JP4513408B2 - 車両のピラー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のピラー構造に関するものである。
従来より、車体外板を構成するピラーアウタと、該ピラーアウタの車体内側に配設されるピラーインナと、両者間に配設される補強用部材とを備えた車両のピラー構造は知られている。
例えば、特許文献1においては、フロントピラーを補強するために、補強用部材として、ピラー内に補強用パイプを設け、インパネレインフォースメントの端部と共締めすることで、補強された取付ブラケットに固定している。このことで、補強用パイプの振動を低減している。
特開2000−177629号公報
しかしながら、従来の車両のピラー構造では、ピラーアウタの下側は、生産性や部品点数低減の関係から、サイドドアのヒンジ部を補強するための補強部材(ヒンジレインフォースメント)を備えたロアピラーアウタと一体に成形されている。
したがって、特にオープンカーの場合、プレス成形する上での制約から、ピラーアウタと左右のピラー間を結ぶヘッダ部とは別体に形成されている。このため、別々に成形されたピラーアウタとヘッダ部とを溶接する必要がある。この溶接部の見映えが悪いため、表面処理を行う必要があるが、その工数は膨大で生産性が悪いという問題があった。
一方、ピラーアウタとヘッダ部とを一体に成形すると、成形上の制約からピラーアウタとロアピラーアウタとを別体に成形せざるを得ない。そうすると、車両転覆時にピラーに曲げ方向の荷重がかかった場合、ピラーアウタとロアピラーアウタとの接合部で剥離が生じて突っ張り力が働かず、ピラーの倒れ強さが弱くなるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ピラー内部の補強部材の構成に工夫を加えることで、ピラーアウタが上下で別体に成形された場合であっても、転覆時のピラーの倒れ強さを保つことにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、別体に成形されたピラーアウタに跨るよう補強部材を配置した。
具体的には、第1の発明では、車体外側に配設されるピラーアウタと、該ピラーアウタの車体内側に配設されるピラーインナと、両者間に配設される補強用のピラーレインフォースメントとを備えた車両のピラー構造を対象とする。
そして、上記ピラーアウタとピラーインナとの間には、ピラーの軸方向に延び、車両転覆時のピラーの倒れを防止する棒状補強部材が配設され、その一部が上記ピラーレインフォースメントに固定されている一方、上記ピラーアウタは、車体上側の外板を形成するピラーアウタパネルと、該ピラーアウタパネルの下端部から車体下側へ延びるロアピラーアウタとで構成され、上記ピラーレインフォースメントは、上記ピラーアウタパネルと上記ロアピラーアウタとに跨るように配置されており、上記ピラーアウタパネルは、左右のピラー間を結ぶヘッダ部と一体に形成されている構成とする。
すなわち、横転時、ピラーに対して荷重が後方且つ車幅方向へ働くと、ピラーの外側には引っ張り力が働く。つまり、従来一体であったピラーアウタパネルとロアピラーアウタとが分割されている場合、両パネル間には、該両パネル間を剥離(分離)させる方向への力が加わる。
しかし、本発明の構成によると、ピラーレインフォースメントがピラーアウタパネルとロアピラーアウタとの間に跨るように設けられているため、両パネル間に働いている引っ張り力を、このピラーレインフォースメントで受け止めることができる。
また、ピラーレインフォースメントには、ピラーの倒れを防止する棒状補強部材が固定されているので、さらにピラーレインフォースメントの曲げ剛性や引っ張り強さが向上すると共に、ピラー全体の剛性も向上する。
このため、転覆時などにピラーを倒そうとする力がかかっても、ピラーアウタパネルとロアピラーアウタとの間での剥離の発生が防止される。そして、ピラーアウタパネルとヘッダ部とが一体に成形されているので、従来のようにピラーアウタパネルとヘッダ部との間に接合面が表れず、且つ溶接部の表面処理を行う必要がない。
第2の発明では、上記棒状補強部材は、少なくとも上記ピラーアウタパネルと上記ロアピラーアウタとに跨るように配置されている。
上記の構成によると、棒状補強部材によってピラーアウタパネルとロアピラーアウタとの接合部の剛性がさらに向上されるので、さらに、ピラーアウタとピラーレインフォースメントとの間の剥離の発生が効果的に防止される。
第3の発明では、上記ピラーレインフォースメントを車体に対して水平な面で切ったときの断面形状が、該ピラーレインフォースメントの棒状補強部材が固定されている領域に亘り、上記車両転覆時のピラーの倒れ方向と略一致するように直線状に延びたものとなっている。
