JP4528340B2 - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

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Description

この発明はパチンコ機の入賞開口部に開閉扉部材を備え、V入賞口と一般入賞口を備えたパチンコ機の入賞装置に関する。
従来のパチンコ機の遊技盤に備えた入賞装置で、一般に「アタッカー形式」と呼ばれる入賞装置がある。
従来のアタッカー形式の入賞装置として、特開2000−300749公報、特開平11−206980号公報等がある。前者の入賞装置では、一般入賞口とV入賞口が大入賞口の左右両隅に位置し、球通路はなく、球は開閉扉から直接中央の誘導片に導かれ、誘導片で一般入賞口とV入賞口に振り分けるようにしてある。
また、後者の入賞装置では、一般入賞口とV入賞口との間に球通路片が設けられ、誘導片は遊技球が衝突する当接面を持ち、球通路奥側にあり、その当接面の角度を変化させることにより、一般入賞口とV入賞口に振り分けるようにしてある。
そして、一定の遊技条件が満たされることにより開閉部材を開いて入賞開口部を開き、入賞球が一定時間内にV入賞口に入賞することを条件として開閉部材の開放状態を引き続き保持すること、電磁ソレノイドでV入賞口と一般入賞口との中間の誘導片を切替えてV入賞口又は一般入賞口へ振り分けるものがで開示されている。
また、その入賞装置において、開閉部材を開閉する手段として、開閉部材の軸を開口部の軸受け凹部に回動可能に軸支し、かつ開閉部材の係合ピンに電磁ソレノイドのプランジャーで作用される連動部材が係合され、ソレノイドの作動により開閉部材を開放し、リターンバネにより開閉部材を閉じることが開示されている。
特開2000−300749公報 特開平11−206980号公報
上記入賞装置では、いずれも遊技球を振り分ける誘導片は左右の一般入賞口とV入賞口のいずれかに切替えていずれかの面で常に球を誘導するものであるから、誘導片は常時使用され、その振分け誘導片には常に球が当たり負荷がかかるので、長期の使用で誘導片にガタを生じることがある。従来の中央の誘導片で球を振り分ける構造ものは、一般入賞口とV入賞口は大入賞口の左右に配置せざるをえず、V入賞口の位置を大入賞口の中央に設けることはできなかった。
また、開閉部材の開閉を駆動手段により行うが、開閉扉板が長期間繰り返し開閉されることによりがたを生じやすく、開閉扉板を正確な開位置に止めることが難しくなるなどの問題がある。
この発明はこのような問題点を解消するもので、開閉扉部材を開いた位置に正確に受止めでき、開閉扉部材を扉支持部材を利用して箱体に簡単かつコンパクトに装着できるパチンコ機の入賞装置を提供することを目的とする。
この発明の請求項1のパチンコ機の入賞装置は、入賞開口部を有し、背面に箱体を備え 装置本体と、前記装置本体の前記入賞開口部を開閉する開閉扉部材とを備えたパチンコ機の入賞装置であって、前記箱体は、両側より少し内側に区画壁を設けて、中央に広い球 誘導室と、該球誘導室の両側に区画室とを区画し、 前記開閉扉部材は、両側に側壁を備 え、該両側の側壁に支軸が設けられ、かつ、その側壁の片側には駆動手段の連動部材を連 繋させるための作用軸を備えるものであり、前記開閉扉部材の支軸を回動可能に軸支する 軸受け部と、前記箱体に取り付ける取付け部とを備える一対の扉支持部材を備え、前記一 対の扉支持部材は、前記装置本体の前記入賞開口部を通じて、前記開閉扉部材を軸支する とともに、前記箱体の両側の区画室に前面から脱着可能に取付けられていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1記載のパチンコ機の入賞装置において、前記開閉扉部材 は、両側の側壁後端にストッパー部を備え、前記一対の扉支持部材には、前記開閉扉部材 が開いた位置で前記開閉扉部材の前記ストッパー部を受け止めるためのストッパー部を備 えるものである。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のパチンコ機の入賞装置において、前記一 対の扉支持部材は、前記取付け部の後端に係止部を備え、前記箱体は、両側の前記区画室 に係止孔を備え前記扉支持部材の係止部を前記区画室の前記係止孔に弾性を利用して前 面から垂直方向に脱着可能に取付けたものである。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のパチンコ機の入賞装置におい て、前記一対の扉支持部材は、前記開閉扉部材を回動可能に軸支し、かつ駆動側の前記扉 支持部材に前記開閉扉部材の作用軸をガイドするためのガイド孔を設け、前記ガイド孔に 挿入された前記作動軸に前記駆動手段の前記連動部材を連繋して備えるものであり、前記 駆動手段の作動により前記開閉扉部材の前記作用軸を前記扉支持部材の前記ガイド孔に沿 って作動し、前記開閉扉部材を開閉可能に設けたものである。
