JP4526871B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技機に関し、更に詳細には、機裏側に設けた機構セット盤に、各種遊技部品を電気的に制御する制御装置が配設される遊技機に関するものである。
例えば遊技機の代表例の一つであるパチンコ機やアレンジボール機では、機内にセットされる遊技盤に、各種の入賞口や案内車が配置される一方、図柄表示装置や入賞装置、ランプ類、その他スピーカ等の電気部品が配置されている。また、前記遊技機の裏側には、各種遊技球の球通路等が形成される機構セット盤が設けられており、該機構セット盤に、前記各電気的部品を制御する制御基板を基板ケースに収容した制御装置が配設される。ここで、前記制御装置としては、例えば遊技機全体を制御するメイン制御装置や前記各電気部品に対応して設けられるサブ制御装置、電源の供給制御を行なう電源制御装置等の各種制御装置が設けられている。そして、前記各制御装置が対応の電気部品を制御することで、前記図柄表示装置で図柄変動ゲームを行なうと共に、該図柄変動ゲームに合わせて、前記ランプ類を発光させたりスピーカから効果音を出したりして、所要の遊技を行なうようになっている。
ところで、前記制御装置をそのまま機構セット盤に配設すると、他の制御装置等から発生するノイズに起因して当該制御装置に誤作動が生ずることがあることから、各制御装置に対してノイズ対策を行なう必要がある。このような制御装置に対するノイズ対策としては、例えば特許文献1に開示されるように、前記制御装置の裏面(機構セット盤と対向する面)に、導電性材料で形成したシールド部材を配設してノイズを遮断するよう構成し、制御装置の誤作動を防止するものが知られている。なお、前記シールド部材は、前記制御装置に対して着脱または回動可能に取付けてある。すなわち、特許文献1に開示された制御装置では、前記シールド部材を取付けるだけの簡単な構成で制御装置の誤作動の防止を実現し得ると共に、必要に応じてシールド板を着脱または回動するだけで、制御装置内部の制御基板を外部から目視して制御基板の異常を確認し得るようになっている。
特開平11−267323号公報
ここで、前記シールド部材は、機種変更等により新しい制御装置に交換する必要が生じた場合であっても、該制御装置の外形形状に変更がない限りはそのまま使用可能な部材である。しかしながら、前記シールド部材は前記制御装置に直接取付けられるため、該制御装置を交換した場合には、該シールド部材も交換されてしまい、廃棄物の増加を招くと共に、コストが増大する要因ともなる。なお、前記シールド部材を前記制御装置に着脱可能に設けた場合には、シールド部材を取外して新たな制御装置に付け替えるようにすれば、前述した問題が生ずることはない。しかし、この場合には、煩雑な付け替え作業が必要なため、機種変更等の作業効率が低下する。また、元の制御装置から取外したシールド部材を、新たな制御装置に取付けるまでは保管しなければならず、その保管スペースを確保する必要が生ずると共に、場合によっては取外したシールド部材を紛失する虞がある。
また、機種変更に際しては、制御装置の外形形状が変更されることもあり、この場合には元の制御装置に取付けられていたシールド部材のサイズが合わなくなるため、該シールド部材の形状も変更しなければならず、コストが嵩む問題が指摘される。更に、前記シールド部材を制御装置に取付ける構成では、該シールド部材の形状を制御装置の形状に合わせて形成する必要があり、該シールド部材の形状が限定される。ここで、前記制御装置は遊技機とは別に扱われることもあり、該制御装置の保管、輸送、遊技機への取付け等の利便性を考慮すると、制御装置の重量をできるだけ抑制することが好ましい。この場合に、制御装置自体の重量を低減するのには限度があることから、必然的にシールド部材の重量を低減することになる。従って、シールド部材の形状は、結果的に単純な平板形状で、その肉厚の薄い軽量のものに限定されるため、制御装置に対するノイズの遮断効果は万全とは云えない部分もある。
そこで、本発明は、機種変更等に際し、シールド部材を交換することなく共通で使用可能な遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、
機裏側に設けた機構セット盤(30)に各種電気部品の制御装置(20)を着脱自在に配設した遊技機において、
ノイズ発生源(21)からのノイズを遮断するシールド部材(40)が、前記機構セット盤(30)に形成した取付部(35)を介して前記制御装置(20)およびノイズ発生源(21)に重なる状態で該制御装置(20)とノイズ発生源(21)との間に位置するよう機構セット盤(30)に配設され、
前記取付部(35)は、前記機構セット盤(30)に後方に向けて突出形成された第1の係合部(36)と、該第1の係合部(36)から側方に離間する位置に形成されて該第1の係合部(36)に向く側方に開口する開口部(38)とを有し、
前記制御装置(20)には、前記第1の係合部(36)と係合可能な第2の係合部(24a)、および前記開口部(38)に挿入可能な第1の突出部(25)が設けられると共に、
