JP4518097B2 - 情報処理装置のフロント構造 - Google Patents

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    • H05K7/20172Fan mounting or fan specifications

Description

本発明は、情報処理装置のフロント構造に関し、特に、筐体正面の意匠性を低減させずに開口率を向上させることができるようにした情報処理装置のフロント構造に関する。
従来、情報処理装置のCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、または電源等の発熱体の放熱方法として様々な方法が提案されている。例えば、アルミニウム等の熱伝導性の高い金属からなり、その表面積を広くするような形状にしたヒートシンクを発熱体に接触させて、発熱体からの熱をそのヒートシンクを介して空気中に放熱する方法がある。さらに電動ファンを用いて、ヒートシンクの放熱により温まった筐体内の空気を筐体外部に強制的に排気する方法もある(例えば特許文献1参照)。
近年においては、情報処理装置の高性能化に伴い、その発熱体の発熱量も増大しており、このような放熱技術はより重要になってきており、より効率のよい排熱方法が求められている。
このような情報処理装置において、一般的に、意匠性や利便性等の観点から、電源は筐体の背面側に設けられることが多く、そのため筐体内部においても背面側の方が、熱が溜まりやすくなっており、その背面側より排気するのが排熱効率性から望ましい。また、筐体内の空気を強制的に排気する電動ファンを用いる場合、騒音性の観点からも、その電源ファンは筐体内部の背面側に設置するようにし、背面側から排気を行うのが望ましい。
このように背面側から排気を行う場合、筐体内部全体を換気するためには、吸気口は筐体の前面側に設けるのが望ましい。また、情報処理装置の高性能化に伴って、より多くの熱量を排気すること、すなわち、単位時間当たりの換気量の増大が求められている。そのためには、より大きな吸気口を設けること(開口率を向上させること)が望ましい。
つまり、排熱効率性を向上させるためには、筐体正面に吸気口を設け、筐体正面の開口率を高くすることが望ましい。
特開2005−222584号公報
しかしながら、筐体正面は、通常の場合、ユーザの視界に入る可能性が高く、また、ユーザインタフェースが設けられることもあり、筐体の他の面よりも高い意匠性が求められる。仮に、筐体正面に大きな吸気口を設け、筐体正面の開口率を高くすると、筐体内部に設置される基板や電気回路等が露出することになり、意匠性が低下する恐れがある。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、筐体正面の意匠性を低減させずに開口率を向上させることができるようにするものである。
本発明の一側面は、所定の大きさおよび形状のパンチ穴が所定の間隔で複数穿孔された板状の複数の部材と、所定の発光体とを有し、前記複数の部材は、前後方向に所定の間隔で互いに平行に、かつ、手前側の前記部材の一部または全部が、筐体の正面の一部または全部となるように配置され、前記発光体は、前記複数の部材の奥側の、前記筐体の正面の外側から前記複数の部材の前記パンチ穴を介して前記発光体からの光を確認可能な位置に、前記複数の部材を介して前記筐体の正面の外側に向けて発光するように配置される情報処理装置のフロント構造である。
前記パンチ穴は、筐体外部の空気を筐体内部に流入させるための吸気口として形成されるようにすることができる。
前記パンチ穴は、それぞれが略正六角形の形状で、ハニカム構造を形成するように、所定の間隔毎に穿孔されるようにすることができる。
前記複数の部材において、前記パンチ穴の位置は、互いに同じ位置に穿孔されるようにすることができる。
前記発光体は、前記情報処理装置に異常が発生した場合、前記情報処理装置が正常に動作している場合と異なる色で発光するようにすることができる。
前記発光体は、点滅することにより情報をユーザに通知するようにすることができる。
前記複数の部材は、それぞれ、筐体内部側に湾曲しているようにすることができる。
前記複数の部材のうち、少なくとも一方は動作可能に設置されるようにすることができる。
本発明の一側面においては、所定の大きさおよび形状のパンチ穴が所定の間隔で複数穿孔された板状の複数の部材と、所定の発光体とが設けられ、複数の部材が、前後方向に所定の間隔で互いに平行に、かつ、手前側の部材の一部または全部が、筐体の正面の一部または全部となるように配置され、発光体が、複数の部材の奥側の、筐体の正面の外側から複数の部材のパンチ穴を介して発光体からの光を確認可能な位置に、複数の部材を介して筐体の正面の外側に向けて発光するように配置される。
本発明によれば、筐体正面の開口率を向上させることができる。特に、筐体正面の意匠性を低減させずに開口率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用したワークステーションの外観を示す斜視図である。
ワークステーション100は、個人用の低価格のパーソナルコンピュータよりも高性能のコンピュータであり、AV(Audio Visual)データについて、3次元レンダリング処理等の高負荷の処理を高速に行う装置である。
