JP4516460B2 - 感光性積層体の製造装置及び製造方法 - Google Patents

感光性積層体の製造装置及び製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、支持体上に感光材料層と保護フイルムとが、順次、積層される長尺状感光性ウエブを備え、前記保護フイルムが剥離されるとともに、露出した前記感光材料層には、所定間隔毎にマスキングテープが貼り付けられる感光性積層体の製造装置及び製造方法に関する。
例えば、液晶パネル用基板、プリント配線用基板、PDPパネル用基板では、感光材料(感光性樹脂)層を有する感光性シート体(感光性ウエブ)を基板表面に貼り付けて構成されている。感光性シート体は、可撓性プラスチック支持体上に感光材料層と保護フイルムとが、順次、積層されている。
そこで、この種の感光性シート体の貼り付けに使用される貼付装置は、通常、ガラス基板や樹脂基板等の基板を所定の間隔ずつ離間させて搬送するとともに、前記感光性シート体から保護フイルムを剥離した後、前記基板に感光材料層を貼り付ける方式が採用されている。
例えば、特許文献1に開示されているドライフイルムの接着方法では、図32に示すように、ドライフイルム1が供給ドラム2に巻き付けられている。このドライフイルム1は、保護フイルム1aとベースフイルム1bとにより接着剤1cを挟持して構成されている。
ドライフイルム1が供給ドラム2から繰り出される際、保護フイルム1aが保護フイルム巻き取りドラム3に巻き取られるとともに、この保護フイルム1aが剥離されて露呈した接着剤1cには、シリンダ4によって進退可能なテープ貼り機5を介してマスキングテープ6が貼り付けられる。
次いで、プリント配線基板7の表面には、接着剤1cがベースフイルム1bとともに加熱ローラ8を介して熱圧着される。一方、マスキングテープ6は、プリント配線基板7間に対応して配置されている。
接着剤1cが熱圧着されたプリント配線基板7は、冷却ファン9によって冷却されて接着状態が安定化された後、ベースフイルム1bが、ベースフイルム巻き取りドラム10に巻き取られる。その際、マスキングテープ6及び該マスキングテープ6とベースフイルム1b間に介装される接着剤1cとが、前記ベースフイルム1bと一体となってベースフイルム巻き取りドラム10に巻き取られている。
上記の特許文献1では、プリント配線基板7を挟持して搬送する搬送枠(図示せず)の搬送スピードと、ドライフイルム1の送り出しスピードとは、同一となるとともに、シリンダ4の動作と前記搬送枠へのプリント配線基板7の送り出しのタイミングとには、一定の同期関係を持たせている。その結果、マスキングテープ6は、プリント配線基板7の隣接する部分の上周縁表面に跨って位置するようになる、としている。
特許第3314418号明細書(図2)
しかしながら、上記の構成では、加熱ローラ8の熱によってベースフイルム1b及び接着剤1cの長さが変化するおそれがある。このため、接着剤1cに貼り付けられたマスキングテープ6が、プリント配線基板7間からずれた位置に配置されてしまう。
その際、特許文献1では、マスキングテープ6の貼り付け位置と、プリント配線基板7との相対位置を調整する構造を備えていない。これにより、マスキングテープ6とプリント配線基板7との相対位置を高精度に維持することができず、高品質な接合作業が遂行されないという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単な工程及び構成で、長尺状感光性ウエブに貼り付けられるマスキングテープと基板とを高精度に位置決めすることができ、高品質な感光性積層体を効率的に得ることが可能な感光性積層体の製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、支持体上に感光材料層と保護フイルムとが、順次、積層される長尺状感光性ウエブを送り出すウエブ送り出し機構と、前記長尺状感光性ウエブから前記保護フイルムを連続して剥離させる剥離機構と、前記長尺状感光性ウエブの表面に露呈する前記感光材料層に、送り出し方向に所定の間隔ずつ離間してマスキングテープを貼り付けるマスキングテープ貼付機構と、基板を所定の温度に加熱した状態で接合位置に搬送する基板搬送機構と、前記接合位置で、前記マスキングテープを前記基板間に配設するとともに、前記感光材料層を前記基板に接合して接合基板を得る接合機構と、前記長尺状感光性ウエブに貼り付けられた前記マスキングテープの位置を検出する検出機構と、前記検出機構の検出情報に基づいて、前記接合位置における前記マスキングテープと前記基板との相対位置を調整する制御機構とを備え、前記接合機構は、所定温度に加熱される一対のゴムローラと、一方のゴムローラを進退させるローラクランプ部とを備え、前記ローラクランプ部は、前記一方のゴムローラにクランプ圧を付与するシリンダと、アクチュエータの作用下に前記シリンダを進退させるカム部とを備えている。
また、検出機構は、接合位置の上流近傍に配設され、マスキングテープを直接検出するセンサを備えることが好ましい。これにより、接合位置の近傍で、マスキングテープの位置を直接検出することができる。一方、検出機構は、マスキングテープ貼付機構から電気的にトラッキングすることが好ましい。これらの検出機構が採用されることにより、マスキングテープと基板との相対位置調整が、簡単な制御で高精度に遂行される。
さらに、剥離機構と接合機構との間には、長尺状感光性ウエブにテンションを付与可能なテンション制御機構が配設されることが好ましい。これにより、例えば、長尺状感光性ウエブの伸び調整が可能になり、マスキングテープを接合位置に容易に位置調整することができる。
また、接合機構の下流で、長尺状の支持体を接合基板間で切断する切断機構と、前記切断機構の下流で、前記接合基板からマスキングテープと一体に前記支持体を剥離して感光性積層体を得る支持体剥離機構とが配設されることが好ましい。
さらにまた、接合機構の下流で、接合基板から長尺状の支持体をマスキングテープと一体且つ連続的に剥離して感光性積層体を得る支持体剥離機構が配設されることが好ましい。このため、支持体及びマスキングテープを切断する必要がなく、切削屑等の塵埃の発生を防止することが可能になる。
さらに、接合機構の上流近傍には、長尺状感光性ウエブを予め所定温度に予備加熱するための予備加熱部が配設されることが好ましい。
さらにまた、マスキングテープ貼付機構は、送り出し方向に位置調整可能な移動部を備え、制御機構は、前記移動部を制御して前記マスキングテープ貼付機構によるマスキングテープの貼付位置を調整可能であることが好ましい。これにより、簡単な構成及び制御で、マスキングテープの貼付位置の調整が良好に遂行される。
また、本発明は、支持体上に感光材料層と保護フイルムとが、順次、積層される長尺状感光性ウエブを送り出す工程と、送り出された前記長尺状感光性ウエブから前記保護フイルムを連続して剥離させる工程と、前記長尺状感光性ウエブの表面に露呈する前記感光材料層に、送り出し方向に所定の間隔ずつ離間してマスキングテープを貼り付ける工程と、前記長尺状感光性ウエブに貼り付けられた前記マスキングテープの位置を検出する工程と、所定の温度に加熱されている基板を接合位置に向かって搬送する工程と、得られた検出情報に基づいて、前記接合位置における前記マスキングテープと前記基板との相対位置を調整する工程と、前記接合位置で、前記マスキングテープを前記基板間に配設するとともに、前記感光材料層を前記基板に接合して接合基板を得る工程とを有し、前記接合基板を得る工程では、一対のゴムローラの間に前記感光材料層と前記基板とを配置した状態で、アクチュエータの作用下にカム部によりシリンダを進行させて、一方のゴムローラを他方のゴムローラに向かって進行させることにより、所定温度で加熱された前記一対のゴムローラによって前記感光材料層と前記基板とを挟み込み接合する。
本発明では、長尺状感光性ウエブに貼り付けられたマスキングテープの位置を直接又は間接的に検出するため、前記長尺状感光性ウエブが伸縮しても、前記マスキングテープを前記接合位置に対して高精度に位置決めすることができる。しかも、得られた検出情報に基づいて、マスキングテープと基板との相対位置が調整される。従って、簡単な工程及び構成で、長尺状感光性ウエブの感光材料層を基板の所望の部位に対して正確に接合することが可能になり、高品質な感光性積層体を効率的に得ることができる。
