JP4942796B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を表示する画像表示装置に係り、特に楕円ミラーを用いて画像を表示する技術に関する。
従来、この種の装置として、画像を表示する液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの両側に配置された一対の光源と、液晶表示パネルの奥側に配置された可動式のフレネルミラーとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このような構成の装置では、例えば、右眼用画像と左眼用画像とを液晶表示パネルに交互に表示させるのと同期して、可動式のフレネルミラーの反射方向を交互に切り換えることにより、左右の両眼に向けて画像を振り分ける。これにより、観察者は、両眼視差を利用した立体画像を見ることができるようになっている。
特開2000−147669号公報(図1〜図3)
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、画像を左右に振り分けるために可動式のフレネルミラーを動作させる機構が必要になり、装置が複雑化して装置コストが高くなるという問題がある。
そこで、上記の問題を解決するために、出射方向からみて短冊状を呈する右眼用楕円ミラーと左眼用楕円ミラーとを面同士で交互に積層して構成された反射ユニットと、この反射ユニットの左右側面に右眼用光源と左眼用光源とを備えたものが本出願人により提案されている(特願2007−30718号参照)。
但し、この提案装置では、可動部をなくすことができ、上述した従来技術に比較して構成を単純化することができるものの、反射ユニットの左右両側面に光源を配置する必要があるので、装置全体が横方向に大きくなるという問題がある。特に、最近では、液晶表示パネルが横長(いわゆるワイド液晶)であることが一般的であるので、上記の提案装置では装置全体が極端に横長になってフットプリントが大きくなるという問題がある。また、複数枚の楕円ミラーを積層しているので、装置の重量がかさむとともに、やはり構造が複雑化するという問題がある。
上記の問題を解決するものとして、本出願人により、平面視で左右対称の形状を呈する楕円ミラーを用いた装置が提案されている(特願2009−007443号参照)。この提案装置は、透過型の液晶表示パネルと、楕円の弦側に透過型の液晶表示パネルと一方の焦点を有し、一方の焦点を挟んだ平面視で左右対称の楕円ミラーと、楕円ミラーの弦側であって、一方の焦点を挟んで設けられた左右一対の光源を、上部光源ユニットと下部光源ユニットとして備えた光源ユニットとを備えている。
このような構成によると、光源を液晶表示パネル側に配置することができて装置の小型化を図ることができる。その一方、上部光源ユニットと下部光源ユニットから出射され、楕円ミラーで反射した光は、それぞれの光源ユニットからの出射角度に応じて液晶表示パネルの任意の位置を透過する。したがって、上部光源ユニット及び下部光源ユニットの照射範囲が明確でなく、画像に応じて光源ユニットを切り換えても、光源ユニットの切り換え効果が発揮できないという問題がある。なお、光源ユニットの切り換え効果が発揮されると、例えば、右眼用画像と左眼用画像を切り替え表示する場合に、クロストークを悪化させることなく高輝度化が可能となり、立体画像を鮮明に表示させることができる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、反射ユニット及び光源を工夫することにより、小型化及び装置コストの低減を図ることができるとともに、上部光源ユニット及び下部光源ユニットの切り換え効果を発揮させることができる画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、画像を表示する画像表示装置において、
画像を表示するための透過型の表示パネルと、
前記透過型の表示パネルの背面側に配置され、楕円の円弧の一部であって、平面視で中心線を挟んで対称形状の反射面を備え、楕円の一方の焦点を前記反射面側に有し、楕円の他方の焦点を観察者の両眼の間に設定されている楕円ミラーと、前記楕円ミラーの縦方向の中間位置にあたる仕切り位置に、水平姿勢で設けられた仕切りミラーとを備えた反射ユニットと、
前記透過型の表示パネルの一方の焦点側であって、前記反射面に光を照射する姿勢で前記透過型の表示パネルの背面側上部に付設され、平面視で前記反射ユニットの一方の焦点を挟んで設けられている上部第1の光源及び上部第2の光源を備えた上部光源ユニットと、前記透過型の表示パネルの一方の焦点側であって、前記反射面に光を照射する姿勢で前記透過型の表示パネルの背面側下部に付設され、平面視で前記反射ユニットの一方の焦点を挟んで設けられている下部第1の光源及び下部第2の光源を備えた下部光源ユニットとの上下一対の光源を備えている光源ユニットと、
前記透過型の表示パネルに第1の画像と第2の画像とを交互に出力する画像出力手段と、
前記画像出力手段が第1の画像から第2の画像に、第2の画像から第1の画像に順次に切り換える際に、それぞれの画像に応じて前記光源ユニットの照射を制御する光源制御手段と、
を備えているものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、一方の焦点を反射面側に有し、他方の焦点を観察者の両眼の間に設定されている楕円ミラーを備えた反射ユニットと透過型の表示パネルとの間に上下一対の光源を備えた光源ユニットを配置しているので、横幅を抑制することができる。その上、楕円ミラーは固定式であり、しかも平面視で対称形状の反射面を採用しているので、各々の光源で共通の楕円ミラーを利用することができる。したがって、小型化及び装置コストの低減を図ることができる。
また、仕切り位置に仕切りミラーを備えているので、光源ユニットの上部光源ユニット(上部第1の光源及び上部第2の光源)と下部光源ユニット(下部第1の光源及び下部第2の光源)から出射された光の照射範囲を従来に比較して明確にすることができる。したがって、光源制御手段により、画像出力手段から出力される画像に応じて各光源を切り換えることにより、光源ユニットの切り換え効果を発揮させることができる。その結果、第1の画像と第2の画像が混濁して観察されることを抑制することができ、それぞれの画像を明確に表示させることができる。
なお、上述した中間位置にあたる仕切り位置とは、楕円ミラーの高さ寸法を二分の一にした高さ位置であるとは限らず、その高さ位置から多少上下した位置であってもよい。
また、本発明において、前記光源制御手段は、
前記透過型の表示パネルに第1の画像が出力され、前記仕切り位置に相当する位置に第1の画像が出力される時点から、第1の画像のブランク期間の終了時点までの間に前記上部第1の光源を点灯させるとともに、第1の画像のブランク期間の終了時点までに前記上部第1の光源を消灯させ、
