JP4527616B2 - 絶縁共振形双方向dc/dcコンバータ及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、絶縁共振形DC/DCコンバータに係わり、特に双方向に電力融通可能なDC/DCコンバータ及びその制御方法に関するものである。
絶縁共振形双方向DC/DCコンバータは、トランスによる電気回路の絶縁とLC共振を利用したソフトスイッチングによる変換損失の低減が可能で、かつ双方向に電力を融通できる変換装置である。
対象とする双方向DC/DCコンバータとしては、特許文献1に開示されているように、低圧(昇圧)側スイッチング部と高圧(降圧)側スイッチング部をトランス及びLC共振回路で接続して共通化し、回路を小型化した技術が知られている。
また、この特許文献1には、エンジン始動用電動機の駆動インバータ直流部とバッテリ間の電力を融通し合う例が示されており、更に太陽光発電、風力発電、燃料電池などの直流電源系でも電力を融通し合う場合に使用可能であることが開示されている。
特開2004−282828号公報(図1、図4ほか全体)
特許文献1の従来技術では、トランスの巻数比以上にDC/DCコンバータの出力電圧を高くすることができないため、低圧・高圧側の電圧比がトランス巻数比に等しい場合には電力融通ができない。また、この状態で高圧側電圧が高め、或いは低圧側電圧が低めの場合には低圧側から高圧側への電力供給が、逆に低圧側電圧が高め、或いは高圧側電圧が低めの場合には高圧側から低圧側への電力供給ができない。例えば、DC/DCコンバータの低圧側に接続されたバッテリの充放電を考えると、バッテリの内部抵抗によって、充電時にはバッテリ電圧が上昇し、逆に放電時には低下するため、高圧側の電圧条件によっては、バッテリの充放電が制限される可能性がある。
そこで、本発明の課題は、トランス巻数比以上にDC/DCコンバータの出力電圧を高くでき、低圧側と高圧側の電圧変動に対してロバストな出力特性を持つ絶縁共振形双方向DC/DCコンバータを提供することにある。
本発明の望ましい実施態様においては、低圧側スイッチング部と、高圧側スイッチング部と、これら高低圧側スイッチング部を接続する絶縁トランスと、この絶縁トランスと前記高低圧側スイッチング部の一方との間に接続されたLC共振回路と、前記高低圧側スイッチング部を制御する制御回路とを備えた絶縁共振形双方向DC/DCコンバータにおいて、前記トランスの1次又は2次巻線と前記LC共振回路の直列回路を、前記高低圧側スイッチング部の主スイッチング素子をオンした瞬間から短時間だけ共振電流を循環させることを特徴とする。
また、本発明の望ましい他の実施態様においては、単相フルブリッジ回路で構成される低圧側及び高圧側スイッチング部の各アームの還流ダイオードを有する主半導体スイッチング素子と並列に、補助共振コンデンサと逆並列ダイオード付補助半導体スイッチング素子の直列回路を備え、前記低圧側又は高圧側スイッチング部の各アームの主半導体スイッチング素子のオン期間の初期に、前記補助半導体スイッチング素子をオンさせることを特徴とする。
本発明のさらに他の望ましい実施態様においては、前記低圧側及び降圧側の両スイッチング部を制御する前記制御回路は、パルス幅を一定とし、その繰返し周波数を調整する周波数制御型であることを特徴とする。
本発明の望ましい実施態様によれば、トランス巻数比以上にコンバータの出力電圧を高くでき、低圧側と高圧側の電圧変動に対してロバストな特性を持つ絶縁共振形双方向DC/DCコンバータ及びその制御方法を実現できる。
本発明のその他の目的と特徴は、以下に述べる実施形態の説明で明らかにする。
以下、本発明の実施形態を図を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの主回路構成図である。対象とするDC/DCコンバータは、単相フルブリッジ回路で構成される低圧側スイッチング部1、高圧側スイッチング部2、これら両単相フルブリッジ回路間を絶縁するトランス3を主体として構成されている。トランス3は、低圧側巻線31及び高圧側巻線32を備えている。また、トランス3の高圧側巻線32と、高圧側スイッチング部2との間には、LC共振回路4が接続されている。このLC共振回路4は、共振リアクトル41と共振コンデンサ42からなる。この絶縁共振形双方向DC/DCコンバータで接続される両直流系統には、それぞれ平滑コンデンサ5と6が接続されている。
