JP4521040B2 - 消費カロリ測定装置及び消費カロリ測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、消費カロリ測定装置及び測定方法、特に検出された被測定者の心拍数によって活動時の消費カロリを測定する消費カロリ測定装置及び測定方法に関する。
心拍数と酸素摂取量との相関関係を利用して運動時の消費カロリを測定する装置が従来知られている(たとえば、特許文献1参照)。従来の消費カロリ測定装置は、あらかじめ求めた心拍数と酸素摂取量との相関直線を示す相関テーブルを有している。そして、心拍数センサから得られる心拍数と加速度の出力から運動強度を特定した上で、相関テーブルを用いて酸素摂取量を算出する。このとき、酸素摂取量3.5ml/kg/minが消費カロリ1kcal/minに相当するので、酸素摂取量と運動時間がわかれば運動中の消費カロリが求められる。
相関テーブルは、運動負荷が高いときと低い時で心拍数と酸素摂取量の相関直線の傾きを変えており、あらゆる運動負荷で消費カロリ測定が可能である。
しかし、従来の消費カロリ測定装置では、体力の相違や被測定者の年齢、性別、体重等の個人状態の相違等の個人差を考慮しておらず、個人差による誤差が生じるおそれがある。
そこで、個人差を考慮した消費カロリ測定装置が従来知られている(たとえば、特許文献2参照)。従来の消費カロリ測定装置は、エネルギ代謝率が既知の生活活動状態における基準心拍数を測定し、既知のエネルギ代謝率と、被測定者の年齢、体重及び性別に応じた係数と、により生活活動状態における基準消費カロリを算出している。そして、算出された基準消費カロリと基準心拍数との回帰式を求め、得られた回帰式から運動時の心拍数に応じた消費カロリを算出している。また、運動時と安静時の2つの回帰式を用いて消費カロリを算出することも行われている。
特開平9−56705号公報 特開2002−336216号公報
前記従来の個人差を考慮した消費カロリ測定装置では、実際の運動により得られた回帰式を用いて消費カロリを算出しているので、被測定者の体力の相違や個人状態の相違等の個人差に応じて消費カロリを算出できる。
しかし、回帰式を算出するためには、エネルギ代謝率が既知の運動(生活活動)に限定されるという問題がある。また、回帰式を算出するためには、エネルギ代謝率が既知の運動を実際に行って基準消費カロリと基準心拍数とを求めなければならない。このため、種々の運動を行う場合、その運動毎の基準消費カロリと基準心拍数とを求めなければならず、消費カロリの測定が煩雑になる。
本発明の課題は、個人差に応じて消費カロリを簡単かつ精度良く測定できるようにすることにある。
発明1に係る消費カロリ測定装置は、検出された被測定者の心拍数によって活動時の消費カロリを測定する装置であって、事前処理部と、心拍数受付部と、消費カロリ算出部と、を備えている。事前処理部は、年齢、性別、身長及び体重を含む被測定者の個人状態を設定し、設定された個人状態により第1個人データを生成する第1個人データ生成部と、被測定者の環境状態を設定し、設定された環境状態に応じて第2個人データを生成する第2個人データ生成部と、を有する。心拍数受付部は、検出された心拍数を受け付ける。消費カロリ算出部は、受け付けた心拍数と、事前処理部で生成された第1及び第2個人データにより消費カロリを算出する。
第2個人データ生成部は、被測定者の環境状態として、運動習慣の有無、体力、体調、及び特定の運動に対する習熟度のいずれか1つを設定し、第1個人データ生成部は、個人状態から第1個人データとしての安静時酸素摂取量を算出する安静時酸素摂取量算出部を有し、第2個人データ生成部は、設定された環境状態に応じて、安静時代謝と活動時代謝との境界心拍数としてのフレックスポイントを複数設定して第2個人データとしての複数の心拍数領域を設定するフレックスポイント設定部と、心拍数からエネルギ消費量を算出するための第2個人データとしてのエネルギ消費係数を複数の領域及び設定された環境状態毎に設定する係数設定部と、を有し、第2個人データ生成部は、設定された環境状態に応じて、第2個人データとしての最大酸素摂取量を算出する最大酸素摂取量算出部を、さらに有し、
消費カロリ算出部は、受け付けた心拍数が複数の心拍数領域のいずれに入るかを判断する心拍数判断部と、判断された心拍数領域での心拍予備を算出する心拍予備算出部と、最大酸素摂取量、安静時酸素摂取量、判断された心拍数領域とその高心拍数側の心拍数領域でのエネルギ係数、及び心拍予備を用いて、受け付けた心拍数での酸素摂取量を算出して消費カロリを計算する計算部と、を有し、第2個人データ生成部は、設定された環境状態に応じて、第2個人データとしての予測最大心拍数を算出する予測最大心拍数算出部を、さらに有し、心拍予備算出部は、予測最大心拍数及び判断された心拍数領域の高低2つのフレックスポイントを用いて心拍予備を算出する。