この発明の請求項のパチンコ機の入賞装置は、入賞開口部を有する装置本体と、前記入賞開口部を開閉する開閉扉部材を備えたパチンコ機の入賞装置であって、両側壁に支軸を備えかつ後端にストッパー部を備え、駆動側には作用軸を備えた開閉扉部材と、前記開閉扉部材の支軸を回動可能に軸支する軸受け部と、扉部材が開いた位置で前記扉部材のストッパー部を受け止めうるストッパー部および箱体に垂直方向に脱着する取付け部を備えた一対の扉支持部材と、該扉支持部材のうち駆動側には扉部材の作用軸をガイドするためのガイド孔を設け、前記開閉扉部材の作動軸に連動部材を介して駆動手段を設け、一対の扉支持部材間に開閉扉部材を回動可能に軸支するとともに駆動手段による連動部材の作動により開閉扉部材の作用軸を扉支持部材のガイド孔に沿って作動可能に設け、開閉扉部材の開動作時に、扉部材のストッパー部を開いた位置で扉支持部材のストッパー部に受け止めうるようにしたことを特徴とするものである。
請求項の発明は、請求項5に記載のパチンコ機の入賞装置において、前記扉支持部材の後端に係止部を設け、かつ前記箱体の両側に係止孔を設け、前記扉支持部材の前記係止部を前記係止孔に垂直方向に脱着可能に取付けたものである。
請求項7の発明は、請求項5に記載のパチンコ機の入賞装置において、前記パチンコ機 の入賞装置は、前記入賞開口部の背面に箱体を備え、さらに、前記箱体は、両側より少し 内側に区画壁を設けて、中央に広い球誘導室と、該球誘導室の両側に区画室を有するもの である。
請求項8の発明は、請求項5に記載のパチンコ機の入賞装置において、前記一対の扉支 持部材は、前記装置本体の前記入賞開口部を通じて、前記開閉扉部材を軸支するとともに 、前記箱体の両側の区画室に脱着可能に取付けられているものである。
この発明のパチンコ機の入賞装置は、入賞開口部を有する装置本体と、前記入賞開口部を開閉する開閉扉部材を備えたパチンコ機の入賞装置であって、該入賞開口部の後方に左右いずれかへ傾斜した球通路と、該球通路の後壁であって、球通路の上流側に少なくとも球が転入しうる空間をあけた位置にV入賞口と、球通路の下流側に一般入賞口とを設けた球誘導室と、該V入賞口と一般入賞口との間に該V入賞口の下部を遮り又は球通路を遮るように垂直軸で回動可能に備えた弓型球誘導片と、該球誘導片をV入賞口を遮る位置又は前記球通路を遮る位置に切り換えるための第1の駆動手段と、両側壁に支軸を備えかつ後端にストッパー部を備え、駆動側には作用軸を備えた開閉扉部材と、前記開閉扉部材の支軸を回動可能に軸支する軸受け部と、扉部材が開いた位置で前記扉部材のストッパー部を受け止めうるストッパー部および箱体に垂直方向に脱着する取付け部を備えた一対の扉支持部材と、該扉支持部材のうち駆動側には扉部材の作用軸をガイドするためのガイド孔を設け、前記開閉扉部材の作動軸に連動部材を介して第2の駆動手段を設け、一対の扉支持部材間に開閉扉部材を回動可能に軸支するとともに駆動手段による連動部材の作動により開閉扉部材の作用軸を扉支持部材のガイド孔に沿って作動可能に設けることができる。
の発明の構成によれば、箱体に取り付けた一対の扉支持部材間に開閉扉部材を回動可能に軸支して、駆動手段による連動部材の作動により開閉扉部材の作用軸を作動可能に設けて開閉扉部材の開閉動作時に、開閉扉部材のストッパー部を開位置で扉支持部材のストッパー部に確実に受け止めでき、かつ、開閉扉部材を扉支持部材を利用して箱体に簡単かつコンパクトに装着できる。
の発明の構成によれば、一対の扉支持部材を後端の係止部で箱体の両側の係止孔に垂直方向に脱着可能取付けるので、入賞装置全体の横方向の幅をコンパクト化でき、かつビス等の部品点数を減らすことができる。
上記構成によれば、球誘導室に左右いずれかへ傾斜して球通路を設けたので、遊技球は球通路を一方向へ流下する。その球通路の上流側に少なくとも球が転入しうる空間をあけてV入賞口を設け、下流に一般入賞口を設け、そして、球通路の途中において、駆動手段で球誘導片をV入賞口を遮る位置又は前記球通路を遮る位置に切り換える。球誘導片をV入賞口を遮る位置に切り換え時には球通路を上流から流下する球をそのまま下流へ流下して下流側の一般入賞口へ導き、球誘導片を球通路を遮る位置に切り換えた時にV入賞口に球を誘導できる。特定の条件のときだけ、前記のように球誘導片で球をV入賞口へ入れる。球誘導片はV入賞口の下部を遮り、その上面を通じてV入賞口に球が入りうる。
また、箱体に取り付けた一対の扉支持部材間に開閉扉部材を回動可能に軸支するとともに駆動手段による連動部材の作動により開閉扉部材の作用軸を扉支持部材のガイド孔を介して作動可能に設けて開閉扉部材の開閉動作時に、開閉扉部材のストッパー部を開閉位置で扉支持部材のストッパー部に確実に受け止めできる。
