JP4517842B2 - 磁気メモリデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、磁気抵抗効果発現体を含む記憶セルを備えて情報の記録および読出が可能に構成された磁気メモリデバイスに関するものである。
この種の磁気メモリデバイスとして、本願出願人が既に提案した特開2004−178623号公報に開示された磁気メモリデバイスが知られている。この磁気メモリデバイスは、磁気ランダムアクセスメモリ(以下、「MRAM:Magnetic Random Access Memory 」ともいう)であって、一対の磁気抵抗効果素子および一対の逆流防止用ダイオードを備えた複数の記録セルが二次元配列されて構成されている。この場合、各記憶セルには、一対の磁気抵抗効果素子のいずれか一方の抵抗値を他方に比べて大きくすることにより、2値化された情報が記憶される。
この磁気メモリデバイスにおいて、複数の記憶セルのうちの一つに記憶されている情報を読み出すときには、同公報中の図9に示すY方向アドレスデコーダを介して一対のトランジスタ(列選択用トランジスタ)を作動させることにより、この一対の列選択用トランジスタのエミッタ端子にそれぞれ接続されている一対のセンスビット線(電流供給ライン)に電流電圧変換用抵抗器を介して電流を供給可能な状態とする。また、X方向アドレスデコーダを介して1つの定電流回路を作動させることにより、この定電流回路に接続されている1つのセンスワード線(電流引込ライン)に接続されている記憶セルから定電流を引き込み可能な状態とする。これにより、この一対の電流供給ラインとこの1つの電流引込ラインとの交差部分に配設されて両ラインに接続されている1つの記憶セルが選択されて、電源から一方の電流電圧変換用抵抗器、一方の列選択用トランジスタ、選択された記憶セルに含まれている一方の磁気抵抗効果素子、一方の逆流防止用ダイオードおよび定電流回路を経由してグランドに至る第1の経路と、電源から他方の電流電圧変換用抵抗器、他方の列選択用トランジスタ、選択された記憶セルに含まれている他方の磁気抵抗効果素子、他方の逆流防止用ダイオードおよび定電流回路を経由してグランドに至る第2の経路とに、各磁気抵抗効果素子の抵抗値に応じた電流がそれぞれ流れる。また、各経路に配設された各電流電圧変換用抵抗器の両端には、各経路を流れる各電流の電流値に比例した電圧がそれぞれ発生する。したがって、各電流電圧変換用抵抗器に発生する各電圧(または各電圧の電圧差)を検出することにより、選択された記憶セルに含まれている各磁気抵抗効果素子の抵抗値の大小を検出して、この記録セルに記憶されている情報を読み出すことができる。
特開2004−178623号公報
ところが、発明者らは、上記した従来の磁気メモリデバイスをさらに検討した結果、以下のような改善すべき点を発見した。すなわち、この磁気メモリデバイスでは、各記録セルに記憶されている情報を読み出す際に、電源から、電流電圧変換用抵抗器、列選択用トランジスタ、磁気抵抗効果素子および定電流回路を経由してグランドに至る各経路に電流を供給している。しかしながら、記憶セルを構成する磁気抵抗効果素子と一方の逆流防止用ダイオードとが各経路中に直列に配設されている構成のため、この経路に十分な電流を流すためには高い電源電圧が必要となる。したがって、この磁気メモリデバイスには、高い電源電圧が必要になるため、消費電力が増加し、かつ電池駆動も行い難いという課題が存在する。
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、より低い電源電圧であっても情報の読み出しを行い得る磁気メモリデバイスを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係る磁気メモリデバイスは、(i+1)行(j+1)列(i,jは1以上の整数)で二次元状に配列された複数の記憶セルを備えた磁気メモリデバイスであって、前記各記憶セルには、1または2以上の磁気抵抗効果発現体がそれぞれ配設され、前記磁気抵抗効果発現体の抵抗値を感知するための第1の電流を供給する第1の電流供給回路と、前記磁気抵抗効果発現体に第2の電流を供給する第2の電流供給回路と、前記第1の電流および前記第2の電流の合計値を一定に制御する電流制御回路とを備えている。
