JP4524878B2 - 噴射加工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネルや半導体基板のようなセラミックス、ガラス、合成樹脂、金属などよりなるワークに研掃材を噴射して加工を施すための噴射加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶パネルや半導体基板のようなセラミックス、ガラス、合成樹脂、金属などよりなるワークに溝を形成したり、止り穴加工を施したり或いは微細なバリを除去する装置の一つとして、アランダム等の研掃材を圧縮空気によりノズルから噴射して、ワークに加工を施す噴射加工装置が知られているが、従来の噴射加工装置は、図6に示すように、研掃材をノズルから噴射して加工を施す噴射室ホッパー1の内部内にワーク支持用のテーブル3とこのテーブル3をXY方向に水平移動させる駆動ユニット4を配設して、モーター等の動力装置(図示していない)からの駆動力を伝達軸5から受け入れて駆動軸6を移動することによってワークを水平移動させていた。そして、ホース7から導入された研掃材をノズル8から圧縮空気の圧力により噴射させつつ、ワーク2を移動させてワーク2を加工し、噴射加工に使用された研掃材は、噴射室ホッパーの傾斜側面9を通じて噴射室ホッパー底面に設けられている噴射済み研掃材の回収路10からサイクロンに送出されて集塵機により微細粉塵を除去したのちリサイクルされて再び研掃材として使用される。
【0003】
しかしながら、従来の噴射加工装置においては、図6に示したように、噴射室ホッパー1内に駆動ユニット4が配設されていてこの駆動ユニット4が噴射加工中は常に粉塵の雰囲気に晒されているために、粉塵から駆動ユニット4を保護するためのカバー11で駆動ユニット4を保護したり、ボールネジや伝達軸5を蛇腹12等で保護する必要があった。このように複雑なシール構造の防塵対策、磨耗対策を施したり、駆動ユニット4や配管、配線部への粉塵堆積防止策を講じたりする必要があったために、装置が大型で複雑なものとなるうえに高価なものになってしまうという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、簡単な防塵対策により装置を小型化して、粉塵の堆積することのない噴射加工装置を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明の噴射加工装置は、XY方向に移動されるテーブルを噴射室ホッパー内に設けて噴射室ホッパー内でこのテーブル上に載せられたワークに向けてノズルより噴射される研掃材によりワークに加工を施すようにした噴射加工装置において、前記噴射室ホッパーの下部を逆台形状としてその下端内周に研掃材回収用の環状管路を設けるとともに、この噴射室ホッパーの下部内に裾端を前記環状管路の内側に続かせた末広がり状の可撓性防塵フードを設け、また、前記噴射室ホッパーの外部下方には駆動ユニットを配置してこの駆動ユニットに立設されてXY方向に移動する支柱の上端を前記可撓性防塵フードの頂部を通じ噴射室ホッパー内に位置させてこの支柱の上端に前記テーブルを取付けたことを特徴とするものを請求項1の発明とする。また、このような装置において、支柱を中空管としてその下端を駆動ユニットに組み込まれた吸引機構に接続するとともに上端をテーブルに臨ませてテーブル上に載せられたワークを吸引保持するようにしたものを請求項2の発明とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しつつ本発明の好ましい実施形態を示す。
1は筒状胴部に傾斜側面9が下方に向けて縮幅された逆台形状の下部を続かせた噴射室ホッパー1であって、その下端内周にあたる傾斜側面9の内周には角筒材よりなる噴射済み研掃材の回収管路10が周設されていて、この回収管路10はその上面に研掃材を受け入れるための孔が格子状に配設されていて、この孔から回収された研掃材は側方よりサイクロンに送出されて集塵機により微細粉塵を除去したのちリサイクルされて再び研掃材として使用される。
【0007】
また、噴射室ホッパー1の下部内には断面略山形とした末広がり状の可撓性防塵フード15がその裾端を前記した回収管路10の内側には続かせた状態として設けられている。3は噴射室ホッパー1の内部に設けられてこの噴射室ホッパー1の内部でXY方向に水平移動されるテーブルであって、このテーブル3上に載せられたワーク2に向けてノズルより研掃材が噴射されてワーク2に加工が施されるようになっている。
【0008】
4は噴射室ホッパー1の外部下方に配置した駆動ユニットであって、この駆動ユニット4にはXY方向に水平移動する中空管よりなる支柱6が立設されていてこの支柱6の上端は後記する可撓性防塵フード15の頂部を通じて噴射室ホッパー1の内部に位置されてこの支柱6の上端は前記テーブル3の中央に連結されている。なお、支柱6を中空管よりなるものとしたのは、その下端を駆動ユニット4に組み込まれた吸引機構に接続するとともに、上端をテーブル3の上面に臨ませておくことによりテーブル3上に載せられたワーク2を吸引保持し、別にワーク保持機構を設けなくてもワーク2をテーブル3に吸着固定することができるようにするためのもので、別にワーク保持機構を設けておく場合には支柱6は必ずしも中空管とする必要はない。