このような構成により、低圧側及び高圧側スイッチング部1,2間でLC共振を利用したソフトスイッチング(Zero Current Switching)を行い、低圧側から高圧側(昇圧方向)、或いは高圧側から低圧側(降圧方向)の双方向に直流電力を融通することができる。
低圧側スイッチング部1は、主として、昇圧用主スイッチング素子11〜14、降圧用補助スイッチング素子15〜18、補助共振コンデンサC15〜C18で構成される。また、昇圧用主パルス信号をP11〜P14、降圧用補助パルス信号をP15〜P18、各補助共振コンデンサに流れる電流をIC15〜IC18とする。
高圧側スイッチング部2は、主として、降圧用主スイッチング素子21〜24、昇圧用補助スイッチング素子25〜28、補助共振コンデンサC25〜C28で構成される。また、降圧用主パルス信号をP21〜P24、昇圧用パルス信号をP25〜P28、各補助共振コンデンサに流れる電流をIC25〜IC28とする。
図2は、本発明の一実施形態によるDC/DCコンバータ主回路をドライブするためのパルス発生部の機能ブロック図である。まず、パルス作成部110では、周波数指令値Frefに基づき、昇圧用パルス作成部111で、昇圧用主パルスP1とP2、昇圧用パルスP3とP4を、降圧用パルス作成部112で、降圧用主パルスP5とP6、降圧用補助パルスP7とP8を作成する。パルス選択部113では、昇降圧パルス切替え信号PSWに基づき、その信号が正なら、昇圧用パルスP1(P11、P12)、P2(P13、P14)、P3、並びにP4を選択する。他方、切替え信号PSWが負なら、降圧用主パルスP5(P21、P22)、P6(P23、P24)、P7、並びにP8を選択する。
図3は、各パルスの時間関係を示すパルス波形図である。昇圧用パルス作成部111と降圧用パルス作成部112では、各パルスのオン時間T1、デッドタイムの1/2:T2をそれぞれ固定とし、周波数指令値Frefに応じて、各パルスのオフ時間T3を調整する。周波数指令値Frefと、時間T1、T2、T3の関係は、(1)式で表される。
1/Fref=(2×T1)+(4×T2)+(2×T3)……………………(1)
オフ時間T3は、周波数指令値Frefが最大値の時に零となるため、デッドタイムを決定すれば、オン時間T1が与えられる。例えば、周波数指令値Frefの最大値を20kHz(1/Fref=50μs)、デッドタイムを2μs(T2=1μs)とすると、オン時間T1は、23μsとなる。
補助スイッチング素子オフタイミング調整部30では、昇圧用パルスP3、P4、昇圧用主パルスP11〜P14、補助共振コンデンサ電流IC25〜IC28を入力して、昇圧用パルスP25〜P28を出力する。また、降圧用補助パルスP7、P8、降圧用主パルスP21〜P24、補助共振コンデンサ電流IC15〜IC18を入力して、降圧用補助パルスP15〜P18を出力する。ただし、補助パルス信号P3、P4、P7、P8については、補助スイッチング素子オフタイミング調整部30を省略して、P3をP25とP26、P4をP27とP28、P7をP15とP16、P8をP17とP18としてもよい。
図4は、本発明の一実施形態による補助スイッチング素子オフタイミング調整部30の詳細ブロック図である。補助スイッチング素子オフタイミング調整部30は、前記パルス作成部110より与えられた補助パルスP3に対してオフタイミングを調整し、補助共振コンデンサ電流IC25の振動電流(破線部分)を除去する。これにより、補助スイッチング素子25の損失を低減して変換効率を高める役割を果たす。