さらに、長尺状感光性ウエブは、保護フイルムが連続して剥離された後、前記長尺状感光性ウエブの表面に露呈する感光材料層にマスキングテープが貼り付けられている。このため、例えば、長尺状感光性ウエブに保護フイルムを部分的に残すために、前記長尺状感光性ウエブにハーフカットやミシン目等の加工部位を形成する際のように、加工による塵埃等の発生がない。これにより、接合基板の汚れを確実に阻止し、高品質な感光性積層体を効率的且つ経済的に製造することが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る感光性積層体の製造装置20の概略構成図である。この製造装置20は、液晶、PDP又は有機EL用カラーフィルタの製作工程で、長尺状感光性ウエブ22の感光性樹脂層28(後述する)をガラス基板24に熱転写する作業を行う。
図2は、製造装置20に使用される感光性ウエブ22の断面図である。この感光性ウエブ22は、可撓性ベースフイルム(支持体)26と、感光性樹脂層(感光材料層)28と、保護フイルム30とを積層して構成される。
図1に示すように、製造装置20は、感光性ウエブ22をロール状に巻回した感光性ウエブロール22aを収容し、この感光性ウエブロール22aから前記感光性ウエブ22を送り出すウエブ送り出し機構32と、前記感光性ウエブ22から保護フイルム30を連続して剥離させる剥離機構34と、前記感光性ウエブ22の表面に露呈する感光性樹脂層28に、送り出し方向(矢印A方向)に所定の間隔ずつ離間してマスキングテープ36を貼り付けるマスキングテープ貼付機構38と、ガラス基板24を所定の温度に加熱した状態で接合位置に搬送する基板搬送機構40と、前記保護フイルム30の剥離により露出した感光性樹脂層28を前記ガラス基板24に接合する接合機構42とが配設される。
接合機構42における接合位置の上流近傍には、感光性ウエブ22の境界位置であるマスキングテープ36を直接検出する検出機構44が配設されるとともに、前記接合機構42の下流には、各ガラス基板24間の前記感光性ウエブ22を切断する基板間ウエブ切断機構48が配設される。この基板間ウエブ切断機構48の上流には、運転開始時、トラブル発生時あるいは不良品フイルム排出時に使用されるウエブ先端切断機構48aが設けられる。
ウエブ送り出し機構32の下流近傍には、略使用済みの感光性ウエブ22の後端と、新たに使用される感光性ウエブ22の先端とを接合させる接合台47が配設される。この接合台47の下流には、感光性ウエブロール22aの巻きずれによる幅方向のずれを制御するために、フイルム端位置検出器49が配設される。ここで、フイルム端位置調整は、ウエブ送り出し機構32を幅方向に移動させて行うが、ローラを組み合わせた位置調整機構を付設して行ってもよい。なお、ウエブ送り出し機構32は、感光性ウエブロール22aを装填して感光性ウエブ22を繰り出す繰り出し軸を、2軸又は3軸等の多軸に構成してもよい。
剥離機構34は、感光性ウエブ22の送り出し側のテンション変動を低減し、ラミネート時のテンションを安定化させるためのサクションドラム46を備える。サクションドラム46の近傍には、剥離ローラ46aが配置されるとともに、この剥離ローラ46aを介して感光性ウエブ22から鋭角の剥離角で剥離される保護フイルム30は、保護フイルム巻き取り部50に連続的に巻き取られる。
剥離機構34の下流側には、感光性ウエブ22にテンションを付与可能なテンション制御機構52が配設される。テンション制御機構52は、シリンダ54を備え、このシリンダ54の駆動作用下に、テンションダンサー56が揺動変位することにより、このテンションダンサー56が摺接する感光性ウエブ22のテンションが調整可能である。なお、テンション制御機構52は、必要に応じて使用すればよく、削除することもできる。
マスキングテープ貼付機構38は、図3に示すように、保護フイルム30が剥離された感光性樹脂層28に、基板間隔Tを跨いでマスキングテープ36を貼り付ける。このマスキングテープ36は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)製基材の一面(感光性樹脂層28との接着面)側に、例えば、アクリル系、シリコーン系、アクリル及びシリコーン系又はゴム系の接着剤58が設けられている。
マスキングテープ36の他方の面には、接着剤が設けられておらず、好適には、フッ素樹脂コーティング等の非着性の表面処理を行う。接着剤58は、後述するラミネート時に、この接着剤58がマスキングテープ36の端面から染み出すのを防ぐため、厚さを薄くするとともに、前記マスキングテープ36のテープ幅よりも狭い範囲に設けられることが望ましい。また、マスキングテープ36は、長尺状感光性ウエブ22のウエブ幅よりも少し幅広に構成され、後述するゴムローラ90aの汚れを取ることができることが望ましい。
図4及び図5に示すように、マスキングテープ貼付機構38は、マスキングテープ送り出し部60と、マスキングテープ吸着搬送部62とを備える。図4に示すように、予め、所定の長さに打ち抜き又はカットされたマスキングテープ36が離型紙64に貼り付けられており、マスキングテープ送り出し部60は、この離型紙64がロール状に巻回される回転軸65を備える。回転軸65は、矢印方向に回転することにより、離型紙64を矢印B方向に繰り出す。離型紙64は、感光性ウエブ22の幅方向一端から幅方向他端に延在した後、巻き取り軸66に巻き取られる。
感光性ウエブ22の感光性樹脂層28側には、この感光性ウエブ22の幅方向に延在して吸着台68が配設される。この吸着台68の長手方向両端には、ガイドローラ70a、70bが離型紙64に対して進退自在に配設される。
マスキングテープ吸着搬送部62は、図4及び図5に示すように、感光性ウエブ22の送り出し方向(矢印A1方向)に延在する左右一対の第1直動ガイド(又は直動ロボット)72aに沿って矢印A1方向に進退可能な第1移動架台74aと、前記第1直動ガイド72aよりも短尺で、且つ、矢印A1方向に延在する第2直動ガイド72bに沿って矢印A1方向に進退可能な第2移動架台74bとを備える。
第1移動架台74aには、直動アクチュエータ、例えば、シリンダ76が装着されるとともに、このシリンダ76のロッド76aには、吸着部材78が取り付けられる。この吸着部材78は、図4に示すように、マスキングテープ36の矢印B方向の長さに対応して延在している。
吸着部材78は、第1移動架台74aによって第1位置S1と第2位置S2とに配置される(図5参照)。第1位置S1は、マスキングテープ送り出し部60からマスキングテープ36を受け取る位置であり、第2位置S2は、吸着部材78に吸着されている前記マスキングテープ36を感光性ウエブ22に貼り付ける位置である。
第2移動架台74bには、直動アクチュエータ、例えば、シリンダ80が装着されるとともに、このシリンダ80のロッ80aには、貼付受台79が設けられる。この貼付受台79は、吸着部材78の第2位置S2に対応する位置に配置可能である。
図1及び図5に示すように、検出機構44は、レーザセンサやフォトセンサ等の光電センサ82を備えており、前記光電センサ82は、マスキングテープ36が透過光を遮蔽することによる変化を直接検出し、この検出信号を境界位置信号とする。光電センサ82は、バックアップローラ83に対向して配置される。
なお、光電センサ82に代えて、非接触変位計でテープ厚さの段差を検出したり、CCDカメラ等の画像検査手段等を用いてもよい。
検出機構44により検出されるマスキングテープ36の位置データは、リアルタイムで統計処理及びグラフ化が可能であり、ばらつき異常や偏りの発生時に警報を出すことができる。
基板搬送機構40は、図1に示すように、ガラス基板24を挟持するように配設される複数組の基板加熱部(例えば、ヒータ)84と、このガラス基板24を矢印C方向に搬送する搬送部86とを備える。基板加熱部84では、ガラス基板24の温度を常時監視し、異常時には、搬送部86の停止や警報を発生するとともに、異常情報を発信して異常なガラス基板24を後工程でNG排出、品質管理又は生産管理等に活用することができる。搬送部86には、図示しないエア浮上プレートが配設され、ガラス基板24が浮上されて矢印C方向に搬送される。ガラス基板24の搬送は、ローラコンベアでも行える。
