JP4510127B2 - 締結部材 - Google Patents

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Description

本発明は、締結部材に関する。
2つの部材を締結する締結部材としては種々のものが知られている。また、締結部材の中でねじを利用するものとしては、ボルトとナット等の雄ねじと雌ねじを利用する各種の部材や液体、粉体等を収納し、キャップを容器本体にねじ止めすることにより内部を密封する容器等が知られている。そこで、このような容器を対象としてキャップの不用意な緩みを防止するための緩み止め構造が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている容器は、容器本体の口頸部の外面側に形成された雄ネジと螺合するように、キャップのスカート部の内面側に雌ネジが形成されている合成樹脂製キャップを有している。そして、口頸部の雄ネジよりも下方に環状のネックリングが形成されている。そのネックリングに対応して、キャップのスカート部の下端部分の内面側に、スカート部の円周方向で略等間隔に少なくとも3本以上の縦リブが形成されている。そして、キャップを口頸部に充分螺着させた状態で、キャップの縦リブが口頸部のネックリングに外方から当接するように構成されている。
特開2003−40296号公報
特許文献1に記載されている容器は、緩み止めの実現のため、口頸部の雄ネジよりも下方に環状のネックリングを形成し、キャップのスカート部の下端部分の内面側に縦リブを形成している。このような構造は、緩み止めのためにキャップおよび口頸部の領域を特別に設ける必要があり、容器が大きくなってしまう。また、この構造を他の締結部材に適用すると、やはり締結部材が大きくなってしまう。
そこで、本発明の目的は、締結部材を大きくせずに緩み防止効果を発揮できる締結部材を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の締結部材は、2つの部材の一方の部材側に設けられるねじ部の複数条のねじ山と、他方の部材側に設けられるねじ部の複数条のねじ溝とがねじ結合することにより締結する締結部材において、複数条のねじ山のそれぞれの締結開始側にそのねじ山の線条方向に伸びる凹部を設け、複数条のねじ溝のそれぞれの締結終了側にそのねじ溝の線条方向に伸びる凸部を設け、一方の部材を他方の部材への締め込みが完了する位置までねじ山およびねじ溝の線条方向に沿う方向で締め込んだときに、凹部と凸部が線条方向に沿って互いに係止し合うと共に、係止の状態では、凸部が凹部にほぼ隙間なくはまり込み、ねじ山は、凹部の形成によってその線条方向の途中で切断されない形状となっている。
ここで、凸部の数が凹部の数の2倍とされ、凸部は、1つおきに凹部と係止し合う。
また、凹部をねじ山の線条方向の両端側から中央側に向かって深さが増す傾斜面を有するものとし、凸部をねじ溝の線条方向の両端側から中央側に向かって高さが増す傾斜面を有するものとした。
また、ねじ山は、その断面が等脚台形とされ、他方の部材のねじ溝の間に設けられるねじ山は、その断面が等脚台形とされている。
また、一方の部材が容器本体であり、他方の部材が容器本体に設けられる開口部を塞ぐキャップであり、凸部の線条方向の延長線上であってキャップの底面方向に前記凹部から所定距離離れた位置に、凹部に係合しない突起部がキャップの底面に接するように設けられている。
また、凹部と凸部が係止し合っている状態では、一方の部材と他方の部材とでパッキンが押圧されており、一方の部材と他方の部材との密封を実現する。
上記目的を達成するため、本発明の締結部材は、2つの部材をねじ結合することにより締結する締結部材において、一方の部材側に設けられるねじ部のねじ山と、他方の部材側に設けられるねじ部のねじ溝とが係合可能に構成され、一方の部材を他方の部材への締め込みが完了する位置までねじ山およびねじ溝の線条方向に沿う方向で締め込んだときに、互いに係止し合う凹部と凸部の一方がねじ山に、他方がねじ溝に設けられている。
この発明によれば、緩み止め実現のための構造である、互いに係止し合う凹部と凸部をねじ山およびねじ溝に設けている。そのため、緩み止めのために一方の部材および他方の部材に新たな領域を設ける必要がなく、締結部材が大きくならない。そして、互いに係止し合う凹部と凸部によって緩み防止効果を発揮できる。