上記の構成によると、ピラーレインフォースメントの棒状補強部材が固定されている領域のどの断面においても、車両転覆時のピラーを倒そうとする荷重によって応力集中が発生する屈曲点が存在しないため、棒状補強部材が途中で折れ曲がるのが防止される。
第4の発明では、上記ピラーアウタとピラーインナとが複数の締結部材によって互いに締結されており、該締結部材は、車体上下方向で上記棒状補強部材を挟むように配置されている。
上記の構成によると、車両転覆時にピラーが倒れようとするときに、棒状補強部材がその上下に設けた締結部材に当接するので、ピラーが倒れるのが防止される。
第5の発明では、上記締結部材に挟まれた領域には、車幅方向に延びるインパネレインフォースメントの端部が連結されている。
上記の構成によると、車両転覆時に棒状補強部材から締結部材に伝達された荷重がインパネレインフォースメントにも伝達されるので、さらにピラーの倒れ防止の効果が向上する
以上説明したように、上記第1の発明の車両のピラー構造によると、ピラーアウタとピラーインナとの間に、ピラーアウタパネルとロアピラーアウタと跨るようにピラーレインフォースメントを設け、そのピラーレインフォースメントに棒状補強部材の一部を固定している。このため、ピラーレインフォースメントの曲げ剛性や引っ張り強さが向上され、転覆時などにピラーを倒そうとする力がかかっても、ピラーアウタパネルとロアピラーアウタとの間での剥離の発生が防止される。このことで、ピラーアウタがピラー全体の倒れに抗する機能を果たすことができ、結果としてピラー全体の車両転覆時の倒れ強さを向上させることができる。したがって、ピラーアウタが上下で別体に成形された場合であっても、車両転覆時の乗員の安全が確保できる。しかも、ピラーアウタパネルを左右のピラー間を結ぶヘッダ部と一体に形成して溶接部の仕上げ加工を不要にしている。このため、従来に比して作業工数が大幅に減って製造コストを軽減できる。
上記第2の発明では、ピラーアウタパネルとロアピラーアウタとに跨るように配置した棒状補強部材によって、ピラーアウタパネルとロアピラーアウタとの間の剛性をさらに向上させている。このため、ピラーアウタとロアピラーアウタとの間での剥離の発生を効果的に防止することができる。
上記第3の発明では、ピラーレインフォースメントにおける棒状補強部材が固定されている領域に亘り、車体に水平な断面を車両転覆時のピラーの倒れ方向と略一致するように延びるものとしている。このため、車両転覆時にピラーを倒そうとする方向に力が加わっても、応力集中が発生せず、転覆時のピラーの倒れ強さが確実に向上される。
上記第4の発明では、上記ピラーアウタとピラーインナとを互いに締結する締結部材を車体上下方向で補強部材を挟むように配置している。このため、車両転覆時に棒状補強部材が締結部材に当接して、ピラーが倒れるのを防ぐことができ、乗員の安全を確保することができる。
上記第5の発明では、締結部材に挟まれた領域にインパネレインフォースメントの端部を連結させて、車両転覆時に棒状補強部材から締結部材に伝達された荷重をインパネレインフォースメントにも伝達させている。このため、さらにピラーの倒れ防止の効果が向上する
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態にかかる車両のピラー構造1が設けられたオープンカーの運転席前側車体を示す。この車両のピラー構造1では、左右のフロントピラー3と該左右のフロントピラー3を結ぶヘッダ部5とがフロントウインド(図示せず)を囲むように形成されている。
そして、図2及び図3にも拡大詳示するように、フロントピラー3の下部は、車体側方で後方に延びるサイドシル8に接合したロアピラー9に結合されている。このロアピラー9は、車幅方向外側のロアピラーアウタ15と、その内側のロアピラーインナ16とからなる。
上記フロントピラー3は、車体外側に配設されるピラーアウタ11と、該ピラーアウタ11の車体内側に配設されるピラーインナ21とを備えている。
上記ピラーアウタ11は、車体上側の外板を形成するピラーアウタパネル13と、該ピラーアウタパネル13の下端部から車体下側へ延びるロアピラーアウタ15とで構成されている。つまり、ピラーアウタパネル13と、ロアピラーアウタ15との間には、接合面19が形成されているが、本実施形態では、その接合面19は、車体の外板を形成するフェンダー又はフロントドア(共に図示せず)によって隠されるので、外観上に目立たない位置にくるようになっている。
上記ヘッダ部5と上記ピラーアウタ11のピラーアウタパネル13とは、打ち抜き成形によって一体に成形されている。つまり、ヘッダ部5とピラーアウタパネル13との間には、接合面は形成されていない。また、上記ロアピラーアウタ15には、フロントドアの上側ヒンジ部(共に図示せず)を支えるヒンジレインフォースメント17が接合されている。