ガラス基板24の温度測定は、基板加熱部84内さらには接合位置直前で行うことが好ましい。測定方法としては、接触式(例えば、熱電対)の他、非接触式であってもよい。
基板加熱部84の上流には、複数のガラス基板24が収容される基板ストッカー81が設けられる。この基板ストッカー81に収容されている各ガラス基板24は、ロボット85のハンド部85aに設けられた吸着パッド89に吸着されて取り出され、基板加熱部84に挿入される。
基板加熱部84の下流には、ガラス基板24の先端に当接してこのガラス基板24を保持するストッパ87と、前記ガラス基板24の先端位置を検出する位置センサ88とが配設される。位置センサ88は、ガラス基板24が接合位置に向かう途中でガラス基板先端を検出し、そこから定量送ることで、ゴムローラ90a、90b間の所定の位置に位置決めするためにある。ここで、位置センサ88は、複数個配設して各位置におけるガラス基板24の到着タイミングを監視し、基板搬送開始時のスリップ等による遅れをチェックするのが好ましい。なお、ガラス基板24の加熱は、上記のような搬送加熱の他、バッチ式のオーブンを使用してロボット搬送してもよい。
接合機構42は、上下に配設されるとともに、所定温度に加熱されるラミネート用ゴムローラ90a、90bを備える。ゴムローラ90a、90bには、バックアップローラ92a、92bが摺接するとともに、前記バックアップローラ92bは、ローラクランプ部93を介してゴムローラ90b側に押圧される。
図6に示すように、ローラクランプ部93は、駆動モータ103を備え、この駆動モータ103の駆動軸に連結された減速機103aの駆動軸103bにボールねじ104が軸着される。ボールねじ104には、ナット部材105が螺合するとともに、このナット部材105は、スライドベース106に固定される。スライドベース106のウエブ幅方向(矢印B方向)両端には、テーパカム107a、107bが固着される。テーパカム107a、107bの高さは、矢印B1方向に向かって高くなるように設定される。テーパカム107a、107b上には、ローラ108a、108bが載置されており、このローラ108a、108bは、加圧シリンダ94a、94bの下部に保持されている。
図1に示すように、ゴムローラ90aの近傍には、感光性ウエブ22が前記ゴムローラ90aに接触することを防止するための接触防止ローラ96が移動可能に配設される。接合機構42の上流近傍には、感光性ウエブ22を予め所定温度に予備加熱するための予備加熱部97が配設される。この予備加熱部97は、例えば、赤外線バーヒータや熱加熱手段を備える。
ガラス基板24は、接合機構42から基板間ウエブ切断機構48を通ってさらに矢印C方向に延在する搬送路98を介して矢印C方向に搬送される。この搬送路98には、フイルム搬送ローラ100と基板搬送ローラ102とが、ウエブ先端切断機構48aを介装して配設される。ゴムローラ90a、90bと基板搬送ローラ102との間隔は、ガラス基板24の一枚分の長さ以下に設定されることが好ましい。
製造装置20では、ウエブ送り出し機構32、剥離機構34、テンション制御機構52、マスキングテープ貼付機構38及び検出機構44が、接合機構42の上方に配置されているが、これとは逆に、前記ウエブ送り出し機構32から前記検出機構44を前記接合機構42の下方に配置し、感光性ウエブ22の上下が逆になって感光性樹脂層28がガラス基板24の下側に接合されてもよく、また、前記製造装置20全体を直線上に構成してもよい。
製造装置20は、ラミネート工程制御部110を介して全体制御されており、この製造装置20の各機能部毎に、例えば、ラミネート制御部112や基板加熱制御部114等が設けられ、これらが工程内ネットワークにより繋がっている。ラミネート工程制御部110は、工場ネットワークに繋がっており、図示しない工場CPUからの指示情報(条件設定や生産情報)の生産管理や稼動管理等、生産のための情報処理を行う。
基板加熱制御部114は、上流工程からガラス基板24を受け入れ、このガラス基板24を所望の温度まで加熱して接合機構42に供給する動作及び該ガラス基板24の情報のハンドリング等を制御する。
ラミネート制御部112は、工程全体のマスターとして、各機能部の制御を行うものであり、検出機構44により検出された感光性ウエブ22のマスキングテープ36の位置情報に基づいて、例えば、基板搬送機構40やマスキングテープ貼付機構38を制御する制御機構を構成している。
製造装置20内は、仕切り壁120を介して第1クリーンルーム122aと第2クリーンルーム122bとに仕切られる。第1クリーンルーム122aには、ウエブ送り出し機構32からマスキングテープ貼付機構38までが収容されるとともに、第2クリーンルーム122bには、検出機構44以降が収容される。第1クリーンルーム122aと第2クリーンルーム122bとは、貫通部124を介して連通する。
図7に示すように、貫通部124は、第1クリーンルーム122aに配設される除塵部125と、第2クリーンルーム122bに配設されるエアシール部126とを備える。
除塵部125は、感光性ウエブ22の両面に対向して配置される一対の吸引ノズル127aを備えるとともに、前記吸引ノズル127a内に吹き出しノズル128が配置される。吹き出しノズル128は、エアを吹き出して除塵を行う一方、吸引ノズル127aは、吹き出されたエア及び塵埃を吸引する。
エアシール部126は、感光性ウエブ22の両面に対向して配置される一対の吸引ノズル127bを備える。吸引ノズル127bによりエアを吸引することによって、貫通部124をシールする。なお、除塵部125とエアシール部126の位置を入れ替えたり、前記除塵部125と前記エアシール部126を複数組み合わせてもよい。また、感光性樹脂層28が露出している面に対向する側には、吹き出しノズル128を設けずに吸引ノズル127aのみを設けてもよい。
製造装置20内は、仕切り壁120を設けることにより、接合機構42での加熱による熱気が上昇して感光性ウエブ22への熱影響、例えば、表面の皺、変形、熱収縮又は延びを防止する。さらに、塵埃の発生や該塵埃が落下し易い上部(第1クリーンルーム122a)と下部(第2クリーンルーム122b)とを遮断して、特に接合機構42のクリーン度を確保する。
なお、第2クリーンルーム122bの圧力を第1クリーンルーム122aの圧力よりも高圧に設定し、前記第2クリーンルーム122bに塵埃が流入することを阻止することが望ましい。また、第2クリーンルーム122bの上方には、クリーンエアを下方に向かって供給するためのエア供給部(図示せず)が配設される。
このように構成される製造装置20の動作について、本発明に係る製造方法との関連で以下に説明する。
先ず、イニシャル(頭出し)開始時には、ウエブ送り出し機構32に取り付けられている感光性ウエブロール22aから感光性ウエブ22が繰り出される。この感光性ウエブ22は、剥離機構34、マスキングテープ貼付機構38及び接合機構42を通ってフイルム搬送ローラ100に先端部が挟持される。
次いで、光電センサ82によりマスキングテープ36が検出されると、この検出信号に基づいて、フイルム搬送ローラ100が回転駆動され、感光性ウエブ22が接合位置に向かって定量搬送される。このため、マスキングテープ36は、所定の接合位置に対応して位置決めされる。なお、接合位置の下流でマスキングテープ36を検出し、感光性ウエブ22を所定の位置に停止させてもよい。
その際、図8に示すように、接触防止ローラ96が下降して、感光性ウエブ22がゴムローラ90aに接触することを防止している。また、ガラス基板24は、接合位置の直前で待機している。これにより、イニシャル開始状態が得られる。
次に、ラミネート運転時における製造装置20を構成する各機能部の動作について説明する。
先ず、図1に示すように、感光性ウエブ22は、ウエブ送り出し機構32から繰り出されて剥離機構34に連続的に搬送される。剥離機構34では、図9に示すように、感光性ウエブ22のベースフイルム26がサクションドラム46に吸着保持されるとともに、保護フイルム30が前記感光性ウエブ22から連続的に剥離される。この保護フイルム30は、剥離ローラ46aを介して鋭角の剥離角で剥離されて保護フイルム巻き取り部50に巻き取られる(図1参照)。
