JP4515585B2 - 医用装置 - Google Patents

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/54Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/548Remote control of the apparatus or devices

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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医用装置に関し、特に、血管造影装置や透視撮影装置等のX線装置及びMRI装置並びに超音波装置等の操作部に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の医用装置の一例である血管造影装置では、被検体を搭載する寝台(以下、「テーブル」と記す)、X線線を被検体に照射するX線管と該被検体を透過したX線を取り込むX線イメージインテンシファイア(以下、「X線I.I.」と記す)とを支持する支持器、X線からのX線照射を制御するX線発生器、及びX線I.I.で撮像されたX線像を画像処理する画像処理装置等から構成されていた。
【0003】
この血管造影装置は、例えば、肝動脈の塞栓術や冠動脈などの血管拡張術等を行う場合の術技であるX線透視下におけるカテーテル術(以下、「IVR」と略記する)に使用されていた。特に近年では、IVRによる低侵襲的な治療が盛んに行われるようになり、大学病院だけではなく中小規模の病院においても施行されるようになった。中小規模の病院では、術者や技師等の人数が比較的少なく、一般的には、術者一人でIVRを行える環境が要望されていた。このために、術者が一人で操作可能な血管造影装置が要望されていた。
【0004】
従来の血管造影装置では、被検体を搭載するテーブル及び支持器に対向支持されるX線管とX線I.I.とは検査室に設置され、X線発生器及び画像処理装置は検査室に隣接される操作室に設置されており、術者は検査室内でIVRを行っていた。一般的に、IVRでは、術者は被検体の血管の走行状態を確認するために、テーブル位置やX線管及びX線I.I.の支持位置を移動させながら、被検体の血管内に挿入したカテーテルを所望部位に移動させた後に、造影剤の注入や血管の拡張術等の術技を行っていた。検査室内での血管造影装置の操作を可能とするために、従来の血管造影装置では、テーブルの側面部分にテーブルサイド操作器と称される操作器を設置し、この操作器にX線の発生及びテーブルの移動並びにX線像の撮影角度を変化させるための入力デバイスを配置する構成となっていた。
【0005】
このように、従来の医用装置では、通常の検査等では操作室に設置される入力デバイスからの遠隔操作によって撮影操作を行い、治療等に用いる場合にはテーブルに設置されるテーブルサイド操作器に配置される入力デバイスからの操作指示によって撮影操作を行う構成となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は、前記従来技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0007】
従来の医用装置の一例である血管造影装置では、テーブルサイド操作器には、テーブル天板を前後左右に移動させる平行移動操作機能、支持器の角度を調整する角度調整機能、被検体とX線I.I.との距離を調整するX線I.I.上下動操作機能、テーブルの高さを調整するテーブル上下動操作機能、X線I.I.の視野サイズを可変させる視野サイズ切替機能、X線フィルタの種別や位置を調整するフィルタ調整機能、X線絞りを調整する絞り調整機能、予め設定された支持器の角度やX線I.I.の位置等を呼び出して支持器の角度やX線I.I.の位置等の調整を行う自動位置設定機能、及びX線撮影した画像(X線画像)を呼び出して表示装置の画面上に表示させる画像操作機能等を操作するための各操作デバイスが配置されていた。このとき従来の血管造影装置では、前述した各操作デバイスは、それぞれの機能毎にまとめられていた。
【0008】
一方、術者がテーブルサイド操作器を操作して、冠動脈の拡張術のようなIVRを行う場合、まず、術者は被検体が搭載されるテーブルの高さを調整する操作デバイスであるテーブル上下動操作スイッチを操作して、術者がカテーテル操作に適した高さにテーブル高さを設定する。次に、X線透視したい被検体の部位をX線I.I.の真下に設定するために、術者はテーブル天板を前後左右に移動させる操作デバイスである平行移動操作スイッチを操作して、透視位置を決定する。ここで、術者は表示画面上にリアルタイム表示されるX線画像であるいわゆるX線透視画像に基づいて血管の走行状態やカテーテルの状態を監視しながら、カテーテルを所望位置に誘導する。
【0009】
このとき、X線透視画像を最も鮮明な状態で得るために、術者はカテーテルの誘導と共に、テーブルサイド操作器を操作して種々の調整を行う必要があった。例えば、従来の血管造影装置では、撮影位置や撮影角度の調整においてはX線I.I.の位置の変更や支持器の角度の変更等を行う必要があり、被検体の被爆量の低減においてはX線I.I.の視野サイズの変更やX線絞りの調整等を行う必要があり、ハレーションの防止においてX線フィルタの調整やX線絞りの調整等を行う必要があった。
【0010】
所望位置へのカテーテルの誘導した後に、冠動脈の状態を観察するために、術者は支持器の角度やX線I.I.の位置を様々に変化させた状態でのX線画像の収集であるいわゆるX線撮影を行っていた。この操作も術者がテーブルサイド操作器に配置される操作デバイスである支持器の角度を調整する角度調整レバーや、被検体とX線I.I.との距離を調整するX線I.I.上下動操作機能を操作するデバイスであるX線I.I.上下動スイッチや、予め設定された支持器の角度やX線I.I.の位置等を呼び出して支持器の角度やX線I.I.の位置等の調整を行う自動位置設定機能を操作する操作デバイスである自動位置設定スイッチ等を操作することによって行っていた。
【0011】
このように、IVR等に代表される従来の医用装置を用いた検査や治療では、検査や治療の進行に応じて、透視撮影部位に対する透視撮影の角度やX線ビームの照射条件あるいはX線I.I.と被検体との距離等を変更もしくは調整していく必要があるが、前述するように、従来の医用装置におけるテーブルサイド操作器では、操作デバイスがそれぞれの機構毎に分類され配置される構成となっていたので、一の操作から次に操作までの手の移動距離が大きくなってしまい、術者に大きな負担をかけてしまうという問題があった。
【0012】
また、従来の医用装置は、当該装置の種別やその製造元等によってテーブルサイド操作器に配置される操作デバイスの形状やその配列位置等が異なっていたので、異なる種別や製造元の装置で検査や治療を行う場合には、術者は操作をするたびにテーブルサイド操作器全体を見渡して、目的とする操作デバイスの位置を確認した後に操作を行う必要があったので、術者に大きな負担がかかってしまうという問題があった。
【0013】
本発明の目的は、術者にかかる負担を低減することが可能な技術を提供することにある。
