JP4508630B2 - コンタクトレンズ装着液 - Google Patents

コンタクトレンズ装着液 Download PDF

Info

Publication number
JP4508630B2
JP4508630B2 JP2003427500A JP2003427500A JP4508630B2 JP 4508630 B2 JP4508630 B2 JP 4508630B2 JP 2003427500 A JP2003427500 A JP 2003427500A JP 2003427500 A JP2003427500 A JP 2003427500A JP 4508630 B2 JP4508630 B2 JP 4508630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact lens
lens mounting
mounting liquid
polyvinyl
polymer compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003427500A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005187345A (ja
Inventor
田淵照人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP2003427500A priority Critical patent/JP4508630B2/ja
Publication of JP2005187345A publication Critical patent/JP2005187345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4508630B2 publication Critical patent/JP4508630B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

本発明は、コンタクトレンズ装着液に関し、詳しくはコンタクトレンズの装着感及び使用後の視界のぼやけを改善するコンタクトレンズ装着液に関するものである。
コンタクトレンズの装着は、異物を目に挿入するという点から、装着時に乾燥感、異物感を感じやすい。これらの問題を解決するために、各種水溶性高分子化合物等を配合し組成物の粘度を挙げ、乾燥感、異物感を改善するコンタクトレンズ装着液が提案されている(例えば特許文献1〜7参照)。
しかしながら、このようなコンタクトレンズ装着液は、多くの高分子化合物を配合し粘度が高いために、眼内から液が排出されにくい。このため、コンタクトレンズ装着後に視界のぼやけを感じる場合が多く、使用感は満足できるものではない。
従って、コンタクトレンズの装着時には、優れた使用感を有するのみならず、使用後の視界のぼやけを抑制するコンタクトレンズの装着液が望まれていた。
特開2001−125052号公報 特開2001−187731号公報 特開2001−187733号公報 特開2001−318348号公報 特開2001−318350号公報 特開2002−322048号公報 特開2003−66383号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、コンタクトレンズの装着感を改善し、使用後の視界のぼやけを改善し得るコンタクトレンズ装着液を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、ポリビニル系高分子化合物、セルロース系高分子化合物からなるコンタクトレンズ装着液に、さらに特定量のグリセリンを配合することにより、上記課題を解決できることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
従って、本発明は下記コンタクトレンズ装着液を提供する。
[1].ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー及びポリビニルメチルエーテルから選ばれるポリビニル系高分子化合物と、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース及びカルボキシメチルセルロースから選ばれ、重量平均分子量が6〜11万であるセルロース系高分子化合物と、グリセリン1〜5W/V%とを含有することを特徴とするコンタクトレンズ装着液。
[2].上記ポリビニル系高分子化合物の重量平均分子量が2〜100万である[1]記載のコンタクトレンズ装着液。
[3].ポリビニル系高分子化合物とセルロース系高分子化合物の含有量が、それぞれ0.1〜5W/V%である[1]又は[2]記載のコンタクトレンズ装着液。
[4].粘度(20℃・E型回転粘度計測定)が5〜100mPa・sである[1]〜[3]のいずれかに記載のコンタクトレンズ装着液。
[5].ポリビニル系高分子化合物とセルロース系高分子化合物との含有量比が1:10〜20:1である[1]〜[4]のいずれかに記載のコンタクトレンズ装着液。
[6].コンタクトレンズに直接滴下したのち、コンタクトレンズを目に装着することを特徴とする[1]〜[5]のいずれかに記載のコンタクトレンズ装着液。
[7].酸素透過性ハードコンタクトレンズ又はソフトコンタクトレンズ用である[1]〜[6]のいずれかに記載のコンタクトレンズ装着液。
本発明によれば、コンタクトレンズの装着感及び使用後の視界のぼやけを改善し得るコンタクトレンズ装着液を提供することができる。
以下、本発明につき、さらに詳しく説明する。
本発明のポリビニル系高分子化合物としては、通常、眼科用として使用されるものであれば特に制限はされない。例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルメチルエーテル等が挙げられる。これらは1種単独で又は2種以上を適且組み合わせて用いることができる。この中でもポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンが好適である。
ポリビニル系高分子化合物の重量平均分子量は、特に制限されないが、2〜100万が好ましい。重量平均分子量が小さすぎると装着後における異物感の改善が不充分になる場合があり、大きすぎるとグリセリンのぼやけ防止効果が充分に発揮されない場合がある。なお、重量平均分子量はGPCカラムを用いた液体クロマトグラフィーで得られた値である。
