JP4528249B2 - 自動二輪車用エアバッグ装置及びその自動二輪車用エアバッグ装置を搭載した自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車用エアバッグ装置及びその自動二輪車用エアバッグ装置を搭載した自動二輪車 Download PDF

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本発明は、自動二輪車に搭載されて、衝突時の乗員を保護可能なエアバッグを備えて構成される自動二輪車用エアバッグ装置、及び、その自動二輪車用エアバッグ装置を搭載した自動二輪車に関する。
従来、自動二輪車用エアバッグ装置では、作動時に、シートに着座した乗員の前方側に、膨張させたエアバッグを配設させる構成のものが知られている(例えば、特許文献1・2参照)。
特開平9−328087号公報 特開2003−261081号公報
しかし、従来の自動二輪車用エアバッグ装置では、シートに着座した乗員の前方側に、作動時、膨張を完了させたエアバッグを配設させて、衝突時に前方移動する乗員をエアバッグで保護できるものの、例えば、自動二輪車の進行方向と直交する方向に移動中の乗用車等の四輪自動車の側面に対して、自動二輪車が衝突するような場合に関し、改善の余地があった。
すなわち、自動二輪車が、進行方向と直交する方向に移動中の乗用車等の四輪自動車の側面に対して、衝突すると、四輪自動車の移動に伴って、前輪側が四輪自動車の移動方向に移動するように引張られ、自動二輪車は、直進していた方向から斜め方向に、向きを変えてしまう。その際、乗員には、衝突前の進行方向に沿う慣性力が作用していることから、着座した乗員の前方側を覆うエアバッグは、その保護エリアから乗員を外さないように、大型化させる必要が生じ、コンパクトなエアバッグでは、対処し難かった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、大型化を抑えることができるエアバッグにより、乗員を保護可能な自動二輪車用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置は、作動時に、シートに着座した乗員の前方側に、膨張させたエアバッグを配設させる自動二輪車用エアバッグ装置において、
エアバッグが、膨張完了時に、シートに着座した乗員の腰部から頭部までの上半身の前方側において、前方側に移動する乗員の腰部を拘束可能に、腰部の前方側に配置されるように、乗員の前方側に収納されるとともに、
後面側を膨張完了時のエアバッグに覆われるようにエアバッグの前方側に配置させて、エアバッグの前面側を支持可能な支持材、を備えて構成されていることを特徴とする。
本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置では、作動時、前方側に移動する乗員の腰部を拘束可能に、少なくとも腰部の前方側に、膨張したエアバッグが、配置される。そして、膨張したエアバッグは、前面側を支持材に支持されていることから、前方側への移動が規制されており、自動二輪車が衝突時に衝突前の向きから斜め方向に向きを変えて、乗員が、衝突後の自動二輪車の向きと交差する方向の斜め前方(衝突前の自動二輪車の進行方向)側に移動を開始しても、乗員は、支持材に前面側を支持された状態のエアバッグにより、腰部を直ちに拘束され、運動エネルギーを吸収されて、移動速度が低減される。そして、このような作用を生じさせるエアバッグは、乗員の腰部を拘束可能な大きさでよいことから、極力、大型化を抑えて、コンパクトに構成することが可能となる。
なお、衝突時に衝突前の向きから斜め方向に向きを変えるような衝突でなく、自動二輪車の進行方向の向きが変わらない衝突時であっても、本発明のエアバッグ装置では、膨張したエアバッグが、少なくとも乗員の腰部を拘束できる。
したがって、本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置では、大型化を抑えることができるエアバッグにより、乗員を保護することが可能となる。
そして、支持材は、自動二輪車の走行時に、予め、車体側から突出させておいてもよいが、エアバッグ装置の作動前に、乗員の前方側の領域から突出しないように車体側に収納させておき、作動時に、エアバッグの前面側を支持可能に上方へ突出するように、配設されれば、作動前の状態の乗員の前方側に広いスペースを確保しておくことができることから、好ましい。
また、エアバッグは、支持材の後方側位置からの位置ずれを防止可能に、支持材の少なくとも上部側と連結されて、配設することが望ましい。
このような構成では、衝突時の乗員の移動方向への運動エネルギーが大きくとも、膨張したエアバッグが、安定して支持材に支持されて、乗員の運動エネルギーを吸収することができる。
