された各汎用電子ドキュメントファイル、及びインデックスを格納する格納手段と、前記事業体端末より顧客IDをもって所定の顧客からの問い合わせに応じた該当の汎用電子ドキュメントファイルの閲覧要求を入力したときに、当該顧客IDから前記インデックスを参照して当該顧客IDに関する総ての当該汎用電子ドキュメントファイルを特定してそのインデックスデータを該当の端末に送信し、当該端末からインデックスデータより選択された汎用電子ドキュメントファイルのファイル名を入力したときに該当の汎用電子ドキュメントファイルを、前記格納手段より抽出し、当該事業体端末に送信する配信手段と、を有する構成とする。
【0007】
請求項2〜の発明では、「前記印刷元データから印刷用データにデータ変換する際に顧客毎に対応した通数番号が付され、前記ドキュメントファイル作成手段が、汎用電子ドキュメントファイルを作成するに際して当該通数番号より顧客毎とするソート処理を行う」構成であり
「さらに前記コンピュータネットワークに所定数の顧客IDで識別される顧客が操作する顧客端末が接続されるものであり、前記配信手段は、前記顧客端末より顧客IDをもって当該顧客に関する該当の汎用電子ドキュメントファイルの閲覧要求を入力したときに、当該顧客IDから前記インデックスを参照して当該顧客IDに関する総ての当該汎用電子ドキュメントファイルを特定してそのインデックスデータを該当の端末に送信し、当該端末からインデックスデータより選択された汎用電子ドキュメントファイルのファイル名を入力したときに該当の汎用電子ドキュメントファイルを、前記格納手段より抽出し、当該顧客端末に送信する」構成であり、
さらに前記コンピュータネットワークに所定数の顧客IDで識別される顧客が操作する顧客端末が接続されるものであり、前記配信手段は、顧客IDをもって所定の顧客に対する前記汎用電子ドキュメントファイルの配信指示に従い、該当の汎用電子ドキュメントファイルを抽出して該当の顧客端末に配信する」構成である。
【0008】
このように、所定数の顧客に対して印刷元データより印刷用データに変換して通知印刷物を印刷処理し、上記印刷用データに基づいてキーコードが付加された汎用電子ドキュメントファイル、キーコードに顧客IDを関連付けたインデックスを各顧客毎に作成して格納手段に格納させ、所定の汎用電子ドキュメントファイルの配信要求に応じて顧客IDからインデックスを参照して当該顧客IDに関する総ての当該汎用電子ドキュメントファイルを特定してそのインデックスデータを該当の端末に送信し、当該端末からインデックスデータより選択された汎用電子ドキュメントファイルのファイル名を入力したときに該当の汎用電子ドキュメントファイルを格納手段より抽出し、該当の端末に送信する。すなわち、印刷においては印刷用データで処理を行うことから印刷物の印刷処理時間を担保することが可能となり、各顧客毎の汎用電子ドキュメントファイルを作成して格納しておき、要求に応じて配信させることから、後の再印刷、問い合わせにも迅速に対処することが可能となるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係るドキュメントファイル管理システムの構成図を示す。図1(A)は本システムがネットワークに接続されている状態の構成図であり、図1(B)は本システムのブロック構成図である。図1(A)において、ドキュメントファイル作成システム11は、インターネット等のコンピュータネットワーク12に接続されるもので、当該コンピュータネットワーク12には各顧客の操作する所定数の端末13(13A〜13N)が接続されると共に、当該顧客に対して通知事項のドキュメントを提供する所定数の事業体の事業体端末14(14A〜14N)が接続される。
【0010】
この場合の事業体端末14は、それぞれ顧客からの問い合わせに対して応答するコールセンタ(例えばイントラネットで接続されるコールセンタ端末)15(15A〜15N)より本システム11にアクセス可能とされる。
【0011】
そこで、図1(B)において、ドキュメントファイル管理システム11は、本システム全体を制御する図示しない制御手段の他に、印刷データ入力手段21、印刷処理手段22、ドキュメントファイル作成手段であるPDFファイル作成手段23、データ入出力手段24、認証手段25、認証テーブル26、配信手段27、データベース(DB)管理手段28および格納手段29を備える。
【0012】
また、上記印刷処理手段22はデータ変換部31および印刷部32を備え、上記PDFファイル作成手段23はデータ変換部33、名寄部34およびインデックス作成部35を備え、上記配信手段27は検索部36および配信処理部37を備え、上記格納手段29は各事業体毎のPDFDB41(41A〜41N)を備えると共に、各PDFDB41にはインデックステーブル(INDEXTB)42(42A〜42N)が含まれる。