前記シールド部材(40)には、前記第1の係合部(36)と係合可能な第3の係合部(41)、および前記開口部(38)に挿入可能にシールド部材(40)の端部から側方に突出すると共に第3の係合部(41)から離間するにつれて機構セット盤(30)側に傾斜する第2の突出部(42)が設けられ、
前記第2の突出部(42)を前記開口部(38)に挿入したもとで、前記第1の係合部(36)と第3の係合部(41)とを係合させることで前記シールド部材(40)が前記取付部(35)に取付けられ、該開口部(38)に前記第1の突出部(25)を挿入したもとで、第1の係合部(36)と第2の係合部(24a)とを係合させることで前記制御装置(20)が取付部(35)に取付けられるよう構成したことを特徴とする
また、前記ノイズ発生源(21)を、前記制御装置(20)と少なくとも一部が前後に重なる位置関係で対向配置される第2の制御装置(21)としてもよい。
本発明の請求項1に係る遊技機は、シールド部材を機構セット盤に取付けるよう構成したことで、機種変更や制御装置の故障・損傷時等に制御装置だけを交換することができる。すなわち、シールド部材はそのまま使用できるから、制御装置を交換するに際して、廃棄物やコストが増大することはない。また、制御装置の交換・メンテナンス時等に、該制御装置からシールド部材を取外す必要がないから、作業を簡単に行ない得ると共に、シールド部材を紛失することもない。そして、制御装置の外形形状を変更した場合であっても、シールド部材の形状を変更する必要はなく、この場合にも廃棄物やコストを抑制し得る利点がある。更に、シールド部材を機構セット盤に取付けるようにしたことで、重量に囚われることなくシールド部材の形状等を任意に決定し得るから、より確実にノイズを遮断し得るようにできる。なお、前記シールド部材を制御装置とは一体的に取り扱わないよう構成したことで、前記シールド部材の重量が嵩んだ場合であっても、該制御装置の保管、輸送、遊技機への取付け等の利便性の低下を招くことはない。
また、シールド部材に形成した第2の突出部を機構セット盤に形成した開口部に挿入した状態で、該シールド部材の第3の係合部を機構セット盤の第1の係合部に係合させることにより、当該シールド部材を機構セット盤に取付け得ると共に、該開口部に制御装置に形成した第1の突出部を挿入した状態で、該制御装置の第2の係合部を第1の係合部と係合させることにより、当該制御装置を機構セット盤に取付けることができる。このように、制御装置およびシールド部材の個々に対応した取付部を形成する必要がないから、コストの低減を図り得ると共に、スペース的な余裕もできる。また、前記シールド部材の第2の突出部を機構セット盤側に傾斜させたことで、該シールド部材を取付部に取付けた状態で前記制御装置を取付けるに際して、該制御装置の第1の突出部を前記開口部に容易に挿入することが可能となる。
そして、請求項に係る遊技機によれば、前記制御装置と、ノイズ発生源としての第2の制御装置との間に、前記シールド部材が位置するから、両制御装置を重ねて配置した場合であってもノイズによる制御装置の誤作動が起こるのを防止し得る。同様に、前記制御装置に起因して発生したノイズも前記シールド部材で遮断されるから、該ノイズによって前記第2の制御装置に誤作動が発生するのを防止できる。更に、制御装置と第2の制御装置とを前後に重ねて配置することで、機構セット盤の面方向にスペース的な余裕が生ずるから、該機構セット盤への他部材の設置の自由度を向上させ得る。従って、各種部材を機構セット盤に余裕を持って配置させ得ると共に、従来にない新たな部材の設置が可能となる。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例1および2を挙げて、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお実施例1および2では、遊技機としてパチンコ球を遊技媒体として使用する一般的なパチンコ機を例にして説明する。なお、以下の説明においては、左・右とは図1に示すように、パチンコ機10を背面側から視た状態で指称する。
先ず実施例1に係るパチンコ機の概略構成について、図1を参照して説明する。パチンコ機10は、外郭をなす外枠11の開口前面側に対して中枠12が、パチンコ機10に設けた連結支持手段、施錠手段(何れも図示せず)を利用して着脱および開放可能に組み付けられている。そして、前記中枠12には、所要の遊技領域を構成した遊技盤(図示せず)が着脱交換可能に取付けられると共に、該中枠12の前面側にガラス板を備えた前枠13を開閉可能に組み付けて遊技盤を透視保護している、また、前記中枠12の下方位置にはパチンコ球を貯留し得る上球皿や下球皿(何れも図示せず)が配設されると共に、遊技者の操作に応じて上球皿に貯留したパチンコ球を前記遊技盤に向けて発射させるハンドルユニット18を設けてある。更に、前記中枠12の裏側には、パチンコ機10の全体を制御する主制御装置(制御装置)20や、各種電気部品等に供給する電源を制御する電源制御装置(第2の制御装置)21、その他払出制御装置27等の各種制御装置を取付けた機構セット盤30が装備される。すなわち、実施例1に係るパチンコ機10は、遊技者が前記ハンドルユニット18を操作して前記上球皿のパチンコ球を発射することにより、前記主制御装置20の制御に基づき所要の遊技が行なわれるようになっている。