【0014】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
【0016】
(1)被検体を載せるテーブルと、前記被検体の医用画像を収集する手段と、該収集した医用画像を表示する表示手段と、前記テーブルの移動条件及び前記収集手段の収集条件並びに前記表示手段の表示条件を制御する制御手段と、前記制御手段に各種条件を設定する設定手段とを備えた医用装置において、使用頻度及び機能毎に分類されたグループに対応して分割した複数のグループ操作器が、組み合わせ及び配置位置を任意に変更できるように、前記設定手段に配置されている。
【0017】
(2)被検体を載せるテーブルと、前記被検体の医用画像を収集する手段と、該収集した医用画像を表示する表示手段と、前記テーブルの移動条件及び前記収集手段の収集条件並びに前記表示手段の表示条件を制御する制御手段と、前記制御手段に各種条件を設定する手段とを備えた医用装置において、前記設定手段は、前記制御手段にそれぞれの制御項目に応じた指示を入力する手段と、医用画像を得る2以上の異なる装置に応じた制御手段の入力信号形式を格納する手段と、前記格納手段に格納される入力信号形式に基づいて指示手段からの制御入力を変換し前記制御手段に出力する手段とを備えた。
【0018】
(3)被検体を載せるテーブルと、前記被検体の医用画像を収集する手段と、該収集した医用画像を表示する表示手段と、前記テーブルの移動条件及び前記収集手段の収集条件並びに前記表示手段の表示条件を制御する制御手段と、前記制御手段に各種条件を設定する手段とを備えた医用装置において、前記設定手段は、前記制御手段にそれぞれの制御項目に応じた指示を入力する手段と、医用画像を得る2以上の異なる装置に応じた制御手段の入力信号形式を格納する手段と、前記格納手段に格納される入力信号形式に基づいて指示手段からの制御入力を変換し前記制御手段に出力する手段とを備え、前記入力手段が使用頻度に応じてグループ化され配置される。
【0019】
(4)前述した(1)もしくは(2)に記載の医用装置において、前記設定手段は、前記グループ毎にそれぞれ分割された入力手段群からなる。
【0020】
(5)前述した(1)もしくは(2)に記載の医用装置において、前記入力手段は、術者側から使用頻度の多い順に配置される。
【0021】
(6)前述した(2)乃至(5)の内の何れかに記載の医用装置において、前記制御手段は、予め用意された設定手段とは異なる設定手段からの制御信号の入力を受け取る手段を備えた。
【0022】
前述した(1)及び(4)〜(6)の手段によれば、操作手段はテーブル及び収集手段並びに医用画像に対する制御を行う制御手段に接続されており、入力手段から入力された動作条件や画像処理条件等の各種条件が制御手段に出力され、この条件に基づいて制御手段がテーブルの移動や医用画像の収集条件や収集された医用画像に対する画像処理条件等で、医用画像の収集とその収集した医用画像の画像表示とを行う構成となっている。また、操作手段に配置される各入力手段は、使用頻度に応じてグループ化され配置される構成となっているので、特に、一の入力手段の操作から他の入力手段の操作を行う場合における手の移動距離を短くすることが可能となり、術者にかかる負担を低減することができる。すなわち、使用頻度の大きい入力手段をそれぞれ近くに配置することによって、一連の計測や治療を行う場合における術者の手の移動距離を小さくすることができるので、術者の負担を低減することが可能となる。その結果として、一の操作から次の操作までの時間を短縮することが可能となり、診断や治療に要する時間すなわち診断効率や治療効率も向上することが可能となり、被検体にかかる負担を低減させることが可能となる。このときの各入力手段の配置位置は、例えば、術者の作業位置に最も近い側から使用頻度の高い入力手段を配置することによって、カテーテル術等の作業から入力手段からの条件設定に至るまでの手の移動距離を小さくすることができるので、術者にかかる負担をさらに低減することができ、その結果として診断や治療に要する時間(診断効率や治療効率)をさらに短縮することが可能となり、被検体にかかる負担をさらに低減させることができる。
【0023】
また、各入力手段の使用頻度は被検体の症例や医用装置の種別等に応じて多少変化することとなるが、設定手段がグループ毎にそれぞれ分割された入力手段群から構成されることにより、術者自身が症例や医用装置の種別等に応じて各入力手段の配置を変更することが可能となるので、症例や医用装置の種別等に応じた入力手段の配置で作業を行うことが可能となり、術者の負担をさらに低減することが可能となる。その結果として、症例や医用装置の種別等に係わらず、一の操作から次の操作までの時間を短縮することが可能となり、診断効率をさらに向上することが可能となる。
【0024】
前述した(2)及び(4)〜(6)の手段によれば、操作手段はテーブル及び収集手段並びに医用画像に対する制御を行う制御手段に接続されており、入力手段から入力された動作条件や画像処理条件等の各種条件が制御手段に出力され、この条件に基づいて制御手段がテーブルの移動や医用画像の収集条件や収集された医用画像に対する画像処理条件等で、医用画像の収集とその収集した医用画像の画像表示とを行う構成となっている。ここで、設定手段は、制御手段にそれぞれの制御項目に応じた指示を入力する手段と、2以上の医用装置に応じた制御手段の入力信号形式を格納する手段と、この格納手段に格納される入力信号形式に基づいて指示手段からの制御入力を変換し制御手段に出力する手段とを備える構成となっている。従って、医用装置に予め備えられた設定手段に代えて術者が使い慣れた設定手段を医用装置で使用することが可能となる。すなわち、入力手段からの指示に基づいて、変換手段が格納手段を検索して、入力された指示を予め備えられた設定手段から制御手段に出力される信号形式変換し、変換後の制御信号を制御手段に出力するので、術者は日頃使い慣れた設定手段をそのまま他の医用装置でも使用することができ、術者にかかる負担を低減できる。その結果として、術者は目的とする指示を入力するための入力手段の操作を速やかに行うことが可能となるので、診断や治療に要する時間すなわち診断効率や治療効率も向上することが可能となり、被検体にかかる負担を低減させることが可能となる。
【0025】