第1の画像に続いて前記透過型の表示パネルに第2の画像が出力され、第1の画像のブランク期間の開始時点から、仕切り位置に相当する位置に第2の画像が出力されるまでの間に前記下部第1の光源を点灯させるとともに、仕切り位置に相当する位置に第2の画像が出力されるまでに前記下部第1の光源を消灯させ、
仕切り位置に相当する位置に第2の画像が出力される時点から、第2の画像のブランク期間の終了時点までの間に前記上部第2の光源を点灯させるとともに、第2の画像のブランク期間の終了時点までに前記上部第2の光源を消灯させ、
第2の画像に続いて前記透過型の表示パネルに第1の画像が出力され、第2の画像のブランク期間の開始時点から、仕切り位置に相当する位置に第1の画像が出力されるまでの間に前記下部第2の光源を点灯させるとともに、仕切り位置に相当する位置に第1の画像が出力されるまでに前記下部第2の光源を消灯させる
ことが好ましい(請求項2)。
仕切り位置に相当する位置に画像(第1の画像または第2の画像)が出力される時点から、その画像のブランク期間の終了時点までの間に上部光源ユニット(上部第1の光源または上部第2の光源)を点灯させるとともに、その画像のブランク期間の終了時点までに上部光源ユニット(上部第1の光源または上部第2の光源)を消灯させる。したがって、第1の画像を上部第1の光源で効率的に照射させることができ、第2の画像を上部第2の光源で効率的に照射させることができる。また、画像(第1の画像または第2の画像)のブランク期間の開始時点から、仕切り位置に相当する位置に、その画像に続く画像(第2の画像または第1の画像)が出力されるまでの間に下部光源ユニット(下部第1の光源または下部第2の光源)を点灯させるとともに、仕切り位置に相当する位置に、その画像に続く画像(第2の画像または第1の画像)が出力されるまでに下部光源ユニット(下部第1の光源または下部第2の光源)を消灯させるので、第1の画像を下部第1の光源で効率的に照射させることができ、第2の画像を下部第2の光源で効率的に照射させることができる。したがって、上部光源ユニット及び下部光源ユニットの切り換え効果を発揮させることができる。
また、本発明において、前記光源制御手段は、
前記上部第1の光源を、第1の画像が仕切り位置に達した時点から所定時間だけ遅れて点灯させ、
前記下部第1の光源を、第1の画像のブランク期間の開始時点から所定時間だけ遅れて点灯させ、
前記上部第2の光源を、第2の画像が仕切り位置に達した時点から所定時間だけ遅れて点灯させ、
前記下部第2の光源を、第2の画像のブランク期間の開始時点から所定時間だけ遅れて点灯させることが好ましい(請求項3)。
表示パネルには画像信号が与えられても、画素が応答するのに時間を要するので、応答時間だけ遅れて実際に画像が形成されることになる。この応答時間を所定時間により考慮することにより、未完成の画像が照射されて観察者に認識されるのを抑制することができる。したがって、第1の画像と第2の画像を鮮明に観察者に認識させることができる。
なお、所定時間は応答時間と一致させる場合や、応答時間にさらに時間を付加する場合などがある。
また、本発明において、前記光源制御手段は、
前記上部第1の光源を、第1の画像のブランク期間の終了時点までに消灯させ、
前記下部第1の光源を、仕切り位置に相当する位置に第2の画像が出力された時点までに消灯させ、
前記上部第2の光源を、第2の画像のブランク期間の終了時点までに消灯させ、
前記下部第2の光源を、仕切り位置に相当する位置に第1の画像が出力された時点までに消灯させることが好ましい(請求項4)。
上部第1の光源を、第1の画像のブランク期間の終了時点までに消灯させ、また、下部第1の光源を、仕切り位置に相当する位置に第2の画像が出力された時点までに消灯させるので、第1の画像に続いて上部から出力されてくる第2の画像が観察者に認識されるのを防止することができる。また、上部第2の光源を、第2の画像のブランク期間の終了時点までに消灯させ、下部第2の光源を、仕切り位置に相当する位置に第1の画像が出力された時点までに消灯させるので、第2の画像に続いて上部から出力されてくる第1の画像が観察者に認識されるのを防止することができる。したがって、第1の画像を上部第1の光源及び下部第1の光源で好適に照射させることができ、第2の画像を上部第2の光源及び下部第2の光源で好適に照射させることができ、第1の画像と第2の画像が同時に観察者に認識されるのを抑制できる。
また、本発明において、前記光源制御手段は、
前記透過型の表示パネルに第1の画像が出力され、前記仕切り位置に相当する位置に第1の画像が出力される時点から所定時間だけ遅れて前記上部第1の光源を点灯させ、一定期間経過後に前記上部第1の光源を消灯させ、
第1の画像のブランク期間の開始時点から所定時間だけ遅れて前記下部第1の光源を点灯させ、一定期間経過後に前記下部第1の光源を消灯させ、
第1の画像に続いて前記透過型の液晶表示パネルに第2の画像が出力され、第2の画像が仕切り位置に相当する位置に出力される時点から所定時間だけ遅れて前記上部第2の光源を点灯させ、一定期間経過後に前記上部第2の光源を消灯させ、
第2の画像のブランク期間の開始時点から所定時間だけ遅れて前記下部第2の光源を点灯させ、一定期間経過後に前記下部第2の光源を消灯させ、
前記一定期間は、画像表示装置の所望の輝度により決定され、前記所定時間は、表示画像の上側と仕切り位置と下側における第1の画像と第2の画像の混濁が同程度になるように決定されたものであることが好ましい(請求項5)。
表示パネルの応答時間が遅い場合には、実際に画像の書き換えが完了するタイミングが遅れるので、点灯までの時間が短い仕切り位置の上側及び表示パネルの下端において、第1の画像と第2の画像の混濁が大きくなり得るとともに、点灯までの時間が長い表示パネルの上端及び仕切り位置の下側において、第1の画像と第2の画像の混濁が小さくなり得る。そのため、第1の画像と第2の画像の混濁が表示パネルで不均一になり、得る。そこで、所定時間だけ遅れたタイミングで点灯させ、一定期間後に消灯させる光源制御を行わせると、所望の輝度を維持させつつも、表示パネルの上端及び仕切り位置の下側では第1の画像と第2の画像の混濁が大きくなり得るが、点灯までの時間を稼ぐことができるので、仕切り位置の上側及び表示パネルの下端では第1の画像と第2の画像の混濁が小さくなり得る。したがって、表示パネルの全体における混濁が平均化されて観察されるので、観察者から見た混濁を均一にできる。
なお、上記の混濁とは、表示パネルの応答時間に起因して、表示パネルに第1の画像と第2の画像が混ざって表示されている状態をいう。
また、本発明において前記画像出力手段が第1の画像と第2の画像との境界に黒帯を挿入する場合、