この場合、前記各記憶セルには、前記磁気抵抗効果発現体がそれぞれ2つ配設され、前記各磁気抵抗効果発現体には、前記電流制御回路がそれぞれ1つ接続され、前記第1電流供給回路は、前記第1の電流を感知用電圧に変換する感知用抵抗を2つ備え、前記第2の電流供給回路は、前記第2の電流を前記各磁気抵抗効果発現体にそれぞれ供給し、前記各電流制御回路は、前記各感知用抵抗を流れる前記第1の電流、および前記各磁気抵抗効果発現体を流れる前記第2の電流の合計値をそれぞれ一定に制御する。
また、前記各感知用抵抗によってそれぞれ変換された前記各感知用電圧の電圧差に基づいて作動して前記各記憶セルに記憶されている情報を読み出す差動増幅回路を備えている。
また、前記各記憶セルには、前記磁気抵抗効果発現体がそれぞれ1つ配設され、当該磁気抵抗効果発現体には、前記電流制御回路が接続され、前記第1の電流供給回路は、前記第1の電流を感知用電圧に変換する感知用抵抗を備え、前記第2の電流供給回路は、前記第2の電流を前記磁気抵抗効果発現体に供給する。
この場合、前記感知用抵抗によって変換された前記感知用電圧と基準電圧との電圧差に基づいて作動して前記各記憶セルに記憶されている情報を読み出す差動増幅回路を備えている。
また、前記感知用抵抗は、その抵抗値が前記磁気抵抗効果発現体の前記抵抗値よりも2倍以上大きな抵抗値に規定されている。
本発明に係る磁気メモリデバイスによれば、磁気抵抗効果発現体の抵抗値を感知するための第1の電流を供給する第1の電流供給回路と、磁気抵抗効果発現体に第2の電流を供給する第2の電流供給回路と、第1の電流および第2の電流の合計値を一定に制御する電流制御回路とを備えたことにより、電流制御回路に対して第1の電流供給回路と記憶セル(磁気抵抗効果発現体)とが並列に接続される構成にすることができる。このため、第1の電流供給回路、記憶セルおよび電流制御回路が直流電圧とグランドとの間に直列に接続される従来の構成と比較して、記憶セル部分において生じる電圧降下分だけ、第1の電流供給回路と電流制御回路との直列回路で必要とされる電圧を低い電圧にすることができる。したがって、直流電圧をより低い電圧まで低下させたとしても、十分な電流値の第1の電流を供給することができるため、安定した読取動作を維持しつつ、低消費電力化を図ることができる。
また、本発明に係る磁気メモリデバイスによれば、各記憶セルには磁気抵抗効果発現体がそれぞれ2つ配設され、各磁気抵抗効果発現体には電流制御回路がそれぞれ1つ接続され、第1電流供給回路は第1の電流を感知用電圧に変換する感知用抵抗を2つ備え、第2の電流供給回路は第2の電流を各磁気抵抗効果発現体にそれぞれ供給し、各電流制御回路は各感知用抵抗を流れる第1の電流および各磁気抵抗効果発現体を流れる第2の電流の合計値をそれぞれ一定に制御することにより、各電流制御回路に対して第1の電流供給回路と記憶セル(磁気抵抗効果発現体)とが並列に接続される構成にすることができる。このため、第1の電流供給回路、記憶セルおよび電流制御回路が直流電圧とグランドとの間に直列に接続される従来の構成と比較して、記憶セル部分において生じる電圧降下分だけ、第1の電流供給回路と電流制御回路との直列回路で必要とされる電圧を低い電圧にすることができる。したがって、直流電圧をより低い電圧まで低下させたとしても、十分な電流値の第1の電流を供給することができるため、安定した読取動作を維持しつつ、低消費電力化を図ることができる。
さらに、本発明に係る磁気メモリデバイスによれば、各感知用抵抗によってそれぞれ変換された各感知用電圧の電圧差に基づいて差動増幅回路が作動して各記憶セルに記憶されている情報を読み出すことにより、各感知用抵抗の抵抗値を各磁気抵抗効果発現体の抵抗値よりも大きい抵抗値に規定することで、記録セルから情報を読み出す際の感度を十分に高めることができる。
また、本発明に係る磁気メモリデバイスによれば、各記憶セルには磁気抵抗効果発現体がそれぞれ1つ配設され、磁気抵抗効果発現体には電流制御回路が接続され、第1の電流供給回路は第1の電流を感知用電圧に変換する感知用抵抗を備え、第2の電流供給回路は第2の電流を磁気抵抗効果発現体に供給することにより、電流制御回路に対して第1の電流供給回路と記憶セル(磁気抵抗効果発現体)とが並列に接続される構成にすることができる。このため、第1の電流供給回路、記憶セルおよび電流制御回路が直流電圧とグランドとの間に直列に接続される従来の構成と比較して、記憶セル部分において生じる電圧降下分だけ、第1の電流供給回路と電流制御回路との直列回路で必要とされる電圧を低い電圧にすることができる。したがって、直流電圧をより低い電圧まで低下させたとしても、十分な電流値の第1の電流を供給することができるため、安定した読取動作を維持しつつ、低消費電力化を図ることができる。
