JP4513987B2 - 固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料、セパレータシール、及びセパレータ - Google Patents

固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料、セパレータシール、及びセパレータ Download PDF

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Description

本発明は、小型の燃料電池として使用できる固体高分子型燃料電池のセパレータ用シール材料に係わり、特に長期の使用が可能で成形性にも優れた固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料、並びにこのシール材料により形成されたセパレータシール及びセパレータに関する。
燃料電池は、資源の枯渇に留意する必要がある化石燃料を使用する必要が殆どない上に、発電において騒音を殆ど発生せず、エネルギーの回収率も他のエネルギー発電機関と比べて高くできる等の優れた性質を持つために、ビルや工場の比較的小型の発電プラントとして開発が進められ、一部実用化している。中でも固体高分子型燃料電池は、他タイプの燃料電池と比べて低温で作動するので、電池を構成する部品について材料面での腐食の心配が少ないばかりか、低温作動の割に比較的大電流を放電可能といった特徴をもち、家庭のコージェネレーション用としてだけでなく、車載用の内燃機関の代替電源としても注目を集めている。この固体高分子型燃料電池を構成する部品の中で、セパレータは、一般的に平板の両面又は片面に複数の並行する溝を形成してなるもので、燃料電池セル内のガス拡散電極で発電した電気を外部へ伝達すると共に、発電の過程で前記溝中に生成した水を排水し、当該溝を燃料電池セルへ流入する反応ガスの流通路として確保するという役割を担っている。このような電池用のセパレータとしては、より小型化が要求され、また多数のセパレータを重ね合わせて使用することから耐久性が優れ、長期間使用できるセパレータ用シール材料が要求されている。
このようなセパレータ用シール材料としては、各種樹脂から成るパッキング材が検討されているが、成形性、耐熱性、弾性に優れたシリコーンゴム製のシール材が主に使用されている。特に付加硬化型の液状シリコーンゴムは、流動性が良く、硬化時間が短いことから、射出成形によりシールを成形する方法が開示されている(特許文献1:特開平11−129396号公報、特許文献2:特開平11−309747号公報、特許文献3:特開2001−58338号公報)。しかしながら、付加硬化型のシリコーンゴム組成物による硬化ゴムは、長期間の弾性を維持するという点では不十分であった。
これらに対し、圧縮永久歪を低下させる方法が特開2002−313373号公報(特許文献4)、特開2003−257455号公報(特許文献5)に記されている。特に、燃料電池セパレータ用シールは、酸性水溶液中でのシール性が重要であり、この酸性中で圧縮永久歪を低下させる方法として、特開2002−309092号公報(特許文献6)が開示されている。
固体高分子型燃料電池は、電解質膜の両側に電極を備えた薄膜構造体をセパレータで狭持した単セルを数十から数百枚積層したスタックとする必要がある。従って、全体の大きさをコンパクトに収めるためには、例えば、セパレータ基板の厚さは1mm以下、そこに形成されるシールは0.5mm以下と非常に薄いものでなければならない。このような薄いシール構造をセパレータ基板上に形成するには、材料の流動性やゴム強度が重要なポイントとなる。と同時に、シールとしての耐酸性や圧縮永久歪も欠かせない性質である。しかしながら、特開平11−129396号公報(特許文献1)、特開平11−309747号公報(特許文献2)には、粘度1000〜10000ポイズが好適と記されているのみで、シリコーンゴムの詳細については何ら記されていない。また、射出成形においては、せん断が高い時の流動性が重要であるが、そのようなせん断速度と粘度の関係については全く記されていない。実施例で用いられているKE1950−60A/B(信越化学工業(株)製)の粘度を測定すると、200Pa・sを超える値(せん断速度10s-1)で、薄いシールを成形するには、適しているとはいえない。特開2001−58338号公報(特許文献3)においても液状シリコーンゴム組成物を射出成形によりシールを成形する例が記されているが、材料組成や流動性については全く述べられていない。
一方、特開2002−313373号公報(特許文献4)には、2種類の異なる表面処理剤で処理したヒュームドシリカを含有する組成物が開示されているが、組成物の粘度についての記載はなく、成形性についても全く触れられていない。特開2003−257455号公報(特許文献5)においても、2種類の異なるアルケニル基含有オイルを併用することにより圧縮永久歪と強度に優れたゴムを得られることが記されているが、成形性については何もコメントされていない。
特開平11−129396号公報 特開平11−309747号公報 特開2001−58338号公報 特開2002−313373号公報 特開2003−257455号公報 特開2002−309092号公報
従って、本発明は、成形性に優れ、また圧縮永久歪が小さく、シール性に優れたゴム硬化物を与える固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料、これを硬化して得られたセパレータシール、及びこのセパレータシールをセパレータ基材の周縁部に形成したセパレータを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、
(A)一分子中に少なくとも2個の珪素原子と結合するアルケニル基を含有し、珪素原子に結合する全有機基の90モル%以上がメチル基である重量平均分子量が10000〜80000の液状オルガノポリシロキサン、
