JP2009035038A - 容器ホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】外径の異なる容器を倒れないように保持する場合に、部品点数及び組み立て工数を削減して、製造コストを安価にする。
【解決手段】容器ホルダ1は、容器を収容する有底筒状の収容部2が設けられた容器ホルダ本体3と、容器を保持する保持部材4とを備えている。収容部2の周壁部には、貫通孔13が形成されている。保持部材4は、収容部2の周壁部の外側で容器ホルダ本体3に固定される固定部40と、収容部2の貫通孔13から収容部2内へ突出する当接部41と、固定部40及び当接部41を連結する連結部42とを一体成形してなる。連結部42は、当接部41を収容部2内へ向けて付勢するように構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】容器ホルダ1は、容器を収容する有底筒状の収容部2が設けられた容器ホルダ本体3と、容器を保持する保持部材4とを備えている。収容部2の周壁部には、貫通孔13が形成されている。保持部材4は、収容部2の周壁部の外側で容器ホルダ本体3に固定される固定部40と、収容部2の貫通孔13から収容部2内へ突出する当接部41と、固定部40及び当接部41を連結する連結部42とを一体成形してなる。連結部42は、当接部41を収容部2内へ向けて付勢するように構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、飲料等が入った容器を倒れないように保持する容器ホルダに関し、特に、外径の異なる容器をそれぞれ保持できるようにする構造の技術分野に属する。
従来より、自動車等の車室内には、飲料が入った容器を倒れないように保持するための容器ホルダが配設されている。この種の容器ホルダとして、例えば、特許文献1に開示されているように、外径の異なる複数種の容器をそれぞれ保持可能に構成されたものが知られている。この容器ホルダは、容器を収容する有底筒状に形成された収容部と、収容部の外側に取り付けられる容器保持ユニットとを備えている。収容部の周壁部には、貫通孔が形成されている。容器保持ユニットは、収容部の貫通孔から収容部内へ突出して容器の側面に当接する当接部材と、当接部材を収容部の外側で収容するケースと、当接部材を収容部内へ向けて付勢するスプリングとを備えている。従って、径の小さい容器を収容部に収容した場合には、当接部材が収容部内に大きく突出したまま容器の側面に当接し、容器が保持される。一方、径の大きい容器を収容部に収容した場合には、容器の側面によって当接部材が収容部の外側へ向けて押され、スプリングの付勢力に抗して変位する。これにより、径の大きい容器も保持される。
特開2006−1428号公報
ところが、特許文献1の容器ホルダでは、容器保持ユニットがケース、当接部材及びスプリングを有するものなので、部品点数が多く、組み立てに要する工数が増大し、製造コストが高くなってしまう。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外径の異なる容器を倒れないように保持する場合に、部品点数及び組み立て工数を削減して、製造コストを安価にすることにある。
上記目的を達成するために、第1の発明では、容器を収容する有底筒状の収容部が設けられた容器ホルダ本体と、該収容部に収容された容器を保持する保持部材とを備えた容器ホルダにおいて、上記収容部の周壁部には、貫通孔が形成され、上記保持部材は、上記収容部の外側で上記容器ホルダ本体に固定される固定部と、上記収容部の貫通孔から該収容部内へ突出し上記容器の側面に当接する当接部と、上記固定部及び上記当接部を連結する連結部とを一体成形してなり、上記連結部は、上記当接部を上記収容部内へ向けて付勢するように構成されているものとする。
第2の発明では、第1の発明において、容器ホルダ本体は、収容部の外側に取り付けられるセット部材を有し、保持部材の固定部は、上記セット部材に固定される構成とする。
第1の発明によれば、容器ホルダ本体に固定される固定部と、収容部の貫通孔から収容部内へ突出する当接部と、これら固定部及び当接部を連結する連結部とで保持部材を構成し、連結部によって当接部を収容部内へ向けて付勢するようにしたので、容器の外径に対応するように当接部が変位して該容器の側面に当接することになり、外径の異なる容器をそれぞれ保持することができる。そして、保持部材の固定部、当接部及び連結部を一体成形したので、部品点数及び組み立て工数を削減でき、製造コストを安価にすることができる。