【0013】
上記印刷データ入力手段21は、所定の事業体が所定数の顧客に対して通知印刷物を発行するための当該通知事項の印刷元データ51を入力する。上記印刷処理手段22は、入力された印刷元データを取得し、データ変換部31で印刷用データに変換し、印刷部32にて印刷処理を行って例えば紙媒体の通知印刷物を作製する。なお、上記データ変換部31は後述の図2で示す印刷用データ格納手段61(61A〜61C)を備え、変換した印刷用データ62(62A〜62C)を一時格納する。
【0014】
上記PDFファイル作成手段23は、印刷処理手段22のデータ変換部31で変換した顧客毎の印刷用データに基づいて、例えばPDF形式とするためのデータ変換を行って通知印刷物と同じ表示形態の汎用電子ドキュメントファイルであるPDFドキュメントファイル(図2の63A〜)を当該顧客毎に作成すると共に、各PDFドキュメントファイルのインデックスファイルを作成する。
【0015】
順番は相前後するが、上記格納手段29は、上記PDFファイル作成手段23で作成した各顧客毎のPDFドキュメントファイルを各事業体毎のデータベース(PDFDB)41(41A〜41N)を格納すると共に、上記作成されたインデックスファイルをテーブルとしたインデックステーブル(INDEXTB)42(42A〜42N)を該当のPDFDB41に含ませる。なお、当該格納手段29は各事業体毎に各PDFDB41A〜41Nを設ける場合を示したが、一のPDFDB41(INDEXTB42)としてもよい。
【0016】
上記データ入出力手段24は、コンピュータネットワーク12を介して顧客端末13、事業体端末14よりの所定のPDFドキュメントファイルの閲覧請求の信号を入力し、また、配信手段27で抽出されたPDFドキュメントファイルを該当の顧客端末13、事業体端末14に送信する。上記認証手段25は、上記顧客端末13、事業体端末14よりアクセスされたときに、当該顧客端末13、事業体端末14からのID(識別子)、パスワードを入力し、認証テーブル26を参照して正規のアクセスか否かを認証する。
【0017】
上記配信手段27は、所定の顧客端末13、事業体端末14より所定のPDFドキュメントファイルの配信(閲覧)要求があったときに、検索部36において該当のPDFドキュメントファイルを、上記INDEXTB42を参照して検索することで抽出し、配信処理部37が該当の顧客端末13、事業体端末14に送信する。そして、DB管理手段28は、各PDFDB41A〜41Nに対するデータ検索、データ取得、データ更新等のアクセスを管理するものである。
【0018】
そこで、図2に、図1のPDFファイル作成手段におけるPDFドキュメントファイル作成の概念図を示す。図2において、印刷データ入力手段21が印刷元データ51の第1表紙面元データ51A、第2表紙面元データ51Bおよび明細面元データ51Cを入力する。上記第1表紙面元データ51Aは、所定数の対象顧客毎の住所、氏名のデータであり、適宜顧客ID、ID番号等のデータが含まれる。上記第2表紙面元データ51Bは、通知事項における例えば「○○銀行 カード利用明細書」等のタイトルのデータが含まれる。そして、明細面元データ51Cは、所定数の対象顧客毎の例えばカードによる取引日時と金額等の通知詳細事項のデータである。
【0019】
入力された印刷元データ51における各第1表紙面元データ51A、第2表紙面元データ51Bおよび明細面元データ51Cは、それぞれ印刷処理手段22のデータ変換部31で例えばポストスクリプト(ページ記述言語)等の文字コードの印刷用データに変換され、対応するそれぞれの印刷用データ格納手段61(61A〜61C)に一旦格納され、このときそれぞれの印刷用データ格納手段61A〜61Cで各顧客に対応した通数番号が付される。すなわち、N通の第1表紙面データ62A、N通の第2表紙面データ62BおよびN通の明細面データ62Cとしてそれぞれ格納され、印刷部32に送出されて各顧客毎で紙媒体に印刷処理される。
【0020】
一方、印刷用データ格納手段61(61A〜61C)に一旦格納されたN通の第1表紙面データ62A、N通の第2表紙面データ62BおよびN通の明細面データ62Cの印刷用データは、PDFファイル作成手段23において、印刷用データ形式(例えばポストスクリプト形式)よりPDF形式にデータ変換され、インデックス作成部35で同一の通数番号のものを一のファイルとしてキーコードが付されてインデックスファイルが作成される。そして、上記付された通数番号でソート処理が行われ、図に示すように第1表紙面データ62A、第2表紙面データ62Bおよび明細面データ62Cの同一の通数番号で1通目〜N通目のPDFドキュメントファイル63A〜63Nとして並べ換える。
