JP4528513B2 - 燃料タンクへの部品取付構造 - Google Patents

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Description

この発明は、樹脂製の燃料タンクの内側に部品を取り付ける燃料タンクへの部品取付構造に関するものである。
上記したように、樹脂製燃料タンクの内側に部品を取り付ける場合、樹脂製燃料タンクに取り付ける部品、例えば、樹脂製サブタンクに設けたねじ孔に、樹脂製燃料タンクの外側から樹脂製燃料タンクに設けた孔へ挿通した樹脂製の取付ねじの雄ねじを螺合させた後、取付ねじの頭部を覆うように、樹脂製燃料タンクに取付カバーを溶着させる。
なお、車両の走行による振動によって樹脂製サブタンクが外れるのを防止するため、例えば、取付ねじの頭部を樹脂製サブタンクに溶着させる。
特開昭62−193952号公報
従来の燃料タンクへの部品取付構造は、取付ねじの螺合によって樹脂製サブタンクを樹脂製燃料タンクに取り付けているので、取付ねじが樹脂製サブタンクに適切に螺合しているかの確認が困難である。
また、車両の走行による振動によって樹脂製サブタンクが外れるのを防止するため、取付ねじの頭部を樹脂製燃料タンクに溶着しているので、樹脂製サブタンクの取付が煩雑になる。
この発明は、部品の取付状態が燃料タンクの外側から容易に確認できるとともに、部品の取付が容易に行える燃料タンクへの部品取付構造を提供するものである。
この発明は、以下のような発明である。
(1)樹脂製の燃料タンクの内側に位置し、前記燃料タンクに設けた挿通孔の径よりも大きい径のフランジ部、および、このフランジ部から前記燃料タンクの外側へ突出する脚部を有し、前記燃料タンクの外側へ突出した前記脚部に、前記燃料タンクの外面に沿う貫通孔あるいは溝が設けられた本体と、前記燃料タンクに設けた前記挿通孔の径よりも長さが長く金属で構成した規制部材と、を用いて前記燃料タンクに前記本体を取り付け、前記燃料タンクの外側へ突出した前記脚部の貫通孔あるいは溝へ前記規制部材を装着して前記規制部材の一部を前記燃料タンクへ当接させることにより、前記本体を、前記燃料タンクの内側へ移動するのを規制して前記燃料タンクに取り付ける、燃料タンクへの部品取付構造であって、前記脚部に、前記燃料タンクに設けた前記挿通孔の外側の縁に弾性的に係合する弾性係合部を一体的に設け、前記燃料タンクの外側に位置する前記脚部および前記規制部材を覆い、前記燃料タンクの外側面に溶着される蓋部材を設け、前記部品が、前記燃料タンク内に取り付ける部品を取り付けるブラケットであることを特徴とする。
(2)(1)に記載の燃料タンクへの部品取付構造において、燃料タンクの外側に、規制部材が脚部の軸と直交する方向へ移動するのを規制する移動規制部を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、燃料タンクの外側へ突出した脚部の貫通孔あるいは溝へ規制部材を装着して規制部材の一部を燃料タンクへ当接させることにより、本体を、燃料タンクの内側へ移動するのを規制して燃料タンクに取り付けるので、本体の取付状態が燃料タンクの外側から容易に確認できるとともに、規制部材の、脚部の貫通孔あるいは溝への装着が燃料タンクの外側となることにより、本体の取付が容易に行える。
そして、規制部材を金属で構成したので、本体の取付強度を確保することができる。
さらに、燃料タンクの外側に、規制部材が脚部の軸と直交する方向へ移動するのを規制する移動規制部を設けたので、振動などによって規制部材が脚部の軸と直交する方向へ移動するの規制でき、本体が燃料タンクから外れるのを阻止することができる。
また、脚部に、燃料タンクに設けた挿通孔の外側の縁に弾性的に係合する弾性係合部を一体的に設けたので、弾性係合部を挿通孔の外側の縁に係合させることにより、本体を燃料タンクに仮留めした状態で、規制部材を脚部の貫通孔あるいは溝へ装着することができる。
そして、燃料タンクの外側に位置する脚部および規制部材を覆い、燃料タンクの外側面に溶着される蓋部材を設けたので、燃料タンクから液体状の燃料、および、気化した燃料を漏れなくすることができる。
さらに、燃料タンクの内側とフランジ部とで部品を挟持するので、燃料タンク内に部品を取り付けることができる。