ここで、パチンコ機10に配設される各種制御装置20,21,27は、図示しない制御基板を透明樹脂製の保護ケース22内に収容して構成されており、該保護ケース22の外部から制御基板を視認し得るようになっている。なお、前記主制御装置20の保護ケース22内に収容される制御基板は、パチンコ機10で行なう遊技内容を特定するものであって、遊技盤等を交換して遊技内容を変更する所謂機種変更時には交換を要する専用基板である。これに対して、前記電源制御装置21の保護ケース22内に収容される制御基板は、各制御装置20,27への電源供給を制御するものであって、異なる機種同士でも使用でき、機種変更時に交換を要しない共用基板である。また、前記主制御装置20の保護ケース22における一方の側縁部(図3の右側縁部)には、上下方向に離間する2箇所に、該側縁部からケース外方に向けて突出する支持部24,24が形成されており、該支持部24,24の夫々に、前後方向に貫通する第1の係合孔(第2の係合部)24a,24aが穿設されている。更に、前記主制御装置20の保護ケース22における他方の側縁部(図2の左側縁部)には、上下に離間する2箇所に該側縁部に対して略垂直に突出する(すなわち図2の左方向に突出する)第1の突出部25,25を形成してある。
前記機構セット盤30は、前記中枠12の外郭形状に略整合する矩形状に形成され、その略中央に開設した窓口31を介して前記遊技盤の裏面がパチンコ機10の後方に臨むように構成されている。また、前記機構セット盤30の上側には、外部の球供給設備から供給されるパチンコ球を貯留する球タンク32が配設されており、該球タンク32のパチンコ球を、前記窓口31の右側部に設けた球通路33を介して前記上球皿や下球皿に供給するようになっている。更に、前記機構セット盤30における前記窓口31の下側には、後方に開口するよう前側に凹んだ収容凹部34が形成してある(図2参照)。
前記収容凹部34の開口寸法は、前記電源制御装置21における機構セット盤30との対向面と略整合する大きさで、かつ該収容凹部34の前後方向の奥行き寸法は、該電源制御装置21の前後方向の長さ寸法より大きく設定される。すなわち、図3に示すように、前記電源制御装置21を収容凹部34内に完全に収容し得るよう構成されている。また、前記機構セット盤30における前記収容凹部34の近傍には、前記主制御装置20を着脱自在に取付ける取付部35が形成されており、該取付部35を介して主制御装置20が、前記電源制御装置21と前後に重なる位置関係で取付けられている(図1〜図3参照)。なお、実施例1では、前記電源制御装置21は、従来公知の係合手段やネジ止め等により、前記収容凹部34内に着脱自在に配設されている。
また、前記収容凹部34に収容した前記電源制御装置21と、前記取付部35に取付けた主制御装置20との間には、図1〜図3に示すように、金属板等の導電材で形成されたノイズ遮断用のシールド部材40が配置されており、電源制御装置21で発生したノイズが主制御装置20に到達するのを防止すると共に、該主制御装置20で発生したノイズが電源制御装置21に到達しないようになっている。すなわち、実施例1に係るパチンコ機10では、図1〜図4に示すように、前記シールド部材40と機構セット盤30との間に、機種変更時に交換を要しない前記電源制御装置21が配置されると共に、該シールド部材40における機構セット盤30とは反対側(すなわちパチンコ機10の外側)に、変更時に交換を要する前記主制御装置20が配置されている。
図3に示すように、前記取付部35は、前記主制御装置20に形成した前記第1の係合孔24a,24aと係脱自在に係合する係合突部(第1の係合部)36,36,39,39と、該主制御装置20に形成した前記第1の突出部25,25を挿入可能な開口部38,38とから構成される。なお、実施例1では、前記係合突部36,36,39,39を上下方向に離間する4箇所に形成してあるが、最も上下に離間する2つの係合突部36,36が前記主制御装置20を取付けるのに供され、その間の2つの係合突部39,39は前記払出制御装置27を取付けるのに供される。ここで、前記主制御装置20を取付ける係合突部36と払出制御装置27を取付ける係合突部39の形状は同一のため、主制御装置20の係合突部36についてのみ説明する。前記係合突部36,36は、前記機構セット盤30の背面30aにおける前記収容凹部34の近傍(図3または図4では収容凹部34の右側)に、上下に離間する位置に対向すると共に上下方向に弾性変形可能で、後方に向けて突出形成された一対のフック37,37からなり、該フック37,37における互いに対向しない面に爪部37a,37aが形成されている。また、前記各爪部37a,37aは、前記係合突部36,36(フック37,37)を第1の係合孔24a,24aに挿入した際に、前記支持部24,24の後端面に当接する位置に形成されており、該支持部24,24の後端面に爪部37a,37aが当接することで、前記主制御装置20の後方移動を規制している。
