JP2003151586A - 固体高分子型燃料電池セパレータシール用ゴム組成物及びこれを用いたシール材並びに固体高分子型燃料電池セパレータ - Google Patents
固体高分子型燃料電池セパレータシール用ゴム組成物及びこれを用いたシール材並びに固体高分子型燃料電池セパレータInfo
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Abstract
くとも片側周縁部をシールするシール用ゴム組成物であ
って、重合度が10以下の低分子オルガノポリシロキサ
ンの含有量が0.2重量%以下であることを特徴とする
固体高分子型燃料電池セパレータシール用ゴム組成物及
びシール材並びに固体高分子型燃料電池セパレータを提
供する。 【効果】 本発明のゴム組成物を用いることにより、重
合度が10以下の低分子オルガノポリシロキサンの溶出
が少ないシール材が得られる。このシール材は、特に、
セパレータの冷媒として用いる水や水とエチレングリコ
ールの混合物に溶出しやすい重合度が10以下の無官能
性オルガノポリシロキサンの溶出が殆どないため、固体
高分子型燃料電池セパレータシール材として有用であ
る。
Description
して使用できる固体高分子型燃料電池のセパレータシー
ル用ゴム組成物及びこれを用いたシール材並びに固体高
分子型燃料電池セパレータに関する。
池は、資源の枯渇に留意する必要がある化石燃料を使用
する必要が殆どない上に、発電において騒音を殆ど発生
せず、エネルギーの回収率も他のエネルギー発生機関と
比べて高くできる等の優れた性質を持つために、ビルや
工場の比較的小型の発電プラントとして開発が進めら
れ、一部実用化している。中でも固体高分子燃料電池
は、他のタイプの燃料電池と比べて低温で作動するの
で、電池を構成する部品について材料面での腐食の心配
が少ないばかりか、低温作動の割に比較的大電流を放電
可能といった特徴をもち、家庭のコージェネレーション
用としてだけでなく、車載用の内燃機関の代替電源とし
ても注目を集めている。
の中で、セパレータは、一般に平板の両面又は片面に複
数の並行する溝を形成してなるもので、燃料電池セル内
のガス拡散電極で発生した電気を外部へ伝達すると共
に、発電の過程で前記溝中に生成した水を排水し、当該
溝を燃料電池セルへ流入する反応ガスの流通路として確
保するという役割を担っている。このような電池用のセ
パレータとしては、より小型化が要求され、また多数の
セパレータを重ね合わせて使用することから、耐久性が
優れ、長期間使用できるセパレータシール材が要求され
ている。
種樹脂からなるシール材が検討されているが、成型性、
耐熱性、弾性に優れたシリコーンゴム製のパッキング材
が主に使用されている。シリコーンゴムとしては、特
に、より成形性に優れた付加硬化型のシリコーンゴム組
成物のゴム硬化物が用いられているが、シリコーンゴム
は一般に低分子シロキサンと呼ばれる無官能性のオリゴ
マーを含んでおり、これらの溶出が問題とされている。
特に、上記のような自動車用や家庭用では、水や水とエ
チレングリコールの混合物でセパレータを冷却する際
に、これら冷却液に低分子シロキサンが溶出することに
よる悪影響が懸念されている。
たもので、重合度が10以下の低分子オルガノポリシロ
キサン、特に水や水とエチレングリコールの混合物に溶
け出しやすい重合度が10以下の無官能性オルガノポリ
シロキサンの溶出が殆どないシール材を与える固体高分
子型燃料電池セパレータシール用ゴム組成物及びこれを
用いたシール材並びに固体高分子型燃料電池セパレータ
を提供することを目的とする。
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結
果、(A)一分子中に珪素原子と結合するアルケニル基
を少なくとも2個有するオルガノポリシロキサン、
(B)一分子中に珪素原子と結合する水素原子を少なく
とも3個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ン、(C)付加反応触媒を所定量含有し、かつ重合度が
10以下の低分子オルガノポリシロキサンの含有量が
0.2重量%以下である固体高分子型燃料電池セパレー
タシール用ゴム組成物を用いることにより、低分子ポリ
シロキサンの溶出が殆どないシール材が得られることを
知見し、本発明をなすに至った。
セパレータの少なくとも片側周縁部をシールするシール
用ゴム組成物であって、 (A)一分子中に珪素原子と結合するアルケニル基を少なくとも2個有するオル ガノポリシロキサン 100重量部 (B)一分子中に珪素原子と結合する水素原子を少なくとも3個有するオルガノ ハイドロジェンポリシロキサン 0.5〜20重量部 (C)付加反応触媒 触媒量 を含有し、かつ重合度が10以下の低分子オルガノポリ
シロキサンの含有量が0.2重量%以下であることを特
徴とする固体高分子型燃料電池セパレータシール用ゴム