また、燃料タンクの内側とフランジ部とで挟持する部品を、燃料タンク内に取り付ける部品を取り付けるブラケットとしたので、ブラケットに部品を取り付けることにより、燃料タンク内に部品を取り付けることができる。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1実施例である燃料タンクへの部品取付構造の要部を示す部分断面図、図2は図1に示した燃料タンクへの部品取付構造の分解斜視図である。
図1または図2において、11は燃料タンクを示し、例えば、耐ガソリン透過性に優れた材料であるエチレンビニルアルコール重合体(EVOH)層あるいはポリアミド(PA)層などを内層とし、外層を剛性に優れたポリエチレン(PE)層としてブロー成形で成形されている。
そして、燃料タンク11には、上側壁に、図示を省略した作業孔(12)と、所定の間隔をおいて、例えば、2つの円形の挿通孔13とが設けられるとともに、この各挿通孔13を挟んだ上側壁の外側(外側面)に平行する移動規制部としての移動規制リブ14が設けられている。
21は金属製のブラケットを示し、部品取付水平部22と、この部品取付水平部22の対向する両側から上側へ延びた垂直支持部24と、この各垂直支持部24の上端から部品取付水平部22と反対側へ水平に延びた水平支持部25とで構成されている。
上記した部品取付水平部22には、部品、例えば、図示を省略したフューエルカットバルブを取り付けるための取付切欠23が設けられている。
上記した各水平支持部25には、挿通孔26と、この挿通孔26を挟んで燃料タンク11の内側(上側内面)に当接する平行したリブ27とが設けられている。
なお、各挿通孔26は、後述する本体31の脚部33が挿通される、燃料タンク11の挿通孔13に対応した円形挿通孔26aと、本体31の方向規制リブ34が挿通される、円形挿通孔26aに連通して円形挿通孔26aの外縁に位置するリブ挿通孔26bとで構成されている。
そして、各リブ挿通孔26bは、この実施例では2つの円形挿通孔26aを挟むように、2つの円形挿通孔26aの中心を結ぶ直線上に設けられている。
31は本体を示し、ブラケット21を燃料タンク11へ取り付けるためのものであり、燃料、例えば、ガソリンに冒されにくいポリアセタール(POM)で成形(構成)されている。
そして、本体31は、燃料タンク11の内側に位置し、燃料タンク11に設けた挿通孔13の径よりも大きい径のフランジ部32と、このフランジ部32に一体的に設けられ、ブラケット21の円形挿通孔26aおよび燃料タンク11の挿通孔13へ挿通され、燃料タンク11の外側へ突出する、平断面の外形が円形をした脚部33と、この脚部33の外周に軸方向へ沿って一体的にフランジ部32から途中まで延び、ブラケット21のリブ挿通孔26bへ挿通される方向規制リブ34と、脚部33の軸対称の位置に一体的に設けられ、燃料タンク11の挿通孔13の外側の縁、または、ブラケット21の挿通孔26の縁に弾性的に係合する弾性係合部35とで構成されている。
なお、脚部33の先端(フランジ部32と反対側)には、円錐面のガイド面33aが設けられている。
上記した弾性係合部35は、脚部33の先端側が基端とされ、脚部33の後端側(フランジ部32側)が自由端とされ、係合部分35aが脚部33の外周面から突出している。
上記した燃料タンク11の外側へ突出する脚部33の部分には、燃料タンク11の外面に沿い、後述する規制部材41が挿通される貫通孔36が、弾性係合部35に対して直交する方向(水平)に設けられている。
41は金属製の規制部材を示し、水平部42と、この水平部42の両端に平面視直線状に連なる折り曲げ部43,44とで構成され、燃料タンク11の挿通孔13の径よりも長さが長くされている。
上記した折り曲げ部43は、下降した後に上昇するように、側面視V字状に折り曲げられている。
また、上記した折り曲げ部44は、下降した後に上昇して下降するように、側面視波形状に折り曲げられている。
そして、折り曲げ部43の下側へ突出した折り曲げ部分43aと折り曲げ部44の下側へ突出した折り曲げ部分44aとは、燃料タンク11の移動規制リブ14の間に収まる間隔とされている。
51は蓋部材としてのキャップを示し、燃料タンク11への溶着性をよくするために燃料タンク11の外層と同じ材料、例えば、ポリエチレン(PE)で成形され、燃料タンク11の外側へ突出した本体31の脚部33、この脚部33に装着(挿通)した規制部材41、この規制部材41の移動を規制する燃料タンク11の移動規制リブ14を覆うものである。