さらに、本発明に係る磁気メモリデバイスによれば、感知用抵抗によって変換された感知用電圧と基準電圧との電圧差に基づいて作動して各記憶セルに記憶されている情報を読み出す差動増幅回路を備えたことにより、感知用抵抗の抵抗値を磁気抵抗効果発現体の抵抗値よりも大きい抵抗値に規定することで、記録セルから情報を読み出す際の感度を十分に高めることができる。
また、本発明に係る磁気メモリデバイスによれば、感知用抵抗の抵抗値を磁気抵抗効果発現体の抵抗値よりも2倍以上大きな抵抗値に規定したことにより、記録セルから情報を読み出す際の感度を一層高めることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る磁気メモリデバイスの最良の形態について説明する。
まず、図1,2を参照して、本発明に係る磁気メモリデバイスMの構成について説明する。
図1に示すように、磁気メモリデバイスMは、アドレスバッファ11、データバッファ12、制御ロジック部13、記憶セル群14、Y方向駆動制御回路部21およびX方向駆動制御回路部31を備えている。この場合、Y方向駆動制御回路部21は、Y方向アドレスデコーダ回路22、読出回路群23、Y方向カレントドライブ回路群24および定電流回路群25を有している。他方、X方向駆動制御回路部31は、X方向アドレスデコーダ回路32、およびX方向カレントドライブ回路群33を有している。この磁気メモリデバイスMは、記憶セル群14、読出回路群23、Y方向カレントドライブ回路群24、定電流回路群25、およびX方向カレントドライブ回路群33については、データ(データバッファ12を介して入力するデータ)のビット数(本例では一例として8つ)と同じ数だけ備え、アドレスバッファ11を介して入力したアドレスによって特定される所定のアドレスに所定のデータを記憶する際に、この所定のデータを構成する各ビットの情報(「1」か「0」)を、各ビットに対応する記憶セル群14におけるこの所定のアドレスの1つの記憶セル1にそれぞれ記憶させるように構成されている。また、磁気メモリデバイスMに含まれている各構成要素は、電源端子PWとグランド端子GNDとの間に直流電圧源から供給される直流電圧Vccによって作動する。
アドレスバッファ11は、外部アドレス入力端子A0〜A20を備え、この外部アドレス入力端子A0〜A20から取り込んだアドレス信号(例えばアドレス信号のうちの上位のアドレス信号)をY方向アドレスバス15を介してY方向アドレスデコーダ回路22に出力すると共に、アドレス信号(例えばアドレス信号のうちの下位のアドレス信号)をX方向アドレスバス16を介してX方向アドレスデコーダ回路32に出力する。
データバッファ12は、外部データ端子D0〜D7、入力バッファ12aおよび出力バッファ12bを備えている。また、データバッファ12は、制御信号線13aを介して制御ロジック部13に接続されている。この場合、入力バッファ12aは、X方向書込用データバス17を介して各X方向カレントドライブ回路群33に接続されると共に、Y方向書込用データバス18を介して各Y方向カレントドライブ回路群24に接続されて、外部データ端子D0〜D7を介して入力したデータに含まれている各ビットの情報を、8つの記憶セル群14のうちの各ビットの情報に対応する記憶セル群14に記憶させるために、各ビットに対応する各X方向カレントドライブ回路群33および各Y方向カレントドライブ回路群24にそれぞれ出力する。一方、出力バッファ12bは、Y方向読出用データバス19を介して読出回路群23に接続されている。また、出力バッファ12bは、読出回路群23によって読み取られたデータをY方向読出用データバス19を介して入力すると共に、入力したデータを外部データ端子D0〜D7に出力する。また、入力バッファ12aおよび出力バッファ12bは、制御ロジック部13から制御信号線13aを介して入力した制御信号に従って作動する。
制御ロジック部13は、入力端子CSおよび入力端子OEを備え、データバッファ12、読出回路群23、Y方向カレントドライブ回路群24およびX方向カレントドライブ回路群33の動作を制御する。具体的には、この制御ロジック部13は、入力端子CSを介して入力したチップセレクト信号、および入力端子OEを介して入力した出力許可信号に基づいて、入力バッファ12aおよび出力バッファ12bのいずれをアクティブにするか否かを決定すると共に、この決定に従って入力バッファ12aおよび出力バッファ12bを作動させるための制御信号を生成して制御信号線13aを介してデータバッファ12に出力する。