また、前記開口部38,38は、前記機構セット盤30における前記収容凹部34を画成する壁部34a(図3または図4では収容凹部34の左側)の後端部における上下方向に離間する2箇所に、前記係合突部36,36側に開口するよう形成されている。従って、前記主制御装置20に形成した第1の突出部25,25の夫々を、前記開口部38,38に挿入した状態では、開口部38,38の内面に第1の突出部25,25が当接して、該主制御装置20が後方移動しないようになっている。すなわち、前記主制御装置20の第1の係合孔24a,24aおよび第1の突出部25,25を、対応する前記係合突部36,36および開口部38,38の夫々と係合することで、該主制御装置20が機構セット盤30(取付部35)に取付けられる。なお、実施例1では、前記開口部38,38は、前記収容凹部34に配置した前記電源制御装置21の背面より後方位置に形成されており、該開口部38,38を介して取付けた主制御装置20(シールド部材40)が電源制御装置21と干渉しないよう構成してある。
前記電源制御装置21と主制御装置20との間に配置される前記シールド部材は、図2または図3に示すように、主制御装置20における電源制御装置21との対向面の略全面を覆う大きさに形成されており、該電源制御装置21から発生したノイズを遮断して、主制御装置20の誤作動を防止している。また、前記シールド部材40は、前記機構セット盤30に形成した前記係合突部36と係合可能な第2の係合孔(第3の係合部)41と、前記開口部38,38に挿入可能な第2の突出部42,42とを備えており、前述した主制御装置20と同様に、該機構セット盤30の開口部38,38に第2の突出部42,42を挿入した状態で、係合突部36と第2の係合孔41とを係合することで、所定位置に取付けられるよう構成される。
ここで、前記第2の係合孔41は、上下方向に所定間隔離間する一対の係合片41a,41aからなり、該係合片41a,41aが前記係合突部36の爪部37a,37aに当接するよう構成される。なお、実施例1では、前記第2の係合孔41は、上側に形成された係合突部36と対応する位置にのみ形成されており、下側に形成された係合突部36と対応する位置には、当該係合突部36を挿通する通孔43を形成してある。すなわち、前記シールド部材40は、前記第2の係合孔41と係合突部36とが係合することで、前記取付部35からの脱落が防止される。
また、前記第2の突出部42,42は、図2に示すように、前記機構セット盤30に形成した開口部38,38と対応して設けられると共に、前記第2の係合孔41から離間するにつれて機構セット盤30側に傾斜する傾斜面42a,42aが形成されている。すなわち、前記第2の突出部42,42を前記開口部38,38に挿入した状態では、該開口部38,38の開口端部から内側に向かうにつれて開口幅が次第に拡がるようになっている(図4(b)参照)。
〔実施例1の作用〕
次に、前述した実施例1に係る遊技機の作用につき以下説明する。前記パチンコ機10は、電源を投入すると、前記電源制御装置21が各制御装置20,27等の電気部品に適切な電流値・電圧値に変換して、これら制御装置20,27等に電源を供給する。そして、遊技者が前記ハンドルユニット18を操作して遊技盤上にパチンコ球を打出すことで所要の遊技が展開される。
ところで、前記電源制御装置21は電流値や電圧値を変更するため、ノイズが発生し易い。このため、前記主制御装置20を電源制御装置21と前後に重ね合う位置関係で配置すると、そのままでは該電源制御装置21からのノイズにより主制御装置20に誤動作等を生ずる虞がある。そこで、実施例1に係るパチンコ機10では、ノイズ発生源としての前記電源制御装置21と、該電源制御装置21からのノイズから保護すべき前記主制御装置20との間に導電材で形成したシールド部材40を配設して、ノイズを遮断するよう構成したから、該主制御装置20に誤作動等が発生するのを防止し得る。更に、前記シールド部材40を前記電源制御装置21の後面の略全面を覆うよう形成したから、該電源制御装置21からのノイズは全面的に遮断され、前記主制御装置20をノイズから好適に保護し得る。同様に、前記主制御装置20からもノイズが発生する虞もあるが、該主制御装置20に起因して発生したノイズも前記シールド部材40で遮断し得るから、該ノイズによって前記電源制御装置21に誤作動が発生するのを防止できる。
なお、前記機構セット盤30の背面30aに、前記主制御装置20と電源制御装置21とを並べて配置した場合には、該機構セット盤30に対する設置面積が大きくなり、他部材の設置スペースが狭くなってしまう。そこで、実施例1のように、前記主制御装置20と電源制御装置21とを前後に重なるよう配置すれば、機構セット盤30の背面(面方向)にスペース的な余裕が生ずるから、該機構セット盤30への他部材の設置の自由度が向上する。従って、機構セット盤30に対して余裕を持って各種部材を配置し得ると共に、従来にない新たな部材の設置も可能となる。