【0021】
上記並べ換えたPDFドキュメントファイル63A〜63Nは、顧客IDと関連付けて該当事業体のPDFDB41に格納されると共に、上記作成したキーコードと顧客IDとを関連付けたインデックスファイルがINDEXTB42に格納されるものである。
【0022】
次に、図3に、本システムにおける文書管理の処理フローチャート及びPDFドキュメントファイル作成のフローチャートを示す。図3(A)は文書管理全体の処理フローチャートであり、図3(B)はPDFドキュメントファイル作成の処理フローチャートである。図3(A)において、まず、上記コンピュータネットワーク12に接続されている所定の事業体端末14の事業体より印刷元データ51を印刷データ入力手段21が取得する(ステップ(S)1)。
【0023】
図2に示すように、取得した印刷元データ51(第1表紙面元データ51A、第2表紙面元データ51Bおよび明細面元データ51C)は印刷処理手段22に送出され、データ変換部31で印刷用データ(上述のように例えばポストスクリプト形式の文字コードのデータ)に変換される(S2)。この印刷用データに基づいて印刷部32が紙媒体に印刷処理し、対象顧客に発送するための帳票を作製する(S3)。
【0024】
一方、詳細は図3(B)で説明するが、データ変換された印刷用データに基づいて、PDFファイル作成手段23におけるデータ変換部33で各顧客毎のPDF形式の電子ドキュメントのデータに変換してPDFドキュメントファイル62A〜62Nを作成し、上記通数番号で並べ換える(PDFドキュメントファイル63A〜63N)ソート処理を行う(S4)。また、各顧客毎のPDFドキュメントファイルにキーコードが付加され、対応する顧客IDと関連付けられたインデックスファイルが作成される(S5)。
【0025】
そして、各PDFドキュメントファイル63A〜63Nは、顧客IDと関連付けて該当事業体のPDFDB41に格納されると共に、上記作成したキーコードと顧客IDとを関連付けたインデックスファイルがINDEXTB42に格納されるものである(S6)。
【0026】
続いて、図3(B)においてPDFファイル作成手段23によるPDFファイル作成は、まず、印刷データ入力手段21を介して印刷元データを取得し(S11)、データ変換部31で印刷用データ(例えばポストスクリプト形式の文字コードのデータ)をPDF形式に変換してPDFドキュメントファイルを作成する(S12)。また、上記付された通数番号でソート処理が行われ、図2に示すように第1表紙面データ62A、第2表紙面データ62Bおよび明細面データ62Cの同一の通数番号で1通目〜N通目のPDFドキュメントファイル63A〜63Nに並べ換える(S13)。
【0027】
一方、インデックス作成部35において同一の通数番号のものを一のファイルとしてキーコードが付され(S14)、該当顧客の顧客IDと当該キーコードを関連付けしたPDFドキュメントファイルのインデックスファイルが作成される(S15)。そして、図2に示すように、ソート処理されたPDFドキュメントファイル63A〜63Nが顧客IDと関連付けられて該当事業体のPDFDB41に格納されると共に、上記キーコードと顧客IDとを関連付けたインデックスファイルがINDEXTB42に格納されるものである(S16)。
【0028】
そこで、図4に、本システムにおけるコールセンタの事業体端末からのPDFドキュメントファイル要求に対する処理のフローチャートを示す。ここでは、所定の事業体のコールセンタが所定の顧客より当該発送した通知印刷物における所定の通知事項の問い合わせがあったときに、コールセンタが当該顧客に発送した通知印刷物と同一印刷表示形態のPDFドキュメントファイルを本システム11より閲覧して当該顧客の問い合わせに対処する場合に適用させるためのものである。
【0029】
図4において、まず、本システム11におけるデータ入出力手段24が、コンピュータネットワーク12を介してアクセスしてきた所定の事業体端末14のコールセンタ15を事業体ID等での認証の後に、当該コールセンタ15より送信された該当の顧客の顧客IDを入力する(S21)。この顧客IDに基づいて、配信手段27の検索部36で対応事業体のPDFDB41にアクセスしてINDEXTB42による要求された当該顧客IDに関する総てのPDFドキュメントファイルを特定し、その特定したインデックスデータを当該コールセンタ15の事業体端末14に送信する(S22)。
【0030】
