JP2006239176A - 什器 - Google Patents

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哲也 木尾
Masaaki Hattori
雅昭 服部
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Abstract

【課題】内部に収納空間を有する什器の収納空間に、機密性の高い書類や、現金に代表される貴重品等の収納物を他と区別して収納可能として盗難事故の発生を防ぐ。
【解決手段】内部に収納空間Sを有する什器本体2と、前記収納空間S内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記収納空間内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた外開閉部材たる外扉3と、前記収納空間S内に設けられ内収納空間SSを内部に有する物品収納体5と、前記内収納空間SS内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記内収納空間内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた内開閉部材たる内扉6と、前記内扉6を閉止位置にロック可能な内ロック機構7とを具備する什器1に、前記内ロック機構7の施錠し忘れを防止する施錠し忘れ抑制手段81,82たるロック状態認識補助手段をさらに具備させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、什器本体の内部に収納空間を有し、この収納空間の内部に物品収納体をさらに設けている什器に関する。
従来より、内部に収納空間を有する什器の収納空間に、機密性の高い書類や、現金に代表される貴重品等の収納物を他と区別して収納可能にすべく、この収納空間内部に、内収納空間を内部に有する物品収納体と、前記内収納空間内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記内収納空間内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で相対移動可能に設けた内開閉部材と、前記内開閉部材を閉止位置にロック可能な内ロック機構とを備える什器が考えられている。このような什器においては、重要性の高い書類等の収納物を前記内収納空間に収納し、前記内ロック機構により前記内開閉部材を閉止位置にロックすることにより、収納空間内部の他の部分にアクセス可能な状態であっても前記内収納空間の内部へのアクセスを禁止できるようにして機密を保つようにしている。
特開平10−137061号公報
しかしながら、このような機密性の保持は、前記内ロック機構により前記内開閉部材を閉止位置にロックすることによりはじめて機能する。
例えば、前記収納空間内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記収納空間内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で相対移動可能に設けた外開閉部材を前記閉止位置に移動させると、内ロック機構が施錠されたかどうかがきわめてわかりにくくなる。そして、内ロック機構を施錠しない状態で外開閉部材を前記閉止位置に移動させてそのまま放置すると、外開閉部材を前記閉止位置から開放位置に向けて移動させた際に、内収納空間内部にアクセス可能になるので、前記内収納空間及び内ロック機構を設けた意味がなくなってしまう不具合が発生しうる。
また、前記外開閉部材を閉止位置にロック可能な外ロック機構を設け、この外ロック機構の施解錠と前記内ロック機構の施解錠とを別の鍵を用いて行う態様を採用し、前記前記内ロック機構の施解錠に用いる鍵は内収納空間内部にアクセスする権限を有する者のみが所持するようにすれば、前記内ロック機構を施錠している限り、すなわち前記内開閉部材を閉止位置にロックしている限り、確かに内収納空間内部にアクセスする権限を有しない者が前記内収納空間へアクセスする不具合は防ぐことができる。しかし、前記内ロック機構を解錠したまま放置すると、すなわち前記内開閉部材を閉止位置にロックしていない状態に放置すると、外ロック機構を解錠した状態であれば前記内収納空間へのアクセスが可能となる。すなわち、前記内ロック機構を解錠したまま放置すると、内収納空間内部にアクセスする権限を有しない者であっても外ロック機構の解錠を行えば前記内収納空間へのアクセスが可能となってしまう不具合が発生しうる。
本発明は、このような課題を解決すべく構成するものである。