前記光源制御手段は、
第1の画像の前にある黒帯の始端が仕切り位置に達した時点から所定時間だけ遅れて前記上部第1の光源を点灯させ、第1の画像の後にある黒帯の終端が画面最上部に達するまでに前記上部第1の光源を消灯させ、
第1の画像の前にある黒帯の始端が前記透過型の表示パネルの下端に達した時点から所定時間だけ遅れて前記下部第1の光源を点灯させ、前記第1の画像の後にある黒帯の終端が仕切り位置に達するまでに前記下部第1の光源を消灯させ、
第2の画像の前にある黒帯の始端が仕切り位置に達した時点から所定時間だけ遅れて前記上部第2の光源を点灯させ、第2の画像の後にある黒帯の終端が画面最上部に達するまでに前記上部第2の光源を消灯させ、
第2の画像の前にある黒帯の始端が前記透過型の表示パネルの下端に達した時点から所定時間だけ遅れて前記下部第2の光源を点灯させ、前記第2の画像の後にある黒帯の終端が仕切り位置に達するまでに前記下部第2の光源を消灯させることが好ましい(請求項6)。
画像出力手段が第1の画像と第2の画像との間に黒帯を挿入する場合には、黒帯の始端が仕切り位置に達した時点を基準にして上部の光源(上部第1の光源または上部第2の光源)を点灯させ、次の黒帯の終端が画面最上部に達するまでに上部の光源(上部第1の光源または上部第2の光源)を消灯させる。また、黒帯の始端が液晶表示パネルの下端に達した時点を基準にして下部の光源(下部第1の光源または下部第2の光源)を点灯させ、次の黒帯の終端が仕切り位置に達するまでに下部の光源(下部第1の光源または下部第2の光源)を消灯させる。したがって、少なくとも黒帯の幅分は早めに光源を点灯しても他方の画像に影響を与えることがないので、光源の点灯時間を稼ぐことができ、点灯制御を容易に行うことができる。
また、本発明において、前記反射ユニットは、前記光源ユニットからの光が通る光路空間が気中であることが好ましい(請求項7)。
反射ユニット内の空間を気中で構成しているので、反射ユニットを軽量化することができ、装置を軽量化することができる。
また、本発明において、前記反射ユニットは、
前記仕切り位置より上部に上部導光体を備え、前記仕切り位置より下部に下部導光体を備え、
前記楕円ミラーは、前記上部導光体と前記下部導光体の側面に被着されて構成され、
前記仕切りミラーは、少なくとも前記上部導光体の下面または前記下部導光体の上面に被着されて構成されていることが好ましい(請求項8)。
上部導光体と下部導光体の二分割で反射ユニットを構成し、少なくとも上部導光体の下面または下部導光体の上面に仕切りミラーを被着し、側面に楕円ミラーを被着しているので、反射面が上部導光体及び下部導光体で保護される。したがって、反射面の反射率が低下するなどの経時劣化を防止できる。
本発明に係る画像表示装置によれば、一方の焦点を反射面側に有し、他方の焦点を観察者の両眼の間に設定されている楕円ミラーを備えた反射ユニットと透過型の表示パネルとの間に一対の光源を備えた光源ユニットを配置しているので、横幅を抑制することができる。その上、楕円ミラーは固定式であり、しかも平面視で対称形状の反射面を採用しているので、各々の光源で共通の楕円ミラーを利用することができる。したがって、小型化及び装置コストの低減を図ることができる。
また、仕切り位置に仕切りミラーを備えているので、光源ユニットの上部光源ユニットと下部光源ユニットから出射された光の照射範囲を従来に比較して明確にすることができる。したがって、光源制御手段により、画像出力手段から出力される画像に応じて光源を切り換えることにより、光源ユニットの切り換え効果を発揮させることができる。その結果、第1の画像と第2の画像が混濁して観察されることを抑制することができる。
実施例に係る立体画像表示装置の概略構成を示す横断面図である。 楕円ミラーを構成する楕円を説明するための模式図である。 実施例に係る立体画像表示装置の概略構成を示す縦断面図である。 実施例に係る立体画像表示装置を楕円ミラー側から見た図である。 立体画像表示装置の制御系に係るブロック図である。 (a)、(b)は光源ユニットの制御例1を示し、背面から見た状態を示す模式図である。 光源ユニットの制御例2を示し、画像の遷移と光源の切り換えタイミングを示すタイムチャートである。 画像の間に黒帯を出力する場合における光源ユニットの制御例3を示し、画像の遷移と光源の切り換えタイミングを示すタイムチャートである。 光源ユニットの制御例4を示し、FP1がその1を示し、FP2がその2を示すタイムチャートである。 クロストークの均一性の説明に供する模式図である。 反射ユニットの第1の変形例を示す横断面図である。 反射ユニットの好適な構成例を示す分解斜視図である。 反射ユニットの第2の変形例を示す横断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。
なお、以下の説明では、画像表示装置として「立体画像表示装置」を例に採って説明する。
図1は実施例に係る立体画像表示装置の概略構成を示す横断面図であり、図2は楕円ミラーを構成する楕円を説明するための模式図であり、図3は実施例に係る立体画像表示装置の概略構成を示す縦断面図であり、図4は実施例に係る立体画像表示装置を楕円ミラー側から見た図である。なお、図2及び図3では、説明の都合上、筐体の図示を省略してある。
本実施例に係る立体画像表示装置1は、横断面がコの字状を呈する筐体3を備えている。この筐体3の前面には、透過型の液晶表示パネル5がフロントベゼルを含む支持枠7を介して取り付けられている。透過型の液晶表示パネル5の奥側には、スペーサ9を介して拡散部材11が取り付けられている。この拡散部材11は、光を縦方向(図1における紙面方向)に拡散させる機能を備えている。スペーサ9の奥側に位置する支持枠7の上下には、それぞれ取り付け枠13が取り付けられている。
上記の拡散部材11を備えているので、後述する楕円ミラー15と上側反射板23及び下側反射板25と仕切りミラー26の接合部付近に存在する横方向の境目などが透過型の液晶表示パネル5に映るのを抑制することができる。
取り付け枠13の後方(図1の下方)には、楕円ミラー15を備えた反射ユニット17が取り付けられている。楕円ミラー15は、凹状面が反射面19とされている。この楕円ミラー15について図2を参照する。
楕円ミラー15は、図2に示すように、楕円21の円弧の一部で構成されている。楕円21は、中心cと、長軸aと短軸bとからなる。また、長軸aと中心線とは一致しているので、楕円ミラー15は中心線を挟んで左右対称の形状となる。楕円21の一方の焦点f1は、反射面19側、換言すると、楕円ミラー15を構成する楕円21の一部の弦付近に設定されている。楕円21の他方の焦点f2は、観察者の右眼ERと左眼ELとの間(眉間付近)に設定されている。