組成物及びこれを硬化させてなる固体高分子型燃料電池
セパレータシール材を提供する。
ル用ゴム組成物にあっては、特に、(A)成分のオルガ
ノポリシロキサンは、平均重合度が100〜2000
で、かつ珪素原子に結合する全有機基の90%以上がメ
チル基であることが好ましく、更に、(A)成分中のア
ルケニル基の総量と(B)成分中の珪素原子に結合した
水素原子の総量とのモル比が、珪素原子に結合した水素
原子/アルケニル基=0.8〜5.0の範囲であること
が好ましい。
パレータとして、金属薄板、又は導電性粉末とバインダ
ーとを含む基材の少なくとも片面の周縁部に、シール部
として上記ゴム組成物を圧縮成型、注入成型、射出成
型、トランスファー成型、ディッピング、コーティング
又はスクリーン印刷し硬化させてなる固体高分子型燃料
電池セパレータを提供する。
本発明の(A)成分の一分子中に珪素原子と結合するア
ルケニル基を少なくとも2個有するオルガノポリシロキ
サンとしては下記平均組成式(I)で示されるものを用
いることができる。 R1 aSiO(4-a)/2 …(I) (式中、R1は互いに同一又は異種の炭素数1〜10、
好ましくは1〜8の置換又は非置換一価炭化水素基であ
り、aは1.5〜2.8、好ましくは1.8〜2.5の
範囲の正数である。)
換一価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t
ert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキ
シル基、シクロヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デ
シル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリ
ル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニ
ルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基、ビ
ニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、
ブテニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基、オク
テニル基等のアルケニル基や、これらの基の水素原子の
一部又は全部をフッ素、臭素、塩素等のハロゲン原子、
シアノ基等で置換したもの、例えばクロロメチル基、ク
ロロプロピル基、ブロモエチル基、トリフロロプロピル
基、シアノエチル基等が挙げられるが、全R1の90%
以上がメチル基であることが好ましい。
ニル基(炭素数2〜8のものが好ましく、更に好ましく
は2〜6であり、特に好ましくはビニル基である。)で
あることが必要であるが、オルガノポリシロキサン中の
アルケニル基の含有量は、5.0×10-6mol/g〜
5.0×10-3mol/g、特に1.0×10-5mol
/g〜1.0×10-3mol/gであることが好まし
い。アルケニル基の量が5.0×10-6mol/gより
少ないとゴム硬度が低く十分なシール性が得られなくな
る恐れがあり、5.0×10-3mol/gより多いと架
橋密度が高くなりすぎて、脆いゴムとなってしまう恐れ
がある。
原子に結合していても、分子鎖途中の珪素原子に結合し
ていても、両者に結合していてもよいが、少なくとも分
子鎖両末端の珪素原子に結合しているアルケニル基を有
するものであることが好ましい。
は、基本的には直鎖状構造を有することが好ましいが、
部分的には分岐状の構造、環状構造などであってもよ
い。分子量については特に限定はなく、粘度の低い液状
のものから、粘度の高い生ゴム状のものまで使用できる
が、好ましくはオルガノポリシロキサンの平均重合度が
100〜2000、特に150〜1500であるものが
好ましい。平均重合度が100未満では、シリコーンゴ
ム硬化物が弾性に劣るため十分なシール性が得られない
場合があり、2000を超えると、シリコーンゴム組成
物が高粘度となり成形が困難となる場合がある。
と結合する水素原子(Si−H基)を少なくとも3個有
するオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、分子中
のSi−H基が、前記(A)成分中の珪素原子に結合し
たアルケニル基とヒドロシリル付加反応により架橋し、
組成物を硬化させるための架橋剤として作用するもので
ある。
ポリシロキサンとしては、下記平均組成式(II) R2 bHcSiO{4-(b+c)}/2 …(II) (式中、R2は互いに同一または異種の炭素数1〜1
0、好ましくは1〜8の置換又は非置換一価炭化水素基
である。また、bは0.7〜2.1、cは0.001〜
1.0、かつb+c=0.8〜3.0を満足する正数で
ある。)で示され、1分子中に少なくとも3個(通常、
3〜300個)、好ましくは3〜100個、より好まし
