JP7152446B2 - フロントピラー下部構造 - Google Patents

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Description

本開示は、フロントピラー下部構造に関する。
車両の前面の一部が衝突するオフセット衝突や微小ラップ衝突では、衝突によって後退する前輪から大きな負荷が車室の骨格を構成するフロントピラー及びロッカーに入力される。微小ラップ衝突時の負荷によってフロントピラー及びロッカーが変形すると、車室も大きく変形する。
微小ラップ衝突時の車室の変形を抑えるために、フロントピラーをロッカーとの結合部で折り曲げさせることで、ロッカーへの荷重の伝達を抑制する構造が考案されている(特許文献1参照)。
国際公開第2014/155539号
上記公報の構造では、微小ラップ衝突時の荷重がフロントピラーに集中する。そのため、フロントピラーの変形量が大きくなり、結果として車室の変形量を十分に抑制することができない。
本開示の一局面は、微小ラップ衝突時のフロントピラーの変形を抑制できるフロントピラー下部構造を提供することを目的としている。
本開示の一態様は、上下方向に延伸するフロントピラーと、車両前後方向に延伸し、フロントピラーの下端部に接合されたロッカーとを備えるフロントピラー下部構造である。フロントピラーは、ロッカーよりも車両幅方向内側に配置されたインナパネルと、インナパネルと共にロッカーを車両幅方向に挟むように配置されたアウタパネルと、を有する。
アウタパネルは、アッパパネルと、アッパパネルに重ねて接合されると共に、アッパパネルよりも下方に延伸するロアパネルと、を有する。アッパパネル又はロアパネルは、アッパパネルとロアパネルとの接合領域よりも車両幅方向内側において、車両前後方向から視て車両幅方向に曲がった曲がり部を有する。
このような構成によれば、アッパパネルとロアパネルとが重ね合わされた接合領域と、アッパパネルの曲がり部とによって、フロントピラーの車両前後方向の入力に対する強度が向上する。その結果、微小ラップ衝突時のフロントピラーの変形を抑制できる。
本開示の一態様では、ロアパネルの引張強度は、アッパパネルの引張強度よりも大きくてもよい。このような構成によれば、微小ラップ衝突時にロアパネルに入力された荷重が、ロッカーに伝達されやすくなる。その結果、フロントピラーの変形抑制効果が促進される。
本開示の一態様では、ロアパネルは、ロッカーに下方から重なる回り込み部を有してもよい。このような構成によっても、微小ラップ衝突時にロアパネルに入力された荷重がロッカーに伝達されやすくなる。その結果、フロントピラーの変形抑制効果が促進される。
本開示の一態様では、アッパパネルは、ロッカーに接合されなくてもよい。このような構成によれば、アッパパネルからロッカーへの荷重の伝達が抑制されるため、ロッカーに入力される曲げ荷重を低減できる。その結果、フロントピラーの変形を抑制しつつ、ロッカーの折れも抑制できる。
本開示の一態様では、フロントピラーは、ロッカーよりも上方においてインナパネルとアウタパネルとに接合された補強部材をさらに有してもよい。ロアパネルの上端は、補強部材よりも下方に位置してもよい。このような構成によれば、微小ラップ衝突時にロアパネルよりも上の部位が変形し易くなるため、ロッカーに入力される曲げ荷重を低減できる。その結果、フロントピラーの変形を抑制しつつ、ロッカーの折れも抑制できる。
本開示の一態様では、接合領域に、ドアが取り付けられるように構成されたドア取付部が設けられてもよい。このような構成によれば、アッパパネルとロアパネルとが重ね合わされた接合領域にドアが取り付けられるため、ドアのフロントピラーに対する取り付け剛性を高めることができる。
図1は、実施形態のフロントピラー下部構造の模式的な側面図である。 図2は、図1のII-II線での模式的な断面図である。 図3は、図1のフロントピラーの模式的な分解斜視図である。 図4は、図2とは異なる実施形態におけるフロントピラー下部構造の模式的な断面図である。 図5は、図2及び図4とは異なる実施形態におけるフロントピラー下部構造の模式的な部分断面図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1に示されるフロントピラー下部構造1は、フロントピラー2と、ロッカー3とを備える。
フロントピラー2及びロッカー3は、ドア、窓等の他の部材と共に、車両(つまり自動車)の車室101を画定している。また、フロントピラー下部構造1の前方には、車両の前輪102が配置される。フロントピラー下部構造1は、車両の幅方向両側(つまり左右両側)に1つずつ設けられている。
<フロントピラー>