前述した(3)〜(6)の手段によれば、操作手段はテーブル及び収集手段並びに医用画像に対する制御を行う制御手段に接続されており、入力手段から入力された動作条件や画像処理条件等の各種条件が制御手段に出力され、この条件に基づいて制御手段がテーブルの移動や医用画像の収集条件や収集された医用画像に対する画像処理条件等で、医用画像の収集とその収集した医用画像の画像表示とを行う構成となっている。ここで、設定手段は、制御手段にそれぞれの制御項目に応じた指示を入力する手段と、2以上の医用装置に応じた制御手段の入力信号形式を格納する手段と、この格納手段に格納される入力信号形式に基づいて指示手段からの制御入力を変換し制御手段に出力する手段とを備える構成となっている。従って、医用装置に予め備えられた設定手段に代えて術者が使い慣れた設定手段を医用装置で使用した場合であっても、入力手段からの指示に基づいて、変換手段が格納手段を検索して、入力された指示をこの医用装置の制御手段への制御信号に変換するので、術者は日頃使い慣れた設定手段をそのまま使用することができると共に、操作手段に配置される各入力手段が、使用頻度に応じてグループ化され配置される構成となっているので、特に、一の入力手段の操作から他の入力手段の操作を行う場合における手の移動距離を短くすることができ、術者にかかる負担を大きく低減することができる。その結果として、術者は目的とする指示を入力するために必要となる目的とする入力手段の位置の確認と、その入力手段の位置への手の移動とを速やかに行うことが可能となるので、診断や治療に要する時間すなわち診断効率や治療効率も向上することが可能となり、被検体にかかる負担を低減させることが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について、発明の実施の形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
なお、発明の実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0028】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の医用装置であるCアーム型X線装置の概略構成を説明するための図であり、1は被検体、2は寝台(テーブル)、3は支持器(C字型アーム)、4はX線管、5はX線イメージインテンシファイア(X線I.I.)、6は画像処理装置、7はテーブルサイド操作器、8は画像監視用モニタ、9はX線発生器、10は術者を示す。なお、テーブルサイド操作器7及びテーブルサイド操作器を除く他の構成は、周知の機構を用いる。
【0029】
図1から明らかなように、実施の形態1のCアーム型X線装置では、被検体1を計測位置に設定する寝台2、X線管4とX線I.I.5とを対向する位置に保持する円弧状のC字型アームとこのC字型アームをその形状に沿って移動可能に支持する天吊りアームとこの天吊りアームの一端を天井部分に回転可能に支持する回転支持装置とからなる支持器3、X線透視画像やX線撮影画像等を表示するための画像監視用モニタ8、及び寝台2の側面部分や近傍に配置されるテーブルサイド操作器7は、例えば、X線遮蔽機能を備える検査室に配置される。寝台2は、被検体1を搭載する図示しない天板部分を前後左右あるいはその組み合わせた方向に移動させる水平移動機構と、天板を上下方向に移動させる垂直移動機構と、水平移動機構及び垂直移動機構の駆動を制御する寝台コントローラとを備える。回転支持装置は、天吊りアームを回転駆動する回転駆動機構と、テーブルサイド操作器7からの回転を制御する制御信号に基づいて回転駆動機構の回転駆動を制御する回転コントローラとを備える。天吊りアームによるX字型アームの支持位置には、C字型アームをその形状に沿ってスライド移動させるスライド駆動機構と、テーブルサイド操作器7からのスライドを制御する制御信号に基づいてスライド駆動機構のスライド駆動を制御するスライドコントローラとを備える。X線I.I.5には、光学像に変換されたX線像を電気信号に変換する例えばテレビカメラ等も配置されており、さらには、X線I.I.5及びテレビカメラを制御する撮影コントローラも配置される。
【0030】
一方、検査室に隣接され操作室には、X線I.I.5で収集されたX線像に対して周知の画像処理を施しX線透視画像として画像監視用モニタ8等に出力する画像処理装置6、及びX線管4に駆動電力(X線照射電力)を供給するX線発生器9が配置される。X線発生器9は、X線管4に供給する電力を生成する発生器と、テーブルサイド操作器7からの指示に基づいた電圧及び電流値の電力を発生器に発生される発生器コントローラとを備える。ただし、以下の説明では、一例として、テーブルサイド操作器7が、テーブル2の図示しない周知のレールに取りつけられている場合について、説明する。
【0031】
また、実施の形態1のCアーム型X線装置では、X線管4の前面側すなわちX線ビームの照射面側には、図示しないX線絞り機構とX線フィルタ機構とが配置されている。X線絞り機構は、たとえば、X線ビームの中心軸と直交するX軸及びY軸で規定されるXY平面内におけるX線ビームの広がり、すなわちX線照射面内におけるX軸方向のX線ビームの広がりを規制する図示しない2枚の遮蔽板と、Y軸方向のX線ビームの広がりを規制する図示しない2枚の遮蔽板とを備えている。また、X線絞り機構は、4枚の遮蔽板を移動し挿入位置を調整する図示しない周知の遮蔽板移動機構を備えており、図示しない周知の遮蔽板コントローラからの駆動出力に基づいて、4枚の遮蔽板を所望の挿入位置に移動させる構成となっている。一方、X線フィルタ機構は、X線管4から放射されるX線のエネルギー分布を変化する図示しない周知のX線フィルタと、このX線フィルタを移動してX線ビーム領域内への挿入及びX線ビーム領域内からの退避を行う図示しない周知のフィルタ移動機構とを備えている。このX線フィルタ機構は、図示しない周知のフィルタコントローラからの駆動出力に基づいて、フィルタ移動機構がX線ビーム領域内へのX線フィルタの挿入及び退避を制御する構成となっている。
【0032】
なお、実施の形態1のCアーム型X線装置では、テーブルサイド操作器7からの指示に基づく、X線透視及びX線撮影での動作は従来と同様となるので、その詳細な説明は省略する。
【0033】
次に、図2に実施の形態1のテーブルサイド操作器の概略構成を説明するための図を示し、以下、その構成について説明する。
【0034】
図2から明らかなように、テーブルサイド操作器7には、合計9種類の機能が載っており、その機能を操作するための操作レバー及びスイッチなどが配置される。図面に対して、向かって左端からテーブル平行移動操作グリップ11、X線I.I.上下動操作用スイッチ12、X線I.I.視野サイズ切替操作用スイッチ13、支持器角度調整用レバー14、オートポジション操作用スイッチ15、テーブル上下動操作用スイッチ16、フィルタ調整用レバー17、絞り調整用レバー18、画像操作用スイッチ19が搭載されている。
【0035】
また、実施の形態1のテーブルサイド操作器7では、テーブル平行移動操作用グリップ11とX線I.I.上下動操作用スイッチ12とX線I.I.視野サイズ切替スイッチ13の3つの機能をまとめたものをグループA41、支持器角度調整用レバー14とオートポジション機能15、テーブル上下動操作用スイッチ16の3つの機能をまとめたものをグループB42、フィルタ調整用レバー17と、絞り操作用レバー18の2つの機能をまとめたものをグループC43、画像操作用スイッチ19をまとめたものをグループD44とする。ただし、グループA41からグループD44までの各グループは、一例として、血管造影検査及びIVRの手技を臨床立会にて分析し、その分析結果から、術中の使用頻度別にグループ分けしたものである。
【0036】
このようなグループに分ける方法は、例えば、次のように行なう。
【0037】