その際、感光性ウエブ22は、サクションドラム46により強固に保持されており、この感光性ウエブ22から保護フイルム30を剥離する時の衝撃が下流の前記感光性ウエブ22に作用することがない。これにより、接合機構42に剥離の衝撃が伝わることがなく、ガラス基板24のラミネート部分にスジ状の不良個所等が発生することを良好に阻止することができる。
剥離機構34の作用下に、保護フイルム30がベースフイルム26から連続して剥離された後、感光性ウエブ22は、テンション制御機構52によってテンション調整が行われ、さらにマスキングテープ貼付機構38に送られる。
マスキングテープ貼付機構38では、図5に示すように、第1移動架台74aが第1位置S1に配置される(二点鎖線参照)一方、この第1位置S1では、マスキングテープ送り出し部60から繰り出されている離型紙64が、吸着台68に吸着保持される。そこで、シリンダ76の作用下に吸着部材78が矢印D1方向に進出し、この吸着部材78が離型紙64に貼り付けられているマスキングテープ36を吸着する。
次いで、吸着部材78がマスキングテープ36を吸着した状態で、シリンダ76を介して前記吸着部材78が吸着台68から離間した後(矢印D2方向)、第1移動架台74aは、第1位置S1から第2位置S2へ移動する。この第2位置S2では、吸着部材78が、貼付受台79に対向して配置され、第1及び第2移動架台74a、74bは、同期して矢印A1方向に移動しながらシリンダ76、80が駆動される。このため、吸着部材78及び貼付受台79は、感光性ウエブ22と同期して矢印A1方向に移動しながら、この感光性ウエブ22を保持して感光性樹脂層28にマスキングテープ36を貼り付ける。
吸着部材78及び貼付受台79が、感光性ウエブ22と一体的に矢印A1方向に移動した後、前記吸着部材78及び前記貼付受台79は、シリンダ76、80の駆動作用下に感光性ウエブ22から離脱した後、それぞれ矢印A2方向に移動する。そして、吸着部材78は、第1位置S1に配置される。一方、貼付受台79は、第2位置S2に配置される。
一方、マスキングテープ送り出し部60では、図4に示すように、離型紙64からマスキングテープ36が離脱された後、ガイドローラ70a、70bが進出して前記離型紙64を吸着台68から離間させる。この状態で、離型紙64が回転軸65から繰り出されるとともに、巻き取り軸66に巻き取られ、この離型紙64に貼り付けられている新たなマスキングテープ36が吸着台68上に配置される。次に、回転軸65及び巻き取り軸66の回転が停止され、ガイドローラ70a、70bが退動動作して離型紙64が吸着台68に吸着保持される。
このように、離型紙64が回転軸65から繰り出される際には、ガイドローラ70a、70bの保持作用下に、前記離型紙64が吸着台68に摺接することがない。従って、離型紙64の損傷や摩耗粉の発生等を良好に阻止することができる。なお、ガイドローラ70a、70bが退動動作に代えて、吸着台68を進退動作させてもよい。
上記のように、感光性樹脂層28の所定の部位のマスキングテープ36が貼り付けられた感光性ウエブ22は、検出機構44に送られる。この検出機構44では、光電センサ82によりマスキングテープ36の境界部位が検出される。感光性ウエブ22は、マスキングテープ36の位置検出情報に基づいて、フイルム搬送ローラ100の回転作用下に、接合機構42に定量搬送される。その際、接触防止ローラ96が上方に待機するとともに、ゴムローラ90bが下方に配置されている。
図10に示すように、ガラス基板24は、基板搬送機構40の作用下に、予め加熱された状態で接合位置に搬送される。このガラス基板24は、感光性ウエブ22の感光性樹脂層28とマスキングテープ36との接合部分に対応してゴムローラ90a、90b間に一旦配置される。
この状態で、図6に示すように、駆動モータ103に連結された減速機103aの作用下にボールねじ104が所定方向に回転すると、このボールねじ104に螺合するナット部材105と一体的にスライドベース106が矢印B2方向に移動する。このため、テーパカム107a、107bは、ローラ108a、108bとの接触面が高くなり、前記ローラ108a、108bを上方に変位させる。従って、加圧シリンダ94a、94bが上昇し、バックアップローラ92b及びゴムローラ90bを上昇させることにより、ゴムローラ90a、90b間にガラス基板24が所定のプレス圧力で挟み込まれる。その際、プレス圧力は、加圧シリンダ94a、94bのエアー圧力により調整される。さらに、ゴムローラ90aの回転作用下に、このガラス基板24には、感光性樹脂層28が加熱溶融により転写(ラミネート)される。
ここで、ラミネート条件としては、速度が1.0m/min〜10m/min、ゴムローラ90a、90bの温度が110℃〜150℃、前記ゴムローラ90a、90bのゴム硬度が40度〜90度、該ゴムローラ90a、90bのプレス圧(線圧)が50N/cm〜400N/cmである。
そして、図11に示すように、ガラス基板24の先端がフイルム搬送ローラ100の近傍に至ると、このフイルム搬送ローラ100が前記ガラス基板24から離間する方向に移動する。さらに、ガラス基板24から前方(矢印C方向)に突出する感光性ウエブ22の先端が、ウエブ先端切断機構48aに対して所定の位置に至ると、このウエブ先端切断機構48aが駆動されて前記感光性ウエブ22の先端が切断される。ウエブ先端切断機構48aは、感光性ウエブ22の先端部を切断した後、基の待機位置に復帰しており、通常運転時には、使用されない。
図12に示すように、ゴムローラ90a、90bを介してガラス基板24に感光性ウエブ22の一枚分のラミネートが終了すると、前記ゴムローラ90aの回転が停止される一方、前記感光性ウエブ22がラミネートされた前記ガラス基板24(以下、接合基板24aともいう)が基板搬送ローラ102によりクランプされる。
そして、ゴムローラ90bが、ゴムローラ90aから離間する方向に退避してクランプが解除される。具体的には、図6に示すように、駆動モータ103に連結された減速機103aが前記とは逆方向に回転駆動され、ボールねじ104及びナット部材105を介してスライドベース106が矢印B1方向に移動する。このため、テーパカム107a、107bは、ローラ108a、108bに接触する面の高さが低くなり、加圧シリンダ94a、94bが下降する。これにより、バックアップローラ92b及びゴムローラ90bが下降してクランプの解除が行われる。
この状態で、基板搬送ローラ102の回転が開始されて、接合基板24aが矢印C方向に定量搬送され、感光性ウエブ22の基板間位置22bがゴムローラ90aの下方付近の所定位置に移動する。一方、基板搬送機構40を介して次なるガラス基板24が接合位置に向かって搬送される。この次なるガラス基板24の先端がゴムローラ90a、90b間に配置されると、前記ゴムローラ90bが上昇して、前記ゴムローラ90a、90bにより前記次なるガラス基板24と感光性ウエブ22とがクランプされる。同時に基板搬送ローラ102が接合基板24aをクランプする。そして、ゴムローラ90a、90b及び基板搬送ローラ102の回転作用下にラミネートが開始されるとともに、接合基板24aが矢印C方向に搬送される(図13参照)。
その際、接合基板24aは、図14に示すように、それぞれの端部同士がマスキングテープ36によって覆われている。従って、感光性樹脂層28がガラス基板24に転写される際、額縁状に転写を行うことができる。
図15に示すように、基板搬送ローラ102が一枚目の接合基板24aの搬送方向後端部に至ると、前記基板搬送ローラ102を構成する上方ローラが上昇してクランプを解除するとともに、下方ローラと搬送路98の回転が継続されて前記接合基板24aが搬送される。さらに、二枚目の接合基板24aの後端部がゴムローラ90a、90bの近傍に至ると、前記ゴムローラ90a、90b及び基板搬送ローラ102の回転が停止される。
そして、基板搬送ローラ102の上方ローラが下降して二枚目の接合基板24aをクランプする一方、ゴムローラ90bが下降してクランプを解除する。次に、基板搬送ローラ102の回転作用下に二枚目の接合基板24aが挟持搬送され、基板間位置22bがゴムローラ90aの下方付近の所定位置に移動し、三枚目以降のラミネート処理が繰り返される。