そして、エアバッグが、作動前に、乗員の前方側の領域から突出しないように車体側に収納されるとともに、支持材の上部側と連結されて、支持材が、膨張時のエアバッグに引張られて、収納部位から上方へ突出するように、配設されていれば、支持材の突出動作をエアバッグで行えることとなって、別途、支持材の駆動手段を設けなくとも良い。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のエアバッグ装置10は、図1に示すように、自動二輪車1に搭載されるものであり、この自動二輪車1は、乗員Dの着座するシート7とシート7の前方のハンドル5との間に、乗員Dの足部Fを載せるステップ6が配設され、エアバッグ装置10は、シート7の前端付近に配設されている。
なお、本願の明細書等での前後左右の方向は、前進時の自動二輪車1を基準としており、自動二輪車1に着座した乗員Dの前後左右の方向と一致するものである。
エアバッグ装置10は、図1〜3に示すように、エアバッグ11、エアバッグ11に膨張用ガスを供給するインフレーター19、折り畳まれたエアバッグ11を収納して保持するとともにインフレーター19を保持するケース23、及び、膨張したエアバッグ11の前面11b側を後面27b側で支持する支持材27、を備えて構成されている。
ケース23は、上方を開口させた箱形状の板金製として、長方形板状の底壁部24と、底壁部24の外周縁から上方に延びる略四角筒形状の周壁部25と、を備えて構成されている。底壁部24には、インフレーター19の本体部20を下方から挿入させる円形の開口24aが形成されている。なお、ケース23には、図示しない連結ブラケットが配設されて、この連結ブラケットが自動二輪車1のボディ(車体)2側のフレーム3から延びるブラケット4に連結固定されて、エアバッグ11とインフレーター19とを保持したケース23が、実施形態の場合、シート7の前端付近における着座した乗員Dの左右の膝部KL・KR(図6参照)間付近に配置されて、ボディ2側に連結固定されている。
インフレーター19は、上部側に複数のガス吐出口20aを備えた円柱状の本体部20と、本体部20の外周面から突出するフランジ部21と、を備えて構成され、フランジ部21が、ケース23の底壁部24の下面側に固定されている。
なお、エアバッグ11の開口11aの周縁に配置される円環状のリテーナ17が、図示しない複数のボルトを備え、これらのボルトを、エアバッグ11の開口11aの周縁、ケース底壁部24、及び、フランジ部21に貫通させて、ナット止めすることにより、フランジ部21が、エアバッグ11とともに、ケース底壁部24に対して、固定されることとなる。
また、インフレーター19は、図示しないリード線によって、自動二輪車1に搭載された図示しない制御回路に電気的に接続され、自動二輪車1に衝撃が作用した際、制御回路が、衝撃を検知した所定の検知センサからの信号を入力して、インフレーター19に作動信号を出力することとなる。
エアバッグ11は、図1〜6に示すように、膨張完了時の形状として、下部側の首部12と、首部12の上方に配置される頭部13と、を備える形状に構成されている。そして、エアバッグ11は、収納部位であるケース23から突出して膨張を完了させた際、首部12が、シート7に着座した乗員Dの左右の大腿部LL・LR間に配置されて、上部12aを僅かに大腿部LL・LRより上方に位置させ、頭部13が、大腿部LL・LRの近傍の上方付近に、配置されるように、構成されている。そして、頭部13は、左右方向の幅寸法X1(図3参照)を、乗員Dの腰部Wの拘束が可能な範囲で、かつ、シート7に着座した乗員Dの乗車姿勢で、乗員Dの左右の腕部Aに干渉しない寸法として、設定され、そして、実施形態の場合、腕部Aに干渉しない最大寸法として、設定されている。なお、実施形態の場合、その結果、頭部13の幅寸法X1は、乗員Dの腰部Wの左右方向の幅寸法と略等しくなるように設定されている。また、首部12は、左右方向の幅寸法X2(図3参照)を、乗員Dの左右の大腿部LL・LR間の寸法より、小さくなるように設定されている。また、膨張完了時のエアバッグ11の後面11c側は、首部12の部位で、ケース23の底壁部24側にかけて、前方側に変位させて傾斜させるように、構成されている。
そして、このエアバッグ11は、膨張完了時の下端面(首部12の下端面)側に、膨張用ガスを流入させるための円形の開口11aが形成されて、開口11aの周縁が、既述したように、リテーナ17に押えられて、ケース底壁部24に固定されている。
また、エアバッグ11の前面11bには、エアバッグ11における支持材27の後方側位置からの位置ずれ(主に左右方向の位置ずれ)を防止可能に、エアバッグ11と支持材27の上部27a側とを連結させるための複数の円環状の連結材15が、取り付けられている。
