JP4521213B2 - 建築板及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物の外壁として施工する建築板及びその製造方法に関し、特に凹凸模様を形成した意匠表面に塗装を行って製造した建築板及びその製造方法に関する。
建築物の外壁として施工するために量産される建築板においては、単調な仕上り感を避けるために、建築板の意匠表面の凹凸模様、この意匠表面の塗装の仕方等の工夫がなされている。
例えば、特許文献1においては、建築板の意匠表面に木目調を呈する凹凸模様を形成し、この凹凸模様における凸部と凹部との色彩を異ならせることにより、意匠表面が立体的な外観を呈する建築板を形成している。具体的には、基板(原板)の表面における凹凸模様に沿って第1の塗料を塗布し乾燥させて内側塗料層を形成し、この内側塗料層の上に第2の塗料を積層塗布して外側塗料層を形成し、この外側塗料層が硬化する前に、この外側塗料層のうち基板の凸部に対応する部分を削り取って、上記内側塗料層を露出させて建築板を製造している。
しかしながら、特許文献1において、モータにより塗料削り取り具を回転駆動して、外側塗料層の削り取りを行う際には、塗料削り取り具と基板との間には、外側塗料層における第2の塗料の一部が余剰塗料として蓄積される。そのため、削り取りが進行するにつれて余剰塗料が増えていき、削り取りの後半に近づくと、余剰塗料により外側塗料層の削り取り量が変化してしまうおそれがある。これにより、1枚の建築板において、特に、削り取りを始めのうちに行った部分と、終わりの方に行った部分とでは、各凸ブロックにおける上側塗料層の濃淡に差が出てしまうおそれがある。
また、特に、上記削り取りの最後には、基板における後方木口端面に上記余剰塗料が流れ出してしまうおそれがある。
特開平10−317631号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、各凸ブロックにおける上側塗料層の濃淡に差が出てしまうことを防止することができ、美しい仕上がりの建築板及びその製造方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、目地溝と、該目地溝によって区画された複数の凸ブロックとを形成してなる意匠表面を有し、上記各凸ブロックには凹凸模様を形成してなる原板を準備する準備工程と、
上記原板の意匠表面に下側塗料を塗布し乾燥させて、下側塗料層を形成する下側塗料層形成工程と、
上記原板の意匠表面における上記下側塗料層の表面に、上記下側塗料と色彩の異なる上側塗料を塗布して、上側塗料層を形成する上側塗料層形成工程と、
上記原板の意匠表面における上側塗料が乾燥する前に、該上側塗料を付着除去する除去ロールを上記各凸ブロックに接触させ、該各凸ブロックにおける上側塗料を部分的に付着除去する除去工程とを行って、上記各凸ブロックが上記下側塗料層と上記上側塗料層とによる色外観を呈する建築板を製造する方法であって、
上記除去工程においては、上記原板における上記各凸ブロックに塗布された上側塗料の一部を上記目地溝に排出しつつ上記上側塗料を部分的に付着除去することを特徴とする建築板の製造方法にある(請求項1)。
本発明の建築板の製造方法においては、上記準備工程において、原板の意匠表面に目地溝によって区画され凹凸模様を形成してなる複数の凸ブロックを形成し、次いで、上記下側塗料層形成工程において原板の意匠表面に下側塗料層を形成した後、上記上側塗料層形成工程において原板の意匠表面に上側塗料層を形成する。
そして、上記除去工程において、上側塗料層における上側塗料が乾燥する前に、上記除去ロールに上記原板を搬入し、各凸ブロックを除去ロールに接触させて、各凸ブロックにおける上側塗料を部分的に付着除去する。このとき、原板における各凸ブロックに塗布された上側塗料の一部を目地溝に排出しつつ、上側塗料を部分的に付着除去する。