(B)重量平均分子量が15万以上の室温で生ゴム状であるオルガノポリシロキサン、
(C)一分子中に少なくとも3個の珪素原子と結合する水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(D)BET法による比表面積が50〜400m2/gであるヒュームドシリカ、
(E)付加反応触媒
を必須成分とし、25℃において、せん断速度が10s-1の時の粘度が20〜200Pa・sの範囲である付加硬化型液状シリコーンゴム組成物が、成形性、特に射出成形性に優れ、かつ硬化後のゴムの圧縮永久歪が小さくシール性にも優れるため、固体高分子型燃料電池セパレータ用シール組成物として好適であることを見出し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、
(A)一分子中に少なくとも2個の珪素原子と結合するアルケニル基を含有し、珪素原子に結合する全有機基の90モル%以上がメチル基である重量平均分子量が10000〜80000の液状オルガノポリシロキサン 100質量部、
(B)重量平均分子量が15万以上の生ゴム状オルガノポリシロキサン
3〜30質量部、
(C)一分子中に少なくとも3個の珪素原子と結合する水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 0.5〜20質量部、
(D)BET法による比表面積が50〜400m2/gであるヒュームドシリカ
5〜30質量部、
(E)付加反応触媒 (A)成分に対して白金族金属量として0.5〜1000ppm
を必須成分とし、25℃において、せん断速度が10s-1の時の粘度が20〜200Pa・sの範囲であることを特徴とする固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料を提供する。
この場合、(A)及び(B)成分中の合計アルケニル基と、(C)成分中のSi−H基とのモル比がSi−H基/アルケニル基=0.8〜5.0の範囲であることが好ましい。更に、25℃において、せん断速度が10s-1の時の粘度をV(10)、0.9s-1の時の粘度をV(0.9)とした時、1.0<V(0.9)/V(10)<2.5の範囲内であることが好ましく、また(B)成分の生ゴム状オルガノポリシロキサンが、アルケニル基を含有し、かつその含有量が1.0×10-6〜1.0×10-3mol/gの範囲であることが好ましい。
また、本発明は固体高分子型燃料電池セパレータとして、上記シール材料の硬化物からなるセパレータシールを提供する。
更に、本発明は、金属薄板又は導電性粉末とバインダーとを含む基材の少なくとも片面の周縁部にシール部が形成されてなる固体高分子型燃料電池セパレータであって、上記シール部が上記シール材料の硬化物からなる固体高分子型燃料電池セパレータを提供する。
本発明によれば、成形性、特に射出成形性に優れ、かつ硬化後のゴムの圧縮永久歪が小さくシール性にも優れた固体高分子型燃料電池セパレータシールを提供することができる。
本発明の固体高分子型燃料電池セパレータの少なくとも片面の周縁部をシールするシール材料(シール用ゴム組成物)は、上述した通り、
(A)一分子中に少なくとも2個の珪素原子と結合するアルケニル基を含有し、珪素原子に結合する全有機基の90モル%以上がメチル基である重量平均分子量が10000〜80000の液状オルガノポリシロキサン 100質量部、
(B)重量平均分子量が15万以上の生ゴム状オルガノポリシロキサン
3〜30質量部、
(C)一分子中に少なくとも3個の珪素原子と結合する水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 0.5〜20質量部、
(D)BET法による比表面積が50〜400m2/gであるヒュームドシリカ
5〜30質量部、
(E)付加反応触媒 (A)成分に対して白金族金属量として0.5〜1000ppm
を必須成分とする。
[(A)成分]
本発明の(A)成分の一分子中に少なくとも2個の珪素原子と結合するアルケニル基を含有する重量平均分子量が10万未満の液状オルガノポリシロキサンとしては下記平均組成式(I)で示されるものを用いることができる。
1 aSiO(4-a)/2 …(I)
(式中、R1は互いに同一又は異種の炭素数1〜10、好ましくは1〜8の置換又は非置換の一価炭化水素基であり、aは1.5〜2.8、好ましくは1.8〜2.5の範囲の正数である。)
ここで、上記R1で示される置換又は非置換の一価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基、オクテニル基等のアルケニル基や、これらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素、臭素、塩素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換したもの、例えばクロロメチル基、クロロプロピル基、ブロモエチル基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基等が挙げられるが、全R1の90モル%以上がメチル基であることが好ましい。
また、R1のうち少なくとも2個はアルケニル基(炭素数2〜8のものが好ましく、更に好ましくは2〜6であり、特に好ましくはビニル基である。)であることが必要であるが、オルガノポリシロキサン中のアルケニル基の含有量は、5.0×10-6mol/g〜5.0×10-3mol/g、特に1.0×10-5mol/g〜1.0×10-3mol/gであることが好ましい。アルケニル基の量が5.0×10-6mol/gより少ないとゴム硬度が低く十分なシール性が得られなくなるおそれがあり、5.0×10-3mol/gより多いと架橋密度が高くなりすぎて、脆いゴムとなってしまうおそれがある。