このカロリ消費測定装置では、測定前に事前処理部の第1個人データ生成部により、年齢、性別、身長及び体重を含む被測定者の個人状態を設定し、設定された個人状態から、たとえば、安息時酸素摂取量などの第1個人データが生成される。また、第2個人データ生成部により、被測定者の環境状態を設定し、設定された環境状態に応じて第2個人データが生成される。これらの2種の個人データが生成されると、検出された心拍数を受け付け、受け付けた心拍数と第1及び第2個人データとにより、消費カロリが算出される。ここでは、個人状態に応じた第1個人データと、環境状態に応じた第2個人データと、を事前に設定するだけで消費カロリを算出できるので、測定前に活動してデータをとる必要がなくなり、消費カロリを簡単に測定できる。また、第1個人データに加えて第2個人データで消費カロリを算出しているので、個人差に応じて消費カロリを算出できる。このため、個人差に応じて消費カロリを簡単かつ精度良く測定できるようになる。
なお、ここで記載した心拍数は、心臓の近辺で測定される心臓の心拍数だけでなく、腕などで測定される脈拍も含まれる。
た、環境状態として運動習慣の有無を設定することにより同じ個人状態であっても運動している人としていない人との相違に応じて消費カロリを精度良く算出できる。
さらに、安静時代謝と活動時代謝との境界心拍数としてのフレックスポイントを複数設定しているので、心拍数領域を3段階以上に分割して消費カロリを算出できる。このため、心拍数に対して指数的に増加する消費カロリをさらに精度よく算出できる。また、設定された個人状態から安静時酸素摂取量が算出されるので、安静時酸素摂取量の算出精度が高くなる。
さらにまた、運動強度を示す心拍予備を用いて酸素摂取量を算出しているので消費カロリに比例する酸素摂取量の算出精度が向上する。
また、運動習慣がある人の方が、運動習慣がない人より最大心拍数が低い場合を考慮して心拍予備を算出できるので心拍予備の算出精度が高くなる。
発明に係る消費カロリ測定装置は、発明に記載の装置において、消費カロリ算出部で算出された消費カロリを表示する表示部をさらに備える。この場合には、消費カロリが表示されるので活動中に消費カロリを確認できる。
発明に係る消費カロリ測定方法は、検出された被測定者の心拍数によって活動時の消費カロリを測定する方法であって、事前処理ステップと、消費カロリ算出ステップと、を含んでいる。事前処理ステップは、年齢、性別、身長及び体重を含む被測定者の個人状態を設定し、設定された個人状態により第1個人データを生成する第1個人データ生成ステップと、被測定者の環境状態を設定し、設定された環境状態に応じて第2個人データを生成する第2個人データ生成ステップと、を含んでいる。消費カロリ算出ステップは、検出された心拍数と、事前処理ステップで生成された第1及び第2個人データにより消費カロリを算出する。
事前処理ステップでは、環境状態として被測定者の運動習慣の有無、体力、体調、及び特定の運動に対する習熟度のいずれか1つを設定する。
第1個人データ生成ステップでは、個人状態から第1個人データとしての安静時酸素摂取量を算出し、第2個人データ生成ステップは、設定された環境状態に応じて、安静時代謝と活動時代謝との境界心拍数としてのフレックスポイントを複数設定して第2個人データとしての複数の心拍数領域を設定するフレックスポイント設定ステップと、心拍数からエネルギ消費量を算出するための第2個人データとしてのエネルギ消費係数を複数の心拍数領域毎に設定された環境状態に応じて設定する係数設定ステップと、を含む。
第2個人データ生成ステップは、設定された環境状態に応じて、第2個人データとしての最大酸素摂取量を算出する最大酸素摂取量算出ステップを、さらに含み、消費カロリ算出ステップは、受け付けた心拍数が複数の心拍数領域のいずれに入るかを判断する心拍数判断ステップと、判断された心拍数領域での心拍予備を算出する心拍予備算出ステップと、最大酸素摂取量、安静時酸素摂取量、判断された心拍数領域とその高心拍数側の心拍数領域でのエネルギ係数、及び心拍予備を用い、受け付けた心拍数での酸素摂取量を算出して消費カロリを計算する計算ステップと、を含む、
第2個人データ生成ステップは、設定された環境状態に応じて、第2個人データとしての予測最大心拍数を算出する予測最大心拍数算出ステップを、さらに含み、心拍予備算出ステップでは、予測最大心拍数と判断された心拍数領域の高低2つのフレックスポイントとを用いて心拍予備を算出する。