すなわち、本発明に係る什器は、内部に収納空間を有する什器本体と、前記収納空間内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記収納空間内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた外開閉部材と、前記収納空間内に設けられ内収納空間を内部に有する物品収納体と、前記内収納空間内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記内収納空間内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた内開閉部材と、前記内開閉部材を閉止位置にロック可能な内ロック機構と、前記内ロック機構の施錠し忘れを防止する施錠し忘れ抑制手段とを具備することを特徴とする。
このようなものであれば、前記内ロック機構を施錠しない状態で前記外開閉部材を閉止する事態、さらには内ロック機構を施錠状態にしないまま放置される事態の発生を、前記第2ロック機構の施錠し忘れを防止する施錠し忘れ抑制手段により抑えることができるので、機密性の高い書類等の収納物を他と区別して内収納空間に収納する態様をより有効に行うことができる。
このような什器をより具体的に実現するための構成の一例として、前記施錠し忘れ抑制手段が、内ロック機構が施錠状態にあるか否かを外部から認識可能にするロック状態認識補助手段であるものが挙げられる。このように構成すれば、内ロック機構が施錠状態にない状態を、前記ロック状態認識補助手段により使用者に認識させることができるので、使用者に内ロック機構の施錠を促すことができる。
前段で述べた什器のさらに具体的な構成の一例として、前記ロック状態認識補助手段を、前記内ロック機構に設けられ該内ロック機構が施錠状態にあるか否かを表示するシグナルキーと、該シグナルキーの表示内容を外部から視認可能にする窓部とを利用して形成しているものが挙げられる。
機密性の高い書類等の収納物を他と区別して内収納空間に収納する態様をより有効に行うことができる什器をより具体的に実現するための構成の他の一例として、前記施錠し忘れ抑制手段が、前記収納空間外部からの前記内ロック機構の施錠を可能にするロック機構アクセス手段であるものが挙げられる。このように構成すれば、前記ロック機構アクセス手段が存在するので、前記外開閉部材を閉止位置に移動させた後であっても内ロック機構の施錠が可能であり、従って内ロック機構を施錠状態にしないまま放置される事態が発生しにくくなる。
前記什器本体内部の収納空間全体に対して機密性を確保できるようにするための態様として、前記外開閉部材を閉止位置にロック可能な外ロック機構を具備するものが挙げられる。
機密性の高い書類等の収納物を他と区別して内収納空間に収納する態様をより有効に行うことができる什器をより具体的に実現するための構成の他の一例として、前記施錠し忘れ抑制手段が、前記外開閉部材を閉止位置に移動させた際ないし前記外ロック機構を施錠状態にした際に前記内ロック機構を施錠状態にする自動施錠手段であるものが挙げられる。このように構成すれば、自動施錠手段により、前記外開閉部材を閉止位置に移動させた際ないし前記外ロック機構を施錠状態にした際に前記内ロック機構が施錠されるので、内ロック機構を施錠状態にしないまま前記外開閉部材を閉止位置に移動させる事態又は前記外ロック機構を施錠状態にする事態、さらには内ロック機構を施錠状態にしないまま放置される事態の発生を防ぐことができる。
前段で述べた什器のさらに具体的な構成の一例として、前記自動施錠手段を、前記内ロック機構に設けられ押圧された際に該内ロック機構を施錠状態にする施錠ボタンと、前記外開閉部材を閉止状態に移動させた際に前記施錠ボタンを押圧するボタン押圧部とを利用して形成しているものが挙げられる。
機密性の高い書類等の収納物を他と区別して内収納空間に収納する態様をより有効に行うことができる什器をより具体的に実現するための構成のさらに他の一例として、前記施錠し忘れ抑制手段が、内ロック機構が施錠されていない場合に前記外開閉部材の閉止位置への移動を禁止する閉止禁止手段であるものも挙げられる。このように構成すれば、内ロック機構が施錠されない限り、閉止禁止手段が機能して前記外開閉部材の閉止位置への移動が禁止されるので、内ロック機構を施錠状態にしないまま前記外開閉部材を閉止位置に移動させ、外ロック機構が存在する場合に外ロック機構を施錠状態にする事態、さらには内ロック機構を施錠状態にしないまま放置される事態の発生を防ぐことができる。
機密性の高い書類等の収納物を他と区別して内収納空間に収納する態様をより有効に行うことができる什器をより具体的に実現するための構成のさらに他の一例として、前記施錠し忘れ抑制手段が、内ロック機構が施錠されていない場合に前記内開閉部材を開放位置側に付勢する閉止抑制手段であるものも挙げられる。このように構成すれば、内ロック機構が施錠されない限り、閉止抑制手段が機能して前記内開閉部材が開放位置側に付勢され、前記内開閉部材が閉止位置に止まることがないので、前記内ロック機構の施錠を促すことができる。
本発明は、以上のように、前記内ロック機構の施錠し忘れを防止する施錠し忘れ抑制手段を備えているので、前記内ロック機構を施錠しない状態で前記外開閉部材を閉止位置に移動させてしまう事態、さらには内ロック機構を施錠状態にしないまま放置される事態の発生を抑えることができる。従って、機密性の高い書類等の収納物を他と区別して内収納空間に収納する態様をより有効に行うことができる。
