JP4519201B1 - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の立体画像表示装置は、一方の焦点f1を反射面19側に有し、楕円ミラー15を備えた反射ユニット17と透過型の液晶表示パネル5との間に一対の光源33,35を備えた上部光源ユニット29及び下部光源ユニットを配置しているので、装置の横幅を抑制できる。その上、楕円ミラー15は固定式であり、しかも平面視で対称形状の反射面19を採用しているので、各々の光源で共通の楕円ミラー15を利用することができる。したがって、小型化及び装置コストの低減を図った立体画像表示装置を実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を表示する画像表示装置に係り、特に、楕円ミラーを用いて画像を表示する技術に関する。
従来、この種の装置として、画像を表示する液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの両側に配置された一対の光源と、液晶表示パネルの奥側に配置された可動式のフレネルミラーとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このように構成の装置では、例えば、右眼用画像と左眼用画像とを液晶表示パネルに交互に表示させるのと同期して、可動式のフレネルミラーの反射方向を交互に切り換えることにより、左右の両眼に向けて画像を振り分ける。これにより、観察者は、両眼視差を利用した立体画像を見ることができるようになっている。
特開2000−147669号公報(図1〜図3)
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、画像を左右に振り分けるために可動式のフレネルミラーを動作させる機構が必要になり、装置が複雑化して装置コストが高くなるという問題がある。
そこで、上記の問題を解決するために、出射方向からみて短冊状を呈する右眼用楕円ミラーと左眼用楕円ミラーとを面同士で交互に積層して構成された反射ユニットと、この反射ユニットの左右側面に右眼用光源と左眼用光源とを備えたものが本出願人により提案されている(特願2007−30718号参照)。
但し、この提案装置では、可動部をなくすことができ、上述した従来技術に比較して構成を単純化することができるものの、反射ユニットの左右両側面に光源を配置する必要があるので、装置全体が横方向に大きくなるという問題がある。特に、最近では、液晶表示パネルが横長(いわゆるワイド液晶)であることが一般的であるので、上記の提案装置では装置全体が極端に横長になってフットプリントが大きくなるという問題がある。また、複数枚の楕円ミラーを積層しているので、装置の重量がかさむとともに、やはり構造が複雑化するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、反射ユニット及び光源を工夫することにより、小型化及び装置コストの低減を図ることができる画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、画像を表示する画像表示装置において、画像を表示するための透過型の表示パネルと、前記透過型の表示パネルの背面側に配置され、楕円の円弧の一部であって、平面視で中心線を挟んで対称形状の反射面を備え、楕円の第1の焦点を前記透過型の表示パネルの背面側であって前記反射面側に有し、楕円の第2の焦点を観察者の両眼の間に設定されている楕円ミラーを備えた反射ユニットと、前記反射ユニットの第1の焦点側であって、前記反射面に光を照射する姿勢で前記透過型の表示パネルの背面側に付設され、平面視で前記反射ユニットの第1の焦点を挟み、前記楕円の円弧の一部と前記表示パネルとの間に設けられている一対の光源を備えた光源ユニットと、を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、第1の焦点を透過型の表示パネルの背面側であって反射面側に有し、第2の焦点を観察者の両眼の間に設定されている楕円ミラーを備えた反射ユニットと透過型の表示パネルとの間に一対の光源を備えた光源ユニットを配置しているので、横幅を抑制することができる。その上、楕円ミラーは固定式であり、しかも平面視で対称形状の反射面を採用しているので、各々の光源で共通の楕円ミラーを利用することができる。したがって、小型化及び装置コストの低減を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明は、画像を表示する画像表示装置において、画像を表示するための透過型の表示パネルと、前記透過型の表示パネルの背面側に配置され、楕円の円弧の一部であって、平面視で中心線を挟んで対称形状のフレネル型の反射面を備え、楕円の第1の焦点を前記透過型の表示パネルの背面側であって前記フレネル型の反射面側に有し、楕円の第2の焦点を観察者の両眼の間に設定されている楕円ミラーを備えた反射ユニットと、前記反射ユニットの第1の焦点側であって、前記フレネル型の反射面に光を照射する姿勢で前記透過型の表示パネルの背面側に付設され、平面視で前記反射ユニットの第1の焦点を挟み、前記楕円の円弧の一部と前記表示パネルとの間に設けられている一対の光源を備えた光源ユニットと、を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、第1の焦点を透過型の表示パネルの背面側であってフレネル型の反射面側に有し、第2の焦点を観察者の両眼の間に設定されている楕円ミラーを備えた反射ユニットと透過型の表示パネルとの間に一対の光源を備えた光源ユニットを配置しているので、横幅を抑制することができる。その上、楕円ミラーは固定式であり、しかも平面視で対称形状の反射面を採用しているので、各々の光源で共通の楕円ミラーを利用することができる。その上、楕円ミラーがフレネル型の反射面で構成されているので、反射ユニットの薄型化を図ることができる。したがって、より小型化及び装置コストの低減を図ることができる。
また、本発明において、前記光源ユニットは、前記透過型の表示パネルの上部に付設された上部第1の光源及び上部第2の光源を備えた上部光源ユニットで構成されており、さらに、前記透過型の表示パネルに第1の画像と第2の画像とを交互に出力する画像出力手段と、前記第1の画像が出力されている場合には前記上部第1の光源を点灯させ、前記第2の画像が出力されている場合には前記上部第2の光源を点灯させる光源制御手段と、を備えていることが好ましい(請求項3)。画像出力手段が第1の画像及び第2の画像の出力を切り換えるのに応じて、光源制御手段が上部光源ユニットの第1の光源及び上部第2の光源の点灯を切り換える。これにより、上部光源ユニットだけで消費電力を抑制しつつ第1の画像と第2の画像を交互に表示させることができる。