反射ユニット17は、楕円ミラー15の上縁側に上側反射板23を備え、楕円ミラー15の下縁側に下側反射板25を備えている。上側反射板23及び下側反射板25は、ともに楕円ミラー15の反射面19から、楕円ミラー15の楕円21の円弧の一部における弦に相当する位置までを覆う板状を呈している。なお、図1及び図2では、図示の関係上、上側反射板23を省略してある。これらにより囲われている光路空間27には、光学材料等は充填されておらず空気中となっている。また、反射ユニット17は、仕切りミラー28を備えている。仕切りミラー28は、楕円ミラー15の高さLmの半分の高さの中間位置にあたる仕切り位置dpに水平姿勢で取り付けられている。仕切りミラー28自体は、楕円ミラー15と同様の反射面が上下の両面に形成され、図1に示すように、外観が平面視で半月状を呈している。仕切りミラー28は、その弦側の端面が、透過型の液晶表示パネル5と所定のギャップgpをおいて取り付けられている。ギャップgpは、数ミリ程度であり、ギャップgpは仕切りミラー28の弦側の端面が、後述する上部光源ユニット29と下部光源ユニット31の発光面より液晶表示パネル5側に位置するように設定することにより、それぞれの光源の光が仕切りミラー28で仕切られた、光源が存在する空間とは反対側の空間に直接入光することを防止し、またギャップgpがあることにより、透過型の液晶表示パネル5に仕切りミラー28の弦側端面の影が映ることを防止できる。
反射ユニット17の一方の焦点f1側にある上側の取り付け枠13には上部光源ユニット29が取り付けられ、下側の取り付け枠13には下部光源ユニット31が取り付けられている。つまり、上下一対の光源ユニット29,31を備えている。上部光源ユニット29は、平面視で一方の焦点f1を挟んで配置された右眼用光源33と左眼用光源35からなる一対の光源を備えている。下部光源ユニット31は、平面視で一方の焦点f1を挟んで配置された右眼用光源37と左眼用光源39からなる一対の光源を備えている。全ての光源、つまり、右眼用光源33と、左眼用光源35と、右眼用光源37と、左眼用光源39とは、反射面19に向けて光を照射可能な姿勢で取り付け枠13に取り付けられている。具体的には、各光源33,35,37,39の出光面が反射面19に向けられている。
上部光源ユニット29は、右眼用光源33と左眼用光源35との間に上部遮光部材41が取り付けられている。同様に、下部光源ユニット31は、右眼用光源37と左眼用光源39との間に下部遮光部材43が取り付けられている。上部遮光部材41及び下部遮光部材43は、光を透過しない部材で構成されている。また、各光源33,35,37,39は、出光面側に拡散部材45を備えている。この拡散部材45は、周囲に均等に光を拡散する特性を有するものが好ましい。
上記の拡散部材45を備えているので、上部光源ユニット29と下部光源ユニット31の発光形状が透過型の液晶表示パネル5に映るのを抑制することができる。
なお、上述した右眼用光源33が本発明における「上部第1の光源」に相当し、左眼用光源35が「上部第2の光源」に相当する。また、右眼用光源37が本発明における「下部第1の光源」に相当し、左眼用光源39が本発明における「下部第2の光源」に相当する。また、上部光源ユニット29と下部光源ユニット31とが本発明における「光源ユニット」に相当する。
<制御例1>
次に、図5及び図6を参照する。なお、図5は立体画像表示装置の制御系に係るブロック図であり、図6(a)及び図6(b)は光源ユニットの制御例1を示し、背面から見た状態を示す模式図である。
制御部63は、映像信号VDを受け取るとともに、両眼視差を有する右眼用画像と左眼用画像とを透過型の液晶表示パネル5に対して交互に出力する画像信号出力部65と、画像信号出力部65が右眼用画像と左眼用画像とを順次に切り換える際に、垂直同期信号VSに基づき、画像に応じて上部光源ユニット29と下部光源ユニット31の点灯を制御する光源制御部67とを備えている。
なお、画像信号出力部65が本発明における「画像出力手段」に相当し、光源制御部67が本発明における「光源制御手段」に相当する。また、右眼用画像が本発明における「第1の画像」に相当し、左眼用画像が本発明における「第2の画像」に相当する。
光源制御部67は、画像信号出力部65が右眼用画像と左眼用画像とを透過型の液晶表示パネル5に出力する際に、上部光源ユニット29及び下部光源ユニット31における右眼用光源33,37と左眼用光源35,39とを切り換えて点灯させる。具体的には、図6(a)に示すように、透過型の液晶表示パネル5に右眼用画像が表示されている場合には、右眼用光源33,37を点灯させる。また、図6(b)に示すように、左眼用画像が表示されている場合には、左眼用光源35,39を点灯させる。
なお、透過型の液晶表示パネル5は、右眼用画像から左眼用画像へ瞬時に書き換えられるものではなく、あるタイミングでは右眼用画像と左眼用画像とが混濁した状態が存在する。例えば、上半分が左眼用画像であり、下半分が右眼用画像となっているような状態がある。そのような場合には、上述したように右眼用光源33,35と左眼用光源37,39を一度に切り換えるのではなく、まず右眼用光源37を点灯させたまま右眼用光源33だけを消灯し、左眼用光源39を消灯させたまま左眼用光源35だけを点灯させた状態を経て左眼用光源35,39をともに点灯させるように光源制御部67が各光源を操作するようにしてもよい。これにより、右眼用画像と左眼用画像とが同時に観察者に認識されて立体画像が不鮮明となるのを防止することができる。
上述したように、本実施例によると、一方の焦点f1を反射面19側に有し、楕円ミラー15を備えた反射ユニット17と透過型の液晶表示パネル5との間に一対の光源33,35,37,39を備えた上部光源ユニット29及び下部光源ユニット31を上下一対で配置しているので、装置の横幅を抑制できる。その上、楕円ミラー15は固定式であり、しかも平面視で対称形状の反射面19を採用しているので、各々の光源で共通の楕円ミラー15を利用することができる。したがって、小型化及び装置コストの低減を図った立体画像表示装置を実現することができる。
また、光源として上部光源ユニット29及び下部光源ユニット31の二つを備えているので、透過型の液晶表示パネル5に表示される画像の輝度を高くすることができる。さらに、上部遮光部材41及び下部遮光部材43を備えているので、右眼用光源33,37と左眼用光源35,39の一方側から出射される光が他方側に出射されるのを抑制することができる。したがって、右眼用画像と左眼用画像を透過型の液晶表示パネル5に明瞭に表示させることができる。