図5は、図4に示す補助スイッチング素子オフタイミング調整部30の各部のパルス波形図である。この図を参照しながら、図4の補助パルスのオフタイミングを調整する具体的な回路について説明する。補助スイッチング素子オフタイミング調整部30は、昇圧用補助パルスP3、昇圧用主パルスP11、電流センサCT25を介して検出した補助共振コンデンサ電流IC25を入力する。そして、遅延回路31、マイナス判定回路32、AND回路33、NOT回路34、OR回路35、SRフリップフロップ回路36で構成され、その出力P25で昇圧用補助スイッチング素子25をオン・オフする。これにより、前記パルス作成部110より与えられた昇圧用補助パルスP3を昇圧用主パルスP11がオンしてから時間T4後に補助共振コンデンサ電流IC25がマイナスとなった時点でオフとする昇圧用補助パルスP25を得ることができる。なお、ここでは、昇圧用補助パルスP25を一例として説明したが、他の補助パルスP26〜P28及び降圧用補助パルスP15〜P18についても、同様の回路をそれぞれに用い、オフタイミングを調整する。補助パルスはそれぞれ、P26(入力:P3、P12、IC26)、P27(入力:P4、P13、IC27)、P28(入力:P4、P14、IC28)である。また、降圧用補助パルスは、それぞれ、P15(入力:P7、P21、IC15),P16(入力:P7、P22、IC16)、P17(入力:P8、P23、IC17)、及びP18(入力:P8、P24、IC18)である。
図6は、本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの昇圧動作時の主回路状態図である。本回路図は、図1に対して、昇圧動作に寄与しない回路は省略している。また、高圧側スイッチング部2の降圧用主スイッチング素子21〜24は、素子の還流ダイオード部分のみが昇圧動作に寄与するため、この部分をD21〜D24として表している。
図7は、本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの昇圧動作時の図6の状態での動作を説明するための各部波形図である。波形は、上より、昇圧用主パルスP11〜P14、トランス3の高圧側電圧V2、電流I2、昇圧用補助パルスP25〜P28、補助共振コンデンサ電流IC25、IC28を示す。
(1)まず、昇圧用補助スイッチング素子25と26(若しくは27と28)をオンすることにより、補助共振コンデンサC25とC26(若しくはC27とC28)が、平滑コンデンサ6から充電される。すなわち、充電路は、6上端→C25→25→32→41→42→C26→26→6下端の径路である。
(2)次に、昇圧用主スイッチング素子11と12(若しくは13と14)をオンすると、LCの共振電流I2が一旦、補助共振コンデンサC27とC28(若しくはC25とC26)に流れる。すなわち、前回までの動作履歴により、補助共振コンデンサC27は、その上端が正の方向に充電されている。このため、32上端→41→42→D27→C27→C25→25→32下端の径路で、補助共振コンデンサC25を充電する共振電流が増大する。同時に、前回までの履歴により、補助共振コンデンサC28は、その上端が正の方向に充電されているため、32上端→41→42→C26→26→D28→C28→32下端の径路でも、補助共振コンデンサC26を充電する共振電流が増大する。したがって、これらの2つの径路で共振リアクトル41の共振電流が増大し、エネルギーが蓄積される。
(3)そして、比較的小容量の補助共振コンデンサC25とC26は、短時間で高圧側の平滑コンデンサ6の端子電圧VHまで充電される。すると、トランス2次巻線32の電圧と共振回路リアクトル41に蓄えられたエネルギーによる電圧の和で、32上端→41→42→D23→6→D24→32下端の径路で高圧側の平滑コンデンサ6を充電することとなる。すなわち、昇圧チョッパの原理で、共振リアクトル41に一旦蓄えたエネルギーを高圧側の平滑コンデンサ6に供給することができる。
これにより、高圧側直流電圧VHをトランス3の低圧側巻線31と高圧側巻線32の巻数比以上に高くできる。
図8は、本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの降圧動作時の主回路状態図である。本回路図は、図1に対して、降圧動作に寄与しない回路は省略している。また、低圧側スイッチング部1の昇圧用主スイッチング素子11〜14は、素子の還流ダイオード部分のみが降圧動作に寄与するため、この部分をD11〜D14として表している。