そのため、各凸ブロックに塗布された上側塗料において、上側塗料層を形成するのに過剰な上側塗料の部分は、目地溝に排出されることができ、過剰な上側塗料の部分により除去ロールによる上側塗料の付着除去量が変化してしまうことを防止することができる。
それ故、本発明の建築板の製造方法においては、各凸ブロックにおける上側塗料層の濃淡に差が出てしまうことを防止することができ、かつ、過剰な上側塗料の部分が、除去ロールによる付着除去の最後に、原板の後方木口端面に流れ出してしまうこともほとんどなく、美しい仕上がりの建築板を製造することができる。
第2の発明は、長尺形状を有し、目地溝によって区画形成された複数の凸ブロックを備えた意匠表面を有する原板の上記意匠表面に、下側塗料層及び該下側塗料層と色彩の異なる上側塗料層を順次設け、該上側塗料層における乾燥前の上側塗料を除去ロールにより部分的に付着除去してなる建築板において、
上記各凸ブロックには、当該原板の長尺方向に向けて複数の木目凹凸模様が形成されており、
上記目地溝は、上記長尺方向に向けて形成された長尺目地溝と、上記長尺方向に略直交する方向に向けて形成された複数の排出用目地溝とからなり、該各排出用目地溝同士の間の間隔は、100〜2550mmとなっており、
上記各排出用目地溝における底面に塗布された上側塗料層は、上記長尺目地溝における底面に塗布された上側塗料層よりも厚みが大きく形成されており、
該厚みが大きな部分は、上記原板を上記木目凹凸模様の形成方向を搬入方向として上記除去ロールに搬入して、上記上側塗料を部分的に付着除去した際に、該上側塗料の一部が上記各排出用目地溝に排出されることによって形成されたものであることを特徴とする建築板にある(請求項6)。
本発明の建築板は、長尺方向に直交して形成された各排出用目地溝における底面に塗布された上側塗料層が、長尺方向に向けて形成された長尺目地溝における底面に塗布された上側塗料層よりも厚みが大きくなっている。そして、この厚みが大きな部分は、上記上側塗料の一部が各排出用目地溝に排出されることによって形成されたものである。
それ故、本発明の建築板の各凸ブロックにおける木目凹凸模様においては、各凸ブロックに塗布された上側塗料において、上側塗料層を形成するのに過剰な上側塗料の部分は、各排出用目地溝に排出されており、上側塗料層の濃淡にほとんど差がなく、各凸ブロックにおける木目凹凸模様が、美しい仕上がりの下側塗料層と上側塗料層とによる色外観を呈することができる。
また、上記各目地溝同士の間の間隔が100mmよりも小さい場合には、各凸ブロックにおける木目凹凸模様の形成長さが短くなってしまい、建築板の意匠外観性を損ねるおそれがある。一方、各目地溝同士の間の間隔が2550mmを超える場合には、上側塗料層を形成するのに過剰な上側塗料の部分が凸ブロックに塗布されて、各凸ブロックにおける上側塗料層の濃淡に差が出てしまうおそれがある。
上述した第1、第2の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
上記第1、第2の発明において、上記下側塗料と上側塗料との色彩の違いは、いわゆる色の三属性である色相、明度又は彩度のうち少なくともいずれかを異ならせることにより形成することができる。
第1の発明において、上記除去工程において、上記除去ロールに上記原板を搬入して、上記上側塗料を部分的に付着除去する際には、当該除去ロールが当該原板との間に形成する該原板の搬入方向の後方側間隙に、上記凸ブロックにおける上記上側塗料の一部を余剰塗料として蓄積させ、上記原板における上記目地溝が上記除去ロールにおける上記後方側間隙の形成位置まで搬入されたときには、上記余剰塗料を当該目地溝に排出し、上記除去ロールは、上記余剰塗料がほとんどない状態で、次に搬入される上記凸ブロックにおける上記上側塗料の付着除去を再開することが好ましい(請求項2)。
この場合には、除去工程において、上側塗料層が形成された第1の凸ブロックが、除去ロールに搬入されると、この除去ロールによって当該凸ブロックから上側塗料が部分的に付着除去されると共に、除去ロールが原板との間に形成する原板の搬入方向の後方側間隙には、当該凸ブロックにおける上側塗料の一部が余剰塗料として徐々に蓄積されていく。