なお、アルケニル基は、分子鎖末端の珪素原子に結合していても、分子鎖途中の珪素原子に結合していても、両者に結合していてもよいが、少なくとも分子鎖両末端の珪素原子に結合しているアルケニル基を有するものであることが好ましい。
また、このオルガノポリシロキサンの構造は、基本的には直鎖状構造を有することが好ましいが、部分的には分岐状の構造、環状構造などであってもよい。
このような(A)成分のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサンの重量平均分子量は、10万未満であることが必須で、好ましくは、10000〜80000の範囲である。10000未満ではシール材として十分なゴム弾性が得られないおそれがあり、10万以上では粘度が高くなり過ぎ、成形性が悪くなってしまう。なお、本発明において、重量平均分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によるポリスチレン換算値である。
[(B)成分]
本発明の(B)成分の重量平均分子量15万以上で室温で生ゴム状のオルガノポリシロキサンとしては下記平均組成式(II)で示されるものを用いることができる。
2 bSiO(4-b)/2 …(II)
(式中、R2は互いに同一又は異種の炭素数1〜10、好ましくは1〜8の置換又は非置換の一価炭化水素基であり、bは1.5〜2.8、好ましくは1.8〜2.5の範囲の正数である。)
ここで、上記R2で示される置換又は非置換の一価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基、オクテニル基等のアルケニル基や、これらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素、臭素、塩素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換したもの、例えばクロロメチル基、クロロプロピル基、ブロモエチル基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基等が挙げられるが、全R2の90%以上がメチル基であることが好ましい。
また、R2中にアルケニル基(炭素数2〜8のものが好ましく、更に好ましくは2〜6であり、特に好ましくはビニル基である。)は、有していても有していなくてもよいが、有している方が好ましい。アルケニル基を有する場合、アルケニル基の含有量は、1.0×10-6〜1.0×10-3mol/g、特に1.0×10-5〜5.0×10-4mol/gであることが好ましい。アルケニル基の量が1.0×10-3mol/gより多いと架橋密度が高くなりすぎて、脆いゴムとなったり、圧縮永久歪が悪化してしまうおそれがある。
なお、アルケニル基は、分子鎖末端の珪素原子に結合していても、分子鎖途中の珪素原子に結合していても、両者に結合していてもよい。
また、このオルガノポリシロキサンの構造は、基本的には直鎖状構造を有することが好ましいが、部分的には分岐状の構造、環状構造などであってもよい。
このような(B)成分のオルガノポリシロキサンの重量平均分子量は、15万以上であれば特に制限はないが、混合後の粘度や成形性の点から、20万〜100万が好適範囲である。
この(B)成分の生ゴム状オルガノポリシロキサンの配合量は、(A)成分100質量部に対して3〜30質量部、好ましくは、4〜25質量部、より好ましくは、5〜20質量部である。
[(C)成分]
本発明の(C)成分の一分子中に珪素原子と結合する水素原子(Si−H基)を少なくとも3個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、分子中のSi−H基が、前記(A)成分及び(B)成分中の珪素原子に結合したアルケニル基とヒドロシリル付加反応により架橋し、組成物を硬化させるための架橋剤として作用するものである。
この(C)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、下記平均組成式(III)
3 cdSiO{4-(c+d)}/2 …(III)
(式中、R3は互いに同一又は異種の炭素数1〜10、好ましくは1〜8の置換又は非置換の一価炭化水素基である。また、cは0.7〜2.1、dは0.001〜1.0、かつc+d=0.8〜3.0を満足する正数である。)
で示され、一分子中に少なくとも3個(通常、3〜300個)、好ましくは3〜100個、より好ましくは3〜50個の珪素原子に結合した水素原子を有するものが好適に用いられる。
ここで、R3の置換又は非置換の一価炭化水素基としては、前述のR1で例示したものと同様のものを挙げることができるが、アルケニル基等の脂肪族不飽和結合を有しないものが好ましい。また、は好ましくは0.8〜2.0、は好ましくは0.01〜1.0、は好ましくは1.0〜2.5である。
また、オルガノハイドロジェンポリシロキサンの分子構造は、直鎖状、環状、分岐状又は三次元網目状のいずれの構造であってもよく、一分子中の珪素原子の数又は重合度が2〜300(個)、特に4〜150(個)程度の室温(25℃)で液状(通常、25℃で1000mPa・s以下、好ましくは0.1〜500mPa・s程度)のものが好適に用いられる。ここで、この粘度値は回転粘度計による値である。
なお、珪素原子に結合する水素原子は分子鎖末端、分子鎖の途中のいずれに位置していてもよく、両方に位置するものであってもよい。
上記(C)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、(CH32HSiO1/2単位とSiO4/2単位とからなる共重合体、(CH32HSiO1/2単位とSiO4/2単位と(C65)SiO3/2単位とからなる共重合体などが挙げられる。
