JP4525531B2 - 対物レンズユニット及び光ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ピックアップ用の対物系として好適な対物レンズユニットに関し、さらに、かかる対物レンズユニットを備えた光ピックアップ装置に関する。
これまで、CD(コンパクト・ディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)等の光情報記録媒体に対して情報の再生・記録を行うための各種光ピックアップ装置が開発・製造され、一般に普及している。なお、「情報の再生・記録」とは、情報についての再生及び/又は記録を意味する。かかる光ピックアップ装置に組み込まれる対物レンズとして、複数のレンズ素子を合体して一体成形した複合対物レンズが存在し、異種記録媒体に対して容易に情報の再生・記録を行うことができるようになっている(特許文献1〜4参照)。また、焦点距離の異なる2つのマイクロレンズを相対的に低屈折率のガラス基板に埋め込むように形成した対物レンズも存在する(特許文献5参照)。これらのうち、ある対物レンズでは(特許文献4参照)、この対物レンズを支持する可動体を設け、可動体先端の磁性体で2つのレンズ要素のいずれか一方が光路上に位置決めされ、トラッキングコイルに対する通電を瞬間的に増大させて、レンズ要素間の切替を行うことができる。
特開平9−115170号公報 特開平9−306012号公報 特開平10−275356号公報 特開平9−63083号公報 特開2000−90472号公報
しかし、上記のような対物レンズは、いずれもBD(ブルーレイ・ディスク)のような高NAで短波長の用途、すなわちディスク面でスポット径が極めて小さくなる用途を前提として設計されたものではない。このため、上記のような構造の対物レンズをBD用に用いた場合、トラッキングコイルやフォーカシングコイルの影響でレンズ要素等が加熱され、使用中に結像精度が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、スポット径が極めて小さくなる場合を含んだ互換用途で使用される光ピックアップ装置用の対物レンズユニットであって、トラッキングコイルやフォーカシングコイルの影響で結像精度が低下するおそれを抑えた対物レンズユニットを提供することを目的とする。
また、本発明は、複数のレンズ要素を含む対物レンズユニットを組み込んだ互換用の光ピックアップ装置であって、高負荷で長時間使用されても高い結像精度を維持できる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る光ピックアップ装置用の対物レンズユニットは、(a)第1のスポット径を可能にする第1レンズ部と、第1のスポット径よりも大きい第2のスポット径を可能にする第2レンズ部とを含み、第1レンズ部と第2レンズ部とを隣接配置した一体型の対物レンズと、(b)対物レンズのうち第2レンズ部側の部分を支持するホルダとを備える。なお、対物レンズは、3つ以上のレンズ部を含むものとすることができる。この場合、最も小さなスポット径を実現するレンズ部以外の残りのレンズ部の少なくとも一方側をホルダによって支持する。
上記対物レンズユニットでは、対物レンズが第1レンズ部と第2レンズ部とを隣接配置した一体型のものであるので、第1及び第2レンズ部のどちらを光路上に配置するかによって、情報記録面におけるスポット径の規格が異なる2種の光情報記録媒体に対して、簡易に情報の再生・記録を行うことができる。しかも、本対物レンズユニットの場合、ホルダが対物レンズのうち比較的大きな第2のスポット径を可能にする第2レンズ部側の部分を支持しているので、トラッキングコイルやフォーカシングコイルによってホルダが加熱されても、第1レンズ部には加熱の影響が及びにくくなる。よって、使用環境等に関する要求水準が通常高くなる第1レンズ部を比較的有利な環境下で動作させることができ、比較的小さな第1のスポット径を確実に維持させることができ、高い結像精度を確保することができる。
また、本発明の具体的な態様又は観点では、上記対物レンズユニットにおいて、第1レンズ部の開口数が第2レンズ部の開口数よりも大きい。例えば第1レンズ部で使用する光の波長と第2レンズ部で使用する光の波長とが等しいか近似する場合、開口数の大小関係と逆の大小関係のスポット径を各レンズ部に対して設定することができる。つまり、開口数が比較的大きな第1レンズ部を熱的誤差要因の影響を受けにくい環境下で動作させることができる。