この消費カロリ測定方法では、測定前に年齢、性別、身長及び体重を含む被測定者の個人状態を設定し、設定された個人状態から、たとえば、安息時酸素摂取量などの第1個人データが生成される。また、第2個人データ生成部により、被測定者の環境状態を設定し、設定された環境状態に応じて第2個人データが生成される。これらの2種の個人データが生成されると、検出された心拍数を受け付け、受け付けた心拍数と、第1及び第2個人データとにより、消費カロリが算出される。ここでは、個人状態に応じた第1個人データと環境状態に応じた第2個人データと、を事前に設定するだけで消費カロリを算出できるので、測定前に活動してデータをとる必要がなくなり、消費カロリを簡単に測定できる。また、第1個人データに加えて第2個人データで消費カロリを算出しているので、個人差に応じて消費カロリを算出できる。このため、個人差に応じて消費カロリを簡単かつ精度良く測定できるようになる。
また、環境状態として運動習慣の有無を設定することにより同じ個人状態であっても運動している人としていない人との相違に応じて消費カロリを精度良く算出できる。
さらに、安静時代謝と活動時代謝との境界心拍数としてのフレックスポイントを複数設定しているので、心拍数領域を3段階以上に分割して消費カロリを算出できるので、心拍数に対して指数的に増加する消費カロリをさらに精度よく算出できる。また、設定された個人状態から安静時酸素摂取量が算出されるので、安静時酸素摂取量の算出精度が高くなる。
さらにまた、運動強度を示す心拍予備を用いて酸素摂取量を算出しているので消費カロリに比例する酸素摂取量の算出精度が向上する。
また、運動習慣がある人の方が、運動習慣がない人より最大心拍数が低い場合を考慮して心拍予備が算出されるので心拍予備の算出精度が高くなる。
本発明によれば、個人状態に応じた第1個人データと環境状態に応じた第2個人データと、を事前に設定するだけで消費カロリを算出できるので、測定前に活動してデータをとる必要がなくなり、消費カロリを簡単に測定できる。また、第1個人データに加えて第2個人データで消費カロリを算出しているので、個人差に応じて消費カロリを算出できる。このため、個人差に応じて消費カロリを簡単かつ精度良く測定できるようになる。
図1において、本発明の一実施形態による消費カロリ測定装置10は、たとえば、自転車のハンドルバーや衣服等に装着可能なものである。消費カロリ測定装置10は、活動時のカロリ計算を心拍数に基づいて行う演算処理部20を有している。演算処理部20には、キー入力部21と、測定されたカロリを表示する表示部22と、たとえば、不揮発メモリからなる記憶部23と、他の入出力部24が接続されている。
演算処理部20は、RAM,ROM,入出力インターフェース等を含むマイクロプロセッサを有している。演算処理部20は、たとえば、互いを識別可能な既知の通信規格により、心拍数を検出可能な心拍計30と無線通信可能である。心拍計30は、たとえば、被測定者の心臓の近くで体表面にバンドなどにより固定可能であり、前述した通信規格等により、演算処理部20と無線通信可能である。
操作キー部21は、測定前の後述するユーザデータの事前処理等に使用する複数の入力キーを有している。表示部22は、たとえば、カラー又はモノクロ液晶ディスプレイからなり、ユーザデータの事前処理時には、設定操作の内容や設定された数値等を表示するとともに、カロリ測定時には、算出されたカロリ値がたとえば5秒ごとに表示される。
記憶部23には事前に設定される被測定者の後述する第1個人データと第2個人データとの2種のデータが格納されている。また、記憶部23には、カロリ計算に必要なテーブルや各種の数値が格納されている。他の入出力部24には、コンピュータとデータのやり取りを行うためのUSB端子などが設けられている。
消費カロリ測定装置10の機能構成を図2に示す。消費カロリ測定装置10は、機能構成として、心拍計30の心拍数のデータHRを受け付ける心拍数受付部35と、操作キー部21からの入力により第1及び第2個人データを生成する事前設定部40と、事前設定部40で生成された第1及び第2個人データにより消費カロリを算出し、消費カロリを表示部22に出力する消費カロリ算出部50と、を備えている。
事前処理部40は、第1個人データを生成する第1個人データ生成部41と、第2個人データを生成する第2個人データ生成部42と、を有している。第1個人データ生成部41は、安静時酸素摂取量算出部43を有しており、年齢、性別、身長及び体重を含む被測定者の個人状態を設定し、設定された個人状態により第1個人データとしての安静時酸素摂取量ROIを生成する。
