JP4529531B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所望の温度に加熱した湯を貯留する貯湯タンクを備え、この貯湯タンクから飲料生成用の湯を供給する給湯装置に関するものである。
例えば、ホット飲料を販売するカップ式自動販売機には、機器筐体の内部に給湯装置が設けられている。給湯装置は、ホット飲料を生成する際に必要となる湯を供給するためのもので、貯湯タンク及び給湯管路を備えている。貯湯タンクは、ヒーター等の加熱手段を具備し、供給された水を所望の温度に加熱してこれを貯留するためのものである。給湯管路は、貯湯タンクに貯留されている湯をコーヒーブリュアやミキシングボウルに供給するための通路であり、出湯弁を介して貯湯タンクに接続されている。
この種の給湯装置では、販売指令が与えられると、対応する給湯通路の出湯弁が所定の時間だけ開放される。出湯弁が開放されると、貯湯タンクに貯留された湯が、コーヒーブリュアやミキシングボウルに供給され、これらコーヒーブリュアやミキシングボウルから最終的にホット飲料としてカップに注出されることになる。
特開2001−109937号公報
ところで、上記のような給湯装置では、対流による温度分布の影響を防止するため、貯湯タンクの上方部に貯留された湯のみを給湯管路から供給するようにしている。具体的には、給湯管路を貯湯タンクの内部においてその上方となる部分に開口させることによって上方部に貯留している高温状態の湯を供給するようにしている。このため、この種の給湯装置においては、貯湯タンクを大容量化し、十分な給湯量を確保するようにしている。
また、給湯に伴って減少した貯湯タンクの湯は、適宜なタイミングで水道から補給され、これを加熱手段で加熱した後に給湯に備えるようにしている。水道から補給する水は、貯湯タンクに貯留した湯(94〜97℃)に比べて10℃前後と著しく低温であるため、貯湯タンクの湯温を低下させる要因となる。このため、この種の給湯装置では、貯湯タンクを大容量化し、水道からの水の補給による温度低下の影響を可及的に低減するようにしている。
このように、貯湯タンクを大容量化した場合には、高温状態の湯のみを供給する場合にも十分な給湯量を確保することができるとともに、水道からの水の補給による貯湯タンクの温度低下を可及的に低減することができるようになる。
しかしながら、大容量化した貯湯タンクにあっては、放熱面積が増大する結果、放熱量も多大なものとなり、内部に貯留した湯を所望の温度状態に維持するための消費電力量が著しく増大するようになる。
さらに、貯湯タンクに複数の給湯管路を接続した場合には、貯湯タンクの壁を断熱構造としても十分な断熱性能を得ることができず、所望の温度状態を維持するための消費電力量が増大することになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、消費電力量の低減を図ることのできる給湯装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る給湯装置は、所望の温度に加熱した湯を貯留する貯湯タンクを備え、この貯湯タンクから給湯通路を介して飲料生成用の湯を供給する給湯装置において、貯湯タンクに水を補給する補給水供給通路に介在し、給湯通路を通過する単位時間あたりの水の流量よりも、補給水供給通路を通過する単位時間あたりの水の流量が小さくなるように流量を制限する固定の絞り弁と、補給水量と給湯量とから貯湯タンクの水位を算出する水位算出手段と、貯湯タンクの湯を供給するための給湯系に配設した出湯弁と、前記水位算出手段の算出結果に応じて給湯を行う場合の出湯弁の開放時間を制御する弁制御手段とを備え、前記水位算出手段は、貯湯タンクへの水の補給時間を計時し、この間の給湯量の累計を減算分とする一方、補給水供給通路から補給される単位時間あたりの補給水量と取得した計時時間との積を増加分として貯湯タンクに貯留された湯の現在時点での水位を算出することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る給湯装置は、上記請求項1において、前記水位算出手段の算出結果が予め設定した水位を下回った場合に貯湯タンクからの給湯を停止する給湯制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る給湯装置によれば、単位時間あたりに貯湯タンクに水を補給する補給水量を、単位時間あたりに貯湯タンクから供給する給湯量よりも小さく設定しているため、貯湯タンクを大容量化せずとも、水を補給した場合の湯の温度低下を小さくすることができ、放熱量の増大に起因した消費電力量の増大を防止することが可能になる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る給湯装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である給湯装置を示す概念図、図2は、図1の給湯装置を適用したカップ式自動販売機の配管経路を示した概念図である。ここで例示するカップ式自動販売機は、貨幣の投入後に利用者の要求に応じてコールド飲料もしくはホット飲料を生成し、これをベンドステージのカップCに注出するもので、機器筐体(図示せず)の内部に原液供給通路10、水供給通路20、複数の給湯通路30、及び飲料吐出通路40を備えている。
原液供給通路10は、シロップタンク等の原液供給源11に貯留された複数種類の原液(シロップ等)をカップCに供給するためのもので、原液の種類だけ個別に用意してある。それぞれの原液供給通路10には、原液供給源11の原液をカップCに圧送するための原液供給ポンプ12が設けてある。図からも明らかなように、本実施の形態1では、原液供給源11を冷却水槽50に浸漬させるとともに、原液供給通路10の中間部分が冷却水槽50を通過するように原液供給通路10を配管してある。
水供給通路20は、給水ポンプ21の駆動によって水道水を供給するためのもので、給水切換弁22によって冷却水供給通路210及び補給水供給通路220の2系統に分岐している。
冷却水供給通路210は、給水切換弁22を通過した後の水を冷却水槽50で冷却した後にカップCに供給するためのものである。この冷却水供給通路210には、さらに切換弁211を介して炭酸水供給通路212が分岐接続してある。炭酸水供給通路212は、冷却水槽50に浸漬したカーボネータ213において生成される炭酸水をカップCに供給するためのものである。尚、図2中の符号214は、カーボネータ213に炭酸ガスを供給するための炭酸ガスボンベである。
補給水供給通路220は、給水切換弁22を通過した後の水を貯湯タンク221に供給するためのものである。貯湯タンク221は、図1に示すように、内部に加熱ヒータ222を備え、この加熱ヒータ222の駆動により、補給水供給通路220によって供給された水を所望の給湯温度(94〜97℃)に加熱した湯として貯留するためのもので、その壁に真空断熱層223が構成してある。この真空断熱層223は、例えばタンク容器221aの外表面に真空断熱材を貼着することによって構成することが可能である。真空断熱材としては、シリカ(二酸化珪素)粉末等の芯材を袋に包み込んで内部を真空状態(0.5Torr以下)としたものを適用すれば良い。尚、加熱ヒータ222は、必ずしも貯湯タンク221の内部に設ける必要はなく、例えば貯湯タンク221の底壁に貼着するようにしても良い。加熱ヒータ222としては、電気抵抗によって発熱するものや誘導加熱によって発熱するもの等、種々のものを適用することができる。
貯湯タンク221には、オーバーフローパイプ224及び水位センサ225が設けてある。オーバーフローパイプ224は、貯湯タンク221から溢れ出た湯を回収し、これを図示せぬ所定の排水位置に排出するためのものである。水位センサ225は、貯湯タンク221に貯留した湯が予め設定した基準水位Hとなった場合に検出信号を出力するものである。
給湯通路30は、貯湯タンク221に貯留した湯を複数の供給先に供給するためのもので、上流側端部が導湯管31を通じて貯湯タンク221の内部に連通する一方、下流側端部がそれぞれの給湯先に接続してある。導湯管31は、貯湯タンク221の側壁から内部に延在した後、上方に向けて屈曲しており、貯湯タンク221の基準水位Hよりも僅かに下方となる部位にそれぞれ開口している。給湯通路30の給湯先とは、例えば図2に示すように、原料キャニスタ51からインスタントコーヒー、ココア、砂糖、ミルク等の粉末原料が供給されるミキシングボウル52、あるいはレギュラーコーヒーを抽出するコーヒーブリュア53である。ミキシングボウル52は、図1に示すように、その内部に撹拌翼54を備えたもので、この撹拌翼54を回転させることにより、給湯通路30から供給された湯やコーヒーブリュア53から供給されたレギュラーコーヒーと、原料キャニスタ51から供給された粉末原料とをほぼ均一に撹拌することが可能である。それぞれの給湯通路30には、個別に開閉駆動する出湯弁32が配設してある。尚、図2中の符号55は、コーヒーブリュア53にコーヒー豆を供給するためのコーヒー豆キャニスタである。