フロントピラー2は、上下方向に延伸すると共に、車両のドア開口の前側及び上側のフレームを構成している。
フロントピラー2は、車室101の上方に配置される上部(つまりフロントピラーアッパ2A)と、前輪102と車室101との間に配置される下部(つまりフロントピラーロア2B)とを有する。
<ロッカー>
ロッカー3は、車両前後方向に延伸すると共に、車両のドア開口の下側のフレームを構成している。ロッカー3は、フロントピラー2の下端部に接合されている。
<フロントピラーの構成>
図2に示すように、フロントピラー2は、インナパネル4と、アウタパネル5と、補強部材6とを備える。
(インナパネル)
インナパネル4は、ロッカー3よりも車両幅方向内側に配置されている。インナパネル4は、アウタパネル5と共に、フロントピラーロア2Bを構成している。
インナパネル4は、上下方向及び車両前後方向に延伸する板面を有する。インナパネル4の車両幅方向外側の面には、補強部材6とロッカー3とが例えば溶接によって接合されている。
(アウタパネル)
アウタパネル5は、インナパネル4と共にロッカー3を車両幅方向に挟むように配置されている。つまり、アウタパネル5は、インナパネル4と対向する板面を有する。アウタパネル5は、アッパパネル51と、ロアパネル52とを有する。
(アッパパネル)
アッパパネル51は、上部51Aと、第1接合部51Bと、曲がり部51Cと、を有する。
上部51Aは、ロアパネル52よりも上方に位置する部位である。上部51Aの車両幅方向内側の面には、後述する補強部材6が例えば溶接によって接合されている。上部51Aは、フロントピラーアッパ2Aに連結されている。
第1接合部51Bは、ロアパネル52と車両幅方向に重ね合わされた部位である。第1接合部51Bは、後述するロアパネル52の第2接合部52Aの車両幅方向内側に配置され、第2接合部52Aに例えば溶接によって接合されている。第1接合部51Bは、上部51Aよりも下方に位置する。
曲がり部51Cは、アッパパネル51とロアパネル52との接合領域53(つまり第1接合部51B)よりも下方かつ車両幅方向内側において、車両前後方向から視て車両幅方向に曲がった部位である。曲がり部51Cは、車両前後方向に延伸している。
具体的には、曲がり部51Cは、第1延伸部51Dと、第2延伸部51Eとを有する。曲がり部51Cは、第1延伸部51Dと第2延伸部51Eとの連結部分で車両幅方向内側に向かって突出する向きに曲がっている。
第1延伸部51Dは、第1接合部51Bの下端から、車両幅方向内側(つまりインナパネル4に近づく向き)かつ下方に延伸している。第2延伸部51Eは、第1延伸部51Dとは異なる角度で、第1延伸部51Dの下端から下方に延伸している。本実施形態では、第2延伸部51Eは、鉛直方向と略平行に延伸している。
曲がり部51Cは車両前後方向に延伸する稜線を有してもよい。つまり、曲がり部51Cは屈曲していてもよい。また、曲がり部51Cは稜線を有しなくてもよい。つまり、曲がり部51Cは湾曲していてもよい。
曲がり部51Cは、フロントピラー2の内部においてロッカー3よりも上方に位置する。つまり、アッパパネル51の下端部は、ロッカー3から離れている。そのため、アッパパネル51は、ロッカー3に接合されていない。また、曲がり部51Cは、ロアパネル52及びインナパネル4の双方から離れて配置されている。
(ロアパネル)
ロアパネル52は、第2接合部52Aと、下部52Bと、回り込み部52Cと、を有する。
第2接合部52Aは、アッパパネル51と車両幅方向に重ね合わされた部位である。第2接合部52Aは、アッパパネル51の第1接合部51Bの車両幅方向外側に配置され、第1接合部51Bに例えば溶接によって接合されている。
ロアパネル52の上端52Dは、補強部材6よりも下方に位置している。したがって、第2接合部52Aは、補強部材6よりも下方に位置している。また、ロアパネル52の上端52Dは、車両幅方向においてアッパパネル51の上部51Aの一部と重なっている。
下部52Bは、第2接合部52Aよりも下方に位置する部位である。下部52Bの車両幅方向内側の面には、ロッカー3が例えば溶接によって接合されている。また、下部52Bの一部は、車両幅方向において、アッパパネル51の曲がり部51Cと重なっている。
回り込み部52Cは、ロッカー3に下方から重なる部位である。回り込み部52Cは、下部52Bの下端からインナパネル4に向かって延伸している。回り込み部52Cの上面には、ロッカー3が例えば溶接によって接合されている。なお、回り込み部52Cは、インナパネル4には当接していない。
ロアパネル52の引張強度は、アッパパネル51の引張強度よりも大きい。ロアパネル52の引張強度は、例えば1180MPa、アッパパネル51の引張強度は、例えば590MPaとされる。
また、ロアパネル52の引張強度とロッカー3の引張強度とを同等とするとよい。つまり、ロアパネル52の材質とロッカー3の材質とを同じとするとよい。これにより、ロアパネル52からロッカー3への荷重伝達が促進される。
(ドア取付部)
アッパパネル51とロアパネル52との接合領域53には、車両のドア(図示省略)が取り付けられるように構成されたドア取付部54(図1参照)が設けられている。
具体的には、図3に示すように、アッパパネル51の第1接合部51Bには、ドアのヒンジをボルトによって連結するための少なくとも1つの第1孔51Fが設けられている。同様に、ロアパネル52の第2接合部52Aにも、第1孔51Fと重なる位置に少なくとも1つの第2孔52Eが設けられている。
(補強部材)
補強部材6は、インナパネル4とアウタパネル5とを車両幅方向に連結する板状の部材である。補強部材6は、ロッカー3よりも上方においてインナパネル4とアウタパネル5とに接合されている。
[1-2.作用]
アッパパネル51の曲がり部51Cは、車両幅方向に曲がっているため、車両前後方向の荷重に対する強度が高い。そのため、曲がり部51Cによって前輪102による入力荷重に対するフロントピラー2の変形が抑制される。
ロアパネル52の引張強度がアッパパネル51の引張強度よりも大きいことで、前輪102からの入力を、フロントピラーロア2Bでより多く受けることができる。また、回り込み部52Cによって、ロッカー3の下方からもロッカー3へ荷重が伝達される。これらの結果、ロアパネル52からロッカー3の軸方向(つまり車両前後方向)に荷重がロッカー3へ伝達されやすくなる。
アッパパネル51がロッカー3に接合されていないことで、ロッカー3にはロアパネル52のみから荷重が伝達される。そのため、ロッカー3における曲げ荷重の発生が抑制される。
ロアパネル52が補強部材6に対して、上下方向にずらして配置されることで、意図的にロアパネル52よりも上の部位(つまりアッパパネル51の上部51Aの下方領域)を変形させ、荷重を吸収させることができる。これにより、ロッカー3における曲げ荷重の発生が抑制される。
[1-3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)アッパパネル51とロアパネル52とが重ね合わされた接合領域53と、アッパパネル51の曲がり部51Cとによって、フロントピラー2の車両前後方向の入力に対する強度が向上する。その結果、微小ラップ衝突時のフロントピラー2の変形を抑制できる。
(1b)ロアパネル52の引張強度がアッパパネル51の引張強度よりも大きいことで、微小ラップ衝突時にロアパネル52に入力された荷重がロッカー3に伝達されやすくなる。その結果、フロントピラー2の変形抑制効果が促進される。
(1c)ロッカー3に下方から重なる回り込み部52Cによって、微小ラップ衝突時にロアパネル52に入力された荷重がロッカー3に伝達されやすくなる。その結果、フロントピラー2の変形抑制効果が促進される。
(1d)アッパパネル51がロッカー3に接合されないことで、アッパパネル51からロッカー3への荷重の伝達が抑制される。そのため、ロッカー3に入力される曲げ荷重を低減できる。その結果、フロントピラー2の変形を抑制しつつ、ロッカー3の折れも抑制できる。
(1e)ロアパネル52の上端52Dが補強部材6よりも下方に位置することで、微小ラップ衝突時にロアパネル52よりも上の部位が変形し易くなる。そのため、ロッカー3に入力される曲げ荷重を低減できる。その結果、フロントピラー2の変形を抑制しつつ、ロッカー3の折れも抑制できる。
(1f)接合領域53にドア取付部54が設けられることで、アッパパネル51とロアパネル52とが重ね合わされた接合領域53にドアが取り付けられる。そのため、ドアのフロントピラー2に対する取り付け剛性を高めることができる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態のフロントピラー下部構造1において、ロアパネル52の引張強度は、必ずしもアッパパネル51の引張強度よりも大きくなくてもよい。つまり、ロアパネル52の引張強度はアッパパネル51の引張強度以下であってもよい。
(2b)上記実施形態のフロントピラー下部構造1において、ロアパネル52は必ずしも回り込み部52Cを有しなくてもよい。つまり、ロアパネル52は、車両幅方向のみにおいてロッカー3と接合されてもよい。
(2c)上記実施形態のフロントピラー下部構造1において、アッパパネル51がロッカー3に接合されてもよい。
(2d)上記実施形態のフロントピラー下部構造1において、ロアパネル52の上端52Dは、補強部材6よりも上方に位置してもよい。また、フロントピラー2は、必ずしも補強部材6を備えなくてもよい。
