JP4518523B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、菓子や食品などの被計量物を複数のホッパに投入し、各ホッパでの計量結果から目標値に近い組合せとなるホッパを選択して被計量物を排出させる組合せ計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、菓子や果物、形状が一定でない加工食品のように、個々の重量にばらつきのある被計量物を、目標とする重量範囲内となるように計量する組合せ計量装置が知られている。
【0003】
この種の組合せ計量装置は、被計量物を搬送する複数の放射フィーダと、複数のプールホッパと、複数の計量ホッパおよびこれに連結された計量器とを備え、各計量器の計量値を組合せ演算し、一定の許容範囲内の重量となる計量ホッパの組合せを選択して、被計量物を排出させる。
【0004】
ところで、組合せ演算においては、組合せの総数に応じて計量精度が変化し、この組合せの総数は、組合せに参加できるホッパの数(参加ホッパ数)に対する、組合せ選択されて被計量物が排出されるホッパの数(排出ホッパ数)に応じて変化する。つまり、組合せ計量においては、排出ホッパ数を最適な値にすることが重要であり、このため、各ホッパへの供給量を変更して、排出ホッパ数を適正な値に調整する必要がある。
【0005】
そこで、従来の組合せ計量装置においては、装置に付属するリモートコントローラ(リモコン)の画面に、毎回の組合せ計量ごとに、排出重量、排出ホッパ数及び各ホッパの組合せ参加状態が表示されるようになっており(図8)、作業者は、画面に表示されたデータを見ながら各ホッパへの供給量を変更することによって、排出ホッパ数を調整するようになっている。ここで、排出重量とは、組合せ選択されて被計量物が排出されるホッパの合計計量値をいう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、組合せ計量においては、排出ホッパ数を適正な値に調整するためには、毎回の組合せ計量ごとの排出ホッパ数や排出重量を知ることだけでは不十分であり、過去の組合せ計量における排出ホッパ数や排出重量の傾向を把握することが必要である。
【0007】
また、従来の組合せ計量装置の表示画面においては、計量速度が増大するに伴って、上記排出重量や排出ホッパ数の表示が高速で変化する。このため、作業者は、その表示の変化に目が追いつかなくなり、排出重量や排出ホッパ数の値を読み取れず、上記供給量の変更すなわち排出ホッパ数の調整が困難となっていた。
【0008】
本発明は、上記の問題点を解決して、調整の目安となるデータを表示させることにより、排出ホッパ数を適正な値に容易に調整することができる組合せ計量装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る組合せ計量装置は、
複数のホッパに供給された被計量物の計量値を組合せ演算して、許容範囲内となる組合せを選択する組合せ計量装置において、組合せ選択されて被計量物が排出されたホッパ数の、組合せ計量の過去複数回分の時系列データを用いて平均値を演算する平均排出ホッパ数演算手段と、前記平均排出ホッパ数を数値で表示するとともに、前記平均排出ホッパ数に基づくデータをグラフにて表示し、該データの良否を判断する目安データである不足範囲と適正範囲と過剰範囲とを併せて表示する表示手段と、前記表示手段にて前記平均排出ホッパ数と平均排出ホッパ数に基づくデータと不足範囲と適正範囲と過剰範囲とを併せてグラフにて表示している状態で、前記各ホッパへの供給量を変更して排出ホッパ数を調整する調整キーと、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る組合せ計量装置は、請求項1において、前記表示手段はさらに排出ホッパ数を数値で表示することを特徴とする。
【0010】