また、本発明において、前記光源ユニットは、前記透過型の表示パネルの下部に付設された下部第1の光源及び下部第2の光源を備えた下部光源ユニットで構成されており、さらに、前記透過型の表示パネルに第1の画像と第2の画像とを交互に出力する画像出力手段と、前記第1の画像が出力されている場合には前記下部第1の光源を点灯させ、前記第2の画像が出力されている場合には前記下部第2の光源を点灯させる光源制御手段と、を備えていることが好ましい(請求項4)。画像出力手段が第1の画像及び第2の画像の出力を切り換えるのに応じて、光源制御手段が下部光源ユニットの下部第1の光源及び下部第2の光源の点灯を切り換える。これにより、下部光源ユニットだけで消費電力を抑制しつつ第1の画像と第2の画像を交互に表示させることができる。
また、本発明において、前記光源ユニットは、前記透過型の表示パネルの上部に付設された上部第1の光源及び上部第2の光源を備えた上部光源ユニットと、前記透過型の表示パネルの下部に付設された下部第1の光源及び下部第2の光源を備えた下部光源ユニットとで構成されており、さらに、前記透過型の表示パネルに第1の画像と第2の画像とを交互に出力する画像出力手段と、前記第1の画像が出力されている場合には前記上部第1の光源及び前記下部第1の光源を点灯させ、前記第2の画像が出力されている場合には前記上部第2の光源及び前記下部第2の光源を点灯させる光源制御手段と、を備えていることが好ましい(請求項5)。画像出力手段が第1の画像及び第2の画像の出力を切り換えるのに応じて、光源制御手段が上部第1の光源及び下部第1の光源と、上部第2の光源及び下部第2の光源との点灯を切り換える。これにより、上部光源ユニットと下部光源ユニットにより透過型の表示パネルに表示される第1の画像及び第2の画像の輝度を高くすることができ、画像の鑑賞をし易くすることができる。
また、本発明において、前記上部光源ユニットは、前記上部第1の光源と前記上部第2の光源との間に上部遮光部材を備えていることが好ましい(請求項6)。上部遮光部材を備えているので、上部第1の光源と上部第2の光源の一方側から出射される光が他方側に出射されるのを抑制することができる。したがって、第1の画像と第2の画像を透過型の表示パネルに明瞭に表示させることができる。
また、本発明において、前記下部光源ユニットは、前記下部第1の光源と前記下部第2の光源との間に下部遮光部材を備えていることが好ましい(請求項7)。下部遮光部材を備えているので、下部第1の光源と下部第2の光源の一方側から出射される光が他方側に出射されるのを抑制することができる。したがって、第1の画像と第2の画像を透過型の表示パネルに明瞭に表示させることができる。
また、本発明において、前記上部光源ユニットは、前記上部第1の光源と前記上部第2の光源との間に上部遮光部材を備え、前記下部光源ユニットは、前記下部第1の光源と前記下部第2の光源との間に下部遮光部材を備えていることが好ましい(請求項8)。上部遮光部材及び下部遮光部材を備えているので、上部第1の光源と上部第2の光源の一方側から出射される光が他方側に出射されるのを抑制することができ、下部第1の光源と下部第2の光源の一方側から出射される光が他方側に出射されるのを抑制することができる。したがって、第1の画像と第2の画像を透過型の表示パネルに明瞭に表示させることができる。
また、本発明において、前記透過型の表示パネルは、その背面側に、光を縦方向に拡散する拡散部材を備えていることが好ましい(請求項9)。反射ユニットの楕円ミラーで反射された光を縦方向に拡散するので、楕円ミラーの上下付近に横方向に生じ得る反射率が異なる部分が透過型の表示パネルに表示されるのを抑制することができる。
また、本発明において、前記光源ユニットは、その出光面側に、光を拡散する拡散部材を備えていることが好ましい(請求項10)。光源ユニットから出射される光の形状をぼかすことができるので、光源ユニットの光の形状が透過型の表示パネルに現れるのを抑制することができる。
また、本発明において、前記反射ユニットは、前記反射面から円弧の弦に相当する位置までを覆う板状の上側反射板と、前記反射面から円弧の弦に相当する位置までを覆う板状の下側反射板を備えていることが好ましい(請求項11)。反射ユニットに向けて出射された光源ユニットの光を最大限活用することができ、透過型の表示パネルに表示される画像の輝度を高くすることができる。
また、本発明において、前記反射ユニットは、前記フレネル型の反射面から円弧の弦に相当する位置までを覆う板状の上側反射板と、前記フレネル型の反射面から円弧の弦に相当する位置までを覆う板状の下側反射板を備えていることが好ましい(請求項12)。反射ユニットに向けて出射された光源ユニットの光を最大限活用することができ、透過型の表示パネルに表示される画像の輝度を高くすることができる。
また、本発明において、前記反射ユニットは、前記フレネル型の反射面から円弧の弦に相当する位置までを覆う一対の側面反射板を備えていることが好ましい(請求項13)。側方に拡がった光も有効利用することができる。
また、本発明において、前記反射ユニットは、前記反射面から円弧の弦に相当する位置までの光路空間が導光体で構成されていることが好ましく(請求項14)、前記反射ユニットは、前記フレネル型の反射面から円弧の弦に相当する位置までの光路空間が導光体で構成されていることが好ましい(請求項15)。反射面またはフレネル型の反射面を導光体で覆うので、反射面の経時劣化を防止することができる。
また、本発明において、前記反射ユニットは、前記弦に相当する側の出光面に、偏光板と透明板とがその順に積層して設けられていることが好ましい(請求項16)。出光面から出射された光の一部が、透過型の表示パネルの背面で反射して再び出光面から入射すること等に起因して、反射面において意図しない反射を生じ、これが原因となってクロストークが悪化する恐れがある。しかし、出光面から出射する光は、偏光板により異なる偏光状態とされるので、透過型の表示パネルまたは透明板で反射しても、偏光板にてほとんどが吸収・減衰される。したがって、再び反射面に向かう光を低減することができ、クロストークが悪化するのを防止することができる。
また、本発明において、前記第1の画像は右眼用画像であり、前記第2の画像は左眼用画像であり、前記右眼用画像と前記左眼用画像には両眼視差が設けられているとともに、前記上部第1の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て左側に設けられ、前記上部第2の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て右側に設けられていることが好ましい(請求項17)。上部第1の光源及び上部第2の光源を画像に合わせて交互点灯させることにより、両眼視差を有する右眼用画像と左眼用画像とが観察者の右眼と左眼で交互に観察されるので、観察者に立体画像を認識させることができる。したがって、上部光源ユニットだけの採用により省電力化を図りつつも、小型化及び装置コストの低減を図った立体画像を表示可能な画像表示装置を実現することができる。