上記ピラーインナ21は、その上部が上記ピラーアウタパネル13に対応する形状を有する一方、その下部が上記ロアピラーインナ16に対応する形状を有し、該ロアピラーインナ16に接合されている。
上記ピラーアウタ11とピラーインナ21との間には、フロントピラー3を補強するためのピラーレインフォースメント31が、上記ピラーアウタパネル13と上記ロアピラーアウタ15との接合面19に跨るように配置されている。すなわち、図4にも示すように、このピラーレインフォースメント31は、ロアピラー9の上側部分に対応した形状を有し、その後縁部がピラーアウタ11及びピラーインナ21に挟まれた形で溶接されて固定されており、前縁下部はロアピラーアウタ15に固定されている。そして、図5にも示すように、このピラーレインフォースメント31には、フロントピラー3の延びる方向に円弧状の凹溝33が連続して設けられている。
そして、上記ピラーレインフォースメント31の凹溝33には、棒状補強部材としての補強パイプ41が挿入されて固定されている。この補強パイプ41は、金属製の丸パイプよりなり、フロントピラー3の軸方向に延びている。補強パイプ41は、その下側がピラーレインフォースメント31の凹溝33に溶接され、上記ピラーアウタパネル13と上記ロアピラーアウタ15との接合面19を跨ぐように配置されている。また、補強パイプ41の上端部には、矩形板状の鋼板を折り曲げて成形した係止ブラケット43が溶着されており、この係止ブラケット43はピラーインナ21に溶接により固定されている。このように構成することで、補強パイプ41は、車両転覆時のフロントピラー3の倒れを防止する役割を果たしている。
図5に示すように、上記ピラーレインフォースメント31を車体に対して水平な面で切ったときの断面形状は、ピラーレインフォースメント31の補強パイプ41が固定されている領域に亘り、上記車両転覆時のフロントピラー3の倒れ方向(図5に矢印Aで示す)と略一致するように直線状に延びたものとなっている。なお、フロントピラー3の倒れ方向は、通常、車体後方且つ車体内側方向となっている。
また、上記ピラーレインフォースメント31には、車体上下方向で上記補強パイプ41を挟むように、2本のスペーサ51,52が接合されている。各スペーサ51,52は、略水平に延びる丸パイプよりなる。上側スペーサ51は、ピラーレインフォースメント31を貫通した状態でピラーレインフォースメント31に溶接され、下側スペーサ52は、上側スペーサ51よりも短く、ピラーレインフォースメント31を貫通せずに、ピラーインナ21側の面に溶接されている。この2本のスペーサ51,52に、例えばボルトとナットからなる締結部材53を挿入して上記ピラーアウタ11とピラーインナ21とピラーレインフォースメント31とが互いに締結されている。
さらに、上記締結部材53は、車幅方向に延びるインパネレインフォースメント55の端部に設けたフランジ部57もピラーインナ21と共に締め付けている。
−作用−
次に本実施形態にかかる車両のピラー構造1が車両転覆時に車体を支える作用について説明する。
まず、車両転覆時には、フロントピラー3上部には、車体後方且つ車体内側に向かって該フロントピラー3を倒そうとする方向に荷重がかかる。
すると、フロントピラー3には、曲げ荷重が加わる。しかし、この曲げ荷重は、フロントピラー3内に延びる補強パイプ41と、その補強パイプ41の下側を支えるピラーレインフォースメント31とによって支えられる。
そして、その曲げモーメントは、ロアピラーアウタ15に設けたヒンジレインフォースメント17によって支えられる。
さらに、補強パイプ41に加わった曲げモーメントは、ピラーレインフォースメント31からスペーサ51,52及び締結部材53にも伝えられ、さらにインパネレインフォースメント55に伝達される。
このようにして、車両転覆時のフロントピラー3を倒そうとする荷重は車体全体で吸収される。
−実施形態の効果−
したがって、本実施形態にかかる車両のピラー構造1によると、ピラーアウタ11とピラーインナ21との間に、ピラーアウタパネル13とロアピラーアウタ15とに跨るようにピラーレインフォースメント31を設け、そのピラーレインフォースメント31に補強パイプ41の一部を固定している。このため、ピラーレインフォースメント31の曲げ剛性や引っ張り強さが向上され、転覆時などにフロントピラー3を倒そうとする力がかかっても、ピラーアウタパネル13とロアピラーアウタ11との間での剥離の発生が防止され、ピラーアウタ11がフロントピラー3全体の倒れに抗する機能を果たすことができ、結果としてフロントピラー3全体の車両転覆時の倒れ強さを向上させることができる。したがって、ピラーアウタ11が上下で別体に成形された場合であっても、車両転覆時の乗員の安全が確保できる。