この蓋部材51においても、燃料タンク11と同様に、耐ガソリン透過性に優れた材料、例えば、エチレンビニルアルコール重合体(EVOH)あるいはポリアミド(PA)などの内層を有し、外層を燃料タンク11の外層との溶着性および剛性を考慮してポリエチレン(PE)層とした2層構造で形成してもよいし、耐ガソリン透過性に優れた材料、例えば、エチレンビニルアルコール重合体(EVOH)あるいはポリアミド(PA)などで形成し、燃料タンク11の内層に直接溶着してもよく、さらには、燃料タンク11の外層であるポリエチレン(PE)に溶着性を有する変性ポリオレフィン材で構成することもできる。
次に、フューエルカットバルブの燃料タンクへの取付について説明する。
まず、図示を省略したフューエルカットバルブを、ブラケット21の取付切欠23およびフューエルカットバルブの係止爪などを利用して部品取付水平部22に取り付ける。
そして、図2に示すように、各水平支持部25の下側から各円形挿通孔26a内へ本体31の脚部33を挿入すると、弾性係合部35の係合部分35aが円形挿通孔26aの縁で押されて弾性係合部35が縮閉することにより、脚部33を円形挿通孔26a内へ挿入でき、係合部分35aが円形挿通孔26aを通過すると、弾性係合部35が自身の弾性で元の状態に復帰(拡開)することにより、係合部分35aが円形挿通孔26aの上側の縁に係合するので、ブラケット21に2つの本体31を装着する(取り付ける)ことができる。
次に、フューエルカットバルブおよび本体31を取り付けたブラケット21を、図示を省略した燃料タンク11の作業孔(12)から燃料タンク11内へ挿入する。
そして、燃料タンク11の各挿通孔13内へ脚部33を、ガイド面33aを利用して挿入すると、弾性係合部35の係合部分35aが挿通孔13の縁で押されて弾性係合部35が縮閉することにより、脚部33を挿通孔13内へ挿入でき、係合部分35aが挿通孔13を通過すると、弾性係合部35が自身の弾性で元の状態に復帰(拡開)することにより、係合部分35aが挿通孔13の上側(外側)の縁に係合するので、この状態で、折り曲げ部分43a,44aを下側にした規制部材41を脚部33の貫通孔36内へ挿通し、折り曲げ部分43a,44aを燃料タンク11のリブ14の内側に位置させると、図1に示すように、燃料タンク11の内側(上側内面)とフランジ部32とでブラケット21(水平支持部25)を挟持するように本体31を燃料タンク11に規制部材41で取り付けることができる。
このように本体31を燃料タンク11に取り付けるとき、方向規制リブ34をブラケット21のリブ挿通孔26b内へ挿通しなければ、弾性係合部35の係合部分35aが挿通孔13の外側へ突出して挿通孔13の縁に係合しないように、フランジ部32から係合部分35aまでの長さが設定されている。
次に、燃料タンク11の外側へ突出した本体31の脚部33、この脚部33に装着(挿通)した規制部材41、この規制部材41の移動を規制する燃料タンク11の移動規制リブ14をそれぞれ覆うようにキャップ51を燃料タンク11に載置し、キャップ51の周回した縁を燃料タンク11へ溶着させることにより、図1に示すように、キャップ51で挿通孔13の周囲を覆うことにより、フューエルカットバルブの燃料タンク11への取付が完了する。
上述したように、この発明の一実施例によれば、燃料タンク11の外側へ突出した脚部33の貫通孔36へ規制部材41を装着して規制部材41の一部を燃料タンク11へ当接させることにより、本体31を、燃料タンク11の内側へ移動するのを規制して燃料タンク11に取り付けるので、本体31の取付状態が燃料タンク11の外側から容易に確認できるとともに、規制部材41の、脚部33の貫通孔36への装着が燃料タンク11の外側となることにより、本体31の取付が容易に行える。
そして、規制部材41を金属で構成したので、本体31の取付強度を確保することができる。
さらに、燃料タンク11の外側に、規制部材41が脚部33の軸と直交する方向へ移動するのを規制する移動規制リブ14を設けたので、振動などによって規制部材41が脚部33の軸と直交する方向へ移動するの規制でき、本体31が燃料タンク11から外れるのを阻止することができる。
また、脚部33に、燃料タンク11に設けた挿通孔13の外側の縁に弾性的に係合する弾性係合部35を一体的に設けたので、弾性係合部35を挿通孔13の外側の縁に係合させることにより、本体31を燃料タンク11に仮留めした状態で、規制部材41を脚部33の貫通孔36へ装着することができる。