ところで、パチンコ機10の全体を制御している主制御装置20は特に不正改造等を防止する必要があり、その保護ケース22を透明樹脂材で形成して内部を目視し得るよう構成され、該保護ケース22に内蔵した制御基板に回路パターン等の異常がないか否かの検査が行なわれる。ここで、実施例1では、前記機構セット盤30に形成した取付部35を介して、前記シールド部材40と主制御装置20とを夫々独立して着脱自在に取付けるよう構成してあるから、該取付部35から主制御装置20を取外すだけで、当該主制御装置20の制御基板の確認を行なうことができる。すなわち、従来のように、前記シールド部材40を主制御装置20に着脱または回動可能に取付ける構成の場合には、該主制御装置20の制御基板を確認するに際しては、主制御装置20を機構セット盤30(取付部35)から取外した後に、シールド部材40を取外したり回動させて主制御装置20の内部を目視するようにする必要があるのに対し、前述した実施例1に係る構成によれば、主制御装置20を単に機構セット盤30(取付部35)から取外すだけでよいから、作業性が向上し、制御基板の検査作業を迅速かつ簡単に行ない得る利点がある。
また、前述した機種変更を行なう場合や、前記主制御装置20に故障・損傷等の不具合が発生した場合には、該主制御装置20の交換・メンテナンス作業を行なう必要が生ずる。ここで、実施例1では、前記シールド部材40と機構セット盤30との間(すなわち収容凹部34)に前記電源制御装置21を配置すると共に、該シールド部材40における機構セット盤30とは反対側に前記主制御装置20を配置し、更に前記シールド部材40を主制御装置20とは別部材として機構セット盤30に取付けている。このため、前記主制御装置20の交換・メンテナンス作業等を行なう場合であっても、前記機構セット盤30からシールド部材40を取外すことなく主制御装置20のみを取外せばよいから、機種変更時の作業性の向上を図り得ると共に、該シールド部材40を紛失することもない。また、シールド部材40は前記機構セット盤30(取付部35)に取付けたままなので、主制御装置20を交換してもシールド部材40はそのまま使用でき、廃棄物やコストが増大するのを防止し得る。
更に、前記主制御装置20を取付けるための取付部35を介して、前記シールド部材40を機構セット盤30に取付けるようにしたことで、機種変更等に際して主制御装置20の外形形状を変更した場合であっても、該主制御装置20を取付部35に取付けられる形状であればシールド部材40の形状を変更する必要はないから、この場合にも廃棄物やコストを抑制し得る利点がある。また、シールド部材40を機構セット盤30に取付けることで、該シールド部材40の重量に囚われることなく形状等を任意に決定し得る。従って、前記シールド部材40の厚み寸法を大きく設定して、前記電源制御装置21からのノイズを確実に遮断するよう構成することも可能である。なお、前記シールド部材40を主制御装置20とは一体的に取り扱わないよう構成したことで、前記シールド部材40の重量が嵩んだ場合であっても主制御装置20の重量が増大しないから、該主制御装置20の保管、輸送、パチンコ機10への取付け作業等の利便性の低下を招来する虞はない。
次に、前記主制御装置20およびシールド部材40の機構セット盤30への取付け方法について説明する。前記機構セット盤30に形成した開口部38,38に、前記シールド部材40に形成した第2の突出部42,42を挿入した状態で、該機構セット盤30の係合突部36,36をシールド部材40の第2の係合孔41および通孔43の夫々に挿入する(図4(a)参照)。このとき、前記第2の係合孔41の係合片41a,41aが前記係合突部36の爪部37a,37aと係合して、前記シールド部材40が機構セット盤30(取付部35)に取付けられる(図4(b)参照)。この状態で、前記開口部38,38に主制御装置20に形成した前記第1の突出部25,25を挿入すると共に、前記係合突部36,36を主制御装置20の第1の係合孔24a,24aの夫々に挿入する(図4(c)参照)。このとき、前記係合突部36,36の爪部37a,37aが前記第1の係合孔24a,24aに当接して前記フック37,37が相互に近接する方向に弾性変形すると共に、該爪部37a,37aが第1の係合孔24a,24aから抜け出ると、該フック37,37が弾性復帰して当該爪部37a,37aが第1の係合孔24a,24aが形成される支持部24,24の後端面と係合して、前記主制御装置20が機構セット盤30(取付部35)に取付けられる(図1参照)。
このように、主制御装置20およびシールド部材40の個々に対応した取付部35を機構セット盤30に形成する必要がないから、該機構セット盤30にスペース的な余裕を設け得ると共に、加工コストの低減も図り得る利点がある。また、前記シールド部材40の第2の突出部42,42に、前記機構セット盤30側(前方)に傾斜する傾斜面42a,42aを設けたことで、該シールド部材40を取付部35に取付けた状態であっても前記開口部38,38に前記主制御装置20の第1の突出部25,25を容易に挿入することができ、当該主制御装置20の取付け作業を容易に行ない得るようになる。
