JP4517693B2 - 車両用制振制御装置および車両用制振制御方法 - Google Patents

車両用制振制御装置および車両用制振制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電動機を動力源として備える車両の制振制御装置および車両用制振制御方法に関する。
従来、車両情報に基づいて設定される第1のトルク目標値に、モータ回転数の推定値と、モータ回転数の検出値との偏差に基づいて算出される第2のトルク目標値を加算して、モータトルク指令値とする制振制御装置が知られている(特許文献1参照)。この制振制御装置では、制振制御のフィードバック成分である第2のトルク目標値を算出するために、バンドパスフィルタH(s)を用いている。
特開2003−9566号公報
しかしながら、従来の車両用制振制御装置において、モータ制御系の安定性を図るためにフィードバックゲインを小さくする場合、バンドパスフィルタH(s)の後段で1以下のゲインを乗じるため、制振効果が大きく減少するという問題があった。
(1)本発明による車両用制振制御装置は、モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、トルク指令値に基づいてモータを制御するモータ制御手段と、車両情報に基づいて、第1のトルク目標値(Tm を算出する第1のトルク目標値算出手段と、第1のトルク目標値(Tm に対して、車両へのトルク入力およびモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)および車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性の理想モデルGm(s)で構成されるGm(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、第1のトルク目標修正値(Tm1 を算出する第1のトルク目標修正値算出手段と、第4のトルク目標値に対して、車両へのトルク入力およびモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、モータの回転速度推定値を求めるモータ回転速度推定手段と、バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)および伝達特性のモデルGp(s)で構成されるH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタを備え、モータ回転速度推定値およびモータ回転速度検出値の偏差に基づいて、第2のトルク目標値を算出する第2のトルク目標値算出手段と、第1のトルク目標修正値(Tm1 および第2のトルク目標値を加算して、第4のトルク目標値を算出する第4のトルク目標値算出手段と、第2のトルク目標値にゲインを乗じて、第3のトルク目標値を算出する第3のトルク目標値算出手段と、第1のトルク目標修正値(Tm1 および第3のトルク目標値を加算して、モータ制御手段に入力するトルク指令値を算出するトルク指令値算出手段とを備えることを特徴とする。
(2)本発明による車両用制振制御装置は、モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、トルク指令値に基づいてモータを制御するモータ制御手段と、車両情報に基づいて、第1のトルク目標値(Tm を算出する第1のトルク目標値算出手段と、第1のトルク目標値(Tm に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)および車両へのトルク入力およびモータ回転速度の伝達特性の理想モデルGm(s)で構成されるGm(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、第1のトルク目標修正値(Tm1 を算出する第1のトルク目標修正値算出手段と、第4のトルク目標値に対して、車両へのトルク入力およびモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、モータの回転速度推定値を求めるモータ回転速度推定手段と、バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)および伝達特性のモデルGp(s)で構成されるH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタを備え、モータ回転速度推定値およびモータ回転速度検出値の偏差に基づいて、第2のトルク目標値を算出する第2のトルク目標値算出手段と、第2のトルク目標値に第1のゲインを乗じて、第5のトルク目標値を算出する第5のトルク目標値算出手段と、第1のトルク目標修正値(Tm1 および第5のトルク目標値を加算して、第4のトルク目標値を算出する第4のトルク目標値算出手段と、第2のトルク目標値に、第1のゲインより小さい第2のゲインを乗じて、第3のトルク目標値を算出する第3のトルク目標値算出手段と、第1のトルク目標修正値(Tm1 および第3のトルク目標値を加算して、トルク指令値を算出するトルク指令値算出手段とを備えることを特徴とする。