また、本発明において、前記第1の画像は右眼用画像であり、前記第2の画像は左眼用画像であり、前記右眼用画像と前記左眼用画像には両眼視差が設けられているとともに、 前記下部第1の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て左側に設けられ、前記下部第2の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て右側に設けられていることが好ましい(請求項18)。下部第1の光源及び下部第2の光源を画像に合わせて交互点灯させることにより、両眼視差を有する右眼用画像と左眼用画像とが観察者の右眼と左眼で交互に観察されるので、観察者に立体画像を認識させることができる。したがって、下部光源ユニットだけの採用により省電力化を図りつつも、小型化及び装置コストの低減を図った立体画像を表示可能な画像表示装置を実現することができる。
また、本発明において、前記第1の画像は右眼用画像であり、前記第2の画像は左眼用画像であり、前記右眼用画像と前記左眼用画像には両眼視差が設けられているとともに、前記上部第1の光源及び前記下部第1の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て左側に設けられ、前記上部第2の光源及び前記下部第2の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て右側に設けられていることが好ましい(請求項19)。上部第1の光源及び下部第1の光源と、上部第2の光源及び下部第2の光源とを画像に合わせて交互点灯させることにより、両眼視差を有する右眼用画像と左眼用画像とが観察者の右眼と左眼で交互に観察されるので、観察者に立体画像を認識させることができる。したがって、上部光源ユニット及び下部光源ユニットの採用により画像の輝度を高く確保することができつつも、小型化及び装置コストの低減を図った立体画像を表示可能な画像表示装置を実現することができる。
また、本発明において、前記光源ユニットは、前記反射面の高さ方向における中央部に出光面を向けた傾斜姿勢で付設されていることが好ましい(請求項20)。光源ユニットからの光を効率的に楕円ミラーに照射させることができるので、画像の輝度を高くすることができる。
また、本発明において、前記反射ユニットは、その反射面側に、光を縦方向に拡散する拡散部材を備えていることが好ましい(請求項21)。光源ユニットからの光を拡散部材で拡散させた後、楕円ミラーの反射面で反射した光を拡散部材で再び拡散させてから透過型の表示パネルに向かわせる。したがって、効率的に拡散を生じさせることができるので、楕円ミラーの上下付近に横方向に生じ得る反射率が異なる部分が透過型の表示パネルに表示されるのをさらに抑制することができる。
また、本発明において、前記反射ユニットは、その反射面側に、光を縦方向に拡散する拡散部材を備えているとともに、前記反射面と前記拡散部材との間が導光体で構成されていることが好ましい(請求項22)。拡散部材と透過型の表示パネルとの間に導光体があり、導光体と拡散部材の屈折率が等しいと、拡散部材における拡散作用が低下する恐れがある。しかし、反射面と拡散部材との間にのみ導光体を備えることにより、拡散作用を低下させることがない。また、導光体の容積が小さいので、軽量化を図ることができる。
また、本発明において、前記反射ユニットは、その反射面側に、光を縦方向に拡散する拡散部材を備えているとともに、前記フレネル型の反射面と前記拡散部材との間が導光体で構成されていることが好ましい(請求項23)。拡散部材と透過型の表示パネルとの間に導光体があり、導光体と拡散部材の屈折率が等しいと、拡散部材における拡散作用が低下する恐れがある。しかし、フレネル型の反射面と拡散部材との間にのみ導光体を備えることにより、拡散作用を低下させることがない。また、導光体の容積が小さいので、軽量化を図ることができる。
また、本発明において、前記反射ユニットの拡散部材は、前記反射面から所定間隔を隔てて設けられていることが好ましい(請求項24)。光源ユニットから照射された光に関して、所定間隔が拡散距離として確保できるので、拡散部材を透過して反射面に到達するまでに拡散を十分に行わせることができる。
また、本発明において、前記拡散部材は、一方面にのみ拡散面を備え、前記拡散面側を前記透過型の表示パネル側に向けて設けられていることが好ましい(請求項25)。光源ユニットからの入射光が表面反射する割合を低くすることができるので、光源ユニットからの照射光の利用効率を向上させることができる。また、光源ユニットからの照射光が表面で反射したとしても、広範囲にわたって拡散・減衰するので、表面反射による悪影響が少ない。
本発明に係る画像表示装置によれば、第1の焦点を透過型の表示パネルの背面側であって反射面側に有し、楕円の第2の焦点を観察者の両眼の間に設定されている楕円ミラーを備えた反射ユニットと透過型の表示パネルとの間に一対の光源を備えた光源ユニットを配置しているので、装置の横幅を抑制できる。その上、楕円ミラーは固定式であり、しかも平面視で対称形状の反射面を採用しているので、各々の光源で共通の楕円ミラーを利用することができる。したがって、小型化及び装置コストの低減を図ることができる。
実施例に係る立体画像表示装置の概略構成を示す横断面図である。 楕円ミラーを構成する楕円を説明するための模式図である。 実施例に係る立体画像表示装置の概略構成を示す縦断面図である。 実施例に係る立体画像表示装置を楕円ミラー側から見た図である。 立体画像表示装置の制御系に係るブロック図である。 (a)、(b)は光源ユニットの制御例を示し、背面から見た状態を示す模式図である。 反射ユニットの第1の変形例を示す横断面図である。 (a)、(b)は第1の変形例における偏光板による作用を説明するための模式図である。 反射ユニットの第2の変形例を示す横断面図である。 反射ユニットの第3の変形例を示す横断面図である。 第4の変形例を示す一部縦断面図である。 拡散に関する説明に供する図である。 第5の変形例を示す横断面図である。 第6の変形例を示す横断面図である。 第7の変形例を示す横断面図である。
1,1A〜1G … 立体画像表示装置
3 … 筐体
5 … 透過型の液晶表示パネル
15,15A〜15C … 楕円ミラー