加えて、前記施錠し忘れ抑制手段が、内ロック機構が施錠状態にあるか否かを外部から認識可能にするロック状態認識補助手段であれば、内ロック機構が施錠状態にない状態を、前記ロック状態認識補助手段により使用者に認識させることができるので、使用者に内ロック機構の施錠を促すことができる。
以下、本発明の第1実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態に係る什器1は、図1及び図2に全体斜視図を示すように、内部に収納空間Sを有する什器本体2と、前記収納空間S内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記収納空間S内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた外開閉部材たる外扉3と、前記外扉3を閉止位置にロック可能な外ロック機構4と、前記収納空間S内に設けられ内収納空間SSを内部に有する物品収納体5と、前記内収納空間SS内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記内収納空間SS内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた内開閉部材たる内扉6と、前記内扉6を閉止位置にロック可能な内ロック機構7とを具備する。なお、前記図1には外扉3を閉止位置に位置させた状態、前記図2には外扉3を開放位置に位置させた状態をそれぞれ示している。
前記什器本体2、前記外扉3、及び前記外ロック機構4は、オフィス等において広く用いられている什器とほぼ同様の構成を有する。
前記物品収納体5及び前記内扉6は、オフィス等において広く用いられ、内部に収納空間を有する物品収納庫の物品収納庫本体及び該物品収納庫の扉としてそれぞれ広く用いられているものとほぼ同様の構成を有する。
前記内ロック機構7は、図3に示すように、鍵穴7aを有し、従来用いられているシリンダー錠として周知のものと同様の構成を有するシリンダー部71と、このシリンダー部71の内筒(図示略)の回転に連動して前記物品収納体5に設けた係合孔5xと係合する施錠位置と前記係合孔5xと係合しない開錠位置との間で移動可能なロック爪部72とを有し、前記ロック爪部72と前記係合孔5xとが係合することにより前記内扉6の閉止位置からの移動を禁止するシリンダー錠として周知のもの(例えば、特開2002−168103号公報に記載のもの)と同様の構成を有する。
しかして本実施形態では、前記内ロック機構7の施錠し忘れを防止する施錠し忘れ抑制手段であり、内ロック機構7が施錠状態にあるか否かを外部から認識可能にするロック状態認識補助手段8をさらに具備する。
具体的には、前記ロック状態認識補助手段8は、前記図3、及び要部を拡大して示した正面図である図4に示すように、前記内ロック機構7に設けられ該内ロック機構7が施錠状態にあるか否かを表示するシグナルキー81と、該シグナルキー81の表示内容を外部から視認可能にする窓部82とを利用して形成している。
さらに詳述すると、前記シグナルキー81は、前記シリンダー部71の内筒と連動する表示子811と、この表示子811を前記内収納空間SS外部から認識可能にする表示窓812とを備えている。なお、前記表示窓812は、前記図3では想像線により示している。前記表示子811は、例えば前記シリンダー部71の内筒から外方に向けて延伸する基部811cと、前記基部811cから前記シリンダー部71と同心の円弧状に延伸して設けていて内ロック機構7が施錠状態にあることを示す施錠表示部811aと、前記施錠表示部811aの先端から前記シリンダー部71と同心の円弧状に延伸して設けていて内ロック機構7が施錠状態にないことを示す解錠表示部811bとを有する。ここで、施錠表示部811aとしては、全体を赤色に塗りつぶした態様や、「施錠」の文字を配する態様が考えられる。一方、解錠表示部811bとしては、全体を白色に塗りつぶした態様や、「解錠」の文字を配する態様が考えられる。一方、表示窓812は、前記内扉6の前記表示子811に対応する位置に設けている。そして、これら表示子811及び表示窓812が協働して、内ロック機構7が施錠状態にある場合には施錠表示部811aの表示内容を、また、内ロック機構7が施錠状態にない場合には解錠表示部811bの表示内容をそれぞれ前記内収納空間SS外部から認識可能に表示するようにしている。
一方、窓部82は、前記外扉3の前記シグナルキー81に対応する位置に設けている透明板を利用して形成していて、収納空間S外部からの視線がこの窓部82を通過して前記シグナルキー81に到達することを可能にしている。なお、前記透明板を設ける替わりに、外扉3に厚さ方向に貫通する貫通孔を設け、この貫通孔を窓部としてもよい。