本発明のセルロース系高分子化合物としては、特に制限されるものではなく、例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。この中でもヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロースが特に好適である。
セルロース系高分子化合物の重量平均分子量は6〜11万が好ましい。重量平均分子量が6万未満であると、装着後における異物感の改善が不充分になる場合があり、11万を超えるとグリセリンのぼやけ防止効果が充分に発揮されない場合がある。なお、本発明において、重量平均分子量はGPCカラムを用いた液体クロマトグラフィーによって得られたものである。
ポリビニル系高分子化合物とセルロース系高分子化合物の含有量は、それぞれ装着液中0.l〜5W/V(質量/容量、以下同じ)%が好ましく、下限は0.3W/V%以上が好ましく、上限は3W/V%以下が好ましい。含有量が0.1W/V%未満であると、装着後における異物感の改善が不充分になる場合があり、5W/V%を超えるとべたついて使用感が悪くなる場合がある。
本発明は、装着後の異物感、乾燥感の改善の点から、ポリビニル系高分子化合物とセルロース系高分子化合物を組み合わせて用いるものである。この場合、ポリビニル系高分子化合物とセルロース系高分子化合物との含有量比は1:10〜20:1が好ましい。
本発明では、ポリビニル系高分子化合物、セルロース系高分子化合物からなるコンタクトレンズ装着液に、特定量のグリセリンを配合することにより、装着感改善と視界のぼやけ改善とを両立し得たものである。
グリセリンの含有量は0.6〜5W/V%であり、下限は1W/V%以上が好ましく、上限は3W/V%以下が好ましい。0.6W/V%未満であると装着後のぼやけ改善効果が充分でない。一方、5W/V%を超えると装着後のぼやけ改善効果が充分でなく、装着後べたつく。
コンタクトレンズ装着液の粘度は、特に制限されないが、通常、20℃でのE型回転粘度計測定による粘度が5〜100mPa・s、好ましくは10〜50mPa・sである。5mPa・s未満であると装着後のフィット感が充分でない場合があり、100mPa・sを超えると装着後べたつく場合がある。なお、粘度は30mPa・s未満であれば20rpm、30mPa・s以上であれば5rpmで測定した値である。
本発明の装着液には眼科組成物に使用される各種成分を、必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。好ましい配合成分としては、薬物、pH調整剤、緩衝剤、安定化剤、等張化剤、溶解補助剤、抗酸化剤、防腐剤、清涼化剤等が挙げられる。本発明において、各剤を1種単独で又は2種以上を適且組み合わせて用いることができる。
薬物としては、例えばグリチルリチン酸二カリウム、アラントイン、塩化ベルベリン、硫酸ベルベリン、アズレンスルホン酸ナトリウム、硫酸亜鉛、乳酸亜鉛、塩化リゾチーム等の抗炎症剤、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(活性型ビタミンB2)、シアノコバラミン(ビタミンB12)、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、ビタミンEアセテート、パンテノール、パントテン酸カルシウム、パントテン酸ナトリウム、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール(ビタミンAパルミテート)等のビタミン類、L−アスパラギン酸カリウム、L−アスパラギン酸マグネシウム、L−アスパラギン酸カリウムマグネシウム(等量混合物)、アミノエチルスルホン酸(タウリン)、イプシロンアミノカプロン酸、L−グルタミン酸、L−グルタミン酸ナトリウム等のアミノ酸類、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン等の抗ヒスタミン剤、エピネフリン、塩酸エピネフリン、塩酸エフェドリン、塩酸ナファゾリン、硝酸ナファゾリン、塩酸フェニレフリン、塩酸テトラヒドロゾリン等の充血除去成分、コンドロイチン硫酸塩等のムコ多糖類等の角膜保護成分、スルファメトキサゾール、スルファメトキサゾールナトリウム、スルフイソキサゾール、スルフイソキジンナトリウム等のサルファ剤、クロモグリク酸、クロモグリク酸ナトリウム、トラニラスト等の抗アレルギー剤が挙げられる。特に、ソフトコンタクトレンズ装用による眼の疲労、炎症の抑制の点から、ビタミン又はその誘導体、アミノ酸又はその塩、抗炎症剤、ムコ多糖類等の角膜保護成分を含有することが好ましい。
薬物の含有量は、各薬物の有効な適性量を選択することができるが、眼への刺激、組成物の安定性等の点から、装着液中0.001〜3W/V%の範囲であることが好ましい。
pH調整剤としては、例えばクエン酸、クエン酸ナトリウム、ホウ酸、ホウ砂、リン酸、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、氷酢酸、トロメタモール、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、塩酸、硫酸等が挙げられる。好ましくは緩衝剤としても作用するクエン酸、クエン酸ナトリウム、ホウ酸、ホウ砂、リン酸、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、酒石酸、酒石酸ナトリウム、グルコン酸、グルコン酸ナトリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、トロメタモール、炭酸水素ナトリウム、各種アミノ酸等又はその組み合わせを用いることが好ましい。
コンタクトレンズ装着液のpHは、4〜8に維持されるよう調整することが好ましい。また、緩衝剤の含有量は、装着液中0.001〜2%W/Vの範囲であることが好ましい。
安定化剤としては、例えば、エデト酸ナトリウム、エデト酸、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン等が挙げられる。エデト酸類はそのキレート効果により、系の安定性を維持する効果を奏し、シクロデキストリン類は、ソフトコンタクトレンズに吸着し易い成分(例えば塩化ベンザルコニウム等)の吸着抑制効果を有する。安定化剤の含有量は、装着液中0.001〜2W/V%の範囲であることが好ましい。