図1に示されるように、ワークステーション100の筐体は、上面および下面が他の面より広い、略直方体の形状を成している。このワークステーション100の筐体の、設置時(使用時)にユーザ側に向けられる面である正面100−1は、左右方向が長手方向となる略長方形の形状を成している。
詳細な構成については後述するが、この正面100−1には、正面100−1の略全面にわたって設けられた、小さなパンチ穴が多数穿孔された板状の部材であるパンチ穴パネル101と、その周囲を囲む枠部材とが設けられている。
このパンチ穴パネル101全体が吸気口となっている。ワークステーション100においては、後述するように、筐体内部において発熱体の放熱により温められた空気が、電動ファンによって、筐体背面に設けられた排気口より強制的に排気され、その排気による筐体内部の気圧の低下によって、筐体外部の冷たい空気がこのパンチ穴パネル101より筐体内部に流入することにより、筐体内部の換気が行われるようになされている。
ワークステーション100が行うAVデータ処理には、膨大な量の演算を処理する必要があり、そのために、ワークステーション100には、高クロックで動作し、消費電力が高く発熱性の高いCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)が搭載されている。また、演算処理には巨大な記憶領域も必要になるので、ワークステーション100には、高速に動作する大容量の半導体メモリも搭載されている。さらに、処理量が膨大なため、バスやコントローラ等、その他の構成にかかる負荷も大きい。このように、ワークステーション100に組み込まれるシステムは、全体として負荷が大きく、消費電力および発熱量が大きい。つまり、ワークステーション100の筐体内部には発熱量の大きな発熱体が多数存在する。従って、ワークステーション100においては、筐体内部全体の排熱排熱処理の高効率化が求められている。つまり、筐体内部全体の温められた空気を速やかに筐体外部に排出し、筐体外部より冷たい空気を速やかに流入させることが要求される。
ワークステーション100においては、後述するように排気口が背面に設けられているので、その反対側の正面100−1に巨大な吸気口を設けてある。この吸気口として、小さなパンチ穴が多数穿孔されたパンチ穴パネル101を用いることにより、筐体正面100−1の開口率を向上させるとともに、筐体内部の回路基板や部品等の露出を抑制し、筐体正面の意匠性の低下を抑制している。
ワークステーション100の筐体は、例えばアルミや鉄等の金属やプラスチック等により構成され、その色は、LEDや印刷文字等以外は基本的に黒色、または、黒色に近い黒系の色とされる。
次に図2乃至図7を参照してワークステーション100の各面の構成について説明する。図2乃至図7は、図1のワークステーション100の筐体を、筐体の各面に垂直な方向に投影した投影図である。図2は筐体を正面100−1方向に投影した正面投影図であり、図3は筐体を上面100−2方向に投影した上面投影図であり、図4は筐体を背面100−3方向に投影した背面投影図であり、図5は筐体を下面100−4方向に投影した下面投影図であり、図6は筐体を右側面100−5方向に投影した右側面投影図であり、図7は筐体を左側面100−6方向に投影した左側面投影図である。
図2において、正面100−1は、上述したように、パンチ穴パネル101の部分と、枠部材102の部分により構成される。正面100−1の略中央、すなわち、パンチ穴パネル101の部分の略中央の、パンチ穴パネル101の筐体内部側には、1つの発光体としてLED(Light Emitting Diode)(以下中央LEDと称する)111が設けられている。また、正面100−1の右の、パンチ穴パネル101の部分には、USB(Universal Serial Bus)端子112が設けられている。正面100−1の左下の、枠部材の部分には、点灯することにより電源の投入状態(ON)を示し、消灯することにより電源の切断状態(OFF)を示す電源LED113と、ワークステーション100を強制的に再起動させるためのユーザインタフェースであるリセットスイッチ114が設けられている。
図1を参照して説明したように、パンチ穴パネル101は吸気口になっており、すなわち、正面100−1の大部分が吸気口とされている。このようにすることにより、ワークステーション100は、正面100−1において、筐体内部の回路基板や部品等の露出を抑制しながら、高い開口率(例えば60%程度)を実現している。
なお、後述するようにパンチ穴パネル101は2重に形成されており、中央LEDは、その2枚のパンチ穴パネル101よりさらに奥側に設置される。また、パンチ穴パネル101の色が黒色であることから、中央LEDは、消灯時は視覚的に目立たないが、点灯時は、黒色の中に中央LEDからの光がパンチ穴を介して確認することができるので、視覚的に目立つ。
図4に示されるように、背面100−3には、電源端子121が設けられ、その近くに、網状に開口された排気口122が設けられている。図示は省略するが、排気口122の網の裏側(筐体内部側)には、筐体内部の空気を、排気口122を介して筐体外部に強制的に排気する電動ファン等が設けられている。電源端子121は、ワークステーション内のシステムに電力を供給するための電源ケーブルが接続される。つまり、電源端子121の裏側(筐体内部側)には、AC/DCコンバータ等を含む所謂電源ユニットが設けられる。電源ユニットは、ワークステーション内のシステムにおいて発熱量の大きな発熱体の1つであるので、この電源ユニット近傍に排気口を設け、電源ユニット周辺の温められた空気をより排気しやすいようになされている。