各記憶セル群14は、互いに並設された一対の線路で構成されると共に図1中のX方向に沿って並設された複数((j+1)本。jは1以上の整数)の書込ビット線(図示せず)と、書込ビット線の各線路とそれぞれ交差(直交)するように同図中のY方向に沿って並設された複数((i+1)本。iは1以上の整数)の書込ワード線(図示せず)と、書込ビット線および書込ワード線の各交差部分に配設されることによって二次元状に配列(一例として(i+1)行(j+1)列のマトリクス状で配列)された複数(((i+1)×(j+1))個)の記憶セル(磁気記憶セル)1と、互いに並設された一対の線路5a,5bで構成されると共に各書込ビット線にそれぞれ並設された複数((j+1)本)の読出ビット線5(図2参照)と、各書込ワード線にそれぞれ並設された複数((i+1)本)の読出ワード線(本例ではワードデコード線X0〜Xiが兼用する)とを備えて構成されている。
各記憶セル1は、図2に示すように、一対の記憶素子1a,1bを備えて構成されている。各記憶素子1a,1bは、GMR(Giant Magneto−Resistive)またはTMR(Tunneling Magneto−Resistive)を利用して構成された磁気抵抗効果発現体2a,2bと、各磁気抵抗効果発現体2a,2bにそれぞれ直列に接続されている2つの一方向性素子(一例としてダイオードDa,Db)とを備え、書込ビット線および書込ワード線に供給される電流に起因して発生する合成磁界の向きに応じて、磁気抵抗効果発現体2aの抵抗値が磁気抵抗効果発現体2bの抵抗値よりも小さくなる状態と、磁気抵抗効果発現体2aの抵抗値が磁気抵抗効果発現体2bの抵抗値よりも大きくなる状態のいずれかの状態に移行することにより、データを構成する各ビットの情報を記憶する。この場合、各ダイオードDa,Dbは、各々のアノード端子が共にワードデコード線Xm(mは0〜iの各々)に接続されている。また、ダイオードDaはそのカソード端子が一方の磁気抵抗効果発現体2aを介して読出ビット線5の一方の線路5aに接続され、ダイオードDbはそのカソード端子が他方の磁気抵抗効果発現体2bを介して読出ビット線5の他方の線路5bに接続されている。なお、各ダイオードDa,Dbは、各磁気抵抗効果発現体2a,2bに流れる電流(後述するIw1,Iw2)の向きをワードデコード線Xmから各線路5a,5bに向かう方向に規制できればよいため、磁気抵抗効果発現体2aおよびダイオードDaの各位置を入れ替えると共に、磁気抵抗効果発現体2bおよびダイオードDbの各位置を入れ替えて、各磁気抵抗効果発現体2a,2bがワードデコード線Xm側に接続される構成を採用することもできる。
Y方向駆動制御回路部21のY方向アドレスデコーダ回路22は、Y方向アドレスバス15を介して入力したアドレス信号に基づいて、読出回路群23に含まれている(j+1)個の読出回路、およびY方向カレントドライブ回路群24に含まれている(j+1)個のY方向カレントドライブ回路にそれぞれ接続されている(j+1)本のビットデコード線Y0,・・,Yn,・・,Yjのうちの1つ(ビットデコード線Yn。nは0以上j以下の整数)を選択すると共に、選択したビットデコード線Ynに所定の電圧を印加する。この場合、読出回路群23に含まれている(j+1)個の読出回路のうちの選択されたビットデコード線Ynに接続されている読出回路23n(図2参照)は、ビットデコード線Ynを介して上記の所定の電圧が印加されているときに作動する。また、Y方向カレントドライブ回路群24に含まれている(j+1)個のY方向カレントドライブ回路のうちの選択されたビットデコード線Ynに接続されているY方向カレントドライブ回路は、ビットデコード線Ynを介して上記の所定の電圧が印加されているときに作動して、接続されている書込ビット線に書込電流を供給する。