図16示すように、接合基板24a間が基板間ウエブ切断機構48に対応する位置に至ると、この基板間ウエブ切断機構48は、前記接合基板24aと同一の搬送速度で矢印C方向に移動しながら、該接合基板24a間、すなわち、マスキングテープ36の中間で感光性ウエブ22を切断する。この切断後に、基板間ウエブ切断機構48は、所定の待機位置に戻される一方、接合基板24aでは、ベースフイルム26及びマスキングテープ36が剥離されて感光性積層体116が製造される(図1参照)。
なお、ラミネート処理が一旦停止される際には、図17に示すように、フイルム搬送ローラ100及びゴムローラ90bがアンクランプ位置に配置されるとともに、接触防止ローラ96が下降して感光性ウエブ22がゴムローラ90aに接触することを防止する。
また、製造装置20の運転が終了される際には、基板搬送ローラ102の回転作用下に、接合基板24aが矢印C方向に搬送され、ウエブ先端切断機構48aが感光性ウエブ22をクランプする。そして、フイルム搬送ローラ100が回転しながら感光性ウエブ22をクランプした状態で、ウエブ先端切断機構48aがウエブ幅方向に走行して前記感光性ウエブ22を切断する。
このため、図18に示すように、感光性ウエブ22は、ゴムローラ90a、90b間を通ってフイルム搬送ローラ100により挟持されるとともに、接触防止ローラ96が下降して前記感光性ウエブ22がゴムローラ90aから離間して支持される。ウエブ先端切断機構48aは、接合基板24aのクランプを解除して、基板の待機位置に配置されている。
なお、基板間ウエブ切断機構48及びウエブ先端切断機構48aは、感光性ウエブ22を切断する際に、この感光性ウエブ22と同期して矢印C方向に移動しているが、これに限定されるものではない。例えば、ウエブ停止時には、ウエブ幅方向にのみ走行して感光性ウエブ22の切断を行ってもよい。また、ウエブ停止中にトムソン刃による切断、ウエブ移動中にロータリカットによる切断方法も可能である。
さらにまた、製造装置20のイニシャル開始動作では、図19に示すように、接触防止ローラ96が下方位置に配置されるとともに、ゴムローラ90bがゴムローラ90aから離間する。この状態で、フイルム搬送ローラ100の回転作用下に、感光性ウエブ22が廃棄部(図示せず)に排出される。その際、ウエブ先端切断機構48aの作用下に、感光性ウエブ22が一定長さ毎に切断される。
そして、検出機構44でマスキングテープ36の位置検出が行われると、この検出位置から定量送りが行われる。具体的には、接触防止ローラ96が上昇された際に、マスキングテープ36がゴムローラ90a、90bによるラミネート位置に至る位置まで、前記マスキングテープ36の搬送が行われる。これにより、感光性ウエブ22の頭出し処理が終了する。
この場合、第1の実施形態では、感光性ウエブ22のマスキングテープ36が、接合機構42の上流近傍で検出機構44により直接検出されている。なお、検出機構44とゴムローラ90a、90bのマスキングテープ36までの距離は、最も短いラミネート長よりも短いことが必要である。これは、検出した結果をラミネート処理にフィードバックするためである。
検出機構44では、以下に示す2種類の計測が行われる。先ず、第1の計測は、ゴムローラ90a、90bでガラス基板24をクランプし、前記ゴムローラ90a、90bの回転開始からの基板送り量を、ゴムローラ駆動用モータ(図示せず)に付随したエンコーダで計測したパルス数と設定上のマスキングテープ検出タイミングのパルス数とで比較し、マスキングテープ36の位置を計測する。設定上の検出タイミングのパルス数に到達するよりも早くマスキングテープ36を検出した場合、前記マスキングテープ36は、早い分のパルス数だけガラス基板24の所定の位置より前方にずれていると判断できる。逆に検出が遅い場合、マスキングテープ36は、ガラス基板24の所定の位置より後方にずれていると判断できる。
一方、第2の計測は、マスキングテープ36の検出から次のマスキングテープ36の検出までのゴムローラ駆動用モータに付随したエンコーダパルス数を計測し、ラミネート長Hを計測する。通常設定条件でのラミネート長Hに相当する設定パルス数と実際のパルス数とを比較し、パルス数が多ければその多いパルス数分だけ加熱等の影響で感光性ウエブ22が余計に延びていることが判断できる。逆にパルス数が少ない場合、感光性ウエブ22が通常よりも短いことが判断できる。
上記第1の計測結果に基づき、例えば、図20に示すように、ガラス基板24の接合範囲P1、P2間に対して感光性樹脂層28の先端位置が前方にずれる(進む)ことが検出されると、前記ガラス基板24と感光性ウエブ22のマスキングテープ36との相対位置が調整される。
すなわち、光電センサ82により検出されたマスキングテープ36の位置が、所定位置よりも進んでいると判断されると、図12に示すように、ラミネート後の基板搬送ローラ102によるガラス基板24に接合しない部分の感光性ウエブ22の送りで、送り量をその設定量よりもズレ分を差し引いた量で送る。この結果、マスキングテープ36は、位置調整されてゴムローラ90a、90b間の所定の位置に一旦配置される。その後、ガラス基板24は、定常の送り制御によってゴムローラ90a、90b間に送られ、このガラス基板24に感光性樹脂層28が正しい位置、すなわち、ガラス基板24の所定の接合範囲P1、P2に感光性樹脂層28が接合される。
一方、光電センサ82により検出されたマスキングテープ36の位置が、図21に示すように、ガラス基板24の接合範囲P1、P2間に対して遅れると判断されると、ラミネート後の基板搬送ローラ102によるガラス基板24に接合しない部分の感光性ウエブ22の送りで、送り量をその設定量よりもズレ分を足した量で送る。
なお、基板搬送ローラ102による接合基板24aの送り量を調整する方法の他、基板搬送機構40を制御してガラス基板24の停止位置をズレ分だけ前後させて調整する方法を採用してもよい。また、マスキングテープ貼付機構38において、第1及び第2移動架台74a、74bの第2位置S2の位置を調整すること等によっても、マスキングテープ36の位置調整が可能である。
上記第2の計測結果に基づき、光電センサ82により検出されたマスキングテープ36間の距離、すなわち、ガラス基板24に接合される感光性樹脂層28の接合長さHを計測する。接合長さHが長い場合、長い分だけマスキングテープ36間の長さを短くする一方、前記接合長さHが短い場合、短い分だけ前記マスキングテープ36間の長さを長くする。これにより、感光性樹脂層28の接合長を所定の長さに調整することができる。
なお、テンション制御機構52を構成するテンションダンサー56による感光性ウエブ22へのテンションを調整することによって、感光性ウエブ22の伸び量を変更させることも可能である。
このため、感光性ウエブ22のマスキングテープ36を接合位置に対して高精度に位置決めすることができ、前記感光性ウエブ22の感光性樹脂層28をガラス基板24の所望の部位に対し正確に接合することが可能になる。これにより、簡単な工程及び構成で、高品質な感光性積層体116を効率的に得ることができるという効果が得られる。
さらに、感光性ウエブ22は、保護フイルム30が連続して剥離された後、前記感光性ウエブ22の表面に露呈する感光性樹脂層28にマスキングテープ36が貼り付けられている。このため、例えば、感光性ウエブ22に保護フイルム30を部分的に残すために、前記感光性ウエブ22にハーフカットやミシン目等の加工部位を形成する際のように、加工による塵埃等の発生がない。これにより、接合基板24aの汚れを確実に阻止し、高品質な前記接合基板24aを効率的且つ経済的に製造することが可能になる。
図22は、本発明の第2の実施形態に係る製造装置を構成するマスキングテープ貼付機構130の概略斜視図であり、図23は、前記マスキングテープ貼付機構130の側面図である。なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3〜第4の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
マスキングテープ貼付機構130は、マスキングテープ36を貼り付けた離型紙64がロール状に巻回されたテープロール132を装着するとともに、移動部133を介して矢印A方向に進退可能なラベル送り出し部134を備える。ラベル送り出し部134は、テープロール132の軸心が装着されてモータ136の作用下に回転駆動される回転軸138を設け、この回転軸138が回転することにより、前記テープロール132からマスキングテープ36を有する離型紙64が送り出される。
