JP4502837B2 - 傾斜型汎用エンジン - Google Patents

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Description

本発明はクランクケースに対してシリンダが傾斜して取り付けられ、発電機等を駆動するための傾斜型汎用エンジンに関する。
4サイクルエンジンのクランクケースの底部には潤滑油つまりエンジンオイルが収容されており、潤滑油はクランクケース内に組み込まれるクランク軸の軸受、クランク軸とコネクティングロッドとの連結部、およびピストンとシリンダボアとの間等の摺動部つまり潤滑油要求部に供給される。発電機や噴霧器等を駆動するために使用される汎用エンジンのコネクティングロッドにはクランク軸側端部に、クランクケース底部の潤滑油を掻き上げて摺動部に潤滑油を供給するためスクレーパが取り付けられている。
一方、発電機等を駆動するための汎用エンジンには、往復動ピストンの中心軸つまりシリンダボア軸線がクランクケースに対してクランク軸回り方向に傾斜するようにシリンダをクランクケースに取り付けるようにした傾斜型がある。このタイプの汎用エンジンは、クランク軸に沿う方向からエンジンを見ると傾斜したシリンダはクランクケースの一方側に偏って取り付けられることになる。この傾斜型エンジンにおけるスクレーパは、シリンダが取り付けられている側のクランクケース内面に向けて潤滑油を掻き上げるようにコネクティングロッドの端部に取り付けられることになる。
このような傾斜型汎用エンジンは、シリンダが傾斜することなくクランクケースに上下方向を向いて取り付けられる汎用エンジンと相違して、クランクケースが水平となるようにエンジンが配置されたときにも、シリンダボア軸線に対して左右均等となるようには潤滑油がクランクケース底部に滞留することなく、クランクケースの一方の側壁側には偏った状態となる。したがって、傾斜型汎用エンジンがクランク軸回りに傾斜した状態で使用されると、その傾斜方向によっては潤滑油の液面とスクレーパの掻き上げ面との距離が均等にはならず相違することになる。
傾斜型汎用エンジンのオイルストレーナが液面の変動により空気を吸い込むことを防止するために、クランクケース底部のオイルパンに仕切り板を設け、オイルストレーナを仕切り板の間に配置するようにしたエンジンが特許文献1に記載されている。
一方、傾斜型ではなくシリンダがクランクケースに上下方向を向いて取り付けられるエンジンにおいて、クランクケースを大型化することなく潤滑油の容量を増加させるために、クランクケース底部のオイルパンに加えてリザーバタンクをクランクケースの外部に設けるようにし、オイルパンとリザーバタンクとを連通する油路に電磁弁を取り付けて油路を開閉制御するようにしたエンジンが特許文献2に記載されている。
実開平5−50012号公報 特開平11−81966号公報
エンジンオイルの交換期間つまりメンテナンス期間を長くするには、エンジンオイル量を増加させることが好ましいが、特許文献1のように、オイルパンに仕切り板を設け、オイルストレーナを仕切り板の間に配置するようにした場合には傾斜型汎用エンジンが傾斜したときでも潤滑油を潤滑油要求部に供給することができるが、油量を増加させることはできない。また、特許文献2のように、リザーバタンクをクランクケースの外部に設けるようにし、オイルパンの油面を検出するセンサからの信号により電磁弁を開閉制御するようにした場合には、構造が複雑となりエンジンの製造コストが高くなるだけでなく、潤滑油がクランクケース内に偏った状態となって収容される傾斜型エンジンの液面変動には適用することができない。
本発明の目的は、傾斜型汎用エンジンが傾斜して使用された場合においても潤滑性を向上させることにある。
本発明の他の目的は、傾斜型汎用エンジンのエンジンオイルの交換期間を長くしてメンテナンス性を向上させることにある。