17,17A〜17G … 反射ユニット
19 … 反射面
21 … 楕円
f1 … 第1の焦点
f2 … 第2の焦点
29,29A … 上部光源ユニット
31,31A … 下部光源ユニット
33,37 … 右眼用光源
37,39 … 左眼用光源
41 … 上部遮光部材
43 … 下部遮光部材
63 … 制御部
65 … 画像信号出力部
67 … 光源制御部
75 … 偏光板
77 … 透明板
79 … 光学接着剤
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。
なお、以下の説明では、画像表示装置として「立体画像表示装置」を例に採って説明する。
図1は実施例に係る立体画像表示装置の概略構成を示す横断面図であり、図2は楕円ミラーを構成する楕円を説明するための模式図であり、図3は実施例に係る立体画像表示装置の概略構成を示す縦断面図であり、図4は実施例に係る立体画像表示装置を楕円ミラー側から見た図である。なお、図2及び図3では、説明の都合上、筐体の図示を省略してある。
本実施例に係る立体画像表示装置1は、横断面がコの字状を呈する筐体3を備えている。この筐体3の前面には、透過型の液晶表示パネル5がフロントベゼルを含む支持枠7を介して取り付けられている。透過型の液晶表示パネル5の奥側には、スペーサ9を介して拡散部材11が取り付けられている。この拡散部材11は、光を縦方向(図1における紙面方向)に拡散させる機能を備えている。スペーサ9の奥側に位置する支持枠7の上下には、それぞれ取り付け枠13が取り付けられている。
上記の拡散部材11を備えているので、後述する楕円ミラー15と上側反射板23及び下側反射板25の接合部付近に存在する横方向の境目などが透過型の液晶表示パネル5に映るのを抑制することができる。
取り付け枠13の後方(図1の下方)には、楕円ミラー15を備えた反射ユニット17が取り付けられている。楕円ミラー15は、凹状面が反射面19とされている。この楕円ミラー15について図2を参照する。
楕円ミラー15は、楕円21の円弧の一部で構成されている。楕円21は、中心cと、長軸aと短軸bとからなる。また、長軸aと中心線とは一致しているので、楕円ミラー15は中心線を挟んで左右対称の形状となる。楕円21の第1の焦点f1は、反射面19側、換言すると、楕円ミラー15を構成する楕円21の一部の弦付近に設定されている。楕円21の第2の焦点f2は、観察者の右眼ERと左眼ELとの間(眉間付近)に設定されている。
反射ユニット17は、楕円ミラー15の上縁側に上側反射板23を備え、楕円ミラー15の下縁側に下側反射板25を備えている。上側反射板23及び下側反射板25は、ともに楕円ミラー15の反射面19から、楕円ミラー15の楕円21の円弧の一部における弦に相当する位置までを覆う板状を呈している。なお、図1及び図2では、図示の関係上、上側反射板23を省略してある。これらにより囲われている光路空間27には、光学材料等は充填されておらず空気中となっている。
反射ユニット17の第1の焦点f1側にある上側の取り付け枠13には上部光源ユニット29が取り付けられ、下側の取り付け枠13には下部光源ユニット31が取り付けられている。上部光源ユニット29は、平面視で第1の焦点f1を挟んで配置された右眼用光源33と左眼用光源35からなる一対の光源を備えている。下部光源ユニット31は、平面視で第1の焦点f1を挟んで配置された右眼用光源37と左眼用光源39からなる一対の光源を備えている。全ての光源、つまり、右眼用光源33と、左眼用光源35と、右眼用光源37と、左眼用光源39とは、反射面19に向けて光を照射可能な姿勢で取り付け枠13に取り付けられている。具体的には、各光源33,35,37,39の出光面が反射面19に向けられている。
上部光源ユニット29は、右眼用光源33と左眼用光源35との間に上部遮光部材41が取り付けられている。同様に、下部光源ユニット31は、右眼用光源37と左眼用光源39との間に下部遮光部材43が取り付けられている。上部遮光部材41及び下部遮光部材43は、光を透過しない部材で構成されている。また、各光源33,35,37,39は、出光面側に拡散部材45を備えている。この拡散部材45は、周囲に均等に光を拡散する特性を有するものが好ましい。
上記の拡散部材45を備えているので、上部光源ユニット29と下部光源ユニット31の発光形状が透過型の液晶表示パネル5に映るのを抑制することができる。
なお、上述した右眼用光源33が本発明における「上部第1の光源」に相当し、左眼用光源35が「上部第2の光源」に相当する。また、右眼用光源37が本発明における「下部第1の光源」に相当し、左眼用光源39が本発明における「下部第2の光源」に相当する。
<制御系の例>
次に、図5及び図6を参照する。なお、図5は立体画像表示装置の制御系に係るブロック図であり、図6(a)及び図6(b)は光源ユニットの制御例を示し、背面から見た状態を示す模式図である。
制御部63は、映像信号VDを受け取るとともに、両眼視差を有する右眼用画像と左眼用画像とを透過型の液晶表示パネル5に対して交互に出力する画像信号出力部65と、画像信号出力部65が右眼用画像と左眼用画像とを順次に切り換える際に、垂直同期信号VSに応じて、画像に応じて上部光源ユニット29と下部光源ユニット31の点灯を制御する光源制御部67とを備えている。
なお、画像信号出力部65が本発明における「画像出力手段」に相当し、光源制御部67が本発明における「光源制御手段」に相当する。また、右眼用画像が本発明における「第1の画像」に相当し、左眼用画像が本発明における「第2の画像」に相当する。
光源制御部67は、画像信号出力部65が右眼用画像と左眼用画像とを透過型の液晶表示パネル5に出力する際に、上部光源ユニット29及び下部光源ユニット31における右眼用光源33,37と左眼用光源35,39とを切り換えて点灯させる。具体的には、図6(a)に示すように、透過型の液晶表示パネル5に右眼用画像が表示されている場合には、右眼用光源33,37を点灯させる。また、図6(b)に示すように、左眼用画像が表示されている場合には、左眼用光源35,39を点灯させる。
なお、透過型の液晶表示パネル5は、右眼用画像から左眼用画像へ瞬時に書き換えられるものではなく、あるタイミングでは右眼用画像と左眼用画像とが混在した状態が存在する。例えば、上半分が左眼用画像であり、下半分が右眼用画像となっているような状態がある。そのような場合には、上述したように右眼用光源33,35と左眼用光源37,39を一度に切り換えるのではなく、まず右眼用光源37を点灯させたまま右眼用光源33だけを消灯し、左眼用光源39を消灯させたまま左眼用光源35だけを点灯させた状態を経て左眼用光源35,39をともに点灯させるように光源制御部67が各光源を操作するようにしてもよい。これにより、右眼用画像と左眼用画像とが同時に観察者に認識されて立体画像が不鮮明となるのを防止することができる。
