JP4515788B2 - エレベータのかごの照明板固定装置及び固定方法 - Google Patents

エレベータのかごの照明板固定装置及び固定方法 Download PDF

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Description

この発明は、エレベータのかご室の天井に取り付けられた光源を下側から覆って配光する照明板の固定装置及び固定方法に係るものである。
図10から図12は、従来のエレベータのかごの照明板固定装置及び固定方法を示す。図10は、かご室内で仰視したかご天井部の平面図である。図11は図10のIX−IX線断面を矢視した図である。両図において、エレベータのかご室1の天井2には、光源3が取り付けられている。この光源3を下側から覆って配光する複数の照明板4が配置されている。照明板4の相互間には目地5が縦横に架設されている。かご室1の側壁に接近した部位には天井2から側板6が垂設されている。図12に示したとおり、目地5には水平方向へ向けて支持部11が突設されている。一方の目地5には、支持部11から所定寸法上位に、板材を曲げた押え具12が目地5に鋲着されている。隣接する他方の目地5の対向部には、スポンジ等の緩衝材からなる押え具13が取り付けられている。
側板6にも同様に支持部6bが水平方向へ突設されている。また、側板6には弾性体15を介して板ばねからなる押え具14が取り付けられている。押え具14の上端部にはピン14aが水平方向へ植設されている。
目地5と目地5の間に照明板4を取り付けるには、図12(a)に符号4´で示したとおり、照明板4を傾斜させて一旦支持部11の上位まで上げる。次に、照明板4の一方の端部を押え具12と目地5の支持部11との間に挿入した状態で他方の端部を押し下げる。途中で押え具13と干渉するが、押え具13は変形するので、照明板4を押し下げて、図12(b)に示すとおり、定位置に納めることができる。
目地5と側板6の間に照明板4を取り付ける場合も同様であって、押え具14を側板6側へ押した状態で照明板4を押し下げて図12(b)に示すとおり、定位置に納める。
定位置に納められた照明板4を取り外すには、押え具13側の照明板4の端部を下から押し上げる。押え具13は変形するので、図12(c)に示すとおり、照明板4は符号4″で示したように傾斜して目地5から外れ、取り外すことができる。
また、他の従来例として、照明板を支える目地である枠体に、照明板を保持する保持片の下縁部を固定して立設し、上端部を照明板側へ屈曲させて保持部を形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。このものにあっては、照明板は保持部に規制されて上方への移動が制限される。従って、照明板が浮き上がって不時に落下するのを防止することができる。また、照明板を取り外すときは、保持片を反照明板側へ押し曲げて照明板と保持部との係合を解くことにより、照明板を保持部よりも更に上位まで押し上げて傾斜させて取り外す。
特開平5−116872号公報(段落番号8、9、図1、図2)
従来のエレベータのかごの照明板固定装置は、上記のとおり構成されており、例えば、図10から図12に示すものにあっては、図12(c)に示したとおり、悪戯で傘の柄等で突き上げると、押え具13はスポンジ等の緩衝材でできているので、照明板4が押え具13を押し抜けて上方へ移動して目地5から外れ、符号4″で示したとおり、落下することもある、という問題があった。
また、特許文献1に記載の照明装置は、保持片を反照明板側へ押し曲げて照明板と保持部との係合を解くことにより、照明板を取り外すようにしたものである。従って、照明板は外部から保持片を操作することができる程度に高く押し上げることができるようになっている。しかも、この押上げは、単に下から押すだけであるから、不特定多数者によって容易に押し上げられて照明板で仕切られた天井部分の空間が目視されることとなる。このため、意匠上好ましくない、という問題もあった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、照明板の一側が下側から押し上げられて傾斜して照明板が落下することのないエレベータのかごの照明板固定装置を得る。