本発明の傾斜型汎用エンジンは、クランク軸が回転自在に装着されるクランクケースと、前記クランク軸に対しコネクティングロッドを介して連結されるピストンが組み込まれたシリンダとを有し、当該シリンダが前記クランクケースに前記クランク軸の軸回りに傾斜して取り付けられる傾斜型汎用エンジンであって、前記クランクケースの外部に前記シリンダの下方に位置させて設置され、潤滑油を収容するリザーバタンクと、前記リザーバタンクの底部と前記クランクケースの底部とを連結し、前記クランクケース内の潤滑油と前記リザーバタンク内の潤滑油とを連通させる連通路が形成された油連通管と、前記リザーバタンクの上部と前記クランクケース内とを連通させる通気路が形成された通気管と、前記コネクティングロッドに設けられ、前記クランクケース内の潤滑油を前記リザーバタンク側の前記クランクケース内面に掻き上げるスクレーパとを有し、前記油連通管により前記クランクケースの底部に連結される小容量部と、当該小容量部の上側に設けられるとともに前記クランクケース内の潤滑油の最大液位と最小液位に対応する液位範囲で潤滑油を収容し前記小容量部よりも容量が大きい大容量部とを前記リザーバタンクに形成することを特徴とする。
本発明の傾斜型汎用エンジンは、前記通気管の前記リザーバタンク側の開口部を、前記リザーバタンクが下側となるように前記クランクケースが傾斜したときに前記リザーバタンク内の潤滑油が前記通気孔を塞ぐ位置に設けることを特徴とする。
本発明の傾斜型汎用エンジンは、前記通気管の前記リザーバタンク側の開口部を、前記リザーバタンク内の潤滑油の最大液位に対応させて設けることを特徴とする。
本発明の傾斜型汎用エンジンは、前記リザーバタンクに着脱自在に設けられたタンクキャップに前記通気管を取り付けることを特徴とする。
本発明の傾斜型汎用エンジンは、前記リザーバタンクを内部の潤滑油が外部から目視される透明性を有する材料により形成し、前記リザーバタンクの潤滑油の最大液位と最小液位とを表示する収容量表示部を前記リザーバタンクに設けることを特徴とする。
本発明の傾斜型汎用エンジンは、前記リザーバタンクの底部に潤滑油を排出するオイル抜き口を設けることを特徴とする。
本発明によれば、シリンダはクランクケースに対してクランク軸回りに傾斜して取り付けられており、シリンダの下方に位置させてクランクケースの外部にはリザーバタンクが配置され、クランクケースの底部とリザーバタンクの底部は油連通管により連結されるとともに、リザーバタンクの上部は通気管によりクランクケースに連通されているので、クランクケース内の潤滑油とリザーバタンク内の潤滑油は相互に連通状態となっている。したがって、リザーバタンクがクランクケースの底部よりも下側となるようにクランクケースが傾斜した状態となると、クランクケース内においてスクレーパにより掻き上げられる位置の潤滑油の液面が上昇することになるが、クランクケース内の潤滑油はリザーバタンク内に流入するので、スクレーパには過度の攪拌負荷が加わることを防止できる。一方、リザーバタンクがクランクケースの底部よりも上側となるようにクランクケースが傾斜した状態となると、クランクケース内においてスクレーパにより掻き上げられる位置の潤滑油の液面が下降することになるが、そのときにはリザーバタンク内の潤滑油がクランクケース内に流入して補充されるので、スクレーパにより確実に潤滑油を掻き上げることができる。
このようにして、傾斜型汎用エンジンが傾斜して使用された場合においても潤滑性を向上させることができる。しかも、潤滑油をクランクケース内とリザーバタンクとに供給して貯留させることができるので、潤滑油つまりエンジンオイルの劣化を長期間に渡り防止させることができ、エンジンオイルの交換期間を長くしてメンテナンス性を向上させることができる。また、リザーバタンクはクランクケースの外部に別置きされるので、冷却面積の増加によりオイル冷却が促進されて油温上昇を抑えることができる。
リザーバタンクを下側の小容量部と上側の大容量部とにより形成し、大容量部内が適正油量の最大液位と最低液位の範囲内となるようにすると、リザーバタンクが上側となるようにクランクケースが傾斜した場合に過度の潤滑油がリザーバタンクからクランクケース内に流入することを防止でき、逆方向にクランクケースが傾斜した場合には過度の潤滑油がリザーバタンク内に流入することを防止できクランクケース内の潤滑油の量を確保することができる。
リザーバタンクが下側となるようにクランクケースが傾斜したときに通気管の開口部を潤滑油が塞ぐようにすると、過度の潤滑油がリザーバタンク内に流入するのを防止でき、特にクランクケース内の潤滑油の量が最小液位やこれに近い状態となっているときにもクランクケース内の油量を確保することができる。通気管の開口部の位置をリザーバタンクの最大液位に対応させると、クランクケース内の潤滑油量が最小液位やこれに近い状態となっていてもクランクケース内の油量を確保することができる。
