JP4523137B2 - 毛髪の損傷診断方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、毛髪の損傷度を、精度良く、早く、簡単に知ることができる診断方法に関する
【0002】
【従来の技術】
生体保護の役割を果たしている毛髪、皮膚の角質層、羊毛、羽毛、角、爪、蹄などは、ケラチンを主成分としている生体組織である。しかし、人間においては、生物学的な生体保護効果よりも、ファッションの一部として、その見た目や弾力性などが重要な役割となっている。
例えば毛髪は、洗髪、ブラッシング、ドライヤーによる加熱、パーマ、ヘアダイなどの化学的施術により損傷を受けているが、毛髪は自律的に修復することはできない為に、損傷が蓄積していき、徐々に艶や弾力性が失われていき、最終的に枝毛や切れ毛といった状態になる。
枝毛や切れ毛を防ぐためには、毛髪の損傷度を正確に把握し、トリートメント剤などによる日々のケアの方法や、パーマ等の施術の方法を検討する必要がある。
【0003】
そこで、従来毛髪の損傷を知る方法としては、その組織の形態を観察する方法、その組織の物理的能力を測定する方法、また、その組織の化学的分析を行う方法があった。
組織の形態を観察する方法として、電子顕微鏡などにより組織一部を拡大する方法があるが、大掛かりで高価な機器が必要であり、また基準の設定が難しいために精度が劣っていた。
組織の物理的能力を測定する方法として、毛髪の引張り強度や伸び率を測定する方法が提案されている(特開平07−306200号公報)。具体的には、毛髪の引張り強度と伸び率とを測定し、毛髪の弾性領域における引張り強度と伸び率とから弾性値を求め、その弾性値と別個に測定した毛髪の径とから毛髪の柔軟性の度合いを診断するというものである。しかし、この方法も特殊な機器を必要とし、精度を確保するために多くの検体で試験する必要があった。
【0004】
また組織の化学的分析を行う方法として、組織を構成する物質の溶出量を測定する方法、その化学的組成の変化を確認する方法などがあった。例えば、毛髪は損傷によりS―S結合が切れ、SH基が生じることが知られているが、このSH基に選択的に蛍光物質を結合させ、蛍光発色を観察することにより毛髪の損傷を診断する方法が提案されている(特開平08−271515、特開平09−127105)。やはりこれらの方法も、蛍光測定などの高価な装置を必要とし、操作が煩雑になるという問題があった。
【0005】
さらに、毛髪の損傷度が高いほど毛髪からのタンパク溶出量が多くなることが知られており(Masako oku,et al,J.Soc.Cosmet.Chem.Japan,199,21(1987))、毛髪からのタンパク溶出量を測定することにより、毛髪の損傷を知ることができる。しかし、毛髪からのタンパクの溶出量を測定するには、毛髪からのタンパク抽出作業とタンパク濃度測定作業の2つの作業を行う必要があるため、長時間を要し、また液体クロマトグラフィーのような装置が必要になるため測定が煩雑になっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち本発明は、特殊で高価な測定装置を必要とせず、またわずかな試料であっても精度良く、短時間で、簡単に毛髪の損傷度を知ることができる診断方法を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意検討した結果、毛髪試料を直接投入するだけで、試料からのタンパク溶出とその溶出したタンパクの呈色を同時に行い、その発色度により毛髪の損傷度合いを診断することができる方法を見出し、本発明に至った。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の上記課題は以下の構成により達成される。
(1)水溶性第二銅塩、アルカリ金属の水酸化物及び/又はアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩から選ばれるアルカリ性物質、銅イオン錯体を形成する物質、かつ、ビシンコニン酸を含有する試薬に、毛髪試料を直接入れ、試料からのタンパク溶出とタンパク呈色を同時に行い、試薬の発色により毛髪の損傷度を診断する方法であって、試薬の保持温度20〜100℃での診断試薬のpHが11〜13であり、診断試薬に試料を投入してから発色を確認するまでの放置時間が3〜30分であることを特徴とする毛髪の損傷診断方法。
(2)発色の度合いを目視にて判断することを特徴とする、上記(1)記載の毛髪の損傷診断方法。
【0009】
以下本発明を詳述する。
本発明の特徴は、試料タンパク質の溶出と呈色を1段階で行い、その発色の度合いで毛髪の損傷を診断することにある。