そして、燃料タンク11の外側に位置する脚部33および規制部材41を覆い、燃料タンク11の外側面に溶着されるキャップ51を設けたので、燃料タンク11から液体状の燃料、および、気化した燃料を漏れなくすることができる。
さらに、燃料タンク11の内側とフランジ部32とでブラケット21を挟持するので、燃料タンク11内にブラケット21を取り付けることができる。
また、燃料タンク11の内側とフランジ部32とで挟持する部品を、燃料タンク11内に取り付けるフューエルカットバルブを取り付けるブラケット21としたので、ブラケット21にフューエルカットバルブを取り付けることにより、燃料タンク11内にフューエルカットバルブを取り付けることができる。
そして、ブラケット21にリブ挿通孔26bを設けたので、本体31の取り付ける方向を位置決めして取り付けることができる。
さらに、水平支持部25に燃料タンク11の上側内面に当接するリブ27を、挿通孔26の両側に設けたので、水平支持部25にスプリングワッシャの機能を持たせることができる。
また、脚部33の先端にガイド面33aを設けたので、脚部33の挿通孔13a,26への挿入が容易に行える。
図3はこの発明の第2実施例である燃料タンクへの部品取付構造の本体と規制部材とを示す拡大斜視図であり、図1または図2と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図3において、37は溝を示し、弾性係合部35を挟むように、脚部33に対向させて燃料タンク11の外面に沿うように水平に設けられた水平溝部37aと、この水平溝部37aの最深部から垂直に立ち上がる垂直溝部37bとで構成され、後述するクリップ45の水平保持部45aを収容する。
45は金属線で構成された規制部材としての弾性を有するクリップを示し、平行な2つの水平保持部45aと、この水平保持部45aの端同士を接続する、下方へ傾斜した側面視V字状の2つの傾斜連結部45bとで構成されている。
そして、クリップ45の長さは、燃料タンク11の挿通孔13の径よりも長く、燃料タンク11の移動規制リブ14の間に収まる長さとされている。
次に、クリップの脚部への取付について説明するが、先の実施例と異なる部分についてのみ説明する。
まず、フランジ部32と燃料タンク11の内側(上側内面)とでブラケット21の水平支持部25を挟持した状態で、傾斜連結部45bを下側にしたクリップ45の水平保持部45aの間へ燃料タンク11の外側へ突出した脚部33を、ガイド面33aを利用して水平保持部45aを拡開させて挿入すると、水平保持部45aが溝37の水平溝部37aと対向することにより、水平保持部45aおよび傾斜連結部45bの弾性によって水平保持部45aが縮閉して水平溝部37内へ入る。
そして、各傾斜連結部45bの下端を移動規制リブ14の内側に位置させるとともに、各水平保持部45aを垂直溝部37bへ入れて上端部に当接させることにより、本体31を燃料タンク11にクリップ45で取り付けることができる。
この実施例のように、規制部材をクリップ45とし、このクリップ45を装着する溝37を脚部33に設けることにより、先の実施例と同様に、本体31を燃料タンク11にクリップ45で取り付けることができ、先の実施例と同様な効果を得ることができる。
なお、本体31の燃料タンク11への取り付け状態においては、クリップ45の水平保持部45aが脚部33によって拡開できないように規制されているので、本体31を強固に取り付けることができる。
図4はこの発明の第3実施例である燃料タンクへの部品取付構造の本体と規制部材とを示す拡大斜視図であり、図1〜図3と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図4において、38は傾斜溝を示し、弾性係合部35を挟むように、脚部33に対向させて一方から他方へ直線状に下降、傾斜させて設けられ、後述する規制部材46の係合片部47が係合する。
46矩形の金属板をへ字状に折り曲げた規制部材を示し、挿入切欠47aが一端から他端側へ設けられた係合片部47と、この係合片部47の他端に連なる係止片部48とで構成されている。
そして、挿入切欠47aの幅は、傾斜溝38の間の幅とされている。
なお、規制部材46の長さは、燃料タンク11の挿通孔13の径よりも長く、燃料タンク11の移動規制リブ14の間に収まる長さとされている。