また、下側からの押上げによって照明板が押し上げられて、照明板上の内部空間が外部から目視されることのないエレベータのかごの照明板固定装置を得る。
この発明に係る請求項1に記載のエレベータのかごの照明板固定装置は、目地の左右両方向へ向けて延びる両押え腕とこの両押え腕を連結する連結腕が一体に形成されて遥動自在に目地に軸支された押え具を備え、一方の押え腕は一方の照明板の側面の開口に挿入されて一方の照明板の上下動を抑止し、他方の押え腕は目地を介して隣接する他方の照明板の上位で水平方向へ延びて他方の照明板の上下動を抑止すると共に先端部が下側へ屈曲してフックが形成され、このフックが他方の照明板の水平移動を抑止し、連結腕は他方の照明板の側面に当接して押え具の揺動を抑止して、両押え腕と両照明板との係合を維持させて照明板が所定位置から脱落するのを阻止するようにしたものである。
更に、請求項に記載の照明板の固定方法は、請求項1に記載のエレベータのかごの照明板固定装置を用いた固定方法であって、一方の押え腕を目地側へ近接させた状態で一方の照明板を目地の支持部に載置した後、目地を介して隣接する他方の照明板に他方の押え腕の先端部のフックを挿入した状態で、他方の押え腕と他方の照明板とを共に逆方向へ遥動させ、この逆遥動に伴って連結腕を介して一体に形成された一方の押え腕を一方の照明板の開口に挿入して照明板を両押え腕で固定するようにしたものである。
この発明は上記のとおり構成されているので、以下の効果を奏する。
この発明に係る請求項1に記載のエレベータのかごの照明板固定装置又は請求項3に記載の固定方法によれば、押え具を構成する一方の押え腕を、一方の照明板の側面の開口に挿入して一方の照明板の上下動を抑止し、他方の押え腕を目地を介して隣接する他方の照明板の上位で水平方向へ延設して他方の照明板の上下動を抑止すると共に先端部に形成されたフックで他方の照明板の水平移動を抑止し、連結腕で両押え腕の揺動を抑止するようにしたので、両押え腕と両照明板との係合状態が維持されて照明板は所定位置に保持され、下側から押し上げられたとしても脱落しない、という効果を奏する。
また、一方の押え腕と一方の照明板の側面開口との余裕隙間、及び他方の押え腕と他方の照明板との余裕隙間を僅少にすることによって、各照明板の移動範囲を狭めることができるので、下側からの押上げによって照明板が押し上げられたとしても照明板の上位の内部空間が外部から目視されることはなく、かご室内の美観が損なわれることはない、という効果も奏する。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一符号を付し、説明の重複を省いた。
実施の形態1.
図1から図7は、この発明の実施の形態1を示す。
図1は、かご天井の要部を示す断面図で、図10のIX−IX相当部分の断面図である。なお、図では、符号に添数−1、−2等を付して同一名称の構成要素を更に区別したが、以下の説明では、必要な場合のみ添数を付することとし、総称する場合は添数を省略した。また、左右を区別するために、符号の末尾をR又はLとした。必要な場合のみR又はLを付することとし、総称する場合はR及びLを省略した。
図1において、エレベータのかご室の天井に取り付けられた光源を下側から覆って配光する複数の照明板4の相互間には目地5が架設されている。この目地5には長手方向の左右に向けて支持部11が突設されていて、左右の照明板4の周縁部が載置されている。
照明板4は、図2及び図3に明示したとおり、周縁部が箱曲げ加工されて周囲に側面21が形成され、更に側面21の開口側端部が内側へ屈曲されて縁取り部23が形成されている。右側側面21Rには開口22が形成され、右側縁取り部23Rには開口24が形成されている。左側の周縁部の縁取り部23Lには開口25が形成されている。
上記目地5は、図4に明示したとおり、断面が逆T字形に形成されており、下端部には長手方向の左側へ向けて延びる左側支持部11Lと、右側へ向けて延びる右側支持部11Rが突設されている。支持部11の中央部からは本体部5aが立設されており、途中の2箇所に軸受5b、5cが設けられている。また、本体部5aには要所に欠切部5dが形成されている。
目地5の欠切部5dには、図4及び図5に明示したとおり、押え具30が軸33を軸受5bに係合されて遥動自在に軸支されている。押え具30は目地5の左方向へ向けて延びる左側押え腕31Lと、右方向へ向けて延びる右側押え腕31Rと、この両押え腕31L、31Rを連結する連結腕32が一体に形成されて軸33に取り付けられて遥動自在に軸支されている。