本発明の別の態様では、第1レンズ部について使用される第1波長が第2レンズ部について使用される第2波長よりも短い。例えば第1レンズ部の開口数と第2レンズ部の開口数とが等しいか近似する場合、使用波長の大小関係と同様の大小関係のスポット径を各レンズ部に対して設定することができる。つまり、より短波長で使用される第1レンズ部を熱的誤差要因の影響を受けにくい環境下で動作させることができる。
なお、対物レンズは、レンズ等の光学用途に通常使用可能な種々の樹脂から形成することができる。特に、脂環式構造を有する重合体を含有する樹脂を用いることが好ましく、その中でも、環状オレフィン系樹脂を用いることがより好ましい。
また、以上のような樹脂の材料として、アサーマル樹脂を用いることもできる。アサーマル樹脂は、母材となる樹脂に例えば30nm以下の粒子を分散させた材料である。アサーマル樹脂は、通常の光学用途の樹脂に比べ、温度変化に対する屈折率変化が小さいという特徴を有するので、第1レンズ部や第2レンズ部に位相構造を形成した場合、位相構造による温度特性の改善効果を控えめにすることが可能となり、それによって、位相構造による波長特性の劣化を低減したり、光学素子の設計自由度を拡げたり、製造誤差や組立精度の許容範囲を拡大したりすることができる。
一般に、透明な樹脂材料に粉末を混合させると、光の散乱が生じ、透過率が低下するため、光学材料として使用することは困難であったが、微粉末を透過光束の波長より小さい平均粒径が例えば30nm以下の微粒子とすることにより、散乱が事実上発生しないようにできることが分かってきた。このような現象を利用することにより、温度特性が異なる材料を巨視的に均一に混合することができ、屈折率や根熱膨張の温度変化が顕著になることを抑制することができ、このような人為的な温度特性抑制効果を持たせた材料をアサーマル樹脂という。アサーマル樹脂としては、母材となる樹脂の温度変化に伴う屈折率変化率よりも大きい屈折率変化率を有する平均粒径が30nm以下の微粒子を分散させた材料であることが好ましい。なお、屈折率変化率が大きいとは、母材となる樹脂の屈折率変化率の符号が負である場合には、それよりもゼロに近い、負の屈折率変化率であるもの及び符号が正である屈折率変化率であるものの両者を含むものである。
本発明のさらに別の態様では、対物レンズとホルダとが一体成形されている。この場合、対物レンズとホルダとの接着工程が不要となり、部品点数の低減によってコストの低減を図ることができる。
また、本発明に係る光ピックアップ装置は、(a)上述の対物レンズユニットと、(b)第1レンズ部を介して第1光情報記録媒体の情報を読み取り、若しくは第1光情報記録媒体に情報を書き込み、第2レンズ部を介して第2光情報記録媒体の情報を読み取り、若しくは第2光情報記録媒体に情報を書き込む光学装置とを備える。
上記光ピックアップ装置では、上述の対物レンズユニットを用いており、スポット径の規格が異なる第1及び第2光情報記録媒体に対して簡易に情報の再生・記録を行うことができる。また、スポット径が小さく要求水準が高い第1レンズ部を比較的有利な環境下で動作させることによって、第1光情報記録媒体に対して高い結像精度を確保することができる。
上記光ピックアップの具体的な態様は、ホルダを駆動して第1及び第2レンズ部とともに変位させる駆動装置をさらに備える。この場合、ホルダを変位させることによって第1及び第2レンズ部を適所に配置することができる。
本発明のさらに別の態様では、駆動装置が、トラッキングコイル及びフォーカシングコイルを含み、第1及び第2レンズ部のいずれか一方を光路上に切り替えて配置する。この場合、第1及び第2レンズ部の切替が可能になり、各レンズ部についてトラッキングやフォーカシングが可能になる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態に係る対物レンズユニットを図面を参照しつつ説明する。なお、図1(a)及び(b)は、第1実施形態の対物レンズユニットを説明する平面図及び側面図であり、図1(c)は、上記対物レンズユニットを構成する複合対物レンズの側面図である。
図1(a)等に示す対物レンズユニット10は、光ディスク(不図示)に対向して配置される対物光学系である複合対物レンズ20と、この複合対物レンズ20を支持して複合対物レンズ20とともに変位するホルダ部材30と、コイル等からなりホルダ部材30の側面に固定される2つのアクチュエータ部分71とを備える。