この請求項1、2の装置によれば、組合せ選択されて被計量物が排出されたホッパ数の、組合せ計量の過去複数回の時系列データを用いて演算された平均排出ホッパ数を数値で表示するとともに、平均排出ホッパ数に基づくデータをグラフにて表示し、該データの良否を判断する目安データである不足範囲と適正範囲と過剰範囲とを併せて表示するようにしたので、過去複数回の組合せ計量における排出ホッパ数の傾向を容易に把握することができ、しかも、平均排出ホッパ数データの良否を判断でき、排出ホッパ数の傾向が適正か否かを一目で判断することができる。
さらに、調整の目安となる排出ホッパ数の傾向を見ながら被計量物のホッパへの供給量を変更して、排出ホッパ数を適正な値に容易に調整することができる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る組合せ計量装置を示す一部切断した概略正面図である。図1において、搬送コンベア1によって搬送されてきた被計量物Mは、投入シュート2を介して平坦な円錐状の分散フィーダ3上に供給される。この分散フィーダ3は加振器4の駆動により振動されて被計量物Mを分散させる。分散フィーダ3の下方周囲には加振器8を各々有する複数の放射フィーダ7が放射状に配置され、この各放射フィーダ7の先端部下方には、複数のプールホッパ9が各駆動フィーダ7に個々に対応させて円形に配置されている。さらに、プールホッパ9の下方には、複数の計量ホッパ10が各プールホッパ9に個々に対応させて円形に配設され、その下方に、複数のブースタホッパ12が各計量ホッパ10に個々に対応させて円形に配設されている。上記プールホッパ9、計量ホッパ10およびブースタホッパ12には、これらの下部排出口を開閉するゲート13,14,15,16が備えられている。
【0022】
上記各放射フィーダ7は分散フィーダ3から受けた被計量物Mを振動によって対応するプールホッパ9に供給し、プールホッパ9は、供給された被計量物Mを一時的にプールした後に、ゲート13の開動により排出して計量ホッパ10に供給する。
【0023】
上記計量ホッパ10は、この計量ホッパ10内の被計量物Mの重量を計量するロードセルのような計量器11を介して、後述するケース23に支持されている。計量ホッパ10の下方には、計量ホッパ10から排出された被計量物Mを一時収納するブースタホッパ12が設けられ、そのブースタホッパ12の下方には、計量ホッパ10および/またはブースタホッパ12から排出された被計量物Mを中央下部に集める集合排出シュート17が配置されている。集合排出シュート17の下端排出口にはタイミングホッパ18が連結されている。後述する選択された計量ホッパ10およびブースタホッパ12から排出された被計量物Mは、集合排出シュート17により集合された上で、タイミングホッパ18を通って包装機19に供給されて包装される。なお、組合せ計量装置は、ブースタホッパ12を有しない場合もある。
【0024】
上記の各構成はつぎのように支持されている。すなわち、支持架台20上に載置された本体フレーム21に、複数の支持脚22を介してケース23が支持されており、このケース23の上部に、投入シュート2、分散フィーダ3、放射フィーダ7およびプールホッパ9が配設されている。ケース23内には、計量器11や、プールホッパ9、計量ホッパ10およびブースタホッパ12の図示しない制御部や駆動機などが収納されている。
【0025】
各計量ホッパ10で計量された被計量物Mは、ブースタ側ゲート14の開動により、対応するブースタホッパ12に計量値とともに移されるか、またはシュート側ゲート15の開動により、集合排出シュート17に排出される。空になった計量ホッパ10には、プールホッパ9から被計量物Mが供給される。計量ホッパ10とブースタホッパ12とを合わせた全ホッパについて組合せ演算がなされ、この組合せ演算により選択されたホッパから排出される被計量物Mは、集合排出シュート17で集合されたのち、タイミングホッパ18を通って包装機19に排出される。
【0026】
図2は上記実施形態の制御系の構成を示すブロック図である。
この組合せ計量装置1は、計量ホッパ10に収納された被計量物Mを計量する複数の計量器11であるロードセル30−1〜30−n、これらのロードセル30−1〜30−nから取り出された各計量信号をそれぞれ増幅する増幅器31、各計量信号が入力されるマルチプレクサ32、A/D変換器34、例えばDSP(Digital Signal Processor)37の一部からなる安定判別手段35、装置全体を制御する制御部(CPU)40及びこのCPU40と接続されているリモートコントロールユニット(リモコン)41を備えている。