飲料吐出通路40は、ミキシングボウル52の内容物をカップCに供給するためのもので、それぞれのミキシングボウル52に個別に設けてある。
上記のように構成したカップ式自動販売機では、販売待機状態において貯湯タンク221に上述した給湯温度の湯が基準水位Hまで貯留され、加熱ヒータ222が適宜駆動することによってその状態が維持されている。
この状態から貨幣投入の後に販売ボタンがONされ、例えばホット飲料が選択されると、対応する原料キャニスタ51の駆動によってミキシングボウル52に予め設定した量の粉末原料が供給されることになる。
その後、粉末原料が供給されたミキシングボウル52に対応する給湯通路30の出湯弁32が予め設定した時間だけ開放し、貯湯タンク221に貯留された湯がミキシングボウル52に供給されて粉末原料と混ぜ合わされる。その際、図示していない駆動モータの駆動によって撹拌翼54が回転し、粉末原料と湯とが確実に混合・溶解されることになり、湯に粉末原料を十分に溶かしたホット飲料が商品としてベンドステージのカップCに注出される。
ホット飲料の販売に伴って貯湯タンク221の湯が減少すると、水位センサ225によってこれが検出され、給水切換弁22が切り換わった後に給水ポンプ21が駆動し、補給水供給通路220を通じて水が補給される。水の補給によって貯湯タンク221の温度が低下すると、加熱ヒータ222が適宜駆動し、上述の給湯温度に加熱される。水位センサ225によって再び貯湯タンク221の水位が基準水位Hに達したことが検出されると、給水切換弁22が切り換わるとともに給水ポンプ21が停止する。この結果、貯湯タンク221の湯が基準水位Hまで貯留された状態が維持される。尚、水位センサ225が故障した場合、あるいは出湯弁32が詰まってしまった場合には、貯湯タンク221の湯が基準水位Hを超えることになるが、オーバーフローパイプ224によって貯湯タンク221から溢れ出た湯が回収されるため、漏水に起因した機器の故障を招来することがない。
ここで、上記カップ式自動販売機によれば、給湯通路30の上流側端部を貯湯タンク221の基準水位Hから僅かに下方となる部位に開口させているため、上方に貯留した湯のみがホット飲料の生成に供されることになり、貯湯タンク221の内部に対流による温度分布が生じていた場合にも、常に高温状態の湯を用いてホット飲料を提供することが可能になる。
しかも、貯湯タンク221の壁に構成した真空断熱層223は、従前のグラスウールを用いた断熱材に比べて約5〜20倍、硬質ウレタンフォームを用いた断熱材に比べて3〜10倍という高い断熱性能をもつ。従って、十分な給湯量を確保すべく貯湯タンク221を大容量化した場合にも、放熱面積が増えることに起因した放熱量の増大を抑えることができ、内部に貯留した湯を上述の給湯温度に維持するための消費電力量を低減することが可能になる。具体的には、内容積が5000mlの貯湯タンク221を構成した場合、従前の断熱材を適用したものに比べて消費電力量を30%低減することができた。
尚、上述した実施の形態1では、カップ式自動販売機の給湯装置を例示しているが、必ずしもカップ式自動販売機に適用する必要はなく、貯湯タンクに貯留した湯を供給するものであれば、飲料ディスペンサ等、その他の給湯装置としても適用することが可能である。また、カップ式自動販売機に適用する場合に上述した実施の形態1では、ホット飲料のみならずコールド飲料(炭酸入り/なし)の販売を行うことのできるものを例示しているが、ホット飲料のみを販売するものであっても構わない。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2である給湯装置を示す概念図である。ここで例示する給湯装置は、図1に示したものと同様に、貨幣の投入後に利用者の要求に応じたコールド飲料もしくはホット飲料をベンドステージのカップCに注出するようにしたカップ式自動販売機(図2参照)に適用するもので、図1に示した給湯装置とは補給水供給通路320及び給湯通路130等の給湯系の構成が異なっている。尚、実施の形態2において実施の形態1と同様の構成に関しては、同一の符号を付してそれぞれの詳細説明を省略する。