次いで、第1の凸ブロックの縁に形成された目地溝が除去ロールにおける後方側間隙の形成位置まで搬入されたときには、上記余剰塗料が当該目地溝に排出される。
そのため、除去ロールに、第1の凸ブロックと隣り合う第2の凸ブロックが搬入されたときには、除去ロールにおける後方側間隙には上記余剰塗料がほとんどない状態が形成される。そのため、除去ロールは、余剰塗料がほとんどない状態で、第2の凸ブロックにおける上記上側塗料の付着除去を再開することができる。その後、各目地溝が除去ロールにおける後方側間隙の形成位置まで搬入される毎に、余剰塗料が当該各目地溝に排出され、除去ロールは、余剰塗料がほとんどない状態で何度でも各凸ブロックにおける上側塗料の付着除去を開始することができる。
それ故、この場合には、余剰塗料の存在により除去ロールによる上側塗料の付着除去量が変化してしまうことがほとんどなく、各凸ブロックにおける上側塗料層の濃淡に差が出てしまうことを防止することができる。また、除去ロールによる付着除去の最後に、原板の後方木口端面に余剰塗料が流れ出してしまうこともなく、美しい仕上がりの建築板を製造することができる。
また、上記目地溝は、上記原板の意匠表面において所定の間隔で複数形成されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記除去ロールが上側塗料の付着除去を行う際に、この除去ロールにおける後方側間隙に蓄積された余剰塗料を、所定の間隔で各目地溝に排出していくことができる。そのため、各凸ブロックから蓄積される余剰塗料が所定量になる毎に、各目地溝に余剰塗料を排出することができ、除去ロールは、各凸ブロックに対してほぼ同一の状態で上側塗料の付着除去を行うことができる。
これにより、各凸ブロックにおける上側塗料層の濃淡に差が出てしまうことを一層容易に防止することができ、一層美しい仕上がりの建築板を製造することができる。
また、上記原板は、長尺形状を有していると共に、該原板の上記凸ブロックにおける凹凸模様は、当該原板の長尺方向に向けて形成された木目凹凸模様であり、上記目地溝は、上記長尺方向に略直交する方向に向けて複数形成されていると共に、各目地溝同士の間の間隔は、100〜2550mmとなっており、上記除去工程において、上記原板は、その上記木目凹凸模様の形成方向を上記搬入方向として、上記除去ロールに搬入することが好ましい(請求項4)。
この場合のように、上記除去工程において、木目凹凸模様の形成方向を搬入方向として、原板を除去ロールに搬入する際には、特に、木目凹凸模様の凸部における上側塗料が上記余剰塗料として、除去ロールにおける後方側間隙に蓄積され易い。そのため、この除去ロールにおける後方側間隙の形成位置に各目地溝が搬入される毎に、各目地溝に上記余剰塗料が排出されることにより、各凸ブロックにおける木目凹凸模様に塗布された上側塗料層の濃淡に差が出てしまうことを防止することができる。
これにより、各凸ブロックにおける木目凹凸模様が、美しい仕上がりの下側塗料層と上側塗料層とによる色外観を呈する建築板を製造することができる。
また、上記各目地溝同士の間の間隔が100mmよりも小さい場合には、各凸ブロックにおける木目凹凸模様の形成長さが短くなってしまい、建築板の意匠外観性を損ねるおそれがある。一方、各目地溝同士の間の間隔が2550mmを超える場合には、除去ロールにおける後方側間隙に蓄積された余剰塗料(上側塗料層を形成するのに過剰な上側塗料の部分)が凸ブロックに塗布されて、各凸ブロックにおける上側塗料層の濃淡に差が出てしまうおそれがある。
また、上記除去ロールは、スポンジ材料からなるスポンジ芯層の表面に、ゴム硬度が30〜60度であるゴム材料からなるゴム表面層を被覆してなることが好ましい(請求項5)。