【0027】
ロードセル30−1〜30−nから出力された各計量信号は、増幅器31により増幅され、マルチプレクサ32に入力される。各信号は、DSP37からのチャネル切換制御信号C1を受けたマルチプレクサ32により選択的に取り出され、DSP37からのサンプリング制御信号C2によってA/D変換器34で順次サンプリングされてディジタル信号に変換され、安定判別手段35を介して、CPU40に入力される。ブースタホッパ12に収納された被計量物Mの計量信号には、その被計量物Mを投下した計量ホッパ10の当該計量信号がCPU40内のメモリ38に一時的に記憶されて用いられる。
【0028】
安定判別手段35は、各計量器11からの計量信号が処理された後、その信号が示す計量値が組合せに参加可能に安定化したか否かを判別する。すなわち、各ホッパ10,12ごとにフラグ付きのメモリが設けられており、計量ホッパ10においては、例えば計量値5回分が記憶され、その間で各計量値が基準値内に収束すると、フラグが立てられ、安定化したと判別される。また、ブースタホッパ12においては、対応する計量ホッパ10のゲート14が開いて一定時間経過すると、同様にフラグが立てられ、安定化したと判別される。ゲート14の開動は図示しないセンサにより検出する。このフラグを立てられたホッパ10,12が組合せに参加する。したがって、計量値5回分で安定しなかった計量ホッパ10や被計量物Mが投入された直後のブースタホッパ12は組合せに参加しない。
【0029】
CPU40に内蔵された組合せ演算手段36は、包装機19(図1)からの排出要求に応じて、安定化したと判別された被計量物Mの計量値を組合せ演算して、一定の許容範囲内となる組合せを選択する。そして、選択されたホッパ10,12の制御部に対して排出指令信号OSが出力され、当該ゲート15−1〜15−n,16−1〜16−nが開動されて、被計量物Mが集合排出シュート17へ排出される。
【0030】
CPU40と接続されているリモコン41は、表示手段42、入力手段43および平均排出ホッパ数演算手段44を備えている。
【0031】
上記平均排出ホッパ数演算手段44は、組合せ選択されて被計量物が排出されたホッパ数の、複数回の組合せ計量の平均値を演算する。ここで、組合せ選択されて被計量物が排出されたホッパ数(排出ホッパ数)とは、被計量物Mが排出された計量ホッパ10とブースタホッパ12の合計数である(ただし、ブースタホッパを有しない場合には、被計量物Mが排出された計量ホッパ10の数である)。表示手段42は、上記得られた被計量物の合計計量値と、被計量物Mが排出されたホッパ10,12の排出ホッパ数を表示する。
【0032】
平均値の演算は、例えば、組合せ計量の過去複数回(20〜40回)分の時系列データを用いた移動平均法により行われる。この移動平均法では、例えば、組合せ選択されて被計量物Mが排出されたホッパの数が、組合せ計量の過去20回分でa1,a2,a3,…a20というような時系列の数値であるとき、これらa1〜a20の平均値を演算し、次回の組合せ計量では、a2〜a21の平均値を演算するというように、1回ずつ平均値を移動させる。このようにして求められた平均値が表示手段42の画面に表示される。
【0033】
上述のように、組合せ演算においては、組合せの総数に応じて計量精度が変化し、この組合せの総数は、組合せに参加できるホッパの数(参加ホッパ数)に対する、組合せ選択されて被計量物Mが排出されるホッパの数(排出ホッパ数)に応じて変化する。したがって、排出ホッパ数を最適な値に調整することが重要である。
【0034】
ここで、各ホッパ10,12への被計量物Mの供給量と排出ホッパ数との関係を説明する。組合せ計量においては、各ホッパ10,12の計量値を組合せ演算し、一定の許容範囲内の重量となるホッパの組合せを選択して、被計量物Mを排出させるので、排出ホッパ数が少ないと、各ホッパ10,12の計量値すなわち各ホッパ10,12への被計量物Mの供給量が多くなり、逆に、排出ホッパ数が多いと、各ホッパ10,12の計量値すなわち各ホッパへの被計量物Mの供給量は多くなる。したがって、各ホッパ10,12への供給量を多くすると、排出ホッパ数を少なくすることができ、逆に、供給量を少なくすると、排出ホッパ数を多くすることができる。以上のように供給量を変更することにより、排出ホッパ数を最適な値に調整することができる。
【0035】
本実施形態においては、表示手段42の画面には、排出重量、平均排出重量、排出ホッパ数および平均排出ホッパ数が数値にて表示されるとともに、平均排出ホッパ数に基づくデータと該データの良否を判断するための目安データとが併せて表示される。
【0036】
図5は、表示手段42の画面表示の一例を示している。この例においては、上記平均排出ホッパ数に基づくデータをバーグラフ47にて表示すると共に、「過剰」「適正」「不足」といったバーグラフ47の目安データを表示することにより、上記平均排出ホッパ数に基づくデータが適正か否かが容易に判断できるようになっている。ここで、「適正」範囲の中央の線は、排出ホッパ数の最適値を示している。また、バーグラフ47の側方には、UPキー48及びDOWNキー49で構成される調整キーが設けられており、作業者は、これらのキーを操作することによって、各ホッパへの供給量を変更して排出ホッパ数を調整することができる。なお、従来と同様に、毎回の組合せ計量ごとに、計量ホッパ(WH)10とブースタホッパ(BH)12の排出状態及び安定状態が図形で表示される。ここで、斜線のある丸数字は組合せ選択されて被計量物が排出されたホッパを、斜線のない丸数字は安定化したと判断されたホッパを、−のホッパは空のホッパをそれぞれ示している。
【0037】
ここで、排出ホッパ数の適正範囲を3.4〜4.2(最適値3.8)とした場合を例に挙げて、より具体的に説明する。この場合、図5(a)においては、平均排出ホッパ数は3.7となっており、バーグラフ47が適正範囲を示しているので、排出ホッパ数の傾向が適正であることが把握できる。次に、図5(b)においては、平均排出ホッパ数は3.2となっており、バーグラフ47が不足範囲を示しているので、排出ホッパ数が不足傾向にあることが把握できる。したがって、この場合、バーグラフ47が適正範囲を示するまでUPキー48を押すことにより、各ホッパへの供給量を変更し、排出ホッパ数を調整する。このようにして、排出ホッパ数が不足傾向にある場合の調整が行われる。この場合においては、図に示すように、UPキーの矢印部分を点灯あるいは点滅させて、作業者に適切な調整手順を指示するようになっているのが好ましい。UPキー全体を点灯あるいは点滅させても良い。さらに、図5(c)においては、平均排出ホッパ数は4.5となっており、バーグラフ47が過剰範囲を示しているので、排出ホッパ数が過剰傾向にあることが把握できる。したがって、この場合、バーグラフ47が適正範囲を示するまでDOWNキー49を押すことにより、各ホッパへの供給量を変更し、排出ホッパ数を調整する。このようにして、排出ホッパ数が過剰傾向にある場合の調整が行われる。この場合においても、排出ホッパ数が不足傾向にある場合と同様に、DOWNキーの全体もしくは矢印部分を点灯あるいは点滅させて、作業者に適切な調整手順を指示するようになっているのが好ましい。
【0038】
なお、図5(a)の場合においては、バーグラフ47は適正範囲を示しているが、作業者は、上記UPキー48にて微調整して、排出ホッパ数が最適値3.8に近づくように調整しても良い。
【0039】
また、平均排出ホッパ数に基づくデータとして、平均排出ホッパ数と平均排出重量とから1ホッパ当たりの平均排出重量を求めて表示するようにしても良い。この場合の表示状態及び調整方法は、後述する他の実施形態におけるものと同様であるので、ここでは省略する。
【0040】
以上のように、作業者は、このバーグラフ47によって排出ホッパ数の傾向が適正なのか、あるいは過剰/不足なのかを容易に把握することができ、その傾向に応じて各ホッパへの供給量を変更して、適切に排出ホッパ数を調整することができる。しかも、排出ホッパ数の傾向に応じて調整キーが点灯あるいは点滅して作業者に適切な調整手順が指示されるので、不慣れな作業者でも、容易に排出ホッパ数を調整することができる。
【0041】