上述したように、本実施例によると、第1の焦点f1を反射面19側に有し、楕円ミラー15を備えた反射ユニット17と透過型の液晶表示パネル5との間に一対の光源33,35,37,39を備えた上部光源ユニット29及び下部光源ユニット31を配置しているので、装置の横幅を抑制できる。その上、楕円ミラー15は固定式であり、しかも平面視で対称形状の反射面19を採用しているので、各々の光源で共通の楕円ミラー15を利用することができる。したがって、小型化及び装置コストの低減を図った立体画像表示装置を実現することができる。
また、光源として上部光源ユニット29及び下部光源ユニット31の二つを備えているので、透過型の液晶表示パネル5に表示される画像の輝度を高くすることができる。さらに、上部遮光部材41及び下部遮光部材43を備えているので、右眼用光源33,37と左眼用光源35,39の一方側から出射される光が他方側に出射されるのを抑制することができる。したがって、右眼用画像と左眼用画像を透過型の液晶表示パネル5に明瞭に表示させることができる。
<第1の変形例>
上述した実施例装置は、反射ユニット17の光路空間27が材料で満たされず空気だけであったが、例えば、反射ユニット17が次のように構成されている場合には、反射ユニット17の出光面に以下のような構成を採用することが好ましい。ここで、図7及び図8を参照する。なお、図7は反射ユニットの第1の変形例を示す横断面図であり、図8(a)、(b)は第1の変形例における偏光板による作用を説明するための模式図である。
この立体画像表示装置1Aは、反射ユニット17Aを構成している楕円ミラー15Aの光路空間27Aが導光体71で構成されている。導光体71は、光を透過する材料であればどのような材料でもよいが、例えば、アクリル樹脂が挙げられる。出光面73には、偏光板75と透明板77とが光学接着剤79で接着された状態で密着して配置されている。偏光板75は、導光体71と同等の屈折率で直線偏光または円偏光の特性を有するものが好ましい。また、透明板77は、偏光特性を備えていないものである。
なお、上述した光学接着剤79は、光透過性に優れた材料からなる接着剤であり、なおかつ屈折率を光学部材に合わせて選択可能な接着剤である。また、出光面73には、上述した偏光板75と透明板77とを積層して備えているが、上部光源ユニット29及び下部光源ユニット31の対向面にあたり、これらからの光が入射する部位(入射面)には、偏光板75と透明板77を備えないことが好ましい。これらを入射面には備えないことにより、入射効率を高めることができる。
反射ユニット17Aが上記のように導光体71を備えている場合には、反射面19が空気に触れることなく反射率の経時劣化を抑制できる。その一方、反射面19で反射して出光面73から出射された光の一部が、透過型の液晶表示パネル5の背面で反射して再び出光面73から入射し、反射面19において意図しない反射を生じ、これが原因となってクロストークが悪化する恐れがある。また、同様に、反射面19で反射して出光面73に向かった光の入射角度によっては、出光面73から出射されることなく、出光面73と空気層の境界面で反射して再び反射面19に向かう現象が生じるが、これも上記同様の問題を生じ得る。
しかし、上述したように偏光板75と透明板77を備えることにより、図8(a)に示すように、出光面73から出射された光は、偏光板75により異なる偏光状態とされる。したがって、透過型の液晶表示パネル5の背面で反射しても、偏光板75にてほとんどが吸収・減衰されるので、再び反射面19に向かう光を低減することができ、上述したような不都合を防止することができる。また、出光面73で反射していた光は、偏光板75が導光体71と同等の屈折率を有するので、図8(b)に示すように、偏光板75を透過して透明板77と空気層の境界面で反射する。すると、やはり偏光板75で異なる偏光状態とされているので、上記同様に再び反射面19に向かう光を低減することができる。その結果、クロストークの悪化を抑制することができる。
<第2の変形例>
上述した実施例装置及び第1の変形例は、反射ユニット17が一般的な楕円ミラー15,15Aで構成されていたが、楕円ミラーを次のように構成してもよい。ここで図9を参照する。なお、図9は、反射ユニットの第2の変形例を示す横断面図である。
反射ユニット17Bが備える楕円ミラー15Bは、楕円ミラー15,15Aの反射面19を分解した多数の反射面19(フレネル型の反射面)を有するフレネル型の反射ミラーで構成されている点が上述した構成とは異なる。このように、楕円ミラー15,15Aと同じ第1の焦点f1と第2の焦点f2でありながら、フレネル型の反射面19で楕円ミラー15Bを構成しているので、装置の横幅だけでなく、装置の奥行きをも短縮することができ、より一層の小型化を図ることができる。
なお、このフレネル反射ミラーの楕円ミラー15Bを採用する場合には、光路空間27Bにおける側方への光の漏れを防止して光の利用効率を高めるために、楕円ミラー15Bの側面に側面反射板81を備えることが好ましい。
<第3の変形例>
上述した第2の変形例において、図10に示すように構成してもよい。なお、図10は、反射ユニットの第3の変形例を示す横断面図である。
立体画像表示装置1Cは、第1の変形例のように、光路空間27Cを導光体71Cで構成した反射ミラー15Cを備え、これを用いて反射ユニット17Cが構成されている。これにより、反射ユニット17Cの反射面19における反射率の経時劣化を抑制できるとともに、装置の奥行きをも短縮することができる。
なお、第1の変形例において説明した理由により、第1の変形例と同様に、偏光板75及び透明板77を光学接着剤79で接着したものを出光面73に備えることが好ましい。
<第4の変形例>
上述した実施例装置において、次に示す構成を採用するのが好ましい。ここで図11,図12を参照する。なお、図11は、第4の変形例を示す一部縦断面図であり、図12は、拡散に関する説明に供する図である。
この第4の変形例における立体画像表示装置1Dは、上部光源ユニット29Aと、反射ユニット17Dの構成が上述した立体画像表示装置1と相違する。なお、下部光源ユニット31については図示省略しているが、後述するように上部光源ユニット29Aと同様に下部光源ユニット31Aとして構成するのが好ましい。上部光源ユニット29Aは、楕円ミラー15の反射面19における高さ方向の中央部(図中の一点鎖線)に向かって傾斜姿勢で設けられている。より具体的には、上部光源ユニット29Aの出光面が反射面19の高さ方向における中央部側に向けられている。但し、その光軸が反射面19の高さ方向における中央部に一致するという厳密なものではなく、上述した実施例のように光軸が水平方向に向けられているのではなく、反射面19の高さ方向における上端部よりも中央部寄りという程度であればよい。