一方、X方向駆動制御回路部31のX方向アドレスデコーダ回路32は、X方向アドレスバス16を介して入力したアドレス信号に基づいて、X方向カレントドライブ回路群33に含まれている(i+1)個のX方向カレントドライブ回路にそれぞれ接続されている(i+1)本のワードデコード線X0,・・,Xm,・・,Xiのうちの1つ(ワードデコード線Xm。mは0以上i以下の整数)を選択すると共に、選択したワードデコード線Xmに所定の電圧を印加する。この場合、X方向カレントドライブ回路群33に含まれている(i+1)個のX方向カレントドライブ回路のうちの選択されたワードデコード線Xmに接続されているX方向カレントドライブ回路は、ワードデコード線Xm介して上記の所定の電圧が印加されているときに作動して、接続されている書込ワード線に書込電流を供給する。また、(i+1)本のワードデコード線X0〜Xiは、各記憶セル群14の0行目〜i行目にそれぞれ含まれている(j+1)個の記憶セル1に読出ワード線として接続されている。これにより、選択されたワードデコード線Xmに接続されているm行目に含まれている(j+1)個の記憶セル1には、直流電圧源として機能するX方向アドレスデコーダ回路32から所定の電圧が印加される。この結果、図2に示すように、各記憶素子1a,1bには、その抵抗値に応じた電流(本発明における第2の電流)Iw1,Iw2がX方向アドレスデコーダ回路32から供給される。
各読出回路(一例として読出回路23nを例に挙げて説明する)は、図2に示すように、前段回路(本発明における第1の電流供給回路)41と後段回路(本発明における差動増幅回路)42とを備えて構成されて、記憶セル群14のn列目に含まれている(i+1)個の記憶セル1に接続されている読出ビット線5の各線路5a,5bに電流(本発明における第1の電流)Ib1,Ib2を供給すると共に、各電流Ib1,Ib2の差分を検出することにより、記憶セル1から情報を読み出し可能に構成されている。具体的には、前段回路41は、一端側が電源端子PWにそれぞれ接続されている2本の電流電圧変換用の抵抗(本発明における感知用抵抗)R1,R2と、対応する抵抗R1,R2の各他端側にコレクタ端子がそれぞれ接続されると共に、線路5a,5bのうちの対応する一方にエミッタ端子がそれぞれ接続されている2つのスイッチ素子(一例としてNPN型トランジスタ)Q1,Q2とを備えて構成されて、作動時に各線路5a,5bに電流Ib1,Ib2を供給する。この場合、各抵抗R1,R2の抵抗値は、同一であって、後述する高抵抗状態における磁気抵抗効果発現体2a,2bの抵抗値と比較して十分に大きな抵抗値(約2倍以上の抵抗値。本形態では一例として約10倍の抵抗値)に設定されている。後段回路42は、図2に示すように、差動増幅回路として構成されて、各電流Ib1,Ib2の差分値、具体的には各電流Ib1,Ib2に起因して各抵抗R1,R2の両端に発生する電圧(感知用電圧)の電位差を検出すると共に増幅して出力する。読出回路23nの前段回路41および後段回路42は、Y方向アドレスデコーダ回路22によって選択されているビットデコード線Ynから所定の電圧が供給されているときにそれぞれ作動して、読出回路23nを作動状態に移行させる。
定電流回路(本発明における電流制御回路であって、一例として定電流回路25nを例に挙げて説明する)は、図2に示すように、読出回路23nに接続されている各線路5a,5bにコレクタ端子がそれぞれ接続されると共に、同じ電流値(一定値)のベース電流が常時供給されることにより、電流値の同じ定電流Is1,Is2をそれぞれ常時引き込むように構成された一対のトランジスタQ3,Q4を備えている。この場合、トランジスタQ3に流れる電流Is1は、図2に示すように、選択されたビットデコード線Ynに接続されている読出回路群23における前段回路41のスイッチ素子Q1を介して読出ビット線5の一方の線路5aに供給される電流Ib1と、選択されたワードデコード線Xmに接続されている記憶セル1のダイオードDaおよび記憶素子1aを介して読出ビット線5の一方の線路5aに供給される電流Iw1との合計電流となる。同様にして、トランジスタQ3に流れる電流Is2は、前段回路41のスイッチ素子Q2を介して読出ビット線5の他方の線路5bに供給される電流Ib2と、記憶セル1のダイオードDbおよび記憶素子1bを介して読出ビット線5の一方の線路5bに供給される電流Iw2との合計電流となる。この構成により、定電流回路25nは、電流Ib1および電流Iw1の合計電流値(合計値)を一定値に制御すると共に、電流Ib2および電流Iw2の合計電流値(合計値)を一定値に制御する。したがって、各記憶セル群14では、各電流Ib1,Ib2を読出ビット線5の各線路5a,5bに供給する読出回路23nの前段回路41と、各電流Iw1,Iw2を読出ビット線5の各線路5a,5bに供給する記憶セル1とが、定電流回路25nに対して並列に接続される構成となっている。
次に、磁気メモリデバイスMにおける情報の読出動作について説明する。なお、磁気メモリデバイスMには、Y方向カレントドライブ回路群24およびX方向カレントドライブ回路群33がそれぞれ作動することにより、予め情報が記憶されているものとする。