この発明によれば、駆動手段による連動部材の作動により開閉扉部材の作用軸を扉支持部材のガイド孔に沿って作動して開閉扉部材を開閉でき、しかもこの扉部材を開閉位置で扉支持部材のストッパー部に確実に受け止めできる。また、一対の扉支持部材を後端の係止部で箱体の両側の係止孔に垂直方向に脱着可能取付けるので、入賞装置全体のコンパクト化を図ることができる。
この発明によれば、球通路を一方向へ傾斜して遊技球を一方向へ流下でき、球通路の途中の球誘導片を第1の駆動手段でV入賞口を遮る位置又は前記球通路を遮る位置に切り換えて、球誘導片をV入賞口を遮る位置に切り換え時(非動作時)には球は球通路を通じて下流へ流下し、球通路を遮る位置に切り換え時にはV入賞口のみに球を誘導できる。また、第2の駆動手段による連動部材の作動により開閉扉部材の作用軸を扉支持部材のガイド孔に沿って作動して開閉扉部材を開閉できる。
以下に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明のパチンコ機の入賞装置(扉閉状態)を示す斜視図、図2は取付け板を除いた入賞装置(扉閉状態)を示す斜視図、図3は同分解斜視図、図4は箱体の正面図、図5は開閉扉部材を開き、球誘導片が閉位置にある状態の斜視図、図6は開閉扉部材を開き、球誘導片が開位置にある状態の斜視図、図7は開閉扉部材を開き、球誘導片が閉位置にある時の球の流れを示す斜視図、図8は開閉扉部材を開き、球誘導片が開位置にある時の球の流れを示す斜視図、図9は球誘導片を収納時の要部断面図、図10は球誘導片を球通路に出した時の要部断面図、図11は球誘導片をソレノイドで閉じてV入賞口を遮る状態の斜視図、図12は球誘導片をソレノイドで開いて球通路を遮る状態の斜視図、図13は開閉扉部材をソレノイドで閉じた状態の斜視図、図14は開閉扉部材をソレノイドで開いた状態の斜視図、図15は開閉扉部材をソレノイドで閉じた状態の断面図、図16は開閉扉部材をソレノイドで開いた状態の断面図、図17は開閉扉部材の取付け構造を示す断面図、図18は球誘導片の取付け構造を示す断面図、図19は箱体の一般入賞口部の断面図である。
図1乃至図8において、パチンコ機の入賞装置の装置本体1は、パチンコ機の遊技板に装着できる取付け板2と、その取付け板の裏面に取り付け、内部に球誘導室を設けた箱体30と、その裏面に取り付ける裏カバー80との組み合わせで構成されている。前記取付け板2には長方形の入賞開口部(大入賞口)3が設けられ、その入賞開口部3を開閉する開閉扉部材10が備えられている。
この発明は、入賞開口部3を有する装置本体1と、前記入賞開口部3を開閉する開閉扉部材10を備えたパチンコ機の入賞装置において、球誘導室の球通路の構成、V入賞口の位置、球を誘導する球誘導片の構成、開閉扉部材の取付け構造、その開閉構造等を独自の構造としたものである。
取付け板2には長方形の入賞開口部(大入賞口)3が設けられ、その両側下部に開閉扉部材10を支承した扉支持部材20の軸受け部21に被せる覆い部6が形成されている。7は取付け孔である。
10は入賞開口部3に略合致する長方形の板状の開閉扉部材で、その両側の側壁11の前面下部に支軸12が設けられ、かつ扉部材の側壁の後端にはストッパー部13が形成され、かつ、駆動側の側壁の下部には作用軸14が設けられる。
前記開閉扉部材10にはその内面に球通路37の上流側に球を誘導する誘導リブ15と、内面両端に側壁11として補強リブ兼球こぼれ防止壁とが設けられている。その補強リブ兼球こぼれ防止壁11には、後端上面に扉部材の開時のストッパー部13が設けられている。
扉部材の内面の誘導リブ15は、遊技球を球通路37の上流部に向けて斜めに伸びて、球が乗り越えうる高さに形成され、上方から開いた扉部材の内面に落下した遊技球がリブに沿って誘導され、或いはリブを飛び越えて球通路へ転入する。扉部材の背面は傾斜面16を設けてある。
20は一対の板状の扉支持部材で、前記開閉扉部材の支軸を回動可能に軸支する軸受け部21と、扉部材が開いた位置で前記扉部材のストッパー部13を受け止めうるストッパー部22および装置本体に垂直に取り付ける取付け部23が備えられている。扉支持部材20には、扉開時の際、扉部材に設けたストッパー部13が当接するようなストッパー部22が設けられている。
図17に示すように、扉支持部材の下部に前記支持軸12を嵌合支持する凹部状の軸受け部21が設けられ、かつ上部内側には対向側に突出して凸状のストッパー部22が形成され、かつ後端に取付け部23が形成されている。扉支持部材の取付け部23としては、係止部が設けられている。係止部は先端を鉤型として、後述の箱体30の係止孔51に弾性を利用して挿入して脱着可能に係合できるようにしてある。扉支持部材20は、箱体に対して垂直方向に係止によって固定するので、横方向にコンパクト化を図ることができる。又部品点数を減らすことができるので、組み付けやすくなる。