なお、実際には、背面100−3には、データを入出力するための端子やネットワークインタフェース等がさらに設けられるが、ここでは説明の簡略化のため説明および図示を省略する。
図8乃至図11は、ワークステーション100の筐体を前後方向(つまり右側面100−5に平行)に切断したときの様子を示す、ワークステーション100の筐体の右側面100−5側からみた断面図である。
図8は、USB端子112の位置で切断したときの断面図であり、図9は、電源LEDの位置で切断したときの断面図であり、図10は、リセットスイッチ114の位置で切断したときの断面図であり、図11は、中央LED111の位置で切断したときの断面図である。
図8乃至図11に示されるように、パンチ穴パネル101は、前後方向に2重に設けられている。以下において、正面100−1からみて手前方向、すなわち、筐体外部側のパンチ穴パネル101をパンチ穴パネル101−1と称し、正面100−1からみて奥手方向、すなわち、筐体内部側のパンチ穴パネル101をパンチ穴パネル101−2と称する。なお、互いを区別して説明する必要の無い場合、または、パンチ穴パネル101−1およびパンチ穴パネル101−2の両方を示す場合、単にパンチ穴パネル101と称する。
また、図8乃至図11に示されるように、パンチ穴パネル101は、上下方向に湾曲しており、上下方向の中央部が筐体内側に向かって突き出るようになされている。つまり、正面100−1側からみると、パンチ穴パネル101は、上下方向に凹状に加工されている。さらに、図8乃至図11に示されるように、パンチ穴パネル101−1とパンチ穴パネル101−2は、互いに所定の距離を開けて配置されている。
図8に示されるように、USB端子112は、これらのパンチ穴パネル101−1とパンチ穴パネル101−2の両方を貫通するように設置されている。つまり、パンチ穴パネル101−1およびパンチ穴パネル101−2には、USB端子112が設置される穴が形成される。
図9に示されるように、電源LED113は、枠部材102の、パンチ穴パネル101−1の外側に設けられる。この電源LED113の筐体内部のシステムへの配線については図示を省略するが、枠部材102を介して配線される。
図10に示されるように、リセットスイッチ114は、枠部材102の、パンチ穴パネル101−1の外側に設けられる。このリセットスイッチから筐体内部のシステムへの配線については図示を省略するが、枠部材102を介して配線される。
図11に示されるように、中央LED111は、2枚のパンチ穴パネル101の筐体内部側に設けられる。中央LED111は、互いに異なる色に発光する複数のLEDが、略球形のカバーで覆われ、1つの発光体としてまとめられている。
図12は、筐体正面100−1において、パンチ穴パネル101を外した場合の外観の例を説明する正面投影図である。このようにパンチ穴パネル101は、枠部材102に固定されるものの、枠部材102、中央LED111、USB端子112、電源LED113、およびリセットスイッチ114等とは別部材であり、これらとは別に製造される。
次にこのパンチ穴パネル101の構成について説明する。
図13は、パンチ穴パネル101の斜視図である。
図13に示されるように、パンチ穴パネル101−1およびパンチ穴パネル101−2は、所定の間隔で前後方向に並べて(2重に)配置される。これにより、パンチ穴パネル101を1枚(1重に)配置する場合よりも筐体の強度を向上させることができる。またパンチ穴パネル101を1枚(1重に)配置する場合よりも視覚的な遮蔽物を多くしていることになるので、開口率を低減させずに、正面100−1の外側から筐体内部(2枚のパンチ穴パネル101のさらに奥)が見えにくくなるようにすることができる。さらに、物理的にも遮蔽物が増大されているので、吸気時における集塵能力を向上させることができ、電動ファン等より発生される雑音が筐体外部に漏れるのを低減させることもできる。また、
パンチ穴パネル101−1およびパンチ穴パネル101−2の間の所定の間隔により、視覚的に奥行き感が得られるので、その2枚のパンチ穴パネル101越しに見える中央LED111に立体感が生じる。
図13に示されるように、パンチ穴パネル101−1およびパンチ穴パネル101−2は、筐体の内側に向けて湾曲している。パンチ穴パネル101−1とパンチ穴パネル101−2とで、この湾曲率は互いに等しい。
このようにパンチ穴パネル101を湾曲させることにより、ワークステーション100の筐体の強度を向上させることができる。なお、パンチ穴パネル101の上下方向中央付近を筐体の内側方向に湾曲させることにより、筐体の外側方向に湾曲させる場合よりも、例えばユーザの指等、ワークステーション100以外の物体がこのパンチ穴パネル101に接触する可能性を低減させることができる。これにより、パンチ穴パネル101の破壊や変形の可能性が低減される。