複合対物レンズ20は、入射光を比較的小さいスポット径で不図示の光ディスク中に設けられた情報記録面に集光可能な第1レンズ部21と、入射光を比較的大きいスポット径で別タイプの光ディスク中に設けられた情報記録面に集光可能な第2レンズ部22とを含む。両レンズ部21,22は、連結部23に周囲から支持・固定されており、各自の光軸OA1,OA2に垂直な特定平面(図1(a)の紙面に平行な面)に略沿って隣接した状態で配置されている。複合対物レンズ20は、例えばプラスチック材料等から一括して成形された単一の部品であり、第1レンズ部21と第2レンズ部22とが連結部23を介して一体化されている。
第1レンズ部21は、BD用の波長405nmのレーザ光を対象として設計されている。つまり、図1(c)に示すように、第1レンズ部21の下面21a側から例えば光軸OA1に沿って光軸OA1に平行な波長405nmのレーザ光束が入射すると、第1レンズ部21の上面21b側からレーザ光束が射出されるが、このレーザ光束は、光軸OA1上の焦点位置F1に集光し、ここに比較的小さな集光スポットを形成する。
第2レンズ部22は、DVD用の波長655nmのレーザ光やCD用の波長780nmのレーザ光を対象として設計されている。つまり、図1(c)に示すように、第2レンズ部22の下面22a側から例えば光軸OA2に沿って光軸OA2に平行な波長655nmのレーザ光束が入射すると、第2レンズ部22の上面22b側から波長655nmのレーザ光束が射出されるが、このレーザ光束は、光軸OA2上の焦点位置F2に集光し、ここに比較的大きな集光スポットを形成する。また、第2レンズ部22の下面22a側から例えば光軸OA2に平行な波長780nmのレーザ光束が入射すると、第2レンズ部22の上面22b側から波長780nmのレーザ光束が射出されるが、このレーザ光束は、光軸OA2上の焦点位置F3に集光し、ここに比較的大きな集光スポットを形成する。
なお、第2レンズ部22において、下面22aや上面22bには、回折構造や段差構造を形成することができ、さらに、DVD用の波長655nmのレーザ光を入射させる領域と、CD用の波長780nmのレーザ光を入射させる領域とを異なるものに設定できる。これにより、光軸OA2上の一対の焦点位置F2,F3の間隔を自在に変更・調節することができる。
以下、複合対物レンズ20を製造するための材料について説明する。すなわち、複合対物レンズ20は、光学用途に通常使用可能な樹脂材料から形成することができ、特に環状オレフィン系樹脂等の、脂環式構造を有する重合体を含有する樹脂材料を用いることが好ましい。
また、複合対物レンズ20の材料として、アサーマル樹脂を用いることもできる。アサーマル樹脂は、母材となる樹脂材料に例えば30nm以下の粒子を分散させた材料である。一般に、母材となる樹脂材料は、温度が上昇することにより、屈折率が低下してしまうが、無機粒子を分散、混合することによって材料全体としての屈折率変化を低減することができる。
アサーマル樹脂を用いる場合、従来は−1.2×10−4程度であった屈折率変化を、絶対値で8×10−5未満に抑えることができるが、屈折率変化を絶対値でさらに6×10−5未満にすることで、複合対物レンズ20の性能をより高めることができる。
さらに好ましくは、屈折率変化を絶対値で4×10−5未満にするのがよい。複合対物レンズ20の材料として、母材となる樹脂材料に対し、30nm以下、好ましくは20nm以下、さらに好ましくは10〜15nmの微粒子であって、母材の屈折率変化を相殺する傾向の屈折率特性を有する無機粒子等からなる微粒子を分散させた材料を利用することで、屈折率の温度依存性が無いか、あるいは温度依存性を低減した光学素子を提供できる。
また、母材に分散させる微粒子は、無機物であることが好ましく、さらに酸化物であることがより好ましい。そして酸化状態が飽和していて、それ以上酸化しない酸化物であることがさらに好ましい。
無機物であることは、高分子有機化合物である母材となる樹脂との反応が低く抑えられる観点から好ましく、また酸化物であることによって、レーザ光照射等の実使用に伴う劣化を防ぐことができる。特に、高温化や、レーザ光を照射されるという過酷な条件において、樹脂の酸化が促進されやすくなるが、このような無機酸化物の微粒子であれば、酸化による劣化を防ぐことができる。
また、その他の要因による樹脂の酸化を防止するために、酸化防止剤を樹脂材料中に添加することも勿論可能である。
アサーマル樹脂の具体例としては、例えば、アクリル樹脂に、酸化ニオブ(Nb)の微粒子を分散させる。体積比で、母材となる樹脂は80、酸化ニオブは20程度の割合であり、これらを均一に混合する。微粒子は凝集しやすいという問題があるが、粒子表面に電荷を与えて分散させる等の技術により、必要な分散状態を生じさせることができる。酸化ニオブの代わりに、酸化シリコン(Si0)の微粒子を用いてもよい。