送信したインデックスデータのうち、当該コールセンタ15(対象事業体端末14)からの選択された該当PDFドキュメントファイルのファイル名を入力すると(S23)、取得したファイル名に応じたPDFドキュメントファイルを対応のPDFDB41より抽出する(S24)。そして、配信処理部37が、抽出したPDFドキュメントファイルを要求のあったコンピュータネットワーク12上のコールセンタ15の対象事業体端末14にデータ入出力手段24を介して送信するものである(S25)。
【0031】
続いて、図5に、本システムにおける顧客端末からのPDFドキュメントファイルの閲覧要求に対する処理のフローチャートを示す。ここでは、通知印刷物を取得した顧客が、例えばこれを紛失してその通知印刷物を見たいとき、または印刷物として取得したい場合に本システム11にアクセスする場合に適用させるためのものである。
【0032】
図5において、まず、所定の顧客の顧客端末13よりコンピュータネットワーク12を介してアクセス要求があると(S31)、顧客ID、パスワードを当該顧客端末13に要求する(32)。当該対象の顧客端末13より顧客ID、パスワードを入力したときに、認証手段25が認証テーブル26を参照して認証を行い(S33)、NGであればステップ32に戻る(S34)。
【0033】
認証の結果、正規のアクセスであれば(S34)、顧客IDに基づいて、配信手段27の検索部36で各事業体のPDFDB41にアクセスしてINDEXTB42による要求された当該顧客IDに関する総てのPDFドキュメントファイルを特定し、その特定したインデックスデータを当該顧客端末13に送信する(S35)。
【0034】
送信したインデックスデータのうち、当該顧客端末13からの選択された該当PDFドキュメントファイルのファイル名を入力すると(S36)、取得したファイル名に応じたPDFドキュメントファイルを対応のPDFDB41より抽出する(S37)。そして、配信処理部37が、抽出したPDFドキュメントファイルを要求のあったコンピュータネットワーク12上の顧客端末13にデータ入出力手段24を介して送信するものである(S38)。
【0035】
続いて、図6に、本システムにおける各顧客端末に対してPDFドキュメントファイルを自動配信する処理のフローチャートを示す。ここでは、通知事項について通知印刷物を作製するか否かに係わらず、作成したPDFドキュメントファイルを該当の顧客端末13に配信する場合に適用させるためのものである。
【0036】
図6において、まず、所定数の顧客IDに応じたPDFドキュメントファイル添付電子メールの配信要求信号(顧客ID等)、および添付対象のPDFドキュメントファイルのファイル名を配信手段27が取得する(S41)。配信手段27の配信処理部37では、対応の各顧客毎に送信する電子メールを作成する(S42)。
【0037】
そこで、配信手段27の検索部36において、顧客IDに基づき、各事業体のPDFDB41にアクセスしてINDEXTB42による要求された当該顧客IDに関する総てのPDFドキュメントファイルを特定する(S43)。特定されたファイル名に応じたPDFドキュメントファイルを対応のPDFDB41より抽出する(S44)。
【0038】
そして、配信処理部37が、抽出したPDFドキュメントファイルを作成した対応の電子メールに添付してコンピュータネットワーク12上の当該顧客IDに対応した顧客端末13にデータ入出力手段24を介して送信する(S45)。上記のような処理が、指示した総ての顧客(顧客端末13)に対して行われるものである。
【0039】
上記実施形態のように、印刷においては印刷元データ51をデータ変換した印刷用データで処理を行うことから印刷物の印刷処理時間を担保することができ、各顧客毎のPDFドキュメントファイルを作成して格納手段29格納しておき、要求に応じて配信させることから、後の再印刷(再発行)、問い合わせにも迅速に対処することができるものである。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、所定数の顧客に対して印刷元データより印刷用データに変換して通知印刷物を印刷処理し、上記印刷用データに基づいてキーコードが付加された汎用電子ドキュメントファイル、キーコードに顧客IDを関連付けたインデックスを各顧客毎に作成して格納手段に格納させ、所定の汎用電子ドキュメントファイルの配信要求に応じて顧客IDからインデックスを参照して当該顧客IDに関する総ての当該汎用電子ドキュメントファイルを特定してそのインデックスデータを該当の端末に送信し、当該端末からインデックスデータより選択された汎用電子ドキュメントファイルのファイル名を入力したときに該当の汎用電子ドキュメントファイルを格納手段より抽出し、該当の端末に送信する構成とすることにより、印刷物の印刷処理時間を担保すると共に、後の再印刷、問い合わせにも迅速に対処可能とすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドキュメントファイル管理システムの構成図である。