等張化剤としては、例えば、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム、マンニトール等が挙げられる。等張化剤の含有量は、装着液中0.05〜1W/V%の範囲であることが好ましい。装着液としての好ましい浸透圧は150〜500mOsmであり、特に本発明のコンタクトレンズ装着液としては、250〜370mOsmの範囲に調整されることが好ましい。
溶解補助剤としては、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、プロクサマー類、モノオレイン酸POE(20)ソルビタン等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類、POE(60)硬化ヒマシ油等のPOE硬化ヒマシ油等の界面活性剤が挙げられる。好ましい溶解補助剤は、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリソルベート80である。溶解補助剤の含有量は、装着液中0.001〜2W/V%の範囲であることが好ましい。
抗酸化剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ヒドロキノン、没食子酸プロピル、亜硫酸水素ナトリウム等が挙げられる。抗酸化剤の含有量は、装着液中0.001〜1%の範囲であることが好ましい。
防腐剤としては、例えば、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、クロロブタノール、パラオキシ安香酸エステル等が挙げられる。防腐剤の含有量は、装着液中0.001〜0.5W/V%の範囲であることが好ましい。
清涼化剤としては、例えば、カンフル、クールミントNo.71212、ゲラニオール、ハッカ水、ハッカ油、メントール、ボルネオール、ユーカリ油、ウイキョウ油、ベルガモット油、リナロール、N−エチル−p−メンタン−カルボキシアミド(例えばWS−3、高砂香料工業(株)製)等が挙げられる。清涼化剤の含有量は、装着液中0.0001〜0.1W/V%の範囲であることが好ましい。
本発明のコンタクトレンズ装着液は残部を水とし、公知の製造方法で製造することができる。例えば上記各成分を滅菌精製水、イオン交換水等の水、あるいはエタノール等のアルコールとの混合溶媒等に溶解させた後、pH、さらに必要に応じて浸透圧等をpH調整剤、等張化剤により適宜調整することによって、コンタクトレンズ装着液を得ることができる。
得られたコンタクトレンズ装着液は、公知の点眼容器(紫外線防止剤あるいは色素を含有するものが内容物の安定性上好ましい)に充填し、フィルム包装等の包装を施して、保存安定性が良好なコンタクトレンズ装着液として提供することができる。
本発明のコンタクトレンズ装着液の適応できるコンタクトレンズの種類については、特に制限されるものではなく、ハードコンタクトレンズ、酸素透過性ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズ、1日使い捨てコンタクトレンズ、1週間使い捨てコンタクトレンズ、2週間使い捨てコンタクトレンズのいずれにも適応できる。
使用方法は特に限定されないが、装着液をコンタクトレンズに塗布あるいは直接滴下する方法、コンタクトレンズを装着液に浸漬する方法、コンタクトレンズが保存されている保存液に装着液を添加して、コンタクトレンズを表面処理する方法等が挙げられる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
[実施例1〜33、比較例1〜3]
表1〜5の組成となるように(配合単位、g/100mL,W/V%)、表中の各配合成分を定法に準じて滅菌精製水に溶解した後、各溶液を無菌ろ過して、コンタクトレンズ装着液を調製した。得られた装着液について下記評価を行った。結果を表1〜5に併記する。
評価方法
コンタクトレンズ使用者(ソフトコンタクトレンズ使用者5名、酸素透過性ハードコンタクトレンズ5名)をパネラーとした。各パネラーがそれぞれコンタクトレンズにコンタクトレンズ装着液を3滴つけ、装着した後の視界のぼやけ、装着中の使用感について下記評価基準に基づいて評価した。
<視界のぼやけの評価基準>
5:装着後、視界のぼやけが1分以内に解消する
4:装着後、1分〜1分30秒間未満ぼやける
3:装着後、1分30秒〜2分間未満ぼやける
2:装着後、2分〜2分30秒間未満ぼやける
1:装着後、2分30秒以上ぼやける
表中には、パネラーの平均値が4以上のものについては◎とし、3以上4未満のものについては○とし、2以上3未満のものについては△とし、2未満のものについては×として視界のぼやけ評価を示す。
<装着中の使用感評価>
5:装着液を使用しない場合と比べて異物感や乾燥感等の不快感が非常に改善
4:装着液を使用しない場合と比べて異物感や乾燥感等の不快感が改善
3:装着液を使用しない場合と比べて異物感や乾燥感等の不快感がやや改善
2:装着液を使用しない場合と比べて異物感や乾燥感等の不快感が変わらない
1:装着液を使用しない場合と比べて異物感や乾燥感等の不快感が感じられる
表中には、パネラーの平均値が4以上のものについては◎とし、3以上4未満のものについては○とし、2以上3未満のものについては△とし、2未満のものについては×として使用感評価を示す。なお、コンタクトレンズ装着液としては○以上が好ましく、より好ましくは◎である。
Figure 0004508630
Figure 0004508630
Figure 0004508630
Figure 0004508630
Figure 0004508630
表中に記載の成分を下記に示す。
PVA ゴーセノールEG−05:ポリビニルアルコール,日本合成化学工業(株)製
HPMC 60SH−50:ヒドロキシプロピルメチルセルロース メトローズ60SH−50(重量平均分子量10万),信越化学工業(株)製
HPMC 60SH−4000:ヒドロキシプロピルメチルセルロース メトローズ60SH−4000(重量平均分子量35万),信越化学工業(株)製
MC SM−15:メチルセルロース メトローズSM−15,(信越化学工業(株)製
PVP コリドン25:ポリビニルピロリドン,BASF(株)製
PVP コリドン30:ポリビニルピロリドン,BASF(株)製