本発明の(C)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンの配合量は、(A)成分100質量部に対して0.5〜20質量部、好ましくは0.6〜15質量部であるが、特に、(A)及び(B)成分中のアルケニル基の総量と(C)成分中の珪素原子と結合する水素原子Si−H基の総量とのモル比が、珪素原子と結合する水素原子(Si−H基)/アルケニル基=0.8〜5.0、特に1.0〜3.0になるように配合することが好ましい。この比が0.8より小さい場合や5.0より大きい場合、得られるゴム硬化物の圧縮永久歪が大きくなって、シール性が不十分となってしまうおそれがある。
[(D)成分]
(D)成分のヒュームドシリカは、シリコーンゴムに十分な強度を与えるために必須なものである。ヒュームドシリカのBET法による比表面積は50〜400m2/g、好ましくは100〜350m2/gで、50m2/gより小さいと耐酸性が悪くなってしまい、また400m2/gより大きいと圧縮永久歪が大きくなってしまう。これらヒュームドシリカはそのまま用いても構わないが、表面疎水化処理剤で予め処理したものを使用したり、あるいはシリコーンオイルとの混練時に表面処理剤を添加して処理することにより使用することが好ましい。これら表面処理剤は、アルキルアルコキシシラン、アルキルクロロシラン、アルキルシラザン、シランカップリング剤、チタネート系処理剤、脂肪酸エステルなど公知のものを1種で用いてもよく、また2種以上を同時又は異なるタイミングで用いても構わない。
また、これらヒュームドシリカの配合量は(A)成分100質量部に対し、5〜30質量部、特に10〜28質量部であることが好ましい。更にヒュームドシリカのBET法による比表面積が50〜180m2/gの場合15〜28質量部、180〜400m2/gの場合10〜20質量部がより好ましい範囲である。配合量が5質量部より少ないと十分なゴム強度が得られず、また30質量部より多いと圧縮永久歪が大きくなりシール性が悪くなってしまう。
[(E)成分]
(E)成分の付加反応触媒は、(A)及び(B)成分のオルガノポリシロキサンのアルケニル基と(C)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンの珪素原子に結合した水素原子(Si−H基)とを付加反応させるための触媒である。上記付加反応触媒としては、白金黒、塩化第2白金、塩化白金酸、塩化白金酸と一価アルコ−ルとの反応物、塩化白金酸とオレフィン類との錯体、白金ビスアセトアセテート等の白金系触媒、パラジウム系触媒、ロジウム系触媒などの白金族金属系触媒が挙げられるが、特に白金系触媒が好ましい。
触媒の添加量は、付加反応を促進できればよく、(A)成分に対して白金族金属量として、0.5〜1000ppmであり、特に1〜500ppm程度が好ましい。0.5ppm未満では付加反応が十分促進されず、硬化が不十分となる場合があり、1000ppmを超えると、反応性に対する効果が変わらなくなる場合があり、不経済となるおそれがある。
[その他の成分]
また、本発明の組成物には、その他の成分として、必要に応じて沈降シリカ、石英粉、珪藻土、炭酸カルシウムのような充填剤や、窒素含有化合物やアセチレン化合物、リン化合物、ニトリル化合物、カルボキシレート、錫化合物、水銀化合物、硫黄化合物等のヒドロシリル化反応制御剤、酸化鉄、酸化セリウムのような耐熱剤、ジメチルシリコーンオイル等の内部離型剤、接着性付与剤、チクソ性付与剤等を配合することも可能である。
[セパレータシール]
本発明のセパレータシールは、上記成分を含有するシール材料(付加反応硬化型シリコーンゴム組成物)の硬化物からなるものであり、該シリコーンゴム組成物を公知の方法で硬化して、固体高分子型燃料電池セパレータのシーリングに使用する。
本発明のゴム硬化物を用いて燃料電池セパレータシールを得る方法として、具体的には、上記シリコーンゴム組成物を圧縮成型、注入成型、射出成型などによりシール形状に成型してセパレータ基材と組み合わせる方法や、ディッピング、コーティング、スクリーン印刷、インサート成型などによりセパレータ基材とシール材が一体化したものとして得る方法などがある。これら各種成形方法の中では、短時間に精度の高い薄膜シールを得る方法として、セパレータ基材を型内に配置してその片面あるいは両面にゴムを射出成形する方法、即ちインサート成形が最も好ましい。このインサート成形を実施する場合、材料の流動性が重要であり、厚さ0.5mm以下のシールを精度かつ効率よくインサート成形する場合、ゴム材料の流動性として、25℃、せん断速度10s-1での粘度が20〜200Pa・sの範囲であることが必要である。好ましくは、25〜150Pa・s、より好ましくは、30〜120Pa・sの範囲である。20Pa・s未満では、バリの制御が難しくなり、200Pa・sを超えると、材料のスコーチやウエルドなど成形上の問題が生じてしまう。更にせん断速度が10s-1の時の粘度をV(10)、0.9s-1の時の粘度をV(0.9)とした時、1.0<V(0.9)/V(10)<2.5の範囲内であることが好ましく、より好ましくは、1.0<V(0.9)/V(10)<2.0の範囲である。この範囲が、1.0未満でも2.5を超えても成形が困難になってしまう。なお、ここでの粘度値は精密回転式粘度計ロトビスコRVI(英弘精機(株)製)により測定することができる。
上記シリコーンゴム組成物の硬化条件としては、温度100〜300℃で10秒〜30分の範囲が好ましく、より好ましくは、120〜200℃で15秒〜5分の範囲である。10秒未満ではゴムの硬化が不十分で、30分を超えると不経済である。なお、これら硬化ゴムを、圧縮永久歪を小さくするなどの目的で、更にオーブン内でポストキュアをしてもよく、その場合の条件は、100〜220℃で30分〜100時間が好ましく、より好ましくは、120〜200℃で1〜24時間である。