母材となる樹脂材料と粒子との混合・分散の工程は、複合対物レンズ20の射出成形時にインラインで行うことが好ましい。いいかえると、混合・分散した後は、複合対物レンズ20に成形される迄、冷却・固化されないようにすることが好ましい。
なお、上記の体積比は、屈折率の温度に対する変化の割合をコントロールするために、適宜増減できるし、複数種類の微粒子をブレンドして分散させることも可能である。すなわち、上記の例では、体積比は80:20、すなわち4:1であるが、90;10(9:1)から60:40(3:2)までの間で適宜調整可能である。9:1よりも微粒子の量を多くすることにより温度変化抑制の効果が大きくなり、逆に3:2よりも微粒子の量を少なくすることにより光学素子の成形性に問題が生じることがなく好ましい。
ホルダ部材30は、例えば複合対物レンズ20と同様にプラスチック材料等から成形された部品であり、上面30aに複合対物レンズ20のうち第2レンズ部22側の部分を支持している。ホルダ部材30は、開口31を有しており、開口31の縁部分で第2レンズ部22周囲の環状部分32cを支えている。開口31の縁部分と、第2レンズ部22の環状部分32cとは、例えばUV硬化型の接着剤等で相互に固定されており、ホルダ部材30に対して複合対物レンズ20をアライメントした状態で固定することができる。なお、開口31の形状は、環状部分32cの支持を妨げず第2レンズ部22の下面22aと干渉しない範囲で自在に設計することができ、複合対物レンズ20のアライメントを簡易にする段差等を設けることもできる。ホルダ部材30は、アクチュエータ部分71等の発熱によって加熱されることが多いので、複合対物レンズ20への熱伝導を低減すべく熱伝導性が低い材料で形成されることが望ましく、熱的変形によって駆動精度が下がることを防止すべく熱膨張係数が小さい耐熱材料で形成されることが望ましい。
アクチュエータ部分71は、ホルダ部材30に固定され或いはホルダ部材30と一体化されたコイル等からなり、磁石等からなる別のアクチュエータ部分(不図示)との相互作用によって、光軸OA1,OA2に沿ったフォーカス方向や、光軸OA1,OA2に垂直なトラック方向に、ホルダ部材30を微小変位させることができる。また、アクチュエータ部分71は、不図示の上記アクチュエータ部分との相互作用によって、ホルダ部材30を第1及び第2レンズ部21,22とともに両レンズ部21,22が並ぶ面内のAB方向に大きく移動させることができ、両レンズ部21,22の位置を目的とするピックアップ用の単一の光路上に選択的に切り替えて配置することができる。
この対物レンズユニット10において、ホルダ部材30の位置制御によって第1レンズ部21をピックアップ用の光路上である動作位置に配置した状態で、この第1レンズ部21にBD用の波長405nmのレーザ光を光源側から入射させた場合、第1レンズ部21を経たレーザ光は、BDの情報記録面(焦点位置F1に相当)に比較的大きな開口数0.85で比較的小さなスポット径となるように集光される。一方、この対物レンズユニット10において、ホルダ部材30の位置制御によって第2レンズ部22を光路上に配置した状態で、第2レンズ部22にDVD用の波長655nmのレーザ光を光源側から入射させた場合、第2レンズ部22を経たレーザ光は、DVDの情報記録面(焦点位置F2に相当)に比較的小さな開口数0.65で比較的大きなスポット径となるように集光される。また、第2レンズ部22を光路上に配置した状態で、第2レンズ部22にCD用の波長780nmのレーザ光を光源側から入射させた場合、第2レンズ部22を経たレーザ光は、CDの情報記録面(焦点位置F3に相当)にさらに小さな開口数0.53でさらに大きなスポット径となるように集光される。
本実施形態の対物レンズユニット10では、仕様が異なる第1レンズ部21と第2レンズ部22とを隣接配置した複合対物レンズ20を用いているので、第1及び第2レンズ部21,22のいずれかを光路上の動作配置することによって、BDの情報記録面と、DVD又はCDの情報記録面とにおいてそれぞれ規格に適合するスポットを形成することができる。この際、第1レンズ部21によってBDの情報記録面に形成されるスポット径は0.41μm程度であり、第2レンズ部22によってDVD又はCDの情報記録面に形成されるスポット径はそれぞれ0.87、1.2μm程度である。本実施形態の対物レンズユニット10の場合、ホルダ部材30が複合対物レンズ20のうち比較的大きなスポット径(DVD又はCD用)を可能にする第2レンズ部22側に接続されているので、トラッキングコイルやフォーカシングコイルの高負荷動作によってホルダ部材30が加熱されても、高精度の結像を要求される第1レンズ部21には加熱の影響が及びにくくなる。つまり、使用環境等に関する要求水準が高いBD用の第1レンズ部21を比較的有利な環境下で動作させることができ、BD用の波長405nmのレーザ光によって形成される比較的小さな第1のスポット径を高い信頼度で維持することができるので、結像精度ひいては情報の再生・記録精度を高レベルに設定することができる。