また、一方の部材が容器本体であり、他方の部材が容器本体に設けられる開口部を塞ぐキャップであり、締結部材が容器本体とキャップを備える容器とするのが好ましい。この構成によれば、緩み止め実現のための構造である、互いに係止し合う凹部と凸部をねじ山およびねじ溝に設けている。そのため、緩み止めのためにキャップおよび開口部に新たな領域を設ける必要がなく、容器が大きくならない。そして、互いに係止し合う凹部と凸部によって緩み防止効果を発揮できる。
また、凹部はねじ山の側に設けられ、凸部はねじ溝の側に設けられているものとするのが好ましい。ねじ山の側に凹部を設けたことによって一方の部材または他方の部材の一部が肉薄となることなく、強度を高く維持できる。
さらに、キャップは円筒部と底部を有し、一端が開口した底付き円筒形状とされ、容器本体の外側に円筒部が装着され、凹部は、容器本体側のねじ部のねじ山に設けられ、凸部は、キャップ側のねじ部のねじ溝に設けられ、凹部は、容器本体側のねじ部のねじ山の長さ方向の中心位置を基準として開口部側に設けられるものとするのが好ましい。この構成を採用することによって、通常の容器に適用でき、適用範囲が広いものとなる。また、ねじ山に凹部を設けたことによって容器本体またはキャップの一部が肉薄となることなく、強度を高く維持できる。そして、容器本体の開口部側がキャップの底部に近づいた段階で両者がしっかり係合されるため、すなわち、ねじ結合の最終段階に初めて凹部と凸部が係合するため、凹部と凸部はねじ結合に極力関与しないこととなる。このため、凹部と凸部の摩耗を抑制でき、より緩み防止効果を維持できる。
また、キャップは円筒部と底部を有し、一端が開口した底付き円筒形状とされ、容器本体の外側に円筒部が装着され、凸部は、容器本体側のねじ溝に設けられ、凹部は、キャップ側のねじ部のねじ山に設けられ、凹部は、キャップ側のねじ部のねじ山の長さ方向の中心位置を基準として底部側に設けられるものとするのが好ましい。この構成を採用することによって、通常の容器に適用でき、適用範囲が広いものとなる。また、ねじ山に凹部を設けたことによって容器本体またはキャップの一部が肉薄となることなく、強度を高く維持できる。そして、キャップの底部側が容器本体の開口部に近づいた段階で両者がしっかり係合されるため、すなわち、ねじ結合の最終段階に初めて凹部と凸部が係合するため、凹部と凸部はねじ結合に極力関与しないこととなる。このため、凹部と凸部の摩耗を抑制でき、より緩み防止効果を維持できる。
さらに、凸部および凹部は、一方の部材側のねじ部および他方の部材のねじ部に周方向に均等な間隔で2箇所以上に設けられているようにするのが好ましい。この構成を採用することによって、一方の部材と他方の部材の広範囲または全域に渡って均等な嵌合力で係止がなされ、過度な嵌合力が特定の凸部および凹部に付与されるのを抑制できる。
また、凸部は、線条方向であって他方の部材を一方の部材へ締め込む際に凹部に近い側から凸部の頂上に向かう傾斜部を有するようにするのが好ましい。この構成を採用することによって、傾斜部を経由して凸部と凹部が嵌合することとなるため、嵌合に至るまでの動作および嵌合の状態から嵌合の解除に至るまでの動作がスムーズになる。
また、一方の部材側に設けられるねじ部および他方の部材側に設けられるねじ部のリード角は、10°以上80°以下とするのが好ましい。この構成を採用することによって、締結部材のねじ結合のための回転動作を減らすことが可能となる。
さらに、凸部の高さをねじ山の高さよりも低くするのが好ましい。この構成を採用することによって、凸部の変形を極力抑制できると共に凸部を形成しやすくなる。
また、凸部の線条方向の延長線上であって、他方の部材の締め込み方向に凸部から所定距離離れた位置には、凹部に係合しない突起部が設けられているようにするのが好ましい。この構成を採用することによって、凸部が形成される一方の部材または他方の部材を金型成形する際、その金型から抜く作業のときに凸部を過度に損傷させないことが可能となる。