この場合には、上記除去工程において、上記スポンジ芯層を弾性変形させることによって、上記除去ロールを一層柔軟に上記原板の意匠表面における凸ブロックに接触させることができ、上記ゴム表面層によって、上記上側塗料を一層容易に付着除去することができる。
また、ゴム表面層におけるゴム硬度が30度未満の場合には、上記除去ロールのロール表面が柔らかすぎて、除去ロールの摩耗劣化を早くしてしまう。また、上記建築板の意匠表面における上側塗料を付着除去する量(割合)が多くなりすぎて、建築板の意匠表面における色外観の変化を形成することが困難になる。一方、ゴム表面層におけるゴム硬度が60度を超える場合には、上記除去ロールのロール表面が硬すぎて、上記上側塗料を付着除去することが困難になる。
なお、上記スポンジ材料とは、各種ゴム、合成樹脂等に発泡剤を配合し、これを発泡成形したものをいい、上記ゴム材料に比べて硬度が低く、反発弾性が低いものをいう。また、上記ゴム材料とは、種々のゴムから成形したものをいう。
以下に、本発明の建築板及びその製造方法にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
本例の建築板1の製造方法は、図1〜図13に示すごとく、以下の準備工程、下側塗料層形成工程、上側塗料層形成工程及び除去工程を行って建築板1を製造する。
すなわち、図1、図2に示すごとく、準備工程においては、排出用目地溝221と、この排出用目地溝221によって区画された複数の凸ブロック21とを形成してなる意匠表面201を有し、各凸ブロック21には凹凸模様211を形成してなる原板2を準備する。
次いで、図4に示すごとく、上記下側塗料層形成工程においては、原板2の意匠表面201に下側塗料30を塗布し乾燥させて、下側塗料層3を形成する。
次いで、同図に示すごとく、上記上側塗料層形成工程においては、原板2の意匠表面201における下側塗料層3の表面に、下側塗料30と色彩の異なる上側塗料40を塗布して、上側塗料層4を形成する。
その後、図5、図6に示すごとく、上記除去工程においては、原板2の意匠表面201における上側塗料40が乾燥する前に、この上側塗料40を付着除去する除去ロール51に原板2を搬入して、除去ロール51を各凸ブロック21に接触させ、各凸ブロック21における上側塗料40を部分的に付着除去する。
除去工程において、除去ロール51に凸ブロック21が搬入されたときには、図7に示すごとく、除去ロール51が原板2との間に形成する原板2の搬入方向Dの後方側間隙58に、凸ブロック21における上側塗料40の一部を余剰塗料41として蓄積させる。一方、図8に示すごとく、排出用目地溝221が除去ロール51における後方側間隙58の形成位置まで搬入されたときには、上記余剰塗料41を当該排出用目地溝221に排出する。これにより、図9に示すごとく、除去ロール51は、上記余剰塗料41がほとんどない状態で、次に搬入される凸ブロック21における上側塗料40の付着除去を再開する。
こうして、図10、図11に示すごとく、各凸ブロック21が下側塗料層3と上側塗料層4とによる色外観を呈する建築板1を製造する。
なお、後方側間隙58とは、原板2の意匠表面201と除去ロール51のロール表面510との間で、原板2の搬入方向Dの後方側(入口側)に形成された間隙のことをいう。また、余剰塗料41とは、原板2の凸ブロック21に塗布された上側塗料40の一部が、原板2と共に除去ロール51へ搬入されずに、除去ロール51のロール表面510によって絞られて蓄積された塗料の部分のことをいう。
以下に、これを詳説する。
図1、図2に示すごとく、上記準備工程において成形する原板2は、セメント質原料を含有してなるセメント系原板2である。そして、このセメント系原板2は、セメント質原料(セメント、ケイ酸原料等)に、木質原料(木繊維、木チップ等)、添加剤及び水等を混合して混合原料を作り、この混合原料を成形型の成形面上に散布し乾燥硬化させて成形したものである。
本例の原板2は、長尺形状を有していると共に、原板2の各凸ブロック21における凹凸模様211は、当該原板2の長尺方向Lに向けて形成された木目凹凸模様211である。