この什器1内に機密性の高い書類等の収納物を他と区別して収納する際には、まず内ロック機構7の施錠状態を解除し、内扉6を開放位置に移動させて、前記収納物を内収納空間SS内部に配する。次いで、内扉6を閉止位置に移動させて、内ロック機構7を施錠状態にする。このとき、使用者は、前記シグナルキー81により、施錠表示部の表示内容が内収納空間SS外部に表示されていることを確認できる。さらに、前記外扉3を閉止位置に移動させ、前記外ロック機構4を施錠状態にする。このとき、使用者は、窓82を通して、前記施錠表示部の表示内容を確認できる。
本実施形態では、以上に述べたように、施錠し忘れ抑制手段であるロック状態認識補助手段8により、内ロック機構7が施錠状態にあるか否かを外部から認識可能にしているので、前記内ロック機構7を施錠しない状態で前記外ロック機構4を施錠する事態の発生を抑えることができる。従って、機密性の高い書類等の収納物を他と区別して内収納空間SSに収納する態様をより有効に行うことができる。また、内ロック機構7が施錠状態にない状態を、前記ロック状態認識補助手段8により使用者に認識させることができるので、使用者に内ロック機構7の施錠を促すことができる。
さらに、前記ロック状態認識補助手段8を、前記内ロック機構7に設けられ該第2ロック機構7が施錠状態にあるか否かを表示するシグナルキー81と、該シグナルキー81の表示内容を外部から視認可能にする窓部82とを利用して形成しているので、簡単な構成により、使用者に内ロック機構7の施錠を促し、前記内ロック機構7を施錠しない状態で前記外ロック機構4を施錠する事態の発生を抑えることができる効果を得ることができる。
なお、前記表示子は、上述した以外の構成のものであってももちろんよい。例えば、上述したシグナルキー81に代えて、内開閉部材の外面、すなわち閉止位置において内収納空間外部に向かう側の面に設けたLEDと、内開閉部材内部ないし物品収納体内部に設けられ、前記LEDと前記ロック機構とを接続する電気回路とを利用したものが考えられる。具体的には、例えば、第2ロック機構7が解錠状態にある場合にのみ点灯するLEDを利用したものや、第2ロック機構7が施錠状態にある場合にのみ点灯するLEDを利用したものや、第2ロック機構7が施錠状態にある場合と解錠状態にある場合とで異なる色に点灯するLEDを利用したもの等が挙げられる。なお、前記電気回路の電源は、内開閉部材内部ないし物品収納体内部に取り付けるようにした電池でもよく、また、外部の商用電源を利用するものであってもよい。さらに、内開閉部材内部ないし物品収納体内部に充電池を設け、商用電源を利用してこの充電池に充電を行うようにしたものでもよく、外開閉部材の外面側に太陽電池を設けてこの太陽電池から前記充電池に充電を行うようにしたものでもよい。
また、収納空間S内に前記物品収納体5を複数設ける場合、前記該シグナルキー81ないしLEDの幅方向位置を略又は完全に同一にし、外扉の前記シグナルキー81ないしLEDに対応する位置に高さ方向に延伸する形状の窓を設けてロック状態認識補助手段8を形成する態様も考えられる。
加えて、LEDを利用して前記表示子を形成する場合、前扉に窓部を設ける替わりに、前扉にパンチ孔を設けて前記LEDの点灯を外部から認識可能にする態様や、窓部を半透明板を利用して形成する態様も考えられる。また、LEDを、外開閉部材の外面、すなわち閉止位置において収納空間外部に向かう側の面に設けるとともに、外開閉部材の外面に設けたLEDと前記ロック機構とを接続する電気回路を収納空間内部に設ける態様も考えられる。
さらに、前記ロック状態認識補助手段としては、例えば第2ロック機構7が解錠状態にある場合にのみ音を発するブザー等を利用する態様も考えられる。
そして、図5に全体斜視図を示すような、什器C1に、内部に収納空間Sを有する什器本体C12と、前記収納空間S内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記収納空間S内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた外開閉部材であるとともに内収納空間SSを内部に有する物品収納体たる外抽斗C13と、前記内収納空間SS内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記内収納空間内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた内開閉部材たる内抽斗C16と、前記内抽斗を閉止位置にロック可能な内ロック機構C17とを有する什器に、前記内ロック機構C17の施錠し忘れを防止する施錠し忘れ抑制手段であるロック状態認識補助手段C18とを具備させる態様も考えられる。
このロック状態認識補助手段C18は、例えば、図6に示すように、前記内ロック機構C17に設けられ該内ロック機構C17が施錠状態にあるか否かを表示するシグナルキーC181と、前記外抽斗C13の厚さ方向に貫通する窓部C182と、前記シグナルキーC181及び前記窓部C182の中間に位置し、前記シグナルキーの表示状態を前記窓部C182を介して外部から視認可能にする鏡C183とを利用して形成するとよい。このとき、外部からの視線Lは、前記図6の(b)に示すように、窓部C182を通過した後、鏡C183により方向を変えられて前記シグナルキーC181に達する。なお、前記シグナルキーC181は、例えば上述した什器1のシグナルキー8と同様の構成を有するものが考えられる。