なお、前記取付部35から主制御装置20取外すに際しては、前記機構セット盤30側の係合突部36,36(フック37,37)を弾性変形させて、該係合突部36,36と主制御装置20の第1の係合孔24a,24aとの係合を解除すると共に、前記第1の突出部25,25を前記開口部38,38から抜き出せばよい。同様に、前記機構セット盤30側の係合突部36,36(フック37,37)を弾性変形させて、該係合突部36とシールド部材40の第2の係合孔41との係合を解除した状態で、前記第2の突出部42,42を前記開口部38,38から抜き出せば、シールド部材40を取付部35から取外すことができる。すなわち、実施例1に係るパチンコ機10では、前記主制御装置20およびシールド部材40の取付部35への着脱作業に際して、工具等を使用する必要がないから、作業を容易に行なうことができる。
次に、実施例2に係るパチンコ機について説明する。なお、実施例2に係るパチンコ機は、前述した実施例1に係るパチンコ機10と基本的に同一の構成のため、同一の部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例2に係るパチンコ機10では、図5に示すように、前記機構セット盤30に形成する取付部35として、前記開口部38,38に代えて、上方に向けて突出する軸部51,51(図5には上側の軸部51のみを図示)を形成してある。すなわち、実施例2に係るパチンコ機10の取付部35は、前記機構セット盤30の後方に向けて突出形成された前記係合突部36,36と、該係合突部36,36から離間する位置に上方に向けて突出形成された軸部51,51とから構成される。
一方、前記主制御装置20には、前記第1の突出部25,25の端部に、上下方向に貫通して前記軸部51,51を挿入可能な第1の軸孔53,53(図5には上側の第1の軸孔53のみを図示)が形成されており、同様に、前記シールド部材40には、前記第2の突出部42,42の端部に、上下方向に貫通して軸部51,51を挿入可能な第2の軸孔55,55(図5には上側の第2の軸孔55のみを図示)が形成されている。すなわち、前記主制御装置20には、前記係合突部36,36と係合可能な第1の係合孔24a,24a、および前記軸部51,51を挿入可能な第1の軸孔53,53を設けると共に、前記シールド部材40には、該係合突部36と係合可能な第2の係合孔41、および軸部51,51を挿入可能な第2の軸孔55,55を設けてある。
すなわち、実施例2に係るパチンコ機10は、前記シールド部材40の第2の軸孔55,55に、前記取付部35の軸部51,51を挿通することで、該シールド部材40が回動自在に枢支されると共に、この状態で当該シールド部材40を閉成することで、前記係合突部36と第2の係合孔41(係合片41a,41a)とが係合して、該取付部35にシールド部材40が取付けられる。更に、前記主制御装置20の第1の軸孔53,53に、前記取付部35の軸部51,51を挿通することで、該主制御装置20が回動自在に枢支されると共に、この状態で当該主制御装置20を閉成することで、前記係合突部36,36と第1の係合孔24a,24aとが係合して、該取付部35に主制御装置20が取付けられる。すなわち、実施例2に係るパチンコ機10も、前述した実施例1に係るパチンコ機10と同様に、ノイズ発生源としての前記電源制御装置21と、該電源制御装置21からのノイズから保護すべき前記主制御装置20とが前後に重なる位置関係で対向配置されると共に、当該電源制御装置21と主制御装置20との間にノイズを遮断するシールド部材40が位置するよう構成されている。
〔実施例2の作用〕
次に、前述した実施例2に係る遊技機の作用につき以下説明する。前述したように、ノイズ発生源としての前記電源制御装置21と、該電源制御装置21からのノイズから保護すべき前記主制御装置20との間に導電材で形成したシールド部材40を配設したから、ノイズによる主制御装置20や電源制御装置21の誤作動を確実に防止し得る。また、前記主制御装置20と電源制御装置21とを前後に重なる位置関係で対向配置すると共に、主制御装置20とシールド部材40とを夫々独立して前記機構セット盤30(取付部35)に取付けるようにしたから、前述した実施例1に係るパチンコ機10と同様の作用効果が得られる。
また、実施例2に係るパチンコ機10は、前記主制御装置20を前記取付部35の軸部51,51および第1の軸孔53,53を介して回動自在に枢支するようにしたから、該主制御装置20の制御基板を検査等するに際して、該主制御装置20を回動させるだけで当該主制御装置20におけるシールド部材40(機構セット盤30)の対向面側も確認することができるから、作業性が向上し、検査等の作業を容易に行ない得る利点がある。また、前記シールド部材40も前記取付部35に対して回動自在に構成したことで、該シールド部材40で覆われた前記電源制御装置21に交換・メンテナンス作業等の必要が生じた場合であっても、当該シールド部材40を取外すことなく回動して該電源制御装置21を露出させればよいから、作業時にシールド部材40を紛失することはない。