第2の発明によれば、容器ホルダ本体の収容部の外側に取り付ける別体のセット部材に保持部材の固定部を固定するようにしたので、収容部の周壁部に、保持部材の固定用の形状を設定せずに済む。これにより、収容部の形状をシンプルにすることができ、成形不良の発生を抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る容器ホルダ1を示すものである。この容器ホルダ1は、自動車の車室内に配設されるものであり、2つの収容部2、2を有する容器ホルダ本体3と、収容部2に収容された容器を保持する複数の保持部材4、4、…とを備えている。容器ホルダ本体3は、図2にも示すように、収容部2、2をそれぞれ外側から覆うように形成された2つのセット部材5、5を有している。保持部材4は、セット部材5に固定された状態で容器ホルダ本体3に取り付けられるようになっている。尚、この容器ホルダ1で保持する容器としては、例えば、コップ、缶、ペットボトル等が挙げられる。
図1は、本発明の実施形態1に係る容器ホルダ1を示すものである。この容器ホルダ1は、自動車の車室内に配設されるものであり、2つの収容部2、2を有する容器ホルダ本体3と、収容部2に収容された容器を保持する複数の保持部材4、4、…とを備えている。容器ホルダ本体3は、図2にも示すように、収容部2、2をそれぞれ外側から覆うように形成された2つのセット部材5、5を有している。保持部材4は、セット部材5に固定された状態で容器ホルダ本体3に取り付けられるようになっている。尚、この容器ホルダ1で保持する容器としては、例えば、コップ、缶、ペットボトル等が挙げられる。
容器ホルダ本体3は、樹脂材料を射出成形してなるものであり、平面視で所定方向に長い形状となっている。容器ホルダ本体3の上部には、略水平に延びる矩形状の上板部10が設けられている。2つの収容部2、2は、互いに同じ形状とされ、容器ホルダ本体3の長手方向に並んでいる。各収容部2は、上板部10から下方へ膨出する有底円筒形状に形成され、上板部10の上面に円形に開口している。収容部2の内径は、径が大きめの容器が収容できる程度に十分に大きく設定されている。
また、容器ホルダ本体3には、2つの収容部2、2の互いに最も接近した部位同士が連続するように連続部11が設けられている。この連続部11は、収容部2の上下方向両端に亘って形成されている。また、各収容部2の周壁部には、3つの貫通孔13、13、13が周方向に略等間隔に形成されている。これら貫通孔13、13、13は、略矩形状とされ、図2に示すように、収容部2の上下方向中央部近傍に位置付けられている。また、収容部2の底壁部には、その下面から下方へ突出する2つのボス14、14が互いに間隔をあけて設けられている。これらボス14、14には、後述するタッピングスクリューS、Sが下方から螺合するようになっている。また、収容部2の底壁部の下面には、リブ15が突設されている。このリブ15は、ボス14、14を連結するように収容部2の径方向に延びている。リブ15の突出高さは、ボス14、14の突出高さと略同じに設定されている。
セット部材5は、樹脂材料を射出成形してなるものであり、収容部2を外側から覆う有底筒状をなしている。これらセット部材5は互いに同じ形状であるため、一方のセット部材5の構造について詳細に説明する。図3に示すように、セット部材5の周壁部には、収容部2の連続部11に対応する部位に、連続部11を避けるように矩形の切欠部20が形成されている。また、セット部材5の周壁部には、収容部2の3つの貫通孔13、13、13にそれぞれ対向する3箇所に、平坦面部21、21、21が形成されている。各平坦面部21は、セット部材5の周壁部の上端部から下端部に亘っている。平坦面部21の上端部近傍には、係止孔22が該平坦面部21を貫通するように形成されている。この係止孔22は、図2に示すように、収容部2の貫通孔13よりも小さい略矩形状とされている。平坦面部21の係止孔22よりも下方には、貫通孔23が形成されている。この貫通孔23は、収容部2の貫通孔13と対向するように配置され、該貫通孔13よりも大きい矩形状となっている。
