JP4510054B2 - 超低電力rc発振器 - Google Patents

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Description

本発明は、RC発振器に関し、さらに詳細には、低電力型で、安定した電流源を確保することができ、可変抵抗及び可変キャパシタを利用することによって受動素子RCのシステムオンチップ(system on chip)が可能であり、温度及び工程変化に対しても安定に動作できる超低電力RC発振器に関する。
一般に、発振器回路は、マイクロ・プロセッサ、マイクロ制御機、フリップフロップ回路、ラッチ回路などのような電子回路にクロック信号又はタイミング信号を提供するためのものであって、電子産業においてその応用分野は限りなく広い。正確でかつ安定した基準周波数は、水晶発振器回路(crystal oscillator circuit)を利用して得ることができる。
しかしながら、多くの応用分野の場合、そういう高品質の基準周波数を必要とせず、大量生産性を考慮する必要があるので、RC発振器回路がより低廉な費用のクロック信号源又はタイミング信号源になり得る。また、RC発振器は、通常、抵抗(R)又はキャパシタンス(C)を変更させて可変周波数を発生させ得るという点、そして集積回路に加工し難いインダクターの使用を避けることができるという点等で有利である。
移動通信装置や携帯用電子装置などのようにバッテリー(battery)を使用するモバイルシステムでは、電流消費量が極めて少ないことが求められる。それでこのような応用分野には、一般に電力消費量の少ない超低電力型RC発振器が有利である。低電力消費量は、バッテリーの寿命を増加させるのに有利であるからである。
一方、RC発振器に求められるさらに他の重要な点は、温度及び工程変化に対する動作特性、特に発振周波数特性が安定していなければならないということと、比較的サイズの大きい受動素子RCをチップの内部に配置する構成により、より簡単かつ低費用で具現できなければならないということである。
図1は、従来の技術によるRC発振器の回路図を示したものであって、図1に示すように、従来の技術によるRC発振器100は、大きく電流発生部110、充放電回路部120、発振信号出力部130を含んでいる。
ここで、前記電流発生部110は、電流を発生させ、前記発生した電流をミラーリング部140を介して供給する。
また、前記充放電回路部120は、キャパシタC及び複数のトランジスタ121〜123を含んでおり、前記電流発生部110に発生した電流及び前記複数のトランジスタ121〜123を利用して、前記キャパシタCを充放電させる。
また、前記発振信号出力部130は、前記充放電回路部120に接続され、複数のインバータ131、132を含み、抵抗R及びキャパシタCにより周波数が決定される発振信号RC_OSC_OUTを出力する。
上記のような構成を有した従来のRC発振器の動作過程を簡略に説明すれば、次のとおりである。
電源電圧VDDが印加されると、前記電流発生部110が動作して電流が発生し、前記発生した電流は、前記ミラーリング部140を介して電流源に供給される。
その後、前記供給された電流により前記キャパシタCに電圧が充電され、その充電された電圧は、前記充放電回路部120のトランジスタ121を介して前記発振信号出力部130の最先頭のインバータ131を駆動させる。
また、前記発振信号出力部130の最後方のインバータ131から出力される信号はフィードバックされて、前記充放電回路部120のトランジスタ122、123を動作させ、これにより、前記キャパシタCが放電されることによって、長方形クロック(rectangular clock)形態の発振信号RC_OSC_OUTが出力される。
しかしながら、従来の技術によるRC発振器は、発振信号を出力する複数のインバータの駆動電源として電源電圧が直接印加されているから電流消費が増加し、これにより、RC発振器を使用するモバイルシステムのバッテリーの寿命が短縮されるという問題点があった。
また、抵抗値とキャパシタンスを自由に変化させることができないから、受動素子RCのシステムオンチップが不可能であり、これにより、RC発振器の具現に高費用が発生し、温度と工程変化にも敏感に反応して不安定な発振信号が出力されるという問題点があった。
なお、バイアス動作点が0に固定されることもできるから、RC発振器自体が動作されないという問題も発生し得る。
すなわち、図2は、バイアス電圧VGSに応じる電流発生部の電流Iを示すグラフであって、図2に示すように、負荷ライン(load line)上のバイアス動作点は、A、Bの2つのポイントで現れるが、万一、0の値を有するAポイントがバイアス動作点として固定される場合、RC発振器自体が動作されないという問題が発生する。