まず、アドレスバッファ11が、外部アドレス入力端子A0〜A20を介して入力したアドレス信号を、X方向アドレスバス16およびY方向アドレスバス15を介してX方向アドレスデコーダ回路32およびY方向アドレスデコーダ回路22に出力する。この際に、Y方向アドレスデコーダ回路22は、入力したアドレス信号に基づいて、ビットデコード線Y0〜Yjのうちの一つ(一例としてビットデコード線Yn)を選択する。同様にして、X方向アドレスデコーダ回路32は、入力したアドレス信号に基づいてワードデコード線X0〜Xiのうちの一つ(一例としてワードデコード線Xm)を選択する。一方、データバッファ12では、制御信号線13aから出力される制御信号に従い、出力バッファ12bが作動状態に移行すると共に入力バッファ12aが非作動状態に移行する。
この場合、ビットデコード線Ynによって選択された各記憶セル群14の各読出回路23nでは、ビットデコード線Ynを介して所定の電圧が印加されることにより、前段回路41および後段回路42が作動状態に移行する。この際に、前段回路41は、図2に示すように、記憶セル群14のn列目に含まれている(i+1)個の記憶セル1に接続されている読出ビット線5の各線路5a,5bへの電流Ib1,Ib2の供給を開始する。他方、各記憶セル群14における選択されたワードデコード線Xmに接続されているm行目に含まれている(j+1)個の記憶セル1には、ワードデコード線Xmから所定の電圧が印加される。これにより、同図に示すように、ワードデコード線Xmから各記憶素子1a,1bへの各電流Iw1,Iw2の供給が開始される。この場合、各記憶セル群14のm行n列に位置する記憶セル1を構成する各記憶素子1a,1bに含まれている各磁気抵抗効果発現体2a,2bは、記憶セル1に記憶されているビットの情報に応じて、いずれか一方が高抵抗状態にあり、他方が低抵抗状態にある。このため、各記憶素子1a,1bに流れる各電流Iw1,Iw2の電流値は、各磁気抵抗効果発現体2a,2bの抵抗値に反比例する。一例として、記憶素子1aに含まれている磁気抵抗効果発現体2aが高抵抗状態にあり、記憶素子1bに含まれている磁気抵抗効果発現体2bが低抵抗状態にあるときには、電流Iw1の電流値が電流Iw2の電流値よりも小さくなる。この場合、電流Ib1および電流Iw1の合計電流である電流Is1と、電流Ib2および電流Iw2の合計電流である電流Is2とが、定電流回路25nによって一定に制御されているため、各電流Ib1,Ib2の電流値は、それぞれ、一定かつ同一の電流値である各電流Is1,Is2から各電流Iw1,Iw2を差し引いた電流値となる。
各読出回路23nの後段回路42は、各電流Ib1,Ib2に基づいて各抵抗R1,R2の両端に発生する各電圧の電圧差(各電流Ib1,Ib2の電流値の差分、つまり各電流Iw1,Iw2の電流値の差分でもある)を検出することにより、記憶セル1に記憶されている情報(2値情報)を取得してY方向読出用データバス19に出力する。この場合、各抵抗R1,R2の抵抗値は高抵抗状態にあるときの各磁気抵抗効果発現体2a,2bの抵抗値の2倍以上の値に設定されている。このため、磁気抵抗効果発現体2a,2bの抵抗値の大小に起因した各電流Iw1,Iw2の電流値の差分は、各抵抗R1,R2の両端に発生する各電圧の電圧差として前段回路41によって増幅されて後段回路42に出力される。次いで、出力バッファ12bが、Y方向読出用データバス19を介して入力したデータを外部データ端子D0〜D7に出力する。以上により、記憶セル1に記憶されているデータの読み取りが完了する。
このように、この磁気メモリデバイスMによれば、2つの磁気抵抗効果発現体2a,2bを各記憶セル1にそれぞれ配設し、読出回路群23に含まれている各読出回路の前段回路41が、記憶セル1に含まれている各磁気抵抗効果発現体2a,2bの抵抗値を感知するための各電流Ib1,Ib2を供給し、X方向アドレスデコーダ回路32が、各磁気抵抗効果発現体2a,2bに各電流Iw1,Iw2を供給し、定電流回路群25の定電流回路が、電流Ib1と電流Iw1の合計値(電流Is1の電流値)および電流Ib2と電流Iw2の合計値(電流Is2の電流値)を同一かつ一定に制御することにより、定電流回路群25に含まれている各定電流回路に対して前段回路41と記憶セル1とが並列に接続される構成にすることができる。このため、読出回路、記憶セル、および定電流回路が直流電圧Vccとグランドとの間に直列に接続される従来の構成と比較して、記憶セル1部分において生じる電圧降下分だけ、前段回路41と定電流回路との直列回路で必要とされる電圧を低い電圧にすることができる。したがって、直流電圧Vccをより低い電圧まで低下させたとしても、十分な電流値の各電流Ib1,Ib2を読出ビット線5の各線路5a,5bに供給することができるため、安定した読取動作を維持しつつ、低消費電力化を図ることができる。
