JP4520609B2 - 外囲体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は建築物の屋根やヘランダなどに使用される外囲体に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平11−124967号公報には、下地材に、直線方向に延び互いに平行な複数の凹溝を設け、該凹溝に第1の捨樋ガータの凹入部を嵌合配置し、前記下地材上に複数の帯状の金属製外囲板を隣接配置し、隣接する外囲板の接合部から浸入する雨水を前記捨樋ガータで受けるようにした屋根において、前記第1の捨樋ガータの凹入部より深い凹入部を有する第2の捨樋ガータを前記凹溝に嵌合配置し、該第2の捨樋ガータの上に重ねて前記第1の捨樋ガータを嵌合配置し、該第1の捨樋ガータ内の雨水が前記第2の捨樋ガータ内に入るように前記第1の捨樋ガータに穴又はスリットを設けた外囲体が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
捨樋ガータを二重構造とする従来の構造は、捨樋ガータの凹入部を充分に深くすることができるので、多量の雨水に対応できる。しかながら、捨樋ガータを1個余分に設置する必要があり、コスト高となってしまうという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、下地材(2)に直線方向に延びる互いに平行な複数の凹溝(4)を設け、該凹溝(4)に雨水を案内するための捨樋ガータ(50)の凹入部を嵌合配置し、前記下地材(2)上に複数の帯状の金属製外囲板(8)を隣接配置し、隣接する外囲板(8)(8)の接合部から浸入する雨水を前記捨樋ガータ(50)で受けるようにした外囲体において、前記捨樋ガータ(50)の中間部に支持板(30)を配設し、該支持板(30)上に係合受部(38)とその両側に形成された板受部(34)(36)とを有する保持体(32)を支承し、前記係合受部(38)と係合可能な係合部(42)とその両側に形成された押え部(44)(46)とを有する結合体(40)の前記係合部(42)を前記保持体(32)の係合受部(38)に係合し、前記結合体(40)の押え部(44)(46)と前記保持体(32)の板受部(34)(36)とで前記下地材(2)上に配置された一対の外囲板(8)(8)の側部を前記凹溝(4)上で挟持するようにしたものである。
また本発明は、前記捨樋ガータ(50)の底壁部(50a)にその長手方向に沿ってゆるやかな傾斜を形成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1において、(2)は建築物の屋根の下地材であり合板などの野地板により構成されている。下地材2は、母屋によって重力方向に垂直に支持され、フラットな屋根面(2a)を形成している。前記下地材(2)の屋根面(2a)には、所定間隔を存して、所定幅及び深さの凹溝(4)が複数互いに平行に直線方向に形成されている。
【0006】
前記屋根面(2a)及び凹溝(4)には防水用のアスファルトルーフィング(48)が敷設されている。(50)は勾配付き捨樋ガータであり、長尺の鋼板などの金属板により構成されている。該捨樋ガータは、長手方向に沿ってゆるやかな勾配が形成された底壁部(50a)と、該底壁部(50a)の両側部に直角に形成された側壁部(50b)(50c)と、該側壁部(50b)(50c)に、外側に向けて直角に形成された取付水平部(50d)(50e)とを備えている。
【0007】
前記底壁部(50a)の横幅は前記凹溝(4)の横幅より若干小さく設定されている。前記捨樋ガータ(50)の両側壁部(50b)(50c)の縦幅は、底壁部(50a)の勾配により、その下流側の端部において、図1(A)に示すように、前記凹溝(4)の深さと略同一に設定され、上流側に向けて、図1(B)に示すように、両側壁部(50b)(50c)の縦幅は、凹溝(4)の深さよりも短くなっている。
【0008】
前記捨樋ガータ(50)の、底壁部(50a)と両側壁部(50b)(50c)とで構成される、断面コ字状の凹入部は、前記アスファルトルーフィング(48)の上から前記凹溝(4)に嵌合配置され、更に、取付水平部(50d)(50e)が、凹溝(4)の両側に位置する屋根面(2a)に、ビスによって固定されている。
【0009】
前記捨樋ガータ(50)の下流側の端部は、建築物に設けられた横樋(52)に連結し、捨樋ガータ(50)内の雨水が、該捨樋ガータ(50)の下流側端部から横樋(52)に導かれるように構成されている。(30)は長尺状の鋼板などの金属板から成る支持板であり、取付水平部(30a)と垂直部(30b)と水平支持部(30c)とから構成されている。
【0010】
前記支持板(30)は図4に示すように、複数用意され、それぞれ、取付水平部(30a)がビスなどの止着具によって、勾配付き捨樋ガータ(50)の取付水平部(50d)(50e)の上から屋根面(2a)に固着されている。複数の支持板(30)の水平支持部(30c)によって、前記捨樋ガータ(50)の凹入部には、中間部が開放された棚が形成されている。
【0011】
(32)は長尺の鋼板などの金属板から成る保持体であり、板受部(34)(36)と底広状の係合受部(38)と、載置底面部(66)(68)と、立ち上り部(70)(72)とが屈折形成されている。前記保持体(32)は前記支持板(30)の水平支持部(30c)に支承され、その載置底面部(66)(68)が前記水平支持部(30c)にリベットあるいは接着剤などで固着されている。