複数の施設において、冠動脈拡張術や肝動脈塞栓術などのIVR及び脳血管、冠動脈、腹部の動脈などの血管造影検査において、これらの搭載機能の使用回数の統計をとり、その統計結果から各IVRの手技及び検査でのテーブルサイド操作器7に搭載された機能の使用頻度を求める。次に、テーブルサイド操作器7に搭載されている機能を、ここで求めた手技別の使用頻度を基に、手技に関係無く共通に使用頻度が高いものから順にグルーピングする。実施の形態1では、テーブルサイド操作器7へ搭載する機能をグループA41からグループD44に分けて、前述したような機能のグループとなった。
【0038】
次に、グルーピングした搭載機能をIVRや各種造影検査での手技の進行と、人間工学的理論を基に、一つのグループの中で、術者10が使いやすいように配置する。実施の形態1では、グループA41を例に説明する。
【0039】
まず、手技の進行を考慮すると、どのIVRや造影検査においても、テーブル平行移動操作グリップ11にてテーブル2の位置を決めた後、X線I.I.上下動操作スイッチ12やX線I.I.視野サイズ切替スイッチ13にて透視画像を最適にする操作を行なう。ここで、補足すると、テーブル平行移動操作用のグリップ11は、このグリップ全体を上から握ってテーブル2を平行移動させるという操作方法をとる。よって、テーブル平行移動操作用グリップ11を握ってテーブル2を平行移動させた後、X線I.I.上下動操作やX線I.I.視野サイズを切替える場合は、それらの機能の操作スイッチに手を動かさないで操作できることが望ましいと考えられる。そこで、これら二つの操作スイッチ、即ち、X線I.I.上下動操作スイッチ12と、X線I.I.視野サイズ切替スイッチ13とを、テーブル平行移動操作用デバイス11を握った状態から自然に指を伸ばした位置に配置することで、術者10はテーブル平行移動操作した後にX線I.I.上下動操作やX線I.I.視野サイズの切替操作を手を動かすことなく、スムーズに操作することができることとなる。また、このような配置とすることによって、X線I.I.視野サイズ切替スイッチ13にてX線I.I.視野サイズを変更したり、X線I.I.上下動操作スイッチ12でX線I.I.上下動操作した後に、テーブル平行移動操作グリップにてテーブル平行移動操作するときでも、術者10は手の位置を殆ど動かすことなく操作することができる。
【0040】
このような考え方と同様に、グループBは支持器角度調整用レバー14とオートポジション操作スイッチ15は、どちらも支持器を操作することから、これら二つを近くに配置している。グループCもグループDも同様にそれぞれの機能を配置している。
【0041】
次に、本願発明を適用した実施の形態1のテーブルサイド操作器7を使用した一例として、冠動脈の血管塞栓術における術者10の手の移動について説明する。ただし、術者10は、なるべく被検体1に体を近づけてカテーテル操作する必要があるので、以下の説明では、テーブル2に術者10の体を近づけるために、術者10がテーブルサイド操作器7の左横に立つ場合について説明する。
【0042】
まず、術者10は被検体1が載ったテーブル2の高さをテーブル高さ上下動操作スイッチ16により、術者10がカテーテル操作しやすい高さに合わせる。次に、X線透視の対象とする部位をX線I.I.5の真下に位置付けるために、術者10はテーブル平行移動操作用グリップ11にて患者1が載ったテーブル2の天板を平行移動させて、透視する位置を決める。ここで、この操作に対して、術者10の手は、グループBの下に配置されているテーブル上下動操作用スイッチ16の位置から、すぐ左横に配置されるテーブル平行移動用操作グリップ11の位置に移動することとなり、従来のように広い範囲で手を移動させる必要がなくなる。
【0043】
次に、術者10は、X線透視下で血管の走行を確認しながらカテーテルを進める。このとき、術者10は、常にモニタ8上に表示される透視画像を最適化しておくために、機器の様々な調整を行う。この調整としては、例えば、X線I.I.上下動操作スイッチ12でX線I.I.5の位置を変更する、あるいはX線I.I.視野サイズ切替スイッチ13でX線I.I.5の視野サイズを切替えて被検体1の被爆を抑える、あるいはフィルタ調整レバー17や絞り調整レバー18にてX線フィルタやX線絞りを調整して画像のハレーションを防止する等である。このような調整操作は、カテーテルを進めながらその都度行なう必要があるので、術者10の手は被検体1の体の上と、テーブル平行移動操作用グリップ11と、それぞれの操作レバーや操作スイッチの位置との間を移動することとなる。例えば、X線I.I.上下動操作や、X線I.I.視野サイズ切替操作を行なう場合の例は、前述した通りである。
【0044】
次に、撮影対象とする血管位置にカテーテルが到達したならば、冠動脈の走行を様々な方向から観察するために、術者10は、支持器角度調整レバー14、X線I.I.上下動操作スイッチ13、及びオートポジション操作スイッチ15によって、支持器3やX線I.I.5の位置を変更し、またそれに合わせてテーブル平行移動操作用グリップ11で撮影する位置を調整した後、X線撮影を行なう。このとき、術者10の手は、被検体1の体の上から支持器角度調整操作用レバー14の位置やX線I.I.上下動操作用スイッチ12に移動した後、テーブル平行移動操作用グリップ11に移動したり、又はオートポジション機能にて操作する場合は、術者10の手は、被検体1の体の上からオートポジション操作用スイッチ15の位置からテーブル平行移動操作用グリップ11の位置まで移動することになる。このとき、支持器調整用レバー14、オートポジション操作スイッチ15、X線I.I.上下動操作用スイッチ12及びテーブル平行移動操作用グリップ11は、すべて術者10の立つ位置から近くに配置されており、またこれらの機能もまとめて配置されているため、術者は手を殆ど動かすことなく、これらの複雑な操作を少ない手の移動で行なうことができる。
【0045】
以上説明したように、使用頻度別にグルーピングし、手技の進行及び使用頻度や隣接する操作用スイッチとの位置関係その形状等の人間工学的理論を基に、各グループの搭載機能を術者10が使いやすいように最適に配置することにより、従来の操作器のように使用したい機能がばらばらに配置されているイメージがなくなり、且つ操作から次の操作への手の移動距離を短くすることが出来る。このような効果から一つの手技にかかる検査時間を短くすることができ、患者への負担が軽くなる。また、必要な機能のみを集約して配置することにより、これまで複雑であった操作が簡便化され、快適な操作となり、術者一人でも操作することが可能となる。
【0046】
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2の医用装置が備えるテーブルサイド操作器の概略構成を説明するための図であり、特に、図3の(a)は冠動脈拡張術の場合のテーブルサイド操作器の概略構成を説明するための図であり、図3の(b)は肝動脈塞栓術の場合のテーブルサイド操作器の概略構成を説明するための図であり、図3の(c)は血管造影検査の場合のテーブルサイド操作器の概略構成を説明するための図である。なお、実施の形態2のテーブルサイド操作器は、実施の形態1のテーブルサイド操作器での各グループがそれぞれ分割された構成となる以外は、実施の形態1と同様となるので、以下の説明では、分割に伴う機能についてのみ詳細に説明する。また、図3は分割した各テーブルサイド操作器を順番に近接して並べた場合について示しているが、各テーブルサイド操作器の一部または全部をそれぞれ間隔をあけて配置してもよい。