また、駆動側の扉支持部材20には、前記作用軸14を挿通してガイドするガイド孔24が縦方向に形成されている。ガイド孔24は扉支持部材20に縦方向に円弧状に設けられ、作用軸14のストロークの上限位置(扉部材の開位置)と下限位置(扉部材の閉位置)を規制できる。前記取付け部は係止部を係止孔に脱着する構成としたが、これに限られるものではなく、ねじ等で取着することもできる。
図3乃至図10において、30は箱体で、両側より少し内側に区画壁31、32を設けて区画し、中央に広い球誘導室33、両側に扉支持部材20を前面より挿入する区画室34、35と、後壁(衝突壁)36とにより構成され、その中央の球誘導室33には、下部に左右いずれかへ一方へ傾斜した球通路37と、球通路37の後壁36の奥側に、球通路の上流側に少なくとも球が転入しうる空間Aをあけた位置にV入賞口38と、球通路の下流側に一般入賞口39とが間隔をあけて設けられ、そのV入賞口38の近くに後述の球誘導片61をV入賞口38を遮る位置で受け止めるための受止め面40が設けられる。
一般入賞口およびV入賞口の前側に球通路37が設けてある。その球通路37は、正面(遊技者)から見て、左右どちらか一方にのみ傾斜している。V入賞口38は球通路37の中央部に設けられ、一般入賞口39はV入賞口より下流側に設けてある。一般入賞口39はV入賞口38より低い位置に設けられている。この構成とすることによりV入賞口38を球誘導室33の中央位置として、大入賞口の開閉扉部材10を開とすると、V入賞口38が入賞開口部の中央に現れ、一般入賞口39が下流端に現れ、斬新なものとできる。V入賞口の位置は中央或いはその近辺とするのが好ましい。
該V入賞口38の下部には球誘導片61を収納、開閉動作するために幅広の開口部38aとスペース41が設けられ、このスペース41に球誘導片61を収納時(ソレノイドの非動作時)には、V入賞口を遮り、球通路を流下する球の邪魔にはならず、球は球誘導片61の外面に沿って球通路を流下するように設ける。
球誘導片61は非動作時には連繋部が受止め面40a或いは後述のソレノイドのバネによる復帰位置で止められる。
箱体30の下部で、球誘導室33の下にV入賞用と一般入賞用検知センサーを並設する区画室42が形成される。区画室42はV入賞用と一般入賞用検知センサー58、59を入れるために区画されている。
図4乃至図8に示すように実施例では、球通路37は左側を高く、右側を低くして右下がりの傾斜としてあり、V入賞口38は球通路37の上流側に球が転入しうる空間Aをあけて後壁36の中央部に形成してある。遊技球が扉部材のリブで誘導されて球通路37の上流の空間に転入するとき、球誘導片に当たらないようにするのが好ましい。そして一般入賞口39はV入賞口38との間に後述の球誘導片61を備えた垂直軸60を備えるための間隔をあけて球通路の後壁36の下流端に形成されている。
V入賞口38は、球誘導片61で下部を遮る時、球が該入賞口に入りうるように縦長とする。すなわちV入賞口38は少なくとも球誘導片の厚みと球1個分の長さを合わせた長さ以上の長さが必要である。
また、球通路37の下流端の区画壁32には球を奥の一般入賞口39へ誘導するためのリブ43が設けられ、かつ球通路37から一般入賞口39まで、内方へ傾斜させた傾斜面(テーパー面)44が形成され、球通路を流下してた球がリブ43と傾斜面44で一般入賞口39に誘導される。リブ43は奥へ球を誘導するように傾斜面としてある。なお、45は上流端の区画壁に設けたリブである。
図19に示すように、一般入賞口39の前側(球一個分)の球通路には、遊技球が奥側に誘導されるように奥側に向かって、テーパーを設けてある。補助として、箱体の側面にも遊技球を奥側に誘導するようなリブ43が設けられている。
箱体30の後壁36の背面側で、V入賞口38と一般入賞口39の背面は球を排出する空間が設けられ、下面に球排出孔46、47が設けられ、箱体30の下部の区画室42にV入賞用検知センサー、一般入賞用検知センサーの検知孔58a、59aを球排出孔46、47に合致させて備え、その検知孔をV入賞口38と一般入賞口39の背面側に臨ませて球を検知できるようにしてある。48は他の球流下路で、箱体の背面側に凹部が設けられ、後述の裏カバーを合わせて構成される。
前記扉支持部材20を箱体30に取り付ける構造として、前記区画室34、35の壁49、50には扉支持部材を係合する係止孔51と、駆動側の壁50には第2の駆動手段75の連動部材78を挿通する挿通孔52が設けられる。
また、球誘導片を備えた垂直軸(枢軸)60を支持する構造として、箱体30の後面には、中央部に球誘導片の垂直軸を挿入支持する軸受け部53と、かつ連動部材78を支持する構造として、前記駆動側の区画室35の側壁と区画壁の後端にはソレノイドに関連する連動部材78の支軸部79を挿入支持する軸受け部54が設けられている。箱体30の中央の垂直軸60の軸受け部53として、上部の支持孔と下部の凹面とを設けて垂直軸60の上下を挿入し、また、箱体の駆動側の区画室35の側壁と区画壁の後端の軸受け部54として、凹面を設けて、連動部材の支軸部79を挿入し、裏カバー80を当てて垂直軸60、支軸部79を回動可能に軸支する。垂直軸60、支軸部79は凹面と裏カバーで挟むだけで、簡単に軸支することができる。また、箱体30の背面側の片側の区画室55にソレノイド70、75を臨ませる。56は取付け板2の背面にねじで取り付ける取付け部である。57は検知センサーに係止する係止爪である。