【0012】
尚、保持体(32)は、支持板(30)に固着しなくとも良く、載置しただけの状態であっても良い。また、支持板(30)と保持体(32)を一体的に構成しても良い。(40)は長尺帯状の薄い弾性を有する鋼板などの金属板から成る結合体であり、互いに同一平面上で対向する略同一幅の押え部(44)(46)と、該押え部(44)(46)の対向部の下方に該押え部(44)(46)に対して下向き垂直方向に延びるひし型中空の係合部(42)とから構成されている。
【0013】
前記係合部(42)は、前記係合受部(38)に圧入可能で、且つ圧入後、係合受部(38)との係合力により容易に抜脱しない形状寸法に設定されている。(8)は、図1中、紙面垂直方向に延びる帯状の鋼板などから成る金属製外囲板であり、同一形状のものが複数用意されている。
【0014】
複数の外囲板(8)は、アスファルトルーフィング(48)の上から屋根面(2a)に、凹溝(4)をはさんで平行に配置され、下面が部分的に座金を介して、屋根面(2a)に接着される。各外囲板(8)は、その側縁が保持体(32)の、対応する板受部(34)(36)上に支持されるように屋根面(2a)に配置される。隣接する互いに平行な一対の外囲板(8)の側縁は所定の間隔を存して、保持体(32)上で対向する。
【0015】
該状態において、結合体(40)の係合部(42)が、対応する保持体(32)の係合受部(38)に嵌合され、結合体(40)の押え部(44)(46)が隣接する外囲板(8)の各側部の上面に圧接して、外囲板(8)(8)は、板受部(34)(36)と押え部(44)(46)とで挾圧支持される。これにより隣接する外囲板(8)(8)のつぎ目が結合体(40)の押え部(44)(46)によって塞がれる。
【0016】
隣接する外囲板(8)(8)のつぎ目部分から雨水が浸入すると、雨水は勾配付き捨樋ガータ(50)に落下し、この捨樋ガータ(50)の底壁部(50a)の勾配に案内されて、下流に流れ、横樋に排水される。尚、本発明は、建築物の水平な屋根板以外に傾斜した屋根の外囲体としても用いることができ、この場合には捨樋ガータ(50)の底壁(50a)に勾配を形成しなくともよい。また、本発明は洋風建物のベランダ等にも応用することが出来る。
【0017】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成したので、安価な構成で捨樋ガータから雨水が溢れでるのを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略断面図であり、(A)は図2のA−A線断面図、(B)は同B−B線断面図である。
【図2】本発明である外囲体の全体概略平面図である。
【図3】図2のC−C線断面図である。
【図4】勾配付き捨樋ガータの外観図である。
【図5】本発明の分解斜視図である。
【符号の説明】
2 下地材
4 凹溝
8 外囲板
10 結合体
30 支持板
32 保持体
34 板受部
36 板受部
38 係合受部
40 結合体
42 係合部
44 押え部
46 押え部
48 アスファルトルーフィング
50 勾配付き捨樋ガータ
50a 底壁部
50b 側壁部
50c 側壁部
50d 取付水平部
50e 取付水平部
66 載置底面部
68 載置底面部
70 立ち上り部
72 立ち上り部

Claims (2)

  1. 下地材(2)に直線方向に延びる互いに平行な複数の凹溝(4)を設け、該凹溝(4)に雨水を案内するための捨樋ガータ(50)の凹入部を嵌合配置し、前記捨樋ガータ(50)の両側に設けられた取付水平部(50d)(50e)を前記凹溝(4)の両側に位置する屋根面(2a)に固定し、前記下地材(2)上に複数の帯状の金属製外囲板(8)を隣接配置し、隣接する外囲板(8)(8)の接合部から浸入する雨水を前記捨樋ガータ(50)で受けるようにした外囲体において、前記捨樋ガータ(50)の両側の上に、取付水平部(30a)と垂直部(30b)と水平支持部(30c)とから成る支持板(30)を複数配設し、前記各支持板(30)の取付水平部(30a)を前記捨樋ガータ(50)の取付水平部(50d)(50e)の上から前記屋根面(2a)に固定し、該捨樋ガータ(50)の両側に、中間部が開放されて配置された前記支持板(30)の水平支持部(30c)によって、前記捨樋ガータ(50)の凹入部に棚を形成し、前記支持板(30)の水平支持部(30c)上に係合受部(38)とその両側に形成された板受部(34)(36)とを有する保持体(32)を支承し、前記係合受部(38)と係合可能な係合部(42)とその両側に形成された押え部(44)(46)とを有する結合体(40)の前記係合部(42)を前記保持体(32)の係合受部(38)に係合し、前記結合体(40)の押え部(44)(46)と前記保持体(32)の板受部(34)(36)とで前記下地材(2)上に配置された一対の外囲板(8)(8)の側部を前記凹溝(4)上で挟持するようにしたことを特徴とする外囲体。
  2. 前記捨樋ガータ(50)の底壁部(50a)にその長手方向に沿ってゆるやかな傾斜を形成したことを特徴とする請求項1に記載の外囲体。
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