本発明は、上記の問題点を解決するために提案されたものであって、その目的は、電流源の電流をミラーリングして、そのミラーリングした電流をインバータの駆動電源として提供することによって、電流消費を減らすことができ、これにより、RC発振器を使用するモバイルシステムのバッテリーの寿命を増加させることができる超低電力RC発振器を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、可変抵抗及び可変キャパシタを利用することによって、受動素子RCのシステムオンチップを可能にし、温度及び工程変化にも安定に動作できる超低電力RC発振器を提供することにある。
なお、本発明のさらに他の目的は、スタートアップ回路部を追加することによって、電流を安定に発生させ得るバイアス動作点を有するようになり、これによって、安定した動作を行うことができる超低電力RC発振器を提供することにある。
本発明の目的及び長所は、下記の説明によって理解でき、本発明の実施形態によってより明確に分かるはずである。また、本発明の目的及び長所は、特許請求の範囲に示した手段及びその組み合わせにより具現され得ることを容易に分かるはずである。
上記の目的を達成すべく、本発明に係る超低電力RC発振器は、電流を発生させる電流源と、その大きさが可変的に設定され温度変化に対して互いに相反した特性を有する抵抗要素を所定の割合で組み合わせて構成された可変抵抗とを含み、前記可変抵抗により電流の大きさを調節する電流発生部と、前記電流発生部に接続されて、前記電流発生部が安定に電流を発生させ得るように一定のバイアス動作点に固定させるスタートアップ回路部と、その大きさが可変的に設定される可変キャパシタと複数のトランジスタとを含み、前記電流発生部に発生した電流及び前記複数のトランジスタを利用して、前記可変キャパシタを充放電させる充放電回路部と、前記充放電回路部に接続され、複数のインバータを含み、前記可変抵抗の抵抗値及び前記可変キャパシタのキャパシタンス値により周波数が決定される発振信号を出力する発振信号出力部と、前記電流発生部から発生した電流をミラーリングして、そのミラーリングした電流を前記複数のインバータの駆動電源として提供するインバータ駆動電源部と、を含む。
ここで、一実施形態によれば、前記電流発生部の可変抵抗は、温度変化に対して互いに相反した抵抗特性を有するN拡散抵抗とポリシリコン抵抗とを所定の割合で組み合わせて、自己温度補償特性を有するように構成されたことを特徴とする。
また、一実施形態によれば、前記スタートアップ回路部は、第1〜第3端子を備え、前記第1端子及び第2端子間に印加される電圧の大きさに基づいて、前記第2端子から前記第3端子に流れる電流の大きさ及び方向が変動する第1〜第3トランジスタを含み、前記第1トランジスタは、第1端子を介して前記第2トランジスタの第1端子に接続され、第2端子を介して電源電圧に接続され、第3端子を介して前記第1端子に接続され、前記第2トランジスタは、第1端子を介して前記第1トランジスタの第1端子に接続され、第2端子を介して前記電流発生部に接続され、第3端子を介して電源電圧に接続され、前記第3トランジスタは、第1端子を介して前記第2トランジスタの第1端子に接続され、第2端子を介して接地され、第3端子を介して前記第1端子に接続されることを特徴とする。
また、一実施形態によれば、前記充放電回路部の複数のトランジスタは、第1〜第3端子を備え、前記第1端子及び第2端子間に印加される電圧の大きさに基づいて、前記第2端子から前記第3端子に流れる電流の大きさ及び方向が変動する第4〜第6トランジスタを含み、前記第4トランジスタは、第1端子を介して前記電流源及び前記可変抵抗間に接続され、第2端子を介して接地され、第3端子を介して前記可変キャパシタに接続されて、前記可変キャパシタを充電させ、前記第5トランジスタは、第1端子を介して可変キャパシタに接続され、第2端子を介して接地され、第3端子を介して前記複数のインバータに接続されて、前記複数のインバータを駆動させ、前記第6トランジスタは、第1端子に前記複数のインバータのうち、最後方のインバータから出力される信号がフィードバックされ、第2端子を介して前記インバータ駆動電源部に接続され、第3端子を介して前記可変キャパシタに接続されて、オン/オフ動作を介して前記可変キャパシタに充電された電圧を放電させることを特徴とする。
なお、一実施形態によれば、前記インバータ駆動電源部は、第1〜第3端子を備え、前記第1端子及び第2端子間に印加される電圧の大きさに基づいて、前記第2端子から前記第3端子に流れる電流の大きさ及び方向が変動する第7〜第9トランジスタを含み、前記第7〜第9トランジスタは、第1端子を介して互いに直列に接続されて、前記電流源から発生した電流をミラーリングし、前記第7〜第9トランジスタは、第2端子を介して電源電圧がそれぞれ接続され、前記第7及び第8トランジスタは、第3端子を介して前記充放電回路部に接続され、前記第9トランジスタは、第3端子を介して前記複数のインバータに接続され、前記ミラーリングした電流を前記複数のインバータの駆動電源として提供することを特徴とする。
また、一実施形態によれば、前記スタートアップ回路部、充放電回路部及びインバータ駆動電源部のトランジスタが備えた第1端子〜第3端子は、ゲート、ソース、ドレインであることを特徴とする。