補給水供給通路320は、給水切換弁22を通過した後の水を、流量制御弁である絞り弁321を介して貯湯タンク322及び分配タンク323に順次供給するためのものである。
絞り弁321は、後述の給湯通路130を通過する単位時間あたりの水の流量よりも、補給水供給通路320を通過する単位時間あたりの水の流量が小さくなるように補給水供給通路320の流量を制限するためのものである。本実施の形態2では、絞り開度が固定の絞り弁321を適用するようにしている。
貯湯タンク322は、図3に示すように、底壁に加熱ヒータ324を備え、この加熱ヒータ324の駆動により、補給水供給通路320によって供給された水を所望の給湯温度(94〜97℃)に加熱した湯として貯留するためのもので、その壁に真空断熱層223が構成してある。真空断熱層223は、例えばタンク容器322aの外表面に真空断熱材を貼着することによって構成することが可能である。真空断熱材としては、シリカ(二酸化珪素)粉末等の芯材を袋に包み込んで内部を真空状態(0.5Torr以下)としたものを適用すれば良い。尚、加熱ヒータ324は、必ずしも貯湯タンク322の底壁に設ける必要はなく、貯湯タンク322の内部に配設するようにしても良い。加熱ヒータ324としては、電気抵抗によって発熱するものや誘導加熱によって発熱するもの等、種々のものを適用することができる。この貯湯タンク322には、貯留した湯が予め設定した基準水位Hとなった場合に検出信号を出力する水位センサ225が設けてある。
分配タンク323は、連通通路325を介して貯湯タンク322に連通し、この連通通路325を介して供給された貯湯タンク322の湯を一時的に貯留するためのものである。連通通路325は、一方の端部が貯湯タンク322の底壁に開口する一方、他方の端部が分配タンク323の底壁に開口したものである。この連通通路325には、排水通路326が分岐接続してある。排水通路326は、図示せぬ排水位置に至る通路であり、分配タンク323及び貯湯タンク322の底壁よりも下方となる位置に排水弁327を備えている。
この分配タンク323には、底壁に補助加熱ヒータ328が設けてある一方、上壁にオーバーフローパイプ329が設けてある。補助加熱ヒータ328は、分配タンク323に貯留した湯を給湯温度に維持するためのものである。オーバーフローパイプ329は、分配タンク323から溢れ出た湯を回収し、これを図示せぬ所定の排水位置に排出するためのものである。このオーバーフローパイプ329は、上方に向けて延在し、貯湯タンク322の基準水位Hよりも上方となる部位に開口している。図3からも明らかなように、この分配タンク323は、貯湯タンク322に比べて十分に小さい内容積に構成してある。また分配タンク323の壁には、断熱材330が貼着してある。
給湯通路130は、分配タンク323に貯留した湯を所望の供給先に供給するためのもので、上流側端部が導湯管131を通じて分配タンク323の内部に連通する一方、下流側端部が給湯先に接続してある。給湯通路130の給湯先とは、例えば図2に示すように、原料キャニスタ51からインスタントコーヒー、ココア、砂糖、ミルク等の粉末原料が供給されるミキシングボウル52、あるいはレギュラーコーヒーを抽出するコーヒーブリュア53である。尚、図3においては便宜上、給湯通路130を1つだけ示してあるが、それぞれの給湯先に対して個別の給湯通路130が用意してあり、いずれもが共通の分配タンク323に接続してある。ミキシングボウル52は、図3に示すように、その内部に撹拌翼54を備えたもので、この撹拌翼54を回転させることにより、給湯通路130から供給された湯やコーヒーブリュア53から供給されたレギュラーコーヒーと、原料キャニスタ51から供給された粉末原料とをほぼ均一に撹拌することが可能である。それぞれの給湯通路130には、個別に開閉駆動する出湯弁132が配設してある。