第2個人データ生成部42は、被測定者の環境状態としての運動習慣の有無を設定し、設定された運動習慣の有無に応じて第2個人データを生成する。第2個人データ生成部42は、フレックスポイント設定部44と、係数設定部45と、最大酸素摂取量算出部46と、予測最大心拍数算出部47と、を有している。
フレックスポイント設定部44は、運動習慣の有無に応じて、安静時代謝と活動時代謝との境界心拍数としてのフレックスポイントFPを複数(たとえば3つのフレックスポイントFP0〜FP2)設定して第2個人データとしての複数の心拍数領域(たとえば、3つの心拍数領域BA0〜BA3)を設定する。
係数設定部45は、心拍数からエネルギ消費量を算出するための第2個人データとしてのエネルギ消費係数ECC0〜ECC3を複数の心拍数領域BA0〜BA3毎に運動習慣の有無に応じて設定する。
最大酸素摂取量算出部46は、運動習慣の有無に応じて、第2個人データとしての最大酸素摂取量MOIを算出する。予測最大心拍数算出部47は、運動習慣の有無に応じて、第2個人データとしての予測最大心拍数MHRを算出する。
消費カロリ算出部50は、受け付けた心拍数HRが複数の心拍数領域BA0〜BA3のいずれに入るかを判断する心拍数判断部51と、判断された心拍数領域での心拍予備HV1〜HV3を算出する心拍予備算出部52と、受け付けた心拍数での酸素摂取量を算出して消費カロリを計算する計算部53と、を有している。計算部53は、最大酸素摂取量MOI、安静時酸素摂取量ROI、判断された心拍数領域とその高心拍数側の心拍数領域でのエネルギ消費係数及び心拍予備を用いて消費エネルギを計算する。
次に演算処理部20の概略動作について説明する。
演算処理部20は、制御プログラムにより動作する。
演算処理部20では、最初に被測定者の個人状態と運動習慣の有無とにより第1及び第2個人データを生成するためのユーザデータ事前処理を行い、生成された第1及び第2個人データにより活動時の消費カロリを算出する。ここで、個人状態としては、被測定者の身長・体重・性別・年齢であり、運動習慣の有無の判断基準は、たとえば、週に1回以上の運動を持続的に行っているか否かである。被測定者は、ユーザデータ事前処理でこれらのデータを入力する。すると、演算処理部20がそれらのデータを受け付けて第1個人データ及び第2個人データを生成し、心拍計30から心拍数を受け取ると、たとえば、5秒経過毎に消費カロリを算出して表示部22に、たとえば積算表示する。もちろん単位時間を当たりの消費カロリを別に表示するようにしてもよい。
つぎに、演算処理部20の具体的な処理の流れを図3から図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
消費カロリ測定装置10に電源が投入されると、図3のステップS1では、初期設定がなされる。この初期設定では、心拍計30からの識別情報を受信して心拍計30との通信設定等が行われる。また、記憶部23にすでにユーザデータが格納されユーザデータが設定されている場合は、そのユーザデータを演算処理部20内に取り込む。
ステップS2では、ユーザデータが未設定か否かを判断する。この判断は前述したように記憶部23内の記憶内容をチェックすることにより行われる。ユーザデータがすでに設定されている場合は、ステップS3に移行する。ステップS3では、ユーザデータの設定の変更処理が選択されたか否かを判断する。被測定者が操作キー部21の操作により設定変更の入力を行うと、この判断がYESになる。設定の変更処理が選択されると、ステップS4に移行する。また、設定の変更処理が選択されないと、ステップS4をスキップしてステップS5に移行する。ユーザデータがまだ設定されていない場合は、ステップS3をスキップしてステップS4に移行する。
ステップS4では、図4に示す測定前のユーザデータ事前処理を行いステップS5に移行する。ステップS5では、心拍計30から心拍数HRのデータを受信したか否かを判断する。心拍数HRのデータを受信するとそのデータを受け付けてステップS6に移行する。ステップS6では、図5に示す消費カロリ算出表示処理を行い、ステップS2に戻る。
ステップS4のユーザデータ事前処理では、図4のステップS10で被測定者からの身長・体重・性別・年齢の個人状態のデータを受け付ける。ここでは、操作キー部21からの入力により個人状態のデータを受け付ける。これらの個人状態のデータを受け付けるとステップS11に移行する。ステップS11では、受け付けた身長H,体重W,性別S,年齢Aを記憶部23に設定する。