また、凸面に対して過度な押力を与えた場合、その部分が逆方向に湾曲し、所謂、出っ張った状態の周囲とは逆にへこんだ状態となってしまうので、その変形が目立つ恐れがある。これに対して、逆に凹面に対して過度な押力を与えた場合、その部分がさらに湾曲するだけなので、所謂周囲と同方向にさらにへこんだ状態となるだけなので、変形が目立ちにくい。また、凹面なので変形部分は奥まった位置になるので目立ちにくい。つまり、パンチ穴パネル101の上下方向中央付近を筐体の内側方向に湾曲させることにより、筐体の外側方向に湾曲させる場合よりも、変形が生じた場合もその変形が目立たないようにすることができる。
さらに、パンチ穴パネル101の上下方向中央付近を筐体の内側方向に湾曲させることにより、パンチ穴を介して出射された中央LEDの光の一部がパンチ穴パネル101に写り込むので、後述するように中央LEDの光が滲んだように見えるようにする視覚的効果を与えることができる。
なお、パンチ穴パネル101−1およびパンチ穴パネル101−2の外形は、互いに同一であり、パンチ穴の形状、大きさ、および位置も互いに同一である。つまり、正面100-1に対して垂直な方向である前後方向には、両者のパンチ穴が略完全に重畳するので、そのパンチ穴を通過する空気の流れを妨げない。
図14は、パンチ穴パネル101に穿孔されたパンチ穴の構成例を説明する図である。図14においては、パンチ穴パネル101の一部のパンチ穴の構成例が示されている。
図14に示されるように、パンチ穴パネル101には、大きさが互いに略同一の、略正六角形のパンチ穴(例えば、パンチ穴131−1乃至パンチ穴131−3)が、互いの各辺が所定の間隔(例えば、間隔132−1および間隔132−2)で平行になるように穿孔されている。所謂ハニカム構造が形成されている。このようなパンチ穴は、パンチ穴パネル全体に穿孔されている。
このようにパンチ穴を正六角形とすることにより、パンチ穴の間の間隔がどの位置でも略一定となるので、パンチ穴が他の形状の場合よりも、開口率を大きくすることができる。また、パンチ穴の間隔が極端に狭くなる場所が無いので、開口率が同じ場合、パンチ穴が他の形状の場合よりも、パンチ穴パネル101の強度をより向上させることができる。また、ハニカム構造により強度の偏りが少ないので、パンチ穴パネル101全体において強度を略均一にすることができる。
このようなパンチ穴パネル101を製造する場合、パンチ穴パネル101−1とパンチ穴パネル101−2で互いにパンチ穴の位置を揃えるために、まず、パンチ穴が穿孔されていない、パンチ穴パネル101の大きさの平面状のパネルを2枚作成し、それぞれに対して、略正六角形の複数のパンチ穴を、ハニカム構造を形成するように、各パンチ穴の位置が互いに同じ位置となるように穿孔する。2枚のパネルを重畳した状態でパンチ穴を穿孔するようにしてもよい。パンチ穴を穿孔したら、最後に各パンチ穴パネルを所定の湾曲率で湾曲させ、図13に示されるようなパンチ穴パネル101−1およびパンチ穴パネル101−2を作成する。USB端子112を貫通させるための穴等は、その後の加工処理において行われる。
次に、このパンチ穴パネル101の2重構造によるパンチ穴の重なりについて説明する。図15は、正面100−1の、中央LED111近傍の拡大図であり、中央LED111の真正面より正面100−1を見た場合の図である。
図15に示されるように、正面100−1を真っ直ぐ(正面100−1に対して垂直に)見た場合、パンチ穴パネル101−1のパンチ穴とパンチ穴パネル101−2のパンチ穴の重なりが略一致する。つまり、この場合、パンチ穴の形状は、図15に置いて中央LED111上のパンチ穴のように、略正六角形に見える。
しかしながら、左右方向にずれると、つまり、パンチ穴を斜めから見ると、パンチ穴パネル101−1のパンチ穴の位置とパンチ穴パネル101−2のパンチ穴の位置とが互いにずれて見えるようになる。これは、パンチ穴パネル101−1とパンチ穴パネル101−2とが所定の間隔で互いに離れて設置されているからである。その2枚のパンチ穴パネル101の間隔と比べてパンチ穴の径は大きくなく、正面100−1上の、視点からみて垂直な位置よりわずかに離れた位置のパンチ穴もずれて見える。このようにわずかにでも斜めにパンチ穴を見ると、パンチ穴同士の重なりがずれ、パンチ穴同士が重なっている部分、すなわち、2枚のパンチ穴パネル101の奥側が見える部分(パンチ穴の貫通部分)の面積が小さくなる。つまり、パンチ穴パネル101を2重に配置することにより、正面100−1の筐体外側より、2枚のパンチ穴パネル101の奥側が見える部分の面積は開口率に比べて極めて小さくなる。よって、パンチ穴パネル101が1枚の場合よりも、パンチ穴パネルの奥側の筐体内部は見づらくなる(筐体内部が視覚的に隠蔽される)。
また、パンチ穴のズレにより、所謂モアレが発生して見えるので、パンチ穴パネル101が視覚的に目立つので、その奥は相対的に見づらくなる(筐体内部が視覚的に隠蔽される)。
さらに、パンチ穴パネル101を2重に配置することにより、手前側のパンチ穴パネル101−1のパンチ穴の奥を見ようとしても、2枚目のパンチ穴パネル101−2に昇天が定まりやすくなるので、2枚目のパンチ穴パネル101−2の奥は相対的に見づらくなる(筐体内部が視覚的に隠蔽される)。
このように、パンチ穴パネル101を2重に配置することにより、開口率を低減させずに、パンチ穴パネル101が1枚の場合よりも、筐体内部を視覚的に隠蔽させることができる。また、2枚のパンチ穴パネル101に穿孔されたパンチ穴の位置が互いに一致するので、パンチ穴パネル101が1枚の場合と比べて、パンチ穴を介した筐体内部への外気の流入を妨げてしまうということもない。