【0047】
図3において、301はグループA操作器、302はグループB操作器、303はグループC操作器、304はグループD操作器を示しており、各グループ操作器301〜304にそれぞれ配置される操作スイッチは、前述した実施の形態1のテーブルサイド操作器7において機能毎に分類し配置した構成を用いたものであり、これに限定されることはない。また、実施の形態2のテーブルサイド操作器7では、各グループ操作器301〜304から出力される条件指示信号は、例えば、各グループ操作器301〜304に配置される操作スイッチから出力され、それぞれの操作スイッチが対応する図示しないコントローラに出力される構成となっている。
【0048】
すなわち、実施の形態2の医用装置であるCアーム型X線装置では、機能毎に分類されたグループA操作器301、グループB操作器302、グループC操作器303、及びグループD操作器304がそれぞれ分離されているので、術者10が各グループ操作器301〜304の全てあるいは何れかの組み合わせ、及びその配置順番を任意に変更して、テーブルサイド操作器7を構成する。従って、実施の形態2のテーブルサイド操作器7では、術者毎または施設毎もしくは手技毎に組み合わせ及び配置位置を術者10が最適とする操作環境とすることができるので、術者10の装置の操作に対する負担やストレスを低減できる。その結果、検査が迅速化されるので、被検体1の負担も低減できる。
【0049】
次に、図3に基づいて、実施の形態2のテーブルサイド操作器を3つの異なる手技に適用した場合の効果について説明する。
【0050】
まず、図3の(a)に基づいて、実施の形態2のテーブルサイド操作器7を冠動脈拡張術を行なう場合の各グループ操作器の配置について説明する。
【0051】
冠動脈は複雑に走行していることから、冠動脈拡張術時においては、支持器3の角度を変えて、あらゆる方向から透視したり、X線撮影したりする必要が生じる。すなわち、冠動脈拡張術では、術者10は支持器角度調整操作レバー14や、オートポジション操作スイッチ15の使用頻度が高くなる。従って、図3(a)に示すように、実施の形態1と同様、左から実施の形態1で示す使用頻度でグループA41に分類された操作スイッチが配置されるグループA操作器301、グループB42に分類された操作スイッチが配置されるグループB操作器302、グループC43に分類された操作スイッチが配置されるグループC操作器303、グループD44に分類された操作スイッチが配置されるグループD操作器304の順に組み合わせ、配置することによって、術者10は最適な手の動きすなわち最も少ない手の移動で冠動脈拡張術を行うことが可能となる。
【0052】
肝動脈塞栓術では、冠動脈とは異なり、術者10が支持器3の角度調整をすることは殆ど無く、術者10はX線I.I.視野サイズを広くして、腹部全体の血管の走行を観察ことが多い。しかしながら、広い範囲で見ると透視画像にハレーションが生じやすいことから、術者10は絞り調整レバー18やフィルタ調整レバー17などを操作してハレーションを防止する操作を頻繁に行なう必要が生じる。従って、絞り調整レバー18やフィルタ調整レバー17のようにグループC43に分類した機能が術者10の近くにあったほうが使いやすい。従って、肝動脈塞栓術の場合は、図3の(b)に示すように、左から実施の形態1で示す使用頻度でグループA41に分類された操作スイッチが配置されるグループA操作器301、グループC43に分類された操作スイッチが配置されるグループC操作器303、グループD44に分類された操作スイッチが配置されるグループD操作器304、グループB42に分類された操作スイッチが配置されるグループB操作器302の順に組み合わせ、配置することによって、術者10は最適な手の動きすなわち最も少ない手の移動で肝動脈塞栓術を行うことが可能となる。
【0053】
血管造影検査では、一般的には決まったルーチンにて手技が進められるため、オートポジション操作スイッチ15の使用頻度が高くなる。また、検査途中や検査終了直後に撮影した画像をモニタ6に表示させてあらためて確認ことは殆ど無いことから、表示に係わる機能を指示するための画像操作用スイッチが配置されるグループD操作器304は必要性が低い。従って、血管造影検査の場合は、図3の(c)に示すように、左から順にグループA41に分類された操作スイッチが配置されるグループA操作器301、グループB42に分類された操作スイッチが配置されるグループB操作器302、グループC43に分類された操作スイッチが配置されるグループC操作器303のみを組み合わせ、配置することによって、術者10は最適な手の動きすなわち最も少ない手の移動で血管造影検査を行うことが可能となる。このとき、グループD44に分類された操作スイッチが配置されるグループD操作器304を組み合わせないことにより、テーブルサイド操作器7に占める幅を小さくすることができるので、テーブル2の周囲での作業領域を大きくできる。また、テーブル2の周囲から突出個所を少なくできるので、血管造影検査に使用できる領域を大きくできる、すなわちテーブルサイド操作器7が血管造影検査の邪魔となることを防止できる。
【0054】
以上説明したように、実施の形態2の医用装置では、テーブルサイド操作器7をそれぞれの使用頻度に応じたグループに対応して分割したグループ操作器301〜304で構成することによって、各グループ操作器301〜304の組み合わせを操作者毎に、または施設毎に自由に組み合わせて最適な操作環境とすることができるので、術者10の装置の操作に対するストレスがなくなり、検査が迅速化され、患者の負担も軽くなる。
【0055】
(実施の形態3)
図4は本発明の実施の形態3の医用装置のテーブルサイド操作器の概略構成を説明するための図であり、51は操作入力信号受信部、52は操作指令解析処理部、53は操作指令記憶部、54はコントローラ用の入出力部、55はパソコン用の入出力部、56は各機構部のコントローラ、57はパソコン、58はグループB操作器の入出力部、59はグループC操作器の入出力部、60はグループD操作器の入出力部、401はグループA操作器、402はグループB操作器、403はグループC操作器、404はグループD操作器を示す。ただし、図4に示す実施の形態3のテーブルサイド操作器は、前述した実施の形態2のテーブルサイド操作器と同様に、操作スイッチの使用頻度に応じたグループ毎に分割されたグループA操作器401、グループB操作器402、グループC操作器403、及びグループD操作器404から構成される。従って、以下の説明では、実施の形態2のテーブルサイド操作器と構成が異なる、各グループ操作器401〜404の内の少なくとも一つのグループ操作器に他のグループ操作器からの操作指示に基づいて制御信号を生成する生成部を設ける構成について、詳細に説明する。
【0056】