【図2】図1のPDFファイル作成手段におけるPDFドキュメントファイル作成の概念図である。
【図3】本システムにおける文書管理の処理フローチャート及びPDFドキュメントファイル作成のフローチャートである。
【図4】本システムにおけるコールセンタの事業体端末からのPDFドキュメントファイル要求に対する処理のフローチャートである。
【図5】本システムにおける顧客端末からのPDFドキュメントファイルの閲覧要求に対する処理のフローチャートである。
【図6】本システムにおける各顧客端末に対してPDFドキュメントファイルを自動配信する処理のフローチャートである。
【符号の説明】
11 ドキュメントファイル管理システム
12 コンピュータネットワーク
13 顧客端末
14 事業体端末
15 コールセンタ
21 印刷データ入力手段
22 印刷処理手段
23 PDFファイル作成手段
24 データ入出力手段
25 認証手段
26 認証テーブル
27 配信手段
28 データベース(DB)管理手段
29 格納手段
41 PDFデータベース(PDFDB)
42 インデックステーブル(INDEXTB)
51 印刷元データ

Claims (4)

  1. 定数の事業体端末が接続されたコンピュータネットワークに接続されるドキュメントファイル管理システムであって、
    所定の事業体が所定数の顧客IDで識別される顧客に対して通知印刷物を発送するための当該通知事項の印刷元データにより印刷処理するためにデータ変換した当該顧客毎の印刷用データに基づいて、データ変換を行って前記通知印刷物と同じ表示形態の汎用電子ドキュメントファイルにキーコードを付加して当該顧客毎に作成すると共に、各汎用電子ドキュメントファイルのキーコードに顧客IDを関連付けたインデックスを作成するドキュメントファイル作成手段と、
    前記作成された各汎用電子ドキュメントファイル、及びインデックスを格納する格納手段と、
    前記事業体端末より顧客IDをもって所定の顧客からの問い合わせに応じた該当の汎用電子ドキュメントファイルの閲覧要求を入力したときに、当該顧客IDから前記インデックスを参照して当該顧客IDに関する総ての当該汎用電子ドキュメントファイルを特定してそのインデックスデータを該当の端末に送信し、当該端末からインデックスデータより選択された汎用電子ドキュメントファイルのファイル名を入力したときに該当の汎用電子ドキュメントファイルを、前記格納手段より抽出し、当該事業体端末に送信する配信手段と、
    を有することを特徴とするドキュメントファイル管理システム。
  2. 請求項1記載のドキュメントファイル管理システムであって、前記印刷元データから印刷用データにデータ変換する際に顧客毎に対応した通数番号が付され、前記ドキュメントファイル作成手段が、汎用電子ドキュメントファイルを作成するに際して当該通数番号より顧客毎とするソート処理を行うことを特徴とするドキュメントファイル管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載のドキュメントファイル管理システムであって、さらに前記コンピュータネットワークに所定数の顧客IDで識別される顧客が操作する顧客端末が接続されるものであり、前記配信手段は、前記顧客端末より顧客IDをもって当該顧客に関する該当の汎用電子ドキュメントファイルの閲覧要求を入力したときに、当該顧客IDから前記インデックスを参照して当該顧客IDに関する総ての当該汎用電子ドキュメントファイルを特定してそのインデックスデータを該当の端末に送信し、当該端末からインデックスデータより選択された汎用電子ドキュメントファイルのファイル名を入力したときに該当の汎用電子ドキュメントファイルを、前記格納手段より抽出し、当該顧客端末に送信することを特徴とするドキュメントファイル管理システム。
  4. 請求項1〜の少なくとも何れかに記載のドキュメントファイル管理システムであって、さらに前記コンピュータネットワークに所定数の顧客IDで識別される顧客が操作する顧客端末が接続されるものであり、前記配信手段は、顧客IDをもって所定の顧客に対する前記汎用電子ドキュメントファイルの配信指示に従い、該当の汎用電子ドキュメントファイルを抽出して該当の顧客端末に配信することを特徴とするドキュメントファイル管理システム。
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