図2は、図1に示す対物レンズユニット10を組み込んだ光ピックアップ装置の構成を概略的に示す図である。
この光ピックアップ装置において、各半導体レーザ61B,61D,61Cからのレーザ光は、共用の対物レンズユニット10を利用して光情報記録媒体である光ディスクDB,DD,DCに照射され、各光ディスクDB,DD,DCからの反射光は、共用の対物レンズユニット10を介し、最終的に各光検出器67B,67D,67Cに導かれる。なお、上述の半導体レーザ61B,61D,61Cや光検出器67B,67D,67Cのほか、偏光ビームスプリッタ63B,63C,63D,64D,64C、シリンドリカルレンズ65B,65D,65C、1/4波長板69等を含む光学系は、各光ディスクDB,DD,DCに対して情報の記録・再生を行うための光学装置として機能する。
ここで、第1半導体レーザ61Bは、第1光ディスクDBの情報再生用のレーザ光(例えばBD用で波長405nm)を発生し、このレーザ光は、第1の動作位置にある対物レンズユニット10の第1レンズ部21で集光され、NA0.85相当のスポットが情報記録面MB上に形成される。第2半導体レーザ61Dは、第2光ディスクDDの情報再生用のレーザ光(例えばDVD用で波長655nm)を発生し、その後レーザ光は、第2の動作位置にある対物レンズユニット10の第2レンズ部22で集光され、NA0.65相当のスポットが情報記録面MD上に形成される。第3半導体レーザ61Cは、第3光ディスクDCの情報再生用のレーザ光(例えばCD用で波長780nm)を発生し、その後レーザ光は、第2の動作位置にある対物レンズユニット10の第2レンズ部22で集光され、NA0.53相当のスポットが情報記録面MC上に形成される。一方、第1光検出器67Bは、第1光ディスクDBに記録された情報を光信号(例えばBD用で波長405nm)として検出し、第2光検出器67Dは、第2光ディスクDDに記録された情報を光信号(例えばDVD用で波長655nm)として検出し、第3光検出器67Cは、第3光ディスクDCに記録された情報を光信号(例えばCD用で波長780nm)として検出する。なお、光源を第1半導体レーザ61Bから第2、3半導体レーザ61D,61Cに切り替える際には、駆動装置であるアクチュエータ73により対物レンズユニット10をスライド移動させて(一点鎖線の位置)、第1レンズ部21の代わりに第2レンズ部22を光路上に配置する。
以下、図2の光ピックアップ装置の詳細な構造や具体的な動作について説明する。まず第1光ディスクDBを再生する場合、第1半導体レーザ61Bから例えば波長405nmのレーザ光が出射され、出射された光束は、コリメータ62Bにより平行光束となる。この光束は、偏光ビームスプリッタ63B,64D,64C及び1/4波長板69を透過した後、複合対物レンズ20のうち対応する第1レンズ部21により第1光ディスクDBの情報記録面MBに集光される。
情報記録面MBで情報ビットにより変調されて反射した光束は、再び第1レンズ部21等を透過して、偏光ビームスプリッタ63Bに入射し、ここで反射されてシリンドリカルレンズ65Bにより非点収差が与えられ、第1光検出器67B上へ入射し、その出力信号を用いて、第1光ディスクDBに記録された情報の読み取り信号が得られる。
また、第1光検出器67B上でのスポットの形状変化、位置変化による光量変化を検出して、合焦(フォーカス)検出やトラック検出を行う。この検出に基づいて、アクチュエータ73が、第1半導体レーザ61Bからの光束を第1光ディスクDBの情報記録面MB上に結像させるように、複合対物レンズ20すなわち第1レンズ部21を光軸方向に移動させるとともに、この第1半導体レーザ61Bからの光束を所定のトラックに結像するように、同第1レンズ部21を光軸に垂直な方向に移動させる。なお、フォーカシングやトラッキングを行うためのアクチュエータ73は、対物レンズユニット10のホルダ部材30側に取り付けられた第1のアクチュエータ部分71と、ホルダ部材30や複合対物レンズ20の移動を案内する支持装置75側に取り付けられた第2のアクチュエータ部分72とからなり、不図示の制御装置の制御下で動作する。