本発明では、締結部材を大きくせずに緩み防止効果を発揮できる締結部材を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る密封容器の要部分解図である。 図1に示す密封容器を構成する容器本体を示す要部斜視図である 図2に示す容器本体に設けられるねじ山のA−A断面図である。 図2に示す容器本体に設けられるねじ山のB−B断面図である。 図2に示す容器本体のC−C断面図で、便宜上ねじ山が周方向と直交する方向に形成されているものとして描いた図である。 図1に示す密封容器を構成するキャップの展開図であって、平面状にねじ山が形成された状態の図である。 図6に示すキャップに設けられるねじ山のD−D断面図である。 図6に示すキャップに設けられる凸部および突起部のE−E断面図である。 図6に示すキャップF−F断面図で、便宜上ねじ山が周方向と直交する方向に形成されているものとして描いた図である。 図5に示す容器本体と、図9に示すキャップとの係合状態を示す図である。 図1および図6に示すねじ山の変形例を示す図であり、(A)はねじ山の平面図、(B)はねじ山の側面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る締結部材について、容器を例に図を参照しながら説明する。なお、この容器は、化粧品を収納する密封容器としているが、飲料用の容器(ペットボトル等)、食料品保存用の容器等のその他の密封容器にも適用できる。
(容器の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る密封容器1(締結部材)の要部分解図である。図2は、本発明の実施の形態に係る密封容器1の開口部4の付近を示す要部斜視図である。図3は、図2に示すねじ山12のA−A断面図である。図4は、図2に示すねじ山12のB−B断面図である。図5は、図2に示す容器本体2(一方の部材)のC−C断面図であり、便宜上ねじ山12が周方向と直交する方向に形成されているものとして描いた図である。図6は、キャップ3(他方の部材)の展開図であって、平面状にねじ山が形成された状態の図である。図7は、図6に示すねじ山23のD−D断面図である。図8は、図6に示す凸部26および突起部27のE−E断面図である。図9は、図6に示すねじ山23付近のF−F断面図で、キャップ3の要部の側面断面図を示す概要図であり、便宜上ねじ山が周方向と直交する方向に形成されているものとして描いた図である。図10は、図5に示す開口部4と、図9に示すキャップ3との係合状態を示す図である。
密封容器1は、化粧品(収納物)が収納される容器本体2とキャップ3とから構成される。容器本体2は、容器本体2の端部(開口面)が開口され化粧品の注出の際に用いられる円筒状の開口部4を有する。開口部4を塞ぎ容器本体2を密封するキャップ3は、開口部4の開口端部が当接する部分に密封を確実ならしめるパッキン5を有している。容器本体2の開口部4は、開口部4以外の容器本体2と一体に成形されている。
(開口部4の構成)
図1および図2に示すように、開口部4の円筒側面であってその外周面11には、ねじ山12が一体形成されている。ねじ山12は、図3に示すように、断面が等脚台形の形状をしている。ねじ山12には、断面中央に、外周面11に対して一定の高さとなる上面12aが設けられ、その両側に傾斜面12b,12bが設けられている。なお、外周面11が周方向に円形状であるため、上面12aも実際は周方向(=A−A線に直交する方向)で見た場合、わずかに凸形にした円弧状となっている。そして、1条のねじ山12は、開口部4の周方向に対して30°のリード角αで外周面11の周方向に約53°に渡って形成されている。
このねじ山12は、外周面11に複数本、この例では12本が等間隔(外周面11の周方向の回転角度で30°間隔)に形成されている。隣合うねじ山12の間の隙間はねじ溝13となる。このねじ山12とねじ溝13とでねじ部が構成される。図2におけるねじ山12のB−B断面を図4に示す。ねじ山12の開口部4の開口面に近い部分に傾斜面12cが、底側に近い部分に傾斜面12dが設けられている。
また、図1、図2、図4および図5に示すように、ねじ山12のうち開口部4の端部(開口面)に寄った位置には、凹部14が形成されている。凹部14の形状は、図4に示すように凹んだ断面形状が等脚台形である。つまり凹部14は、ねじ山12の線条方向の両端側から中央側に向かって深さが増す傾斜面14a,14aを有し、それらの中央に平坦面14bを有している。平坦面14bは、容器本体2の軸方向には直線状ではあるが、周方向には、外周面11に一定距離をもって沿うような凸形の円形状(円弧状)となっている。なお、傾斜面14a,14aも同様に周方向にはわずかに凸形に湾曲した形状となっている。この凹部14の形状は、後述する凸部26と適合する形状である。また、凹部14の最大深さ距離はねじ山12の高さ距離の約1/3である。
(キャップ3の構成)