上述した実施例の構成では、上部光源ユニット29から出射された光のうち、上方へ向かう光の一部が画像の構成に寄与しないので、光の利用効率という点においては不利である。しかし、この第4の変形例の構成では、上部光源ユニット29Aから出射された光を効率的に楕円ミラー15の反射面19に向かわせることができるので、画像の輝度を高くすることが可能である。
また、立体画像表示装置1Dは、透過型の液晶表示パネル5の背面側に拡散部材(11)を備えず、楕円ミラー15の反射面19に沿って拡散部材11Aを備えている。この拡散部材11Aは、反射面19から所定距離dだけ離間して取り付けられている。また、拡散部材11Aは、その一方面に拡散面dsを備えているが、拡散面dsが反射面19とは反対側にあたる透過型の液晶表示パネル5の背面側に向けられている。なお、拡散部材11Aとして、例えば、一方面にのみマイクロレンズによるナノ凹凸が形成されたものが挙げられる。
上述したように構成すると、図12に示すように、上部光源ユニット29Aからの光を拡散部材11Aで拡散させた後、楕円ミラー15の反射面19で反射した光を拡散部材11Aで再び拡散させてから透過型の液晶表示パネル5に向かわせることになる。したがって、効率的に拡散を生じさせることができるので、楕円ミラー15の上下付近に横方向に生じ得る、反射率が異なる部分が透過型の液晶表示パネル5に表示されるのをさらに抑制することができる。また、拡散部材11Aは、反射面19から所定距離dだけ離れた位置に配置されているので、所定間隔dを拡散距離として確保でき、拡散部材11Aを透過して反射面19に到達するまでに拡散を十分に行わせることができる。
また、拡散部材11Aの拡散面dsが反射面19とは反対側に向けられた姿勢で取り付けられている。換言すると拡散部材11Aは、拡散面dsが上部光源ユニット29A側に向けられている。これにより、上部光源ユニット29Aからの光が表面反射する割合を低くすることができるので、光の利用効率を向上させることができる。また、上部光源ユニット29Aからの光が表面で反射したとしても、広範囲にわたって拡散・減衰するので、表面反射による悪影響が少ない。
<第5の変形例>
上述した第1の変形例において、次のように構成するのが好ましい。ここで図13を参照する。なお、図13は、第5の変形例を示す横断面図である。
この第5の変形例における立体画像表示装置1Eは、上部光源ユニット29Aと、反射ユニット17Eの構成が実施例における立体画像表示装置1Aと相違する。上部光源ユニット29Aは、上述した第4の変形例と同様の構成である。反射ユニット17Eは、反射ミラー15Aの反射面19に沿って、所定間隔dを隔てて拡散部材11Aが配置されている。拡散部材11Aと反射面19との間には、導光体71Eが充填されている。拡散部材11Aから透過型の液晶表示パネル5の背面側の光路空間27Aには何も充填されておらず、気中となっている。拡散部材11Aと透過型の液晶表示パネル5との間に導光体がある場合には、導光体と拡散部材11Aの屈折率が等しいと、拡散部材11Aにおける拡散作用が低下する恐れがある。しかし、反射面19と拡散部材11Aとの間にのみ導光体71Eを備えることにより、拡散作用を低下させることがない。
このような構成によると、上述した第1の変形例における効果に加えて第4の変形例と同様の効果を奏する。その上、導光体71Eの容積が小さいので、軽量化を図ることができる。
<第6の変形例>
上述した第2の変形例は、図14に示すような構成とすることが好ましい。なお、図14は、第6の変形例を示す横断面図である。
この第6の変形例における立体画像表示装置1Fは、上部光源ユニット29Aと、反射ユニット17Fの構成が立体画像表示装置1Bと相違する。上部光源ユニット29Aは、上記同様の構成である。反射ユニット17Fは、フレネル型の楕円ミラー15Bの中央部から所定距離dだけ離れた位置に拡散部材11Bを備えている。拡散面dsは、上記変形例と同様に透過型の液晶表示パネル5の背面側に向けてある。なお、拡散部材11Bは、平板状であるが、楕円ミラー15Bのフレネル型の反射面19に沿った形状としてもよい。
このような構成によると、上述した第2の変形例における効果に加えて第4の変形例と同様の効果を奏する。
<第7の変形例>
上述した第3の変形例は、図15に示すように構成することが好ましい。なお、図15は、第7の変形例を示す横断面図である。
第7の変形例における立体画像表示装置1Gは、上部光源ユニット29Aと、反射ユニット17Gとの構成が立体画像表示装置1Cと異なる。上部光源ユニット29Aは、上述した変形例と同様である。反射ユニット17Gは、上述した第6の変形例における反射ユニット17Fに導光体71Cを備えたような構成である。より詳細には、拡散部材11Bと反射面19との間には、導光体71Gが充填されている。拡散部材11Aから透過型の液晶表示パネル5の背面側の光路空間27Cは気中となっている。拡散部材11Bと透過型の液晶表示パネル5との間に導光体がある場合には、導光体と拡散部材11Bの屈折率が等しいと、拡散部材11Bにおける拡散作用が低下する恐れがある。しかし、反射面19と拡散部材11Bとの間にのみ導光体71Gを備えることにより、拡散作用を低下させることがない。
このような構成によると、上述した第3の変形例における効果に加えて第4の変形例と同様の効果を奏する。その上、導光体71Gの容積が小さいので、軽量化を図ることができる。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例及び変形例では、光源ユニット17として上部光源ユニット29(29A)と下部光源ユニット31(31A)とを備えているが、上部光源ユニット29(29A)だけを備える構成としてもよい。これにより、消費電力を抑制しつつ画像を表示させることができる。また、下部光源ユニット31(31A)だけを備える構成としても同様の効果を奏する。
(2)上述した各実施例及び変形例では、第1の画像及び第2の画像として、両眼視差のある右眼用画像及び左眼用画像を挙げているが、例えば、第1の画像と第2の画像とを全く異なる画像としてもよい。これにより、上述した観察者の右眼ERの位置を含む観察者の右側の範囲と、観察者の左眼ELの位置を含む観察者の左側の範囲において、異なる複数の観察者がそれぞれ異なる画像を同時に観察することができる、いわゆる「デュアルビュー」の画像表示装置を実現することができる。
(3)上述した各実施例及び変形例では、透過型の液晶表示パネル5の背面に拡散部材11(11A,11B)を備えているが、例えば、楕円ミラー15と上側反射板23及び下側反射板25の接合部付近に存在する横方向の境目などが透過型の液晶表示パネル5に影響を与えない場合には、拡散部材11(11A,11B)を備えなくてもよい。