くは3〜50個の珪素原子に結合した水素原子を有する
ものが好適に用いられる。
素基としては、前述のR1で例示したものと同様のもの
を挙げることができるが、アルケニル基等の脂肪族不飽
和結合を有しないものが好ましい。また、bは好ましく
は0.8〜2.0、cは好ましくは0.01〜1.0、
b+cは好ましくは1.0〜2.5である。
サンの分子構造は、直鎖状、環状、分岐状、三次元網目
状のいずれの構造であってもよく、一分子中の珪素原子
の数(又は重合度)が2〜300(個)、特に4〜150
(個)程度の室温(25℃)で液状(通常、25℃で1
000mPa・s以下、好ましくは0.1〜500mP
a・s程度)のものが好適に用いられる。
鎖末端、分子鎖の途中のいずれに位置していてもよく、
両方に位置するものであってもよい。
ポリシロキサンとしては、両末端トリメチルシロキシ基
封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、両末端トリ
メチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイ
ドロジェンシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイド
ロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末
端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロ
キサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両
末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシ
ロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、両末端トリ
メチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン
・ジフェニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合
体、(CH3)2HSiO1/2単位とSiO4/2単位とから
なる共重合体、(CH3)2HSiO1/2単位とSiO4/2
単位と(C6H5)3SiO3/2単位とからなる共重合体な
どが挙げられる。
ェンポリシロキサンの配合量は、(A)成分100重量
部に対して0.5〜20重量部、好ましくは0.6〜1
5重量部であるが、特に、(A)成分中のアルケニル基
の総量と(B)成分中の珪素原子と結合する水素原子
(Si−H基)の総量とのモル比が、珪素原子と結合する
水素原子(Si−H基)/アルケニル基=0.8〜5.
0、特に1.0〜3.0になるように配合することが好
ましい。 この比が0.8より小さい場合や5.0より大
きい場合、得られるゴム硬化物の圧縮永久歪が大きくな
って、シール性が不十分となってしまう恐れがある。
(A)成分のオルガノポリシロキサンのアルケニル基と
(B)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンの
珪素原子に結合した水素原子(Si−H基)とを付加反
応させるための触媒である。上記付加反応触媒として
は、白金黒、塩化第2白金、塩化白金酸、塩化白金酸と
一価アルコ−ルとの反応物、塩化白金酸とオレフィン類
との錯体、白金ビスアセトアセテート等の白金系触媒、
パラジウム系触媒、ロジウム系触媒などの白金族金属系
触媒が挙げられるが、特に白金系触媒が好ましい。
よく、触媒量であり、通常、(A)成分及び(B)成分
の合計に対して白金族金属量として、0.5〜1000
ppm、特に1〜500ppm程度が好ましい。1pp
m未満では付加反応が十分促進されず、硬化、発泡が不
十分となる場合があり、1000ppmを超えると、反
応性に対する効果が変わらなくなる場合があり、不経済
となる恐れがある。
ち、1分子中の珪素原子の数)が10以下の低分子オル
ガノポリシロキサンの含有量を0.2重量%以下(即
ち、0〜0.2重量%)、好ましくは0.15重量%以
下(即ち、0〜0.15重量%)とするものであり、上
記低分子オルガノポリシロキサンとしては、分子内に反
応性の基、例えばアルケニル基や珪素原子に結合した水
素原子(Si−H基)を含まない無官能性オルガノポリ
シロキサン、特に、下記式(III)又は(IV)
炭素数が1〜6のアルキル基又はフェニル基、好ましく
はメチル基である。)で示される構造を有する化合物
(即ち、環状又は直鎖状のジオルガノポリシロキサンオ
リゴマー)を主成分とするもの、とりわけ、式(II
I)の環状オルガノポリシロキサン(代表的には、環状
ジメチルポリシロキサン)を主成分とするものを挙げる
ことができるが、これらは、官能性又は無官能性シリコ
ーンオイルを製造する際の未反応の原料、又は副生成物
としてシリコーンオイル中に存在するものである。