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
この実施形態に係る組合せ計量装置のリモコン41には、平均排出ホッパ重量演算手段45が備えられている。この平均排出ホッパ数演算手段44は、組合せ選択されて被計量物が排出されたホッパの計量値(排出ホッパ重量)の、複数回の組合せ計量の平均値を演算する。ここで、平均排出ホッパ重量の演算は、上記平均排出ホッパ数の演算と同様に、例えば、組合せ計量の過去複数回(20〜40回)分の時系列データを用いた移動平均法により行われる。
【0042】
表示手段42の画面には、排出重量、平均排出重量、排出ホッパ重量および平均排出ホッパ重量が数値にて表示されるとともに、平均排出ホッパ重量に基づくデータと該データの良否を判断するための目安データとが併せて表示される。
【0043】
図6は、表示手段42の画面表示の一例を示している。この例においては、上記平均排出ホッパ重量に基づくデータをバーグラフ47にて表示すると共に、「過剰」「適正」「不足」といったバーグラフ47の目安データを表示することにより、上記平均排出ホッパ重量に基づくデータが適正か否かが容易に判断できるようになっている。ここで、「適正」範囲の中央の線は、排出ホッパ重量の最適値を示している。また、バーグラフ47の側方には、UPキー48及びDOWNキー49で構成される調整キーが設けられており、作業者は、これらのキーを操作することによって、各ホッパへの供給量を変更して、排出ホッパ重量を調整することができる。そして、排出ホッパ重量を調整することにより、排出ホッパ数を適正な値に調整することができる。
【0044】
ここで、排出ホッパ重量の適正範囲を23.8g 〜29.4g(最適値26.3g)とした場合を例に挙げて、より具体的に説明する。この場合、図6(a)においては、平均排出ホッパ重量は24.4gとなっており、バーグラフ47が適正範囲を示しているので、排出ホッパ重量の傾向が適正であることが把握できる。次に、図6(b)においては、平均排出ホッパ重量は31.3gとなっており、バーグラフ47が過剰範囲を示しているので、排出ホッパ重量が過剰傾向にあることが把握できる。したがって、この場合、バーグラフ47が適正範囲を示するまでDOWNキー49を押すことにより、各ホッパへの供給量を変更し、排出ホッパ重量を調整する。このようにして、排出ホッパ重量が過剰傾向にある場合の調整が行われる。この場合においては、図に示すように、DOWNキーの矢印部分を点灯あるいは点滅させて、作業者に適切な調整手順を示するようになっているのが好ましい。DOWNキー全体を点灯あるいは点滅させても良い。さらに、図6(c)においては、平均排出ホッパ重量は20.2gとなっており、バーグラフ47が不足範囲を示しているので、排出ホッパ重量が不足傾向にあることが把握できる。したがって、この場合、バーグラフ47が適正範囲を示するまでUPキー48を押すことにより、各ホッパへの供給量を変更し、排出ホッパ数を調整する。このようにして、排出ホッパ重量が不足傾向にある場合の調整が行われる。この場合においても、排出ホッパ重量が過剰傾向にある場合と同様に、UPキーの全体もしくは矢印部分を点灯あるいは点滅させて、作業者に適切な調整手順を指示するようになっているのが好ましい。
【0045】
なお、図6(a)の場合においては、バーグラフ47は適正範囲を示しているが、作業者は、上記UPキー48にて微調整して、排出ホッパ重量が最適値26.3gに近づくように調整しても良い。
【0046】
このように、作業者は、このバーグラフ47によって排出ホッパ重量の傾向が適正なのか、あるいは過剰/不足なのかを容易に把握することができ、その傾向に応じて各ホッパへの供給量を変更し、適切に排出ホッパ重量を調整することができる。しかも、排出ホッパ重量の傾向に応じて調整キーが点灯あるいは点滅して作業者に適切な調整手順が示されるので、不慣れな作業者でも、容易に排出ホッパ重量を調整することができる。そして、このように排出ホッパ重量を調整することにより、排出ホッパ数を適正な値に調整することができる。
【0047】
次に、本発明のさらに他の実施形態について説明する。