図1に示すキャップ3は、円筒形状の円筒部21を有し、円筒部21の開口面とは逆側の面が天面となる底部22によって塞がれている形状をしている。また、図6に示すねじ山23のD−D断面図(図7参照)のように、キャップ3の円筒部21の内側の側面である内周面24には、断面形状がねじ山12と同様に等脚台形の複数のねじ山23が一体に設けられていると共に、隣り合うねじ山23の隙間となるねじ溝25の全てには凸部26および突起部27が一体形成されている。ねじ山23には、断面中央に図7に示すように、内周面24に対して一定の高さとなる上面23aが設けられ、その内側に傾斜面23b,23bが設けられている。なお、内周面24が周方向に円形状に湾曲した面となっているため、上面23aも実際は周方向で見た場合、わずかに凹形に湾曲した円弧状となっている。しかし、上面23aは平坦面としてもよい。
図6のキャップ3の展開図に示すように、このねじ山23は、内周面24に複数本、この例では24本が等間隔(内周面24の周方向の回転角度で15°間隔)に形成されている。このねじ山23とねじ溝25とでねじ部が構成される。ねじ山23は、開口部4側のねじ山12よりも幅寸法が狭い。また、ねじ山23の上面23aと底面を結ぶ面は、上述したように傾斜面23b,23bとなっている。ねじ山23の幅寸法はねじ山12に比較し、断面の等脚台形のうち上面23aの幅寸法W3が上面12aの幅寸法W1に比べ約1/4と小さく、下底の幅寸法W4がねじ山12の下底の幅寸法W2に比べ2/3となっている。この実施の形態では、幅寸法W1は2.0mm、幅寸法W2は4.5mm、幅寸法W3は0.5mm、幅寸法W4は3.0mmとされている。そして、1条のねじ山23は、開口面の周方向に対して30°のリード角βで内周面24の周方向に約53°に渡って形成されている。
キャップ3に形成される凸部26および突起部27の図6におけるE−E断面を図8に示す。凸部26のE−E断面は等脚台形をなし、前述した凹部14と適合する形状となっている。すなわち凸部26は、ねじ溝25の線条方向の両端側から中央側に向かって高さが増す傾斜面26a,26a(傾斜部)を有している。その傾斜面26a,26aの角度は、凹部14の深さが増す傾斜の角度と同一、すなわち傾斜面14a,14aと同一角度である。両傾斜面26a,26aの間には、平坦面となる上面26bが配置されている。この上面26bは、軸方向には直線状であるが、周方向には内周面24に対し一定距離をもって沿うように形成されており、わずかに凹形となる湾曲面となっている。傾斜面26a,26aの周方向面も同様となっている。
また、突起部27の断面は、上底27a(台形を構成する平行な線のうち短い方、以下同じ。)が下底27b(台形を構成する平行な線のうち長い方、以下同じ。)の約1/2の距離の台形であり、上底27aと下底27bを結ぶ稜線の一方が上底27aおよび下底27bと直角を形成し、凸部26に近い側の他方の稜線は傾斜面27cとなっている。この斜面27cは凸部26の傾斜面26aと同じ角度である。また、図8に示すように凸部26と突起部27は、Aの距離だけ離隔している。
図9に示すように、凸部26および突起部27の内周面24からの高さ、すなわち高さH1,H2は同じであり、ねじ山23の高さH3の約1/2である。なお、ねじ山12の高さH4は、ねじ山23の高さH3と同一としている。また、ねじ山23は底部22と一体形成され、ねじ山23の底部22側とは逆側は、ねじ山23の頂上と内周面24とを斜めに結ぶ傾斜面23cとなっている。さらに、突起部27は底部22と一体形成されている。なお、図6に示すように、凸部26は内周面24に均等な間隔(内周面24の周方向の回転角度で15°間隔)で2箇所以上に、この例では計24個設けられている。
また、パッキン5は、ゴムまたは樹脂からなり、底部22の内側であってその周縁の円環状凹部21a内に接着配置されている。パッキン5は、円環状凹部21aに入れられた状態では、その一部がわずかにその円環状凹部21aよりとび出している。容器本体2とキャップ3とが係合し、キャップ3が容器本体2を完全に蓋した状態となったときは、パッキン5は押しつぶされ図10に示す状態となる。なお、キャップ3は、パッキン5以外は底部22を含めて一体成形されている。
(容器本体2とキャップ3がねじ結合した状態)