図3、図9乃至図12および図18において、60は球誘導片61を備えた垂直軸で、球誘導片の上部に第1駆動手段70に関連させる連繋部62が備えられている。
球誘導片61は少なくとも球を受止めできる厚みで、流下する球の中心を受けうるものである。球誘導片61は球の径よりは薄い厚みの弓型状の爪片で、片面が誘導面とされ、誘導面とは反対側に非動作時に後壁(衝突壁)の一部となるようなリブが設立してある。また、球誘導片のリブの一部が、ストッパーの役目も兼ねている。非動作時の際にも、遊技球がV入賞口に入賞する可能性を残すために、球誘導片の上部には、パチンコ球一個分通過できるスペースが設けられている。
該球誘導片61の垂直軸60はV入賞口と一般入賞口の間に鉛直方向として回動可能に軸支される。
この垂直軸60は箱体30にV入賞口と一般入賞口との間で、V入賞口の直ぐ横に上下を回動自由に支持し、V入賞口38の入口を遮る収納位置から球通路を遮る位置まで反時計方向に、又はその球を遮る位置から元のV入賞口を遮る収納位置まで時計方向にほぼ90度回動可能に備えられている。その球誘導片はV入賞口38の下部の開口部38aを通じて出入する。球誘導片61はV入賞口38の入口の開口部38aを通じてスペース41に入って壁に当たって止まり、V入賞口の入口を遮る。球誘導片61は衝突壁36の奥側に収納される。球誘導片61はその位置から開いて球通路37の上面に沿って進出してストッパー部が受止め面40に当接して止まり、球通路を流下する球を遮ってV入賞口へ誘導する。
球誘導片61は、非動作時には、V入賞口の入口の下部を遮る位置に存在して球通路を流下する球が入るのを遮り、球は球誘導片の外面を通過して流下する。球誘導片でV入賞口の下部を遮り収納した時でも、球誘導片の上面とV入賞口の上部との間に略球1個分の空間を開け、球が球誘導片の上を通ってV入賞口に入賞できるように設ける。球誘導片61が回動して球通路に出ると、球誘導片61の誘導面によってV入賞口に遊技球を誘導する。この発明の球誘導片は球通路を遮りV入賞口へ球を誘導する役目をするが、閉じているとき球が外部を通過するだけで、球誘導片で一般入賞口へ誘導するものではない。球誘導片の出入で球を振り分けることになる。
実施例では、弓型の球誘導片61が垂直軸の下部寄りに一体形成され、かつ該球誘導片61の上部にソレノイド70のプランジャーの鍔を挟むための連繋部62が略90度変位して一体に形成されている。弓型の球誘導片61はV入賞口側に球を誘導できるように彎曲し、その球誘導片61の片面を球誘導面61aとし、かつ反対面の外面にはリブ61bと外面の基部に球通路を遮る位置を確定するためのストッパー部63が設けられている。球誘導片61のストッパー部63が前記後壁36の受止め面40で受け止められて球通路37を遮る位置を確定することができる。球誘導片は、軸に一体成型されており、箱体30と裏カバー80で挟み込まれる形で、支持されている。
而して、球誘導片61を回動して球通路を遮る位置に出した時、反対面のストッパー部63が装置本体の受止め面40に当接して球通路を遮る位置を確定でき、かつ片面の球誘導面61aで球をV入賞口に確実かつ円滑に誘導できる。
球誘導片61をV入賞口を遮る位置に収納した時、球通路37に沿って流下する球は球誘導片の外側を通って流下するが、球誘導片の上面とV入賞口の上部との間に略球1個分の空間を開けてあるので、転動する球が球誘導片61の上を越えてV入賞口に入る可能性がある。
連繋部62として、ソレノイド70のプランジャーの鍔を挟むC型の連繋アームが垂直軸に一体に設けられ、そのC型の連繋アームの開口部よりプランジャーの鍔71aに横から嵌めて係合され、ソレノイドがオン動作時プランジャーの鍔で連繋アーム62の片側を引いて球誘導片を反時計方向(開方向)に回動し、逆にソレノイドがオフ時リターンバネによりその鍔で連繋アーム62の反対側を押して球誘導片を時計方向(閉方向)に回動するように設ける。また、球誘導片と連繋部は垂直軸と一体に成型したので、部品点数を減らすことができ、箱体にそれを支持するだけで組み付けやすい。
図11および図12において、球誘導片61を備えた垂直軸60をV入賞口を遮る位置と前記球通路を遮る位置に切り換えうる第1の駆動手段70について説明する。