この実施形態に係る組合せ計量装置のリモコン41には、平均安定ホッパ重量演算手段45が備えられている。この平均安定ホッパ数演算手段44は、複数回の組合せ計量において、安定判別手段35によって安定化したと判別されたホッパ数及び安定化したと判別されたホッパの計量値に基づいて、安定化したと判別されたホッパの1ホッパ当たりの平均重量(平均安定ホッパ重量)を演算する。ここで、平均安定ホッパ重量の演算は、上記平均排出ホッパ数の演算と同様に、例えば、組合せ計量の過去複数回(20〜40回)分の時系列データを用いた移動平均法により行われる。
【0048】
表示手段42の画面には、排出重量、平均排出重量、安定ホッパ重量および平均安定ホッパ重量が数値にて表示されるとともに、平均安定ホッパ重量に基づくデータと該データの良否を判断するための目安データとが併せて表示される。
【0049】
図7は、表示手段42の画面表示の一例を示している。この例においては、上記平均安定ホッパ重量に基づくデータをバーグラフ47にて表示すると共に、「過剰」「適正」「不足」といったバーグラフ47の目安データを表示することにより、上記平均安定ホッパ重量に基づくデータが適正か否かが容易に判断できるようになっている。ここで、「適正」範囲の中央の線は、安定ホッパ重量の最適値を示している。また、バーグラフ47の側方には、UPキー48及びDOWNキー49で構成される調整キーが設けられており、これらのキーを操作することによって、作業者は各ホッパへの供給量を変更して、安定ホッパ重量を調整することができる。
【0050】
ここで、安定ホッパ重量の適正範囲を23.8g 〜29.4g(最適値26.3g)とした場合を例に挙げて、より具体的に説明する。この場合、図7(a)においては、平均安定ホッパ重量は25.2gとなっており、バーグラフ47が適正範囲を示しているので、安定ホッパ重量の傾向が適正であることが把握できる。次に、図7(b)においては、平均安定ホッパ重量は31.1gとなっており、バーグラフ47が過剰範囲を示しているので、安定ホッパ重量が過剰傾向にあることが把握できる。したがって、この場合、バーグラフ47が適正範囲を示するまでDOWNキー49を押すことにより、各ホッパへの供給量を変更し、安定ホッパ重量を調整する。このようにして、安定ホッパ重量が過剰傾向にある場合の調整が行われる。この場合においては、図に示すように、DOWNキーの矢印部分を点灯あるいは点滅させて、作業者に適切な調整手順を指示するようになっているのが好ましい。DOWNキー全体を点灯あるいは点滅させても良い。さらに、図7(c)においては、平均安定ホッパ重量は19.8gとなっており、バーグラフ47が不足範囲を示しているので、安定ホッパ重量が不足傾向にあることが把握できる。したがって、この場合、バーグラフ47が適正範囲を示するまでUPキー48を押すことにより、各ホッパへの供給量を変更し、安定ホッパ重量を調整する。このようにして、安定ホッパ重量が不足傾向にある場合の調整が行われる。この場合においても、安定ホッパ重量が過剰傾向にある場合と同様に、UPキーの全体もしくは矢印部分を点灯あるいは点滅させて、作業者に適切な調整手順を指示するようになっているのが好ましい。
【0051】
なお、図7(a)の場合においては、バーグラフ47は適正範囲を示しているが、作業者は、上記UPキー48にて微調整して、安定ホッパ重量が最適値26.3gに近づくように調整しても良い。
【0052】
このように、作業者は、このバーグラフ47によって安定ホッパ重量の傾向が適正なのか、あるいは過剰/不足なのかを容易に把握することができ、その傾向に応じて各ホッパへの供給量を変更し、適切に安定ホッパ重量を調整することができる。しかも、安定ホッパ重量の傾向に応じて調整キーが点灯あるいは点滅して作業者に適切な調整手順が示されるので、不慣れな作業者でも、容易に安定ホッパ重量を調整することができる。そして、このように安定ホッパ重量を調整することにより、排出ホッパ数を適正な値に調整することができる。
【0053】
なお、以上の実施例においては、バーグラフ及びその目安データと、排出重量等の数値、及び各ホッパの組合せ参加状態が表示されるようになっているが、上記数値や参加状態は必ずしも表示されなくてもよい。また、バーグラフ及びその目安データに代えて、図9のように、平均排出ホッパ数に基づくデータ若しくは平均排出ホッパ重量に基づくデータ若しくは平均安定ホッパ重量に基づくデータを指針にて表し、該データの良否を判断するための目安データとを併せて表示するようにしても良い。