ステップS12では、これらの個人状態のデータから体表面積BS(m)を算出するとともに、基礎代謝基準値MS(kcal/m/h)、すなわち体表面及び時間当たりの代謝量を決定する。具体的には、体表面積BSは、下記(1)式を用いて算出される。
体表面積BS=((体重W0.444×身長H0.663)×88.83)/10000・・・・(1)
基礎代謝基準値MSは、記憶部23内に格納された性別S及び年齢Aにより設定された図6に示す基礎代謝基準値の決定テーブルにより設定する。ステップS12が終わると、ステップS13に移行する。ステップS13では、基礎代謝量MQ(kcal/min)を算出する。具体的には、基礎代謝量MSは、下記(2)式を用いて算出される。
基礎代謝量MQ=基礎代謝基準値MS×体表面積/60・・・・(2)
ただし、この実施形態では、5秒毎に消費カロリを算出するため、実際には、上記で算出した基礎代謝量MQを12で除したもの(MQ/12)を基礎代謝量として算出する。
ステップS14では、安静時酸素摂取量RMOI(ml/kg/min)を、上記基礎代謝量MQを用いて下記(3)式から算出する。
安静時酸素摂取量RMOI=(基礎代謝量MQ/4.924)×1000)/体重W・・・・(3)
ただし、この実施形態では、5秒間毎に消費カロリを算出するため、実際には、上記で算出した基礎代謝量MQを12で除したもの(MQ/12)を基礎代謝量として使用する。これらの処理が終わると、ステップS15に移行する。
ステップS15では、運動習慣の有無を判断して受け付ける。ここでは、操作キー部21からの入力により運動習慣の有無のデータを受け付ける。運動習慣有りと判断すると、ステップS16に移行する。ステップS16では、運動習慣有りのフレックスポイントFPを設定する。フレックスポイントFPは、安静時代謝と活動時代謝との境界心拍数であり、この実施形態では、第1から第3の3つのフレックスポイントFR0,FR1,FR2が設定される。したがって、第1から第3フレックスポイントFR0,FR1,FR2により心拍数領域が第1から第4の4つの心拍数領域BA0,BA1,BA2,BA3に分割される。なお、フレックスポイントの設定数は、活動の種類などに応じて異なる数に設定してもよい。
ここで、運動習慣有りの場合のフレックスポイントの値(心拍数bpm)は、FP0が”66”に、FP1が”85”に、FP0が”115”に、それぞれ設定される。ステップS17では、運動習慣有りのときの各心拍数領域の基本エネルギ消費係数ECCが設定される。基本エネルギ消費係数ECCは、基礎代謝量MQに対する活動時酸素摂取量の増加割合を示す係数である。ステップS17では、たとえば、第1心拍数領域BA0の係数ECC0が”1.7”に、第2心拍数領域BA1の係数ECC1が”1.7”に、第3心拍数領域BA2の係数ECC2が”3.5”に、第4心拍数領域BA3の係数ECC3が”6.0”に、それぞれ設定される。
ステップS18では、運動習慣有りの場合の最大酸素摂取量MOI(ml/kg/min)を下記(4)式により算出し、ステップS19に移行する。
最大酸素摂取量MOI=61.75−0.2747×年齢A・・・・(4)
ステップS19では、運動習慣有りの場合の予測最大心拍数MHRを下記(5)式により算出し、ユーザデータ事前処理を終わってメイン処理ルーチンに戻る。
予測最大心拍数MHR=208−0.7×年齢A・・・・(5)
一方、運動習慣無しと判断されると、ステップS15からステップS20に移行する。ステップS20では、ステップS20では、運動習慣なしの3つのフレックスポイントFP0,FP1,FP2を設定する。ここで、運動習慣なしの場合のフレックスポイントの値(心拍数bpm)は、FP0が”68”に、FP1が”87”に、FP2が”120”に、それぞれ設定され、各フレックスポイントFP0,FP1,FP2の心拍数は、運動習慣有りの場合より高くなっている。
ステップS21では、運動習慣なしのときの各心拍数領域の基本エネルギ消費係数ECCが設定される。ステップS21では、たとえば、第1心拍数領域BA0の係数ECC0が”1.6”に、第2心拍数領域BA1の係数ECC1が”1.6”に、第3心拍数領域BA0の係数ECC2が”3.3”に、第4心拍数領域BA3の係数ECC3が”6.3”に、それぞれ設定される。従って、基本エネルギ消費量の係数ECCは、第4心拍数領域BA3を除いて運動習慣有りの場合より低く設定されている。
ステップS22では、運動習慣有りの場合の最大酸素摂取量MOI(ml/kg/min)を下記(6)式により算出し、ステップS23に移行する。
最大酸素摂取量MOI=49.88−0.3019×年齢A・・・・(6)