また、ピラーアウタパネル13とロアピラーアウタ15とに跨るように配置した補強パイプ41によって、ピラーアウタパネル13とロアピラーアウタ15との間の剛性をさらに向上させている。このため、ピラーアウタ11とピラーレインフォースメント31との間の剥離の発生を効果的に防止することができる。
また、ピラーレインフォースメント31の補強パイプ41が固定されている領域に亘り、車体に水平な断面を車両転覆時のフロントピラー3の倒れ方向と略一致するように延びるものとしている。このため、車両転覆時にフロントピラー3を倒そうとする方向に力が加わっても、応力集中が発生せず、転覆時のフロントピラー3の倒れ強さが確実に向上される。
また、上記ピラーアウタ11とピラーインナ21とを互いに締結する締結部材53を車体上下方向で補強パイプ41を挟むように配置している。このため、車両転覆時に補強パイプ41が締結部材53に当接して、フロントピラー3が倒れるのを防ぐことができ、乗員の安全を確保することができる。
また、締結部材53に挟まれた領域にインパネレインフォースメント55の端部を連結させて、車両転覆時に補強パイプ41から締結部材53に伝達された荷重をインパネレインフォースメント55にも伝達させている。このため、さらにフロントピラー3の倒れ防止の効果が向上する。
さらに、ピラーアウタパネル13を左右のフロントピラー3間を結ぶヘッダ部5と一体に形成して溶接部の仕上げ加工を不要にしている。このため、従来に比して作業工数が大幅に減って製造コストを軽減できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、オープンカーのピラー構造1について説明したが、オープンカーでない、アッパー側フレームを有する車両にも本発明が適用できるのは勿論のことである。
また、上記実施形態では、棒状補強部材を丸パイプにより構成したが、角パイプでも、棒鋼でも構わない。要は曲げ荷重に強い閉断面状に延びるものであればよい。
以上説明したように、本発明は、オープンカーなどの車両のピラー構造について有用である。
本発明の実施形態にかかる車両のピラー構造が設けられた運転席前側車体を示す斜視図である。 フロントピラーを車体外側から見た側面図である。 フロントピラーを車体内側から見た側面図である。 ピラーレインフォースメントの側面図である。 図2のV−V線断面図である。
1 車両のピラー構造
3 フロントピラー
5 ヘッダ部
11 ピラーアウタ
13 ピラーアウタパネル
15 ロアピラーアウタ
17 ヒンジレインフォースメント
21 ピラーインナ
31 ピラーレインフォースメント
41 補強パイプ(棒状補強部材)
53 締結部材
55 インパネレインフォースメント

Claims (5)

  1. 車体外側に配設されるピラーアウタと、該ピラーアウタの車体内側に配設されるピラーインナと、両者間に配設される補強用のピラーレインフォースメントとを備えた車両のピラー構造であって、
    上記ピラーアウタとピラーインナとの間には、ピラーの軸方向に延び、車両転覆時のピラーの倒れを防止する棒状補強部材が配設され、その一部が上記ピラーレインフォースメントに固定されている一方、
    上記ピラーアウタは、車体上側の外板を形成するピラーアウタパネルと、該ピラーアウタパネルの下端部から車体下側へ延びるロアピラーアウタとで構成され、
    上記ピラーレインフォースメントは、上記ピラーアウタパネルと上記ロアピラーアウタとに跨るように配置されており、
    上記ピラーアウタパネルは、左右のピラー間を結ぶヘッダ部と一体に形成されていることを特徴とする車両のピラー構造。
  2. 請求項1に記載の車両のピラー構造において、
    上記棒状補強部材は、少なくとも上記ピラーアウタパネルと上記ロアピラーアウタとに跨るように配置されていることを特徴とする車両のピラー構造。
  3. 請求項1又は2に記載の車両のピラー構造において、
    上記ピラーレインフォースメントを車体に対して水平な面で切ったときの断面形状が、該ピラーレインフォースメントの棒状補強部材が固定されている領域に亘り、上記車両転覆時のピラーの倒れ方向と略一致するように直線状に延びたものとなっていることを特徴とする車両のピラー構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両のピラー構造において、
    上記ピラーアウタとピラーインナとが複数の締結部材によって互いに締結されており、
    上記締結部材は、車体上下方向で上記棒状補強部材を挟むように配置されていることを特徴とする車両のピラー構造。
  5. 請求項4に記載の車両のピラー構造において、
    上記締結部材に挟まれた領域には、車幅方向に延びるインパネレインフォースメントの端部が連結されていることを特徴とする車両のピラー構造
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