図3にも示すように、平坦面部21の内面には、上端部近傍に、保持部材4の受け部25が設けられている。受け部25は、係止孔22の両側縁部近傍からセット部材5の内方へ向けて突出して上下方向に延びる第1側板部25a及び第2側板部25bと、第1側板部25aの突出方向先端部から第2側板部25bへ向けて突出して上下方向に延びる第1縦板部25cと、第2側板部25bの突出方向先端部から第1側板部25aへ向けて突出して上下方向に延びる第2縦板部25dとを備えている。第1側板部25aと第2側板部25bとは略平行である。また、第1縦板部25cと第2縦板部25dとの突出方向先端部の間には、隙間が形成されている。第1縦板部25cの突出方向先端部は、下側へ行くほど第2縦板部25dに接近するように形成され、第2縦板部25dの突出方向先端部は、下側へ行くほど第1縦板部25cに接近するように形成されている。
セット部材5の周壁部の内面には、平坦面部21以外の部位に、セット部材5の内方へ突出して上下方向に延びる複数のリブ27、27、…が、周方向に互いに間隔をあけて形成されている。リブ27の突出高さは、上端部に近づくほど低くなっており、図2に示すように、リブ27の上部を除く部分が収容部2の周壁部外面に接触するようになっている。
また、セット部材5の底壁部には、上方から見て受け部25と重複する各箇所に、孔部29が底壁部を貫通するように形成されている。これら孔部29は、セット部材5を成形する際の成形型(図示せず)を抜くための型抜き用の孔部である。また、セット部材5の底壁部の中央寄りの部位には、2つの締結孔30、30が、収容部2のボス14、14と一致するように形成されている。これら締結孔30、30にタッピングスクリューS、Sが挿通するようになっている。
保持部材4、4、…は、互いに同じ構造であるため、そのうちの1つについて詳細に説明する。保持部材4は、図2及び図4に示すように、セット部材5に固定される固定部40と、収容部2の貫通孔13から収容部2内へ突出する当接部41と、固定部40及び当接部41を連結する連結部42とを備えている。これら固定部40、当接部41及び連結部42は、例えばPOM等の弾性を有する樹脂材料を用いて一体成形されている。保持部材4は、固定部40が上に位置し、当接部41が下に位置するようにしてセット部材5に固定されるようになっている。
固定部40は、矩形の板状をなしている。固定部40の幅は、受け部25の第1側壁部25aと第2側壁部25bとの離間寸法よりも若干狭く設定されている。図2に示すように、固定部40の中央部近傍には、爪部43が突設されている。また、図4に示すように、固定部40には、爪部43の両側方及び下方を囲むようにコ字状のスリット44が形成されている。このスリット44によって、爪部43が固定部40の厚み方向に変位可能となっている。
当接部41は、爪部43の突出方向と反対側へ向けて突出する山型をなしており、この山型の部分が、収容部2の貫通孔13から収容部2内へ突出するようになっている。当接部41の外形は、貫通孔13よりも若干小さい矩形状とされている。当接部41の収容部2内へ向く面には、当接部41を構成する樹脂材料よりも柔らかい樹脂材料によるコーティング層45が設けられている。当接部41の下端部には、下方へ突出するストッパ46が設けられている。このストッパ46は、保持部材4を容器ホルダ本体3に組み付けた際に、貫通孔13の下縁部に収容部2の外側から当たって当接部41が収容部2内へ入りすぎないように規制するためのものである。尚、当接部41のコーティング層45は、省略してもよい。
連結部42は、当接部41を収容部2内へ向けて付勢するバネ性を有しており、固定部40の下端部から当接部41の上端部まで延びる棒状をなしている。連結部42の上半部は、爪部43の突出方向へ向けて下降傾斜して延び、連結部42の下半部は、当接部41の突出方向へ向けて下降傾斜して延びている。従って、連結部42は、爪部43の突出方向へ向けて屈曲している。
次に、容器ホルダ1の組み立てについて説明する。まず、図5に示すように、3つの保持部材4、4、4を各セット部材5に組み付ける。すなわち、保持部材4の固定部40を、セット部材5の受け部25の上方から下方へ移動させて第1側壁部25aと第2側壁部25bとの間へ挿入していく。固定部40が受け部25に完全に挿入されると、固定部40は、第1側板部25a、第2側板部25b、第1縦板部25c及び第2縦板部25dによって囲まれた状態で保持されるとともに、爪部43がセット部材5の係止孔22に入り込んで係止孔22の周縁部に係止する。これにより、保持部材4がセット部材5に固定される。このとき、連結部42の上下方向中間部が上記のように屈曲しているので、図2に示すように、セット部材5の貫通孔23内に位置する。