支持材27は、実施形態の場合、左右方向に延びた横棒部28と横棒部28の左右両端から下方に延びる縦棒部29・29とを備えた逆U字形の一体構造としたパイプ材から、形成されている。この支持材27は、縦棒部29・29が、それぞれ、案内スリーブ31によって、上下動可能に保持されている。案内スリーブ31は、ボディ2側のフレーム3から延びる図示しないブラケットに、固定されている。また、連結材15が、支持材27の上部27aにおける横棒部28の左右両端付近と縦棒部29・29の上端付近とに取り付けられて、支持材27の上部27aが、エアバッグ11と連結されている。そして、エアバッグ11が、膨張用ガスを流入させてケース23から上方へ突出する際に、支持材27が、エアバッグ11に引張られて、上方へ突出することとなる。
なお、支持材27は、左右方向の幅寸法X3(図3参照)を、膨張を完了させたエアバッグ11の首部12の幅寸法X2と、略等しくして、乗員Dの両膝部KL・KR付近間から上方に突出可能に、構成されている。また、支持材27の上方への突出完了時の上部27aの配置位置は、膨張を完了させたエアバッグ11の頭部13の前面側を支持でき、かつ、後面27b側が頭部13によって覆われる位置、としている。
また、支持材27とエアバッグ11とは、収納状態で、シート7の前端側を構成しているカバー8によって覆われていることから、上方への突出する際、このカバー8を押し開かせて、上方へ突出することとなる。
そして、この実施形態の自動二輪車1では、走行時に他の四輪自動車と衝突して、エアバッグ装置10が作動すれば、支持材27とエアバッグ11とが、カバー8を押し開いて上方へ突出して、前方側に移動する乗員Dの腰部Wを拘束可能に、少なくとも腰部Wの前方側における左右の大腿部LL・LR間付近からその上方付近までの乗員Dに接近したエリアに、膨張したエアバッグ11が、配置される。そして、膨張したエアバッグ11は、前面11b側を支持材27に支持されていることから、前方側への移動が規制されており、自動二輪車1が衝突時に衝突前の向きから斜め方向に向きを変えて、乗員Dが、衝突後の自動二輪車1の向きと交差する方向の斜め前方(衝突前の自動二輪車1の進行方向)側に移動を開始しても(図6参照)、乗員Dは、支持材27に前面11b側を支持された状態のエアバッグ11の頭部13により、腰部Wを拘束され、運動エネルギーを吸収されて、移動速度が低減される。そして、このような作用を生じさせるエアバッグ11は、乗員Dの腰部Wを拘束可能な大きさでよいことから、極力、大型化を抑えて、コンパクトに構成することが可能となる。
そして、実施形態では、支持材27が、エアバッグ装置10の作動前に、乗員Dの前方側の領域から突出しないように、カバー8に覆われて車体1側に収納されて、エアバッグ装置10の作動時に、エアバッグ11の前面11b側を支持可能に上方へ突出するように、配設されている。そのため、エアバッグ装置10が、作動前の状態の乗員Dの前方側に広いスペースを確保しておくことができることから、好ましい。
また、実施形態のエアバッグ11では、支持材27の後方側位置からの位置ずれを防止可能に、複数の連結材15により、支持材27の少なくとも上部27a側と連結されて、配設されている。そのため、衝突時の乗員Dの移動方向への運動エネルギーが大きくとも、膨張したエアバッグ11が、安定して支持材27に支持されて、乗員Dの運動エネルギーを吸収することができる。
なお、支持材27は、実施形態のような軽量化を図れる一体構造の逆U字形のパイプ材から形成せずに、複数のパイプ材等の剛性を有した金属等の棒材を連結して、形成したり、あるいは、金属等の板材から形成してもよく、また、エアバッグ11と支持材27の上部27aとの連結は、連結材15を使用することなく、接着剤を使用したり、あるいは、縫合手段・リベット・ボルト等を利用して、連結させてもよい。
さらに、実施形態では、エアバッグ11が、作動前に、乗員Dの前方側の領域から突出しないように車体2側に収納されるとともに、支持材27の上部27a側と連結されて、支持材27が、膨張時のエアバッグ11に引張られて、収納部位としてのケース23から上方へ突出するように、配設されている。そのため、支持材27の突出動作をエアバッグ11で行えることとなって、別途、支持材27の駆動手段を設けなくとも良い。勿論、この点を考慮しなければ、支持材27を、別途設けた駆動手段・機構により、突出させるように、構成してもよい。
さらにまた、実施形態の場合には、エアバッグ装置10の作動前に、支持材27を、着座した乗員Dの前方側の領域に突出させないように、シート7の前端付近に収納した場合を示したが、支持材は、自動二輪車の走行時に、予め、車体側から突出させておいてもよい。すなわち、例えば、図7に示す自動二輪車1Aに搭載したエアバッグ装置10Aのように、走行前のシート7に乗員Dが着座した際、横棒部28と横棒部28の左右両端から下方に延びる二本の縦棒部29・29とを備えた逆U字状のパイプ材からなる支持材27Aを、シート7の前端付近から上方へ引き上げておく。そして、支持材27Aの縦棒部29・29間に配置させたケース23A内に折り畳んで収納しているエアバッグ11Aを、前方移動する乗員Dの腰部Wを拘束可能に、乗員Dの腰部Wの前方側付近に配置させておく。ケース23A内には、エアバッグ11Aに膨張用ガスを供給可能な図示しないインフレーターが配設されている。