次に、本発明の第2実施形態を、図面を参照して説明する。なお、上述した第1実施形態に係るものに対応する要素には、同一の名称及び符号を付している。
この実施形態に係る什器C2は、図7に全体斜視図を示すように、内部に収納空間Sを有する什器本体2と、前記収納空間S内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記収納空間S内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた外開閉部材たる外扉3と、前記外扉3を閉止位置にロック可能な外ロック機構4と、前記収納空間S内に設けられ内収納空間SSを内部に有する物品収納体5と、前記内収納空間SS内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記内収納空間SS内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた内開閉部材たる内扉6と、前記内扉6を閉止位置にロック可能な内ロック機構70とを具備する上述した第1実施形態と略同様の構成を有する。
前記什器本体2、前記外扉3、及び前記外ロック機構4は、オフィス等において広く用いられている什器とほぼ同様の構成を有する。
前記物品収納体5及び前記内扉6は、オフィス等において広く用いられ、内部に収納空間を有する物品収納庫の物品収納庫本体及び該物品収納庫の扉としてそれぞれ広く用いられているものとほぼ同様の構成を有する。
前記内ロック機構70は、前記図7、及びこの内ロック機構70の機能ブロック図である図8に示すように、シリンダー部701と、ロック爪部702と、施錠ボタン703とを有する。前記シリンダー部701及び前記ロック爪部702は、上述した第1実施形態における内ロック機構7のシリンダー部71及びロック爪部72と、それぞれ同様の構成を有する。前記施錠ボタン703は、具体的には、前記図8に示すように、押圧操作を受け付けるボタン本体7031と、前記ボタン本体7031への押圧操作を受けて前記ロック爪部702に作用し施錠を行う施錠部7032とを具備する。さらに詳述すると、前記ボタン本体7031及び施錠部7032は、制御回路7033a、入力インタフェース7033b、及び出力インタフェース7033cを少なくとも有する制御装置7033に接続されている。前記入力インタフェース7033bは前記ボタン本体7031に、前記出力インタフェース7033cは施錠部7032にそれぞれ接続している。そして、前記ボタン本体7031は、押圧操作を受け付けた際に施錠要求信号を制御装置7033に発する。制御装置7033は、入力インタフェース7033bを介して施錠要求信号を受け付けた際に、施錠部7032に出力インタフェース7033cを介して施錠命令信号を発する。施錠部7032は、施錠命令信号を受けて、前記ロック爪部702を前記物品収納体5に設けた係合孔と係合する位置まで移動させる。なお、施錠部7032には、例えば、前記ボタン本体7031と前記ロック爪部702とをリンク機構等を利用して機械的に接続する構成や、前記ロック爪部702にモータ(図示略)等を接続した構成等を採用している。
しかして本実施形態では、前記内ロック機構70の施錠し忘れを防止する施錠し忘れ抑制手段であり、前記外扉3を閉止位置に移動させた際に前記内ロック機構70を施錠状態にする自動施錠手段9をさらに具備する。
具体的には、前記自動施錠手段9は、図9に什器C2の中央縦断面図を示すように、前記施錠ボタン703と、前記外扉3を閉止状態に移動させた際に前記施錠ボタン703を押圧するボタン押圧部91とを利用して形成している。
前記ボタン押圧部91は、本実施形態では外扉3の閉止状態において前記施錠ボタン73に対向する位置に形成した突起である。すなわち、外扉3を閉止状態に移動させると、前記ボタン押圧部91が前記施錠ボタン703に対向する位置に移動し、この施錠ボタン73を押圧するようにしている。
この什器C2内に機密性の高い書類等の収納物を他と区別して収納する際には、まず内ロック機構70の施錠状態を解除し、内扉6を開放位置に移動させて、前記収納物を内収納空間SS内部に配する。次いで、内扉6を閉止位置に移動させる。そして、前記外扉3を閉止位置に移動させ、前記外ロック機構4を施錠状態にする。このとき、上述したように、前記ボタン押圧部91が前記施錠ボタン703に対向する位置に移動してこの施錠ボタン703を押圧し、前記内ロック機構70により内扉6が閉止位置にロックされる。
本実施形態では、以上に述べたように、施錠し忘れ抑制手段である自動施錠手段9により、前記外扉6を閉止位置に移動させた際に前記内ロック機構70が施錠されるので、内ロック機構70を施錠状態にしないまま前記外扉3を閉止位置に移動させそのまま放置される事態の発生を防ぐことができる。