【0009】
前記した駆動ユニット4はモーター等の駆動源5aによりX方向へ往復移動する一方の移動部材13と、この移動部材13上にあってモーター等の駆動源5bによりY方向へ往復移動する他方の移動部材14と、この移動部材14に組み込まれた図示しない吸引機構に接続された状態でこの移動部材14上に立も受けられている前記した支柱6とを具備していて、この駆動ユニット4によって前記したテーブル3は支柱6を介して前後左右に水平移動されるようになっている。そして、ホース7から導入された研掃材をノズル8から圧縮空気の圧力によりワーク2に噴射させて加工し、例えば、所定の深さの止まり孔加工が完了したら、支持テーブル3を前後または左右に移動させて次の可能を行なうことができるようになっている。なお、可撓性防塵フード15は使用済み研掃材が集塵機により回収管路10から吸引されて噴射室ホッパー1の内部が負圧になって上側に膨らむために粉塵の堆積は防止することができる。
【0010】
また、従来の噴射加工装置の回収路10は左右の傾斜側面9が集合する噴射室ホッパー1の最下部の底面に設けられていたのに対し、本発明においては回収路10を傾斜側面9の途中に設けることができて、回収路10を駆動ユニット4より高い位置に配設することができるので、装置の高さを大幅に低くすることができ、これによって装置を小型化することができる。
【0011】
なお、図1、図2に示した実施形態においては、回収管路10が角環状に周設されたものであるが、回収管路10は、図3に示すように、円環状のものとすることもできるし、また、回収管路10の上面に配設される研掃材を受け入れるための孔は前記した実施携帯のように回収管路10の上面前面に配設する必要はなく、例えば、 図4、図5に示す第3の実施形態のように、対向する2辺の上面にのみ配設されたものとして、その間の底面は山形底面16として研掃材が左右の回収管路10に流れ込むようにしてもよいし、この回収管路10は傾斜側面9を一端に寄せて傾斜させて1列のものとすることもできるし、傾斜側面9を一角に寄せて傾斜させて円形或いは角形の受入れ口を有する一個のものとすることもできる。
【0012】
【発明の効果】
本発明の噴射加工装置は以上に説明したように、噴射室ホッパーの下部を逆台形状としてその下端内周に研掃材回収用の環状管路を設けるとともに、この噴射室ホッパーの下部内に裾端を前記環状管路の内側に続かせた末広がり状の可撓性防塵フードを設け、さらに、噴射室ホッパーの外部下方には駆動ユニットを配置してこの駆動ユニットに立設されてXY方向に移動する支柱の上端を前記可撓性防塵フードの頂部を通じ噴射室ホッパー内に位置させてこの支柱の上端に前記テーブルを取付けたことにより、駆動ユニットを噴射室ホッパーの外部に隔離することことができて、駆動ユニットを粉塵雰囲気から簡単な構造にて完全に保護することができる。しかも、回収管路を傾斜側面の途中に設けることにより回収管路を駆動ユニットより高い位置に配設することができるので、装置の高さを大幅に低くすることができ、これによって装置を小型化して作業スペースを広く取ることができる。また、 支柱を中空管としてその下端を駆動ユニットに組み込まれた吸引機構に接続するとともに上端をテーブルに臨ませてテーブル上に載せられたワークを吸引保持するようにしたものは、他にワーク保持機構を付設する必要もないものとなる。
従って本発明は従来のこの種の噴射加工装置の問題点を解決したものとして業界の発展に寄与するところ極めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す一部切欠正面図である。
【図2】図1における回収管路部分の平面図である。
【図3】本発明における回収管路部分の第2の実施形態を示す平面図である。
【図4】本発明における回収管路部分の第3の実施形態を示す平面図である。
【図5】図4のA−A部の説明図である。
【図6】従来の噴射加工装置の代表例を示す一部切欠正面図である。
【符号の説明】
1 噴射室ホッパー
3 テーブル
4 駆動ユニット
6 支柱
8 ノズル
9 傾斜側面
10 回収管路
15 防塵フード

Claims (2)

  1. XY方向に移動されるテーブルを噴射室ホッパー内に設けて噴射室ホッパー内でこのテーブル上に載せられたワークに向けてノズルより噴射される研掃材によりワークに加工を施すようにした噴射加工装置において、前記噴射室ホッパーの下部を逆台形状としてその下端内周に研掃材回収用の環状管路を設けるとともに、この噴射室ホッパーの下部内に裾端を前記環状管路の内側に続かせた末広がり状の可撓性防塵フードを設け、また、前記噴射室ホッパーの外部下方には駆動ユニットを配置してこの駆動ユニットに立設されてXY方向に移動する支柱の上端を前記可撓性防塵フードの頂部を通じ噴射室ホッパー内に位置させてこの支柱の上端に前記テーブルを取付けたことを特徴とする噴射加工装置。
  2. 支柱を中空管としてその下端を駆動ユニットに組み込まれた吸引機構に接続するとともに上端をテーブルに臨ませてテーブル上に載せられたワークを吸引保持するようにした請求項1に記載の噴射加工装置。
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