図9は、本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの降圧動作時の図8の状態での動作を説明するための各部波形図である。波形は、上より、降圧用主パルスP21〜P24、トランス3の高圧側の電圧V2、電流I2、降圧用補助パルスP15〜P18、補助共振コンデンサ電流IC15、IC18を示す。
(1)まず、降圧用補助スイッチング素子15と16(若しくは17と18)をオンすることにより、補助共振コンデンサC15とC16(若しくはC17とC18)が平滑コンデンサ5から充電される。すなわち、充電路は、5上端→C15→15→31→C16→16→5下端の径路である。
(2)次に、降圧用主スイッチング素子21と22(若しくは23と24)をオンすると、LCの共振電流が一旦、補助共振コンデンサC17とC18(若しくはC15とC16)に流れる。すなわち、前回までの動作履歴により、補助共振コンデンサC17は、その上端が正の方向に充電されている。このため、31下端→D17→C17→C15→15→31上端の径路で、補助共振コンデンサC15を充電する共振電流が増大する。同時に、前回までの履歴により、補助共振コンデンサC18は、その上端が正の方向に充電されているため、31下端→C16→16→D18→C18→31上端の径路でも、補助共振コンデンサC16を充電する共振電流が増大する。したがって、これらの2つの径路で共振電流が増大し、共振リアクトル41にエネルギーが蓄積される。
(3)そして、比較的小容量の補助共振コンデンサC15とC16は、短時間で低圧側の平滑コンデンサ5の端子電圧VHまで充電される。すると、共振回路リアクトル41に蓄えられたエネルギーにより、31下端→D13→5→D14→31上端の径路で低圧側の平滑コンデンサ5を充電することとなる。すなわち、降圧チョッパの原理で、共振リアクトル41に一旦蓄えたエネルギーを低圧側の平滑コンデンサ5に供給することができる。
これにより、低圧側直流電圧VLをトランス3の低圧側巻線31と高圧側巻線32の巻数比以上に高くできる。
図10は、本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの出力特性図である。横軸に周波数指令値Fref(Hz)、縦軸に昇降圧方向の出力電流(%)を採り、最大周波数指令値をFmaxとする。実線は、前述した低圧側直流電圧VLと高圧側直流電圧VHの電圧比がトランス3(低圧側巻線31、高圧側巻線32)の巻数比に等しい時の出力特性を表す。パターン部分は、これよりも、昇圧運転時に高圧側直流電圧VHが高い、若しくは低圧側直流電圧VLが低い場合、降圧運転時に高圧側直流電圧VHが低い、若しくは低圧側直流電圧VLが高い場合の特性領域を表す。すなわち、実線を含むパターン部分は、本発明の補助共振動作によって得られる出力範囲である。
図11は、本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの電力貯蔵装置への応用例を示す機能ブロック図である。低圧側スイッチング部1及び高圧側スイッチング部2でバッテリ7を充放電する電力貯蔵装置であり、その出力は、前述したパルス作成部110を有する制御回路100及び補助スイッチング素子オフタイミング調整部30でコントロールされる。
まず、制御に必要な電力指令値Pref、電圧指令値Vref、低圧側直流電流IL、高圧側直流電流IH、高圧側直流電圧VHをそれぞれ電流センサCT5、CT6、電圧センサPT6を介して、制御回路100に取り込む。これらを乗算部101で乗じることにより、高圧側直流電流IHと電圧VHから高圧側直流電力PHを求める。