また、図6に示したとおり、左側押え腕31Lの先端部は上側へ屈曲されてフック31aLが形成されている。このフック31aLは開口22を挿通され、更に左側押え腕31Lの遥動によって開口24を貫通して先端が照明板4の右側縁取り部23R上に突出している。
更に、右側押え腕31Rは目地を介して隣接する他方の照明板4の左側縁取り部23Lの上位で水平方向へ延びて他方の照明板4の上下動を抑止すると共に先端部が下側へ屈曲されてフック31aRが形成され、このフック31aRが他方の照明板4の左側縁取り部23Lの開口25を貫通して他方の照明板4の水平移動を抑止している。
更にまた、連結腕32は他方の照明板4の左側側面に当接して押え具30の揺動を抑止しており、この遥動抑止により両押え腕31L、31Rと目地5の左右の照明板4との係合が維持される。
次に、図1において、かご室の左右の側壁に近接して、それぞれ側板6が垂設されており、この側板6にも同様に支持部6bが水平方向へ突設されていて、左端の照明板4−1の周縁部、及び右端の照明板4−3の周縁部がそれぞれ載置されている。また、側板6には弾性体15を介して板ばねからなる押え具14が取り付けられている。押え具14の上端部には、照明板4−1、4−3の周縁部よりも上位でピン14aが水平方向へ植設されていて、照明板4−1、4−3の上下動を抑止するようになっている。
次に、図7に基づいてエレベータのかごの照明板4の固定方法について述べる。
1.照明板4−1の固定
図7(a)に示したとおり、押え具30−1を遥動させて押え腕31Lを目地5−1側へ近接させる。次に、符号4´−1で示したとおり、照明板4を傾斜させて一旦支持部11の上位まで上げる。次に、照明板4−1の左側の周縁部をピン14aと側板6の支持部6bとの間に挿入すると共に、押え具30−1を反時計方向へ遥動させて左側押え腕31Lを下げた後、照明板4−1の右側の周縁部を目地5−1の支持部11Lに載置する。
2.照明板4−2の固定
図7(b)に示したとおり、照明板4−1を載置した後、照明板4−2の載置作業を行う。押え具30−2を反時計方向へ遥動させて左側押え腕31Lを下げて目地側5−2へ近接させる。照明板4−2の左側縁取り部23Lの開口25に押え腕31Rの先端部のフック31aRを挿入する。フック31aRを左側縁取り部23Lの開口25に挿入した状態で、右側押え腕31Rと照明板4−2を共に時計方向へ遥動させる。この遥動に伴って連結腕32を介して一体に形成された左側押え腕31Lを照明板4−1の右側側面21Rの開口22に挿入させ、更にフック31aLを開口24に挿入させながら照明板4−2の右側の周縁部を目地5−2の支持部11Lに載置する。
3.照明板4−3の固定
図7(c)に示したとおり、照明板4−2を載置した後、照明板4−3の載置作業を行う。鍵穴6aに鍵35を挿入して押え具14を側板6側へ引き、弾性体15を圧縮して照明板4−3のためのスペースを確保する。以下、上記照明板4−2の固定と同様にして、照明板4−3の左側を載置した後、照明板4−3の右側の周縁部を側板6の支持部6bに載置する。載置したならば、鍵35を外して図7(d)に示したとおり、押え具14を直立させる。押え具14の直立により、照明板4−3は矢印方向へ押圧される。この押圧によって押え具30−2の当接部32aが左側側面21Lによって押されて時計方向へ遥動し、照明板4−3との係合を緊密化させる。
上記のとおり、実施の形態1におけるエレベータのかごの照明板固定装置によれば、照明板4は、押え具14及び押え具30によって移動を規制されて固定されるので、その移動可能な範囲は限られる。また、照明板4は、図1において、左側から順に取り付けていき、取り外すときは、逆に右側から順に行うようにしたので、中間の照明板4−2のみを取り外すことはできない。また、両端の照明板4−1、4−3は鍵35を使用して着脱するようにしたので、単なる突上げでは照明板4は外れない。従って、不特定者による悪戯で照明板4が外されることはない。