つまり、本発明の試薬に適当量の試料(毛髪)を直接投入すると、試料の損傷度に応じて試料からタンパクが溶出する。それと同時に、試薬中の銅イオンが溶出したタンパクにより還元されて第一銅塩になる。この第一銅塩とビシンコニン酸がキレーション(錯体化)して発色するというわけである。
この発色の度合いは試料からの溶出タンパクの量に比例しており、発色が強いほど溶出タンパクの量が多い、つまり損傷が大きいということが分かる。
従って、試薬の発色度を確認することによって、試料の損傷度を知ることができるのである。
【0010】
本発明の方法によると、試料である微細な毛髪を測定機にセットしたり、毛髪を試薬より取りだし、洗浄・乾燥して診断するといったことを一切行うことなく、試薬に試料を入れ、一定時間放置するだけで、その損傷度を診断することが出来るのである。
【0011】
また試薬の発色度を判断するのは、目視によるもので十分であり、色見本などを用いて行えばより簡単に試薬の発色度、つまり毛髪の損傷度を判断することが出来る。より厳密に損傷度合いを診断したい場合は分光光度計などの装置を使用しても、もちろん構わない。
【0012】
本発明の試薬に使用される水溶性第二銅塩としては、硫酸銅、塩化銅、臭化銅、酢酸銅など有機、無機の第二銅塩を挙げることが出来る。診断試薬中の水溶性第二銅塩の濃度は、0.001〜10%が好ましく、0.01〜1%が更に好ましい。
【0013】
また、アルカリ金属の水酸化物及び/又はアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩から選ばれるアルカリ性物質は、銅キレート化剤の発色の安定と試料からのタンパク溶出をコントロールするためにpH調整の目的で添加され、アルカリ金属の水酸化物としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムが挙げられ、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩としては、ナトリウム、カリウム、リチウム又はカルシウム、マグネシウム、バリウム、ベリリウムの炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩、酢酸塩、塩化物、臭化物、沃化物、弗化物等が挙げられる。
【0014】
本発明に係るビシンコニン酸は、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が好ましいが、酸のままでも用いることができる。診断試薬中のビシンコニン酸の濃度は、0.01〜10%が好ましく、1〜5%が更に好ましい。尚、ビシンコニン酸と銅塩による蛋白質検出方法は、Anal.Bio.Chem.,150,76,(1985)、などに記載されている。
【0015】
さらに、本発明の銅イオン錯体を形成する物質は、第二銅塩の安定化の目的で添加され、エチレンジアミン、ニトリロトリ酢酸、クエン酸、酒石酸およびこれらの塩を用いることができるが、好ましくは酒石酸および酒石酸ナトリウム、カリウムなどのアルカリ塩である。診断試薬中の銅イオン錯体を形成する物質の濃度は、0.01〜10%が好ましく、0.1〜1%が更に好ましい。
【0016】
これら試薬の成分は、一部又は全部を乾燥状態で保存し、使用前に水や水と有機溶媒との混合溶媒などに溶解させて使用することができる。
また、診断試薬には試料からのタンパク溶出をコントロールする目的で、界面活性剤、塩類、有機溶媒、増粘剤等を添加することができる。
【0017】
本発明において、診断試薬また試料を入れる容器としては、診断試薬の色の変化を観察又は測定できるものであれば、その形状や容量はいかなるものでも使用できるが、光透過性の高い材質の試験管、マイクロチューブなどの容器に入れて使用することが好ましい。
【0018】
また、1回の診断に使用する診断試薬の量は、容器や毛髪試料に合わせ調整して構わないが、毛髪試料1mgに対して0.1〜100mlにすることが好ましく、1〜10mlが更に好ましい。
【0019】
本発明において、診断試薬に試料を投入してからの時間と保持温度、試料の重量と形状は特に規定されない。しかし、診断の精度を保つために、診断試薬に試料を投入してから発色を確認するまでの放置時間は3〜30分であることが求められる。この点から見ても、従来の損傷毛のSH基に選択的に蛍光物質を結合させて、蛍光発色を観察することにより毛髪の損傷を診断する方法の損傷毛と蛍光物質の反応に掛かる時間(数分〜5時間)と比べて、かなり簡易な方法であることがわかる。
【0020】