通気管をタンクキャップに取り付けることにより、リザーバタンクと通気管とをそれぞれ別々にクランクケースに取り付けた後にタンクキャップをリザーバタンクに組み付けることにより、リザーバタンクと通気管とを容易に組み立てることができる。
リザーバタンクを透明性の材料により形成すると、外部からリザーバタンク内の潤滑油量を目視することができ、その油量から収容量表示部によってクランクケース内の油量を確認することができることにより、クランクケース内にオイルレベルゲージを挿入して油量を検出することが不要となる。
リザーバタンクにオイル抜き口を設けると、潤滑油交換時にクランクケース内とリザーバタンク内の潤滑油をオイル抜き口から外部に排出することができ、潤滑油の交換作業を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である傾斜型汎用エンジンの外観を示す斜視図であり、図2は図1に示された傾斜型汎用エンジンの内部構造を示す概略図であり、図3は図1の一部切り欠き正面図である。
この傾斜型汎用エンジンは、図2に示すようにクランク軸10が回転自在に装着されるクランクケース11を有し、クランクケース11はケース本体11aとこれに取り付けられるケースカバー11bとにより構成されている。図1はケースカバー11bをケース本体11aに取り付けた状態のエンジンが示され、クランク軸10は切断した状態で示されており、図3はケースカバー11bをケース本体11aから取り外した状態が示されている。ケース本体11aは、図3に示すように底部と頂部と左右の側壁部とを有する筒形部を有し、その軸方向の一端には図2に示すように端壁11cが一体となっており、端壁11cとケースカバー11bとによりクランク軸10が軸受を介して回転自在に支持される。
クランクケース11にはシリンダ12が取り付けられており、図2に示すようにシリンダ12に形成されたシリンダボア13内にはピストン14が往復動自在に組み込まれ、ピストン14はコネクティングロッド15によりクランク軸10に連結されており、コネクティングロッド15の一端部はピストンピン14aに嵌合し、コネクティングロッド15の他端部はクランク軸10のクランクピン10aに嵌合している。この傾斜型汎用エンジンは単気筒の4サイクルガソリンエンジンであり、シリンダ12に取り付けられたシリンダヘッド16とクランクケース11とシリンダ12とによりエンジン本体17が形成されている。
図3に示すように、この傾斜型汎用エンジンは、クランクケース11が水平面に配置された状態のときに、ピストン14の中心軸つまりシリンダボア軸線Pがケース水平線Hに対して角度θの傾斜角度となるようにシリンダ12がクランクケース11に傾斜して取り付けられており、シリンダ12は図3に示すようにクランク軸10に沿う方向から見てクランク軸10の軸回りにクランクケース11の右側の側壁部に偏って取り付けられている。
クランク軸10にはエンジンを始動させるために、図2に示すように、リコイルプーリ18が回転自在に装着され、このリコイルプーリ18に巻き付けられたリコイルロープ19の先端のリコイルノブ19aを操作してリコイルロープ19を引き出すと、クランク軸10が手動により回転駆動されてエンジンを始動させることができる。この汎用エンジンを用いて発電機を駆動する場合には、クランク軸10には発電機が連結されることになり、動力噴霧器を駆動する場合にはクランク軸10には噴霧器のシャフトが連結されることになる。なお、クランク軸10にはエンジン本体17に向けて冷却風を生成するための冷却ファン20が取り付けられている。
シリンダヘッド16には、シリンダ12内の燃焼室21に混合気を供給するための吸気ポートを開閉する吸気弁と、燃焼室21内の燃焼排ガスを外部に排出するための排気ポートを開閉する排気弁が設けられているが、これらは図示省略されている。吸気弁と排気弁を駆動するために、図2に示すように、エンジン本体17に回転自在に装着されたカムシャフト22にはスプロケット23が固定され、クランク軸10に固定されたスプロケット24とスプロケット23との間にはタイミングチェーン25が掛け渡されている。シリンダヘッド16に装着されるロッカーカバー26内には動弁機構が組み込まれており、エンジンが駆動されてクランク軸10が回転すると、クランク軸10の回転に同期してカムシャフト22が回転駆動され、動弁機構を介して吸排気弁が開閉駆動される。なお、図1および図3には排気ポートに連通する排気管27が示されており、吸気ポートに連通する吸気管は図3において背面側に突出しており図示省略されている。