離型紙64は、マスキングテープ36を貼り付けた状態で、複数のガイドローラ140の案内作用下に、水平方向に一旦送り出された後、折り返し部材142によって鋭角状に折り返される。離型紙64は、マスキングテープ36が離脱された状態で、ガイドローラ144を介して巻き取り軸146に巻き取られる。この巻き取り軸146は、モータ148を介して回転駆動される。
折り返し部材142の上方には、ラベル吸着搬送部150が設けられる。このラベル吸着搬送部150は、水平方向(矢印B方向)に延在するレール部材152を備え、このレール部材152に沿って自走型の走行ベース154が進退可能に配設される。
走行ベース154には、シリンダ156a、156bが鉛直下方向に向かって装着されており、前記シリンダ156a、156bから下方に延在するロッド158a、158bには、吸着パッド160a、160bが装着される。吸着パッド160a、160bは、矢印B方向に沿ってマスキングテープ36の長手方向の長さに対応して離間する。
走行ベース154には、シリンダ156a、156bの内方に位置してシリンダ162a、162bが装着される。このシリンダ162a、162bから下方に延在するロッド164a、164bには、吸着機能付き押えバー166が支持される。シリンダ156bの外方に近接して、カッター168が装着されている。このカッター168は、吸着パッド160a、160bに吸着保持されているマスキングテープ36を所定の位置で切断する機能を有する。
吸着パッド160a、160bによるマスキングテープ36の貼り付け位置には、感光性ウエブ22を下方から保持するための受台170が、シリンダ172a、172bを介して昇降自在に配置される。受台170は、移動部174を介して矢印A方向に進退可能である。
このように構成される第2の実施形態では、テープロール132がラベル送り出し部134の回転軸138に装着されている。この回転軸138は、モータ136の駆動作用下に回転されるため、離型紙64がマスキングテープ36と一体的にテープロール132から送り出される。
離型紙64及びマスキングテープ36は、ガイドローラ140の案内作用下に水平方向に搬送された後、折り返し部材142により鋭角状に折り返される。このため、マスキングテープ36の端部が離型紙64から剥離され、前記マスキングテープ36の先端が、吸着パッド160aに吸着保持される。この状態で、折り返し部材142が、図23中、左方向に移動することにより、マスキングテープ36が離型紙64から分離する。吸着パッド160aは、シリンダ156aを介して昇降することにより、マスキングテープ36の表面を吸着してこのマスキングテープ36を離型紙64から分離した状態で保持する。
さらに、走行ベース154がマスキングテープ36の吸着位置に対応して移動することにより、吸着パッド160bがマスキングテープ36の後端位置に配置される。そして、吸着パッド160bが昇降することにより、前記吸着パッド160bがマスキングテープ36の後端を吸着保持する。
その際、折り返し部材142により鋭角状に折り返された離型紙64は、マスキングテープ36が剥離された後、ガイドローラ144の案内作用下に巻き取り軸146に移送される。巻き取り軸146がモータ148を介して回転することにより、前記巻き取り軸146に離型紙64が巻き取られる。
吸着パッド160a、160bによりマスキングテープ36の両端が吸着保持されると、前記吸着パッド160bに近接して配置されているカッター168が駆動され、前記マスキングテープ36の後端側が切断される。次いで、走行ベース154が矢印B方向に移動して、吸着パッド160a、160bに吸着保持されているマスキングテープ36を、感光性ウエブ22の貼り付け位置に対応して配置させる。
マスキングテープ36が貼り付け位置に配置されると、ラベル送り出し部134及び受台170は、感光性ウエブ22と同期して矢印A方向に移動しながら、前記マスキングテープ36の貼り付け作業を行う。
具体的には、受台170は、シリンダ172a、172bを介して上昇し、この受台170が感光性ウエブ22の底面側を支持する。一方、吸着パッド160a、160bは、シリンダ156a、156bの作用下に下降して、マスキングテープ36を感光性ウエブ22に押し付けるとともに、シリンダ162a、162bの作用下に押えバー166が下降して前記マスキングテープ36を前記感光性ウエブ22に押し付ける。これにより、マスキングテープ36は、感光性ウエブ22に確実に貼り付けられる。
図24は、本発明の第3の実施形態に係る製造装置180の概略構成図である。
製造装置180は、検出機構44aと、基板間ウエブ切断機構48の下流側に配置される冷却機構182と、この冷却機構182の下流側に配置されるベース剥離機構184とを備える。検出機構44aは、光電センサ82a、82bを備えており、前記光電センサ82a、82bは、所定の距離Lだけ離間するとともに、それぞれバックアップローラ83a、83bに対向して配置される。
冷却機構182は、基板間ウエブ切断機構48を介して接合基板24a間の感光性ウエブ22が切断された後、この接合基板24aに冷風を供給して冷却処理を施す。具体的には、冷風温度が10℃で、風量が1.0〜2.0m/minに設定される。なお、冷却機構182を使用することがなく、後述する感光性積層体ストッカー192で自然冷却してもよい。
冷却機構182の下流に配置されるベース剥離機構184は、接合基板24aを下方から吸着する複数の吸着パッド186を備え、この吸着パッド186に前記接合基板24aが吸着保持された状態で、ロボットハンド188を介してベースフイルム26及びマスキングテープ36を剥離する。吸着パッド186の上流、下流及び両側方には、接合基板24aのラミネート部分全体に4方向の側面からイオンエアを噴射する除電ブロー(図示せず)が配設されている。なお、剥離は、除塵のためテーブルを垂直にして、あるいは傾斜させて、又は裏返にして行ってもよい。
ベース剥離機構184の下流には、複数の感光性積層体116が収容される感光性積層体ストッカー192が設けられる。ベース剥離機構184で接合基板24aからベースフイルム26及びマスキングテープ36が剥離された感光性積層体116は、ロボット194のハンド部194aに設けられた吸着パッド196に吸着されて取り出され、感光性積層体ストッカー192に収容される。
基板ストッカー81及び感光性積層体ストッカー192には、投入及び取り出し口以外の3方の側面に、除塵用ファンユニット(又はダクトユニット)197が付設される。ファンユニット197は、基板ストッカー81及び感光性積層体ストッカー192内に除電クリーンエアの吹き出しを行う。
ラミネート工程制御部110には、ラミネート制御部112及び基板加熱制御部114の他、ベース剥離制御部198が繋がっている。ベース剥離制御部198は、接合機構42から供給される接合基板24aからベースフイルム26を剥離し、さらに下流工程に感光性積層体116を排出する動作の制御を行うとともに、前記接合基板24a及び前記感光性積層体116の情報をハンドリング制御する。
このように構成される第3の実施形態では、検出機構44aにおいて、先ず、上流側の光電センサ82aが、感光性ウエブ22のマスキングテープ36の位置を検出した後、下流側の光電センサ82bが前記マスキングテープ36の位置を検出する。その際、バックアップローラ83a、83b間の距離Lは、ガラス基板24に貼り付けられる感光性樹脂層28の貼り付け長さに略対応している。
このため、光電センサ82a、82bによりマスキングテープ36が検出された間のパルス数から、実際の感光性樹脂層28の貼り付け長さが正確に算出される。従って、この測定値からガラス基板24の中央部に感光性樹脂層28の貼り付け位置が設定されるように、感光性ウエブ22の送り量が調整される。
これにより、第3の実施形態では、感光性ウエブ22のマスキングテープ36間、すなわち、ガラス基板24に貼り付けられる感光性樹脂層28の長さHが正確に検出され、この感光性樹脂層28を前記ガラス基板24の中央部に貼り付けることができる(図25参照)。