電力制御部103では、電力指令値Prefと高圧側直流電力PHの偏差を減算部102で求め、例えば、比例積分(PI)制御を用いて、その偏差がゼロ(高圧側直流電力PHが電力指令値Pref)となるようにその出力を調整する。一方、電圧制御部105では、電圧指令値Vrefと高圧側直流電圧VHの偏差を減算部104で求め、電力制御部103と同様に比例積分(PI)制御等を用いて、その偏差がゼロ(高圧側直流電圧VHが電圧指令値Vref)となるようにその出力を調整する。電力制御部103と電圧制御部105の出力は、制御選択部106でどちらか一方が選択され、電流制御部108の電流指令値Irefとなる。電流制御部108では、電流指令値Irefと低圧側直流電流ILの偏差を減算部107で求め、電力制御部103や電圧制御部105と同様に比例積分(PI)制御等を用いて、その偏差がゼロ(低圧側直流電流ILが電流指令値Iref)となるようにその出力を調整する。電流制御部108の出力は、周波数指令値変換部109で周波数指令値Frefに変換されると共に、パルス作成部110の昇降圧パルス切替え信号PSWとなる。
以上の本発明の実施形態によれば、トランス巻数比以上にコンバータの出力電圧を高くでき、低圧側と高圧側の電圧変動に対してロバストな特性を持つ絶縁共振形双方向DC/DCコンバータを実現することができる。
本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの主回路構成図。 本発明の一実施形態によるDC/DCコンバータ主回路をドライブするためのパルス発生部の機能ブロック図。 本発明の一実施形態による補助スイッチング素子オフタイミング調整部30における各パルスの時間関係を示すパルス波形図。 本発明の一実施形態による補助スイッチング素子オフタイミング調整部30の詳細ブロック図。 本発明の一実施形態における補助スイッチング素子オフタイミング調整部30の各部のパルス波形図。 本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの昇圧動作時の主回路状態図。 本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの昇圧動作時の図6の状態での動作を説明するための各部波形図。 本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの降圧動作時の主回路状態図。 本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの降圧動作時の図8の状態での動作を説明するための各部波形図。 本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの出力特性図。 本発明の一実施形態による絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの電力貯蔵装置への応用例を示す機能ブロック図。
符号の説明
1…低圧側スイッチング部、2…高圧側スイッチング部、3…トランス、4…LC共振回路、41…共振リアクトル、42…共振コンデンサ、5,6…平滑コンデンサ、11〜14…昇圧用主スイッチング素子、25〜28…昇圧用補助スイッチング素子、21〜24…降圧用主スイッチング素子、15〜18…降圧用補助スイッチング素子、C15〜C18,C25〜C28…補助共振コンデンサ、D11〜D14,D21〜D24…ダイオード、110…パルス作成部、111…昇圧用パルス作成部、112…降圧用パルス作成部、113…パルス選択部、30…補助スイッチング素子オフタイミング調整部、7…バッテリ、100…制御回路、103…電力制御部、105…電圧制御部、106…制御選択部、108…電流制御部、109…周波数指令値変換部。

Claims (10)

  1. 低圧側スイッチング部と、高圧側スイッチング部と、これら両スイッチング部を接続する絶縁トランスと、この絶縁トランスと一方の前記スイッチング部との間に接続されたLC共振回路と、前記両スイッチング部を制御する制御回路とを備えた絶縁共振形双方向DC/DCコンバータにおいて、単相フルブリッジ回路で構成される前記両スイッチング部の各アームの還流ダイオードを有する主半導体スイッチング素子と並列に、コンデンサと逆並列ダイオード付補助半導体スイッチング素子の直列回路を接続したことを特徴とする絶縁共振形双方向DC/DCコンバータ。