(2e)上記実施形態のフロントピラー下部構造1において、曲がり部51Cは、ロアパネル52に接合されてもよい。例えば、図4に示すように、曲がり部51Cは、第2延伸部51Eから下方かつ車両幅方向外側に向かって延伸する接合部51Gを有してもよい。接合部51Gは、ロアパネル52の下部52Bの内面に例えば溶接によって接合されている。これにより、アッパパネル51とロアパネル52との接合箇所が増加するため、フロントピラー2の変形抑制効果が促進される。
(2f)上記実施形態のフロントピラー下部構造1において、図5に示すように、アッパパネル51に代えて、ロアパネル52が曲がり部52Fを有してもよい。図5では、接合領域53において、ロアパネル52はアッパパネル51よりも車両幅方向内側に配置されている。ロアパネル52に設けられた曲がり部52Fは、接合領域53よりも上方かつ車両幅方向内側において、車両前後方向から視て車両幅方向内側に向かって突出する向きに曲がっている。
(2g)上記実施形態のフロントピラー下部構造1におけるドア取付部54の構成(つまりボルト孔)は一例である。また、ドア取付部54は、接合領域53以外の領域に設けられてもよい。
(2h)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…フロントピラー下部構造、2…フロントピラー、2A…フロントピラーアッパ、
2B…フロントピラーロア、3…ロッカー、4…インナパネル、5…アウタパネル、
6…補強部材、51…アッパパネル、51A…上部、51B…第1接合部、
51C…曲がり部、51D…第1延伸部、51E…第2延伸部、51F…第1孔、
51G…接合部、52…ロアパネル、52A…第2接合部、52B…下部、
52C…回り込み部、52D…上端、52E…第2孔、52F…曲がり部、
53…接合領域、54…ドア取付部、101…車室、102…前輪。

Claims (7)

  1. 上下方向に延伸するフロントピラーと、
    車両前後方向に延伸し、前記フロントピラーの下端部に接合されたロッカーと、
    を備え、
    前記フロントピラーは、
    前記ロッカーよりも車両幅方向内側に配置されたインナパネルと、
    前記インナパネルと共に前記ロッカーを車両幅方向に挟むように配置されたアウタパネルと、
    を有し、
    前記アウタパネルは、
    アッパパネルと、
    前記アッパパネルに重ねて接合されると共に、前記アッパパネルよりも下方に延伸するロアパネルと、
    を有し、
    前記アッパパネルは、前記アッパパネルと前記ロアパネルとの接合領域よりも車両幅方向内側において、車両前後方向から視て車両幅方向に曲がった曲がり部を有し、
    前記曲がり部は、前記インナパネルから離れて配置される、フロントピラー下部構造。
  2. 請求項1に記載のフロントピラー下部構造であって、
    前記ロアパネルの引張強度は、前記アッパパネルの引張強度よりも大きい、フロントピラー下部構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のフロントピラー下部構造であって、
    前記ロアパネルは、前記ロッカーに下方から重なる回り込み部を有する、フロントピラー下部構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフロントピラー下部構造であって、
    前記アッパパネルは、前記ロッカーに接合されない、フロントピラー下部構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のフロントピラー下部構造であって、
    前記フロントピラーは、前記ロッカーよりも上方において前記インナパネルと前記アウタパネルとに接合された補強部材をさらに有し、
    前記ロアパネルの上端は、前記補強部材よりも下方に位置する、フロントピラー下部構造。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のフロントピラー下部構造であって、
    前記接合領域に、ドアが取り付けられるように構成されたドア取付部が設けられる、フロントピラー下部構造。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のフロントピラー下部構造であって、
    前記曲がり部は、前記接合領域の下端から車両幅方向内側に延伸する、フロントピラー下部構造。
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