ねじ山23はねじ山12の条数の2倍の条数を有している。よって、凸部26および突起部27の数は凹部14の数の2倍である。そして、ねじ山23とねじ山12は、それぞれ等間隔に形成されている。開口部4にキャップ3がねじ結合された状態では、開口部4側の個々のねじ山12は、キャップ3側の2本のねじ山23の隙間となるねじ溝25に嵌合されている。その嵌合状態では、ねじ山12(凹部14、凸部26),ねじ山23,ねじ溝25(凸部26),ねじ山23,ねじ山12(凹部14、凸部26),ねじ山23・・・・の順にねじ山が配置されている。その嵌合の際には、ねじ山23の一方の傾斜面23bと、ねじ山12の一方の傾斜面12bとが接触している。この接触をなめらかに行わせるため、傾斜面12bと傾斜面23bの傾斜角度は同一とされている。
開口部4にキャップ3がねじ結合された状態では、凸部26は凹部14に適合する形状であるため、図10に示すように両者はほぼ隙間無く嵌合している。そして凸部26は凹部14にそれぞれの線条方向に沿う方向で互いに係止しあっている。なお、凸部26および突起部27の数は凹部14の数の2倍であるため、凸部26は、キャップ3の周方向に一つおきに凹部14と嵌合している。
(密封容器1の動作)
キャップ3の開口側を開口部4に被せた状態でこの実施の形態では約40°の回転(1条のねじ山12に沿ってねじ山23が回転する範囲)をさせると、キャップ3が容器本体2を完全に封止する。すなわち、図10に示すように、ねじ結合が完了すると、開口部4の開口端面がキャップ3のパッキン5を押圧した状態になると共に、凸部26が凹部14に嵌合し、容器本体2とキャップ3との相対移動が抑制されキャップ3が容器本体2を蓋した状態となる。
ユーザーは、この嵌合がされたことをクリック感のような衝撃として認識できる。この状態で、容器本体2がキャップ3によって密封される。そして、開口部4を密封した状態でキャップ3を先程と反対方向に約10°回転させると、凸部26と凹部14の嵌合が解かれ、さらに約30°回転させるとねじ山12,23のねじ結合も解かれ、キャップ3が開口部4から外すことが可能となる。ユーザーは、凸部26と凹部14の嵌合が解かれたことを衝撃として認識できる。なお、凸部26と凹部14の嵌合状態から凸部26の上面26bがねじ山12の上面12aとの当接が外れるまでの周方向相対角度は約10°であるため、衝撃として認識できるのは、キャップ3の回転開始から約10°回転させたときとなる。
(本発明の実施の形態によって得られる主な効果)
本発明の実施の形態に係る密封容器1は、ねじ山12,23と、ねじ溝13,25が係合可能に構成され、キャップ3を容器本体2への締め込みが完了する位置までねじ山12,23およびねじ溝13,25の線条方向に沿う方向で締め込んだときに、凹部14がねじ山12に、凸部26がねじ溝25に設けられているため、凹部14と凸部26の係合がスムーズに行われると共に、密封容器1を大きくせずに緩み防止効果を発揮できる密封容器1を提供することができる。
また、凹部14は隣り合うねじ山12に設けられているため、容器本体2の一部が肉薄となり、強度不足となってしまうのを抑制できる。すなわち、仮に凹部14をねじ山12の間のねじ溝13に設けると、容器本体2の、凹部14の部分が肉薄となり、強度不足となりがちである。本実施の形態ではこのような弊害が生ずるのを防止できる。また、キャップ3は円筒部21と底部22を有し、一端が開口した底付き円筒形状とされ、容器本体2の開口部4の外側に円筒部21が装着され、凹部14は、ねじ山12に設けられ、凸部26は、ねじ溝25に設けられ、凹部14は、ねじ山12の長さ方向の中心位置を基準として開口部4の端部(開口面)側に設けられている。そのため、開口部4の端部に配置される凹部14は、ねじ結合の最終段階に初めて凸部26と係合し、凹部14と凸部26をねじ結合に極力関与させずに概ね両者の嵌合時にのみ関与させ、凹部14と凸部26の摩耗を抑制でき、より緩み防止効果を維持できる。
また、凸部26は内周面24に、凹部14は外周面11に均等な間隔で2箇所以上に設けられているため、開口部4とキャップ3の広範囲または全域に渡って均等な嵌合力で係止がなされ、過度な嵌合力が特定の凸部26および凹部14に付与されるのを抑制できる。
また、凸部26は、ねじ溝25の線条方向の両端側から中央側に向かって高さが増す傾斜面26a,26aを有する、等脚台形の形状をしているため、その傾斜面26a,26aを経由して凸部26と凹部14が嵌合することとなり、その嵌合に至るまでの動作および嵌合の状態から嵌合の解除に至るまでの動作がスムーズになる。
また、ねじ山12,23のリード角α,βは、共に30°であるため、密封容器1の開閉の動作の際に、ねじ結合のための回転動作を外周面11および内周面24の周方向に40°程度と少なくすることができる。また、凸部26の高さH1がねじ山12,23の高さH3,H4よりも低いため、凸部26の線条方向への応力付与によっても凸部26の変形を極力抑制でき、より緩み防止効果を維持できる。また、凸部26の高さH1が小さいことで凸部26が形成しやすくなる。