そして、前記取付部35から主制御装置20を取外すに際しては、前記係合突部36,36と第1の係合孔24a,24aとの係合を解除すると共に、該主制御装置20を上方にスライドさせて、前記第1の軸孔53,53から前記軸部51,51を抜き出せばよい。同様に、前記係合突部36とシールド部材40の第2の係合孔41との係合を解除した状態で、該シールド部材40を上方にスライドさせて、前記第2の軸孔55,55から前記軸部51,51を抜き出せば、シールド部材40を取付部35から取外すことができる。すなわち、実施例2に係るパチンコ機10であっても、前記主制御装置20およびシールド部材40の取付部35への着脱作業に際して、工具等を使用する必要がないから、作業を容易に行なうことが可能である。
〔変更例〕
なお、本発明に係る遊技機としては、前述した実施例1および2のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、図6に示すように、取付部35として機構セット盤30に、係合突部36,36と、係合突部36,36側に開口する開口部38,38と、該開口部38,38の近傍において、上方に向けて突出する軸部51,51とを形成する。これに対し、主制御装置20には、係合突部36,36と係合可能な第1の係合孔24a,24a、および開口部38,38に挿入可能な第1の突出部25,25を設けると共に、シールド部材40には、係合突部36と係合可能な第2の係合孔41、および軸部51,51を挿入可能な第2の軸孔55,55を設けるようにする。すなわち、機構セット盤30の取付部35に対して、シールド部材40を着脱および回動自在に枢支すると共に、前記主制御装置20を着脱可能に取付けることでも、前述した実施例1および2と同様の作用効果を得ることができる。更にこの構成であれば、実施例2に係る構成と較べて、前記主制御装置20を前記取付部35から簡単に取外すことができるから、該主制御装置20のメンテナンス作業等を容易に行ない得る。なお、前述した実施例1および2と同一の部材については同一の名称および符号を付してある。
また、実施例1および2では、ノイズ発生源として電源制御装置を挙げたが、これに限られるものではない。例えば、ノイズは、遊技球同士の接触や遊技球の球通路の通過、各種制御装置、その他電気部品等から発生する可能性があり、これらノイズを発生する可能性があるものがノイズ発生源に該当し得る。また、実施例1および2では、ノイズ発生源から保護する制御装置として主制御装置を挙げたが、これに限らず遊技機に配設される各種制御装置であればノイズから保護する必要があり、これら制御装置に対しても適宜ノイズ発生源との間にシールド部材を配置するようにすれば、より確実に遊技機の誤作動等の不具合が防止される。なお、前記シールド部材の形状や大きさに関しては、実施例1および2に示した板状のものに限定されず、箱状やL字状等に形成したものであってもよく、ノイズ発生源と制御装置との位置関係等に応じて任意に変更すればよい。
そして、制御装置内に収容する専用基板としては、遊技機全体を制御する制御基板を例にしたが、これに限られるものでなく、機種変更時にそれに併せて交換する必要のある基板であれば何れの制御基板であってもよく、具体的には図柄制御基板、音声制御基板、ランプ制御基板等が挙げられる。また、制御装置内に収容する共用基板としては、遊技機の電源供給を制御する制御基板を例にしたが、これに限られるものでなく、機種変更時であっても特に交換する必要がなく、機種の如何を問わず共用することが可能な基板であればよく、具体的には発射制御基板、払出制御基板等が挙げられる。なお、実施例1および2では、遊技機としてパチンコ機を採用したが、アレンジボール機やスロットマシン機等であってもよく、遊技機の裏側に設けた機構セット盤に各種電気部品の制御装置を着脱自在に配設したものであれば、何れの遊技機も採用し得る。
〔付記〕
なお、本発明に係る遊技機の具体的構成としては、以下のような限定が可能である。
(1) 請求項2記載の遊技機に関して、前記第2の制御装置は、機種変更時に交換を要しない共用基板を備え、該第2の制御装置を前記シールド部材と機構セット盤との間に配置する。
このように、第2の制御装置に機種変更時に交換を要しない共用基板を収容し、該第2の制御装置をシールド部材と機構セット盤との間に配置することで、該シールド部材を取外すことなく機種変更を行なうことができ、該機種変更時の作業性の向上を図り得る利点がある。
(2) 請求項1、2および前記(1)の何れかに記載の遊技機に関して、前記制御装置は、機種変更時に交換を要する専用基板を備え、該制御装置を前記シールド部材における機構セット盤とは反対側に配置する。
このように、制御装置に機種変更時に交換を要する専用基板を収容し、該制御装置をシールド部材の機構セット盤とは反対側に配置するようにしたから、機種変更や制御装置の故障・損傷時等にシールド部材を取外すことなく作業を行なうことができ、作業効率が向上される。