即ち、図1に示したとおり、開口22の下辺と左側押え腕31Lの下面との隙間をδvrとすると、照明板4−1、4−2の右側周縁部の上下移動は隙間δvrとなる。このため、仮に傘16の先端で照明板4−1、4−2の右側周縁部を突き上げたとしても、隙間δvrだけ上昇して押え具30−1、30−2によって抑止されるので、照明板4−1、4−2が落下することはない。また、照明板4−3の右側周縁部とピン14aとの隙間はδvroであり、同様に落下することはない。隙間δvr、δvroは照明板4の側面21の高さよりも小さい値であり、下側からの突上げによって照明板4が押し上げられたとしても照明板4の上位の内部空間が外部から目視されることはなく、かご室内の美観が損なわれることはない。
左側縁取り部23Lの上面と右側押え腕31Rの下面との隙間をδvlとすると、照明板4−2、4−3の左側周縁部の上下方向の移動は隙間δvlとなる。このため、仮に傘16´の先端で照明板4−2、4−3の左側周縁部を突き上げたとしても、隙間δvlだけ上昇して押え具30−1、30−2によって抑止されるので、照明板4−2、4−3が落下することはない。また、照明板4−1の左側周縁部とピン14aとの隙間はδvroであり、同様に落下することはない。隙間δvl、δvroも同様に照明板4の側面21の高さよりも小さい値であり、下側からの突上げによって照明板4が押し上げられたとしても照明板4の上位の内部空間が外部から目視されることはなく、かご室内の美観が損なわれることはない。
また、水平方向の移動は、フック31aR、31aL、当接部32a及び押え具14によって、それぞれ制限される。フック31aRについては開口25との隙間をδhとすると、照明板4−2、4−3の水平移動は隙間δhとなる。その移動は、支持部11との重なりδhoよりも小さいので、外れて落下することはない。照明板4−1は、フック31aL及びピン14によって制限され、同様に落下することはない。
なお、フック31aRとフック31aLは、いずれか一方であってもよい。
実施の形態2.
図8及び図9は、実施の形態2を示す。この実施の形態2では、押え具40をハット溝形にしたものである。
図8において、照明板4は周縁部が箱曲げ加工されて側面21が形成され、更に縁取り加工されたものとする。押え具40は、目地5を介して一方の照明板4の右側側面21Rに対向する部位から周縁部の上位まで立ち上がった左側脚部41Lと、この左側脚部41Lの上端から照明板4の内側方向へ屈曲して水平に延びるフック41aLとからなる左側押え腕42Lと、目地5を介して隣接する他方の照明板4の左側側面21Lに対向する部位から周縁部の上位まで立ち上がった右側脚部41Rと、この右側脚部41Rの上端から照明板4の内側方向へ屈曲して水平に延びるフック41aRとからなる右側押え腕42Rと、両押え腕42L、42Rを連結する連結腕43と、この連結腕43を遥動自在に目地4に係止する軸44とからなる。
両脚部41L、41Rを、それぞれ対向する照明板4の側面21R、21Lに当接させて水平移動を抑止する。また、両フック41aL、41aRを、それぞれ対向する照明板4の周縁部の上端部に当接させて上下動を抑止するようにしたものである。
次に、図9に基づいてエレベータのかごの照明板4の固定方法について述べる。
1.照明板4−1の固定
図9(a)に示したとおり、照明板4−1の左側の周縁部をピン14aと側板6の支持部6bとの間に挿入すると共に、押え具40−1を時計方向へ遥動させて左側脚部41Lを上げた後、照明板4−1の右側の周縁部を徐々に下げて目地5−1の支持部11Lに載置する。照明板4−1を載置し終ると押え具40−1を反時計方向へ遥動させてフック41aLを照明板4−1の周縁部上に配置する。
2.照明板4−2の固定
図9(b)に示したとおり、照明板4−1を載置し終ると、次に照明板4−2の載置を行う。押え具40−2を時計方向へ遥動させて左側脚部41Lを上げて目地側5−2へ近接させる。照明板4−2の左側縁取り部23Lを右側脚部41Rの先端部のフック41aRと支持部11Rの間に挿入する。照明板4−2の右側の周縁部を徐々に下げて目地5−2の支持部11Lに載置する。照明板4−2を載置し終ると押え具40−2を反時計方向へ遥動させてフック41aLを照明板4−2の周縁部上に配置する。
3.照明板4−3の固定