最大酸素摂取量MOIは、運動習慣有りの場合に比べて低い値で算出される。
ステップS23では、運動習慣無しの場合の予測最大心拍数MHRを下記(7)式により算出し、ユーザデータ事前処理を終わってメイン処理ルーチンに戻る。
予測最大心拍数MHR=220−年齢A・・・・(7)
予測最大心拍数MHRでは、最大値は運動習慣有りの場合より高いが、年齢Aに対する0.7が乗算されていない。このため、40歳を過ぎるまでは、予測最大心拍数MHRは、運動習慣無しの方が高くなり、40歳を過ぎるとき運動習慣有りの方が低くなる。
これらの関係を図7にグラフで示す。このグラフの横軸は、心拍数であり、縦軸は酸素摂取量である。横軸に運動習慣の有無に応じた第1〜第3フレックスポイントFP0〜FP2が数値とともに記載され、第1から第4心拍数領域BA0〜BA3が分割されている。また、縦軸に、運動習慣の有無に応じて各心拍数領域BA0〜BA3に設定された係数ECC0〜ECC3の数値が記載されている。このうち、矩形の濃く塗られた部分が各心拍数領域BA0〜BA3の基礎代謝から基礎ベースまでの第2酸素摂取量OIBであり、三角形の部分が基礎ベースから現在の心拍数までの第1酸素摂取量OIAである。この第1及び第2の2つの酸素摂取量OIAとOIBとを加算することにより運動中の酸素摂取量OICを算出できる。
図5の消費カロリ算出表示処理では、ステップS31〜S33において、ステップS5で受け付けた心拍数HRが第1から第4の4つの心拍数領域BA0〜BA3のいずれにあるかを事前に設定されたフレックスポイントFP0〜FP2との比較により判断する。なお、心拍数HRが、フレックスポイントFP0未満の心拍数であると判断された場合、つまり、第1心拍数領域BA0では、心拍数HRに後述する予備HV0及び第1酸素摂取量OIAは、“0”で一定とする。
受け付けた心拍数HRが第2心拍数領域BA1にある(FP1>HR≧FP0)と判断すると、ステップS31からステップS34に移行する。ステップS34では、第2心拍数領域BA1での心拍予備HV1を下記(8)式により算出し、ステップS38に移行する。
心拍予備HV1=(現在の心拍数HR−FP0)/(FP1−FP0)・・・・(8)
受け付けた心拍数HRが第3心拍数領域BA2にある(FP2>HR≧FP1)と判断すると、ステップS31からステップS35に移行する。ステップS35では、第3心拍数領域BA2での心拍予備HV2を下記(9)式により算出し、ステップS38に移行する。
心拍予備HV2=(現在の心拍数HR−FP1)/(FP2−FP1)・・・・(9)
受け付けた心拍数HRが第4心拍数領域BA3にある(HR≧FP2)と判断すると、ステップS33からステップS36に移行する。ステップS36では、第4心拍数領域BA3での心拍予備HV3を下記(10)式により算出し、ステップS38に移行する。
心拍予備HV3=(現在の心拍数HR−FP2)/(予測最大心拍数MHR−FP2)・・・・(10)
ステップS38では、得られた心拍予備HV1,HV2又はHV3から第1酸素摂取量OIAを算出してステップS39に移行する。第1酸素摂取量OIAは、前述したように図7に示すグラフの三角形の部分での基礎ベースから現在の心拍数までの酸素摂取量を示している。
ここで、第2及び第3心拍数領域BA1,BA2では、第1酸素摂取量OIAは下記(11)式で算出され、第4心拍数領域BA3では、第1酸素摂取量OIAは、下記(12)式で算出される。
第1酸素摂取量OIA=((一つ上の心拍数領域の係数ECC2又はECC3×安静時酸素摂取量ROI)−(現在の心拍数が含まれる心拍数領域での係数ECC1又はECC2×安静時酸素摂取量ROI))×現在の心拍数での心拍予備HV1又はHV2・・・・(11)
第1酸素摂取量OIA=(最大酸素摂取量MOI−(現在の心拍数が含まれる心拍数領域での係数ECC1又はECC2×安静時酸素摂取量ROI))×現在の心拍数での心拍予備HV3・・・・(12)
上記(11)式では、一つ上の心拍数領域からの係数ECC1又はECC2を安静時酸素摂取量ROIに乗算することにより、図7においてフレックスポイントFP1又はFP2での全体の高さ(酸素摂取量)を求めることができる。そして、それから現在の心拍数での係数と安静時酸素摂取量とを乗算したものを減ずることにより、フレックスポイントFP1又はFP2での三角形の高さを算出することができる。算出された高さに心拍予備を乗算することにより、現在の心拍数での三角形の高さを出すことができる。