図4から明らかなように、実施の形態3のテーブルサイド操作器7では、このテーブルサイド操作器7から出力される制御信号を集中管理する操作指令解析処理部52は、グループAに分類された操作スイッチが配置されるグループA操作器401に組み込まれている。すなわち、グループA操作器401は、分離されるその他のグループ操作器402〜404からの入力信号を受信して操作指令解析処理部52へ入力信号を伝達する操作入力信号受信部51と、操作指令解析処理部52から出力された制御信号を各機器のコントローラ56へ伝えるコントローラ用の入出力部(以下、単に「I/O部」と記す)54、及び後述する操作指令変換表をテーブルデータとして記憶している操作指令記憶部53と、該操作指令記憶部53にパソコン57を接続するパソコン用の入出力部(以下、「I/O部」と記す)55とから構成される生成部を備えている。
【0057】
また、グループB操作器402は、グループB操作器42に搭載される機能すなわちグループB操作器402に配置される図示しない操作スイッチからの操作入力信号を、グループAの操作器41の操作入力信号受信部51に伝達するためのグループB操作器の入出力部(以下、「I/O部」と記す)58を備える。グループC操作器403は、グループC操作器403に搭載される機能すなわちグループC操作器403に配置される図示しない操作スイッチからの操作入力信号からの操作入力信号を、グループA操作器401の操作入力信号受信部51に伝達するグループC操作器の入出力部(以下、「I/O部」と記す)59を備える。グループD操作器404は、グループD操作器404に搭載された機能すなわちグループD操作器404に配置される図示しない操作スイッチからの操作入力信号を、グループA操作器401の操作入力信号受信部51に伝達するグループD操作器の入出力部(以下、「I/O部」と記す)60を備える。
【0058】
実施の形態3のテーブルサイド操作器7では、分離された各グループ操作器401〜404からの制御信号は次のように処理される。
【0059】
例えば、グループB操作器402に配置される図示しない操作スイッチが操作者である術者10によって操作されると、この操作スイッチが操作されたという入力信号は、グループB操作器402のI/O部58を介して接続されるグループA操作器401の操作入力信号受信部51に伝達される。操作入力信号受信部は、受信した入力信号を操作入力信号受信部51に接続される操作指令解析処理部52に伝達する。操作指令解析処理部52は、まず、当該操作指令解析処理部52に接続される操作指令記憶部53を検索して、記憶されているテーブルデータから入力信号を解析処理し、各機器のコントローラ56に伝達する制御信号に変換する。次に、操作指令解析処理部52は、I/O部54を介して接続される各機器のコントローラ56へ変換された制御信号を伝達し、所望の機構を駆動させることによって、医用装置に対する条件の設定が行われる。グループC操作器403に配置される操作デバイスである操作スイッチからの入力信号、及びグループD操作器404に配置される操作デバイスである操作スイッチからの入力信号も同様に処理される。
【0060】
次に、図6に実施の形態3のテーブルサイド操作器に格納される操作指令変換表の一例を示し、以下、図6に基づいて、実施の形態3の操作指令記憶部53について説明する。ただし、図6中に示す「**」は、それぞれの機構に対する操作指示角度や移動量等を示すものである。
【0061】
図6から明らかなように、実施の形態3の操作指令記憶部53がテーブルデータとして格納する操作指令変換表では、図面の左側より第1列目の機器の欄は、支持器、テーブル及びX線I.I.等のように、実施の形態3の医用装置を構成する各機構(機器)を示している。操作指令変換表の第2列目の操作の欄は、例えば支持器に対する操作種別ではLAO方向やRAO方向への動作のように、対応する機器に対して指示可能な操作種別を示している。第3列目の入力信号の欄は、各操作スイッチから入力される信号型式を示している。第4列目の変換信号の欄は、例えば操作スイッチから入力される信号に対して、操作指令解析部52が出力する信号型式を示している。
【0062】
実施の形態3における操作指令記憶部53へのテーブルデータの設定では、当該医用装置の工場出荷時等においては、専用の装置等から操作指令記憶部53に直接に図6に示す操作指令変換表をテーブルデータとして格納することによって、短時間でテーブルデータの格納を行うことが可能となる。
【0063】
ただし、実施の形態3のテーブルサイド操作器7を単体として販売するような場合では、テーブルサイド操作器7が使用される医用装置を特定することは不可能となるので、実施の形態3のテーブルサイド操作器7では、I/O部55を介して接続されるパソコン57等の外部装置から、操作指令記憶部53に使用される医用装置の操作指令表を記憶させる構成となっている。この場合のテーブルデータの設定では、まず、情報処理装置である周知のパソコン57とテーブルサイド操作器7に配置されるI/O部55とを接続する。この接続が終了したら、パソコン57から操作指令記憶部53に格納されるテーブルデータにアクセスし、パソコン57から当該医用装置に対応する制御信号を発生するために必要な信号型式等のデータであり、予め用意された変換信号をテーブルデータとして、操作指令記憶部53へ記憶させる。この記述処理の終了後に、パソコン57とI/O部54との接続を解除することによって、当該テーブルサイド操作器7を所望の医用装置に対応させることができる。
【0064】
このように実施の形態3では、一つのグループ操作器に操作入力信号受信部51と、操作指令解析処理部52、及び操作指令記憶部53からなる生成部を設けることにより、分離(分割)した操作器の制御信号を一括して管理することが可能となる。
【0065】
(実施の形態4)
図5は本発明の実施の形態4の医用装置が備えるテーブルサイド操作器の概略構成を説明するための図であり、61は操作指令変更処理部、62は操作指令変更入力部、501はグループA操作器を示す。ただし、実施の形態4の医用装置では、グループA操作器501の生成部と操作指令変更入力部62を除く他の構成は、実施の形態3と同様となるので、以下の説明では、生成部と操作指令変更入力部62の構成について、詳細に説明する。
【0066】
図5から明らかなように、実施の形態4の医用装置が備えるテーブルサイド操作器では、操作指令記憶部53は操作指令変更処理部61を介してI/O部55と接続される構成となっている。この操作指令変更処理部61は、例えば、周知の通信コントローラ、及びこの通信コントローラからの指示に基づいて操作指令記憶部53に格納されるテーブルデータを読み出し通信コントローラに出力することと、通信コントローラからの指示に基づいて当該通信コントローラから出力されるテーブルデータである操作指令変換表を操作指令記憶部53に格納することとを行う周知の読み出し格納手段から構成される。従って、実施の形態4のテーブルサイド操作器7とパソコン57とをI/O部55を介して接続した場合には、操作指令変更処理部61を介して、操作指令記憶部53に格納されるテーブルデータを操作することとなる。
【0067】
一方、パソコン57に配置される操作指令変更入力部62は、例えばパソコン上で動作するプログラムによって実現された手段であり、操作指令変換表を作成するキーボード入力機能と、テーブルサイド操作器7との間に通信を確立し作成された操作指令変換表をテーブルデータとしてテーブルサイド操作器7の操作指令変更処理部61に送信する通信機能と、操作指令変更処理部61から出力されるテーブルデータである操作指令変換表を受信する通信機能とからなり、受信された操作指令変換表を指示に基づいて表示画面上に表示させる。