次に、第2光ディスクDDを再生する場合、第2半導体レーザ61Dから例えば波長655nmのレーザ光が出射され、出射された光束は、コリメータ62Dにより平行光束となる。この光束は、偏光ビームスプリッタ63Dを透過し、偏光ビームスプリッタ64Dで反射され、その後偏光ビームスプリッタ64C等を透過した後、複合対物レンズ20のうち対応する第2レンズ部22により第2光ディスクDDの情報記録面MDに集光される。
情報記録面MDで情報ビットにより変調されて反射した光束は、再び第2レンズ部22等を透過して、偏光ビームスプリッタ64Dで反射され偏光ビームスプリッタ63Dに入射し、ここで反射されてシリンドリカルレンズ65Dにより非点収差が与えられ、第2光検出器67D上ヘ入射し、その出力信号を用いて、第2光ディスクDDに記録された情報の読み取り信号が得られる。
また、第1光ディスクDBの場合と同様、第2光検出器67D上でのスポットの形状変化、位置変化による光量変化を検出して、合焦検出やトラック検出を行い、対物レンズユニット10に付随するアクチュエータ73により、フォーカシング及びトラッキングのために、複合対物レンズ20すなわち第2レンズ部22を移動させる。
次に、第3光ディスクDCを再生する場合、第3半導体レーザ61Cから例えば波長780nmのレーザ光が出射され、出射された光束は、コリメータ62Cにより平行光束となり、偏光ビームスプリッタ63Cを透過し偏光ビームスプリッタ64Cで反射等された後、複合対物レンズ20のうち対応する第2レンズ部22により第3光ディスクDCの情報記録面MCに集光される。
情報記録面MCで情報ビットにより変調されて反射した光束は、再び第2レンズ部22等を透過して、偏光ビームスプリッタ64Cで反射されて偏光ビームスプリッタ63Cに入射し、ここで反射されてシリンドリカルレンズ65Cにより非点収差が与えられ、第3光検出器67C上ヘ入射し、その出力信号を用いて、第3光ディスクDCに記録された情報の読み取り信号が得られる。
また、第1及び第2光ディスクDB,DDの場合と同様、第3光検出器67C上でのスポットの形状変化、位置変化による光量変化を検出して、合焦検出やトラック検出を行い、対物レンズユニット10に付随するアクチュエータ73により、フォーカシング及びトラッキングのために複合対物レンズ20すなわち第2レンズ部22を移動させる。
なお、以上は光ディスクDB,DD,DCから情報を再生する場合の説明であったが、半導体レーザ61B,61D,61Cの出力を調整すること等により、光ディスクDB,DD,DCに情報を記録することもできる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係る対物レンズユニットついて説明する。なお、第2実施形態に係る対物レンズユニットは、第1実施形態の対物レンズユニットを変形したものであり、特に説明しない部分については、第1実施形態と同様であるものとする。
図3は、本実施形態の対物レンズユニット110の平面図である。図示の対物レンズユニット110において、複合対物レンズ120を構成する連結部123は、長円形の輪郭を有している。この場合も、第1レンズ部21は、BD用の波長405nmのレーザ光を対象として設計されており、第2レンズ部22は、DVD用の波長655nmのレーザ光やCD用の波長780nmのレーザ光を対象として設計されている。また、長円形の輪郭を有する複合対物レンズ120のうち第2レンズ部22側の連結部123が、ホルダ部材30の平坦な上面30aに接着されることによって支持されている。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態に係る対物レンズユニットついて説明する。なお、第3実施形態に係る対物レンズユニットは、第1実施形態の対物レンズユニットを変形したものであり、特に説明しない部分については、第1実施形態と同様であるものとする。
図4は、本実施形態の対物レンズユニット210の平面図である。図示の対物レンズユニット210において、複合対物レンズ20に設けた連結部23の半分強が、ホルダ部材230の上面30aに接着・支持されている。この場合、第2レンズ部22の周囲を構成する連結部23だけでなく、第1レンズ部21の周囲を構成する連結部23の一部(第2レンズ部22側)もホルダ部材230によって支持されている。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態に係る対物レンズユニットついて説明する。なお、第4実施形態に係る対物レンズユニットは、第1実施形態の対物レンズユニットを変形したものであり、特に説明しない部分については、第1実施形態と同様であるものとする。
