JP4515475B2 - 基板処理装置および半導体デバイスの製造方法 - Google Patents
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Description
[1−1]構成図1は、本発明の一実施の形態の構成を示す図である。
図示の装置は、反応系31と、ガス供給系32と、排気系33とを有する。ここで、反応系31は、密閉された反応空間34で、反応ガスを使って、半導体デバイスのウェーハの表面に所定の薄膜を形成するための系である。また、ガス供給系32は、この反応系31の反応空間34に反応ガス、クリーニングガス、不活性ガス等を供給するための系である。さらに、排気系33は、反応空間34の雰囲気を排出するための系である。
上記反応系31は、反応管37と、蓋38と、ヒータ39とを有する。ここで、反応管37は、反応空間34を形成するための管状の真空容器である。また、蓋38は、この反応管37のウェーハ出し入れ口40を塞ぐための蓋である。さらに、ヒータ39は、反応空間34に搬入された複数のウェーハを加熱するためのヒータである。
上記ガス供給系32は、ノズル43〜47と、配管部48〜67,106〜108と、エアバルブ70〜89と、マスフローコントローラ93〜100と、コントローラ103とを有する。
排気系33は、反応空間34の雰囲気を排出するための配管部111を有する。この配管111は、反応管37に設けられた排気口部112に接続されている。
上記反応管37としては、例えば、同軸的に配設された円筒状のアウタチューブ115とインナチューブ116とを有する2重構造の反応管が用いられる。アウタチューブ115は、円筒状のフランジ117の上端部に載置されている。インナチューブ116の下端部とフランジ112の上端部の間は閉塞されている。フランジ112の下端部の開口は、ボート搬入・搬出口40とされている。上記ヒータ39は、アウタチューブ115の周囲を囲むように配設されている。また、上記排気口部112は、フランジ117に設けられている。この場合、排気口部112は、インナチューブ116とフランジ117との閉塞位置より少し上方に設けられている。
上記ノズル43〜45の先端部は、ウェーハ配置領域Rに位置決めされている。この場合、この先端部は、鉛直方向にずれるように位置決めされている。上記ノズル46,47の先端部は、ヒータ配置領域の下方に位置決めされている。これらのノズル43〜47の基端部は、フランジ117に形成されたノズル通し穴を介して反応管37の外部に位置決めされている。
上記配管部48の上流側端部は、第1の反応ガスの蓄積源(図示せず)に接続され、下流側端部は、配管部49〜51の上流側端部に接続されている。この配管部49〜51の下流側端部は、それぞれ配管部65〜67の上流側端部に接続されている。この配管部65〜67の下流側端部は、それぞれ配管部106,107,108の上流側端部に接続されている。この配管部106,107,108の下流側端部は、ノズル43〜45の基端部に接続されている。
上記エアバルブ70〜72とマスフローコントローラ93〜95は、それぞれ配管部49〜51に挿入されている。この場合、マスフローコントローラ93〜95は、それぞれエアバルブ70〜72の上流側に挿入されている。上記エアバルブ73,74と、マスフローコントローラ96は、配管部53に挿入されている。この場合、マスフローコントローラ96は、エアバルブ73,74の間に挿入されている。上記マスフローコントローラ97は、配管部54に挿入されている。
上記構成においては、反応管37が本発明の反応空間形成手段に対応する。また、成膜処理用のノズル43〜45が本発明の反応ガス出力手段に対応する。さらに、配管部48〜52,54〜57,59〜63,65〜67,106〜108と、エアバルブ70〜72,75〜77,80,83〜85,86〜88と、マスフローコントローラ93〜95,97,99と、コントローラ103が本発明のガス供給手段に対応する。
上記構成において、動作を説明する。
まず、ウェーハの表面に所定の薄膜を形成する場合の全体的な動作を説明する。
次に、反応管37の内部等をクリーニングする場合の動作を説明する。
次に、ノズル43〜45の内壁をクリーニングする場合の動作を説明する。
次に、ガス供給系32のガス供給動作について説明する。
まず、成膜処理を行う場合の動作を説明する。
次に、アフタパージ処理を行う場合の動作を説明する。
次に、反応管37の内壁等とノズル43〜45の内壁のクリーニング処理を行う場合の動作を説明する。
以上詳述した本実施の形態によれば、次のような効果を得ることができる。
以上、本発明の一実施の形態を詳細に説明した。しかしながら、本発明は、上述したような実施の形態に限定されるものではない。
Claims (8)
- 基板に所定の処理を施すための反応管と、