実施例では第1の駆動手段として電磁ソレノイド70を用いる。71はプランジャー、71aはその鍔、72はリターンバネである。前記垂直軸60に設けた連繋部62がソレノイド70のプランジャー71の鍔71aと連携可能に設けられる。連繋部62は板状で例えば、C型或いは二股形状等の連繋アームで、垂直軸60に一体に設けられ、アームの先端がプランジャー71の鍔71aを挟むように設けられる。而して、ソレノイド70のプランジャー71の進退運動で連繋アーム62を押し又は引いて垂直軸60を反時計方向又は時計方向へ回動して球誘導片61を球通路を遮る位置又はV入賞口を遮る位置に切替える。球誘導片61は球通路37の上面近くにセットされ、球誘導片の上面とV入賞口の上部との間に略球1個分の空間をあけてV入賞口の下部を遮りうるように軸支される。球誘導片61を収納時(非動作時)には、V入賞口の入口の前のスペース41に収められ、V入賞口を遮るが、球通路を流下する球の邪魔にはならず、球は球誘導片の外面に沿って球通路を流下する。
常時は電磁ソレノイド70がオフで、球誘導片61はV入賞口38の入口を遮って収納され、この状態からソレノイドのオンの動作によって、球誘導片61が前方へほぼ直角位置まで回動されて、球通路37を遮り、球誘導片により球がV入賞口に入ったことを検知センサーで検知されたとき、電磁ソレノイドがオフに伴いリターンバネにより元のV入賞口38の入口を遮る位置に収納される。
図13乃至図16において、開閉扉部材を開閉作動する第2の駆動手段75について説明する。
実施例では第2の駆動手段75として電磁ソレノイドを用いる。76はプランジャー、76aはその鍔、77はリターンバネである。78は連動部材で、梃子部材として、軸が一体成型されており、支軸部79が箱体30と裏カバー80で挟み込まれる形で、支持されている。
すなわち、連動部材78はL型で、屈曲部に支軸部79が設けられ、一方のアームには一対の凸部78a、他方のアームの先端には溝孔78bが形成されている。一方のアームの凸部78a間にソレノイド75のプランジャー76の鍔76aが嵌められて共動可能に連繋され、他方のアームの先端の溝孔78bに扉部材の作用軸14が挿入嵌合されて共動可能に連携される。また、連動部材を構成する支軸部とアームを一体に成型したので、部品点数を減らすことができ、それを箱体に支持するだけで組み付けやすい。
而して、特定の条件で第2のソレノイド75がオンの動作によって、そのプランジャー76で連動部材78の一方のアームを引くとにより他方のアームを梃子運動で上方へ回動して、扉部材の作用軸14を扉支持部材のガイド孔に沿って押し上げて扉部材を開く。ソレノイドがオフに伴いリターンバネ77の復帰力でプランジャー76で連動部材78の一方のアームを押して、他方のアームで作用軸14を逆に引き下げて扉部材を閉じる。
この開閉扉部材の開閉動作時に、扉部材10の前記ストッパー部13を開位置で扉支持部材のストッパー部22に受け止めできる。
前記V入賞口の球誘導片61を箱体の中央と、扉部材を開閉する連動部材78を箱体30の側部に配置したので、背面の区画室55に第1ソレノイド70と第2ソレノイド75を並設できる。
裏カバー80は中央のV入賞口の背面にV入賞口に入った球を下方へ誘導するリブを設けた区画室81が形成され、かつその右側を第1、第2のソレノイドを並設するために低く形成して、ソレノイドの取付け部材90の設置個所82とし、かつその下部で一般入賞口39の背面に該入賞口に入った球を下方へ誘導するリブを設けた区画室83とを設け、かつ右端の区画室84の上面に前記連動部材78を挿入しうる凹溝85が形成され、前記区画室83と84の下部に入賞球検知センサー58、59が収容される。
90は2つのソレノイド70、75を隣接して取り付けるコ字型取付け部材で、これを裏カバー80の前記設置個所82に配置して裏面にねじで固定する。而して、ソレノイド70のプランジャーの鍔が前記球誘導片の垂直軸に設けた連繋部62に係合され、又、ソレノイド75のプランジャーの鍔が連動部材のアームの突起間に係合される。
而して、箱体30の前面下部に2つの検知センサー58、59を挿入し、かつ背面には球誘導片61を備えた垂直軸60と連動部材78を挿入して裏カバー80をねじで固定する。そして、その右側の設置個所に2つのソレノイド70、71を取り付けた取付け部材90を取付け、ソレノイド70のプランジャー71を前記球誘導片61の垂直軸の連繋部62と、ソレノイド75のプランジャー76を連動部材78のアームに係合させて取付ける。
そして、両側の扉支持部材20の軸受け部21に開閉扉部材10の支軸12を回動可能に軸支し、この扉支持部材20を箱体30の前面両側に垂直に挿入して、扉支持部材20の係止部23を垂直に係止孔51に係止して取付け、この箱体30の前面に取付け板2を装着して入賞装置を構成する。取付け板2は遊技盤に取付ける。
この発明のパチンコ機の入賞装置の作動について説明する。