(3)本発明による車両用制振制御方法は、車両用制振制御装置を用いた車両用制振制御方法であって、車両情報に基づいて第1のトルク目標値(Tm を算出し、第1のトルク目標値(Tm に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)および車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性の理想モデルGm(s)で構成されるGm(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して第1のトルク目標修正値(Tm1 を算出し、第1のトルク目標修正値(Tm1 および第2のトルク目標値を加算して、第4のトルク目標値を算出し、第4のトルク目標値に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、モータ回転速度を推定し、モータ回転速度と実モータ回転速度との偏差に対して、バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)および伝達特性のモデルGp(s)で構成されるH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、第2のトルク目標値を算出し、第2のトルク目標値に対して、1未満のゲインを乗じて、第3のトルク目標値を算出し、第1のトルク目標修正値(Tm1 および第3のトルク目標値を加算して、トルク指令値を算出し、算出したトルク指令値に基づいて、モータを駆動することを特徴とする。
(4)本発明による車両用制振制御方法は、車両用制振制御装置を用いた車両用制振制御方法であって、車両情報に基づいて第1のトルク目標値(Tm を算出し、第1のトルク目標値(Tm に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)および車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性の理想モデルGm(s)で構成されるGm(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して第1のトルク目標修正値(Tm1 を算出し、第1のトルク目標修正値(Tm1 )および第5のトルク目標値を加算して、第4のトルク目標値を算出し、第4のトルク目標修正値に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、モータの回転速度を推定し、モータ回転速度と実モータ回転速度との偏差に対して、バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)および伝達特性のモデルGp(s)で構成されるH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、
第2のトルク目標値を算出し、第2のトルク目標値に対して1未満の第1のゲインを乗じて前記第5のトルク目標値を算出し、第2のトルク目標値に対して、第1のゲインより小さい第2のゲインを乗じて、第3のトルク目標値を算出し、第1のトルク目標修正値(Tm1 および第3のトルク目標値を加算して、トルク指令値を算出し、トルク指令値に基づいて、モータを駆動することを特徴とする。
本発明による車両用制振制御装置および車両用制振制御方法によれば、制振効果を大きく低減させることなく、制振制御のフィードバックゲインを小さくして系の安定性を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施の形態における車両用制振制御装置を備えた電気自動車の全体構成を示すブロック図である。この車両は、3相交流モータ5の回転力が車輪7a,7bに伝達されることにより駆動する。回転速度センサ6は、モータ5の回転速度を検出する。
アクセル開度センサ1は、アクセル開度を検出して、モータトルク設定部2に出力する。モータトルク設定部2は、アクセル開度センサ1により検出されたアクセル開度と、回転速度センサ6により検出されるモータ5の回転速度とに基づいて、第1のトルク目標修正値Tm1*を設定する。
制振制御部3は、モータトルク設定部2により設定された第1のトルク目標修正値Tm1*と、回転速度センサ6により検出されるモータ5の回転速度とに基づいて、モータトルク指令値T*を算出する。モータトルク指令値T*を算出する方法については、後述する。モータトルク制御部4は、制振制御部3により算出されたモータトルク指令値T*と、3相交流モータ5の出力トルクが一致するように、モータ5に流れる電流を制御する。