また、(12)式で表す第4心拍数領域BA3では、上側のフレックスポイントがないため、最大酸素摂取量MOIを用い、その時点での全体の高さを求め、そして、それから現在の心拍数での係数と安静時酸素摂取量とを乗算したものを減ずることにより、予測最大心拍数MHRでの三角形の高さを算出することができる。そして、それに心拍予備を乗算することにより、現在の心拍数での三角形の高さを出すことができる。
ステップS39では、第2酸素摂取量OIB、すなわち基本ベースの矩形の部分の高さを下記(13)式により算出し、ステップS40に移行する。
第2酸素摂取量OIB=現在の心拍数の心拍数領域BA1,BA2又はBA3の係数ECC1,ECC2又はECC3×安静時酸素摂取量ROI・・・・(13)
なお、現在の心拍数HRが、フレックスポイントFP0未満の心拍数であると判断された場合、つまり、第1心拍数領域BA0では、第2酸素摂取量OIBは、一定とする。
ステップS40では、第1酸素摂取量OIAと第2酸素摂取量OIBとを加算して運動時酸素摂取量を算出する。ステップS41では、運動時酸素摂取量OICから消費カロリEUを算出する。ステップS42では、表示サイクルを設定するための時間T(たとえば、5秒)の経過を待つ。時間Tが経過するまでは、消費カロリ算出表示処理からメインルーチンに戻り、時間Tが経過するとステップS42からステップS43に移行する。ステップS43では、ステップS31で算出された消費カロリを積算する。ステップS34では、カロリ表示を新たな積算値に更新してメインルーチンに戻る。
この消費カロリ測定装置10では、身長・体重・性別・年齢等の個人状態に応じた安静時酸素摂取量等の第1個人データと、運動習慣の有無に応じたフレックスポイントFP0からFP2、係数ECC1〜ECC3、予測最大心拍数MHR、及び最大酸素摂取量MOIなどの第2個人データと、を事前に設定するだけで消費カロリを算出できるので、測定前に活動してデータをとる必要がなくなり、消費カロリを簡単に測定できる。また、第1個人データに加えて第2個人データで消費カロリを算出しているので、個人差に応じて消費カロリを算出できる。このため、個人差に応じて消費カロリを簡単かつ精度良く測定できるようになる。
また、安静時代謝と活動時代謝との境界心拍数としてのフレックスポイントFPを複数設定しているので、心拍数領域を3段階以上に分割して消費カロリを算出できる。このため、心拍数に対して指数的に増加する消費カロリをさらに精度よく算出できる。
<他の実施形態>
(a)前記実施形態では、フレックスポイントを3つ設定したが、フレックスポイントの設定数は少なくとも1つあればよい。
(b)前記実施形態のフレックスポイントFP、基本エネルギ消費量の係数、基礎代謝基準値等の数値は一例であり、本発明はこれに限定されない。
(c)前記実施形態では、個人状態のデータとして、身長・体重・性別・年齢を例示したが、個人状態のデータはこれらに限定されない。たとえば、体脂肪等を個人データとして用いてもよい。
(d)前記実施形態では、運動習慣の有無を週1回の運動習慣の有無により判定したが本発明はこれに限定されない。たとえば、月間の運動回数や年間の運動回数等で判定してもよい。
(e)前記実施形態では、環境状態の設定として被測定者の運動習慣の有無を設定したが、環境状態の設定には、被測定者の体力や体調や特定の運動に対する習熟度の設定などが含まれる。
本発明の一実施形態による消費カロリ測定装置のハードウェア構成を示すブロック図。 その機能構成を示すブロック図。 そのメインルーチンの処理内容を示すフローチャート。 そのユーザデータ事前処理ルーチンでの処理内容を示すフローチャート。 その消費カロリ算出表示処理の処理内容を示すフローチャート。 基礎代謝基準値の年齢及び性別毎の数値の一例示すグラフ。 心拍数と酸素摂取量とフレックスポイントと係数との関係を示すグラフ。
10 消費カロリ測定装置
20 演算処理部
30 心拍計
35 心拍数受付部
40 事前処理部
41 第1個人データ生成部
42 第2個人データ生成部
43 安静時酸素摂取量算出部
44 フレックスポイント設定部
45 係数設定部
46 最大酸素摂取量設定部
47 予測最大心拍数算出部
50 消費カロリ算出部
51 心拍数判断部
52 心拍予備算出部
53 計算部

Claims (3)

  1. 検出された被測定者の心拍数によって活動時の消費カロリを測定する消費カロリ測定装置であって
    年齢、性別、身長及び体重を含む前記被測定者の個人状態を設定し、設定された前記個人状態により第1個人データを生成する第1個人データ生成部と、前記被測定者の環境状態を設定し、設定された前記環境状態に応じて第2個人データを生成する第2個人データ生成部と、を有する事前処理部と、
    前記検出された心拍数を受け付ける心拍数受付部と、