クランクケース11によりその内部に形成されるクランク室28の底部はオイルパンとなっており、この中には潤滑油29が収容され、潤滑油29を潤滑油要求部としての摺動部に跳ね掛けるために、図2および図3に示すようにコネクティングロッド15のクランク軸側端部に設けられたキャップ15aにはスクレーパ30が設けられている。スクレーパ30は、図3においてクランク軸10が矢印Aで示す方向に回転すると、矢印Sで示す移動軌跡を旋回移動することになり、スクレーパ30により掻き上げられた潤滑油29は、クランクケース11の左右の側壁部のうちシリンダ12が取り付けられた側の側壁部の内面に向けて掻き上げられ、クランクケース11内に組み込まれた部材の摺動部に潤滑油29が吹き付けられることになる。
図3はエンジンが水平面B1に配置された状態を示しており、クランクケース11のケース水平線Hに対して垂直方向のケース垂直線Vは水平面B1に鉛直方向となっている。このようにエンジンが水平面B1に配置された状態のもとでも、シリンダ12がクランクケース11に傾斜して取り付けられているので、シリンダ12が傾斜することなくクランクケース11のケース垂直線Vとシリンダボア軸線Pとが一致するように上下方向を向いて取り付けられる汎用エンジンと相違して、潤滑油29はシリンダボア軸線Pを中心としてこれの左右には不均等となってクランク室28内に収容される。このため、潤滑油29はクランク軸10回りに偏った状態でクランクケース11の底部に貯留される。スクレーパ30はクランク軸10の回転方向が図3において矢印Aで示す方向となっているので、潤滑油29はシリンダ12が取り付けられた側のクランクケース側壁部に向けてスクレーパ30により掻き上げられることになり、潤滑油29はシリンダ12に近い位置でスクレーパ30により掻き上げられることになる。
クランクケース11の外部には、図1および図3に示すように、シリンダ12の下方に位置させてリザーバタンク31が設置されており、この内部には潤滑油29が収容されるようになっている。リザーバタンク31は下側の小容量部32と、この小容量部32の上側に一体となった大容量部33とを有しており、大容量部33の上部には注入口34が一体に設けられ、透明ないし半透明の合成樹脂材料つまり透明性を有する材料により一体に形成されている。リザーバタンク31はその底部とクランクケース11の底部とを連結する油連通管35によりクランクケース11に連結され、この油連通管35の連通路36によりクランクケース11内の潤滑油29とリザーバタンク31内の潤滑油29は連通状態となっており、クランクケース11とリザーバタンク31の潤滑油29は同一の液面となる。油連通管35はクランクケース11の底部に連通する管取付部37にねじ結合されるねじ部38を有し、クランクケース11に着脱自在に連結されている。リザーバタンク31の底部には内部の潤滑油29を排出するためのオイル抜き口39が設けられ、このオイル抜き口39には閉塞プラグ40が着脱自在に装着されている。
クランクケース11には管取付部41が設けられ、この管取付部41はクランク室28に連通しており、管取付部41とリザーバタンク31との間には、リザーバタンク31の上部とクランク室28とを連通させる通気路42が形成された通気管43が接続されている。通気管43は管取付部41にねじ結合されるねじ部44を有し、クランクケース11に着脱自在に連結されている。このように、潤滑油29を収容するリザーバタンク31をクランクケース11の外部に別置きとすることにより冷却面積が増加してオイル冷却が促進され油温の上昇を抑えることができる。リザーバタンク31の材質をアルミニウム合金等の熱伝導性に優れた材料とするとさらに冷却効率が向上する。冷却効率を向上させるためにリザーバタンク31の内外に冷却フィンを設けるようにしても良い。