図2は、モータトルク設定部2および制振制御部3の具体的な構成を示すブロック図である。モータトルク設定部2は、トルクマップ21と、Gm(s)/Gp(s)なる特性を有する制御ブロック22とを備える。Gp(s)は、車両へのトルク入力とモータ回転速度との間の伝達特性を示すモデルであり、Gm(s)は、車両へのトルク入力とモータ回転速度の応答目標との間の伝達特性を示すモデル(理想モデル)である。
トルクマップ21は、複数のアクセル開度に対するモータ5の回転速度とモータ5の出力トルクとの関係を示すマップであり、アクセル開度センサ1により検出されるアクセル開度、および、回転速度センサ6により検出されるモータ5の回転速度に基づいて、第1のトルク目標値Tm*を求める。制御ブロック22は、車両の振動を抑制するためのフィードフォワード制御を行う。すなわち、第1のトルク目標値Tm*をGm(s)/Gp(s)なるフィルタに通すことにより、制振効果の高い第1のトルク目標修正値Tm1*を求める
制振制御部3は、伝達特性Gp(s)を有する制御ブロック31と、減算器32と、H(s)/Gp(s)なる伝達特性を有する制御ブロック33と、加算器34と、ゲイン乗算器35と、加算器36とを備える。加算器34は、上述した制御ブロック22から出力される第1のトルク目標修正値Tm1*と、後述するゲイン乗算器35から出力される第3のトルク目標値Tm3*とを加算して、トルク指令値T*を算出する。
加算器34による加算結果(トルク指令値T*)は、図示しないインバータを介して、モータ5に入力される。図2では、モータ5を示す制御ブロックを、Gp(s)なる伝達特性を有する制御ブロック11で表している。なお、制御ブロック11には、加算器34により加算されたトルク指令値と、外部から入力される外乱Tdの加算値が入力される。
加算器36は、制御ブロック22から出力される第1のトルク目標修正値Tm1*と、後述する制御ブロック33から出力される第2のトルク目標値Tm2*とを加算して、第4のトルク目標値Tm4*を算出する。制御ブロック31は、加算器36から出力される第4のトルク目標値Tm4*に基づいて、モータ5の回転速度を推定する。減算器32は、制御ブロック31で求められるモータ回転速度推定値と、実際のモータ回転速度検出値ωmとの偏差を算出する。
H(s)/Gp(s)なる伝達特性を有する制御ブロック33は、減算器32から入力されるモータ回転速度の偏差に基づいて、第2のトルク目標値Tm2*を求める。ここで、H(s)は、中心周波数が車両の駆動系のねじり共振周波数と一致しているバンドパスフィルタの特性を有する。制御ブロック33により算出された第2のトルク目標値Tm2*は、加算器36およびゲイン乗算器35に入力される。ゲイン乗算器35は、第2のトルク目標値Tm2*にゲインKを乗じて、第3のトルク目標値Tm3*を算出する。
次に、車両のトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)について説明する。図3は、駆動ねじり振動系の運動方程式を示す説明図であり、同図における各符号は、以下に示す通りである。
m :モータのイナーシャ、
w :駆動輪のイナーシャ
M :車両の質量
D :駆動系のねじり剛性
T :タイヤと路面の摩擦に関する係数
N :オーバーオールギヤ比
r :タイヤの過重半径
ωm :モータの角速度
m :モータのトルク
D :駆動輪のトルク
F :車両に加えられる力
V :車両の速度
ωw :駆動輪の角速度
図3より、以下の運動方程式を導くことができる。
m・ω m=Tm−TD/N …(1)
2Jw・ω w=TD−rF …(2)
MV=F …(3)
D=KD・∫(ωm/N−ωw)dt …(4)
F=KT(rωw−V) …(5)
ここで、符号の右上に付されている「*」は、時間微分を表す。
上記の運動方程式(1)〜(5)に基づいて、モータトルクからモータ回転数までの伝達特性Gp(s)を求めると、以下に示す(6)式〜(14)式の如くとなる。
Gp(s)=(b+b+bs+b)/s(a+a+as+a) …(6)
=2Jm・Jw・M …(7)
=Jm(2Jw+Mr)KT …(8)
=(Jm+2Jw/N)M・KD …(9)
=(Jm+2Jw/N+Mr/N)KD・KT …(10)
=2Jw・M …(11)
=(2Jw+Mr)KT …(12)
=M・KD …(13)
=KD・KT …(14)
上記(6)式に示す伝達関数の極と零点を調べると、1つの極と1つの零点は極めて近い値を示す。これは、次式(15)のαとβが極めて近い値を示すことに相当する。
Gp(s)=(s+β)(b's+b's+b')
/s(s+α)(a's+a's+a') …(15)
従って、式(15)における極零相殺(α=βと近似)を行うことにより、次式(16)に示す如く、(2次)/(3次)の伝達特性Gp(s)を構成する。
Gp(s)=(b's+b's+b')/s(a’s+a's+a') …(16)
上記(16)をマイコン処理により具現化するため、例えば、次式(17)を用いてZ変換し、離散化する。ただし、Tはサンプリング時間である。