【0068】
図8及び図9は実施の形態4のテーブルサイド操作器に格納される操作指令変換表の一例を示した図である。ただし、図6に示す実施の形態3の操作指令変換表と同様に、図8及び図9中の「**」は、それぞれの機構に対する操作指示角度や移動量等を示すものである。ただし、図8及び図9に示す第1列目の機器の欄から第3列目の入力信号の欄までは、実施の形態3の操作指令変換表と同様となるので、以下の説明では、実施の形態3の操作指令変換表と異なる第4列目の変換信号の欄について、詳細に説明する。また、以下の説明では、例えば製造元や使用される医用機器の種別が異なる等の理由で、それぞれの装置が有する各機器のコントローラの入力信号の形式が異なるAとBとの2台のCアーム型X線装置の内で、A側の医用装置に適用可能に設定された実施の形態4のテーブルサイド操作器7を、B側の医用装置に適用可能に設定する場合について説明する。また、以下の説明の符号に付加される「a」,「b」は、それぞれA側あるいはB側のいずれの医用装置が備える機構であるかを示すものである。
【0069】
図8及び図9に示す実施の形態4の操作指令変換表では、第4列目の変換信号の欄は、例えば操作スイッチから入力される信号に対して、操作指令解析部52が出力する信号型式を示しており、それぞれの機器に対する操作スイッチからの操作入力に基づいて、入力信号が操作入力信号受信部51に入力される。このときの入力信号は、実施の形態4のテーブルサイド操作器7では、実施の形態3と同様に、「α**」等となる。次に、操作指令解析処理部52が入力信号に基づいて操作指令記憶部53に格納される操作指令変換表を検索して、所望の変換信号を対応するコントローラに出力することとなる。このとき、例えば入力信号として「α**」が入力された場合、A側の装置のコントローラには「A−LAO**」の制御信号が必要であり、B側の装置のコントローラには「B−LAO**」の制御信号が必要となる。従って、A側の医用装置用に設定されたテーブルサイド操作器7aを、B側の医用装置に使用するためには操作指令記憶部53にテーブルデータとして格納される操作指令変換表を書き替える必要が生じる。従って、以下の説明では、操作指令変換表の変更(書き替え)について、説明する。
【0070】
図7は実施の形態4の医用装置における操作指令変更手順の一例を示したフローであり、以下、図7に基づいて、実施の形態4の医用装置における操作指令変更の手順を説明する。
【0071】
このとき、前述するように、A側の医用装置では、このA側の医用装置に予め備えられたテーブルサイド操作器7aから、例えば「A−LAO90」のように「A−##**」の形式の制御信号が、A側の医用装置の備える各機器のコントローラ56aに送信されると、この制御信号に対応するコントローラ56aが受信した制御信号に応じた駆動出力を接続される機器に供給する構成となっている。一方、Bの側の装置では、このB側の医用装置に予め備えられたテーブルサイド操作器7bから、例えば「B−LAO90」のように「B−##**」の形式の制御信号が、B側の医用装置が備える各機器のコントローラ56bに送信されると、この制御信号に対応するコントローラ56bが受信した制御信号に応じた駆動出力を接続される機器に供給する構成となっている。従って、以下の説明では、A側の医用装置用に設定されたテーブルサイド操作器7aを、B側の医用装置に使用するためには操作指令記憶部53にテーブルデータとして格納される操作指令変換表を書き替える動作を説明する。
【0072】
まず、術者10は、テーブルサイド操作器7のグループA操作器501に配置されるI/O部55とパソコン57に配置されるI/O部とを所定のケーブルで接続する(ステップ701)。次に、術者10はパソコン57を起動した後に、操作指令変更入力部62を実現するソフトウェアアプリケーションを起動する(ステップ702)。次に、操作指令入力部62がパソコン57のI/O部から、テーブルサイド操作器7のI/O部55に操作指令記録部53に記録されるテーブルデータである操作指令変換表をソフトウェアアプリケーション状に出力するという要求信号を出力し、この要求信号を操作指令記憶部61に伝達する(ステップ703)。次に、操作指令変更処理部61は、操作指令記憶部53にアクセスしテーブルデータとして格納される操作指令変換表を読み出す。次に、操作指令変更処理部61は、I/O部55及びパソコン57のI/O部を介して、ソフトウェアアプリケーションで実現される操作指令入力部62に読み出した操作指令変換表を画面表示することによって、テーブルサイド操作器7にテーブルデータとして格納される操作指令変換表を術者10が変更可能な状態とする(ステップ704)。次に、術者10は画面表示された操作指令変換表の第4列目の変換信号の欄に記載される信号形式を、目的とする医用装置であるB側の医用装置の各機器のコントローラ56bの信号形式に書き換える。このときの書き換え作業としては、例えば支持器をLAO方向に倒す指示の場合では、「A−LAO**」を「B−LAO**」に書き換えるのみである。他の指示に対しても同様に、変換信号を変更することによって、書き換え作業の終了となる(ステップ705)。次に、術者10は、ソフトウェアアプリケーションから操作指令変換表の書き込みを指示することによって、書き換えた部分の変換信号を操作指令記憶部53の操作指令変換表に書き込むための要求信号が、パソコン57のI/O部及びI/O部55を介して操作指令変更処理部61に伝達される(ステップ706)。要求信号を受信した操作指令変更処理部61は、例えば書き換えようとしている欄に空白がない等で書き換えができない状態となっていないか、すなわち操作指令変換表が書き換え可能な条件を満たしているかを確認する。このとき、書き換えの条件が満たされている場合には、操作指令変更処理部61は操作指令記憶部53にアクセスし、受信した操作指令変換表をテーブルデータとして書き込むことによって(ステップ707)、書き換えの処理が終了となる(ステップ708)。
【0073】
以上説明したように、実施の形態4のテーブルサイド操作器7では、操作指令変更処理部61が、パソコン57上のソフトウェアアプリケーションによって実現される操作指令変更入力部62の指示に基づいて、操作指令記憶部53にテーブルデータとして格納される操作指令変換表を書き換える構成となっているので、術者10は、製造元等が異なる医用装置であっても使い慣れたテーブルサイド操作器7を使用することが可能となる。すなわち、同一の製造元の同種の医用装置だけでなく、全ての製造元の医用装置が一つの共通な操作方法の操作器で操作可能となるので、術者10は操作方法を1種類のみ覚えればよく、テーブルサイド操作器7の操作に対する混乱を招くことがなくなる。従って、術者10は医用装置の操作に対するストレスがなくなり、迅速な検査が可能となる。その結果、被検体1への負担も軽減できる。
【0074】