また、本発明に使用されるセパレータ基材としては、金属薄板、又は導電性粉末及びバインダーと共に一体成型された基材が好適に用いられ、このセパレータ基材に上述の方法でシール材を形成することにより、本発明の固体高分子型燃料電池セパレータを得ることができる。
上記導電性粉末としては、例えばリン片状黒鉛等の天然黒鉛、人造黒鉛、アセチレンブラック、ケッチェンブラック等に代表される導電性カーボンブラック等を挙げることができるが、導電性粉末であれば特に限定されるものではない。また、バインダーの種類としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ゴム変性フェノール樹脂などが挙げられる。
本発明においては、セパレータ基材の周縁部にゴム組成物を圧縮成型、注入成型、射出成型、トランスファー成型、ディッピング、コーティング又はスクリーン印刷などにより形成して硬化させることにより、シリコーンゴム組成物の硬化物をシール部として用いた、基材の周縁部に周方向に沿ってリング状にシール部(セパレータシール)を形成した固体高分子型燃料電池セパレータを得ることができる。
なお、シール材の厚さ(高さ)は0.1〜2mmの範囲が好ましい。0.1mm未満ではシール材の形成がしにくい場合があり、シールが有効でなくなるおそれがあり、2mmを超えると小型化しづらくなるおそれがある。
以下、図面により本発明の固体高分子型燃料電池セパレータの一例を示すが、本発明はこれに制限されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池10を構成する発電セル12の要部分解斜視説明図であり、図2は、複数の発電セル12を矢印A方向に積層してスタック化された燃料電池10の、図1中、II−II線断面説明図である。
図2〜図4に示すように、燃料電池10は、複数の発電セル12を矢印A方向に積層するとともに、積層方向両端にエンドプレート14a、14bが配置される。エンドプレート14a、14bは、図示しないタイロッドを介して固定されることにより、積層されている発電セル12には、矢印A方向に所定の締め付け荷重が付与される。
図1に示すように、発電セル12は、電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)16が、第1及び第2金属セパレータ18、20に挟持されて構成される。第1及び第2金属セパレータ18、20は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板により構成されており、厚さが、例えば、0.05〜1.0mmの範囲内に設定されている。
発電セル12の矢印B方向(図1中、水平方向)の一端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔30a、冷却媒体を排出するための冷却媒体出口連通孔32b及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔34bが、矢印C方向(鉛直方向)に配列して設けられる。
発電セル12の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔34a、冷却媒体を供給するための冷却媒体入口連通孔32a及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔30bが、矢印C方向に配列して設けられる。
電解質膜・電極構造体16は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜36と、前記固体高分子電解質膜36を挟持するアノード側電極(第1の電極)38及びカソード側電極(第2の電極)40とを備える。アノード側電極38は、カソード側電極40よりも小さな表面積を有している。
アノード側電極38及びカソード側電極40は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布された電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜36の両面に接合されている。
第1金属セパレータ(第1のセパレータ)18の電解質膜・電極構造体16側の面18aには、例えば、矢印B方向に蛇行しながら鉛直上方向に延在する酸化剤ガス流路(反応ガス流路)42が設けられる(図1及び図5参照)。図6に示すように、第2金属セパレータ(第2のセパレータ)20の電解質膜・電極構造体16側の面20aには、後述するように、燃料ガス入口連通孔34aと燃料ガス出口連通孔34bとに連通し、矢印B方向に蛇行しながら鉛直上方向(矢印C方向)に延在する燃料ガス流路(反応ガス流路)44が形成される。
図1及び図2に示すように、第1金属セパレータ18の面18bと第2金属セパレータ20の面20bとの間には、冷却媒体入口連通孔32aと冷却媒体出口連通孔32bとに連通する冷却媒体流路46が形成される。この冷却媒体流路46は、矢印B方向に直線状に延在する。
図1及び図5に示すように、第1金属セパレータ18の面18a、18bには、この第1金属セパレータ18の外周端部を周回して、第1シール部材(第1のシール部材)50が一体化される。第1シール部材50はセパレータ基材にゴム組成物を圧縮成型、注入成型、射出成型、トランスファー成型、ディッピング、コーティング又はスクリーン印刷により形成して硬化させることにより得られる。
第1シール部材50は、第1金属セパレータ18の面18aに一体化される第1平面部52と、前記第1金属セパレータ18の面18bに一体化される第2平面部54とを備える。第2平面部54は、第1平面部52よりも長尺に構成される。