特に、前記自動施錠手段9を、前記内ロック機構7に設けられ該内ロック機構7を施錠状態にする施錠ボタン703と、前記外扉3を閉止状態に移動させた際に前記施錠ボタン703を押圧するボタン押圧部91とを利用して形成しているので、簡単な構成によりこのような自動施錠手段9を実現できる。
なお、自動施錠手段としては、上述した以外に、例えば、前記内ロック機構7に接続した制御装置と、前記制御装置に接続した光センサとを利用し、前記外扉が閉止状態に移動して前記収納空間内が暗くなったことを前記光センサが検知した際に、前記光センサが外扉閉止検知信号を前記制御装置に出力し、この外扉閉止検知信号を受けて前記制御装置が前記内ロック機構7に施錠するよう命令する態様が考えられる。さらに、前記光センサに代えて前記外ロック機構が施錠されたことを検知する例えば機械式センサを前記制御装置に出力し、前記外ロック機構が施錠されたことを前記機械式センサが検知した際に、前記機械式センサが外ロック機構施錠信号を前記制御装置に出力し、この外ロック機構施錠信号を受けて前記制御装置が前記内ロック機構7に施錠するよう命令する態様も考えられる。そして、上述した内ロック機構に代えて、暗証番号等のパスワードの入力を受け付ける入力装置ないし磁気カードやICカードに記憶した認証情報を読み取る読取装置を備えた認証装置をロック機構に接続し、解錠の際に認証装置を介してパスワードないし認証情報を受け付け、パスワードないし認証情報が正当なものである場合に解錠を行う周知の構成のものを採用してもよい。加えて、上述した第2実施形態において、ボタン押圧部91を設ける代わりに、前記外扉3の内面、すなわち閉止位置において収納空間内部に向かう側の面により施錠ボタン703を押圧する態様も考えられる。
次に、本発明の第3実施形態を、図面を参照して説明する。なお、上述した第1実施形態に係るものに対応する要素には、同一の名称及び符号を付している。
この実施形態に係る什器C3は、図10に全体斜視図を示すように、内部に収納空間Sを有する什器本体2と、前記収納空間S内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記収納空間S内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた外開閉部材たる外扉3と、前記外扉3を閉止位置にロック可能な外ロック機構4と、前記収納空間S内に設けられ内収納空間SSを内部に有する物品収納体5と、前記内収納空間SS内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記内収納空間SS内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた内開閉部材たる内扉6と、前記内扉6を閉止位置にロック可能な内ロック機構7とを具備する上述した第1実施形態と略同様の構成を有する。
前記什器本体2、前記外扉3、及び前記外ロック機構4は、上述した第1実施形態と略同様の構成、すなわちオフィス等において広く用いられている什器とほぼ同様の構成を有する。
前記物品収納体5、前記内扉6、及び内ロック機構7も、上述した第1実施形態と略同様の構成、すなわちオフィス等において広く用いられ、内部に収納空間を有する物品収納庫の物品収納庫本体、該物品収納庫の扉、及びこの物品収納庫の扉を閉止位置にロックするシリンダー式ロック機構としてそれぞれ広く用いられているものとほぼ同様の構成を有する。
さらに本実施形態では、図11に示すように、前記外ロック機構4の施錠及び解錠を行うための鍵としての機能と、前記内ロック機構7の施錠及び解錠を行うための鍵としての機能とを備える鍵Kに備えさせている。具体的には、前記鍵Kの先端部に前記内ロック機構7の錠前に対応する鍵山K1、基端部に前記外ロック機構4の錠前に対応する鍵山K2をそれぞれ形成している。
しかして本実施形態では、前記内ロック機構7の施錠し忘れを防止する施錠し忘れ抑制手段であり、前記収納空間外部からの前記内ロック機構7の施錠を可能にするロック機構アクセス手段たる鍵貫通孔4xをさらに具備する。
具体的には、前記外ロック機構4の鍵穴4aと、前記内ロック機構7の鍵穴7aとを平面視重合する位置に設けているとともに、前記外ロック機構4の鍵穴の前記内ロック機構7側の端部に鍵Kが貫通可能な前記鍵貫通孔4xを設け、前記内ロック機構7及び前記外ロック機構4を鍵Kにより同時に施錠動作及び解錠動作を行えるようにしている。
この什器1内に機密性の高い書類等の収納物を他と区別して収納する際には、まず内ロック機構7の施錠状態を解除し、内扉6を開放位置に移動させて、前記収納物を内収納空間SS内部に配する。次いで、内扉6を閉止位置に移動させる。そして、前記外扉3を閉止位置に移動させ、鍵Kを前記外ロック機構4の鍵穴及び前記内ロック機構7の鍵穴に順次挿入し、前記外ロック機構4及び前記内ロック機構7の施錠動作を同時に行う。