一方、上記の目的を達成すべく、本発明の他の超低電力RC発振器は、電流を発生させる電流源と、その大きさが可変的に設定され温度変化に対して互いに相反した特性を有する抵抗要素を所定の割合で組み合わせて構成された可変抵抗とを含み、前記可変抵抗により電流の大きさを調節する電流発生部と、その大きさが可変的に設定される可変キャパシタと複数のトランジスタとを含み、前記電流発生部に発生した電流及び前記複数のトランジスタを利用して、前記可変キャパシタを充放電させる充放電回路部と、前記充放電回路部に接続され、複数のインバータを含み、前記可変抵抗の抵抗値及び前記可変キャパシタのキャパシタンス値により周波数が決定される発振信号を出力する発振信号出力部と、前記電流発生部から発生した電流をミラーリングして、そのミラーリングした電流を前記複数のインバータの駆動電源として提供するインバータ駆動電源部と、を含む。
ここで、一実施形態によれば、前記電流発生部の可変抵抗は、温度変化に対して相反した抵抗特性を有するN拡散抵抗とポリシリコン抵抗とを所定の割合で組み合わせて、自己温度補償特性を有するように構成されたことを特徴とする。
また、一実施形態によれば、前記充放電回路部の複数のトランジスタは、第1〜第3端子を備え、前記第1端子及び第2端子間に印加される電圧の大きさに基づいて、前記第2端子から前記第3端子に流れる電流の大きさ及び方向が変動する第1〜第3トランジスタを含み、前記第1トランジスタは、第1端子を介して前記電流源及び前記可変抵抗間に接続され、第2端子を介して接地され、第3端子を介して前記可変キャパシタに接続されて、前記可変キャパシタを充電させ、前記第2トランジスタは、第1端子を介して可変キャパシタに接続され、第2端子を介して接地され、第3端子を介して前記複数のインバータに接続されて、前記複数のインバータを駆動させ、前記第3トランジスタは、第1端子に前記複数のインバータのうち、最後方のインバータから出力される信号がフィードバックされ、第2端子を介して前記インバータ駆動電源部に接続され、第3端子を介して前記可変キャパシタに接続されて、前記可変キャパシタに充電された電圧を放電させることを特徴とする。
なお、一実施形態によれば、前記インバータ駆動電源部は、第1〜第3端子を備え、前記第1端子及び第2端子間に印加される電圧の大きさに基づいて、前記第2端子から前記第3端子に流れる電流の大きさ及び方向が変動する第4〜第6トランジスタを含み、前記第4〜第6トランジスタは、第1端子を介して互いに直列に接続されて、前記電流源から発生した電流をミラーリングし、前記第4〜第6トランジスタは、第2端子を介して電源電圧がそれぞれ接続され、前記第4及び第5トランジスタは、第3端子を介して前記充放電回路部に接続され、前記第6トランジスタは、第3端子を介して前記複数のインバータに接続され、前記ミラーリングした電流を前記複数のインバータの駆動電源として提供することを特徴とする。
また、一実施形態によれば、充放電回路部及びインバータ駆動電源部のトランジスタが備えた第1端子〜第3端子は、ゲート、ソース、ドレインであることを特徴とする。
本発明による超低電力RC発振器は、電流源の電流をミラーリングし、そのミラーリングした電流をインバータの駆動電源として提供することによって、電流消費を減らすことができ、これによりRC発振器を使用するモバイルシステムのバッテリーの寿命を増加させることができるという効果がある。
また、本発明は、可変抵抗及び可変キャパシタを利用することによって、受動素子RCのシステムオンチップを可能にし、温度及び工程変化にも安定に動作できるという効果がある。
実際に、32.768kHzを発生させ得る本発明のRC発振器をシミュレーションした結果、R=220kΩ、C=2.5pFで、CMOS工程に集積するのにおいて、従来の構造のRC時定数に比べて10分の1以上小さく設計でき、電流も10倍以上小さなことと現れた。
なお、本発明は、第1の実施形態のように、スタートアップ回路部を追加することによって、電流を安定に発生させ得るバイアス動作点を有するようになり、これによって安定した動作を行うことができるという効果がある。
上述の目的、特徴及び長所は、添付した図面と関連した以下の詳細な説明により、より明確になるはずであり、それにより、本発明の属する技術分野における通常の知識を有した者が本発明の技術的思想を容易に実施できるはずである。
また、本発明を説明するにおいて本発明と関連した公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略すべきである。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係る好ましい実施形態を詳細に説明する。
本発明の好ましい実施形態を説明するに先立ち、本発明の好ましい実施の形態に係る超低電力RC発振器は、複数のトランジスタを使用し、それぞれのトランジスタは、第1〜第3端子としてゲート、ソース、及びドレインを備え、ゲート及びソース間に印加される電圧の大きさ及び極性に応じて、ドレインからソースに又はその逆に流れる電流の大きさ及び方向が決定されるという特性を有する。