図2及び図3に示すように、第1平面部52は、電解質膜・電極構造体16の外周端部から外部に離間した位置を周回する一方、第2平面部54は、カソード側電極40の所定の範囲にわたって重合する位置を周回する。図5に示すように、第1平面部52は、酸化剤ガス入口連通孔30a及び酸化剤ガス出口連通孔30bが酸化剤ガス流路42に連通して形成される一方、第2平面部54は、冷却媒体入口連通孔32aと冷却媒体出口連通孔32bとが連通して形成される。
第2金属セパレータ20の面20a、20bには、この第2金属セパレータ20の外周端部を周回して、第2シール部材(第2のシール部材)56が一体化される。この第2シール部材56は、第2金属セパレータ20の外周端部に近接して面20aに設けられる外側シール58aを備え、この外側シール58aから内方に所定の距離だけ離間して内側シール58bが設けられる。外側シール58a及び内側シール58bは、第2シール部材56のアノード側電極38に対向する一方の面に設けられる。
外側シール58a及び内側シール58bは、先端先細り形状(リップ形状)、台形状又は蒲鉾形状等、種々の形状が選択可能である。外側シール58aは、第1金属セパレータ18に設けられている第1平面部52に接触する一方、内側シール58bは、電解質膜・電極構造体16を構成する固体高分子電解質膜36に直接接触する。
図6に示すように、外側シール58aは、酸化剤ガス入口連通孔30a、冷却媒体出口連通孔32b、燃料ガス出口連通孔34b、燃料ガス入口連通孔34a、冷却媒体入口連通孔32a及び酸化剤ガス出口連通孔30bを囲繞する。内側シール58bは、燃料ガス流路44を囲繞するとともに、前記内側シール58bと外側シール58aとの間には、電解質膜・電極構造体16の外周端部が配置される。
第2金属セパレータ20の面20bには、外側シール58aに対応する外側シール(冷却媒体シール)58cと、内側シール58bに対応する内側シール58dとが設けられる(図7参照)。外側シール58c及び内側シール58dは、上記の外側シール58a及び内側シール58bと同様の形状を有している。
図6に示すように、外側シール58aは、酸化剤ガス入口連通孔30aと酸化剤ガス流路42とを連通する入口流路機能部60と、酸化剤ガス出口連通孔30bと前記酸化剤ガス流路42とを連通する出口流路機能部62とを備える。
入口流路機能部60は、外側シール58aを矢印C方向に沿って断続的に切り欠くとともに、矢印B方向に延在する複数の受部64により構成される。各受部64間には、酸化剤ガス用の連通路が形成される。出口流路機能部62は、同様に外側シール58aを部分的に切り欠くとともに、矢印B方向に延在する複数の受部66を備える。受部66は、第1平面部52に接触して、各受部66間には酸化剤ガス用の連通路が形成される。
入口流路機能部60の受部64と外側シール58cのシール重合部68とは、第2金属セパレータ20の両面20a、20bで互いに重なり合っている。シール重合部68とは、第2金属セパレータ20を挟んで外側シール58aの受部64に重なり合う外側シール58cの一部分をいう。
出口流路機能部62は、上記の入口流路機能部60と同様に構成されており、第2金属セパレータ20の両面20a、20bで互いに重なり合う各受部64と外側シール58cのシール重合部70とは、積層方向の荷重に対して積層方向のシール変形量が略同一に設定される(図6参照)。
図7に示すように、第2金属セパレータ20の面20bには、冷却媒体入口連通孔32aと冷却媒体流路46とを連通する入口流路機能部72と、冷却媒体出口連通孔32bと前記冷却媒体流路46とを連通する出口流路機能部74とが設けられる。入口流路機能部72は、外側シール58c及び内側シール58dを構成して矢印C方向に断続的に設けられるとともに、矢印B方向に延在する複数の受部76を備える。出口流路機能部74は、同様に、外側シール58c及び内側シール58dを構成して矢印C方向に断続的に設けられるとともに、矢印B方向に延在する複数の受部78を備える。
入口流路機能部72は、面20aの外側シール58a及び内側シール58bを構成するシール重合部80a、80bと、第2金属セパレータ20を介装して重なり合っている。
同様に、出口流路機能部74を構成する各受部78は、図7に示すように、第2金属セパレータ20の両面20a、20bで外側シール58a及び内側シール58bのシール重合部82a、82bと重なり合っている。
図7に示すように、面20bには、燃料ガス入口連通孔34a及び燃料ガス出口連通孔34bの近傍に、入口流路機能部84及び出口流路機能部86が設けられる。入口流路機能部84は、矢印C方向に配列される複数の受部88を設ける一方、出口流路機能部86は、同様に矢印C方向に配列される複数の受部90を備える。
各受部88は、第2金属セパレータ20を挟んで外側シール58a及び内側シール58bのシール重合部92a、92bと重なり合っている。各受部90は、同様に第2金属セパレータ20を挟んで外側シール58a及び内側シール58bのシール重合部94a、94bと重なり合っている。
入口流路機能部84とシール重合部92a、92b及び出口流路機能部86とシール重合部94a、94bは、それぞれ積層方向の荷重に対して積層方向のシール変形量が略同一に設定され、具体的には、入口流路機能部72と同様の構成を有している。入口流路機能部84及び出口流路機能部86の近傍には、内側シール58dの外方に位置して、それぞれ複数の供給孔部96及び排出孔部98が形成される。供給孔部96と排出孔部98は、第2金属セパレータ20の面20aで内側シール58bの内方にかつ燃料ガス流路44の入口側と出口側とに貫通形成される(図6参照)。
なお、本実施形態では、第2金属セパレータ20の面20bに、冷却媒体シールとして外側シール58cが設けられているが、これに限定されるものではなく、第1金属セパレータ18の面18bに、前記冷却媒体シールを設けてもよい。
[実施例1]