前記反応管内に反応ガスを供給する複数のノズルと、
前記複数のノズルのそれぞれに接続されるとともに、反応ガス、クリーニングガスおよび不活性ガスの蓄積源に接続される第1の配管部と、
前記第1の配管部の前記複数のノズルのそれぞれと前記各ガスの蓄積源との間にそれぞれ設けられた第1のバルブと、
前記複数のノズルを予め定めた順序に従って順次総数より少ない複数本ずつ選択し、選択したノズルにクリーニングガスを供給し、クリーニングの終了していないノズルおよびクリーニングの終了したノズルに不活性ガスを供給するように前記第1のバルブを制御するコントローラと、
を有することを特徴とする基板処理装置。 - 基板に所定の処理を施すための反応管と、
前記反応管内に反応ガスを供給する複数のノズルと、
前記複数のノズルのそれぞれに接続されるとともに、反応ガス、クリーニングガスおよび不活性ガスの蓄積源に接続される第1の配管部と、
前記第1の配管部の前記複数のノズルのそれぞれと前記各ガスの蓄積源との間にそれぞれ設けられた第1のバルブと、
前記複数のノズルを予め定めた順序に従って順次総数より少ない複数本ずつ選択し、選択したノズルにクリーニングガスを供給し、クリーニングガスを供給していないノズルに不活性ガスを供給するように前記第1のバルブを制御するコントローラと、
を有することを特徴とする基板処理装置。 - 前記複数のノズルとは別に設けられ、クリーニングガスを前記反応管内に供給するクリーニング用ノズルと、
前記クリーニング用ノズルに接続されるとともに、クリーニングガスの蓄積源に接続される第2の配管部と、
前記第2の配管部に設けられた第2のバルブと、を有し、
前記コントローラは、更に、前記クリーニング用ノズルより前記反応管内にクリーニングガスを供給するように前記第2のバルブを制御することを特徴とする請求項1または2
に記載の基板処理装置。 - 前記複数のノズルとは別に設けられ、クリーニングガスを前記反応管内に供給するクリーニング用ノズルと、
前記クリーニング用ノズルに接続されるとともに、クリーニングガスの蓄積源に接続される第2の配管部と、
前記第2の配管部に設けられた第2のバルブと、を有し、
前記コントローラは、更に、クリーニングガスを供給していないノズルに不活性ガスを供給した状態で前記クリーニング用ノズルより前記反応管内にクリーニングガスを供給するように前記第1のバルブおよび前記第2のバルブを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理装置。 - 基板を反応管内に搬入する工程と、
前記反応管内に複数のノズルより反応ガスを供給して基板に対して所定の処理を施す工程と、
所定の処理を施した後の基板を前記反応管内から搬出する工程と、
前記複数のノズルの内部をクリーニングする工程と、
を有する半導体デバイスの製造方法であって、
前記クリーニングする工程では、前記複数のノズルを予め定めた順序に従って順次総数より少ない複数本ずつ選択し、選択したノズルにクリーニングガスを供給し、クリーニングの終了していないノズルおよびクリーニングの終了したノズルに不活性ガスを供給するようにしたことを特徴とする半導体デバイスの製造方法。 - 基板を反応管内に搬入する工程と、
前記反応管内に複数のノズルより反応ガスを供給して基板に対して所定の処理を施す工程と、
所定の処理を施した後の基板を前記反応管内から搬出する工程と、
前記複数のノズルの内部をクリーニングする工程と、
を有する半導体デバイスの製造方法であって、
前記クリーニングする工程では、前記複数のノズルを予め定めた順序に従って順次総数より少ない複数本ずつ選択し、選択したノズルにクリーニングガスを供給し、クリーニングガスを供給していないノズルに不活性ガスを供給するようにしたことを特徴とする半導体デバイスの製造方法。 - 前記複数のノズルとは異なるノズルより前記反応管内にクリーニングガスを供給することで、前記反応管の内部をクリーニングする工程を更に有することを特徴とする請求項5または6記載の半導体デバイスの製造方法。
- クリーニングガスを供給していないノズルに不活性ガスを供給した状態で、前記複数のノズルとは異なるノズルより前記反応管内にクリーニングガスを供給することで、前記反応管の内部をクリーニングする工程を更に有することを特徴とする請求項5または6記載の半導体デバイスの製造方法。
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JPH10176272A (ja) * | 1996-10-15 | 1998-06-30 | Kokusai Electric Co Ltd | クリーニング方法及びクリーニング装置 |
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