また、凸部26の線条方向の延長線上であって、凸部26よりもキャップ3の底部22に近い側であって凸部26から所定距離(=距離A)離れた位置には、係止に関与しない突起部27が設けられているため、凸部26が形成されるキャップ3を金型成形し、その金型から抜く作業の際に凸部26を過度に損傷させないことが可能となる。この効果は、凸部26を開口部4の外周面11に形成する場合にも生ずる。
また、開口部4の開口端面がキャップ3のパッキン5を押圧した状態で凸部26が凹部14に嵌合するため、密封容器1の密封性を良好に維持できる。その結果、収納物である化粧品が温度または湿度の影響を受け難い密封容器1を提供することができる。通常、回転動作を少なくしたねじ結合による容器は、ねじ山とねじ溝との嵌合距離が短いため、ねじ結合による密封性が得られにくい。しかし、開口部4の開口端面がキャップ3のパッキン5を押圧した状態で凸部26が凹部14に嵌合することによって、ねじ結合のための回転動作がたとえば30°から40°と少なくても容器の密封性を得ることができる。
また、回転動作が少なくても容器の密封性が得られるため、キャップ3を開口部4に被せて押下することで、容器の密封を実現できる。また、凸部26が凹部14に嵌合する際、およびその嵌合が解かれる際には、衝撃によってユーザがそれを認識できるため、密封容器1が密封されたことおよびその密封が解かれたことをユーザが確認できる。
また、突起部27を形成することによって、キャップ3を一体の金型で成型する際の金型形状が突起部27に適合する形状となる。すなわち、突起部27の分だけとび出し部分が少なくなる金型となる。すると、成型後のキャップ3を線条方向に回転して型抜きする際、図8に示すAの距離分だけ凸部26が金型によって強く押圧される。仮に突起部27を設けないとしたならば、Aの距離に加え突起部27の下底27bの長さ分の距離だけ凸部26が金型によって強く押圧されることとなる。よって、その押圧力によって凸部26が変形するのを、突起部27を形成することによって抑制できる。また、突起部27を形成することによって、キャップ3の成型のための金型に、分解可能ないわゆる割型を使用する必要性が小さくなる。
また、図3および図7に示すように、ねじ山23は、ねじ山12よりも幅寸法が狭くねじ山12の条数の2倍の条数を有しているため、両ねじ山が嵌合する確率が高くなり、密封容器1の使い易さを良好にしている。また、仮に隣合うねじ山23の間を埋めるようにしてねじ山23の幅寸法を大きくしても、開口部4とキャップ3とのねじ結合は、本発明の実施の形態と同様になされる。しかし、ねじ山23の幅寸法W3,W4を大きくすると、キャップ3の成型の際に、冷却に伴う体積収縮(ヒケ)によってねじ山23の部分の変形が生じやすくなる場合がある。よって、ねじ山23の幅寸法W3,W4、特に幅寸法W4は、本発明の実施の形態のように狭くするのが好ましい。
(他の形態)
以上、本発明の実施の形態における密封容器1について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない限り種々変更実施可能である。たとえば、ねじ山12は開口部4の外周面11に形成され、ねじ山23はキャップ3の内周面24に形成されているが、容器本体(開口部4)側のねじ山を開口部4の内周面(=内側)に形成し、キャップ3側のねじ山をキャップ3の外周面に形成して、両ねじ山によってねじ結合を実現することとしても良い。
また、締結部材は密封容器1としているが、容器以外の締結部材、たとえば一方の部材をボルト、他方の部材をナットとし、両者をねじ結合する締結部材としても良い。また、旗ざお、釣りざお等各種のさおのねじを利用した結合部分に上述した構成を適用することができる。さらに、組み立て式の机、いす、ビリヤードのキュー等、各種の組み立て式製品のねじを利用した結合部分に上述した構成を適用することができる。また、締結部材が密封容器1等の容器の場合、その収容物は化粧品に限らず、飲料、食料、薬品、アクセサリ等とすることができる。