(3) 請求項3記載の遊技機に関して、前記取付部は、前記機構セット盤に後方に向けて突出形成された第1の係合部と、該第1の係合部から離間する位置に形成されて該第1の係合部側に開口する開口部と、該開口部の近傍に上方に向けて突出形成された軸部とを有し、
前記制御装置には、前記第1の係合部と係合可能な第2の係合部、および前記開口部に挿入可能な第1の突出部が設けられると共に、
前記シールド部材には、前記第1の係合部と係合可能な第3の係合部、および前記軸部を挿入可能な第2の軸孔が設けられ、
前記第2の軸孔に軸部を挿通して回動可能に支持した前記シールド部材の前記第3の係合部と第1の係合部とを係合させることで、前記取付部に該シールド部材が取付けられると共に、前記開口部に前記第1の突出部を挿入したもとで、第1の係合部と第2の係合部とを係合させることで前記制御装置を取付部に取付ける。
このように、シールド部材に形成した第2の軸孔に取付部の軸部を挿通した状態で、該シールド部材の第3の係合部を機構セット盤の第1の係合部に係合させることにより、当該シールド部材を機構セット盤に取付け得ると共に、該取付部の開口部に制御装置の第1の突出部を挿入した状態で、該制御装置の第2の係合部を第1の係合部と係合させることにより、当該制御装置を機構セット盤に取付けることができる。すなわち、制御装置およびシールド部材の個々に対応した取付部を形成する必要がないから、コストの低減を図り得ると共に、スペース的な余裕もできる。また、前記制御装置を前記取付部から簡単に取外すことができるから、該制御装置のメンテナンス作業等を容易に行ない得る利点がある。更に、前記シールド部材を回動可能に構成したことで、該シールド部材で覆われた部材(例えば制御装置等)に交換・メンテナンス作業等の必要が生じた場合であっても、当該シールド部材を取外す必要がないから、作業時にシールド部材を紛失することはない。
実施例1に係るパチンコ機の背面を示す斜視図である。 実施例1に係る機構セット盤、電源制御装置、シールド部材、主制御装置の背面を示す分解斜視図である。 実施例1に係る機構セット盤の収容凹部に電源制御装置を配置すると共に、シールド部材および主制御装置を分解した状態を示す斜視図である。 実施例1に係る機構セット盤の取付部に、シールド部材および主制御装置の夫々を取付ける状態を示す平断面図であって、(a)は開口部にシールド部材の第2の突出部を挿入した状態を示し、(b)は係合突部とシールド部材の第2の係合孔とを係合した状態を示し、(c)はシールド部材を取付けた状態で開口部に主制御装置の第1の突出部を挿入した状態を示す。 実施例2に係る取付部を示すと共に、収容凹部に電源制御装置を配置した状態で、シールド部材および主制御装置を分解した状態を示す要部斜視図である。 変更例に係る取付部を示すと共に、収容凹部に電源制御装置を配置した状態で、シールド部材および主制御装置を分解した状態を示す要部斜視図である。
符号の説明
12 中枠
20 主制御装置(制御装置)
21 電源制御装置(ノイズ発生源、第2の制御装置)
24a 第1の係合孔(第2の係合部)
25 第1の突出部
30 機構セット盤
35 取付部
36 係合突部(第1の係合部)
38 開口部
40 シールド部材
41 第2の係合孔(第3の係合部)
42 第2の突出

Claims (2)

  1. 機裏側に設けた機構セット盤に各種電気部品の制御装置を着脱自在に配設した遊技機において、
    ノイズ発生源からのノイズを遮断するシールド部材が、前記機構セット盤に形成した取付部を介して前記制御装置およびノイズ発生源に重なる状態で該制御装置とノイズ発生源との間に位置するよう機構セット盤に配設され、
    前記取付部は、前記機構セット盤に後方に向けて突出形成された第1の係合部と、該第1の係合部から側方に離間する位置に形成されて該第1の係合部に向く側方に開口する開口部とを有し、
    前記制御装置には、前記第1の係合部と係合可能な第2の係合部、および前記開口部に挿入可能な第1の突出部が設けられると共に、
    前記シールド部材には、前記第1の係合部と係合可能な第3の係合部、および前記開口部に挿入可能にシールド部材の端部から側方に突出すると共に第3の係合部から離間するにつれて機構セット盤側に傾斜する傾斜面を備えた第2の突出部が設けられ、
    前記第2の突出部を前記開口部に挿入したもとで、前記第1の係合部と第3の係合部とを係合させることで前記シールド部材が前記取付部に取付けられ、該開口部に前記第1の突出部を挿入したもとで、第1の係合部と第2の係合部とを係合させることで前記制御装置が取付部に取付けられるよう構成した
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記ノイズ発生源は、前記制御装置と少なくとも一部が前後に重なる位置関係で対向配置される第2の制御装置である請求項記載の遊技機。
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