このようなトランジスタには、バイポーラジャンクショントランジスタ(BJT)、ジャンクション電界効果トランジスタ(JFET)、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFFT)及び金属半導体電界効果トランジスタ(MESFET)などがある。
以下の説明では、MOSFETを中心に説明する。しかし、本発明は、MOSFETだけでなく、上記のような特性を有する全てのトランジスタに適用できる。したがって、たとえ本明細書では、MOSFETを中心に説明しても、本発明の概念と範囲がMOSFETに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る超低電力RC発振器を図面を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る超低電力RC発振器の回路図を示したものであって、図3に示すように、第1の実施形態の超低電力RC発振器300は、電流発生部310、充放電回路部320、発振信号出力部330、スタートアップ回路部340、インバータ駆動電源部350を含んでいる。
ここで、前記電流発生部310は、電流を発生させる電流源311とその大きさが可変的に設定され、温度変化に対して互いに相反した特性を有する抵抗要素を所定の割合で組み合わせて構成された可変抵抗Rを含み、前記可変抵抗Rにより発生した電流の大きさを調節する。
このとき、前記可変抵抗Rは、温度変化に対して相反した抵抗特性を有するN拡散抵抗とポリシリコン抵抗とを所定の割合で組み合わせて、自己温度補償特性を有するように構成される。図4a〜図4cは、これを説明するためのグラフであって、図4aは、温度変化に対して反比例する抵抗値を有するポリシリコン抵抗(Rpoly)に対するグラフであり、図4bは、温度変化に対して比例する抵抗値を有するN拡散抵抗(Rnwell)に対するグラフであり、図4cは、前記N拡散抵抗とポリシリコン抵抗とを3:2の割合で組み合わせて構成された可変抵抗の抵抗特性を示したグラフである。
図4cに示すように、温度変化に対して相反した抵抗特性を有するN拡散抵抗とポリシリコン抵抗とを所定の割合で組み合わせて可変抵抗Rを構成する場合、温度変化に対する抵抗値の変化がほとんどないことが確認でき、これにより温度変化にも比較的安定したRC発振器を具現できるようになる。
一方、前記スタートアップ回路部340は、第1〜第3MOSFET M1〜M3を含み、前記電流発生部310に接続されて前記電流発生部310が安定に電流を発生させ得るように一定のバイアス動作点に固定させる。
すなわち、前記スタートアップ回路部340を追加することによって、バイアス動作点を上述の図2のBポイントに固定させることができ、これにより、RC発振器に安定に電流を供給できるようになるから、RC発振器自体が動作されないという問題を解決できるが、これに対する内容は、後述する動作過程で言及する。
ここで、前記第1MOSFET M1は、ゲートを介して前記第2MOSFET M2のゲートに接続され、ソースを介して電源電圧VDDに接続され、ドレインを介して前記ゲートに接続される。
また、前記第2MOSFET M2は、ゲートを介して前記第1MOSFET M1のゲートに接続され、ソースを介して前記電流発生部310に接続され、ドレインを介して電源電圧VDDに接続される。
合わせて、前記第3MOSFET M3は、ゲートを介して前記第2MOSFET M2のゲートに接続され、ソースを介して接地され、ドレインを介して前記ゲートに接続される。
一方、前記充放電回路部320は、その大きさが可変的に設定される可変キャパシタCと第4〜第6MOSFET M4、M7、M8を含み、前記電流発生部310に発生した電流及び前記第4〜第6MOSFET M4、M7、M8を利用して前記可変キャパシタCを充放電させ、前記発振信号出力部330は、複数のインバータ331、332を含み、前記充放電回路部320に接続されて前記可変抵抗Rの抵抗値及び前記可変キャパシタCのキャパシタンス値により周波数が決定される発振信号RC_OSC_OUTを出力する。
このとき、前記第4MOSFET M4は、ゲートを介して前記電流源及び前記可変抵抗R間に接続され、ソースを介して接地され、ドレインを介して前記可変キャパシタCに接続されて、前記可変キャパシタCを充電させる。
また、前記第5MOSFET M8は、ゲートを介して前記可変キャパシタCに接続され、ソースを介して接地され、ドレインを介して前記発振信号出力部330の複数のインバータ331、332に接続されて、前記複数のインバータ331、332を駆動させる。
なお、前記第6MOSFET M7は、ゲートに前記複数のインバータのうち、最後方のインバータ331から出力される信号がフィードバックされ、ソースを介して前記インバータ駆動電源部350に接続され、ドレインを介して前記可変キャパシタCに接続されて、オン/オフ動作を介して前記可変キャパシタCに充電された電圧V1を放電させる。