また、後段回路42が、抵抗R1,R2によってそれぞれ変換された各感知用電圧の電圧差に基づいて作動して各記憶セル1に記憶されている情報を読み出すことにより、抵抗R1,R2の抵抗値を磁気抵抗効果発現体2a,2bの抵抗値よりも大きい抵抗値に規定することで、記録セル1から情報を読み出す際の感度を十分に高めることができる。この場合、抵抗R1,R2の抵抗値を磁気抵抗効果発現体2a,2bの抵抗値よりも2倍以上大きな抵抗値に規定することにより、記録セル1から情報を読み出す際の感度を一層高めることができる。
なお、本発明は、上記した構成に限定されない。例えば、記録セル1を一対の記憶素子1a,1bで構成した例について説明したが、記録セルを1つの記憶素子で構成することもできる。この磁気メモリデバイスは、上記の磁気メモリデバイスMの構成をベースとして、同一構成の回路が2系統配設されている回路において、同一構成の回路を1系統にすることによって実現できる。以下、1つの記憶素子で記録セルを構成した磁気メモリデバイスM1について説明する。なお、磁気メモリデバイスMと同一の構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1に示すように、磁気メモリデバイスM1は、アドレスバッファ11、データバッファ12、制御ロジック部13、記憶セル群14A、Y方向駆動制御回路部21AおよびX方向駆動制御回路部31を備えている。この場合、Y方向駆動制御回路部21Aは、Y方向アドレスデコーダ回路22、読出回路群23A、Y方向カレントドライブ回路群24Aおよび定電流回路群25Aを有している。他方、X方向駆動制御回路部31は、X方向アドレスデコーダ回路32、およびX方向カレントドライブ回路群33を有している。この磁気メモリデバイスM1は、磁気メモリデバイスMと同様にして、ビット数と同じ数だけ、記憶セル群14A、読出回路群23A、Y方向カレントドライブ回路群24A、定電流回路群25A、およびX方向カレントドライブ回路群33を有している。
記憶セル群14Aでは、図3に示すように、読出ビット線5が1本の線路5aで構成されている。各記憶セル101は、同図に示すように、1つの記憶素子1aを備えて構成されている。この場合、記憶素子1aは、1つの磁気抵抗効果発現体2aと、1つの一方向性素子(一例としてダイオードDa)で構成されて、磁気抵抗効果発現体2aの抵抗値が高抵抗状態と低抵抗状態のいずれかの状態に移行することにより、データを構成する各ビットの情報を記憶する。
Y方向カレントドライブ回路群24Aに含まれている各Y方向カレントドライブ回路は、1本の書込ビット線に電流を供給するように構成されている。読出回路群23Aに含まれている各読出回路(以下では、n列目の記憶セル101に接続されている読出回路23Anを例に挙げて説明する)では、記憶素子1b、および読出ビット線5の線路5bが存在しないため、前段回路41Aは、図3に示すように、抵抗R1およびスイッチ素子Q1で構成されている。また、後段回路42は、基本的な回路構成には変更はないが、1系統の入力(抵抗R1に発生する感知用電圧)だけで差動増幅動作を可能とするため、磁気メモリデバイスMにおいて前段回路41のスイッチ素子Q2のコレクタ端子に接続されていたトランジスタのベース端子に所定の電圧(基準電圧)V1が供給されている。定電流回路群25Aに含まれている各定電流回路(以下では、n列目の記憶セル101に接続されている定電流回路25Anを例に挙げて説明する)は、読出ビット線5の線路5bが存在しないため、同図に示すように、トランジスタQ4およびそのエミッタ端子に接続される抵抗が省かれて、トランジスタQ3を含む回路のみで構成されている。