さらに、仕切り位置dpに仕切りミラー28を備えているので、上部光源ユニット29を構成している右眼用光源33及び左眼用光源35と、下部光源ユニット31を構成している右眼用光源37及び左眼用光源39とから出射された光の照射範囲を従来に比較して明確にすることができる。したがって、光源制御部67により、画像信号出力部65から出力される画像に応じて各光源33,35,37,39を切り換えることにより切り換え効果を好適に発揮させることができる。その結果、右眼用画像と左眼用画像が混濁して観察されるクロストークを抑制することができ、立体画像を明確に表示させることができる。
<制御例2>
次に、図7を参照して、上記の制御とは異なる制御例について詳細に説明する。なお、図7は、光源ユニットの制御例2を示し、画像の遷移と光源の切り換えタイミングを示すタイムチャートである。
なお、以下の説明においては、左眼用画像が透過型の液晶表示パネル5の全面に出力された状態から、次の画像である右眼用画像が、透過型の液晶表示パネル5の上端から下端に向かって出力され、それが順次繰り返される場合を例にとって説明する。また、図中におけるVBLANKはブランク期間を表し、符号T1は書き換え期間(例えば、120Hz(8.33msec))を示す。
透過型の液晶表示パネル5にt1時点で右眼用画像が出力され始め、仕切り位置dpに相当する位置に右眼用画像が出力されるt2時点から、右眼用画像のブランク期間VBLANKの開始時点t4までの間に、光源制御部67は上部光源ユニット29の右眼用光源33を点灯させるとともに、光源制御部67は右眼用画像のブランク期間VBLANKの終了時点t5までに右眼用光源33を消灯させる。
より好ましくは、仕切り位置dpに相当する位置に右眼用画像が出力されたt2時点から、透過型の液晶表示パネル5の応答時間rtだけ遅れたt3時点で右眼用光源33を点灯させ、ブランク期間VBLANKの終了時点t5で右眼用光源33を消灯させる。なお、応答時間rtは、本発明における「所定時間」に相当し、例えば、3〜10msecであり、透過型の液晶表示パネル5の種類によって異なる。この応答時間rtは、透過型の液晶表示パネル5の個々の液晶セルに映像信号が入力されてから応答し、液晶セルが実際に書き換わり完了するまでの時間である。したがって、応答時間rtにさらに余裕を持たせるための余裕時間を付加して、それを所定時間とし、この時間だけ遅れて点灯させるようにしてもよい。
次に、右眼用画像に続いて透過型の液晶表示パネル5に左眼用画像が出力され、右眼用画像のブランク期間VBLANKの開始時点t4から、仕切り位置dpに相当する位置に左眼用画像が出力されるまでの間に、下部光源ユニット29の右眼用光源37を点灯させるとともに、仕切り位置dpに相当する位置に左眼用画像が出力されるt7時点までに右眼用光源37を消灯させる。
詳細には、右眼用画像のブランク期間VBLANKの開始時点t4から応答時間rtだけ遅れたt6時点で右眼用光源37を点灯させ、左眼用画像が仕切り位置dpに達した時点t7で右眼用光源37を消灯させる。
次に、仕切り位置dpに相当する位置に左眼用画像が出力される時点t7から、左眼用画像のブランク期間VBLANKの終了時点t10までの間に左眼用光源35を点灯させるとともに、左眼用画像のブランク期間VBLANKの終了時点t10までに左眼用光源35を消灯させる。
好ましくは、左眼用画像が仕切り位置dpに達した時点t7から応答時間rtだけ遅れた時点t8で左眼用光源35を点灯させるとともに、左眼用画像のブランク期間VBLANKの終了時点t10で左眼用光源35を消灯させる。
次に、左眼用画像に続いて透過型の液晶表示パネル5に右眼用画像が出力され、左眼用画像のブランク期間VBLANKの開始時点t9から、仕切り位置dpに相当する位置に右眼用画像が出力されるt12時点までの間に左眼用光源39を点灯させるとともに、仕切り位置dpに相当する位置に左眼用画像が出力されるt12時点までに左眼用光源39を消灯させる。
より好ましくは、左眼用画像のブランク期間VBLANKの開始時点t9から応答時間rtだけ遅れたt11時点で左眼用光源39を点灯させるとともに、仕切り位置dpに右眼用画像が出力された時点t12で左眼用光源39を消灯させる。
上述したように制御することにより、仕切り位置dpに相当する位置に画像(右眼用画像または左眼用画像)が出力される時点t2(または時点t7)から、その画像のブランク期間VBLANKの終了時点t5(または終了時点t10)までの間に上部光源ユニット29(右眼用光源33または左眼用光源35)を点灯させるとともに、その画像のブランク期間の終了時点t5(また終了時点t10)までに上部光源ユニット29(右眼用光源33または左眼用光源35)を消灯させる。したがって、右眼用画像を右眼用画像33で効率的に照射させることができ、左眼用画像を左眼用画像35で効率的に照射させることができる。また、画像(右眼用画像または左眼用画像)のブランク期間VBLANKの開始時点t4(または開始時点t9)から、仕切り位置dpに相当する位置に、その画像に続く画像(左眼用画像または右眼用画像)が出力されるまでの間に下部光源ユニット31(右眼用光源37または左眼用光源39)を点灯させるとともに、仕切り位置dpに相当する位置に、その画像に続く画像(左眼用画像または右眼用画像)が出力されるまでに下部光源ユニット31(右眼用光源37または左眼用光源39)を消灯させるので、右眼用画像を右眼用光源37で効率的に照射させることができ、左眼用画像を左眼用光源39で効率的に照射させることができる。したがって、仕切りミラー28の効果も相まって、上部光源ユニット29及び下部光源ユニット31の切り換え効果を好適に発揮させることができる。
また、透過型の液晶表示パネル5には映像信号VDが与えられても、液晶が応答するのに時間を要するので、応答時間rtだけ遅れて実際に画像が形成されることになる。しかし、上述したように、この応答時間rtを所定時間により考慮することにより、未完成の画像が照射されて観察者に認識されるのを抑制することができる。したがって、右眼用画像と左眼用画像を鮮明に観察者に認識させることができる。
また、右眼用光源33を、右眼用画像のブランク期間VBLANKの終了時点t5で消灯させ、また、右眼用光源37を、仕切り位置dpに相当する位置に左眼用画像が出力された時点t7で消灯させるので、右眼用画像に続いて出力されてくる左眼用画像が観察者に認識されるのを防止することができる。また、左眼用光源35を、左眼用画像のブランク期間VBLANKの終了時点t10で消灯させ、左眼用光源39を、仕切り位置dpに相当する位置に右眼用画像が出力された時点t12で消灯させるので、左眼用画像に続いて出力されてくる右眼用画像が観察者に認識されるのを防止することができる。したがって、右眼用画像を右眼用光源33,37で好適に照射させることができ、左眼用画像を左眼用光源35,39で好適に照射させることができ、右眼用画像と左眼用画像が同時に観察者に認識されるのを抑制できる。
<制御例3>