    前記受け付けた心拍数と、前記事前処理部で生成された第1及び第2個人データにより前記消費カロリを算出する消費カロリ算出部と、備え、
    前記第2個人データ生成部は、前記被測定者の環境状態として、運動習慣の有無、体力、体調、及び特定の運動に対する習熟度のいずれか1つを設定し、
    前記第1個人データ生成部は、前記個人状態から前記第1個人データとしての安静時酸素摂取量を算出する安静時酸素摂取量算出部を有し、
    前記第2個人データ生成部は、
    前記設定された環境状態に応じて、安静時代謝と活動時代謝との境界心拍数としてのフレックスポイントを複数設定して前記第2個人データとしての複数の心拍数領域を設定するフレックスポイント設定部と、
    前記心拍数からエネルギ消費量を算出するための前記第2個人データとしてのエネルギ消費係数を前記複数の領域及び前記設定された環境状態毎に設定する係数設定部と、
    前記設定された環境状態に応じて、前記第2個人データとしての最大酸素摂取量を算出する最大酸素摂取量算出部と、
    前記設定された環境状態に応じて、前記第2個人データとしての予測最大心拍数を算出する予測最大心拍数算出部と、を有し、
    前記消費カロリ算出部は、
    前記受け付けた心拍数が前記複数の前記心拍数領域のいずれに入るかを判断する心拍数判断部と、
    前記判断された心拍数領域での心拍予備を算出する心拍予備算出部と、
    前記最大酸素摂取量、前記安静時酸素摂取量、判断された前記心拍数領域とその高心拍数側の心拍数領域での前記エネルギ係数、及び前記心拍予備を用いて、前記受け付けた心拍数での酸素摂取量を算出して前記消費カロリを計算する計算部と、を有し、
    前記心拍予備算出部は、前記予測最大心拍数及び判断された前記心拍数領域の高低2つの前記フレックスポイントを用いて前記心拍予備を算出する、消費カロリ測定装置。
  2. 前記消費カロリ算出部で算出された消費カロリを表示する表示部をさらに備える、請求項1に記載の消費カロリ測定装置。
  3. 検出された被測定者の心拍数によって活動時の消費カロリを測定する消費カロリ測定方法であって、
    年齢、性別、身長及び体重を含む前記被測定者の個人状態を設定し、設定された前記個人状態により第1個人データを生成する第1個人データ生成ステップと、前記被測定者の環境状態を設定し、設定された前記環境状態に応じて第2個人データを生成する第2個人データ生成ステップと、を含む事前処理ステップと、
    前記検出された心拍数と、前記事前処理ステップで生成された第1及び第2個人データにより前記消費カロリを算出する消費カロリ算出ステップと、を含み、
    前記事前処理ステップでは、前記環境状態として前記被測定者の運動習慣の有無、体力、体調、及び特定の運動に対する習熟度のいずれか1つを設定し、
    前記第1個人データ生成ステップでは、前記個人状態から前記第1個人データとしての安静時酸素摂取量を算出し、
    前記第2個人データ生成ステップは、
    前記設定された環境状態に応じて、安静時代謝と活動時代謝との境界心拍数としてのフレックスポイントを複数設定して前記第2個人データとしての複数の心拍数領域を設定するフレックスポイント設定ステップと、
    前記心拍数からエネルギ消費量を算出するための前記第2個人データとしてのエネルギ消費係数を前記複数の領域及び前記設定された環境状態毎に設定する係数設定ステップと、
    前記設定された環境状態に応じて、前記第2個人データとしての最大酸素摂取量を算出する最大酸素摂取量算出ステップと、
    前記設定された環境状態に応じて、前記第2個人データとしての予測最大心拍数を算出する予測最大心拍数算出ステップを、さらに含み、
    前記消費カロリ算出ステップは、
    前記受け付けた心拍数が前記複数の前記心拍数領域のいずれに入るかを判断する心拍数判断ステップと、
    前記判断された心拍数領域での心拍予備を算出する心拍予備算出ステップと、
    前記最大酸素摂取量、前記安静時酸素摂取量、判断された心拍数領域とその高心拍数側の心拍数領域での前記エネルギ係数、及び前記心拍予備を用い、前記受け付けた心拍数での酸素摂取量を算出して前記消費カロリを計算する計算ステップと、を含み、
    前記心拍予備算出ステップでは、前記予測最大心拍数と判断された前記心拍数領域の高低2つの前記フレックスポイントとを用いて前記心拍予備を算出する、消費カロリ測定方法。
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