本例の建築板1は、量産可能な窯業系建築板1でありながら、木材を挽いたときの切断面の外観に近似した木目調の凹凸外観を有するものである。
図1は、原板2の意匠表面201を観察した平面図である。図2は、上記原板2を、上記木目凹凸模様211の形成方向(長手方向)Lにおいて切断して観察した断面説明図であり、図3は、上記原板2を、上記木目凹凸模様211の形成方向(長手方向)Lに直交する直交方向Wにおいて切断して観察した断面説明図である。
図1に示すごとく、本例の原板2の意匠表面201においては、上記長尺方向Lの一端から他端に向けて長尺状の長尺目地溝222が連続形成されており、上記排出用目地溝221は、長尺目地溝222に直交して形成されている。また、排出用目地溝221は、上記長尺方向Lに略直交する方向に向けて複数形成されていると共に、各排出用目地溝221同士の間の間隔Xは、それぞれ約303mmとなっている。
また、本例の原板2の意匠表面201における各凸ブロック21は、排出用目地溝221と長尺目地溝222とにより、格子状に区画されている。
なお、長尺目地溝222は、必ずしも長尺方向Lの一端から他端に向けて連続形成されている必要はなく、長尺方向Lに向けて形成されているのであれば、途中で分断されて形成されていてもよい。
また、同図に示すごとく、本例の原板2における各凸ブロック21に形成した木目凹凸模様211は、隣接する凸ブロック21に形成した木目凹凸模様211と模様が不連続に形成されている。すなわち、互いに隣接する凸ブロック21における木目凹凸模様211は、互いに異なる模様に形成されており、原板2の意匠表面201は、自然で面白みのある外観を呈している。
また、図2に示すごとく、本例の各目地溝221、222は、略平坦な底面223と、一対の傾斜側面224とからなる。本例の各傾斜側面224は、約60°の傾斜角θを有している(底面223との間に約60°の外角θを形成するよう傾斜している)。なお、各傾斜側面224は、35〜70°の傾斜角θを有して形成することができる。
また、本例の各目地溝221、222は、その幅(最大開口幅)が約10mmに形成されている。また、各目地溝221、222の底面223は、その幅を6mm以下とすることができる。また、各目地溝221、222に底面223を形成せず、各目地溝221、222の断面形状をV形状にすることもできる。
また、図3に示すごとく、上記木目凹凸模様211における各凸部212は、建築板1が表現しようとする木材(樹木)における年輪の晩材部を表現するものであり、木目凹凸模様211における各凹部213は、上記年輪の早材部を表現するものである。上記早材部とは、1年間に形成される1年輪において、春から初夏にかけて樹木の成長が早い時期にできる部分をいい、上記晩材部とは、初夏以後、樹木の生長が緩やかな時期にできる部分をいう。
そして、本例の木目凹凸模様211における各凸部212は、上記年輪の外観を呈する木材(樹木)において、晩材部の硬さが早材部の硬さよりも硬いことに対応して、原板2の表面に突出形成されたものである。
図4に示すごとく、上記下側塗料層形成工程において用いる下側塗料30及び上側塗料層形成工程において用いる上側塗料40は、いずれも樹脂、顔料、各種添加剤、溶剤としての水等を含有してなる水系の塗料である。本例では、下側塗料30と上側塗料40とは、色彩としての明度(濃淡)が互いに異なる塗料とした。これ以外にも、例えば、下側塗料30と上側塗料40とは、色彩としての彩度が互いに異なる塗料とすることができる。
そして、上記下側塗料層形成工程及び上側塗料層形成工程を行った後には、原板2の意匠表面201の全体、すなわち、すべての凸ブロック21における木目凹凸模様211及び各目地溝221、222には、下側塗料層3及び上側塗料層4が形成される。