【0054】
【発明の効果】
請求項1、2の装置によれば、組合せ選択されて被計量物が排出されたホッパ数の、組合せ計量の過去複数回の時系列データを用いて演算された平均排出ホッパ数を数値で表示するとともに、平均排出ホッパ数に基づくデータをグラフにて表示し、該データの良否を判断する目安データである不足範囲と適正範囲と過剰範囲とを併せて表示するようにしたので、過去複数回の組合せ計量における排出ホッパ数の傾向を容易に把握することができ、しかも、平均排出ホッパ数データの良否を判断でき、排出ホッパ数の傾向が適正か否かを一目で判断することができる。
さらに、調整の目安となる排出ホッパ数の傾向を見ながら被計量物のホッパへの供給量を変更して、排出ホッパ数を適正な値に容易に調整することができる。
【0058】
本発明の装置によれば、平均安定ホッパ重量に基づくデータを表示するようにしたので、複数回の組合せ計量における、安定化したと判別されたホッパの1ホッパ当たりの重量(安定ホッパ重量)の傾向を容易に把握することができる。しかも、平均安定ホッパ重量に基づくデータと、該データの良否を判断するための目安データとを併せて表示するようにしたので、安定ホッパ重量の傾向が適正か否かを一目で判断することができる。
【0059】
本発明の装置によれば、調整の目安となる安定ホッパ重量の傾向を見ながら被計量物のホッパへの供給量を変更して、安定ホッパ重量を適正な値に容易に調整することができる。そして、安定ホッパ重量を調整することにより、排出ホッパ数を適正な値に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一の実施形態に係る組合せ計量装置を示す一部切断した概略正面図である。
【図2】 本発明の一の実施形態に係る組合せ計量装置の制御系を示すブロック図である。
【図3】 本発明の他の実施形態に係る組合せ計量装置の制御系を示すブロック図である。
【図4】 本発明のさらに他の実施形態に係る組合せ計量装置の制御系を示すブロック図である。
【図5】 本発明の一の実施形態に係る組合せ計量装置の表示画面の一例を示す図である。
【図6】 本発明の他の実施形態に係る組合せ計量装置の表示画面の一例を示す図である。
【図7】 本発明のさらに他の実施形態に係る組合せ計量装置の表示画面の一例を示す図である。
【図8】 従来の組合せ計量装置の表示画面の一例を示す図である。
【図9】 本発明の実施形態に係る組合せ計量装置の表示画面の一部の他の例を示す図である。
【符号の説明】
10 計量ホッパ(ホッパ)
11 計量器
12 ブースタホッパ(ホッパ)
35 安定判別手段
36 組合せ演算手段
41 リモートコントロールユニット(リモコン)
42 表示手段
44 平均排出ホッパ数演算手段
45 平均排出ホッパ重量演算手段
46 平均安定ホッパ重量演算手段
47 バーグラフ
48 UPキー
49 DOWNキー
M 被計量物
Claims (2)
- 複数のホッパに供給された被計量物の計量値を組合せ演算して、許容範囲内となる組合せを選択する組合せ計量装置において、
組合せ選択されて被計量物が排出されたホッパ数の、組合せ計量の過去複数回分の時系列データを用いて平均値を演算する平均排出ホッパ数演算手段と、
前記平均排出ホッパ数を数値で表示するとともに、前記平均排出ホッパ数に基づくデータをグラフにて表示し、該データの良否を判断する目安データである不足範囲と適正範囲と過剰範囲とを併せて表示する表示手段と、
前記表示手段にて前記平均排出ホッパ数と平均排出ホッパ数に基づくデータと不足範囲と適正範囲と過剰範囲とを併せてグラフにて表示している状態で、前記各ホッパへの供給量を変更して排出ホッパ数を調整する調整キーと、
を備えたことを特徴とする組合せ計量装置。 - 請求項1において、
前記表示手段はさらに排出ホッパ数を数値で表示することを特徴とする組合せ計量装置。
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