この磁気メモリデバイスM1では、磁気メモリデバイスMにおける一方の記憶素子1aに対する情報の書込動作および読出動作と同様にして、記憶素子1aに対する情報の書き込み、および情報の読み出しが行われる。したがって、磁気メモリデバイスMと同様にして、定電流回路群25Aに含まれている各定電流回路に対して前段回路41Aと記憶セル101とが並列に接続される構成にすることができる。このため、読出回路、記憶セル、および定電流回路が直流電圧Vccとグランドとの間に直列に接続される従来の構成と比較して、記憶セル101部分において生じる電圧降下分だけ、前段回路41Aと定電流回路との直列回路で必要とされる電圧を低い電圧にすることができる。したがって、直流電圧Vccをより低い電圧まで低下させたとしても、十分な電流値の電流Ib1を読出ビット線5の線路5aに供給することができるため、安定した読取動作を維持しつつ、低消費電力化を図ることができる。
また、後段回路42が、抵抗R1によって変換された感知用電圧と電圧V1との電圧差に基づいて作動して各記憶セル101に記憶されている情報を読み出すことにより、抵抗R1の抵抗値を磁気抵抗効果発現体2aの抵抗値よりも大きい抵抗値に規定することで、記録セル101から情報を読み出す際の感度を十分に高めることができる。さらに、磁気メモリデバイスMと同様にして、抵抗R1の抵抗値を磁気抵抗効果発現体2aの抵抗値よりも2倍以上大きな抵抗値に規定することにより、記録セル101から情報を読み出す際の感度を一層高めることができる。
また、上記した各読出回路および各定電流回路では、トランジスタを用いて構成したが、トランジスタに代えてFET(電界効果型トランジスタ)を用いて構成することができる。
磁気メモリデバイスM(M1)の全体構成を示すブロック図である。 磁気メモリデバイスMの記憶セル1、読出回路群23に含まれている各読出回路(一例として読出回路23n)、および定電流回路群25に含まれている各定電流回路(一例として定電流回路25n)の構成を示す回路図である。 磁気メモリデバイスM1の記憶セル101、読出回路群23Aに含まれている各読出回路(一例として読出回路23An)、および定電流回路群25Aに含まれている各定電流回路(一例として定電流回路25An)の構成を示す回路図である。
符号の説明
1,101 記憶セル
2a,2b 磁気抵抗効果発現体
Ib1,Ib2,Iw1,Iw2 電流
25,25A 定電流回路群
32 X方向アドレスデコーダ回路
41,41A 前段回路
M,M1 磁気メモリデバイス

Claims (6)

  1. (i+1)行(j+1)列(i,jは1以上の整数)で二次元状に配列された複数の記憶セルを備えた磁気メモリデバイスであって、
    前記各記憶セルには、1または2以上の磁気抵抗効果発現体がそれぞれ配設され、
    前記磁気抵抗効果発現体の抵抗値を感知するための第1の電流を供給する第1の電流供給回路と、
    前記磁気抵抗効果発現体に第2の電流を供給する第2の電流供給回路と、
    前記第1の電流および前記第2の電流の合計値を一定に制御する電流制御回路とを備えている磁気メモリデバイス。
  2. 前記各記憶セルには、前記磁気抵抗効果発現体がそれぞれ2つ配設され、
    前記各磁気抵抗効果発現体には、前記電流制御回路がそれぞれ1つ接続され、
    前記第1電流供給回路は、前記第1の電流を感知用電圧に変換する感知用抵抗を2つ備え、
    前記第2の電流供給回路は、前記第2の電流を前記各磁気抵抗効果発現体にそれぞれ供給し、
    前記各電流制御回路は、前記各感知用抵抗を流れる前記第1の電流、および前記各磁気抵抗効果発現体を流れる前記第2の電流の合計値をそれぞれ一定に制御する請求項1記載の磁気メモリデバイス。
  3. 前記各感知用抵抗によってそれぞれ変換された前記各感知用電圧の電圧差に基づいて作動して前記各記憶セルに記憶されている情報を読み出す差動増幅回路を備えている請求項2記載の磁気メモリデバイス。
  4. 前記各記憶セルには、前記磁気抵抗効果発現体がそれぞれ1つ配設され、
    当該磁気抵抗効果発現体には、前記電流制御回路が接続され、
    前記第1の電流供給回路は、前記第1の電流を感知用電圧に変換する感知用抵抗を備え、
    前記第2の電流供給回路は、前記第2の電流を前記磁気抵抗効果発現体に供給する請求項1記載の磁気メモリデバイス。
  5. 前記感知用抵抗によって変換された前記感知用電圧と基準電圧との電圧差に基づいて作動して前記各記憶セルに記憶されている情報を読み出す差動増幅回路を備えている請求項4記載の磁気メモリデバイス。
  6. 前記感知用抵抗は、その抵抗値が前記磁気抵抗効果発現体の前記抵抗値よりも2倍以上大きな抵抗値に規定されている請求項2から5のいずれかに記載の磁気メモリデバイス。
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