s=(2/T)・{(1−Z-1)/(1+Z-1)} …(17)
また、伝達特性Gp(s)は、2次振動系となることが分かっているので、式(16)は次式(18)として表現することもできる。
Gp(s)=Bp(s)/[s(s+2ξpωps+ωp )] …(18)
ただし、0<ξp<1である。
なお、同様に、理想モデルGm(s)は、次式(19)により表現することができる。
Gm(s)=Bp(s)/[s(s+2ωms+ωm )] …(19)
次に、バンドパスフィルタH(s)について説明する。H(s)は、バンドパスフィルタであるため、振動のみを低減するフィードバック要素となる。図4は、バンドパスフィルタH(s)のフィルタ特性を示す図である。図4に示すように、ローパス側およびハイパス側の減衰特性を一致させ、かつ、車両の駆動系のねじり共振周波数fpが対数軸(logスケール)上で通過帯域の中央部となるように設定している。
バンドパスフィルタH(s)を1次のローパスフィルタおよびハイパスフィルタにより構成する場合には、Gp(s)のねじり共振周波数をωpとすると、次式(20)により表すことができる。
H(s)=k・{ωp/(s+ωp)}・{s/(s+ωp)} …(20)
ここで、式(20)において、制振効果が最も高くなるkを求める。説明を簡単にするために、図5に示すブロック図を用いる。図5は、従来の車両用制振制御装置を示すブロック構成図である。図5に示すブロック図の各構成要素において、図2に示すブロック図の構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付すとともに、符号の横に(')を付けて表示する。図5に示すブロック図において、第1のトルク目標修正値Tm1*を0とすると、次式(21)〜(25)が導かれる。なお、ラプラス演算子は省略して記載する。
y=Gp(T*+d) …(21)
y^=Gp・T* …(22)
e=y^−y=−Gp・d …(23)
*=Tm2*=e・H/Gp=−H・d …(24)
式(24)を式(21)に代入すると、外乱トルクdに対するモータ回転速度の応答は、次式(25)により表される。
y=Gp(1−H)d …(25)
式(25)において、dからyへの伝達特性Gp(1−H)に、式(18),(20)を代入すると、次式(26)となる。
Gp(1−H)=[Bp(s)/s(s+2ξpωps+ωp )]
・[1−k・{ωp/(s+ωp)}・{s/(s+ωp)}]
=[Bp(s){s+(2−k)ωps+ωp }]
/[s(s+2ξpωps+ωp )(s+2ωps+ωp )] …(26)
制振効果が高いということは、外乱トルクdにより振動を起こさないということであるので、2−k=2ξpとすれば、式(26)中の分母と分子が極零相殺されて、次式(27)となり、振動を起こさない伝達特性となる。
Gp(1−H)=Bp(s)/[s(s+2ωps+ωp )] …(27)
以上より、制振効果が最も高くなるkは、次式(28)により表される。
k=2(1−ξp) …(28)
式(28)を上式(20)に代入すると、H(s)は、次式(29)により表される。
H(s)=2(1−ξp)ωps/(s+2ωps+ωp ) …(29)
次に、ゲインKについて説明する。ゲインKは、系の安定を図るために、0<K<1とする。図2に示すブロック図において、第1のトルク目標修正値Tm1*を0とすると、次式(30)〜(34)が導かれる。ただし、図5に示すブロック図で用いている記号と対応させるため、モータ回転速度をy、制御ブロック31からの出力をy^、減算器32から出力される偏差をe、制御ブロック11の伝達特性をGpとする。なお、ラプラス演算子は、省略する。
y=Gp(T*+d) …(30)
y^=Gp・Tm4*=Gp・Tm2* …(31)
*=Tm3*=K・Tm2* …(32)
e=y^−y=Gp[(1−K)Tm2*−d] …(33)
Tm2*=−H・d/[1−H(1−K)] …(34)
式(30),(32),(34)より、次式(35)が導かれる。
y=(1−H)・Gp・d/[1−H(1−K)] …(35)
式(35)に式(18),(29)を代入すると、次式(36)となる。
y=(s+2ξpωps+ωp )・Gpd/[s+2{K+(1−K)ξp}ωps+ωp
=Bp(s)・d/[s[s+2{K+(1−K)ξp}ωps+ωp ]] …(36)
ここで、Gp(s)において、ξp=0.1の場合に、K=0.5とすると、式(36)の分母において、K+(1−K)・ξp=0.55となる。これは、ξp=1である理想応答の場合に比べると制振効果が劣るものの、ξp=0.1の場合よりは、著しく制振効果が高い。