なお、内収納空間SS内部にアクセスする権限のない者には、前記外ロック機構4の錠前に対応する鍵山のみを有する鍵(図示略)を所持させるようにしている。
本実施形態では、以上に述べたように、施錠し忘れ抑制手段かつロック機構アクセス手段たる鍵貫通孔4xを設け、前記収納空間S外部からの前記内ロック機構7の施錠を可能にしているので、前記外扉3を閉止位置に移動させた後であっても内ロック機構7の施錠が可能であり、従って内ロック機構7を施錠状態にしないまま放置される事態が発生しにくくなる。
特に本実施形態では、鍵Kを前記外ロック機構4の鍵穴4a、前記鍵貫通孔4x、及び前記内ロック機構7の鍵穴7aに順次挿入し、前記外ロック機構4及び前記内ロック機構7の施錠動作を同時に行うようにしているので、前記内ロック機構7の施錠動作を行うことなく前記外ロック機構4の施錠操作を行う事態の発生を確実に防止できる。
なお、外ロック機構と内ロック機構とを正面視互いに重合しない位置に設けるとともに、外扉等の外開閉部材の内ロック機構に対応する位置に、厚さ方向に貫通する孔を設ける態様も考えられる。このような態様であっても、内ロック機構の鍵を、外開閉部材の外側からこの孔を通過させて内ロック機構の鍵穴に挿入させることができるので、外開閉部材を閉止位置に移動させた後であっても内ロック機構の施錠を行うことができ、前記内ロック機構を解錠したまま外開閉部材を閉止位置にした状態に放置される事態の発生を抑えることができる。
また、前段で述べた態様において、内ロック機構7に上述した第1実施形態で述べたようなシグナルキーを設け、該シグナルキーの表示内容を前記鍵挿入窓を介して外部から視認可能にするとなおよい。
次に、本発明の第4実施形態を、図面を参照して説明する。なお、上述した第1実施形態に係るものに対応する要素には、同一の名称及び符号を付している。
この実施形態に係る什器C4は、図12に全体斜視図、図13に図12における要部を拡大して示した図をそれぞれ示すように、内部に収納空間Sを有する什器本体C42と、前記収納空間S内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記収納空間S内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた外開閉部材であるとともに内収納空間SSを内部に有する物品収納体たる外抽斗C43と、この外抽斗C43を閉止位置にロック可能な外ロック機構C44と、前記内収納空間SS内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記内収納空間内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた内開閉部材たる内抽斗C46と、前記内抽斗を閉止位置にロック可能な内ロック機構C47とを有する。
具体的には、前記什器本体C42、外抽斗C43、及び外ロック機構C44は、什器本体に開放位置と閉止位置との間で移動可能な抽斗を収納してなるとともに、抽斗を閉止位置にロック可能なロック機構を有する従来の什器における什器本体、抽斗、及びロック機構と略同様の構成を有する。
前記内抽斗C46は、前記外抽斗C43に、図示しない内抽斗支持機構を介してスライド可能に支持されている。
前記内ロック機構C47は、図示はしないが、シリンダー部と、ロック爪部とを有するシリンダー錠として周知のものと同様の構成を有する。
しかして本実施形態では、本実施形態では、前記内ロック機構C47の施錠し忘れを防止する施錠し忘れ抑制手段であり、前記内ロック機構C47が施錠されていない場合に前記外抽斗C43の閉止位置への移動を禁止する閉止禁止手段C48をさらに具備する。
この閉止禁止手段C48は、前記図13、及び機能ブロック図である図14に示すように、前記内ロック機構C47が施錠されていない場合に前記外抽斗C43の上端を越えて突出し、前記内ロック機構C47が施錠されている場合に前記外抽斗C43内部に収納される閉止禁止突起C481と、前記内ロック機構C47のシリンダー部(図示略)に接続され、前記シリンダー部の内筒の回動を前記閉止禁止突起C481の上下動に変換する動作変換機構C482とを備えている。そして、前記内ロック機構C47が施錠されていない場合に前記外抽斗C43を移動させようとした場合に、前記閉止禁止突起C481が前記収納空間Sの上面を形成する什器本体C42の天板C421に当接して前記外抽斗C43のこれ以上内方への移動を禁止し、前記外抽斗C43が閉止位置まで移動できないようにしている。なお、前記動作変換機構C482の具体的な構成としては、例えば一般家庭の玄関扉に用いられるシリンダー錠に接続されて突没し玄関扉から突出した状態で前記玄関扉を扉枠にロックする閂と前記シリンダー錠とを接続する機構と同様の構成が考えられる。
本実施形態では、以上に述べたように、施錠し忘れ抑制手段である閉止禁止手段C48を設け、前記内ロック機構C47が施錠されていない場合に前記外抽斗C43の閉止位置への移動を禁止しているので、内ロック機構C47を施錠状態にしないまま前記外抽斗C43を閉止位置に移動させてそのまま放置される事態、及び前記外ロック機構を施錠状態にする事態の発生を防ぐことができる。