なお、上述したように、パンチ穴パネル101が2重に配置されている場合、パンチ穴を見る角度によってパンチ穴の貫通部分の形状が変化する。従って、中央LED111の見え方も変化する。
図16は、正面100−1を斜めの角度で見たときのパンチ穴の様子を説明する図であり、正面100−1の、中央LED111近傍の拡大図である。図16に示されるように、パンチ穴の貫通部分の形状は、図15の場合と比べて大きく異なる。このように、中央LED111に対するパンチ穴の貫通部分の形状および位置が図15の場合と比べて大きく異なるので、図15の場合と図16の場合とで中央LED111の見え方が互いに異なる。
つまり、ワークステーション100の筐体に対するユーザの、正面100−1を見る位置(見る角度)によって、中央LED111の見え方が変化する。換言すれば、ユーザが移動しながらワークステーション100の筐体正面100−1を見ると、中央LED111の光の見え方が変化し、結果として中央LED111の光が揺らいで見える。
中央LED111自身が略球形のカバーで覆われているので、中央LED111により発光された光は、図17Aに示される円141のように見える。
この中央LED111の前には2枚のパンチ穴パネル101が設置されるので、この2枚のパンチ穴パネル101越しに中央LED111を見ると、そのパンチ穴の形状により、図17Bに示される曲線142のように、光の外形が歪んで見える。ユーザが移動しながらみると、パンチ穴の貫通部分の形状の変化に伴って、中央LED111の光の外形が、曲線142からさらに変化するので、ワークステーション100は、中央LED111の光が揺らいで見えるような視覚的効果をユーザに与えることができる。
なお、パンチ穴パネル101が筐体内部に向かって湾曲しているため、パンチ穴を通過した中央LED111の光の一部は、パンチ穴パネル101に反射する。これにより、図17Cに示される点線の円143のように、中央LED111の周囲が薄く光って見える。つまり、ワークステーション100は、より幻想的な視覚効果をユーザに与えることができる。
なお、中央LED111は、後述するように、ワークステーション100が正常動作時には、青色に点灯する。上述したように、正面100−1は、全体が概ね黒色で構成され、パンチ穴パネル101と、そのパンチ穴パネル101の周囲を囲む枠部材102により略長方形に形成される。そしてその中央付近において中央LED111が球状に青色に点灯することにより、正面100−1全体が細胞を連想させる意匠となっている。つまり、パンチ穴パネル101が細胞質を連想させ、枠部材102が細胞壁を連想させ、中央LED111が細胞核を連想させる意匠となっている。
そして、上述したように、正面100−1を見るユーザが移動することにより、細胞核を連想させる中央LED111の光の外郭や、パンチ穴パネル101に反射した光の形状が揺らぐので、あたかも生きているような視覚的な印象をユーザに与えることができるようになされている。
つまり、ワークステーション100の筐体の正面100−1は、高い意匠性を有しており、その意匠性を低減させずに、パンチ穴パネル101が1枚の場合よりも、筐体内部を視覚的に隠蔽させることができる。
なお、以上のように、ワークステーション100は、中央LED111の光の見え方を正面100−1の意匠のみによって変化させることができる、つまり、ワークステーション100は、中央LED111の発光を制御して変化させる必要がなく、中央LED111の制御による負荷の不要な増大を低減させることができる。
図18は、図1のワークステーション100の設置例を示す図である。
図18に示されるように、ワークステーション100は、1台のみで利用される場合よりも、複数台を連携させて使用する場合の方が多い。図18の例では、複数台のワークステーション100(ワークステーション100A乃至ワークステーション100K)が縦方向に重ねるように所定のラック151に設置されている。このようなワークステーション100A乃至ワークステーション100Kは、一部または全部が他のワークステーション100と互いに独立して動作し、全く異なる処理を行うようにしてもよいが、ワークステーション100A乃至ワークステーション100Kの一部または全部を互いに連携して動作させるようにし、3次元レンダリング処理等の高負荷のAVデータ処理をワークステーション100全体で行うようにしてもよい。
このような場合、図18に示されるように、各ワークステーション100の正面100−1が並ぶことになる。つまり、各ワークステーション100の正面100−1が連想させる細胞が並んでいるように見えるので、ワークステーション100の集合全体で、1つの生命体を連想させるような意匠性を有する。つまり、この意匠により、相互に連携して処理を行うことも象徴している。
また、各ワークステーション100は、正面100−1より吸気するので、図18のように積み重ねられた状態であっても高い換気能力を維持することができる。
なお、各ワークステーション100の中央LED111(中央LED111A乃至中央LED111K)は、その発光色や点滅等により、各ワークステーション100の動作状態を示す。