図6(a)〜図6(c)は、外乱dとしてステップ状のトルクを与えた場合におけるモータ回転速度の変動を示す図である。図6(a)は、制振制御を行わない場合の結果、図6(b)は、ゲインKを1としている従来技術(図5参照)における制御結果、図6(c)は、一実施の形態における車両用制振制御装置において、ゲインKを0.5とした場合の制御結果をそれぞれ示す。図6(b)および図6(c)を比較して分かるように、一実施の形態における車両用制振制御装置による制振制御によれば、ゲインKを0.5とした場合でも振動の減衰が早く、十分な制振効果が得られる。すなわち、フィードバック成分である第2のトルク目標値Tm2*に1未満のフィードバックゲインKを乗じた場合でも、制振効果が十分に発揮されている。
一実施の形態における車両用制振制御装置による制振制御効果を説明するために、従来の車両用制振制御装置において、ゲインKを0.5とした場合について説明する。図7は、図5に示す従来の車両用制振制御装置において、制御ブロック33'の後段にゲイン乗算器35が設けられた構成のブロック図である。
図7に示すブロック図において、第1のトルク目標修正値Tm1*を0とすると、次式(37)〜(41)が導かれる。なお、ラプラス演算子は、省略する。
y=Gp(T*+d) …(37)
y^=Gp・T* …(38)
e=y^−y=−Gp・d …(39)
Tm2*=e・H/Gp=−H・d …(40)
*=KTm2* …(41)
式(37),(40),(41)より、次式(42)が導かれる。
y=Gp(1−KH)d …(42)
式(42)を変形すると、次式(43)となる。
y=K・Gp(1−H)d+(1−K)Gp・d …(43)
式(43)において、第1項は、振動が起きないようにH(s)を設定することにより(式(29)参照)振動は発生しないが、第2項は、Gp(s)の特性により振動が発生する。例えば、K=0.5とすると、式(43)は次式(44)となる。これは、制振効果が半分になることを意味している。
y=0.5・Gp(1−H)d+0.5・Gp・d …(44)
図8は、図7に示す従来の車両用制振制御装置において、ゲインKを0.5とした場合のモータ回転速度の変動を示す図である。図8に示すように、モータ回転速度の変動は大きく、減衰時間も長い。
一実施の形態における車両用制振制御装置の構成についてまとめておく。制御ブロック31は、第4のトルク目標値Tm4*に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、モータ5の回転速度推定値を求める。第4のトルク目標値Tm4*は、制御ブロック22により求められた第1のトルク目標修正値Tm1*と、制御ブロック33により求められる第2のトルク目標値Tm2*とを加算することにより求められる。
制御ブロック33は、バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)および伝達特性のモデルGp(s)で構成されるH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタを備え、モータ回転速度推定値と、モータ回転速度検出値との偏差に基づいて、第2のトルク目標値Tm2*を算出する。乗算器35は、第2のトルク目標値Tm2*にゲインKを乗ずることにより、第3のトルク目標値Tm3*を算出する。加算器34は、第1のトルク目標修正値Tm1*と、第3のトルク目標値Tm3*とを加算することにより、最終的なトルク指令値T*を算出する。
このような構成により、一実施の形態における車両用制振制御装置によれば、系の安定性を向上させるためにフィードバックゲインKを小さくする際に、制振効果が大幅に低減することを防ぐことができる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、図9に示すように、加算器36に入力する第2のトルク目標値Tm2*にゲインKa(0<Ka<1)を乗じるゲイン乗算器40を設けてもよい。すなわち、加算器36には、第1のトルク目標修正値Tm1*とともに、第2のトルク目標値Tm2*にゲインKaを乗じたKa・Tm2*(=第5のトルク目標値Tm5*)が入力される。ただし、ゲインKとゲインKaとの大小関係は、Ka>Kとする。
上述した説明では、車両用制振制御装置を電気自動車に適用した例について説明したが、ハイブリッド電気自動車に適用することもできる。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、回転速度センサ6が回転速度検出手段を、モータトルク制御部4がモータ制御手段を、トルクマップ21が第1のトルク目標値算出手段を、制御ブロック22が第1のトルク目標修正値算出手段を、制御ブロック31がモータ回転速度推定手段を、制御ブロック33が第2のトルク目標値算出手段を、加算器36が第4のトルク目標値算出手段を、ゲイン乗算器35が第3のトルク目標値算出手段を、加算器34がトルク指令値算出手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