パチンコ遊技中に打球が入賞受入口に入り、可変装置が作動して絵柄、数字を連続的に表示し、可変装置の表示部が特定の絵柄、数字に揃い予め設定されたゲームの条件が成立すると、「大当たり」となり、開閉制御用電磁ソレノイド75の作動によって、開閉扉部材10が前傾してストッパー部22で受け止められ、入賞口が開放される。遊技盤を転動する遊技球がこの開放された開閉扉部材10に受け止められ、誘導リブ15により箱体30の球通路37の上流側に誘導される。そして、その開閉扉部材を開く前、或いはほぼ同時に、球誘導片を制御する電磁ソレノイド70がオンとなり、球誘導片61が前方へほぼ直角位置まで回動されて、球通路37を遮る。従って、開閉扉部材10のリブで球通路37の上流に誘導された球が流下して、この球誘導片61の誘導面で受け止められて誘導面に沿ってV入賞口38へ導かれる。入賞球がV入賞口に入賞したことを検知センサー58で検知すると、電磁ソレノイド70がオフとなり、リターンバネにより元のV入賞口38の入口を遮る位置に収納される。
球誘導片が収納されると、以後球通路37の上流からの球は球誘導片の前を通過して下流に流下し、終端のリブに沿って奥側へ誘導され、テーパー面で一般入賞口39に導かれる。一般入賞口39に入った球は検知センサー59で検知される。V入賞口38が球誘導片61で遮られているときでも、開閉扉部材10の開のときに遊技球が跳ねて球誘導片を越えてV入賞口に入賞することもある。
例えば、V入賞口38と一般入賞口39に入った入賞球の数が10個となると、ソレノイド75が駆動されて開閉扉部材10が閉じられる。
この一連の作動が、最高で16回まで、繰り返し行われる。少なくとも1個の球がV入賞口に入賞した時、ラウンドが継続される。
上記した入賞装置によれば、球通路を一方向へ傾斜して遊技球を一方向へ流下でき、球通路の途中において球誘導片を駆動手段でV入賞口を遮る位置又は前記球通路を遮る位置に切り換えて、球誘導片をV入賞口を遮る位置に切り換え時(非動作時)には球は球通路を通じて下流へ流下し、球通路を遮る位置に切り換え時にはV入賞口のみに球を誘導できる。この発明によればV入賞口を入賞開口部の中央位置或いはその近辺に設けることができ、従来にない斬新な構造とできる。また、球誘導片にかかる負荷を少なくして、球誘導片の耐久性を伸ばすことができる。
また、前記球誘導片でV入賞口の下部を遮る時でも、上面に略球1個分の空間が開けてあるので、球が球誘導片の上を通ってV入賞口に入賞できる。
また、弓型の球誘導片を回動して球通路を遮る位置に出した時、反対面のストッパー部が装置本体の受止め面に当接して球通路を遮る位置を確定でき、かつ片面の球誘導面で球をV入賞口に確実かつ円滑に誘導できる。
また、球誘導片はV入賞口を遮り収納時には球通路を流下する球の邪魔にならない位置に収めるので、球通路の上流より球を球誘導片の外面に沿って円滑に流下させることができる。また、球誘導片をV入賞口を遮る位置に収めるときは、球誘導片に負荷がかからず、球誘導片の長期使用によるガタをなくし、耐久性を伸ばすことができる。
また、前記開閉扉部材の球誘導リブで入賞球を確実に内部の球通路に誘導でき、補強リブ兼球こぼれ防止壁で、開閉扉部材の内面の入賞開口に飛び込む球が側方へ飛び出るのを防ぐことができ、かつ、開閉扉部材の補強の役目をする。
また、駆動手段による連動部材の作動により開閉扉部材の作用軸を扉支持部材のガイド孔に沿って作動して開閉扉部材を開閉でき、しかもこの扉部材を開閉位置で扉支持部材のストッパー部に確実に受け止めできる。また、一対の扉支持部材を後端の係止部で箱体の両側の係止孔に垂直方向に脱着可能取付けるので、入賞装置全体のコンパクト化を図ることができる。
また、球通路を一方向へ傾斜して遊技球を一方向へ流下でき、球通路の途中の球誘導片を第1の駆動手段でV入賞口を遮る位置又は前記球通路を遮る位置に切り換えて、球誘導片をV入賞口を遮る位置に切り換え時(非動作時)には球は球通路を通じて下流へ流下し、球通路を遮る位置に切り換え時にはV入賞口のみに球を誘導できる。また、第2の駆動手段による連動部材の作動により開閉扉部材の作用軸を扉支持部材のガイド孔に沿って作動して開閉扉部材を開閉できる。
以上の実施形態を示したが、この発明はこの形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の形態を実施しうるものである。取付け板は四角形の場合を示したが、これに限られるものではなく、適宜形状とできる。
この発明のパチンコ機の入賞装置(扉閉状態)を示す斜視図である。 取付け板を除いた斜視図である。 同分解斜視図である。 箱体の正面図である。 開閉扉部材を開き、球誘導片が閉位置にある状態の斜視図である。 開閉扉部材を開き、球誘導片が開位置にある状態の斜視図である。 開閉扉部材を開き、球誘導片が閉位置にある時の球の流れを示す斜視図である。 開閉扉部材を開き、球誘導片が開位置にある時の球の流れを示す斜視図である。 球誘導片を収納時の要部断面図である。 球誘導片を球通路に出した時の要部断面図である。 球誘導片をソレノイドで閉じてV入賞口を遮る状態の斜視図である。 球誘導片をソレノイドで開いて球通路を遮る状態の斜視図である。 開閉扉部材をソレノイドで閉じた状態の斜視図である。 開閉扉部材をソレノイドで開いた状態の斜視図である。 開閉扉部材をソレノイドで閉じた状態の断面図である。 開閉扉部材をソレノイドで開いた状態の断面図である。 開閉扉部材の取付け構造を示す断面図である。 球誘導片の取付け構造を示す断面図である。 箱体の一般入賞口部の断面図である。