例えば、ワークステーション100の電源が切断された場合、中央LED111は消灯し、ワークステーション100が正常に動作している場合、中央LED111は青色に点灯し、ワークステーション100に異常が発生した場合、中央LED111は赤色に点灯する。
このように状態の通知を、中央LED111の簡易な情報提示により行うことにより、図18に示されるように、複数台のワークステーション100が重ねて使用する場合でも、ユーザは、異常が発生したワークステーション100を容易に特定することができる。
中央LED111の発光は、この他にも例えば任意の周期的なパターンで発光(点滅)することにより、より目立つように、または、より多様な情報をユーザに通知するようにしてもよい。
図19は、ワークステーション100の内部の構成例を示すブロック図である。図19に示されるように、図1のワークステーション100は、マイクロプロセッサ201、XDR(Extreme Data Rate)-RAM203、サウスブリッジ204、HDD205、およびUSBインタフェース(USB I/F)206を有する。
マイクロプロセッサ201とXDR-RAM203は、バス212を介して接続される。また、マイクロプロセッサ201には、サウスブリッジ204が接続される。そのサウスブリッジ204にはHDD205、USBインタフェース206、および、中央LED111を制御するLED制御部260が接続されている。
またサウスブリッジ204には、さらに、PCIバス(Peripheral Components Interconnect bus)250を介して、LAN(Local Area Network)やインターネットに代表されるネットワークのインタフェース処理を行うネットワークインタフェース251や、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、MD(Mini-Disk)、またはフラッシュメモリ等の、リムーバブルメディア253が適宜装着されるドライブ252が接続される。
マイクロプロセッサ201は、OS(Operating System)等の基本プログラムを実行する汎用のメインCPUコア241と、メインCPUコア241に内部バス245を介して接続された複数(この場合8個)のRISC(Reduced Instruction Set Computer)タイプの信号処理プロセッサ(以下、これをサブCPUコアと称する)242−1乃至242−8と、例えば256[MByte]の容量を持つXDR-RAM203に対するメモリコントロールを行うメモリコントローラ243と、サウスブリッジ204との間でデータの入出力を管理するI/O(In/Out)コントローラ244とが1チップに集積されたマルチコア構成でなり、例えば動作周波数4[GHz]を実現している。
このマイクロプロセッサ201は、例えば、AVデータに対して3次元のレンダリング処理等の役割を担い、処理結果を、サウスブリッジ204を介して、HDD205に供給して記憶させることができる。
また、マイクロプロセッサ201は、処理される処理中に生成される、または、AVデータが当初より有する種々のパラメータを抽出する処理も実行可能なようになされている。
特に、マイクロプロセッサ201では、8個のサブCPUコア242−1乃至サブCPUコア242−8が、3次元レンダリング処理の役割をそれぞれ担い、8個のCPUコア242−1乃至サブCPUコア242−8が、各処理を同時並列的にエンコードすることが可能である。
このように、マイクロプロセッサ201は、8個のサブCPUコア242−1乃至242−8によって同時並列的にAVデータ処理を実行することができるようになされている。
またメインCPUコア241は、8個のサブCPUコア242−1乃至サブCPUコア242−8が行う以外の処理や管理を行うようになされており、サウスブリッジ204を介してHDD205、USBインタフェース206、ネットワークインタフェース251、およびドライブ252に装着されたリムーバブルメディア253とデータの授受を行ったりする。
すなわち、マイクロプロセッサ201は、起動時、HDD205に格納された制御プログラムに基づき、HDD205に格納されている必要なアプリケーションプログラムを読み出してXDR-RAM203に展開し、この後このアプリケーションプログラム及びオペレータ操作に基づいて必要な制御処理を実行する。
なお、サウスブリッジ204は、さらに中央LED111の動作を制御するためのLED制御部260も接続されており、マイクロプロセッサ201が、サウスブリッジ204を介してこのLED制御部260を制御し、上述したようにLEDを発光させる。
以上の様に、マイクロプロセッサ201にはCPUコアが多数形成されており、また、高速に動作するので、その消費電力はかなり大きく発熱量も大きい。そこで、上述したように、これらの発熱体を効率よく冷却する必要がある。また、マイクロプロセッサ201、XDR-RAM203、HDD205、ネットワークインタフェース251、またはドライブ252のように、発熱量の大きい発熱体が多数筐体の全体にわたって配置される。従って、筐体内部の全体を効率よく換気することが求められる。
以上のように、本発明を適用したワークステーション100は、筐体正面の意匠性を低減させずに開口率を向上させることができるフロント構造を有する。