図4は、上述した給湯装置の貯湯制御系を示すブロック図である。同図4において販売制御部1000は、入金処理部1001を通じて商品販売価格以上の貨幣投入を検出した後、該当する販売ボタン1002がONされた場合に、販売指令を出力するものである。水位算出部1003は、商品販売に応じて給湯通路130から供給される給湯量と、補給水供給通路320から補給される補給水量とに基づいて貯湯タンク322の水位を算出するものである。売り切れ表示部1004は、貯湯タンク322に貯留した湯が予め設定した売り切れ水位以下となった場合に売り切れであることを外部表示するためのものである。弁開放時間算出部1005は、水位算出部1003の算出結果に応じて出湯弁132の開放時間を算出するものである。貯湯制御部1006は、水位センサ225から出力される検出信号や販売制御部1000から出力される販売指令が与えられた場合に、予めメモリ1007に格納したプログラムや初期データに従って給水ポンプ21、給水切換弁22、出湯弁132の駆動を統括的に制御するものである。
図5は、上述した給湯装置の貯湯制御部1006が実施する貯湯制御処理の内容を示したフローチャートである。以下、このフローチャートに従って、貯湯タンク322の水位を維持する処理について説明する。尚、販売待機状態において加熱ヒータ324が適宜駆動し、貯湯タンク322に貯留した湯が給湯温度に維持されているのは実施の形態1と同様である。
まず、貯湯制御部1006は、水位センサ225を通じて貯湯タンク322に貯留した湯が基準水位H未満となっているか否かを判断する(ステップS101)。
貯湯タンク322の湯が基準水位Hに達していた場合には、補給水供給通路320を閉動作させるとともにタイマ1008をリセットし(ステップS102)、手順をステップS103に進めて売り切れ表示をOFFする(ステップS103)。この結果、利用者は、売り切れ表示がOFFされていることにより、カップ式自動販売機において商品を購入することができることを認識することができるようになる。
この状態から利用者が商品販売価格以上の貨幣を投入した後に販売ボタン1002をONし、販売制御部1000から販売指令が与えられると、貯湯制御部1006は、弁開放時間算出部1005を通じて出湯弁132の開放時間算出処理を実行する(ステップS104、ステップS105)。
ここで、出湯弁132の開放時間を算出するのは、貯湯タンク322の水位に応じて単位時間あたりに出湯弁132を通過する湯の流量が異なることに起因して商品販売量にバラツキが出るのを防止するためである。つまり、貯湯タンク322に貯留した湯を供給する場合には、その水位が小さいほど出湯弁132を通過する湯の流量が小さなものとなる。例えば、断面積が18.6cm2の貯湯タンク322において水位が約180mm低くなると、給湯通路130を通じて供給される給湯量が約17ml/秒小さくなることが実験により判明している。そこで、出湯弁132の開放時間を水位に応じて適宜調整することにより、具体的には水位が大きいほど出湯弁132の開放時間を短く設定することにより、貯湯タンク322に貯留した湯の水位に関わらず、出湯弁132を通過する湯の累計量が一定となるように調整を行う。
この結果、ステップS105で算出した時間だけ出湯弁132を開動作させれば(ステップS106)、貯湯タンク322の湯を給湯通路130から一定量だけ給湯先に供給することができ、カップCに注出されるホット飲料の販売量にバラツキが出る事態を防止することができる。
尚、出湯弁132を閉動作させた後、貯湯制御部1006は、手順をリターンさせ、再びステップS101の判断を実行する。
上記のようにして貯湯タンク322の湯が飲料生成用として供給され、水位センサ225によってこれが検出されると、次回のステップS101において手順がステップS107に進み、貯湯制御部1006は、補給水供給通路320が開状態にあるか否かを判断する。補給水供給通路320が開状態にあるか否かは、給水切換弁22の状態を通じて検出することが可能である。
補給水供給通路320が開状態にない場合、貯湯制御部1006は、給水切換弁22を切り換えた後に給水ポンプ21を駆動することによって貯湯タンク322への水の補給を行うとともに、タイマ1008を起動して計時を開始する(ステップS108)。
ここで、補給水供給通路320を通じて貯湯タンク322へ補給される水は、その温度が10℃前後であり、既に貯湯タンク322に貯留された湯(94〜97℃)に比べて著しく低温であるため、貯湯タンク322の湯に温度低下を招来することになる。しかしながら、上記給湯装置では、補給水供給通路320に絞り弁321を配設することにより、貯湯タンク322から給湯通路130を通じて供給される給湯量に対して、補給水供給通路320を通じて貯湯タンク322に供給される水の単位時間あたりの流量を小さく設定している。従って、水の補給による貯湯タンク322の温度低下を可及的に抑えることが可能になり、ホット飲料の温度が大きく低下する事態を招来する虞れがなくなる。