なお、本発明は以上に挙げた実施の形態に限られない。
例えば、上述した第1〜第3実施形態における物品収納体5と内扉6との間を接続する蝶番に、ねじりコイルバネを利用して、前記内扉6を開放位置側に付勢する閉止抑制手段を、前記内ロック機構7の施錠し忘れを防止する施錠し忘れ抑制手段として設けるようにしてもよい。
このように構成しても、前記内扉6を閉止位置に移動させた後、内ロック機構7を解錠状態にしたまま放置すると、前記閉止抑制手段が機能して前記内扉6が開放位置側に付勢され、前記内扉6が閉止位置に止まらないので、内ロック機構7の施錠を促すことができる。なお、前記内扉6を開放位置側に付勢可能であれば、ねじりコイルバネ以外を用いて前記閉止抑制手段を形成してももちろんよい。
さらに、前記第1〜第4実施形態において、外ロック機構は省略する態様も考えられる。
その他、各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
本発明の第1実施形態に係る什器を示す全体斜視図。 同実施形態に係る什器を示す全体斜視図。 同実施形態に係る什器の内ロック機構及びロック状態認識補助手段を示す概略正面図。 同実施形態に係る什器の要部を示す正面図。 本発明の他の実施態様に係る什器を示す全体斜視図。 図5における要部及び同実施態様に係るロック状態認識補助手段をそれぞれ示す図。 本発明の第2実施形態に係る什器を示す全体斜視図。 同実施形態に係る什器の内ロック機構の機能ブロックを示す図。 同実施形態に係る什器の要部の中央側断面図。 本発明の第3実施形態に係る什器を示す全体斜視図。 同実施形態に係る什器の要部の側断面図。 本発明の第4実施形態に係る什器を示す全体斜視図。 図12における要部を示す図。 同実施形態に係る什器の内ロック機構の機能ブロックを示す図。
符号の説明
1、C1、C2、C3、C4…什器
2、C12、C42…什器本体
3…外扉(外開閉部材)
C13、C43…外抽斗(外開閉部材)
4、C14、C44…外ロック機構
4x…鍵貫通孔(ロック機構アクセス手段)
5…物品収納体
6…内扉(内開閉部材)
C16、C46…外抽斗(内開閉部材)
7、70、C17、C47…内ロック機構
703…施錠ボタン
8…ロック状態認識補助手段
81、C181…シグナルキー
82、C182…窓部
9…自動施錠手段
91…ボタン押圧部
C481…閉止禁止突起(閉止禁止手段)

Claims (9)

  1. 内部に収納空間を有する什器本体と、前記収納空間内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記収納空間内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた外開閉部材と、前記収納空間内に設けられ内収納空間を内部に有する物品収納体と、前記内収納空間内部へのアクセスを可能にする開放位置と前記内収納空間内部へのアクセスを不可能にする閉止位置との間で移動可能に設けた内開閉部材と、前記内開閉部材を閉止位置にロック可能な内ロック機構と、前記内ロック機構の施錠し忘れを防止する施錠し忘れ抑制手段とを具備することを特徴とする什器。
  2. 前記施錠し忘れ抑制手段が、内ロック機構が施錠状態にあるか否かを外部から認識可能にするロック状態認識補助手段であることを特徴とする請求項1記載の什器。
  3. 前記ロック状態認識補助手段を、前記内ロック機構に設けられ該内ロック機構が施錠状態にあるか否かを表示するシグナルキーと、該シグナルキーの表示内容を外部から視認可能にする窓部とを利用して形成していることを特徴とする請求項2記載の什器。
  4. 前記施錠し忘れ抑制手段が、前記収納空間外部からの前記内ロック機構の施錠を可能にするロック機構アクセス手段であることを特徴とする請求項1記載の什器。
  5. 前記外開閉部材を閉止位置にロック可能な外ロック機構を具備することを特徴とする請求項1記載の什器。
  6. 前記施錠し忘れ抑制手段が、前記外開閉部材を閉止位置に移動させた際ないし前記外ロック機構を施錠状態にした際に、前記内ロック機構を施錠状態にする自動施錠手段であることを特徴とする請求項5記載の什器。
  7. 前記自動施錠手段を、前記内ロック機構に設けられ押圧された際に該内ロック機構を施錠状態にする施錠ボタンと、前記外開閉部材を閉止状態に移動させた際に前記施錠ボタンを押圧するボタン押圧部とを利用して形成していることを特徴とする請求項6記載の什器。
  8. 前記施錠し忘れ抑制手段が、内ロック機構が施錠されていない場合に前記外開閉部材の閉止位置への移動を禁止する閉止禁止手段であることを特徴とする請求項1記載の什器。
  9. 前記施錠し忘れ抑制手段が、内ロック機構が施錠されていない場合に前記内開閉部材を開放位置側に付勢する閉止抑制手段であることを特徴とする請求項1記載の什器。
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