ここで、検出機構44aにより検出された感光性樹脂層28の長さH1が、正規の長さHよりも長い場合には、図26に示すように、前記感光性樹脂層28の両端が貼り付け長さLから外方に等距離ずつ振り分けられるようにして、ガラス基板24の中央部に貼り付けられる。
一方、図27に示すように、感光性樹脂層28の長さH2が、正規の長さHよりも短い場合には、前記感光性樹脂層28の両端が貼り付け長さLの内方に等距離ずつ振り分けられるようにして、ガラス基板24の中央部に貼り付けられる。その際貼り付け位置の目標ズレは、振り分けられない場合に比べて約1/2倍となる。
さらに、第3の実施形態では、ウエブ送り出し機構32から繰り出される感光性ウエブ22の保護フイルム30が剥離され、感光性樹脂層28にマスキングテープ36が貼り付けられた後、ガラス基板24にラミネートして感光性樹脂層28が転写され、ベース剥離機構184を介してベースフイルム26及びマスキングテープ36が剥離されて感光性積層体116が製造されている。これにより、感光性積層体116の製造工程全体の自動化が容易に遂行可能になるという効果が得られる。
図28は、本発明の第4の実施形態に係る製造装置200の概略構成図である。
製造装置200は、トラブル停止時のウエブ切断や不良品を排出するための分離等の作業以外には、通常、基板間ウエブ切断機構48を用いておらず、ウエブ先端切断機構48aの下流に、冷却機構182とベース自動剥離機構202とが設けられる。ベース自動剥離機構202は、各ガラス基板24が所定間隔ずつ離間して接合されている長尺なベースフイルム26をマスキングテープ36と共に連続して剥離するものであり、プレ剥離部204と、比較的小径な剥離ローラ206と、巻き取り軸208と、自動接合機210とを備えている。
図29及び図30に示すように、プレ剥離部204は、ニップローラ212、214と、剥離バー216とを備える。ニップローラ212、214は、ガラス基板24の搬送方向に進退可能であるとともに、上側ローラ212a、214aは、昇降自在であり、下側ローラ212b、214bと前記ガラス基板24を挟持する。剥離バー216は、ガラス基板24間で昇降可能である。なお、上側ローラ212a、214aに代替えして、押さえバーや押さえピンを用いてもよい。
また、剥離ローラ206又はその直前でフイルム面を30℃〜120℃程度まで再加熱することにより、剥離時の感光性樹脂層(色材層)28の剥がれが阻止されて、高品質なラミネート面を得ることができる。この場合の加熱方法は、剥離ローラ206を温水ローラ等の加熱ローラとして構成し、あるいは、バーヒータやIRヒータを付設してもよい。
ベース自動剥離機構202の下流には、ガラス基板24に実際に接合された感光性樹脂層28のエリア位置を測定する測定器218が配設される。この測定器218は、例えば、CCD等のカメラ220を備え、図31に示すように、感光性樹脂層28が接合されたガラス基板24の四隅K1〜K4を撮影するために4台の前記カメラ220が配設される。また、四隅K1〜K4に代えて縦及び横方向に少なくとも2台ずつ配設してもよい。
なお、測定器218は、カメラ220による画像処理を行う構成を採用するが、カラーセンサやレーザセンサにより端面位置を検出したり、LEDセンサ、フォトアレイ或いはラインセンサ等を組み合わせたりしてもよい。その際、各端面に少なくとも2台ずつ配設して該端面の直線度も検出することが望ましい。
また、面状検査器(図示せず)を付勢することにより、感光性ウエブ22自体に起因するムラ、設備に起因するラミネートの濃度ムラ、皺、筋の他、塵埃や異物等の面状欠陥を検出し、警報を出すとともに、NG排出や後工程の管理に利用することができる。
このように構成される第4の実施形態では、接合機構42でラミネートされた接合基板24aは、冷却機構182を通って冷却された後、プレ剥離部204に移送される。このプレ剥離部204では、ニップローラ212、214が隣接するガラス基板24の後端と先端とを挟持した状態で、前記ニップローラ212が前記ガラス基板24と同速度で矢印C方向に移動する一方、前記ニップローラ214の矢印C方向への移動速度が減速される。
従って、図30に示すように、ニップローラ212、214間でガラス基板24間の感光性ウエブ22が撓み、剥離バー216が上昇することにより、マスキングテープ36を隣接するガラス基板24の後端及び先端から剥離することができる。
次いで、ベース自動剥離機構202では、巻き取り軸208の回転作用下に、接合基板24aからベースフイルム26及びマスキングテープ36が連続して巻き取られる。さらに、トラブル停止での切り離しや、不良品分離時の切断の後、新たにラミネート処理が開始された接合基板24aのベースフイルム26の先端と、巻き取り軸208に巻き取られているベースフイルム26の後端とは、自動接合機210を介して自動的に接合される。
ベースフイルム26及びマスキングテープ36が剥離されたガラス基板24は、測定器218に対応する検査ステーションに配置される。この検査ステーションでは、ガラス基板24が位置決め固定された状態で、4台のカメラ220によりガラス基板24と感光性樹脂層28の画像を取り込む。そして、画像処理が施されることにより、貼り付け位置a〜dが演算される。
なお、検査ステーションでは、ガラス基板24を停止させずに搬送し、幅方向は端面位置をカメラやスキャンで検出する一方、進行方向はガラス基板24の位置をタイミングセンサ等で検知して、画像の取り込みやセンサ検出による測定を行ってもよい。
このように、第4の実施形態では、ラミネート後に接合基板24a間の感光性ウエブ22を切断することがなく、巻き取り軸208の回転作用下に、前記接合基板24aからベースフイルム26及びマスキングテープ36を連続して巻き取ることができる。さらに、剥離したベースフイルム26及びマスキングテープ36の処理作業も容易である。ここで、マスキングテープ36とベースフイルム26とを同一の材料で構成することにより、処理が一層簡素化する。
また、マスキングテープ36は、水溶性の材料、例えば、紙(クリーンペーパ)で構成することにより経済的なものとなる。さらに、マスキングテープ36の接着剤として、例えば、水溶性、あるいは加熱剥離性のものを使用してもよい。
これにより、第4の実施形態では、感光性積層体116の製造作業全体が自動的且つ効率的に遂行される等、第3の実施形態と同様の効果が得られるとともに、構成が一層簡素化する。
本発明の第1の実施形態に係る製造装置の概略構成図である。 前記製造装置に使用される長尺状感光性ウエブの断面図である。 前記長尺状感光性ウエブにマスキングテープが接着された状態の説明図である。 マスキングテープ貼付機構の斜視説明図である。 前記マスキングテープ貼付機構の側面図である。 前記製造装置を構成する接合機構の正面説明図である。 前記製造装置を構成する貫通部の要部断面説明図である。 イニシャル開始状態を示す前記製造装置の一部説明図である。 前記感光性ウエブから保護フイルムを剥離する際の説明図である。 ゴムローラ間にガラス基板が進入する状態を示す前記製造装置の一部説明図である。 前記ゴムローラの回転開始状態を示す前記製造装置の一部説明図である。 一枚目のラミネート終了時の動作を示す前記製造装置の一部説明図である。 前記ゴムローラと前記基板搬送ローラとの回転動作を示す前記製造装置の一部説明図である。 前記ガラス基板に感光性樹脂層が転写された状態の説明図である。 前記基板搬送ローラが接合基板の端末から離間する動作を示す前記製造装置の一部説明図である。 前記接合基板間の前記感光性ウエブを切断する動作を示す前記製造装置の一部説明図である。 停止状態を示す前記製造装置の一部説明図である。 終了状態を示す前記製造装置の一部説明図である。 前記感光性ウエブの頭出し動作を示す前記製造装置の一部説明図である。 前記ガラス基板に対して前記感光性樹脂層が進む場合の説明図である。 前記ガラス基板に対して前記感光性樹脂層が遅れる場合の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る製造装置を構成するマスキングテープ貼付機構の概略斜視図である。 前記マスキングテープ貼付機構の側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る製造装置の概略構成図である。 前記ガラス基板に規定長さの前記感光性樹脂層が貼り付けられた状態の説明図である。 前記ガラス基板に規定長さよりも長い前記感光性樹脂層が貼り付けられた状態の説明図である。 前記ガラス基板に規定長さよりも短い前記感光性樹脂層が貼り付けられた状態の説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る製造装置の概略構成図である。 前記製造装置を構成するプレ剥離部の説明図である。 前記プレ剥離部の動作説明図である。 前記ガラス基板上の前記感光性樹脂層の貼り付け位置検出の説明図である。 特許文献1のドライフイルムの接着方法の説明図である。