上記のようにしてセット部材5に3つの保持部材4、4、4を組み付けた後、図2に示すように、そのセット部材5を容器ホルダ本体3に組み付ける。すなわち、各保持部材4の当接部41が収容部2の貫通孔13に入るように、セット部材5を容器ホルダ本体3に対し位置決めして、セット部材5内に収容部2を挿入していく。このとき、セット部材5のリブ27の高さが上端部に近づくほど低くなっているので、セット部材5内に収容部2を挿入していくだけで、リブ27の形状によって収容部2がセット部材5の中心部分へ案内されることになる。
収容部2をセット部材5内へさらに深く挿入していくと、収容部2の底壁部のリブ15がセット部材5の底壁部に接触し、挿入方向の位置決めがなされる。このとき、セット部材5のリブ27が収容部2の外面に接触してセット部材5と収容部2との径方向の位置決めがなされるとともに、保持部材4の当接部41が連結部42の付勢力によって貫通孔13から収容部2内へ向けて突出する。このとき、ストッパ46が貫通孔13の下縁部に当たって当接部41の突出量が所定量となるように規制される。そして、タッピングスクリューS、Sを締結孔30、30に挿通して、ボス14、14に螺合させることで、セット部材5が収容部2に締結され、保持部材4が収容部2の外側でセット部材5を介して容器ホルダ本体3に固定された状態となる。
上記のように構成された容器ホルダ1を使用する場合について説明する。まず、小径の容器を収容部2に収容する場合には、連結部42の付勢力によって当接部41が収容部2内に向けて大きく突出した状態となって容器の側面に当接する。これにより、容器が収容部2内で倒れないように保持される。一方、大径の容器を収容部2に収容する場合には、当接部31が容器によって収容部2の外方へ向けて押され、連結部42の付勢力に抗して外方へ変位して容器の側面に当接し、容器が収容部2内で倒れないように保持される。
以上説明したように、この実施形態1に係る容器ホルダ1によれば、保持部材4を容器ホルダ本体3に固定される固定部40と、収容部2の貫通孔13から収容部2内へ突出する当接部41と、これら固定部40及び当接部41を連結する連結部42とで構成し、連結部42によって当接部41を収容部2内へ向けて付勢するようにしたので、容器の外径に対応するように当接部41が変位して該容器の側面に当接することになり、外径の異なる容器をそれぞれ保持することができる。そして、保持部材4の固定部40、当接部41及び連結部42を一体成形しているので、部品点数及びその組み立て工数を削減でき、製造コストを安価にすることができる。
また、容器ホルダ本体3の収容部2の外側に取り付ける別体のセット部材5に保持部材4を固定するようにしたので、収容部2の周壁部に、保持部材4の固定用の形状を設定せずに済む。これにより、収容部2の形状をシンプルにすることができ、成形不良の発生を抑制できる。
尚、セット部材5は、収容部2に対し溶着するようにしてもよい。
《発明の実施形態2》
図6は、本発明の実施形態2に係る容器ホルダ1を下側から見た図である。この実施形態2の容器ホルダ1は、容器ホルダ本体3がセット部材を有していない点で、実施形態1のものと異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
図6は、本発明の実施形態2に係る容器ホルダ1を下側から見た図である。この実施形態2の容器ホルダ1は、容器ホルダ本体3がセット部材を有していない点で、実施形態1のものと異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