一方、前記インバータ駆動電源部350は、第7〜第9MOSFET M5、M6、M9を含み、前記電流発生部310から発生した電流をミラーリングし、そのミラーリングした電流を前記複数のインバータ331、332の駆動電源として提供する。
このとき、前記第7〜第9MOSFET M5、M6、M9は、ゲートを介して互いに直列に接続されて、前記電流源311から発生した電流をミラーリングし、ソースを介して電源電圧VDDがそれぞれ接続される。
また、前記第7及び第8MOSFET M5、M6は、ドレインを介して前記充放電回路部320に接続され、前記第9MOSFET M9は、ドレインを介して前記複数のインバータ331、332に接続されて、ミラーリングした電流を前記複数のインバータ331、332の駆動電源として提供する。
上記のような構成を有する第1の実施形態に係る超低電力RC発振器の動作過程を説明すると、以下のとおりである。
本発明に電源電圧VDDが印加されると、前記第1及び第2MOSFET M1、M2がオンに変り、これにより、第2MOSFET M2のソース電圧が固定される。これによって、第4MOSFET M4のバイアス動作点を図2のBポイントに常に固定させ得るから、前記電流発生部310は、安定して電流を供給できるようになり、これにより、RC発振器自体が動作されないという問題を解決できる。このとき、安定に供給される電流は、下記の式3に示し、その電流の大きさは、抵抗値をトリミング(trimming)できる可変抵抗Rにより調節できる。
一方、前記電流発生部310から発生した電流は、前記第4MOSFET M4により前記可変キャパシタCに充電され、前記充電された電圧を感知して第5MOSFET M8がオンに切り替わることにより、前記発振信号出力部330の最先頭のインバータ331を動作させる。
また、前記発振信号出力部330の最後方のインバータ332は、出力される信号を前記第6MOSFET M7にフィードバックさせ、前記フィードバックされた信号によって前記第6MOSFET M7はスイッチング動作を行うようになり、これによって前記可変キャパシタCに充電された電圧は放電される。このとき、充放電のヒステリシス(hysterisis)は、前記第5MOSFET M8によって調節される。
一方、電流源311から発生した電流(本実施形態では、100nA以下の電流が流れるように具現)は、インバータ駆動電源部350のMOSFET M5、M6、M9を介してミラーリングされ、そのミラーリングされた電流は、前記発振信号出力部330に含まれたインバータ331、332の駆動電源として提供され、このとき、インバータ駆動電源部350のMOSFET M5、M6、M9は、前記ミラーリングされた電流が前記電流源から発生した電流より小さな大きさの電流(本実施形態では、50nA程度の電流)に該当するように設計される。
また、発振信号出力部330から発振信号RC_OSC_OUTが出力されるが、前記発振信号RC_OSC_OUTの周波数は、電流発生量とキャパシタンスにより左右され、そのキャパシタンスの値は、可変キャパシタCをトリミングして調節し得る。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る超低電力RC発振器の回路図を示したものであって、図5に示すように、第2の実施形態の超低電力RC発振器500は、電流発生部510、充放電回路部520、発振信号出力部530、インバータ駆動電源部540を含んでいる。
ここで、前記電流発生部510は、電流を発生させる電流源511と、その大きさが可変的に設定され温度変化に対して互いに相反した特性を有する抵抗要素を所定の割合で組み合わせて構成された可変抵抗Rとを含み、前記可変抵抗Rにより発生した電流の大きさを調節する。
このとき、前記可変抵抗Rは、温度変化に対して相反した抵抗特性を有するN拡散抵抗とポリシリコン抵抗とを所定の割合で組み合わせて、自己温度補償特性を有するように構成される。これは、第1の実施形態と同様に、図4で説明できるが、図4cに示すように、温度変化に対して相反した抵抗特性を有するN拡散抵抗とポリシリコン抵抗とを所定の割合で組み合わせて可変抵抗Rを構成する場合、温度変化に対する抵抗値の変化がほとんどないことが確認でき、これにより、温度変化にも比較的安定したRC発振器を具現することができる。
一方、前記充放電回路部520は、その大きさが可変的に設定される可変キャパシタCと第1〜第3MOSFET M4、M7、M8とを含み、前記電流発生部510に発生した電流及び前記第1〜第3MOSFET M4、M7、M8を利用して、前記可変キャパシタCを充放電させ、前記発振信号出力部530は、複数のインバータ531、532を含み、前記充放電回路部520に接続されて、前記可変抵抗Rの抵抗値及び前記可変キャパシタCのキャパシタンス値により周波数が決定される発振信号RC_OSC_OUTを出力する。