本発明の一実施の形態における車両用制振制御装置を備えた車両の全体構成を示すブロック図 モータトルク設定部2および制振制御部3の具体的な構成を示すブロック図 駆動ねじり振動系の運動方程式を示す説明図 バンドパスフィルタH(s)のフィルタ特性を示す図 従来の車両用制振制御装置を示すブロック構成図 図6(a)は、制振制御を行わない場合の結果、図6(b)は、ゲインKを1としている従来技術(図5参照)における制御結果、図6(c)は、ゲインKを0.5とした場合の一実施の形態における車両用制振制御装置による制御結果をそれぞれ示す。 図2に示す従来の車両用制振制御装置において、制御ブロック33の後段にゲイン乗算器35が設けられた構成のブロック図 図7に示す従来の車両用制振制御装置において、ゲインKを0.5とした場合のモータ回転速度の変動を示す図 モータトルク設定部2および制振制御部3の他の構成例を示すブロック図
符号の説明
1…アクセル開度センサ
2…モータトルク設定部
3…制振制御部
4…モータトルク制御部
5…モータ
6…回転角センサ
7a,7b…車輪
11…制御ブロック
21…トルクマップ
22…制御ブロック
31…制御ブロック
32…減算器
33…制御ブロック
34,36…加算器
35…ゲイン乗算器

Claims (4)

  1. モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    トルク指令値に基づいて、前記モータを制御するモータ制御手段と、
    車両情報に基づいて、第1のトルク目標値(Tm を算出する第1のトルク目標値算出手段と、
    前記第1のトルク目標値算出手段により算出された第1のトルク目標値(Tm に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)および車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性の理想モデルGm(s)で構成されるGm(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、第1のトルク目標修正値(Tm1 を算出する第1のトルク目標修正値算出手段と、
    第4のトルク目標値に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、前記モータの回転速度推定値を求めるモータ回転速度推定手段と、
    バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)および前記伝達特性のモデルGp(s)で構成されるH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタを備え、前記モータ回転速度推定手段にて推定された回転速度推定値と、前記回転速度検出手段により検出されたモータ回転速度との偏差に基づいて、第2のトルク目標値を算出する第2のトルク目標値算出手段と、
    前記第1のトルク目標修正値算出手段により算出された第1のトルク目標修正値(Tm1 と、前記第2のトルク目標値算出手段により算出された第2のトルク目標値とを加算して、前記第4のトルク目標値を算出する第4のトルク目標値算出手段と、
    前記第2のトルク目標値算出手段により算出された第2のトルク目標値に1未満のゲインを乗じて、第3のトルク目標値を算出する第3のトルク目標値算出手段と、
    前記第1のトルク目標修正値算出手段により算出された第1のトルク目標修正値(Tm1 と、前記第3のトルク目標値算出手段により算出された第3のトルク目標値とを加算して、前記モータ制御手段に入力するトルク指令値を算出するトルク指令値算出手段とを備えることを特徴とする車両用制振制御装置。
  2. モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    トルク指令値に基づいて、前記モータを制御するモータ制御手段と、
    車両情報に基づいて、第1のトルク目標値(Tm を算出する第1のトルク目標値算出手段と、
    前記第1のトルク目標値算出手段により算出された第1のトルク目標値(Tm に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)および車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性の理想モデルGm(s)で構成されるGm(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、第1のトルク目標修正値(Tm1 を算出する第1のトルク目標修正値算出手段と、
    第4のトルク目標値に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、前記モータの回転速度推定値を求めるモータ回転速度推定手段と、
    バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)および前記伝達特性のモデルGp(s)で構成されるH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタを備え、前記モータ回転速度推定手段にて推定された回転速度推定値と、前記回転速度検出手段により検出されたモータ回転速度との偏差に基づいて、第2のトルク目標値を算出する第2のトルク目標値算出手段と、