両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(1)[重量平均分子量26000、ビニル基含有量0.000088mol/g]70質量部、両末端がビニルジメチルシロキシ基で封鎖され、分子側鎖に結合したビニル基を有する生ゴム状ジメチルポリシロキサン(2)[重量平均分子量370000、ビニル基含有量0.00052mol/g]10質量部、BET法による比表面積が200m2/gであるヒュームドシリカ(日本アエロジル社製、アエロジル300)30質量部、ヘキサメチルジシラザン6質量部、水2.0質量部を室温で30分混合後、150℃に昇温し、3時間撹拌後、冷却した後、更にジメチルポリシロキサン(1)50質量部を入れ、30分撹拌を続けてシリコーンゴムベースを得た。このシリコーンゴムベース160質量部に架橋剤として両末端がジメチルシロキシ基で封鎖された末端及び側鎖にSi−H基を有するメチルハイドロジェンポリシロキサン(3)(重合度20、Si−H量0.0072mol/g)を3.3質量部[Si−H基/ビニル基=1.5(モル比)]、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05質量部を添加し、15分撹拌して混合物を得た。この混合物の25℃での粘度を測定した結果、46Pa・s(10s-1)、59Pa・s(0.9s-1)であった。
この混合物100質量部に白金触媒(Pt濃度1質量%)0.1質量部を混合してシリコーンゴム組成物を得、120℃/10分のプレスキュアにより硬化させ、更に200℃のオーブンで4時間ポストキュアさせたものを、JIS K6249に基づいて、硬さを測定し、更に150℃×70時間での圧縮永久歪を測定した結果を表1に示した。更に、図5の構造を持つシールをステンレス鋼板上にインサート成形し、成型性を確認した。
参考
両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(4)[重量平均分子量18000、ビニル基含有量0.00011mol/g]43質量部、両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖された側鎖にビニル基を有するジメチルポリシロキサン(4)[重量平均分子量42000、ビニル基含有量0.00007mol/g]20質量部、両末端がビニルジメチルシロキシ基で封鎖され、分子側鎖に結合したビニル基を有する生ゴム状ジメチルポリシロキサン(2’)[重量平均分子量450000、ビニル基含有量0.000022mol/g]12質量部、表面を疎水化処理されたBET法による比表面積が260m2/gであるヒュームドシリカ(トクヤマ製、レオロシールDM30S)35質量部、ヘキサメチルジシラザン5質量部、水1.0質量部を室温で30分混合後、150℃に昇温し、3時間撹拌後、冷却し、その後、両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキシサン(4)50質量部配合し、30分撹拌してシリコーンゴムベースを得た。このシリコーンゴムベース160質量部に、実施例1のメチルハイドロジェンポリシロキサン(3)(重合度20、Si−H量0.0072mol/g)を3.3質量部[Si−H基/ビニル基=2.0(モル比)]、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05質量部を添加し、15分撹拌して混合物を得た。この混合物の25℃での粘度を測定した結果、81Pa・s(10s-1)、109Pa・s(0.9s-1)であった。
この混合物100質量部に白金触媒(Pt濃度1質量%)0.1質量部を混合してシリコーンゴム組成物を得、実施例1と同様に硬さ、圧縮永久歪を測定した結果を表1に示した。更に、図5の構造を持つシールをステンレス鋼板上にインサート成形し、成型性を確認した。
[比較例1]
両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された側鎖にビニル基を有するジメチルポリシロキサン(5)[重量平均分子量49000、ビニル基含有量0.000081mol/g]80質量部、BET法による比表面積が200m2/gであるヒュームドシリカ(日本アエロジル社製、アエロジル300)30質量部、ヘキサメチルジシラザン6質量部、水2.0質量部を室温で30分混合後、150℃に昇温し、3時間撹拌後、冷却した後、更にジメチルポリシロキサン(5)50質量部を入れ、30分撹拌を続けてシリコーンゴムベースを得た。このシリコーンゴムベース160質量部に架橋剤として両末端がジメチルシロキシ基で封鎖された末端及び側鎖にSi−H基を有するメチルハイドロジェンポリシロキサン(3)(重合度20、Si−H量0.0072mol/g)を2.2質量部[Si−H基/ビニル基=1.5(モル比)]、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05質量部を添加し、15分撹拌して混合物を得た。この混合物の25℃での粘度を測定した結果、52Pa・s(10s-1)、65Pa・s(0.9s-1)であった。
この混合物100質量部に白金触媒(Pt濃度1質量%)0.1質量部を混合してシリコーンゴム組成物を得、120℃/10分のプレスキュアにより硬化させ、更に200℃のオーブンで4時間ポストキュアさせたものを、JIS K6249に基づいて、硬さを測定し、更に150℃×70時間での圧縮永久歪を測定した結果を表1に示した。更に、図5の構造を持つシールをステンレス鋼板上にインサート成形し、成型性を確認した。
[比較例2]