このとき、前記第1MOSFET M4は、ゲートを介して前記電流源及び前記可変抵抗R間に接続され、ソースを介して接地され、ドレインを介して前記可変キャパシタCに接続されて、前記可変キャパシタCを充電させる。
また、前記第2MOSFET M8は、ゲートを介して前記可変キャパシタCに接続され、ソースを介して接地され、ドレインを介して前記発振信号出力部530の複数のインバータ531、532に接続されて、前記複数のインバータ531、532を駆動させる。
なお、前記第3MOSFET M7は、ゲートに前記複数のインバータのうち、最後方のインバータ531から出力される信号がフィードバックされ、ソースを介して前記インバータ駆動電源部540に接続され、ドレインを介して前記可変キャパシタCに接続されて、オン/オフ動作を介して前記可変キャパシタCに充電された電圧V1を放電させる。
一方、前記インバータ駆動電源部540は、第4〜第6MOSFET M5、M6、M9を含み、前記電流発生部510から発生した電流をミラーリングし、そのミラーリングした電流を前記複数のインバータ531、532の駆動電源として提供する。
このとき、前記第4〜第6MOSFET M5、M6、M9は、ゲートを介して互いに直列に接続されて、前記電流源511から発生した電流をミラーリングし、ソースを介して電源電圧VDDがそれぞれ接続される。
また、前記第4及び第5MOSFET M5、M6は、ドレインを介して前記充放電回路部520に接続され、前記第6MOSFET M9は、ドレインを介して前記複数のインバータ531、532に接続されて、ミラーリングした電流を前記複数のインバータ531、532の駆動電源として提供する。
上記のような構成を有する第2の実施形態に係る超低電力RC発振器の動作過程を説明すると、以下のとおりである。
本発明の超低電力RC発振器に電源電圧VDDが印加されると、第1MOSFET M4のバイアス動作点が固定され、これにより前記電流発生部510は電流を供給する。このとき、供給される電流は、下記の式3に示されており、その電流の大きさは、抵抗値をトリミング(trimming)できる可変抵抗Rにより調節できる。
一方、前記電流発生部510から発生した電流は、前記第1MOSFET M4により前記可変キャパシタCに充電され、前記充電された電圧を感知して第2MOSFET M8がオンに切り替わることにより、前記発振信号出力部530の最先頭のインバータ531を動作させる。
また、前記発振信号出力部530の最後方のインバータ532は、出力される信号を前記第3MOSFET M7にフィードバックさせ、前記フィードバックした信号によって、前記第3MOSFET M7はスイッチング動作を行うようになり、これによって前記可変キャパシタCに充電された電圧は放電される。このとき、充放電のヒステリシス(hysterisis)は、前記第2MOSFET M8により調節される。
一方、電流源511から発生した電流(本実施形態では、100nA以下の電流が流れるように具現)は、インバータ駆動電源部540のMOSFET M5、M6、M9を介してミラーリングされ、そのミラーリングされた電流は、前記発振信号出力部530に含まれたインバータ531、532の駆動電源として提供され、このとき、インバータ駆動電源部350のMOSFET M5、M6、M9は、前記ミラーリングされた電流が前記電流源から発生した電流より小さな大きさの電流(本実施形態では、50nA程度の電流)に該当するように設計される。
また、発振信号出力部530から発振信号RC_OSC_OUTが出力されるが、前記発振信号RC_OSC_OUTの周波数は、電流発生量とキャパシタンスにより左右され、そのキャパシタンスの値は、可変キャパシタCをトリミングして調節できる。
一方、図6は、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態に係る超低電力RF発振器の出力を示したグラフであり、発振信号出力部を介して出力された信号の周波数は、以下の式1〜6を介して求めることができる。
Figure 0004510054
ここで、ΔV1は、時間に応じて可変キャパシタCに充電される電圧の変化量を示し、Δtは、可変キャパシタに充電される時間(立上がり時間、定率で充電)TRamp-upを示すもので、下記の式2を介して求めることができる。
Figure 0004510054
このとき、Iは、電流発生部310、510から発生する電流量を示すもので、下記の式3を介して求めることができる。
Figure 0004510054
前記式2に前記式3を代入すると、下記の式4で表現できる。
Figure 0004510054
Figure 0004510054
ここで、Tは、発振信号RC_OSC_OUTの周期を示すものであり、前記式4を利用して求めることができる。Tp=Tramp-up+Tramp-down、Tramp-up(立上がり時間)Tramp-down(立下がり時間)から上記のようにTp=2×TRamp−upとなる。前記式5を利用した下記の式6を介して最終的に発振信号RC_OSC_OUTの周波数FOSCを求めることができる。