  2. 請求項1において、前記主半導体スイッチング素子をオンする直前又は同時に、対応する前記補助半導体スイッチング素子をオンさせる信号作成手段を設けたことを特徴とする絶縁共振形双方向DC/DCコンバータ。
  3. 請求項1において、前記主半導体スイッチング素子がオンする直前又は同時に、対応する前記補助半導体スイッチング素子をオンさせるとともに、短時間後にオフさせる信号作成手段を設けたことを特徴とする絶縁共振形双方向DC/DCコンバータ。
  4. 請求項2又は3において、前記信号作成手段は、オンさせた前記補助半導体スイッチング素子と直列接続された前記コンデンサを流れる電流が反転した後に、当該補助半導体スイッチング素子をオフするように構成したことを特徴とする絶縁共振形双方向DC/DCコンバータ。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記両スイッチング部を制御する前記制御回路は、パルス幅を実質的に一定とし、その繰返し周波数を調整する周波数可変の制御手段を備えたことを特徴とする絶縁共振形双方向DC/DCコンバータ。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記低圧側スイッチング部の前記補助半導体スイッチング素子と、前記高圧側スイッチング部の前記補助半導体スイッチング素子のオンオフ信号を選択する手段を設け、前記低圧側と高圧側との間の電力の受渡し方向を判定する手段と、この受渡し方向判定手段の出力に応じて、前記高圧側又は低圧側スイッチング部の前記補助半導体スイッチング素子のオン・オフ信号を選択する手段を備えたことを特徴とする絶縁共振形双方向DC/DCコンバータ。
  7. 請求項6において、前記低圧側又は高圧側スイッチング部の電流を制御する電流制御手段を備え、前記オン・オフ信号を選択する手段は、前記電流制御手段の出力極性に基づいて前記低圧側又は降圧側補助半導体スイッチング素子のオン・オフ信号を選択する手段を備えたことを特徴とする絶縁共振形双方向DC/DCコンバータ。
  8. 低圧側スイッチング部と、高圧側スイッチング部と、これら高低圧側スイッチング部を接続する絶縁トランスと、この絶縁トランスと前記高低圧側スイッチング部の一方との間に接続されたLC共振回路と、前記高低圧側スイッチング部を制御する制御回路とを備えた絶縁共振形双方向DC/DCコンバータにおいて、前記トランスの1次又は2次巻線と前記LC共振回路の直列回路を、前記高低圧側スイッチング部の主スイッチング素子をオンした瞬間から短時間だけ共振電流を循環させる回路手段を設けたことを特徴とする絶縁共振形双方向DC/DCコンバータ。
  9. 請求項8において、前記高低圧側スイッチング部の主スイッチング素子をオンした瞬間から短時間だけ共振電流を循環させる前記回路手段は、この循環電流によって充電されるコンデンサを含むことを特徴とする絶縁共振形双方向DC/DCコンバータ。
  10. 低圧側スイッチング部と、高圧側スイッチング部と、これら高低圧側スイッチング部を接続する絶縁トランスと、この絶縁トランスと前記高低圧側スイッチング部の一方との間に接続されたLC共振回路と、前記高低圧側スイッチング部を制御する制御回路とを備えた絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの制御方法において、単相フルブリッジ回路で構成される前記両スイッチング部の各アームの還流ダイオードを有する主半導体スイッチング素子と並列に、コンデンサと逆並列ダイオード付補助半導体スイッチング素子の直列回路を接続するとともに、前記トランスの1次又は2次巻線と前記LC共振回路の直列回路を、前記高低圧側スイッチング部の主スイッチング素子をオンした瞬間から短時間だけ共振電流を循環させてこの循環電流によるエネルギーを前記LC共振回路内のインダクタンスに一旦蓄えるステップと、その後、このエネルギーによる電圧と前記トランスの巻線電圧とにより、前記高圧側又は低圧側スイッチング部に接続された平滑コンデンサを充電するステップとを備えたことを特徴とする絶縁共振形双方向DC/DCコンバータの制御方法。
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