なお、パンチ穴パネル101に穿孔されるパンチ穴の位置や大きさを、パンチ穴パネル101−1とパンチ穴パネル101−2で互いに異なるようにしてもよい。また、各パンチ穴パネル101の色が互いに異なるようにしてもよい。このようにすることにより、モアレパターンを変化させたり、意図的に所定の模様のモアレパターンを形成させるようにしたり、開口率を調整したり、集塵能力を制御したりすることができる。
なお、その際、筐体の外側に設置されるパンチ穴パネル101−1の意匠は変えずに、筐体の内側に設置されるパンチ穴パネル101−2のパンチ穴の大きさや位置を制御するようにすると、正面100−1の外観を変化させずに、開口率の調整等を行うことができる。
例えば、ワークステーション100のバージョンアップ等により内部のシステム構成が変化した場合、求められる排熱性能も変化する。つまり、筐体正面100−1の開口率の設定も変化する。パンチ穴パネル101−1の意匠は変えずに、筐体の内側に設置されるパンチ穴パネル101−2のパンチ穴の大きさや位置を制御することにより、筐体正面100−1の意匠性を低減させずに、内部のシステムに最適な開口率を得ることができる。
特に、図18を参照して説明したように、ワークステーション100は、複数台を連携させて使用される場合が多く、その場合、複数のバージョンのワークステーション100が混在する恐れがある。このとき、筐体正面100−1の意匠が変化すると、統一性が維持できないだけでなく、他との比較によりその変化が目立ってしまう恐れがあった。
ワークステーション100は、正面100−1の意匠性を維持しながら開口率を調整することができるので、図18に示されるように設置される場合であっても、各ワークステーション100の意匠性の統一感を維持することができる。
なお、パンチ穴パネル101−1のパンチ穴の位置と、パンチ穴パネル101−2のパンチ穴の位置は動的に変化させることができるようにしてもよい。
図20は、本発明を適用したフロント構造を有するワークステーションの他の例を説明する斜視図である。
図20に示されるワークステーション300は、基本的にワークステーション100と同様の構成を有し同様の処理を行うが、パンチ穴パネル301−2が左右方向に移動可能に設置されている。ワークステーション300の筐体上面300−2の手前左側には、穴311が設けられており、この穴を介して、パンチ穴パネル301−2を左右方向にスライドさせるためのユーザインタフェースであるツマミ312が筐体外部に突き出している。
この場合、筐体内部のパンチ穴パネル301−2の横幅322は、筐体の外側のパンチ穴パネル301−1の横幅321よりも短く、パンチ穴パネル301−2は、パンチ穴パネル301−1と平行に横方向(矢印341および矢印342)にのみ移動可能に設置される。
ユーザは、筐体外部に突き出されたツマミ312を左右方向に操作することにより、パンチ穴パネル301−2を左右方向に移動させ、パンチ穴の位置をずらすことができる。
これにより、開口率の調整、吸気の向きの調整を動的に行うことができる。従って、ワークステーション300の外部環境や使用目的に応じて適切な設定を行うことができる。
なお、ツマミ312の位置は任意であり、下面でも左右面でもよい。図20に示されるツマミ312はユーザインタフェースの例を示すものであり、多様な形態が適用可能である。つまり、パンチ穴パネル301−2を左右方向にスライドさせることが出来るのであれば、どのような構成であってもよい。
例えば、このユーザインタフェースとパンチ穴パネル301−2とが直接つながっていなくてもよく、ベルトや歯車等の機構を設けるようにしてもよい。また、電動モータを利用して、電動制御可能としてもよい。このとき電動制御するコントローラは、例えば枠部材102やリモートコマンダ(図示せず)等に設けられる。
なお、パンチ穴パネルの移動方向は左右方向だけでなく前後方向であってもよい。図21は、本発明を適用したフロント構造を有するワークステーションの、さらに他の例を説明する斜視図である。
図21に示されるワークステーション400は、基本的にワークステーション100と同様の構成を有し同様の処理を行うが、パンチ穴パネル401−2が左右方向に移動可能に設置されている。ワークステーション400の筐体上面400−2の手前左側には、穴411が設けられており、この穴を介して、パンチ穴パネル401−2を前後方向にスライドさせるためのユーザインタフェースであるツマミ412が筐体外部に突き出している。
この場合、筐体内部のパンチ穴パネル401−2と、筐体の外側のパンチ穴パネル401−1とで横幅は互いに等しい。パンチ穴パネル401−2は、パンチ穴パネル401−1に対して垂直に前後方向(矢印421)にのみ移動可能に設置される。すなわち、矢印422が示す、パンチ穴パネル401−1とパンチ穴パネル401−2との間隔が変化する。
ユーザは、筐体外部に突き出されたツマミ412を前後方向に操作することにより、パンチ穴パネル401−2を前後方向に移動させ、パンチ穴パネル401−1とパンチ穴パネル401−2との間隔を変更することができる。
これにより、ユーザは、中央LED111の見え方(奥行き感)や集塵性能の調整をを動的に行うことができる。従って、ユーザは、ワークステーション400の外部環境や使用目的に応じて適切な設定を行うことができる。
なお、この場合も、図20の場合と同様に、ツマミ412の形態および設置位置は任意である。