管取付部41にオイルレベルゲージを取り付けるようにすると、図示する構造を変更することなく、リザーバタンク31を搭載しない傾斜型汎用エンジンとすることができる。したがって、傾斜型汎用エンジンの基本構造を変更させることなく、シリンダ12の下方のスペースを利用してリザーバタンク31をエンジンに搭載することができる。リザーバタンク31を上述したように透明ないし半透明の材料を用いることなく、金属等の不透明の材料を用いて製造することも可能であり、その場合にはリザーバタンク31の外部に透明ないし半透明のチューブを取り付けてリザーバタンク31の液位を外部から目視することができるようにしても良く、ねじ部44を取り外してオイルレベルゲージをクランクケース11内に差し込んでクランク室28内の液位を直接検出するようにしても良い。
通気管43は、リザーバタンク31の注入口34に着脱自在に取り付けられるタンクキャップ45に固定されており、タンクキャップ45を注入口34に取り付けることにより、リザーバタンク31内は外部から遮断されて密閉された状態となる。タンクキャップ45を取り外すと注入口34からリザーバタンク31内に潤滑油29を注入することができ、リザーバタンク31内に注入された潤滑油29はクランクケース11内に連通路36を介して流入する。クランクケース11には潤滑油注入口46が形成されており、この潤滑油注入口46には閉塞プラグ47がねじ結合されている。この閉塞プラグ47を取り外すと、クランクケース11内に潤滑油29を直接注入することができ、リザーバタンク31を搭載しない汎用エンジンとしても基本構造を変更することなく、図示する汎用エンジンを適用することができる。また、潤滑油注入口46を潤滑油排出口として使用することもでき、閉塞プラグ47を取り外した状態のもとで潤滑油注入口46が下側となるように汎用エンジンを傾斜させると、リザーバタンク31およびクランク室28内の潤滑油29を外部に排出することができ、その場合にはリザーバタンク31にはオイル抜き口39を設けることは不要となる。
図示する傾斜型汎用エンジンが防音ケース内に組み込まれて使用される場合には、防音ケースにはエンジン調整用のメンテナンス扉がシリンダヘッド16側に設置されることになるので、メンテナンス扉を開くと外部からリザーバタンク31およびタンクキャップ45から目視することができ、メンテナンス操作を容易に行うことができる。
潤滑油29の油面が図3において実線で示される最小液位MINと二点鎖線で示される最大液位MAXとの間の何れかとなるようにクランクケース11内に供給された状態、つまり適正液位範囲となるように潤滑油29が供給された状態のもとでエンジンが駆動されると、スクレーパ30による潤滑油29の跳ね掛けによりエンジンの潤滑油要求部には所望の潤滑油が供給される。リザーバタンク31内の潤滑油29の液位は、クランクケース11内の潤滑油29の液位に対応するので、図1に示すように、リザーバタンク31には適正液位の最大液位MAXに対応する最大液位表示部としてMAXの文字と水平の基準線が付されるとともに、適正液位の最小液位MINに対応する最小液位表示部としてMINの文字と水平の基準線が付されており、これらは収容量表示部となっている。したがって、クランク室28内に潤滑油29を注入する際には、これらの文字と基準線を確認することにより正確に注入油量を確認することができる。
通気管43の先端部には突出管48が取り付けられており、通気管43の一部をなす突出管48の部分で通気管43はタンクキャップ45に固定され、突出管48の先端開口部つまり通気管43のリザーバタンク側の開口部49は、リザーバタンク31内の最大液位MAXの位置にほぼ対応している。ただし、この開口部49を図示する場合よりも下側あるいはやや上側に開口させるようにしても良い。なお、通気管43をタンクキャップ45に取り付けることなく、注入口34に通気管43の先端を取り付けるようにしても良く、大容量部33に直接取り付けるようにしても良い。
図3に示されるように、傾斜型汎用エンジンが水平面B1に配置された状態のもとでは、クランクケース11の底部に供給された潤滑油29はケース垂直線Vを中心にその左右両側にほぼ均等となって滞留することになる。リザーバタンク31はその内部が油連通管35の連通路36を介してクランクケース11内に連通しているので、クランクケース11内の潤滑油29の液位はリザーバタンク31内の潤滑油29の液位に対応する。図3においては潤滑油29が最小液位MINとなった状態が実線で示され、最大液位MAXが二点鎖線で示されている。