また、診断試薬に試料を投入してから発色を確認するまでの保持温度は、試薬が液体である範囲ならば0〜100℃のいずれの温度でも構わない。しかし、20℃未満の温度では毛髪からもタンパク溶出が少なくなるために発色が小さくなり、発色時間を長くしたり、サンプル量を多くしたりする必要があるので、好ましくは20〜100℃である。
【0021】
また、診断試薬のpHは、ビシンコニン酸の溶解が容易なpH9〜14の範囲であることが求められる。さらに、診断の正確さを上げるためには、pH11〜13であることが求められる。保持温度にも影響されるが、上記の好ましい温度20〜100℃の場合、pH11未満ではダメージを受けている毛髪からのタンパク溶出が少なくなるために発色が小さくなる。またpH13を超えると健常な毛髪からもタンパク溶出が多くなるために発色が大きくなり、損傷毛の発色差の判断がしにくくなる。
【0022】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0023】
【実施例1】
(毛髪損傷度の診断)
試薬A(ビシンコニン酸2ナトリウム1.0%、炭酸ナトリウム1.7%、酒石酸ナトリウム0.16%、水酸化ナトリウム0.4%、炭酸水素ナトリウム0.95%の水溶液)と試薬B(硫酸銅2.6%水溶液)をA:B=50:1で混合してpH12.5の本発明の試薬を作成した。
毛髪サンプルとして、パーマ、ブリーチなどの化学的処理を実施していない健常毛髪、パーマ処理を1回した毛髪、ブリーチ処理を1回した毛髪、パーマ処理とブリーチ処理をそれぞれ1回づつした毛髪、パーマ処理を2回した毛髪、ブリーチ処理を2回した毛髪、パーマ処理とブリーチ処理をそれぞれ2回づつした毛髪を用意した。
試験管に、診断試薬2mLと毛髪サンプル(10cm)を入れて、60℃で5分間加熱した。その後、目視にて診断試薬の発色を観察し、変化なし―、 大変うすい紫+、 薄い紫++、 紫+++、 濃い紫++++、 大変濃い紫+++++ の基準で評価した。結果は表1にまとめた。
【0024】
【表1】
Figure 0004523137
【0025】
化学的処理が強く損傷度の大きな毛髪ほど発色が強くなっているため、毛髪の損傷状態を診断することができる。しかも再現性に優れているものであった。
さらに試薬が用意してあれば、簡単な操作で、短時間に毛髪を診断することができる。
【0026】
【実施例2】
(pH調整した診断試薬を用いた毛髪損傷度の診断)
実施例1の試薬Aを、炭酸水素ナトリウムを添加してpH10、pH11、pH12に、また、水酸化ナトリウムを添加してpH13、pH14に調整した。こうしてpH調整した試薬を実施例1と同様に、試薬Bと50:1で混合し、pH10、pH11、pH12、pH13、pH14の5種類の本発明の試薬を用意した。
この試薬を用いて、化学的処理を実施していない健常毛髪とパーマ処理とブリーチ処理をそれぞれ1回づつした損傷毛髪の2種類のサンプルを実施例1同様に(保持温度60℃で)診断した。結果を表2にまとめた。
【0027】
【表2】
Figure 0004523137
【0028】
pH11〜13に調整した診断試薬を用いた場合、健常毛髪と損傷毛髪で発色にはっきりした差があり、損傷の診断ができる。pH13の場合、健常毛にも若干の発色が見られるが、損傷毛との差が明らかであり区別可能である。一方、pH10では、損傷毛髪でも発色が起こりにくく、健常毛髪と区別しにくい。また、pH14では、健常毛髪でも発色が起こりやすく、損傷毛と区別がつけにくい。
【0029】
【発明の効果】
本発明によると、試薬に投入するだけという全く簡便な方法で、毛髪の損傷度を精度良く、早く知ることができる。
また、損傷度を試薬の発色の度合いで診断することができ、目視において診断可能である。さらに色見本などを用いるとより診断しやすくなる。
特別な装置や操作を必要とすることがなく、試薬とそれを入れる発色度を確認できる容器があれば、どこでも誰でもが毛髪の損傷度を診断することができる。

Claims (2)

  1. 水溶性第二銅塩、アルカリ金属の水酸化物及び/又はアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩から選ばれるアルカリ性物質、銅イオン錯体を形成する物質、かつ、ビシンコニン酸を含有する試薬に、毛髪試料を直接入れ、試料からのタンパク溶出とタンパク呈色を同時に行い、試薬の発色により毛髪の損傷度を診断する方法であって、試薬の保持温度20〜100℃での診断試薬のpHが11〜13であり、診断試薬に試料を投入してから発色を確認するまでの放置時間が3〜30分であることを特徴とする毛髪の損傷診断方法。
  2. 発色の度合いを目視にて判断することを特徴とする、請求項1に記載の毛髪の損傷診断方法。
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