Figure 0004510054
上述した本発明の好ましい実施の形態は、例示の目的のために開示されたものであり、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形、及び変更を行うことが可能であり、このような置換、変更なども特許請求の範囲に属するものである。
従来の技術によるRC発振器の回路図である。 バイアス電圧に応じる電流発生部の電流を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態に係る超低電力RC発振器の回路図である。 温度変化に対して互いに相反した特性を有する抵抗要素を所定の割合で組み合わせて構成された可変抵抗の特性を示したグラフであって、温度変化に対して反比例する抵抗値を有するポリシリコン抵抗に対するグラフである。 温度変化に対して互いに相反した特性を有する抵抗要素を所定の割合で組み合わせて構成された可変抵抗の特性を示したグラフであって、温度変化に対して比例する抵抗値を有するN拡散抵抗に対するグラフである。 温度変化に対して互いに相反した特性を有する抵抗要素を所定の割合で組み合わせて構成された可変抵抗の特性を示したグラフであって、前記N拡散抵抗とポリシリコン抵抗とを3:2の割合で組み合わせて構成された可変抵抗の抵抗特性を示したグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る超低電力RC発振器の回路図である。 本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態に係る超低電力RF発振器の出力を示したグラフである。
符号の説明
310、510 電流発生部
311、511 電流源
320、520 充放電回路部
330、530 発振信号出力部
331、332、531、532 インバータ
340 スタートアップ回路部
350、540 インバータ駆動電源部

Claims (11)

  1. 電流を発生させる電流源と、その大きさが可変的に設定され温度変化に対して互いに相反した特性を有する抵抗要素を所定の割合で組み合わせて構成された可変抵抗とを含み、前記可変抵抗により電流の大きさを調節する電流発生部と、
    前記電流発生部に接続されて、前記電流発生部が安定に電流を発生させ得るように一定のバイアス動作点に固定させるスタートアップ回路部と、
    その大きさが可変的に設定される可変キャパシタと複数のトランジスタとを含み、前記電流発生部に発生した電流及び前記複数のトランジスタを利用して、前記可変キャパシタを充放電させる充放電回路部と、
    前記充放電回路部に接続され、複数のインバータを含み、前記可変抵抗の抵抗値及び前記可変キャパシタのキャパシタンス値により周波数が決定される発振信号を出力する発振信号出力部と、
    前記電流発生部から発生した電流をミラーリングして、そのミラーリングした電流を前記複数のインバータの駆動電源として提供するインバータ駆動電源部と、
    を含む超低電力RC発振器。
  2. 前記可変抵抗は、
    温度変化に対して互いに相反した抵抗特性を有するN拡散抵抗とポリシリコン抵抗とを所定の割合で組み合わせて、自己温度補償特性を有するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の超低電力RC発振器。
  3. 前記スタートアップ回路部は、
    第1〜第3端子を備え、前記第1端子及び第2端子間に印加される電圧の大きさに基づいて、前記第2端子から前記第3端子に流れる電流の大きさ及び方向が変動する第1〜第3トランジスタを含み、
    前記第1トランジスタは、第1端子を介して前記第2トランジスタの第1端子に接続され、第2端子を介して電源電圧に接続され、第3端子を介して前記第1端子に接続され、
    前記第2トランジスタは、第1端子を介して前記第1トランジスタの第1端子に接続され、第2端子を介して前記電流発生部に接続され、第3端子を介して電源電圧に接続され、
    前記第3トランジスタは、第1端子を介して前記第2トランジスタの第1端子に接続され、第2端子を介して接地され、第3端子を介して前記第1端子に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載の超低電力RC発振器。
  4. 前記複数のトランジスタは、
    第1〜第3端子を備え、前記第1端子及び第2端子間に印加される電圧の大きさに基づいて、前記第2端子から前記第3端子に流れる電流の大きさ及び方向が変動する第4〜第6トランジスタを含み、
    前記第4トランジスタは、第1端子を介して前記電流源及び前記可変抵抗間に接続され、第2端子を介して接地され、第3端子を介して前記可変キャパシタに接続されて、前記可変キャパシタを充電させ、
    前記第5トランジスタは、第1端子を介して可変キャパシタに接続され、第2端子を介して接地され、第3端子を介して前記複数のインバータに接続されて、前記複数のインバータを駆動させ、