次に、図8を参照して、上記の制御例1,2とは異なる制御例について詳細に説明する。なお、図8は、画像の間に黒帯を出力する場合における光源ユニットの制御例3を示し、画像の遷移と光源の切り換えタイミングを示すタイムチャートである。
ここでは、画像信号出力部65が右眼用画像と左眼用画像との境界に「黒帯」を挿入する場合の制御例について説明する。
光源制御部67は、右眼用画像の前にある黒帯の始端が仕切り位置dpに達した時点t3から応答時間rtだけ遅れたt5時点で右眼用光源33を点灯させ、右眼用画像の後にある黒帯の終端が画面最上部に達するt9時点までに右眼用光源33を消灯させる。この例では、t9時点で消灯させている。
また、光源制御部67は、右眼用画像の前にある黒帯の始端が透過型の液晶表示パネル5の下端に達した時点t5から応答時間rtだけ遅れた時点t8で右眼用光源37を点灯させ、右眼用画像の後にある黒帯の終端が仕切り位置dpに達する時点t11までに右眼用光源37を消灯させる。この例では、t11時点で消灯させている。
次に、光源制御部67は、左眼用画像の前にある黒帯の始端が仕切り位置dpに達した時点t10から応答時間rtだけ遅れた時点t12で左眼用光源35を点灯させ、左眼用画像の後にある黒帯の終端が画面最上部に達するt16時点までに左眼用光源35を消灯させる。この例では、t16時点で左眼用光源を消灯させている。
また、左眼用画像の前にある黒帯の始端が透過型の液晶表示パネル5の下端に達した時点12から応答時間rtだけ遅れた時点t15で左眼用光源39を点灯させ、左眼用画像の後にある黒帯の終端が仕切り位置dpに達する時点t18までに左眼用光源39を消灯させる。この例では、t18時点で消灯させている。
この制御例3のように、画像信号出力部65が右眼用画像と左眼用画像との間に黒帯を挿入する場合には、黒帯の始端が仕切り位置dpに達した時点を基準にして上部の光源(右眼用光源33または左眼用光源35)を点灯させ、次の黒帯の終端が画面最上部に書き込み開始されるまでに上部の光源(右眼用光源33または左眼用光源35)を消灯させる。また、黒帯の始端が液晶表示パネル5の下端に達した時点を基準にして下部の光源(右眼用光源37または左眼用光源39)を点灯させ、次の黒帯の終端が仕切り位置dpに達するまでに下部の光源(右眼用光源37または左眼用光源39)を消灯させる。したがって、少なくとも黒帯の幅分は早めに光源を点灯しても他方の画像に影響を与えることがないので、光源の点灯時間を稼ぐことができ、光源制御部67が点灯制御を容易に行うことができる。
<制御例4>
次に、図9を参照して、制御例4について詳細に説明する。なお、図9は、光源ユニットの制御例4を示し、FP1が比較例を示し、FP2が制御例4を示すタイムチャートである。また、図10は、クロストークの均一性の説明に供する模式図である。
制御例FP1は、上述した図7の制御例2と同様のタイミングで光源を制御している比較例である。但し、この液晶表示パネル5は、応答時間=rt1であり、上述した図7における応答時間rtとは、応答時間rt<応答時間rt1の関係にあるとする。具体的には、例えば、図中に括弧書きした応答時間rtが3msecとすると、応答時間rt1はその2倍の6msecである。このように液晶表示パネル5の応答時間rt1が遅い場合には、実際に画像の書き換えが完了するタイミングが映像信号VDから極端に遅れるので、制御例FP1のようなタイミングで光源制御を行わせると、次のような問題が起き得る。
すなわち、図10の模式図に示す仕切り位置dpの上側R2及び液晶表示パネル5の下端R4において、右眼用画像と左眼用画像の混濁が大きくなり得るとともに、液晶表示パネル5の上端R1及び仕切り位置dpの下側R3において、右眼用画像と左眼用画像の混濁が小さくなり得る。そのため、右眼用画像と左眼用画像の混濁が液晶表示パネル5で不均一になり、クロストーク分布が不均一になる問題が生じ得る。
このような場合には、制御例4であるFP2に示すように光源制御を行うことが好ましい。なお、図9のFP1において、符号ftで示しているのは、透過型の液晶表示パネル5に求められる、画像観察に必要な最低限の輝度を得るために必要な点灯期間である。したがって、少なくとも一定期間ftの点灯を維持すれば、所望の輝度で透過型の液晶表示パネル5に画像を表示させることができる。また、所定時間rt2は、基準としている時点から光源を点灯するまでの遅延時間にあたるものである。
光源制御部67は、透過型の液晶表示パネル5に右眼用画像が出力され、右眼用画像が仕切り位置dpに達した時点t2から、応答時間rt1より短い所定時間rt2だけ遅れたt8時点で右眼用光源33を点灯させ、一定期間ft2の経過後に右眼用光源33を消灯させる。この例では、t9時点で消灯させている。なお、右眼用光源33をt2時点から、応答時間rt1より短い所定時間rt2だけ遅れて点灯させているのは、応答時間rt1が遅い場合には、t2時点から応答時間rt1だけ遅れて右眼用光源33を点灯させても、既にt7時点を過ぎているので、t7時点で消灯させることができないからである。また、応答時間rt1が長くなり、t7−(t2+rt1)が一定期間ft2より短い場合は、t2時点から応答時間rt1だけ遅れて点灯させると、一定期間ft2を確保することができない。そこで、応答時間rt1より短い所定時間rt2だけt2時点から遅れて右眼用光源33を点灯させ、点灯から一定期間ft2(≧ft)経過後に消灯させるようにしている。このようなタイミングとしているのは、以下の場合も同様の理由である。
なお、上記の一定期間ft2において、一定期間ft2の点灯期間の間に液晶表示パネル5の上端R1では左眼用画像の出力が開始されてしまい、仕切り位置dpの上側R2では、右眼用画像について液晶セルが応答を完了しないうちに右眼用光源33が点灯するので、液晶表示パネル5の上端R1と仕切り位置dpの上側R2において画像の混濁が生じる。一定期間ft2が長いほど、この混濁を生じる期間が長くなるので、一定期間ft2は一定期間ftに等しいことが好ましい。また、所定時間rt2については、液晶表示パネル5の上端R1と仕切り位置dpの上側R2における画像の混濁が同程度になるように、所定時間rt2を実験的に決定する。なお、所定時間rt2は、透過型の液晶表示パネル5の応答特性のカーブ(液晶表示パネル5の種類や温度によっても変動する)によって適正値が異なるので、計算により応答時間rt2を例示することが困難である。
また、右眼用画像に続いて透過型の液晶表示パネル5に左眼用画像が出力され、右眼用画像のブランク期間VBLANKの開始時点t6から所定時間rt2だけ遅れたt12時点で右眼用光源37を点灯させ、一定期間ft2の経過後に消灯させる。この例では、t13時点で消灯させている。
左眼用画像が仕切り位置dpに達した時点t11から所定時間rt2だけ遅れて左眼用光源35を点灯させ、一定期間ft2の経過後に左眼用光源35を消灯させる。この例では、t17時点で消灯させている。