符号の説明
1 装置本体
2 取付け板
3 入賞開口部
10 開閉扉部材
11 側壁
12 支軸
13 ストッパー部
14 作用軸
15 誘導リブ
20 扉支持部材
21 軸受け部
23 取付け部
24 ガイド孔
30 箱体
33 球誘導室
36 後壁(衝突壁)
37 球通路
38 V入賞口
39 一般入賞口
41 スペース
40 受止め面
44 傾斜面
60 垂直軸
61 球誘導片
62 連繋部
70 第1の駆動手段
75 第2の駆動手段
78 連動部材
79 支軸部
80 裏カバー

Claims (8)

  1. 入賞開口部を有し、背面に箱体を備えた装置本体と、前記装置本体の前記入賞開口部を開閉する開閉扉部材とを備えたパチンコ機の入賞装置であって、
    前記箱体は、両側より少し内側に区画壁を設けて、中央に広い球誘導室と、該球誘導室 の両側に区画室とを区画し、
    前記開閉扉部材は、両側に側壁を備え、該両側の側壁に支軸が設けられ、かつ、その側 壁の片側には駆動手段の連動部材を連繋させるための作用軸を備えるものであり、
    前記開閉扉部材の支軸を回動可能に軸支する軸受け部と、前記箱体に取り付ける取付け 部とを備える一対の扉支持部材を備え、
    前記一対の扉支持部材は、前記装置本体の前記入賞開口部を通じて、前記開閉扉部材を 軸支するとともに、前記箱体の両側の区画室に前面から脱着可能に取付けられていること を特徴とするパチンコ機の入賞装置。
  2. 前記開閉扉部材は、両側の側壁後端にストッパー部を備え、
    前記一対の扉支持部材には、前記開閉扉部材が開いた位置で前記開閉扉部材の前記スト ッパー部を受け止めるためのストッパー部を備える請求項1に記載のパチンコ機の入賞装 置。
  3. 前記一対の扉支持部材は、前記取付け部の後端に係止部を備え
    前記箱体は、両側の前記区画室に係止孔を備え
    前記扉支持部材の係止部を前記区画室の前記係止孔に弾性を利用して前面から垂直方向に脱着可能に取付けた請求項1または2に記載のパチンコ機の入賞装置。
  4. 前記一対の扉支持部材は、前記開閉扉部材を回動可能に軸支し、かつ駆動側の前記扉支 持部材に前記開閉扉部材の作用軸をガイドするためのガイド孔を設け、前記ガイド孔に挿 入された前記作動軸に前記駆動手段の前記連動部材を連繋して備えるものであり、
    前記駆動手段の作動により前記開閉扉部材の前記作用軸を前記扉支持部材の前記ガイド 孔に沿って作動し、前記開閉扉部材を開閉可能に設けた請求項1ないし3のいずれかに記 載のパチンコ機の入賞装置。
  5. 入賞開口部を有する装置本体と、前記入賞開口部を開閉する開閉扉部材を備えたパチンコ機の入賞装置であって、
    両側壁に支軸を備えかつ後端にストッパー部を備え、駆動側には作用軸を備えた開閉扉部材と、
    前記開閉扉部材の支軸を回動可能に軸支する軸受け部と、扉部材が開いた位置で前記扉部材のストッパー部を受け止めうるストッパー部および箱体に垂直方向に脱着する取付け部を備えた一対の扉支持部材と、
    該扉支持部材のうち駆動側には扉部材の作用軸をガイドするためのガイド孔を設け、
    前記開閉扉部材の作動軸に連動部材を介して駆動手段を設け、
    一対の扉支持部材間に開閉扉部材を回動可能に軸支するとともに駆動手段による連動部材の作動により開閉扉部材の作用軸を扉支持部材のガイド孔に沿って作動可能に設け、
    開閉扉部材の開動作時に、扉部材のストッパー部を開いた位置で扉支持部材のストッパー部に受け止めうるようにしたことを特徴とするパチンコ機の入賞装置。
  6. 前記扉支持部材の後端に係止部を設け、かつ前記箱体の両側に係止孔を設け、前記扉支持部材の前記係止部を前記係止孔に垂直方向に脱着可能に取付けた請求項に記載のパチンコ機の入賞装置。
  7. 前記パチンコ機の入賞装置は、前記入賞開口部の背面に箱体を備え、さらに、前記箱体 は、両側より少し内側に区画壁を設けて、中央に広い球誘導室と、該球誘導室の両側に区 画室を有するものである請求項5に記載のパチンコ機の入賞装置。
  8. 前記一対の扉支持部材は、前記装置本体の前記入賞開口部を通じて、前記開閉扉部材を 軸支するとともに、前記箱体の両側の区画室に脱着可能に取付けられている請求項5に記 載のパチンコ機の入賞装置。
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