符号の説明
20、180、200…製造装置 22…感光性ウエブ
24…ガラス基板 26…ベースフイルム
28…感光性樹脂層 30…保護フイルム
32…ウエブ送り出し機構 34…剥離機構
36…マスキングテープ 38、130…マスキングテープ貼付機構
40…基板搬送機構 42…接合機構
44、44a…検出機構 46…サクションドラム
48…基板間ウエブ切断機構 52…テンション制御機構
58…接着剤 60…マスキングテープ送り出し部
62…マスキングテープ吸着搬送部 64…離型紙
68…吸着台 70a、70b…ガイドローラ
72a、72b…直動ガイド 74a、74b…移動架台
76、80…シリンダ 78…吸着部材
84…基板加熱部 86…搬送部
89、160a、160b、186、196…吸着パッド
90a、90b…ゴムローラ 93…ローラクランプ部
96…接触防止ローラ 98…搬送路
100…フイルム搬送ローラ 102…基板搬送ローラ
110…ラミネート工程制御部 120…仕切り壁
133、174…移動部 134…ラベル送り出し部
150…ラベル吸着搬送部 166…押えバー
170…受台 182…冷却機構
184…ベース剥離機構 198…ベース剥離制御部
202…ベース自動剥離機構 204…プレ剥離部

Claims (15)

  1. 支持体上に感光材料層と保護フイルムとが、順次、積層される長尺状感光性ウエブを送り出すウエブ送り出し機構と、
    前記長尺状感光性ウエブから前記保護フイルムを連続して剥離させる剥離機構と、
    前記長尺状感光性ウエブの表面に露呈する前記感光材料層に、送り出し方向に所定の間隔ずつ離間してマスキングテープを貼り付けるマスキングテープ貼付機構と、
    基板を所定の温度に加熱した状態で接合位置に搬送する基板搬送機構と、
    前記接合位置で、前記マスキングテープを前記基板間に配設するとともに、前記感光材料層を前記基板に接合して接合基板を得る接合機構と、
    前記長尺状感光性ウエブに貼り付けられた前記マスキングテープの位置を検出する検出機構と、
    前記検出機構の検出情報に基づいて、前記接合位置における前記マスキングテープと前記基板との相対位置を調整する制御機構と、
    を備え
    前記接合機構は、所定温度に加熱される一対のゴムローラと、一方のゴムローラを進退させるローラクランプ部とを備え、
    前記ローラクランプ部は、前記一方のゴムローラにクランプ圧を付与するシリンダと、アクチュエータの作用下に前記シリンダを進退させるカム部とを備えることを特徴とする感光性積層体の製造装置。
  2. 請求項1記載の製造装置において、前記検出機構は、前記接合位置の上流近傍に配設され、前記マスキングテープを直接検出するセンサを備えることを特徴とする感光性積層体の製造装置。
  3. 請求項1記載の製造装置において、前記検出機構は、前記マスキングテープ貼付機構から電気的にトラッキングすることを特徴とする感光性積層体の製造装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の製造装置において、前記剥離機構と前記接合機構との間には、前記長尺状感光性ウエブにテンションを付与可能なテンション制御機構が配設されることを特徴とする感光性積層体の製造装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の製造装置において、前記接合機構の下流で、長尺状の前記支持体を前記接合基板間で切断する切断機構と、
    前記切断機構の下流で、前記接合基板から前記マスキングテープと一体に前記支持体を剥離して感光性積層体を得る支持体剥離機構と、
    が配設されることを特徴とする感光性積層体の製造装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の製造装置において、前記接合機構の下流で、前記接合基板から長尺状の前記支持体を前記マスキングテープと一体且つ連続的に剥離して感光性積層体を得る支持体剥離機構が配設されることを特徴とする感光性積層体の製造装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の製造装置において、前記接合機構の上流近傍には、前記長尺状感光性ウエブを予め所定温度に予備加熱するための予備加熱部が配設されることを特徴とする感光性積層体の製造装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の製造装置において、前記マスキングテープ貼付機構は、前記送り出し方向に位置調整可能な移動部を備え、
    前記制御機構は、前記移動部を制御して前記マスキングテープ貼付機構による前記マスキングテープの貼付位置を調整可能であることを特徴とする感光性積層体の製造装置。
  9. 支持体上に感光材料層と保護フイルムとが、順次、積層される長尺状感光性ウエブを送り出す工程と、
    送り出された前記長尺状感光性ウエブから前記保護フイルムを連続して剥離させる工程と、
    前記長尺状感光性ウエブの表面に露呈する前記感光材料層に、送り出し方向に所定の間隔ずつ離間してマスキングテープを貼り付ける工程と、
    前記長尺状感光性ウエブに貼り付けられた前記マスキングテープの位置を検出する工程と、
    所定の温度に加熱されている基板を接合位置に向かって搬送する工程と、
    得られた検出情報に基づいて、前記接合位置における前記マスキングテープと前記基板との相対位置を調整する工程と、
    前記接合位置で、前記マスキングテープを前記基板間に配設するとともに、前記感光材料層を前記基板に接合して接合基板を得る工程と、
    を有し、
    前記接合基板を得る工程では、一対のゴムローラの間に前記感光材料層と前記基板とを配置した状態で、アクチュエータの作用下にカム部によりシリンダを進行させて、一方のゴムローラを他方のゴムローラに向かって進行させることにより、所定温度で加熱された前記一対のゴムローラによって前記感光材料層と前記基板とを挟み込み接合することを特徴とする感光性積層体の製造方法。
  10. 請求項記載の製造方法において、前記接合位置の上流近傍で前記検出情報を得ることを特徴とする感光性積層体の製造方法。
  11. 請求項記載の製造方法において、前記マスキングテープ貼付機構から電気的にトラッキングすることにより前記検出情報を得ることを特徴とする感光性積層体の製造方法。
  12. 請求項乃至11のいずれか1項に記載の製造方法において、前記長尺状感光性ウエブは、前記剥離機構と前記接合機構との間でテンションが付与可能であることを特徴とする感光性積層体の製造方法。
  13. 請求項乃至12のいずれか1項に記載の製造方法において、前記接合機構の下流で、長尺状の前記支持体を前記接合基板間で切断する工程と、
    前記接合基板から前記マスキングテープと一体に前記支持体を剥離して感光性積層体を得る工程と、
    を有することを特徴とする感光性積層体の製造方法。
  14. 請求項乃至12のいずれか1項に記載の製造方法において、前記接合機構の下流で、前記接合基板から長尺状の前記支持体を前記マスキングテープと一体且つ連続的に剥離して感光性積層体を得る工程を有することを特徴とする感光性積層体の製造方法。
  15. 請求項乃至14のいずれか1項に記載の製造方法において、前記接合機構の上流近傍で、前記長尺状感光性ウエブを予め所定温度に予備加熱する工程を有することを特徴とする感光性積層体の製造方法。
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