図5に示すごとく、上記除去工程においては、上記原板2の意匠表面201における各凸ブロック21に当接して上側塗料40を部分的に付着除去する除去ロール51と、この除去ロール51に対向配設すると共に、原板2の裏面202に当接するバックアップロール52とを有する塗料除去装置5を用いる。
上記除去ロール51は、一層柔軟に原板2の意匠表面201における各凸ブロック21に接触させると共に各凸ブロック21における上側塗料40を一層容易に付着除去させるために、スポンジ材料からなるスポンジ芯層511の表面に、ゴム材料からなるゴム表面層512を配設してなる。また、除去ロール51は、スポンジ芯層511の中心部分には、金属材料からなる鉄芯513を有している。本例のスポンジ芯層511を構成するスポンジ材料は、ブチルスポンジゴムよりなり、ゴム表面層512を構成するゴム材料は、ゴム硬度が約50度のEPDM(エチレンプロピレンゴム)よりなる。
また、上記バックアップロール52は、このバックアップロール52を上記除去ロール51の方向に押圧する押圧手段53を有している。この押圧手段53は、弾性変形可能なスプリング531を用いて構成されている。この構成により、上記除去ロール51及びバックアップロール52は、それぞれ揺動又は弾性変形して、それらの間の隙間59を上記原板2の厚みの変化に応じて変更できるよう構成されている。また、各ロール51、52は、異なる厚みを有する複数の原板2に対しても、略同一の圧力で当接することができるよう構成されている。
すなわち、図5に示すごとく、上記スポンジ芯層511によって上記除去ロール51は弾性変形可能になっており、上記押圧手段53によって上記バックアップロール52は除去ロール51に対向する方向に揺動可能になっている。そして、スポンジ芯層511及び押圧手段53により、複数の原板2同士の間に数ミリ(例えば±1.5mm)の厚みのばらつきがあっても、上記各ロール51、52の間の隙間59を変化させて、各ロール51、52は略同一の圧力で各原板2に当接することができる。
また、除去ロール51及びバックアップロール52が原板2に付与する圧力は、上記スポンジ芯層511を形成するスポンジ材料の材質、上記ゴム表面層512を形成するゴム材料の材質、上記押圧手段53による押圧力等を調節することにより、設定することができる。
また、図示は省略するが、除去ロール51は、そのロール表面510が各凸ブロック21に接触する一方、各目地溝221、222には接触しないように、ストッパーによって所定高さ以下には下降しないようになっている。
そして、図5、図6に示すごとく、上記除去工程においては、上記原板2の意匠表面201における上側塗料40が乾燥する前に、当該原板2を、除去ロール51とバックアップロール52との間の隙間59に搬入させる。この原板2は、その木目凹凸模様211の形成方向を搬入方向Dとして、除去ロール51に搬入する。このとき、除去ロール51のロール表面510には、原板2の意匠表面201における各凸ブロック21が接触し、バックアップロール52のロール表面520には、原板2の裏面202が接触する。
そして、図6に示すごとく、除去ロール51によって上側塗料40の付着除去を行ったときには、平坦状の頂点部を有する凸部212A及び比較的幅の大きい凹部213から上側塗料40が付着除去されて、下側塗料層3が露出する。一方、尖り状の頂点部を有する凸部212Bからは上側塗料40が付着除去されずに、上側塗料40は当該凸部212Bに残留して、上側塗料層4が形成される。
そして、建築板1の意匠表面101には、下側塗料層3と上側塗料層4とが混在して形成される。
また、図7に示すごとく、除去工程において、上側塗料層4が形成された第1の凸ブロック21Aが、除去ロール51に搬入されると、この除去ロール51によって当該凸ブロック21Aから上側塗料40が部分的に付着除去されると共に、除去ロール51が原板2との間に形成する原板2の搬入方向Dの後方側間隙58には、当該凸ブロック21Aにおける上側塗料40の一部が余剰塗料41として徐々に蓄積されていく。特に、凸ブロック21の木目凹凸模様211における凸部212に塗布された上側塗料40が、余剰塗料41として除去ロール51における後方側間隙58に徐々に蓄積される。