このエアバッグ装置10Aの作動時には、折り畳まれたエアバッグ11A内に、ケース23A内の図示しないインフレーターからの膨張用ガスが流入されることから、エアバッグ11Aが、縦棒部29・29間から後方側に膨張して、腰部W付近の前方側に配置されることから、前方移動する乗員Dの腰部Wを拘束することとなる。そして、この場合でも、自動二輪車1Aが衝突時に衝突前の向きから斜め方向に向きを変えて、乗員Dが、衝突後の自動二輪車1Aの向きと交差する方向の斜め前方(衝突前の自動二輪車1Aの進行方向)側に移動を開始しても、乗員Dは、前面11b側を直接的若しくはケース23Aを介在させて支持材27Aに支持された状態のエアバッグ11Aにより、腰部Wを拘束され、運動エネルギーを吸収されて、移動速度が低減される。
また、実施形態では、エアバッグ11と支持材27とをシート7の前端付近に収納した場合を示したが、作動時に、支持材に前面側を支持されて前方移動する乗員の腰部を拘束可能に、乗員の腰部の前方側に、腰部に近接して配置されれば、エアバッグと支持材とを、シート7より前方側のボディ2側に、収納させてもよい。
本発明の一実施形態の自動二輪車用エアバッグ装置を搭載した自動二輪車の側面図である。 実施形態のエアバッグ装置の前後方向に沿った概略部分断面図である。 実施形態のエアバッグ装置を前方側から見た概略説明図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する概略側面図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動完了時を説明する概略斜視図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動完了時を説明する概略平面図である。 実施形態の変形例を示すエアバッグ装置の使用態様を説明する図である。
符号の説明
1・1A…自動二輪車、
2…(車体)ボディ、
7…シート、
10・10A…エアバッグ装置、
11・11A…エアバッグ、
11b…(エアバッグの)前面、
27・27A…支持材、
27a…(支持材の)上部、
27b…(支持材の)後面、
D…乗員、
W…腰部。

Claims (3)

  1. 作動時に、シートに着座した乗員の前方側に、膨張させたエアバッグを配設させる自動二輪車用エアバッグ装置において、
    前記エアバッグが、膨張完了時に、シートに着座した乗員の腰部から頭部までの上半身の前方側において、前方側に移動する乗員の腰部を拘束可能に、腰部の前方側に配置されるように、乗員の前方側に収納されるとともに、
    後面側を膨張完了時の前記エアバッグに覆われるように前記エアバッグの前方側に配置させて、前記エアバッグの前面側を支持可能な支持材、を備えて構成され
    前記支持材が、作動前に、乗員の前方側の領域から突出しないように車体側に収納されるとともに、作動時、前記エアバッグの前面側を支持可能に上方へ突出するように、配設され、
    前記エアバッグが、前記支持材の後方側位置からの位置ずれを防止可能に、前記支持材の少なくとも上部側と連結されて、配設されていることを特徴とする自動二輪車用エアバッグ装置。
  2. 作動時に、シートに着座した乗員の前方側に、膨張させたエアバッグを配設させる自動二輪車用エアバッグ装置において、
    前記エアバッグが、膨張完了時に、シートに着座した乗員の腰部から頭部までの上半身の前方側において、前方側に移動する乗員の腰部を拘束可能に、腰部の前方側に配置されるように、乗員の前方側に収納されるとともに、
    後面側を膨張完了時の前記エアバッグに覆われるように前記エアバッグの前方側に配置させて、前記エアバッグの前面側を支持可能な支持材、を備えて構成され
    前記支持材が、作動前に、乗員の前方側の領域から突出しないように車体側に収納されるとともに、作動時、前記エアバッグの前面側を支持可能に上方へ突出するように、配設され、
    前記エアバッグが、作動前に、乗員の前方側の領域から突出しないように車体側に収納されるとともに、前記支持材の上部側と連結され、
    前記支持材が、膨張時の前記エアバッグに引張られて、収納部位から上方へ突出するように、配設されていることを特徴とする自動二輪車用エアバッグ装置。
  3. 請求項1若しくは請求項2に記載の自動二輪車用エアバッグ装置を搭載した自動二輪車。
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