(4)上述した各実施例及び変形例では、上部光源ユニット29(29A)と下部光源ユニット31(31A)にそれぞれ拡散部材45を備えているが、上部光源ユニット29(29A)と下部光源ユニット31(31A)の発光形状が透過型の液晶表示パネル5に影響を与えない場合には拡散部材45を備えなくてもよい。
(5)上述した各実施例及び変形例では、楕円ミラー15(15A〜15C)が一体的に構成されているが、複数片の楕円ミラー15(15A〜15C)を組み合わせて一つの楕円ミラー15(15A〜15C)とするように構成してもよい。複数片の楕円ミラー15(15A〜15C)とは、例えば、水平方向に分割された帯状片の楕円ミラー15(15A〜15C)を高さ方向に重ね合わせて構成してもよく、また、垂直方向に分割された、楕円の円弧の一部を構成する曲率が異なるミラー片を横方向につなぎ合わせて楕円ミラー15(15A〜15C)を構成してもよい。また、それらを組み合わせて楕円ミラー15(15A〜15C)を構成するようにしてもよい。このように構成することにより、例えば、楕円ミラー15(15A〜15C)の一部が破損あるいは一部に曇りが発生した場合であっても、楕円ミラー15(15A〜15C)の全体を交換する必要がなく、一部の楕円ミラー15(15A〜15C)を交換するだけで済み、メンテナンス性に優れる効果を奏する。
(6)上述した第5の変形例及び第7の変形例では、反射面19と拡散部材11A,11Bとの間に導光体71E,71Gを備えている。このような構成に代えて、楕円ミラー15A,15Cを、背面側に反射面19を備えた形態の鏡(裏面鏡)とし、その入射面側に位置する光透過部材の表面に拡散部材11A,11B同等の加工を施したり、拡散部材11A,11Bを密着して配置したりしてもよい。このように構成すると、単一の光透過部材の表裏面に反射面19と拡散部材11A,11Bを備えることになり、屈折ロスが生じることがない上に、反射面19を保護することができる。
(7)上述した各実施例及び変形例では、透過型の表示パネルとして透過型の液晶表示パネル5を例示したが、本発明は液晶表示型に限定されるものではなく、透過型の表示パネルであれば本発明を適用することができる。例えば、透過型のMEMS(microelectro mechanical systems)が挙げられる。
以上のように、本発明は、画像を表示するための画像表示装置に適している。

Claims (25)

  1. 画像を表示する画像表示装置において、
    画像を表示するための透過型の表示パネルと、
    前記透過型の表示パネルの背面側に配置され、楕円の円弧の一部であって、平面視で中心線を挟んで対称形状の反射面を備え、楕円の第1の焦点を前記透過型の表示パネルの背面側であって前記反射面側に有し、楕円の第2の焦点を観察者の両眼の間に設定されている楕円ミラーを備えた反射ユニットと、
    前記反射ユニットの第1の焦点側であって、前記反射面に光を照射する姿勢で前記透過型の表示パネルの背面側に付設され、平面視で前記反射ユニットの第1の焦点を挟み、前記楕円の円弧の一部と前記表示パネルとの間に設けられている一対の光源を備えた光源ユニットと、
    を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 画像を表示する画像表示装置において、
    画像を表示するための透過型の表示パネルと、
    前記透過型の表示パネルの背面側に配置され、楕円の円弧の一部であって、平面視で中心線を挟んで対称形状のフレネル型の反射面を備え、楕円の第1の焦点を前記透過型の表示パネルの背面側であって前記フレネル型の反射面側に有し、楕円の第2の焦点を観察者の両眼の間に設定されている楕円ミラーを備えた反射ユニットと、
    前記反射ユニットの第1の焦点側であって、前記フレネル型の反射面に光を照射する姿勢で前記透過型の表示パネルの背面側に付設され、平面視で前記反射ユニットの第1の焦点を挟み、前記楕円の円弧の一部と前記表示パネルとの間に設けられている一対の光源を備えた光源ユニットと、
    を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像表示装置において、
    前記光源ユニットは、前記透過型の表示パネルの上部に付設された上部第1の光源及び上部第2の光源を備えた上部光源ユニットで構成されており、
    さらに、前記透過型の表示パネルに第1の画像と第2の画像とを交互に出力する画像出力手段と、
    前記第1の画像が出力されている場合には前記上部第1の光源を点灯させ、前記第2の画像が出力されている場合には前記上部第2の光源を点灯させる光源制御手段と、
    を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1または2に記載の画像表示装置において、
    前記光源ユニットは、前記透過型の表示パネルの下部に付設された下部第1の光源及び下部第2の光源を備えた下部光源ユニットで構成されており、
    さらに、前記透過型の表示パネルに第1の画像と第2の画像とを交互に出力する画像出力手段と、
    前記第1の画像が出力されている場合には前記下部第1の光源を点灯させ、前記第2の画像が出力されている場合には前記下部第2の光源を点灯させる光源制御手段と、
    を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1または2に記載の画像表示装置において、
    前記光源ユニットは、前記透過型の表示パネルの上部に付設された上部第1の光源及び上部第2の光源を備えた上部光源ユニットと、前記透過型の表示パネルの下部に付設された下部第1の光源及び下部第2の光源を備えた下部光源ユニットとで構成されており、
    さらに、前記透過型の表示パネルに第1の画像と第2の画像とを交互に出力する画像出力手段と、
    前記第1の画像が出力されている場合には前記上部第1の光源及び前記下部第1の光源を点灯させ、前記第2の画像が出力されている場合には前記上部第2の光源及び前記下部第2の光源を点灯させる光源制御手段と、
    を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項3に記載の画像表示装置において、
    前記上部光源ユニットは、前記上部第1の光源と前記上部第2の光源との間に上部遮光部材を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項4に記載の画像表示装置において、