図5は、本実施形態の対物レンズユニット310の平面図である。図示の対物レンズユニット310において、複合対物レンズ320の連結部323は、図1に示すホルダ部材30を兼ねる構造となっている。つまり、この場合、複合対物レンズ320にアクチュエータ部分71が直接取り付けられており、部品点数が低減され複合対物レンズとホルダとの接着工程が不要となるので、コストの低減を図ることができる。
〔第5実施形態〕
図6は、第5実施形態に係る光ピックアップ装置の構成を概略的に示す図である。なお、図示の光ピックアップ装置において、対物レンズユニット410は、図1に示す対物レンズユニット10や、図3〜5に示す対物レンズユニット110〜310と同様の構造を有するが、第2レンズ部22は、DVD用の波長655nmのレーザ光やCD用の波長780nmのレーザ光だけでなく、HD−DVD用の波長405nmのレーザ光を対象として設計されている。
この光ピックアップ装置において、半導体レーザ61B,61D,61Cからのレーザ光は、共用の対物レンズユニット410を利用して光情報記録媒体である光ディスクDB,DD,DC,DHに照射され、各光ディスクDB,DD,DC,DHからの反射光は、共用の対物レンズユニット410を介し、最終的に光検出器67B,67D,67Cに導かれる。
ここで、第1半導体レーザ461Bは、第1光ディスクDBの情報再生用のレーザ光(例えばBD用で波長405nm)を発生し、このレーザ光は、第1の動作位置にある対物レンズユニット410の第1レンズ部21で集光され、NA0.85相当のスポットが情報記録面MB上に形成される。また、第1半導体レーザ461Bは、第4光ディスクDHの光源を兼用しており、第4光ディスクDHの情報再生用のレーザ光(例えばHD−DVD用で波長405nm)を発生し、このレーザ光は、第2の動作位置にある対物レンズユニット410の第2レンズ部22で集光され、NA0.65相当のスポットが情報記録面MH上に形成される。
第1光ディスクDBを再生する場合、第1半導体レーザ461Bから例えば波長405nmのレーザ光が出射され、出射された光束は、偏光ビームスプリッタ63B,64D,64C等を透過した後、第1レンズ部21により第1光ディスクDBの情報記録面MBに集光される。情報記録面MBで情報ビットにより変調されて反射した光束は、再び第1レンズ部21等を透過して、偏光ビームスプリッタ63Bに入射し、ここで反射されてシリンドリカルレンズ65Bにより非点収差が与えられ、第1光検出器467B上へ入射し、その出力信号を用いて、第1光ディスクDBに記録された情報の読み取り信号が得られる。
一方、第4光ディスクDHを再生する場合、第1半導体レーザ461Bから例えば波長405nmのレーザ光が出射され、出射された光束は、偏光ビームスプリッタ63B,64D,64C等を透過した後、第2レンズ部22により第4光ディスクDHの情報記録面MHに集光される。この際の開口数は、0.65となっており、スポット径は約0.53μmとなっている。情報記録面MHで情報ビットにより変調されて反射した光束は、再び第2レンズ部22等を透過して、偏光ビームスプリッタ63Bに入射し、ここで反射されてシリンドリカルレンズ65Bにより非点収差が与えられ、第1光検出器467B上へ入射し、その出力信号を用いて、第4光ディスクDHに記録された情報の読み取り信号が得られる。
第1光ディスクDBや第4光ディスクDHの再生に際しては、第2光検出器67D上でのスポットの形状変化、位置変化による光量変化を検出して、合焦検出やトラック検出を行い、対物レンズユニット410に付随するアクチュエータ73により、フォーカシング及びトラッキングのために複合対物レンズ20すなわち第1レンズ部21や第2レンズ部22を移動させる。なお、第4光ディスクDHの再生に際しては、複合対物レンズ20のチルト角の制御も必要になる場合がある。この場合、アクチュエータ73にチルト制御用のコイル等を設ける。
なお、以上は光ディスクDB,DD,DC,DHから情報を再生する場合の説明であったが、半導体レーザ61B,61D,61Cの出力を調整すること等により、光ディスクDB,DD,DC,DHに情報を記録することもできる。