例えば、4100mlの内容積を有し、かつ950Wの加熱ヒータ324を備えた貯湯タンク322を適用対象とし、30秒おきに1杯あたり150mlのレギュラーコーヒーを40杯連続して販売した場合について考察してみると、給湯通路130を通じて供給される給湯量は5ml/秒となる(この場合、実際には給湯通路130からの湯が50ml/秒であり、1杯あたりの給湯時間が3秒であったとしても、レギュラーコーヒーを供給する時間間隔が30秒であるため5ml/秒として計算している)。従って、例えば補給水供給通路320から補給される補給水量を絞り弁321によって3ml/秒(同様に、30秒間に90mlになれば、例えば2秒間だけ45ml/秒で供給した後に28秒間停止する等、実際の補給水量はその他の値でも可)に設定すれば、貯湯タンク322の湯に発生する温度低下を約10℃に抑えることができるようになり、40杯目のホット飲料に飲料温度規格の85℃以上を確保することが可能となる。
この結果、貯湯タンク322を大容量化せずとも、水を補給した場合の湯の温度低下を可及的に小さくすることができ、放熱量の増大に起因した消費電力量の増大を防止することが可能になる。
さて、貯湯タンク322へ水の補給を開始した貯湯制御部1006は、ステップS109においてタイマ1008の計時時間を取得し、この取得した計時時間に基づき、水位算出部1003を通じて現時点での貯湯タンク322の水位を算出する(ステップS110)。つまり、ステップS106において飲料生成用として供給した給湯量の累計を基準水位Hからの減少分とする一方、補給水供給通路320から補給される単位時間あたりの補給水量とステップS109において取得した計時時間との積を増加分とすれば、貯湯タンク322に貯留された湯の現在時点での水位を算出することができる。
ステップS110において貯湯タンク322の水位を算出した貯湯制御部1006は、当該算出結果が予め設定した売り切れ水位以下であるか否かを判断する(ステップS111)。貯湯タンク322の水位が売り切れ水位を超えていた場合、貯湯制御部1006は、手順をステップS103に進め、上述した動作を繰り返し実行する。この結果、ホット飲料の販売を継続して実施することが可能となる。
一方、貯湯タンク322の水位が売り切れ水位以下となった場合、貯湯制御部1006は、売り切れ表示をONし(ステップS112)、その後に手順をリターンさせる。この結果、利用者は、売り切れ表示がONされていることにより、カップ式自動販売機において商品を購入することができないことを認識することができるようになる。
以降、上述した処理を繰り返し実行する。尚、水位センサ225が故障した場合、あるいは出湯弁132が詰まってしまった場合には、貯湯タンク322の湯が基準水位Hを超えることになるが、オーバーフローパイプ329によって貯湯タンク322及び分配タンク323から溢れ出た湯が回収されるため、漏水に起因した機器の故障を招来することがない。
ここで、上述した給湯装置では、貯湯タンク322ではなく、これに連通した小内容積の分配タンク323に給湯通路130を設けるようにしている。従って、複数の給湯先に対して個別の給湯通路130を設ける必要が生じた場合にも、貯湯タンク322において真空断熱層223によって覆われる面積を十分に確保することが可能となる。この結果、貯湯タンク322からの放熱量を抑えることができ、消費電力量の低減を図ることが可能となる。
さらに、分配タンク323にオーバーフローパイプ329を配設しているため、貯湯タンク322には補給水供給通路320と連通通路325とを設ければ良いことになり、真空断熱層223によって覆われる面積をより一層大きく取ることが可能となり、消費電力量をさらに低減させることができるようになる。分配タンク323に設けたオーバーフローパイプ329に関しては、その長さを可及的に短く構成し、また外表面を断熱材によって覆うことが、消費電力量を低減する上でより好ましいものとなる。
また、補給水量と給湯量とから貯湯タンク322の水位を算出するようにしているため、貯湯タンク322の水位を随時機械的に検出するセンサを要せず、製造コストの低減を図ることが可能になる。