左眼用画像に続いて透過型の液晶表示パネル5に右眼用画像が出力され、左眼用画像のブランク期間VBLANKの開始時点t14から所定時間rt2だけ遅れて左眼用光源39を点灯させ、一定期間ft2の経過後に左眼用光源39を消灯させる。この例では、時点t20で消灯させている。
上述したように、所定時間rt2だけ遅れたタイミングで光源を点灯させ、一定時間ft2後に消灯させる制御を行わせると、液晶表示パネル5の上端R1及び仕切り位置dpの下側R3では右眼用画像と左眼用画像の混濁が大きくなり得るが、仕切り位置dpの上側R2及び液晶表示パネル5の下端R4では点灯までの時間を稼ぐことができるので、右眼用画像と左眼用画像の混濁が小さくなり得る。したがって、液晶表示パネル5の画面全体における混濁が平均化されて観察されるので、観察者から見た混濁を均一にできる。そのため、クロストーク分布を均一にすることができる。
<第1の変形例>
上述した実施例装置は、反射ユニット17の光路空間27が材料で満たされず空気だけであったが、例えば、反射ユニット17が次のように構成されていてもよい。ここで、図11を参照する。なお、図11は反射ユニットの第1の変形例を示す横断面図である。
この立体画像表示装置1Aは、反射ユニット17Aを構成している楕円ミラー15Aの光路空間27Aが導光体71で構成されている。導光体71は、光を透過する材料であればどのような材料でもよいが、例えば、アクリル樹脂が挙げられる。なお、導光体71の仕切り位置dpには、仕切りミラー28が設けられている。
このような第1の変形例の構成によると、反射面19が空気に触れることなく反射率の経時劣化を抑制できる。
なお、上述した反射ユニット17Aは、図12のように構成するのが好ましい。なお、図12は、反射ユニットの好適な構成例を示す分解斜視図である。
反射ユニット17Aは、上部導光体73と、下部導光体75とを備えている。上部導光体73と下部導光体75は、図1に示した仕切り位置dpに相当する高さを有する別個のブロック体である。上部導光体73の下面または(及び)下部導光体75の上面には、仕切りミラー28Aが被着されている。また、上部導光体73と下部導光体75の楕円形状の側面側(図12の右方向背面側)には、反射面19A,19Bが被着されている。仕切りミラー28A、反射面19A,19Bは、上部導光体73と下部導光体75にどのような方法で被着されてもよいが、例えば、蒸着によって被着させる。
<第2の変形例>
上述した実施例装置及び第1の変形例は、反射ユニット17(17A)が一般的な楕円ミラー15,15Aで構成されていたが、楕円ミラーを次のように構成してもよい。ここで図13を参照する。なお、図13は、反射ユニットの第2の変形例を示す横断面図である。
この立体画像表示装置1Bの反射ユニット17Bが備える楕円ミラー15Bは、楕円ミラー15,15Aの反射面19を分解した多数の反射面19(フレネル型の反射面)を有するフレネル型の反射ミラーで構成されている点が上述した構成とは異なる。このように、楕円ミラー15,15Aと同じ一方の焦点f1と他方の焦点f2でありながら、フレネル型の反射面19で楕円ミラー15Bを構成しているので、装置の横幅だけでなく、装置の奥行きをも短縮することができ、より一層の小型化を図ることができる。
なお、反射ユニット17Bであっても、上述した第1の変形例のように、光路空間27Bを導光体(71B)で構成してもよい。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例及び変形例では、第1の画像及び第2の画像として、両眼視差のある右眼用画像及び左眼用画像を挙げているが、例えば、第1の画像と第2の画像とを全く異なる画像としてもよい。これにより、上述した観察者の右眼ERの位置を含む観察者の右側の範囲と、観察者の左眼ELの位置を含む観察者の左側の範囲において、異なる複数の観察者がそれぞれ異なる画像を同時に観察することができる、いわゆる「デュアルビュー」の画像表示装置を実現することができる。
(2)上述した各実施例及び変形例では、透過型の液晶表示パネル5の背面に拡散部材11を備えているが、例えば、楕円ミラー15と上側反射板23及び下側反射板25の接合部付近に存在する横方向の境目などが透過型の液晶表示パネル5に影響を与えない場合には、拡散部材11を備える必要はない。
(3)上述した各実施例及び変形例では、上部光源ユニット29と下部光源ユニット31にそれぞれ拡散部材45を備えているが、上部光源ユニット29と下部光源ユニット31の発光形状が透過型の液晶表示パネル5に影響を与えない場合には拡散部材45を備える必要はない。
(4)上述した実施例では、光源の制御例1〜4を例示したが、これらは仕切り位置dpが楕円ミラー15の高さの1/2である場合である。したがって、仕切り位置dpが上述した例と異なる場合には、仕切り位置dpに応じて点灯消灯のタイミングをずらせばよい。
(5)上述した実施例では、透過型の表示パネルとして透過型の液晶表示パネル5を例に採って説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、透過型の表示パネルであれば本発明を適用することができる。例えば、透過型の液晶表示パネル5に代えて透過型のMEMS(microelectro mechanical systems)を採用してもよい。
1,1A,1B … 立体画像表示装置
3 … 筐体
5 … 透過型の液晶表示パネル
15,15A,15B … 楕円ミラー
17,17A,17B … 反射ユニット
19 … 反射面
21 … 楕円
f1 … 一方の焦点
f2 … 他方の焦点
28 … 仕切りミラー
Lm … 楕円ミラーの高さ
dp … 仕切り位置
VBLANK … ブランク期間
rt … 応答時間
29 … 上部光源ユニット
31 … 下部光源ユニット
33,37 … 右眼用光源
35,39 … 左眼用光源
41 … 上部遮光部材
43 … 下部遮光部材
63 … 制御部
65 … 画像信号出力部
67 … 光源制御部

Claims (8)

  1. 画像を表示する画像表示装置において、
    画像を表示するための透過型の表示パネルと、
    前記透過型の表示パネルの背面側に配置され、楕円の円弧の一部であって、平面視で中心線を挟んで対称形状の反射面を備え、楕円の一方の焦点を前記反射面側に有し、楕円の他方の焦点を観察者の両眼の間に設定されている楕円ミラーと、前記楕円ミラーの縦方向の中間位置にあたる仕切り位置に、水平姿勢で設けられた仕切りミラーとを備えた反射ユニットと、