図9(c)に示したとおり、照明板4−2を載置し終ると、照明板4−3の載置を行う。鍵穴6aに鍵35を挿入して押え具14を側板6側へ引き、弾性体15を圧縮して照明板4−3のためのスペースを確保する。以下、上記照明板4−2の固定と同様にして、照明板4−3を載置する。載置したならば、鍵35を外して押え具14を直立させる。押え具14の直立により、照明板4−3は押え具40−2とも係合を緊密化させて最終的に固定される。
上記実施の形態2によっても、照明板4は押え具40によって上下方向及び水平方向の移動が制限されるので、下側から突き上げられたとしても、照明板4が落下することはない。また、下側からの突上げによって照明板4が押し上げられたとしても照明板4の上位の内部空間が外部から目視されることはなく、かご室内の美観が損なわれることはない。
特に、照明板4の側面に脚部41を対向させ、また、照明板4の上位にフック41aを対向させたので、図6に示した開口24、25は不要であり、照明板4の制作が容易である。
この発明の実施の形態1におけるエレベータのかごの照明板固定装置の全体を示す縦断面図。 この発明の実施の形態1における照明板の斜視図。 この発明の実施の形態1における照明板の斜視図。 この発明の実施の形態1における目地の斜視図。 この発明の実施の形態1における目地と押え具の組立てを示す斜視図。 この発明の実施の形態1における押え具と照明板を示す斜視図。 この発明の実施の形態1における照明板の設置工程を示す説明用図。 この発明の実施の形態2における押え具と照明板を示す斜視図。 この発明の実施の形態2における照明板の設置工程を示す説明用図。 従来のエレベータのかごの照明板固定装置の全体構成を示すブロック図。 図10のIX−IX線断面を矢視した断面図。 従来のエレベータのかごの照明板固定装置の設置工程を示す説明用図。
符号の説明
1 かご室、 2 天井、 3 光源、 4 照明板、 5 目地、 6 側板、 6a 鍵穴、 11 支持部、 12 押え具、 14 押え具、 15 弾性体、 21 側面、 22 開口、 23 縁取り部、 24 開口、 25 開口、 30 押え具、 31 押え腕、 31a フック、 32 連結腕、 32a 当接部、 33 軸、 40 押え具、 41 脚部、 41a フック、 42 押え腕、 43 連結腕、 44 軸。

Claims (2)

  1. エレベータのかご室の天井に取り付けられた光源を下側から覆って配光する複数の照明板の相互間に、上記照明板の周縁部を受け支えする支持部を突設させた目地を介在させて上記照明板を固定するようにしたエレベータのかごの照明板固定装置において、上記照明板は上記周縁部が箱曲げ加工されて側面が形成され、更に側面の開口側端部が内側へ屈曲されて縁取り加工されると共に、一側の上記周縁部の上記側面には開口が形成され、他側の上記周縁部の上記縁取り部には開口が形成されたものとし、上記目地の左右方向へ向けて延びる両押え腕とこの両押え腕を連結する連結腕が一体に形成されて遥動自在に上記目地に軸支された押え具を備え、一方の上記押え腕は一方の上記照明板の上記側面の上記開口に挿入されて一方の上記照明板の上下動を抑止し、他方の上記押え腕は上記目地を介して隣接する他方の上記照明板の上記縁取り部の上位で水平方向へ延びて他方の上記照明板の上下動を抑止すると共に先端部が下側へ屈曲されてフックが形成され、このフックが他方の上記縁取り部の上記開口に挿入されて他方の上記照明板の水平移動を抑止し、上記連結腕は他方の上記照明板の側面に当接して上記押え具の上記揺動を抑止して、上記両押え腕と上記両照明板との係合を維持させるようにしたエレベータのかごの照明板固定装置。
  2. 一方の押え腕を遥動させて目地側へ近接させる遥動工程と、この遥動工程によって一方の上記押え腕を上記目地側へ近接させた状態で一方の照明板を上記目地の支持部に載置する第1の載置工程と、上記目地を介して隣接する他方の照明板の縁取り部の開口に他方の押え腕の先端部のフックを挿入する挿入工程と、この挿入工程によって上記フックを上記縁取り部の上記開口に挿入した状態で、他方の上記押え腕と他方の上記照明板とを共に逆方向へ遥動させ、この逆遥動に伴って連結腕を介して一体に形成された一方の押え腕を一方の上記照明板の側面の開口に挿入する逆遥動工程とからなる請求項1に記載のエレベータのかごの照明板固定装置を用いた照明板の固定方法。
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