    前記下部光源ユニットは、前記下部第1の光源と前記下部第2の光源との間に下部遮光部材を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項5に記載の画像表示装置において、
    前記上部光源ユニットは、前記上部第1の光源と前記上部第2の光源との間に上部遮光部材を備え、前記下部光源ユニットは、前記下部第1の光源と前記下部第2の光源との間に下部遮光部材を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記透過型の表示パネルは、その背面側に、光を縦方向に拡散する拡散部材を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記光源ユニットは、その出光面側に、光を拡散する拡散部材を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  11. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットは、前記反射面から円弧の弦に相当する位置までを覆う板状の上側反射板と、前記反射面から円弧の弦に相当する位置までを覆う板状の下側反射板を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  12. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットは、前記フレネル型の反射面から円弧の弦に相当する位置までを覆う板状の上側反射板と、前記フレネル型の反射面から円弧の弦に相当する位置までを覆う板状の下側反射板を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  13. 請求項12に記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットは、前記フレネル型の反射面から円弧の弦に相当する位置までを覆う一対の側面反射板を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  14. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットは、前記反射面から円弧の弦に相当する位置までの光路空間が導光体で構成されていることを特徴とする画像表示装置。
  15. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットは、前記フレネル型の反射面から円弧の弦に相当する位置までの光路空間が導光体で構成されていることを特徴とする画像表示装置。
  16. 請求項14または15に記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットは、前記弦に相当する側の出光面に、偏光板と透明板とがその順に積層して設けられていることを特徴とする画像表示装置。
  17. 請求項3に記載の画像表示装置において、
    前記第1の画像は右眼用画像であり、前記第2の画像は左眼用画像であり、前記右眼用画像と前記左眼用画像には両眼視差が設けられているとともに、
    前記上部第1の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て左側に設けられ、前記上部第2の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て右側に設けられていることを特徴とする画像表示装置。
  18. 請求項4に記載の画像表示装置において、
    前記第1の画像は右眼用画像であり、前記第2の画像は左眼用画像であり、前記右眼用画像と前記左眼用画像には両眼視差が設けられているとともに、
    前記下部第1の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て左側に設けられ、前記下部第2の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て右側に設けられていることを特徴とする画像表示装置。
  19. 請求項5に記載の画像表示装置において、
    前記第1の画像は右眼用画像であり、前記第2の画像は左眼用画像であり、前記右眼用画像と前記左眼用画像には両眼視差が設けられているとともに、
    前記上部第1の光源及び前記下部第1の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て左側に設けられ、前記上部第2の光源及び前記下部第2の光源は、前記透過型の表示パネルを観察者側から見て右側に設けられていることを特徴とする画像表示装置。
  20. 請求項1から19のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記光源ユニットは、前記反射面の高さ方向における中央部に出光面を向けた傾斜姿勢で付設されていることを特徴とする画像表示装置。
  21. 請求項1から8,10から20のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットは、その反射面側に、光を縦方向に拡散する拡散部材を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  22. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットは、その反射面側に、光を縦方向に拡散する拡散部材を備えているとともに、前記反射面と前記拡散部材との間が導光体で構成されていることを特徴とする画像表示装置。
  23. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットは、その反射面側に、光を縦方向に拡散する拡散部材を備えているとともに、前記フレネル型の反射面と前記拡散部材との間が導光体で構成されていることを特徴とする画像表示装置。
  24. 請求項21に記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットの拡散部材は、前記反射面から所定間隔を隔てて設けられていることを特徴とする画像表示装置。
  25. 請求項21から24のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記拡散部材は、一方面にのみ拡散面を備え、前記拡散面側を前記透過型の表示パネル側に向けて設けられていることを特徴とする画像表示装置。
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