以上説明した第5実施形態に係る光ピックアップ装置では、第1半導体レーザ461BからBD用とHD−DVD用のレーザ光を射出しているが、第1半導体レーザ461B中に2つのLDチップを設けて個別にBD用のレーザ光とHD−DVD用のレーザ光とを発生させることができる。この際、第1光検出器267B中にも2つのセンサチップを設けて個別にBD用のレーザ光とHD−DVD用のレーザ光とを検出させることができる。さらに、HD−DVD用の半導体レーザを専用に設けて、第1半導体レーザ461Bとは別の光路で第4光ディスクDHの情報記録面MHに集光させることができ、第4光ディスクDHからの戻り光をHD−DVD用の専用センサで個別に検出させることができる。
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記第1実施形態では、第1レンズ部21によりBDに対する情報の再生・記録を行い、第2レンズ部22によりDVDやCDに対する情報の再生・記録を行っているが、第1レンズ部21によりHD−DVDに対する情報の再生・記録を行い、第2レンズ部22によりDVDやCDに対する情報の再生・記録を行う実施形態にすることもできる。さらに、第1レンズ部21によりBDに対する情報の再生・記録を行い、第2レンズ部22によりHD−DVDに対する情報の再生・記録を行う実施形態にすることもできる。第1レンズ部21によりDVDに対する情報の再生・記録を行い、第2レンズ部22によりCDに対する情報の再生・記録を行う実施形態にすることもできる。
また、複合対物レンズ20は、2つのレンズ部21,22を有する場合に限らず、3つ以上のレンズ部を有するものとでき、この場合も、短波長で使用されるか高NAで使用されるかによってスポット径が最も小さくなるレンズ部をホルダ部材30から離して固定することで、スポット径が最も小さくなるレンズ部の結像精度を高く維持することができる。
(a)、(b)は、第1実施形態の対物レンズユニットの正面図及び側面図であり、((c)は、複合対物レンズの側面図である。 図1に示す対物レンズユニットを組み込んだ光ピックアップ装置の構成を示す図である。 第2実施形態の対物レンズユニットの構成を示す平面図である。 第3実施形態の対物レンズユニットの構成を示す平面図である。 第4実施形態の対物レンズユニットの構成を示す平面図である。 第5実施形態の光ピックアップ装置の構成を示す図である。
符号の説明
10,110,210,310,410…対物レンズユニット、 20,220,320…複合対物レンズ、 21…第1レンズ部、 22…第2レンズ部、 23…連結部、 30…ホルダ部材、 61B,61D,61C…半導体レーザ、 63B,63D,64D,64C…偏光ビームスプリッタ、 67B,67C,67D…光検出器、 71,72…アクチュエータ部分、 73…アクチュエータ、 75…支持装置、 DB,DD,DC,DH…光ディスク、 MB,MD、MC,MH…情報記録面

Claims (7)

  1. 第1のスポット径を可能にする第1レンズ部と、前記第1のスポット径よりも大きい第2のスポット径を可能にする第2レンズ部とを含み、前記第1レンズ部と前記第2レンズ部とを隣接配置した一体型の対物レンズと、
    前記対物レンズのうち前記第2レンズ部側の部分を支持するホルダと、
    を備える光ピックアップ装置用の対物レンズユニット。
  2. 前記第1レンズ部の開口数は、前記第2レンズ部の開口数よりも大きい請求項1記載の対物レンズユニット。
  3. 前記第1レンズ部について使用される第1波長は、前記第2レンズ部について使用される第2波長よりも短い請求項1及び請求項2のいずれか一項記載の対物レンズユニット。
  4. 前記対物レンズと前記ホルダとは、一体成形されている請求項1から請求項3のいずれか一項記載の対物レンズユニット。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項記載の対物レンズユニットと、
    前記第1レンズ部を介して第1光情報記録媒体の情報を読み取り、若しくは第1光情報記録媒体に情報を書き込み、前記第2レンズ部を介して第2光情報記録媒体の情報を読み取り、若しくは第2光情報記録媒体に情報を書き込む光学装置と
    を備える光ピックアップ装置。
  6. 前記ホルダを駆動して前記第1及び第2レンズ部とともに変位させる駆動装置をさらに備える請求項5記載の光ピックアップ装置。
  7. 前記駆動装置は、トラッキングコイル及びフォーカシングコイルを含み、前記第1及び第2レンズ部のいずれか一方を光路上に切り替えて配置する請求項5及び請求項6のいずれか一項記載の光ピックアップ装置。

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