尚、上述した実施の形態2においても、カップ式自動販売機の給湯装置を例示しているが、必ずしもカップ式自動販売機に適用する必要はなく、貯湯タンクに貯留した湯を供給するものであれば、飲料ディスペンサ等、その他の給湯装置としても適用することが可能である。また、カップ式自動販売機に適用する場合に上述した実施の形態2では、ホット飲料のみならずコールド飲料(炭酸入り/なし)の販売を行うことのできるものを例示しているが、ホット飲料のみを販売するものであっても構わない。
さらに、上述した実施の形態2では、実施の形態1と同様に、貯湯タンク322の壁に真空断熱層223を構成するようにしているため、放熱量の減少による消費電力量の低減を図ることが可能になるが、必ずしも貯湯タンク322の壁に真空断熱層223を構成する必要はない。
また、上述した実施の形態2では、貯湯タンク322と分配タンク323とを連通する連通通路325に排水弁327を有した排水通路326を設けるようにしているため、例えばメンテナンス等において貯湯タンク322及び/または分配タンク323を洗浄した際の汚水を完全に外部に排出することが可能になる。しかしながら、必ずしも連通通路325に排水通路326を設ける必要はない。
またさらに、上述した実施の形態2では、流量制御弁として絞り開度が固定の絞り弁321を適用しているが、絞り開度を変更することのできる可変絞り弁を適用しても良い。
本発明の実施の形態1である給湯装置を示す概念図である。 図1の給湯装置を適用したカップ式自動販売機の配管経路を示した概念図である。 本発明の実施の形態2である給湯装置を示す概念図である。 図3に示した給湯装置の貯湯制御系を示すブロック図である。 図3に示した給湯装置の貯湯制御部が実施する貯湯制御処理の内容を示したフローチャートである。
符号の説明
20 水供給通路
21 給水ポンプ
22 給水切換弁
30 給湯通路
31 導湯管
32 出湯弁
40 飲料吐出通路
50 冷却水槽
51 原料キャニスタ
52 ミキシングボウル
53 コーヒーブリュア
54 撹拌翼
130 給湯通路
131 導湯管
132 出湯弁
210 冷却水供給通路
211 切換弁
212 炭酸水供給通路
213 カーボネータ
220 補給水供給通路
221 貯湯タンク
221a タンク容器
222 加熱ヒータ
223 真空断熱層
224 オーバーフローパイプ
225 水位センサ
320 補給水供給通路
321 絞り弁
322 貯湯タンク
322a タンク容器
323 分配タンク
324 加熱ヒータ
325 連通通路
326 排水通路
327 排水弁
328 補助加熱ヒータ
329 オーバーフローパイプ
330 真空断熱材
330 断熱材
1000 販売制御部
1001 入金処理部
1002 販売ボタン
1003 水位算出部
1004 表示部
1005 弁開放時間算出部
1006 貯湯制御部
1007 メモリ
1008 タイマ
C カップ

Claims (2)

  1. 所望の温度に加熱した湯を貯留する貯湯タンクを備え、この貯湯タンクから給湯通路を介して飲料生成用の湯を供給する給湯装置において、
    貯湯タンクに水を補給する補給水供給通路に介在し、給湯通路を通過する単位時間あたりの水の流量よりも、補給水供給通路を通過する単位時間あたりの水の流量が小さくなるように流量を制限する固定の絞り弁と、
    補給水量と給湯量とから貯湯タンクの水位を算出する水位算出手段と、
    貯湯タンクの湯を供給するための給湯系に配設した出湯弁と、
    前記水位算出手段の算出結果に応じて給湯を行う場合の出湯弁の開放時間を制御する弁制御手段と
    を備え、前記水位算出手段は、貯湯タンクへの水の補給時間を計時し、この間の給湯量の累計を減算分とする一方、補給水供給通路から補給される単位時間あたりの補給水量と取得した計時時間との積を増加分として貯湯タンクに貯留された湯の現在時点での水位を算出することを特徴とする給湯装置。
  2. 前記水位算出手段の算出結果が予め設定した水位を下回った場合に貯湯タンクからの給湯を停止する給湯制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
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