次いで、図8に示すごとく、第1の凸ブロック21Aの縁に形成された排出用目地溝221が除去ロール51における後方側間隙58の形成位置まで搬入されたときには、上記余剰塗料41が当該排出用目地溝221に排出される。
これにより、図9に示すごとく、除去ロール51に、第1の凸ブロック21Aと隣り合う第2の凸ブロック21Bが搬入されたときには、除去ロール51における後方側間隙58には上記余剰塗料41がほとんどない状態が形成される。そのため、除去ロール51は、余剰塗料41がほとんどない状態で、第2の凸ブロック21Bにおける上記上側塗料40の付着除去を再開することができる。その後、各排出用目地溝221が除去ロール51における後方側間隙58の形成位置まで搬入される毎に、余剰塗料41が各排出用目地溝221に排出され、除去ロール51は、余剰塗料41がほとんどない状態で何度でも各凸ブロック21における上側塗料40の付着除去を開始することができる。
また、上記のごとく、排出用目地溝221は、所定の間隔(約303mmの間隔)Xで形成されており、上記除去ロール51が上側塗料40の付着除去を行う際に、この除去ロール51における後方側間隙58に蓄積された余剰塗料41を、所定の間隔Xで各排出用目地溝221に排出していくことができる。そのため、各凸ブロック21から蓄積される余剰塗料41が所定量になる毎に、各排出用目地溝221に余剰塗料41を排出することができ、除去ロール51は、各凸ブロック21に対してほぼ同一の状態で上側塗料40の付着除去を行うことができる。
このように、本例においては、除去ロール51における後方側間隙58の形成位置に各排出用目地溝221が搬入される毎に、各排出用目地溝221に上記余剰塗料41が排出される。そのため、余剰塗料41の存在により除去ロール51による上側塗料40の付着除去量が変化してしまうことがほとんどなく、余剰塗料41が各凸ブロック21に塗布されてしまうこともほとんどない。これにより、各凸ブロック21における木目凹凸模様211に塗布された上側塗料層4の濃淡に差が出てしまうことを防止することができる。
また、各凸ブロック21に過剰に上側塗料40が塗布されてしまうことがないため、上側塗料40中に含まれる揮発成分が揮発することにより生じる発泡等の問題もほとんど生じることがない。
また、図10、図11に示すごとく、除去ロール51による付着除去の最後に、原板2の後方木口端面(搬入方向Dの後方側端面)23に余剰塗料41が流れ出してしまうこともなく、各凸ブロック21における木目凹凸模様211が、美しい仕上がりの下側塗料層3と上側塗料層4とによる色外観を呈する建築板1を製造することができる。
なお、上記建築板1の最表面には、クリアー塗料を塗布し乾燥させてクリアー塗料層を形成することにより、建築板1の耐候性等を向上させることができる。
また、図12に示すごとく、上記各排出用目地溝221における底面223に塗布された上側塗料層4は、図13に示すごとく、上記長尺目地溝222における底面223に塗布された上側塗料層4よりも厚みが大きく形成されている。そして、この各排出用目地溝221の底面223における厚みが大きな上側塗料層の部分42は、原板2を木目凹凸模様211の形成方向を搬入方向Dとして除去ロール51に搬入して、上側塗料40を部分的に付着除去した際に、この上側塗料40の一部が各排出用目地溝221に排出されることによって形成されたものである。