また、図1および図6に示すように、ねじ山12,23は、その端部が角張った形状をしている。しかし、図11(A)のねじ山28の平面図および図11(B)のねじ山28の側面図に示すように、長手方向の端部上部に丸み28a、短手方向の端部上部に丸み28b、両者の交点に丸み28cを設け端部上部が全周に渡って丸みが設けられた状態とすることが好ましい。ねじ山28をこのような形状とすることで、以下の効果を奏する。まず1つめの効果は、容器本体2とキャップ3のねじ山とねじ溝とがスムーズに係合可能となる。2つめの効果は、容器本体2とキャップを成型する金型の作成が容易になり、かつ金型の寿命が延びる。1つめの効果は、ねじ山28が少なくとも丸み28a有していれば得ることができる。ただし、ねじ山28が丸み28a,28b,28cの全てを有していることが、1つめの効果を有する意味でより好ましいことは言うまでもない。また2つめの効果は、丸み28a,28b,28cの全てを有していることによって得ることができる。また、1つめの効果は、少なくともねじ結合を行う際にねじ山とねじ溝が係合し始める側のねじ山の長手方向の端部に丸みを有することで得ることができる。さらに、1つめの効果は、少なくとも容器本体2とキャップ3のいずれか一方のねじ山の長手方向の端部に丸みを有することで得ることができるが、容器本体2とキャップ3の双方のねじ山の長手方向の端部に丸みを有することが好ましい。
また、ねじ結合がされている嵌合状態では、ねじ山12(凹部14、凸部26),ねじ山23,ねじ溝25(凸部26),ねじ山23,ねじ山12(凹部14、凸部26),ねじ山23・・・・の順にねじ山が配置されているが、ねじ山12とねじ山23とが交互に配置されることとしても良い。
また、ねじ山12,23のリード角α,βは30°であるが、この角度に限定されない。ただし、リード角α,βを10°以上とすることで、キャップ3を開口部4に脱着するための回転数(回転角度)を少なくして使いやすくでき得る。また、リード角α,βを80°以下とすることで、密封容器1はねじ山とねじ溝との係合によるねじ結合を良好に実現することができ、結合力を強めることができる。
また、凸部26はねじ溝25に形成され、凹部14はねじ山12に形成されているが、凸部26および凹部14の形成位置はこれに限定されない。たとえば、凸部26がねじ山12に形成され、凹部14がねじ溝25に形成されていても良い。また、凸部26がねじ溝13に形成され、凹部14がねじ山23に形成されていても良い。さらに、凸部26がねじ山23に形成され、凹部14がねじ溝13に形成されていても良い。
また、凸部26は、その断面形状が等脚台形だが、それ以外の形状としても良い。たとえば、断面形状が三角形等である。凸部26は、これらの断面形状のように、その線条方向の両端側から中央側に向かって高さが増す傾斜面26a,26aを有しているが、その傾斜面26a,26aのような傾斜は必須の要素ではない。なお、凸部26と凹部14との嵌合および嵌合の解除の動作をスムーズにするためには、凸部26は、線条方向であってキャップ3を容器本体2へ締め込む際に凹部14に近い側から凸部26の頂上に向かう傾斜部となる傾斜面26a(=図8では、左方の傾斜面26a)を有していれば良い。たとえば、凸部は、キャップ3の締め込み方向から凸部26の頂上を越えた線条方向の延長線上には傾斜面26a(=図8では、右方の傾斜面26a)を設けない形状(たとえば突起部27と同じ形状)としても良い。また、上述の傾斜部は、傾斜面26aとして傾斜している必要はなく、線等として傾斜していることとしても良い。
また、凹部14は、凸部26が適合する形状であるが、凸部26との嵌合をスムーズにするために、凹部14の幅寸法および/または長さ寸法を凸部26の寸法よりも大きくすることができる。ただし、凸部26と凹部14との嵌合後のキャップ3と開口部4との位置的安定または密封性を図るためには、凹部14を、凸部26と隙間なく係合する形状とすることが好ましい。また、凹部14は、開口部4の端面(開口面)の近傍に設けられているが、開口部4の奥側に設けることとしても良い。
また、凸部26の高さH1はねじ山12,23の高さH4,H3よりも低いが、ねじ山12,23の高さH4,H3以上にすることができる。凸部26の高さ寸法を大きくし、凹部14の深さ寸法を大きくすると、両者の嵌合時の衝撃を強めることができる場合がある。なお、凸部26の高さH1と、突起部27の高さH2は同じにしているが、H2よりもH1の高さを低くすると、上述の型抜きの際に凸部26が受ける押圧力を小さくすることができるため、好ましい。
また、凸部26は内周面24に、凹部14は外周面11に、それぞれ均等な間隔で2箇所以上に設けられている。しかし、凸部26および凹部14はそれぞれ1箇所ずつに設けることとしても良い。また、凸部26および凹部14をそれぞれ2箇所以上に設ける場合でも、均等に設ける必要はなく、異なる間隔で設けることとしても良い。また、凸部26および突起部27の数は凹部14の数の2倍であるが、凸部26と凹部14の数を同一にしても良いし、凸部26の数を凹部14の数の2倍以外の異なる数としても良い。
また、パッキン5は、密封容器1の必須の構成要素ではないため、省略することができる。たとえば容器の密封は、ねじ山12,23の嵌合によって実現させることができる。また、容器の用途によっては、密封性が厳格に要求されないものもある。そのような容器にも本発明の実施の形態に係る凸部26および凹部14を適用することができる。
また、突起部27は、密封容器1の必須の構成要素ではないため、省略することができる。たとえば、凸部26を設ける部材を金型成形する場合に、その金型がいわゆる割型にして、成型物を金型から抜き出す際に凸部26に過度な応力が付与されない場合は、突起部27を設ける意義は無くなる。
また、凸部26が凹部14に嵌合する際にユーザが得ることのできるクリック感のような衝撃は、必ずしも得られる必要はない。また、衝撃が得られるとしても、その衝撃はクリック感のような衝撃で無くても良い。さらに、密封容器1等の締結部材の材質は、樹脂材が好ましいが、金属材、ガラス材、木材等の他の材質のものとしてもよい。
1 密封容器(容器、締結部材)
2 容器本体(一方の部材)
3 キャップ(他方の部材)
4 開口部
11 外周面(容器本体の外側)
12 ねじ山(ねじ部の一部)
13 ねじ溝(ねじ部の一部、容器本体側のねじ部)
14 凹部
21 円筒部
22 底部
23 ねじ山(ねじ部の一部)
25 ねじ溝(ねじ部の一部、キャップ側のねじ部)
26 凸部
27 突起部
28 ねじ山(ねじ部の一部)

Claims (6)

  1. 2つの部材の一方の部材側に設けられるねじ部の複数条のねじ山と、他方の部材側に設けられるねじ部の複数条のねじ溝とがねじ結合することにより締結する締結部材において、
    上記複数条のねじ山のそれぞれの締結開始側にそのねじ山の線条方向に伸びる凹部を設け、上記複数条のねじ溝のそれぞれの締結終了側にそのねじ溝の線条方向に伸びる凸部を設け、上記一方の部材を上記他方の部材への締め込みが完了する位置まで上記ねじ山および上記ねじ溝の線条方向に沿う方向で締め込んだときに、上記凹部と上記凸部が上記線条方向に沿って互いに係止し合うと共に、
    上記係止の状態では、上記凸部が上記凹部にほぼ隙間なくはまり込み、
    上記ねじ山は、上記凹部の形成によってその線条方向の途中で切断されない形状となっていることを特徴とする締結部材。
  2. 請求項1記載の締結部材において、
    前記凸部の数が前記凹部の数の2倍とされ、前記凸部は、1つおきに前記凹部と係止し合うことを特徴とする締結部材。
  3. 請求項1または2記載の締結部材において、
    前記凹部を前記ねじ山の線条方向の両端側から中央側に向かって深さが増す傾斜面を有するものとし、前記凸部を前記ねじ溝の線条方向の両端側から中央側に向かって高さが増す傾斜面を有するものとしたことを特徴とする締結部材。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の締結部材において、
    前記ねじ山は、その断面が等脚台形とされ、前記他方の部材の前記ねじ溝の間に設けられるねじ山は、その断面が等脚台形とされていることを特徴とする締結部材。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の締結部材において、
    前記一方の部材が容器本体であり、前記他方の部材が上記容器本体に設けられる開口部を塞ぐキャップであり、
    前記凸部の線条方向の延長線上であって上記キャップの底面方向に前記凹部から所定距離離れた位置に、前記凹部に係合しない突起部が上記キャップの底面に接するように設けられていることを特徴とする締結部材。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の締結部材において、
    前記凹部と前記凸部が係止し合っている状態では、前記一方の部材と前記他方の部材とでパッキンが押圧されており、前記一方の部材と前記他方の部材との密封を実現することを特徴とする締結部材。
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