Claims (7)

  1. ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー及びポリビニルメチルエーテルから選ばれるポリビニル系高分子化合物と、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース及びカルボキシメチルセルロースから選ばれ、重量平均分子量が6〜11万であるセルロース系高分子化合物と、グリセリン1〜5W/V%とを含有することを特徴とするコンタクトレンズ装着液。
  2. 上記ポリビニル系高分子化合物の重量平均分子量が2〜100万である請求項1記載のコンタクトレンズ装着液。
  3. ポリビニル系高分子化合物とセルロース系高分子化合物の含有量が、それぞれ0.1〜5W/V%である請求項1又は2記載のコンタクトレンズ装着液。
  4. 粘度(20℃・E型回転粘度計測定)が5〜100mPa・sである請求項1〜3のいずれか1項記載のコンタクトレンズ装着液。
  5. ポリビニル系高分子化合物とセルロース系高分子化合物との含有量比が1:10〜20:1である請求項1〜4のいずれか1項記載のコンタクトレンズ装着液。
  6. コンタクトレンズに直接滴下したのち、コンタクトレンズを目に装着することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のコンタクトレンズ装着液。
  7. 酸素透過性ハードコンタクトレンズ又はソフトコンタクトレンズ用である請求項1〜6のいずれか1項記載のコンタクトレンズ装着液。
JP2003427500A 2003-12-24 2003-12-24 コンタクトレンズ装着液 Expired - Fee Related JP4508630B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003427500A JP4508630B2 (ja) 2003-12-24 2003-12-24 コンタクトレンズ装着液