すなわち、容器ホルダ本体3の収容部2の外面に保持部材4が固定されるようになっている。収容部2の周壁部には、実施形態1と同様に、3つの貫通孔13、13、13が周方向に間隔をあけて形成されている。収容部2の周壁部の外面には、上部近傍に受け部50が設けられている。受け部50は、収容部2の周壁部と上板部10との境界部分から収容部2外方へ向けて突出する第1側板部50a及び第2側板部50bと、第1側板部50aの突出方向先端部から第2側板部50bへ向けて突出して上下方向に延びる第1縦板部50cと、第2側板部50bの突出方向先端部から第1側板部50aへ向けて突出して上下方向に延びる第2縦板部50dとを備えている。第1縦板部50cと第2縦板部50dの下端部同士は棒状部50eによって連結されている。また、第1側板部50aの突出方向中央部には、第2側板部50b側へ向けて突出する第1中間板部50fが設けられている。第2側板部50bの突出方向中央部には、第1側板部50a側へ向けて突出する第2中間板部50gが設けられている。
収容部2の周壁部の外面には、貫通孔13の両側部近傍に、ストッパ収容部55、55が設けられている。ストッパ収容部55は、収容部2の周壁部から収容部2の外方へ向けて突出して上下方向に延びる第1板部55aと、第1板部55aの上端部と周壁部とを連結するように延びる第2板部55bと、第1板部55aと第2板部55bとを連結するように延びる第3板部55cとで構成されている。
また、保持部材4は、図7にも示すように、実施形態1のものと同様に、固定部40、当接部41及びこれらを連結する連結部42を一体成形してなるものである。当接部41の両側部から側方へ突出するように一対のストッパ47、47が設けられている。
上記保持部材4を容器ホルダ本体3に組み付ける際には、固定部40を受け部50の下方から上方へ移動させて、第1縦板部50cと第1中間板部50fとの間、第2縦板部50dと第2中間板部50gとの間に挿入していく。また、ストッパ47、47をストッパ収容部55、55にそれぞれ収容する。固定部40が受け部50に完全に挿入されると、固定部40は、第1縦板部50cと第1中間板部50fとに挟まれるとともに、第2縦板部50dと第2中間板部50gとで挟まれ、さらに、爪部43が棒状部50eに係止する。これにより、保持部材4がセット部材5に固定される。この状態で、保持部材4の当接部41が連結部42の付勢力によって貫通孔13から収容部2内へ向けて突出する。このとき、ストッパ47、47が貫通孔13の周縁部に当たって当接部41の突出量が所定量となるように規制される。
以上説明したように、この実施形態2に係る容器ホルダ1によれば、保持部材4の当接部41を連結部42によって収容部2内へ向けて付勢するようにしたので、外径の異なる容器を保持することができる。そして、保持部材4の固定部40、当接部41及び連結部42を一体成形しているので、部品点数及びその組み立て工数を削減でき、製造コストを安価にすることができる。
また、保持部材4を容器ホルダ本体3の収容部2に直接組み付けるようにしたので、実施形態1のものに比べて部品点数を削減できる。
尚、上記実施形態1、2では、容器ホルダ本体3に2つの収容部2がある場合について説明したが、これに限らず、収容部2の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、上記実施形態1、2では、1つの収容部2に対し保持部材4を3つ設けるようにしたが、これに限らず、保持部材4の数は、2つ以下であってもよいし、4つ以上であってもよい。
以上説明したように、本発明に係る容器ホルダは、例えば、車両の室内に配設するのに適している。
1 容器ホルダ
2 収容部
3 容器ホルダ本体
4 保持部材
5 セット部材
40 固定部
41 当接部
42 連結部
2 収容部
3 容器ホルダ本体
4 保持部材
5 セット部材
40 固定部
41 当接部
42 連結部
Claims (2)
- 容器を収容する有底筒状の収容部が設けられた容器ホルダ本体と、該収容部に収容された容器を保持する保持部材とを備えた容器ホルダにおいて、
上記収容部の周壁部には、貫通孔が形成され、
上記保持部材は、上記収容部の外側で上記容器ホルダ本体に固定される固定部と、上記収容部の貫通孔から該収容部内へ突出し上記容器の側面に当接する当接部と、上記固定部及び上記当接部を連結する連結部とを一体成形してなり、
上記連結部は、上記当接部を上記収容部内へ向けて付勢するように構成されていることを特徴とする容器ホルダ。 - 請求項1に記載の容器ホルダにおいて、
容器ホルダ本体は、収容部の外側に取り付けられるセット部材を有し、
保持部材の固定部は、上記セット部材に固定されることを特徴とする容器ホルダ。
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