次に、クリップの脚部への取付について説明するが、先の実施例と異なる部分についてのみ説明する。
まず、フランジ部32と燃料タンク11の内側(上側内面)とでブラケット21の水平支持部25を挟持した状態で、係合片部47と係止片部48との連結部分を上側にした規制部材46の挿入切欠47aの間へ燃料タンク11の外側へ突出した脚部33の傾斜溝38を挿入すると、挿入切欠47aの幅が傾斜溝38の間の幅とされているので、対向する係合片部47を対向する傾斜溝38内へ挿入できる。
そして、対向する係合片部47を対向する傾斜溝38内へ、係合片部47と係止片部48との端(下端)が移動規制リブ14の内側に位置する状態まで挿入することにより、本体31を燃料タンク11に規制部材46で取り付けることができる。
この実施例においても、本体31を燃料タンク11に規制部材46で取り付けることができ、先の実施例と同様な効果を得ることができる。
上記した実施例では、規制部材41,46およびクリップ45を金属製とした例を示したが、規制部材41,46およびクリップ45を合成樹脂製としても、同様な効果を得ることができる。
なお、規制部材41,46およびクリップ45を合成樹脂製とする場合、合成樹脂は、ガソリンなどの燃料に冒されないものとするのが望ましい。
次に、キャップ51を燃料タンク11と同じ材質で成形した例を示したが、キャップ51を燃料タンク11に気密性を保つように溶着できれば、燃料タンク11とキャップ51とは同じ材質でなくてもよい。
また、規制部材の移動を規制する移動規制部として移動規制リブ14を設けた例を示したが、燃料タンク11に溶着するキャップ51を移動規制部とすることもできる。
この発明の第1実施例である燃料タンクへの部品取付構造の要部を示す部分断面図である。 図1に示した燃料タンクへの部品取付構造の分解斜視図である。 この発明の第2実施例である燃料タンクへの部品取付構造の本体と規制部材とを示す拡大斜視図である。 この発明の第3実施例である燃料タンクへの部品取付構造の本体と規制部材とを示す拡大斜視図である。
符号の説明
11 燃料タンク
13 挿通孔
14 移動規制リブ(移動規制部)
21 ブラケット
22 部品取付水平部
23 取付切欠
24 垂直支持部
25 水平支持部
26 挿通孔
26a 円形挿通孔
26b リブ挿通孔
27 リブ
31 本体
32 フランジ部
33 脚部
33a ガイド面
34 方向規制リブ
35 弾性係合部
35a 係合部分
36 貫通孔
37 溝
37a 水平溝部
37b 垂直溝部
38 傾斜溝
41 規制部材
42 水平部
43 折り曲げ部
43a 折り曲げ部分
44 折り曲げ部
44a 折り曲げ部
45 クリップ(規制部材)
45a 水平保持部
45b 傾斜連結部
46 規制部材
47 係合片部
47a 挿入切欠
48 係止片部
51 キャップ(蓋部材)

Claims (2)

  1. 樹脂製の燃料タンクの内側に位置し、前記燃料タンクに設けた挿通孔の径よりも大きい径のフランジ部、および、このフランジ部から前記燃料タンクの外側へ突出する脚部を有し、前記燃料タンクの外側へ突出した前記脚部に、前記燃料タンクの外面に沿う貫通孔あるいは溝が設けられた本体と、前記燃料タンクに設けた前記挿通孔の径よりも長さが長く金属で構成した規制部材と、を用いて前記燃料タンクに前記本体を取り付け、前記燃料タンクの外側へ突出した前記脚部の貫通孔あるいは溝へ前記規制部材を装着して前記規制部材の一部を前記燃料タンクへ当接させることにより、前記本体を、前記燃料タンクの内側へ移動するのを規制して前記燃料タンクに取り付ける、燃料タンクへの部品取付構造であって、
    前記脚部に、前記燃料タンクに設けた前記挿通孔の外側の縁に弾性的に係合する弾性係合部を一体的に設け、
    前記燃料タンクの外側に位置する前記脚部および前記規制部材を覆い、前記燃料タンクの外側面に溶着される蓋部材を設け、
    前記部品が、前記燃料タンク内に取り付ける部品を取り付けるブラケットであることを特徴とする燃料タンクへの部品取付構造。
  2. 請求項1に記載の燃料タンクへの部品取付構造において、
    前記燃料タンクの外側に、前記規制部材が前記脚部の軸と直交する方向へ移動するのを規制する移動規制部を設けた、
    ことを特徴とする燃料タンクへの部品取付構造。
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