両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された側鎖にビニル基を有するジメチルポリシロキサン(5’)[重量平均分子量58000、ビニル基含有量0.000092mol/g]60質量部、両末端がビニルジメチルシロキシ基で封鎖され、分子側鎖に結合したビニル基を有する生ゴム状ジメチルポリシロキサン(2’)[重量平均分子量450000、ビニル基含有量0.000022mol/g]20質量部、表面を疎水化処理されたBET法による比表面積が260m2/gであるヒュームドシリカ(トクヤマ製、レオロシールDM30S)40質量部、ヘキサメチルジシラザン5質量部、水1.0質量部を室温で30分混合後、150℃に昇温し、3時間撹拌後冷却し、その後、ジメチルポリシロキシサン(4)50質量部配合し、30分撹拌してシリコーンゴムベースを得た。このシリコーンゴムベース160質量部に、実施例1のメチルハイドロジェンポリシロキサン(3)(重合度20、Si−H量0.0072mol/g)を3.3質量部[Si−H基/ビニル基=2.0(モル比)]、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05質量部を添加し、15分撹拌して混合物を得た。この混合物の25℃での粘度を測定した結果、215Pa・s(10s-1)、335Pa・s(0.9s-1)であった。
この混合物100質量部に白金触媒(Pt濃度1質量%)0.1質量部を混合してシリコーンゴム組成物を得、実施例1と同様に硬さ、圧縮永久歪を測定した結果を表1に示した。更に、図5の構造を持つシールをステンレス鋼板上にインサート成形し、成型性を確認した。
Figure 0004513987
<成形性に関する補足>
図5の構造を持つシール一体セパレータの成形性を確認するために、ステンレス鋼板から成るセパレータ上にプライマー(信越化学工業(株)製 プライマーNo.101A/B 風乾後150℃×30分焼付け)を塗布した部品を基材としてシールのインサート成形(型温 150℃ キュア時間5分)を実施した。脱型後、更に200℃で4時間硬化させた後、シール成型部の充填状況を確認し、ボイドなどの未充填部分がないものを合格とし不良品の発生率を表1に記した。
本発明の実施形態に係る燃料電池を構成する発電セルの要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池の、図1中、II−II線断面説明図である。 前記燃料電池の燃料ガス入口連通孔を通る一部断面説明図である。 前記燃料電池の酸化剤ガス入口連通孔を通る一部断面説明図である。 前記発電セルを構成する第1金属セパレータの正面説明図である。 前記発電セルを構成する第2金属セパレータの一方の面の正面説明図である。 前記発電セルを構成する第2金属セパレータの他方の面の正面説明図である。
符号の説明
10 燃料電池
12 発電セル
16 電解質膜・電極構造体
18、20 金属セパレータ
30a 酸化剤ガス入口連通孔
30b 酸化剤ガス出口連通孔
32a 冷却媒体入口連通孔
32b 冷却媒体出口連通孔
34a 燃料ガス入口連通孔
34b 燃料ガス出口連通孔
36 固体高分子電解質膜
38 アノード側電極
40 カソード側電極
42 酸化剤ガス流路
44 燃料ガス流路
46 冷却媒体流路
50、56 シール部材
52、54 平面部
58a、58c 外側シール
58b、58d 内側シール
60、72、84 入口流路機能部
62、74、86 出口流路機能部
64、66、76、78、88、90 受部
68、70、80a、80b、82a、82b、92a、92b、94a、94b シール重合部
96 供給孔部
98 排出孔部

Claims (6)

  1. (A)一分子中に少なくとも2個の珪素原子と結合するアルケニル基を含有し、珪素原子に結合する全有機基の90モル%以上がメチル基である重量平均分子量が10000〜80000の液状オルガノポリシロキサン 100質量部、
    (B)重量平均分子量が15万以上の生ゴム状オルガノポリシロキサン
    3〜30質量部、
    (C)一分子中に少なくとも3個の珪素原子と結合する水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 0.5〜20質量部、
    (D)BET法による比表面積が50〜400m2/gであるヒュームドシリカ
    5〜30質量部、
    (E)付加反応触媒 (A)成分に対して白金族金属量として0.5〜1000ppm
    を必須成分とし、25℃において、せん断速度が10s-1の時の粘度が20〜200Pa・sの範囲であることを特徴とする固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料。
  2. (A)及び(B)成分中の合計アルケニル基と、(C)成分中のSi−H基とのモル比がSi−H基/アルケニル基=0.8〜5.0の範囲であることを特徴とする請求項1記載の固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料。
  3. 25℃において、せん断速度が10s-1の時の粘度をV(10)、0.9s-1の時の粘度をV(0.9)とした時、1.0<V(0.9)/V(10)<2.5の範囲内であることを特徴とする請求項1記載の固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料。
  4. (B)成分の生ゴム状オルガノポリシロキサンが、アルケニル基を含有し、かつその含有量が1.0×10-6〜1.0×10-3mol/gの範囲であることを特徴とする請求項1記載の固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項記載のシール材料の硬化物からなる固体高分子型燃料電池セパレータシール。
  6. 金属薄板又は導電性粉末とバインダーとを含む基材の少なくとも片面の周縁部にシール部が形成されてなる固体高分子型燃料電池セパレータであって、上記シール部が請求項1乃至のいずれか1項記載のシール材料の硬化物からなる固体高分子型燃料電池セパレータ。
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