    前記第2のトルク目標値算出手段により算出された第2のトルク目標値に1未満の第1のゲインを乗じて、第5のトルク目標値を算出する第5のトルク目標値算出手段と、
    前記第1のトルク目標修正値算出手段により算出された第1のトルク目標修正値(Tm1 と、前記第5のトルク目標値算出手段により算出された第5のトルク目標値とを加算して、前記第4のトルク目標値を算出する第4のトルク目標値算出手段と、
    前記第2のトルク目標値算出手段により算出された第2のトルク目標値に、前記第1のゲインより小さい第2のゲインを乗じて、第3のトルク目標値を算出する第3のトルク目標値算出手段と、
    前記第1のトルク目標修正値算出手段により算出された第1のトルク目標修正値(Tm1 と、前記第3のトルク目標値算出手段により算出された第3のトルク目標値とを加算して、前記モータ制御手段に入力するトルク指令値を算出するトルク指令値算出手段とを備えることを特徴とする車両用制振制御装置。
  3. 車両用制振制御装置を用いた車両用制振制御方法であって、
    車両情報に基づいて第1のトルク目標値(Tm を算出し、
    前記第1のトルク目標値(Tm に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)および車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性の理想モデルGm(s)で構成されるGm(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して第1のトルク目標修正値(Tm1 を算出し、
    前記第1のトルク目標修正値(Tm1 および第2のトルク目標値を加算して、第4のトルク目標値を算出し、
    前記第4のトルク目標値に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、モータ回転速度を推定し、
    前記モータ回転速度と実モータ回転速度との偏差に対して、バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)および前記伝達特性のモデルGp(s)で構成されるH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、第2のトルク目標値を算出し、
    前記第2のトルク目標値に対して、1未満のゲインを乗じて、第3のトルク目標値を算出し、
    前記第1のトルク目標修正値(Tm1 および前記第3のトルク目標値を加算して、トルク指令値を算出し、
    前記トルク指令値に基づいて、モータを駆動することを特徴とする車両用制振制御方法。
  4. 車両用制振制御装置を用いた車両用制振制御方法であって、
    車両情報に基づいて第1のトルク目標値(Tm を算出し、
    前記第1のトルク目標値(Tm に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)および車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性の理想モデルGm(s)で構成されるGm(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して第1のトルク目標修正値(Tm1 を算出し、
    前記第1のトルク目標修正値(Tm1 )と、第5のトルク目標値とを加算して、第4のトルク目標値を算出し、
    前記第4のトルク目標修正値に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、前記モータの回転速度を推定し、
    前記モータ回転速度と実モータ回転速度との偏差に対して、バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)および前記伝達特性のモデルGp(s)で構成されるH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、第2のトルク目標値を算出し、
    前記第2のトルク目標値に対して1未満の第1のゲインを乗じて前記第5のトルク目標値を算出し、
    前記第2のトルク目標値に対して、前記第1のゲインより小さい第2のゲインを乗じて、第3のトルク目標値を算出し、
    前記第1のトルク目標修正値(Tm1 および前記第3のトルク目標値を加算して、トルク指令値を算出し、
    前記トルク指令値に基づいて、モータを駆動することを特徴とする車両用制振制御方法。
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