また、図示は省略するが、パンチ穴パネル101−2が上下方向に移動可能としてもよいし、上下左右前後の任意の方向に移動可能としてもよい。さらに、パンチ穴パネル101−2の代わりに、手前側のパンチ穴パネル101−1が同様に移動可能としてもよいし、パンチ穴パネル101−1およびパンチ穴パネル101−2の両方が移動可能としてもよい。
以上において、パンチ穴パネル101は2枚であるように説明したが、3枚以上であってもよい。
また、ワークステーション100は、AVデータを処理する装置であるように説明したが、用途や機能は、任意である。また、筐体の各部のサイズも任意である。さらに、例えば、正面100−1にドライブ等を設けるようにしてもよい。また、USB端子112の代わりに他の入出力端子を設けるようにしてもよい。
パンチ穴パネル101に穿孔されるパンチ穴の形状、大きさ、穿孔位置、および隣り合うパンチ穴の間隔は任意であり、例えば、円、三角、四角、星形、ひし形などであってもよい。また、複数の大きさや形状のパンチ穴が混在するようにしてもよい。さらに、パンチ穴パネル101の代わりに網状の部材を用いるようにしてもよい。また、パンチ穴パネル101の湾曲率も任意である。
また、ワークステーション100の筐体の各部材の色や材質は任意である。中央LED111として説明した発光体も何であっても良く、蛍光灯や白熱球で構成されるようにしてもよいし、画像表示可能なモニタにより構成されるようにしてもよい。さらに、中央LED111の形状および個数も任意である。
なお、以上において、1つの装置として説明した構成を分割し、複数の装置として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置として説明した構成をまとめて1つの装置として構成されるようにしてもよい。また、各装置の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置の構成の一部を他の装置の構成に含めるようにしてもよい。
本発明を適用したワークステーションの外観を示す斜視図である。 筐体を正面方向に投影した正面投影図である。 筐体を上面方向に投影した上面投影図である。 筐体を背面方向に投影した背面投影図である。 筐体を下面方向に投影した下面投影図である。 筐体を右側面方向に投影した右側面投影図である。 筐体を左側面方向に投影した左側面投影図である。 USB端子の位置で切断したときの断面図である。 電源LEDの位置で切断したときの断面図である。 リセットスイッチの位置で切断したときの断面図である。 中央LEDの位置で切断したときの断面図である。 筐体正面において、パンチ穴パネルを外した場合の外観の例を説明する正面投影図である。 パンチ穴パネルの斜視図である。 パンチ穴パネルに穿孔されたパンチ穴の構成例を説明する図である。 中央LED近傍の拡大図である。 中央LED近傍の拡大図である。 中央LEDの発光の例を説明する図である。 ワークステーションの設置例を示す図である。 バッファに読み出し可能に蓄積される符号化データのデータ量の時間的変化の例を示す模式図である。 本発明を適用したフロント構造を有するワークステーションの他の例を説明する斜視図である。 本発明を適用したフロント構造を有するワークステーションの、さらに他の例を説明する斜視図である。
符号の説明
100 ワークステーション, 101 パンチ穴パネル, 102 枠部材, 111 中央LED, 112 USB端子, 113 電源LED, 114 リセットスイッチ

Claims (8)

  1. 所定の大きさおよび形状のパンチ穴が所定の間隔で複数穿孔された板状の複数の部材と、
    所定の発光体と
    を有し、
    前記複数の部材は、前後方向に所定の間隔で互いに平行に、かつ、手前側の前記部材の一部または全部が筐体の正面の一部または全部となるように配置され、
    前記発光体は、前記複数の部材の奥側の、前記筐体の正面の外側から前記複数の部材の前記パンチ穴を介して前記発光体からの光を確認可能な位置に、前記複数の部材を介して前記筐体の正面の外側に向けて発光するように配置される
    情報処理装置のフロント構造。
  2. 前記パンチ穴は、筐体外部の空気を筐体内部に流入させるための吸気口として形成される
    請求項1に記載の情報処理装置のフロント構造。
  3. 前記パンチ穴は、それぞれが略正六角形の形状で、ハニカム構造を形成するように、所定の間隔毎に穿孔される
    請求項1に記載の情報処理装置のフロント構造。
  4. 前記複数の部材間において、前記パンチ穴の位置は、互いに同じ位置に穿孔される
    請求項1に記載の情報処理装置のフロント構造。
  5. 前記発光体は、前記情報処理装置に異常が発生した場合、前記情報処理装置が正常に動作している場合と異なる色で発光する
    請求項1に記載の情報処理装置のフロント構造。
  6. 前記発光体は、点滅することにより情報をユーザに通知する
    請求項1に記載の情報処理装置のフロント構造。
  7. 前記複数の部材は、それぞれ、筐体内部側に湾曲している
    請求項6に記載の情報処理装置のフロント構造。
  8. 前記複数の部材のうち、少なくとも一方は動作可能に設置される
    請求項1に記載の情報処理装置のフロント構造。
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