なお、実施の形態4では、操作指令記憶部53にテーブルデータとして書き込まれる操作指令変換表は一つであるが、例えば、複数種類の医用装置に対応した操作指令変換表を操作指令記憶部53に書き込んでおき、使用する医用機器等の必要に応じて使用する操作指令変換表を切り替え可能としてもよいことはいうまでもない。あるいは、同一の入力信号に対する複数種類の変換信号を格納しておき、使用する医用機器等の必要に応じて、使用する変換信号の種別を切り替え可能としてもよいことはいうまでもない。この場合には、操作指令解析処理部52に切り替えスイッチ等を設け、このスイッチの切り替え入力に応じて検索する変換テーブルを変更させる構成とすることによって、容易に複数種類の医用装置で使用できるという効果を得ることが可能となる。
【0075】
また、実施の形態4では、テーブルサイド操作器7とパソコン57とケーブルを用いて接続することとしたが、これに限定されることはなく、例えば、周知の赤外線や電波等によって接続した場合でも、前述した効果を得ることができることはいうまでもない。さらには、テーブルサイド操作器7とパソコン57とを赤外線や電波等によって接続した場合には、テーブルデータの修正や書き替え等が容易に行えるという効果を得ることが可能となる。
【0076】
さらには、実施の形態4では、術者10が操作指令変換表の変更作業を行う場合について説明したが、これに限定されることはなく、例えばAやBの医用装置の製造出荷時にそれぞれの製造元の作業者が行ってもよいことはいうまでもない。
【0077】
さらには、実施の形態4では、操作指令記憶部53に格納される操作指令変換表の変更入力を行う装置はパソコン57に限定されることはなく、例えば、操作指令変更入力部62の機能と通信機能とを備えた専用の端末や、他の情報処理装置等でもよいことはいうまでもない。
【0078】
また、実施の形態1〜4では、本願発明を天井吊り下げ型C字型アームを備えたX線装置に適用した場合について説明したが、これに限定されることはなく、例えば、床面据え置き型C字型アームを備えたX線装置、透視撮影台と称されるX線装置、ガントリ内に対向配置されたX線源とX線検出器とを被検体の周囲に回転させるX線CT装置、ガントリの外部に対向配置されたX線源とX線検出器とを被検体の周囲に回転させることが可能なX線装置、核磁気共鳴現象を利用したMRI装置、及び超音波診断装置等の他の形態の医用装置にも適用可能なことはいうまでもない。
【0079】
また、実施の形態1〜4では、本願発明を操作器の一例であるテーブルサイド操作器7に適用した場合について、その構成及び動作について説明したが、操作室に配置される操作卓(遠隔操作器)や、複数人で術技を行う場合に使用される近隣操作卓と称される操作器に適用した場合においても、前述した効果を得ることが可能なことはいうまでもない。
【0080】
以上、本発明者によってなされた発明を、前記発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0081】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
【0082】
(1)術者にかかる負担を低減することができる。
【0083】
(2)診断や治療に要する時間を短縮することができる。
【0084】
(3)被検体にかかる負担を低減させることができる。
【0085】
(4)症例や医用装置の種別等に係わらず、一の操作から次の操作までの時間を短縮することができる。
【0086】
(5)医用装置の種別や製造元が異なる場合であっても、日頃使い慣れた操作器をそのまま使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の医用装置であるCアーム型X線装置の概略構成を説明するための図である。
【図2】実施の形態1のテーブルサイド操作器の概略構成を説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態2の医用装置が備えるテーブルサイド操作器の概略構成を説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態3の医用装置のテーブルサイド操作器の概略構成を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態4の医用装置が備えるテーブルサイド操作器の概略構成を説明するための図である。
【図6】実施の形態3のテーブルサイド操作器に格納される操作指令変換表の一例を示した図である。
【図7】実施の形態4の医用装置における操作指令変更手順の一例を示したフローである。
【図8】実施の形態4のテーブルサイド操作器に格納される操作指令変換表の一例を示した図である。
【図9】実施の形態4のテーブルサイド操作器に格納される操作指令変換表の一例を示した図である。
【符号の説明】
1…被検体、2…寝台(テーブル)、3…支持器(C字型アーム)、4…X線管、5…X線イメージインテンシファイア(X線I.I.)、6…画像処理装置、7…テーブルサイド操作器、8…画像監視用モニタ、9…X線発生器、10…術者、11…テーブル平行移動操作グリップ、12…X線I.I.上下動操作用スイッチ、13…X線I.I.視野サイズ切替操作用スイッチ、14…支持器角度調整用レバー、15…オートポジション操作用スイッチ、16…テーブル上下動操作用スイッチ、17…フィルタ調整用レバー、18…絞り調整用レバー、19…画像操作用スイッチ、51…操作入力信号受信部、52…操作指令解析処理部、53…操作指令記憶部、54…コントローラ用の入出力部、55…パソコン用の入出力部、56…各機構部のコントローラ、57…パソコン、58…グループB操作器の入出力部、59…グループC操作器の入出力部、60…グループD操作器の入出力部、61…操作指令変更処理部、62…操作指令変更入力部、301…グループA操作器、302…グループB操作器、303…グループC操作器、304…グループD操作器、401…グループA操作器、402…グループB操作器、403…グループC操作器、404…グループD操作器、501…グループA操作器。

Claims (2)

  1. 被検体をテーブルに載せ移動するテーブル移動手段と、前記被検体の医用画像を収集する医用画像収集手段と、前記医用画像収集によって収集した医用画像を表示する表示手段と、を有し、前記各種手段の動作条件を制御する制御手段と、前記制御手段にそれぞれの制御項目に応じた指示を入力する入力手段を有し、前記動作条件を各々設定する設定手段と、を備えた医用装置において、
    前記設定手段は、前記入力手段を機能毎にグループ化し、分割した複数のグループ操作器を備え、前記複数のグループ操作器は組み合わせ、及び配置位置を任意に行う機構を備え、且つ、前記複数のグループ操作器のうち一つのグループ操作器は、他のグループ操作器からの入力信号を受信し、前記制御手段に出力する制御信号を集中管理することを特徴とする医用装置。
  2. 請求項1に記載の医用装置において、前記設定手段は、2以上の異なる前記各種手段に応じた制御手段の入力信号形式を格納する手段と、前記格納手段に格納される入力信号形式に基づいて指示手段からの制御入力を変換して前記制御手段に出力する手段とを備えたことを特徴とする医用装置。
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