実施例における、原板の意匠表面を示す平面図。 実施例における、排出用目地溝を、長手方向における断面で示す説明図。 実施例における、原板の一部を、長手方向に直交する方向における断面で示す説明図。 実施例における、下側塗料層及び上側塗料層を形成した原板の一部を、長手方向に直交する方向における断面で示す説明図。 実施例における、塗料除去装置を示す説明図。 実施例における、上側塗料層における上側塗料を部分的に付着除去した状態の原板の一部を、長手方向に直交する方向における断面で示す説明図。 実施例における、第1の凸ブロックにおける上側塗料の一部を、除去ロールにおける後方側間隙に余剰塗料として蓄積させている状態を、原板の長手方向における断面で示す説明図。 実施例における、除去ロールにおける後方側間隙に蓄積された余剰塗料を排出用目地溝に排出している状態を、原板の長手方向における断面で示す説明図。 実施例における、除去ロールにおける後方側間隙に余剰塗料がほとんどない状態で、第2の凸ブロックにおける上側塗料の付着除去を再開した状態を、原板の長手方向における断面で示す説明図。 実施例における、製造した建築板の意匠表面を示す平面図。 実施例における、製造した建築板の一部を、長手方向に直交する方向における断面で示す説明図。 実施例における、製造した建築板における排出用目地溝を、長手方向における断面で示す説明図。 実施例における、製造した建築板における長尺目地溝を、長手方向に直交する方向における断面で示す説明図。
符号の説明
1 建築板
101 意匠表面
2 原板
201 意匠表面
21 凸ブロック
211 木目凹凸模様
221 排出用目地溝
222 長尺目地溝
224 傾斜側面
3 下側塗料層
30 下側塗料
4 上側塗料層
40 上側塗料
41 余剰塗料
51 除去ロール
511 スポンジ芯層
512 ゴム表面層
58 後方側間隙
D 搬入方向
L 長手方向

Claims (2)

  1. 目地溝と、該目地溝によって区画された複数の凸ブロックとを形成してなる意匠表面を有し、上記各凸ブロックには凹凸模様を形成してなる原板を準備する準備工程と、
    上記原板の意匠表面に下側塗料を塗布し乾燥させて、下側塗料層を形成する下側塗料層形成工程と、
    上記原板の意匠表面における上記下側塗料層の表面に、上記下側塗料と色彩の異なる上側塗料を塗布して、上側塗料層を形成する上側塗料層形成工程と、
    上記原板の意匠表面における上側塗料が乾燥する前に、該上側塗料を付着除去する除去ロールを上記各凸ブロックに接触させ、該各凸ブロックにおける上側塗料を部分的に付着除去する除去工程とを行って、上記各凸ブロックが上記下側塗料層と上記上側塗料層とによる色外観を呈する建築板を製造する方法であって、
    上記原板は、長尺形状を有していると共に、該原板の上記凸ブロックにおける凹凸模様は、当該原板の長尺方向に向けて形成された木目凹凸模様であり、上記目地溝は、上記長尺方向に略直交する方向に向けて複数形成されていると共に、各目地溝同士の間の間隔は、100〜2550mmとなっており、目地溝の底面と傾斜側面からなる角度は35〜70°であって、目地溝の底面の幅は6mm以下であり、上記下側塗料と上記上側塗料は、溶剤としての水を含有してなる水系の塗料であって、
    上記除去工程において、上記原板は、その上記木目凹凸模様の形成方向を上記搬入方向として、上記除去ロールに搬入して、該原板における上記各凸ブロックに塗布された上側塗料の一部を上記目地溝に排出しつつ上記上側塗料を部分的に付着除去して、当該除去ロールが当該原板との間に形成する該原板の搬入方向の後方側間隙に、上記凸ブロックにおける上記上側塗料の一部を余剰塗料として蓄積させ、上記原板における上記目地溝が上記除去ロールにおける上記後方側間隙の形成位置まで搬入されたときには、上記余剰塗料を当該目地溝に排出し、上記除去ロールは、上記余剰塗料がほとんどない状態で、次に搬入される上記凸ブロックにおける上記上側塗料の付着除去を再開することを特徴とする建築物の外壁として施工するための窯業系建築板の製造方法。
  2. 請求項1において、上記除去ロールは、スポンジ材料からなるスポンジ芯層の表面に、ゴム硬度が30〜60度であるゴム材料からなるゴム表面層を被覆してなることを特徴とする建築物の外壁として施工するための窯業系建築板の製造方法。
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