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003427500A JP4508630B2 (ja) 2003-12-24 2003-12-24 コンタクトレンズ装着液

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005187345A JP2005187345A (ja) 2005-07-14
JP4508630B2 true JP4508630B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=34786758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003427500A Expired - Fee Related JP4508630B2 (ja) 2003-12-24 2003-12-24 コンタクトレンズ装着液

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4508630B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5514547B2 (ja) * 2007-09-14 2014-06-04 ロート製薬株式会社 眼科用組成物
WO2009035034A1 (ja) * 2007-09-14 2009-03-19 Rohto Pharmaceutical Co., Ltd. 眼科用組成物
JP2009096790A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Rohto Pharmaceut Co Ltd 疲れ目改善用及び/又はかすみ目改善用コンタクトレンズ装着液
US20100249062A1 (en) * 2007-09-28 2010-09-30 Yasuko Matsumura Ophthalmic composition
JP5401043B2 (ja) * 2007-11-09 2014-01-29 ロート製薬株式会社 眼科用組成物
WO2011070613A1 (ja) * 2009-12-08 2011-06-16 株式会社メニコン コンタクトレンズ用組成物、及びそれを用いた負の相互作用の抑制方法
JP2013133318A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Lion Corp コンタクトレンズ装着液

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001318348A (ja) * 2000-05-11 2001-11-16 Lion Corp コンタクトレンズ装着液
JP2003066383A (ja) * 2001-08-30 2003-03-05 Lion Corp コンタクトレンズ装着液
JP2003107416A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Lion Corp コンタクトレンズ用組成物及び洗眼剤組成物
JP2003190249A (ja) * 2001-12-21 2003-07-08 Lion Corp 洗眼用具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001318348A (ja) * 2000-05-11 2001-11-16 Lion Corp コンタクトレンズ装着液
JP2003066383A (ja) * 2001-08-30 2003-03-05 Lion Corp コンタクトレンズ装着液
JP2003107416A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Lion Corp コンタクトレンズ用組成物及び洗眼剤組成物
JP2003190249A (ja) * 2001-12-21 2003-07-08 Lion Corp 洗眼用具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005187345A (ja) 2005-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5892149B2 (ja) ソフトコンタクトレンズ用組成物及び吸着抑制方法
JP4748289B2 (ja) 点眼剤、眼科用組成物及び吸着抑制方法
JP3142842B1 (ja) 眼科用組成物及びソフトコンタクトレンズへの吸着抑制方法
JP5729109B2 (ja) ソフトコンタクトレンズ用眼科組成物
JP2005343894A (ja) 抗菌点眼剤
JP3846537B2 (ja) コンタクトレンズ用装着液
JP4508630B2 (ja) コンタクトレンズ装着液
JP2001187733A5 (ja)
JP2002322048A (ja) ソフトコンタクトレンズ用組成物
JP5678530B2 (ja) ソフトコンタクトレンズ用眼科組成物
JP2010204597A (ja) ソフトコンタクトレンズ用組成物及びソフトコンタクトレンズへの吸着抑制方法
JP5092138B2 (ja) コンタクトレンズ装着液
JP2009161455A (ja) ソフトコンタクトレンズ用眼科用組成物
JP4462406B2 (ja) ソフトコンタクトレンズ取り外し液
JP2005172912A (ja) ソフトコンタクトレンズの装着方法及び装着液原液、並びにコンタクトレンズキット
JP4273297B2 (ja) ソフトコンタクトレンズの含水率低下防止用組成物、及びソフトコンタクトレンズの含水率低下防止方法
JP2001125052A (ja) コンタクトレンズ装着液
JP5838718B2 (ja) ソフトコンタクトレンズ用眼科組成物及び吸着抑制方法
JP2009084235A (ja) 眼科用抗充血剤及び抗充血用眼科組成物
JP2013133318A (ja) コンタクトレンズ装着液
JP2014089482A (ja) コンタクトレンズ装着液
JP5673721B2 (ja) コンタクトレンズ装着液
JP2009079032A (ja) 眼科用組成物及びジフェンヒドラミンの安定化方法
JP2005035969A (ja) 眼科用組成物及び該組成物の安定化方法
JP2005281319A (ja) コンタクトレンズ用眼科組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4508630

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees