JP4506726B2 - 回転式脚マッサージ機 - Google Patents

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Description

本発明は、脚施療部の反対面に脚載部を有する本体部を、回転自在に備えて成る回転式脚マッサージ機に関するものである。
従来から、エアバッグ等の施療手段を配してある脚施療部を一面側に有し、その反対面側には脚部を載せておくことのできる脚載部を有する本体部と、上記本体部から一体に延設してある回転軸体廻りに上記本体部を回転自在に支持する支持台部とを具備する回転式脚マッサージ機が知られている(特許文献1参照)。被施療者は、本体部の脚施療部側が上方乃至側方を向くようにセットして自らの脚部を該脚施療部内に保持させ、この状態で施療手段を適宜駆動させることで脚部にマッサージを施すことができる。また本体部を反転させて脚載部が上側を向くようにセットすれば、脚載部の平坦面上に脚部を載せておく脚載せ台としても利用可能になっている。この回転式脚マッサージ機には、本体部を複数段階の回転位置で固定することができるロック機構を備えており、設置してある操作レバー部を引くことでロック機構によるロック状態を解除できるようになっている。
従来の回転式脚マッサージ機における上記ロック機構は、本体部から延設してある回転軸体と同軸上である位置にロックピンや操作レバー部を配置した構造であり、この操作レバー部を外側に引き上げることで、ロック状態にあるロックピンを上記回転軸体から軸方向に離れるように移動させ、これによりロック状態を解除させる構造になっている。
しかし上記構成のものにおいては、ロックピンや操作レバー部がいずれも回転軸体と同軸上の位置となるために回転式脚マッサージ機全体が軸方向に大型のものとなり、特に不使用時に収納しておく際に居住空間を圧迫するといった問題がある。また、回転軸体の軸中心近くにロックピンが係合する構造であるため、回転を固定する際にロックピンやこのロックピンを保持するための各部材が大きな負荷を受けることとなり、ロック機構の繰り返し安全性が低くなるといった問題もある。更に、操作レバー部を設置する位置も回転軸体と同軸上に制限されるため、使用者にとって使い勝手の良い場所に操作レバー部を設置して操作性向上を図ることが困難であるといった問題がある。
特開2004−181035号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、住居空間を圧迫することのないスリムな構造であるとともに、ロック機構の繰り返し安全性が高く、且つ操作レバー部を使用者にとって操作し易い適宜箇所に設置することが容易な回転式脚マッサージ機を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明を、被施療者の脚部をマッサージするための脚施療部1を一面側に有するとともに、該脚施療部1の反対面側には脚部を載せておくための脚載部2を有する本体部3と、上記本体部3から両側方に向けて一体に延出される回転軸体7を中心に上記本体部3を回転自在に支持する支持台部4と、上記本体部3を所望の回転位置で固定するロック機構30とを具備する回転式脚マッサージ機において、上記ロック機構30は、上記回転軸体7に同軸上に固定されるとともにその外周縁に複数の係合部13を有する回転ディスク11と、回転軸体7の軸方向と直交する方向に沿って進退自在であって上記係合部13に係合するロック位置と係合を外れる解除位置との間で進退操作されるロックピン14とを具備するものとする。
上記構成の回転式脚マッサージ機とすることで、回転式脚マッサージ機全体が軸方向にコンパクトな構造となり、住居空間を圧迫することのないスリムな外形となる。また、ロックピン14は回転軸体7の軸中心から回転ディスク11の略半径分だけ離れた箇所で係合する構造であるため、回転を固定する際にロックピン14やこのロックピン14を保持するための各部材が受ける負荷が小さくて済む。これによりロック機構30の繰り返し安全性が向上する。更に、ロックピン14の設置位置は回転軸体7の軸中心から離れた自由な位置に設定することができるので、このロックピン14を操作するための操作レバー部を設置する場合に、この操作レバー部についても回転軸体7の軸中心から離れた自由な位置に設置して使用者の操作性を向上させることが容易である。
また上記構成の回転式脚マッサージ機にあっては、上記ロックピン14を進退させる操作レバー部10として、上記回転軸体7の軸方向及びロックピン14の進退方向と直交する方向を軸方向とするレバー軸22と、レバー軸22側からロックピン14側に向けて延設されるレバー作用突部21cと、レバー軸22側からロックピン14の進退方向に沿って延設されるレバー操作体19とを備え、レバー作用突部21cとレバー操作体19とをレバー軸22廻りに一体に回転自在に設けるものとする。
このようにすることで、レバー作用突部21cとレバー操作体19と一体に有する操作レバー部10全体が梃子のように働き、レバー操作体19を回転させるだけで、ロックピン14を容易に操作することができる。また、レバー軸22の中心軸とレバー作用突部21cとの間の距離と、レバー軸22の中心軸とレバー操作体19との間の距離を適宜設定すれば、弱い力でも強い操作力を発揮することが可能である。
更に上記ロック機構30は、ロックピン14を進退方向に摺動自在に保持するガイドレール部15を備えるものであり、且つ上記ロックピン14は、ガイドレール部15内で摺動する摺動軸部14aと、ガイドレール部15外に突出するように摺動軸部14aからその進退方向と直交する方向へと突設されて回転ディスク11の係合部13と係合するロック部14bと、摺動軸部14aから該ロック部14bと平行に突設される作用部14cと、を有するものであり、上記操作レバー部10のレバー作用突部21cが、上記ロックピン14の作用部14cと摺接してロックピン14を操作するものとする。
このように、ロックピン14のうち進退方向に摺動する摺動軸部14aと、回転ディスク11の係合部13に係合されるロック部14bとを別々に設け、両者14a,14bの距離を隔てるとともに摺動軸部14aはガイドレール部15内に保持させておくことで、ロック部14bにて生じる磨耗粉が摺動軸部14a側にまで侵入して不具合を生じるといった事態が防止される。
更に上記ロック機構30は、ロック位置にあるロックピン14を回転ディスク11外周縁の接線方向両側において支持する補強板18を備えるものであることが好適である。このようにすることで、ロックピン14にかかる回転ロック時の負荷をこの補強板18に受けさせることができ、これにより回転ガタが減少された安全な商品として提供することが可能になる。
本発明は、住居空間を圧迫することのないスリムな構造であるとともに、ロック機構の繰り返し安全性が高く、且つ操作レバー部を使用者にとって操作し易い適宜箇所に設置することが容易になるといった効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図5には、本発明の実施形態における一例の回転式脚マッサージ機の全体を示している。図示の如く、本例の回転式脚マッサージ機は従来のものと同様に、被施療者の脚部をマッサージするためのエアバッグ(図示せず)を配してある脚施療部1を一面側に有するとともに該脚施療部1の反対面側には脚部を載せておくための脚載部2を有する本体部3と、上記本体部3を水平軸廻りに回転自在に支持する支持台部4とで主体を成すものである。
上記本体部3の脚施療部1側には、被施療者の左右の脚部をそれぞれ嵌入させる一対の溝部5を設けてあり、この溝部5の内壁部にエアバッグを配置しておくことで、エアバッグの膨縮により各溝部5に嵌入される脚部に適宜マッサージを施すことが可能になっている。上記脚施療部1の溝部5を設けてある側と反対側の面には、一面の開口した箱型を成す脚載部2の開口縁部分を固定するようになっており、上記固定によって、脚施療部1と脚載部2を反対側に設けた本体部3全体の外形を形成するものである。箱型を成す脚載部2の外底面には略平坦な載置面6を形成しており、被施療者はこの載置面6上に自らの脚部を載せて休ませることが可能になっている。
なお図示はしていないが、上記本体部3内(即ち、脚施療部1の背面と脚載部2内面との間に形成される空間内)には、脚施療部1の溝部5に配される各エアバッグへの給気を行うエアポンプユニットや、このエアポンプユニットから各エアバッグへの配管や、この配管中に配される電磁弁や、これらエアポンプユニットや電磁弁を制御する制御回路といった全ての制御機構を収納させてある。
上記本体部3の脚施療部1の左右両側面には、それぞれ水平方向を軸方向とする回転軸体7を一体に延設してある(図4参照)。上記支持台部4は、この左右一対の回転軸体7をそれぞれ水平軸廻りに回転自在に支持する左右一対の支持脚部8と、左右の支持脚部8を水平方向につなぐ細長形状の補助フレーム9とで主体を成している。一方の支持脚部8には操作レバー部10を備えており、この操作レバー部10の下端を外側に引き上げることで、本体部3の回転を禁止する後述のロック機構30のロックを解除する構造である。
次に、本例のロック機構30の構成について詳細に述べる。図4に示すように、円柱状を成す回転軸体7の先端面には、この回転軸体7よりも充分に大径としてある略円板状の回転ディスク11を、複数本の固定ねじ12を介して同軸上に固定してある。この回転ディスク11の外周縁には、凹溝状を成す係合部13を周方向に所定間隔を空けて複数形成してある。上記係合部13は、後述のロックピン14に形成してあるロック部14bが嵌入され、これにより回転ディスク11延いては本体部3全体の回転が一体にロックされるように設けてある。
ロックピン14は、支持脚部8の側板面に固定されるガイドレール部15内において、回転軸体7の軸方向(即ち水平方向)と直交する方向(図示例では上下方向)に向けて一定範囲内で進退自在に収納されている。上記ガイドレール部15は、ロックピン14を上下方向に摺動自在に保持するレール部材16と、このレール部材16を一体に組み込むとともに支持脚部8に取付固定される保持部材17と、ガイドレール部15内においてロックピン14の下方に配置されるコイルばねから成る戻しばね25とで主体を成すものである。上記ガイドレール部15を組立てた状態で、上記戻しばね25はその下端を保持部材17の内底面に当てるとともにその上端をロックピン14の下端面に当てて圧縮される状態にあり、ロックピン14に対して常に上方に向けて付勢力を与えるようになっている。
上記ロックピン14は、ガイドレール部15内において上下方向に摺動自在に配される棒状の摺動軸部14aと、該摺動軸部14aの上端部から進退方向と直交する方向に突設されるロック部14bと、該摺動軸部14aのロック部14bを突設してある箇所から所定間隔を空けた下方箇所からロック部14bと平行に突設される作用部14cとで、側面視F字状に形成したものである。ガイドレール部15を形成するレール部材16及び保持部材17には、上記ロックピン14のロック部14b及び作用部14cを外部に突出させる窓部16a,17aをそれぞれ形成してあり、連通する両窓部16a,17aから外部に突出したロック部14b及び作用部14cが、摺動軸部14aと一体に上下方向に往復動するようになっている。
また上記保持部材17の上端部には、この突出したロック部14bが嵌入する開口溝18aを有する補強板18を、一体に備えてある。上記補強板18は、ロック部14bが回転ディスク11の係合部13と係合する位置(以下これを「ロック位置」という)にあるとき、このロック位置にあるロック部14bが開口溝18a内に嵌り込むことで該ロック部14bの両側面を回転ディスク11外周縁の接線方向両側において支持するものである。
更に上記構成から成るガイドレール部15には、ロックピン14を上下方向に進退操作するための操作レバー部10を、回動自在に組み付けてある。上記操作レバー部10は、実際に使用者が指を引掛けて操作するレバー操作体19を下方に突設させてある操作部材20と、この操作部材20の内面側に一体に固定させる枠部材21と、この枠部材21を上記ガイドレール部15側の保持部材17に対して回動自在に連結させるレバー軸22とで主体を成すものである。
上記レバー軸22は、回転軸体7の軸方向及びロックピン14の進退方向と直交する方向を、その軸方向とする円柱形状の部材である。操作レバー部10側の枠部材21から延設してある内側一対及び外側一対の連結片21aと、ガイドレール部15側の保持部材17から延設してある一対の連結片17bには、対向する位置に共に貫通孔21b,17cが形成してあり、この貫通孔21b,17cに上記レバー軸22を貫通させて抜け止めを施すことで、上記レバー軸22廻りに操作レバー部10全体が回転自在となっている。操作レバー部10の回転範囲は、枠部材21の内面が保持部材17の両連結片17bに形成してあるスタート面17eとエンド面17fに当たることで規制される。
また上記枠部材21には、内側で対を成す連結片21aの上端同士をつなぐ板状のレバー作用突部21cをガイドレール部15側に向けて一体に延設してあり、図3に示すように、このレバー作用突部21cの先端部下面である作用面21dが、ロックピン14から突設される作用部14cの上面と接触するようになっている。上記接触は、戻しばね25の付勢力により常時なされるものである。
つまり本例における組立状態の操作レバー部10にあっては、レバー軸22側からロックピン14側に向けてレバー作用突部21cが延設されるとともに、レバー軸22側からロックピン14の進退方向に沿って(図示例では下方に向けて)レバー操作体19が延設され、このレバー作用突部21cとレバー操作体19とがレバー軸22廻りに一体に回転自在な構造になっている。そして、この水平方向に延設されるレバー作用突部21cの先端部には、ロックピン14と摺接してこれを進退操作する作用面21dが形成され、下方に延設されるレバー操作体19の先端部には、指を掛ける引掛け面19aが形成されているので、図3(a)に示す状態から上記引掛け面19aに指を引掛けて操作レバー部10全体を外側に引き上げるように回転させれば、これに連動して内側に倒れ込むように回転するレバー作用突部21c先端の作用面21dがロックピン14の作用部14cと摺接しながら該ロックピン14を押し下げ、図3(b)に示すように、ロック位置よりも下方であってロック部14bが係合部13との係合を外す位置(以下これを「解除位置」という)にまでロックピン14を移動させる。ここで操作レバー部10から指を離すと、戻しばね25の付勢力によりロックピン14がロック位置にまで復帰し、且つ操作レバー部10が初期位置にまで戻ることは勿論である。
しかして、上記構成から成る本例の回転式脚マッサージ機にあっては、本体部3の脚載部2側を上方乃至斜め上方に向けた姿勢において該脚載部2の上面である載置面6上に脚部を載せて休ませることができる。このとき本体部3の回転は、上記ロック機構30によってロックさせておく。そしてマッサージを行いたい場合は、操作レバー部10を引いてロックを解除したうえで本体部3を回転させ、脚施療部1側を上方乃至側方に向けた所望の姿勢に切換える。この姿勢で脚施療部1の溝部5内に脚部を嵌入させて外部コントローラ(図示せず)によりマッサージ開始を指令すれば、エアポンプ等から成る制御機構がエアバッグを給排気させることで脚部に揉みマッサージを施すことができる。このように本例の回転式脚マッサージ機にあっては、マッサージ時以外には脚載部2側を上にして脚部を載せて用いることができ、また簡易椅子として用いることも可能である。
なお上記したように本例のロック機構30は、本体部3と一体である回転軸体7に対して同軸上に固定される回転ディスク11と、この回転ディスク11の外周縁において周方向に距離を隔てて複数形成される係合部13に係合するロックピン14とを具備するものであるから、本体部3はこれを反転させる間の複数段階にて回転がロック自在となっている。したがって、本体部3の姿勢を複数段階で切換えることで、例えば溝部5の内底面に足裏部分を当てるように脚部を嵌入させてマッサージを施すことも可能であるし、また膝下部分を床面上に立てた状態で溝部5内に脹脛部分を嵌入させてマッサージを施すことも可能である。
更に、このロックピン14は、回転軸体7の軸方向と直交する方向に沿って進退自在であるとともに、上記回転ディスク11が有する係合部13のいずれか一つに係合するロック位置と、この係合部13との係合状態から外れる解除位置との間で進退操作されるようになっているので、回転式脚マッサージ機全体は、軸方向にコンパクトな構造となって住居空間を圧迫することのないスリムな外形となる。加えて、ロックピン14は、回転軸体7の軸中心から回転ディスク11の略半径分だけの距離を隔てた箇所に係合してロックする構造であるため、回転をロックする際に、ロックピン14やこのロックピン14を保持するためのガイドレール部15等の各部材が受ける負荷は小さくて済み、ロック機構30の繰り返し安全性も高いものとなる。
また上記したように、本例にあってはロックピン14を進退させる操作レバー部10として、上記回転軸体7の軸方向及びロックピン14の進退方向と直交する方向がその軸方向となるように配されるレバー軸22と、このレバー軸22側からロックピン14側に向けて延設されるロックピン14操作用のレバー作用突部21cと、同じくこのレバー軸22側からロックピン14の進退方向に沿うように(図示例では下方に向けて)延設されるレバー操作体19とを備えている。そして、レバー作用突部21cの先端部にはロックピン14と摺接しながらこれを進退操作する作用面21dを設け、レバー操作体19の下端部には使用者が指を掛けて外側に引き上げるための引掛け面19aを設けるとともに、このレバー作用突部21cとレバー操作体19とが側面視L字状を成すよう一体を成して上記レバー軸22廻りに回転自在となるよう設けているので、レバー操作体19の先端を外側に引き上げればレバー軸22を中心としてレバー作用突部21cがロックピン14を下方に押し下げ、ロックピン14をロック位置から解除位置へと移動させるものである。
ここで、レバー軸22の中心軸とレバー作用突部21cの作用面21dとの間の距離と、レバー軸22の中心軸とレバー操作体19の引掛け面19aとの間の距離では、前者よりも後者のほうを充分に長く設定してあるので、操作レバー部10全体を梃子のように用いて、弱い力でも強い操作力を発揮することが可能である。このため、戻しばね25として付勢力の強いものが使用可能になるので、ロックピン14による安定したロックが実現されるものである。
更に上記したように、本例のロック機構30には、ロックピン14を進退方向(即ち上下方向)に摺動自在に保持するガイドレール部15が備えてあり、且つ上記ロックピン14は、このガイドレール部15内において上下方向に摺動する棒状の摺動軸部14aと、この摺動軸部14aから水平方向に突設されるとともにガイドレール部15の窓部16a,17aを通じて外部に突出するロック部14bとを一体に有するものである。つまり、ロックピン14において、上下に摺動する摺動軸部14aと、回転ディスク11の係合部13と実際に係合するロック部14bとを別々に分け、両者14a,14bの距離を隔てるとともに摺動軸部14aはガイドレール部15内に収納してあるので、ロック部14bにて生じる磨耗粉が摺動軸部14a側にまで侵入して不具合を生じるといった事態が防止されるものである。
加えて、上記したように本例のロック機構30には、少なくともロック位置にある状態のロックピン14を、回転ディスク11外周縁の接線方向(換言すればレバー軸22の軸方向と平行な方向)の両外側から支持する補強板18が備えてあり、この補強板18をガイドレール部15側に一体に固定させてある。したがって、ロックピン14のロック部14bにかかるロック時の負荷はこの補強板18に受けさせることができ、ロックピン14の摺動軸部14a側にまで上記負荷の影響が及ぶことが防止される。これにより回転ガタも減少されて安全な商品を提供することが可能になる。
なお、本発明の回転式脚マッサージ機は、一対の回転軸体7の一方にのみロック機構30を備えてあるが、両方の回転軸体7に備えてあっても構わない。その他の構成においても上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で適宜設計変更可能であることは勿論である。
本発明の実施形態における一例の回転式脚マッサージ機のロック機構主要部を示す分解斜視図である。 同上のロック機構の斜視図である。 同上のロック機構の断面図であり、(a)はロック状態、(b)はロック解除状態を示している。 同上のロック機構の回転ディスク側の分解斜視図である。 同上の回転式脚マッサージ機の全体斜視図である。
符号の説明
1 脚施療部
2 脚載部
3 本体部
4 支持台部
7 回転軸体
10 操作レバー部
11 回転ディスク
13 係合部
14 ロックピン
14a 摺動軸部
14b ロック部
15 ガイドレール部
18 補強板
19a 引掛け面
21c レバー作用突部
21d 作用面
22 レバー軸
30 ロック機構

Claims (2)

  1. 被施療者の脚部をマッサージするための脚施療部を一面側に有するとともに、該脚施療部の反対面側には脚部を載せておくための脚載部を有する本体部と、上記本体部から両側方に向けて一体に延出される回転軸体を中心に上記本体部を回転自在に支持する支持台部と、上記本体部を所望の回転位置で固定するロック機構とを具備する回転式脚マッサージ機において、上記ロック機構は、上記回転軸体に同軸上に固定されるとともにその外周縁に複数の係合部を有する回転ディスクと、回転軸体の軸方向と直交する方向に沿って進退自在であって上記係合部に係合するロック位置と係合を外れる解除位置との間で進退操作されるロックピンと、上記ロックピンを進退させる操作レバー部と、ロックピンを進退方向に摺動自在に保持するガイドレール部と、を具備するものであり、上記操作レバー部は、上記回転軸体の軸方向及びロックピンの進退方向と直交する方向を軸方向とするレバー軸と、レバー軸側からロックピン側に向けて延設されるレバー作用突部と、レバー軸側からロックピンの進退方向に沿って延設されるレバー操作体とを備え、レバー作用突部とレバー操作体とをレバー軸廻りに一体に回転自在に設けたものであり、上記ロックピンは、ガイドレール部内で摺動する摺動軸部と、ガイドレール部外に突出するように摺動軸部からその進退方向と直交する方向へと突設されて回転ディスクの係合部と係合するロック部と、摺動軸部から該ロック部と平行に突設される作用部と、を有するものであり、上記操作レバー部のレバー作用突部が、上記ロックピンの作用部と摺接してロックピンを操作することを特徴とする回転式脚マッサージ機。
  2. 上記ロック機構は、ロック位置にあるロックピンを回転ディスク外周縁の接線方向両側において支持する補強板を備えるものであることを特徴とする請求項1に記載の回転式脚マッサージ機。
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