    前記第6トランジスタは、第1端子に前記複数のインバータのうち、最後方のインバータから出力される信号がフィードバックされ、第2端子を介して前記インバータ駆動電源部に接続され、第3端子を介して前記可変キャパシタに接続されて、オン/オフ動作を介して前記可変キャパシタに充電された電圧を放電させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の超低電力RC発振器。
  5. 前記インバータ駆動電源部は、
    第1〜第3端子を備え、前記第1端子及び第2端子間に印加される電圧の大きさに基づいて、前記第2端子から前記第3端子に流れる電流の大きさ及び方向が変動する第7〜第9トランジスタを含み、
    前記第7〜第9トランジスタは、第1端子を介して互いに直列に接続されて、前記電流源から発生した電流をミラーリングし、
    前記第7〜第9トランジスタは、第2端子を介して電源電圧がそれぞれ接続され、
    前記第7及び第8トランジスタは、第3端子を介して前記充放電回路部に接続され、
    前記第9トランジスタは、第3端子を介して前記複数のインバータに接続され、前記ミラーリングした電流を前記複数のインバータの駆動電源として提供する
    ことを特徴とする請求項1に記載の超低電力RC発振器。
  6. 前記第1端子〜第3端子は、ゲート、ソース、ドレインであることを特徴とする請求項3〜5のうちの何れか一項に記載の超低電力RC発振器。
  7. 電流を発生させる電流源と、その大きさが可変的に設定され温度変化に対して互いに相反した特性を有する抵抗要素を所定の割合で組み合わせて構成された可変抵抗とを含み、前記可変抵抗により電流の大きさを調節する電流発生部と、
    その大きさが可変的に設定される可変キャパシタと複数のトランジスタとを含み、前記電流発生部に発生した電流及び前記複数のトランジスタを利用して、前記可変キャパシタを充放電させる充放電回路部と、
    前記充放電回路部に接続され、複数のインバータを含み、前記可変抵抗の抵抗値及び前記可変キャパシタのキャパシタンス値により周波数が決定される発振信号を出力する発振信号出力部と、
    前記電流発生部から発生した電流をミラーリングして、そのミラーリングした電流を前記複数のインバータの駆動電源として提供するインバータ駆動電源部と、
    を含む超低電力RC発振器。
  8. 前記可変抵抗は、
    温度変化に対して相反した抵抗特性を有するN拡散抵抗とポリシリコン抵抗とを所定の割合で組み合わせて、自己温度補償特性を有するように構成されたことを特徴とする請求項7に記載の超低電力RC発振器。
  9. 前記複数のトランジスタは、
    第1〜第3端子を備え、前記第1端子及び第2端子間に印加される電圧の大きさに基づいて、前記第2端子から前記第3端子に流れる電流の大きさ及び方向が変動する第1〜第3トランジスタを含み、
    前記第1トランジスタは、第1端子を介して前記電流源及び前記可変抵抗間に接続され、第2端子を介して接地され、第3端子を介して前記可変キャパシタに接続されて、前記可変キャパシタを充電させ、
    前記第2トランジスタは、第1端子を介して可変キャパシタに接続され、第2端子を介して接地され、第3端子を介して前記複数のインバータに接続されて、前記複数のインバータを駆動させ、
    前記第3トランジスタは、第1端子に前記複数のインバータのうち、最後方のインバータから出力される信号がフィードバックされ、第2端子を介して前記インバータ駆動電源部に接続され、第3端子を介して前記可変キャパシタに接続されて、前記可変キャパシタに充電された電圧を放電させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の超低電力RC発振器。
  10. 前記インバータ駆動電源部は、
    第1〜第3端子を備え、前記第1端子及び第2端子間に印加される電圧の大きさに基づいて、前記第2端子から前記第3端子に流れる電流の大きさ及び方向が変動する第4〜第6トランジスタを含み、
    前記第4〜第6トランジスタは、第1端子を介して互いに直列に接続されて、前記電流源から発生した電流をミラーリングし、
    前記第4〜第6トランジスタは、第2端子を介して電源電圧がそれぞれ接続され、
    前記第4及び第5トランジスタは、第3端子を介して前記充放電回路部に接続され、
    前記第6トランジスタは、第3端子を介して前記複数のインバータに接続され、前記ミラーリングした電流を前記複数のインバータの駆動電源として提供する
    ことを特徴とする請求項7に記載の超低電力RC発振器。
  11. 前記第1端子〜第3端子は、ゲート、ソース、ドレインであることを特徴とする請求項9又は10に記載の超低電力RC発振器。
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