    前記透過型の表示パネルの一方の焦点側であって、前記反射面に光を照射する姿勢で前記透過型の表示パネルの背面側上部に付設され、平面視で前記反射ユニットの一方の焦点を挟んで設けられている上部第1の光源及び上部第2の光源を備えた上部光源ユニットと、前記透過型の表示パネルの一方の焦点側であって、前記反射面に光を照射する姿勢で前記透過型の表示パネルの背面側下部に付設され、平面視で前記反射ユニットの一方の焦点を挟んで設けられている下部第1の光源及び下部第2の光源を備えた下部光源ユニットとの上下一対の光源を備えている光源ユニットと、
    前記透過型の表示パネルに第1の画像と第2の画像とを交互に出力する画像出力手段と、
    前記画像出力手段が第1の画像から第2の画像に、第2の画像から第1の画像に順次に切り換える際に、それぞれの画像に応じて前記光源ユニットの照射を制御する光源制御手段と、
    を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記光源制御手段は、
    前記透過型の表示パネルに第1の画像が出力され、前記仕切り位置に相当する位置に第1の画像が出力される時点から、第1の画像のブランク期間の終了時点までの間に前記上部第1の光源を点灯させるとともに、第1の画像のブランク期間の終了時点までに前記上部第1の光源を消灯させ、
    第1の画像に続いて前記透過型の表示パネルに第2の画像が出力され、第1の画像のブランク期間の開始時点から、仕切り位置に相当する位置に第2の画像が出力されるまでの間に前記下部第1の光源を点灯させるとともに、仕切り位置に相当する位置に第2の画像が出力されるまでに前記下部第1の光源を消灯させ、
    仕切り位置に相当する位置に第2の画像が出力される時点から、第2の画像のブランク期間の終了時点までの間に前記上部第2の光源を点灯させるとともに、第2の画像のブランク期間の終了時点までに前記上部第2の光源を消灯させ、
    第2の画像に続いて前記透過型の表示パネルに第1の画像が出力され、第2の画像のブランク期間の開始時点から、仕切り位置に相当する位置に第1の画像が出力されるまでの間に前記下部第2の光源を点灯させるとともに、仕切り位置に相当する位置に第1の画像が出力されるまでに前記下部第2の光源を消灯させる
    ことを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記光源制御手段は、
    前記上部第1の光源を、第1の画像が仕切り位置に達した時点から所定時間だけ遅れて点灯させ、
    前記下部第1の光源を、第1の画像のブランク期間の開始時点から所定時間だけ遅れて点灯させ、
    前記上部第2の光源を、第2の画像が仕切り位置に達した時点から所定時間だけ遅れて点灯させ、
    前記下部第2の光源を、第2の画像のブランク期間の開始時点から所定時間だけ遅れて点灯させる
    ことを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項2または3に記載の画像表示装置において、
    前記光源制御手段は、
    前記上部第1の光源を、第1の画像のブランク期間の終了時点までに消灯させ、
    前記下部第1の光源を、仕切り位置に相当する位置に第2の画像が出力された時点までに消灯させ、
    前記上部第2の光源を、第2の画像のブランク期間の終了時点までに消灯させ、
    前記下部第2の光源を、仕切り位置に相当する位置に第1の画像が出力された時点までに消灯させる
    ことを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記光源制御手段は、
    前記透過型の表示パネルに第1の画像が出力され、前記仕切り位置に相当する位置に第1の画像が出力される時点から所定時間だけ遅れて前記上部第1の光源を点灯させ、一定期間経過後に前記上部第1の光源を消灯させ、
    第1の画像のブランク期間の開始時点から所定時間だけ遅れて前記下部第1の光源を点灯させ、一定期間経過後に前記下部第1の光源を消灯させ、
    第1の画像に続いて前記透過型の液晶表示パネルに第2の画像が出力され、第2の画像が仕切り位置に相当する位置に出力される時点から所定時間だけ遅れて前記上部第2の光源を点灯させ、一定期間経過後に前記上部第2の光源を消灯させ、
    第2の画像のブランク期間の開始時点から所定時間だけ遅れて前記下部第2の光源を点灯させ、一定期間経過後に前記下部第2の光源を消灯させ、
    前記一定期間は、画像表示装置の所望の輝度により決定され、前記所定時間は、表示画像の上側と仕切り位置と下側における第1の画像と第2の画像の混濁が同程度になるように決定されたものである
    ことを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記画像出力手段が第1の画像と第2の画像との境界に黒帯を挿入する場合、
    前記光源制御手段は、
    第1の画像の前にある黒帯の始端が仕切り位置に達した時点から所定時間だけ遅れて前記上部第1の光源を点灯させ、第1の画像の後にある黒帯の終端が画面最上部に達するまでに前記上部第1の光源を消灯させ、
    第1の画像の前にある黒帯の始端が前記透過型の表示パネルの下端に達した時点から所定時間だけ遅れて前記下部第1の光源を点灯させ、前記第1の画像の後にある黒帯の終端が仕切り位置に達するまでに前記下部第1の光源を消灯させ、
    第2の画像の前にある黒帯の始端が仕切り位置に達した時点から所定時間だけ遅れて前記上部第2の光源を点灯させ、第2の画像の後にある黒帯の終端が画面最上部に達するまでに前記上部第2の光源を消灯させ、
    第2の画像の前にある黒帯の始端が前記透過型の表示パネルの下端に達した時点から所定時間だけ遅れて前記下部第2の光源を点灯させ、前記第2の画像の後にある黒帯の終端が仕切り位置に達するまでに前記下部第2の光源を消灯させる
    ことを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットは、前記光源ユニットからの光が通る光路空間が気中であることを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項1から6のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記反射ユニットは、
    前記仕切り位置より上部に上部導光体を備え、前記仕切り位置より下部に下部導光体を備え、
    前記楕円ミラーは、前記上部導光体と前記下部導光体の側面に被着されて構成され、
    前記仕切りミラーは、少なくとも前記上部導光体の下面または前記下部導光体の上面に被着されて構成されている
    ことを特徴とする画像表示装置。
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