する方法は、これらを除去し得る方法であればいかなる
方法でもよいが、減圧下で加熱して留去させる方法が一
般的である。また、上記低分子オルガノポリシロキサン
は、(A)成分のオルガノポリシロキサン中に多く含ま
れるため、予め(A)成分中の低分子オルガノポリシロ
キサンを除去してから用いることが好ましいが、これに
限定されず、2種以上の成分を混合してから、これら低
分子オルガノポリシロキサンを除去してもよい。
として、必要に応じてヒュームドシリカ、沈降シリカ、
石英粉、珪藻土、炭酸カルシウムのような充填剤や、カ
−ボンブラック、導電性亜鉛華、金属粉等の導電剤、窒
素含有化合物やアセチレン化合物、リン化合物、ニトリ
ル化合物、カルボキシレート、錫化合物、水銀化合物、
硫黄化合物等のヒドロシリル化反応制御剤、酸化鉄、酸
化セリウムのような耐熱剤、ジメチルシリコ−ンオイル
等の内部離型剤、接着性付与剤、チクソ性付与剤等を配
合することも可能である。
付加反応硬化型シリコーンゴム組成物の硬化物からなる
ものであり、該シリコーンゴム組成物を公知の方法で硬
化して、固体高分子型燃料電池セパレータのシーリング
に使用する。
レータ用シール材を得る方法として、具体的には、上記
シリコーンゴム組成物を圧縮成型、注入成型、射出成型
などによりシール形状に成型してセパレータと組み合わ
せる方法や、ディッピング、コーティング、スクリーン
印刷、インサート成型などによりセパレータとシール材
が一体化したものとして得る方法などがある。なお、こ
れらの硬化条件としては、温度100〜300℃で10
秒〜30分の範囲が好ましい。
としては、金属薄板、又は導電性粉末及びバインダーと
共に一体成型された基材が好適に用いられ、このセパレ
ータ基材に上述の方法でシール材を形成することによ
り、本発明の固体高分子型燃料電池セパレータを得るこ
とができる。
黒鉛等の天然黒鉛、人造黒鉛、アセチレンブラック、ケ
ッチェンブラック等に代表される導電性カーボンブラッ
ク等を挙げることができるが、導電性粉末であれば特に
限定されるものではない。また、バインダーの種類とし
ては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ゴム変性フェノ
ール樹脂などが挙げられる。
レータの一例を示す。本発明においては、セパレータ基
材の周縁部にゴム組成物を圧縮成型、注入成型、射出成
型、トランスファー成型、ディッピング、コーティング
又はスクリーン印刷により形成して硬化させることによ
り、図1に示すような、シリコーンゴム組成物の硬化物
をシール部として用いた、基材1の周縁部に周方向に沿
ってリング状にシール部(シール材)2を形成した固体
高分子型燃料電池セパレータを得ることができる。な
お、図中3はガス流路を示す。
2mmの範囲が好ましい。0.1mm未満ではシール材
の形成がしにくい場合があり、シールが有効でなくなる
恐れがあり、2mmを超えると小型化しづらくなる恐れ
がある。
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、以下の実施例及び比較例において、
原料ジメチルポリシロキサン中の重合度が10以下のジ
メチルポリシロキサン(環状及び直鎖状のジメチルポリ
シロキサンの合計)、及び白金触媒添加前の混合物中の
重合度が10以下のジメチルポリシロキサン(環状及び
直鎖状のジメチルポリシロキサンの合計)の含有量は、
試料1gを10mlのアセトンに溶解し、室温で16時
間放置後、ガスクロマトグラフィーで分析することによ
り測定した値である。
キシ基で封鎖された平均重合度が500で、かつ重合度
が10以下のジメチルポリシロキサンを820ppm
(0.082重量%)含有する25℃での粘度が10P
a・sであるジメチルポリシロキサン(1)68重量
部、比表面積が200m2/gであるヒュームドシリカ
(日本アエロジル社製、アエロジル200)32重量
部、ヘキサメチルジシラザン5重量部、水2.0重量部
を室温で30分混合後、150℃に昇温し、3時間攪拌
後冷却し、シリコーンゴムベースを得た。
に、両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された平
均重合度が250で、かつ重合度が10以下のジメチル
ポリシロキサンを460ppm(0.046重量%)含
有するジメチルポリシロキサン(2)40重量部を入
れ、30分撹拌を続けた後、更に架橋剤として両末端及
び側鎖にSi−H基を有するメチルハイドロジェンポリ
シロキサン(3)(重合度17、Si−H量0.006
0mol/g)を2.2重量部[Si−H基/ビニル基
=1.5]、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノ
ール0.05重量部を添加し、15分撹拌して混合物を
得た。この混合物中の重合度が10以下のジメチルポリ
シロキサン含有量を測定した結果、420ppm(0.
042重量%)であった。
%)0.1重量部を混合してシリコーンゴム組成物を
得、120℃/10分のプレスキュアにより厚さ2mm
のシートを作成した。このゴムシート10gを切断し、
水又はエチレングリコール100gに浸漬し、80℃で
1週間抽出を行い、ガスクロマトグラフィーにより重合
度が10以下のオルガノポリシロキサンの溶出量(シリ
コーンゴム硬化物の重量を基準とした量)を測定した。
結果を表1に示した。
(1)及び(2)は、それぞれ公知の方法により製造さ
れたジメチルポリシロキサンを、0.5mmHgの減圧
下、200℃で10時間攪拌して、低沸成分を留去した
ものである。
キサン(2)68重量部、比表面積が130m2/gで
ある表面をジメチルジクロロシランにより疎水化処理し
たヒュームドシリカ(日本アエロジル社製、アエロジル
R972)22重量部、ヘキサメチルジシラザン3重量
部、水2.0重量部を室温で30分混合後、150℃に
昇温し、3時間攪拌後冷却し、シリコーンゴムベースを
得た。
両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された平均重
合度が180で、かつ重合度が10以下のジメチルポリ
シロキサンを80ppm(0.008重量%)含有する
ジメチルポリシロキサン(4)50重量部を入れ、30
分撹拌を続けた後、更に架橋剤として両末端及び側鎖に
Si−H基を有するメチルハイドロジェンポリシロキサ
ン(3)(重合度17、Si−H量0.0060mol
/g)を5.3重量部[Si−H基/ビニル基=2.
0]、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール
0.05重量部を添加し、15分撹拌して混合物を得
た。この混合物中の重合度が10以下のジメチルポリシ
ロキサン含有量を測定した結果、220ppm(0.0
22重量%)であった。
%)0.1重量部を混合してシリコーンゴム組成物を
得、120℃/10分のプレスキュアにより厚さ2mm
のシートを作成した。これを実施例1と同様にして水又
はエチレングリコール100gに浸漬し、80℃で1週
間抽出を行い、ガスクロマトグラフィーにより重合度が
10以下のオルガノポリシロキサンの溶出量を測定し
た。結果を表1に示した。
キシ基で封鎖された平均重合度が500で、かつ重合度
が10以下のジメチルポリシロキサンを2500ppm
(0.25重量%)含有するジメチルポリシロキサン
(5)68重量部、比表面積が200m2/gであるヒ
ュームドシリカ(日本アエロジル社製、アエロジル20
0)32重量部、ヘキサメチルジシラザン5重量部、水
2.0重量部を室温で30分混合後、150℃に昇温
し、3時間攪拌後冷却し、シリコーンゴムベースを得
た。
に、両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された平
均重合度が250で、かつ重合度が10以下のジメチル
ポリシロキサンを3500ppm(0.35重量%)含
有するジメチルポリシロキサン(6)40重量部を入
れ、30分撹拌を続けた後、更に架橋剤として両末端及
び側鎖にSi−H基を有するメチルハイドロジェンポリ
シロキサン(3)(重合度17、Si−H量0.006
0mol/g)を2.2重量部[Si−H基/ビニル基
=1.5]、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノ
ール0.05重量部を添加し、15分撹拌して混合物を
得た。この混合物中の重合度が10以下のジメチルポリ
シロキサン含有量を測定した結果、2800ppm
(0.28重量%)であった。
%)0.1重量部を混合してシリコーンゴム組成物を
得、120℃/10分のプレスキュアにより厚さ2mm
のシートを作成した。これを実施例1と同様にして水又
はエチレングリコール100gに浸漬し、80℃で1週
間抽出を行い、ガスクロマトグラフィーにより重合度が
10以下のオルガノポリシロキサンの溶出量を測定し
た。結果を表1に示した。
キサン(5)68重量部、比表面積が130m2/gで
ある表面をジメチルジクロロシランにより疎水化処理し
たヒュームドシリカ(日本アエロジル社製、アエロジル
R972)22重量部、ヘキサメチルジシラザン3重量
部、水2.0重量部を室温で30分混合後、150℃に
昇温し、3時間攪拌後冷却し、シリコーンゴムベースを
得た。
両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された平均重
合度が180で、かつ重合度が10以下のジメチルポリ
シロキサンを4500ppm(0.45重量%)含有す
るジメチルポリシロキサン(7)50重量部を入れ、3
0分撹拌を続けた後、更に架橋剤として両末端及び側鎖
にSi−H基を有するメチルハイドロジェンポリシロキ
サン(3)(重合度17、Si−H量0.0060mo
l/g)を5.3重量部[Si−H基/ビニル基=2.
0]、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール
0.05重量部を添加し、15分撹拌して混合物を得
た。この混合物中の重合度が10以下のジメチルポリシ
ロキサン含有量を測定した結果、3200ppm(0.
32重量%)であった。
%)0.1重量部を混合してシリコーンゴム組成物を
得、120℃/10分のプレスキュアにより厚さ2mm
のシートを作成した。これを実施例1と同様にして水又
はエチレングリコール100gに浸漬し、80℃で1週
間抽出を行い、ガスクロマトグラフィーにより重合度が
10以下のオルガノポリシロキサンの溶出量を測定し
た。結果を表1に示した。
り、重合度が10以下の低分子オルガノポリシロキサン
の溶出が少ないシール材が得られる。このシール材は、
特に、セパレータの冷媒として用いる水や水とエチレン
グリコールの混合物に溶出しやすい重合度が10以下の
無官能性オルガノポリシロキサンの溶出が殆どないた
め、固体高分子型燃料電池セパレータシール材として有
用である。
例を示す平面図である。
す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 固体高分子型燃料電池セパレータの少な
くとも片側周縁部をシールするシール用ゴム組成物であ
って、 (A)一分子中に珪素原子と結合するアルケニル基を少なくとも2個有するオル ガノポリシロキサン 100重量部 (B)一分子中に珪素原子と結合する水素原子を少なくとも3個有するオルガノ ハイドロジェンポリシロキサン 0.5〜20重量部 (C)付加反応触媒 触媒量 を含有し、かつ重合度が10以下の低分子オルガノポリ
シロキサンの含有量が0.2重量%以下であることを特
徴とする固体高分子型燃料電池セパレータシール用ゴム
組成物。 - 【請求項2】 (A)成分のオルガノポリシロキサンの
平均重合度が100〜2000で、かつ珪素原子に結合
する全有機基の90%以上がメチル基であることを特徴
とする請求項1記載の固体高分子型燃料電池セパレータ
シール用ゴム組成物。 - 【請求項3】 (A)成分中のアルケニル基の総量と
(B)成分中の珪素原子と結合する水素原子の総量との
モル比が、珪素原子と結合する水素原子/アルケニル基
=0.8〜5.0の範囲であることを特徴とする請求項
1又は2記載の固体高分子型燃料電池セパレータシール
用ゴム組成物。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載のゴ
ム組成物の硬化物からなる固体高分子型燃料電池セパレ
ータシール材。 - 【請求項5】 金属薄板、又は導電性粉末とバインダー
とを含む基材の少なくとも片面の周縁部に、シール部と
して請求項1乃至3のいずれか1項記載のゴム組成物を
圧縮成型、注入成型、射出成型、トランスファー成型、
ディッピング、コーティング又はスクリーン印刷し硬化
させてなる固体高分子型燃料電池セパレータ。
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