図4は傾斜型汎用エンジンが水平面B1に配置されていた状態からリザーバタンク31がクランクケース11の底部よりも上側となるように傾斜した傾斜面B2に配置された状態を示す。一方、図5は図4に示す場合と逆方向にリザーバタンク31がクランクケース11の底部よりも下側となるように傾斜した傾斜面B3に配置された状態を示す。汎用エンジンの使用箇所によっては、図4および図5に示すように汎用エンジンが傾斜した状態で使用される場合があり、図4および図5においては、潤滑油29の液位が最小液位MINとなっている状態を実線で示し、潤滑油29の液位が最大液位MAXとなっている状態を二点鎖線で示す。
図4に示すようにリザーバタンク31が上側となるように汎用エンジンが傾斜すると、クランクケース11内の潤滑油29は図4においてクランクケース11内の左側の領域に回り込み、スクレーパ30に掻き上げられる部分の液位が低下するが、リザーバタンク31内の潤滑油29が油連通管35を介してクランクケース11の底部に自重で注入されるので、掻き上げられる部分の液位を高めることができる。したがって、クランクケース11内の潤滑油29の供給量が図4において実線で示すように最小液位MINとなっていても、小容量部32内の潤滑油29がクランクケース11内に流入し、リザーバタンク31を設けない場合に比してクランクケース11内の潤滑油29の液面は高くなる。図4においてはリザーバタンク31内の潤滑油29が全てクランクケース11内に流入した状態となっている。したがって、クランク軸10の回転によってスクレーパ30が図4に示す移動軌跡Sで旋回移動すると、スクレーパ30は潤滑油29内に入り込んで確実に潤滑油29を掻き上げて潤滑油要求部に潤滑油29が供給される。
図4において二点鎖線で示すように、液面が最大液位MAXとなっていた場合でも、リザーバタンク31の下側は小容量部32となっており、下側の部分を上側の大容量部33と同一の容量とした場合に比してクランクケース11内に流入する潤滑油29の容量を少なくすることができるとともに、クランクケース11内の図4における左側の部分に多量の潤滑油29が回り込むので、スクレーパ30が過度に潤滑油29内に入り込むことなく、クランク軸10に過度の負荷抵抗が加わることを防止できる。
このように、リザーバタンク31を下側の小容量部32と上側の大容量部33とを設け、大容量部33の液位を適正液位の範囲のうちの最小液位MINと最大液位MAXの範囲に対応する液位となるようにしたので、これらの間の適正液位に潤滑油29が供給されていれば、リザーバタンク31が上側となるように汎用エンジンが傾斜して使用されても、スクレーパ30は確実に潤滑油29を掻き上げることができる。
一方、図5に示すようにリザーバタンク31がクランクケース11の底部よりも下側となるように汎用エンジンが傾斜すると、クランクケース11内の潤滑油29は油連通管35を介してリザーバタンク31内に流入することになる。クランクケース11がこの方向に傾斜すると、内部の潤滑油29はスクレーパ30により掻き上げられる部分の液面が上昇するが、クランク室28は油連通管35により連通されているので、クランクケース11内の潤滑油29がリザーバタンク31内に流入し、スクレーパ30に過度な負荷を加えることなく、潤滑油29を掻き上げることになる。
クランクケース11内の潤滑油29がリザーバタンク31内に流入すると、この中の潤滑油29の液位が上昇することになる。これにより、潤滑油29が開口部49を閉塞するとともに通気管43の管取付部41側の部分を閉塞する。これにより、通気路42は両端部が潤滑油29により閉じられて内部に空気が封入された状態となる。このようにして通気路42が閉じられた状態となると、クランクケース11内の潤滑油29がそれ以上はリザーバタンク31内に流入することが防止される。この結果、過度の潤滑油29がリザーバタンク31内に流入することが防止されてクランクケース11内の潤滑油29の液面が過度に低下することが防止され、クランクケース11内には必要量の潤滑油29が留まり、クランク軸10の回転によってスクレーパ30が図5に示す移動軌跡で移動すると、スクレーパ30は確実に潤滑油29を掻き上げて潤滑油要求部に潤滑油29が供給される。
図5に示すように、開口部49の位置を最大液位MAXの位置に設定しておくと、潤滑油29が最小液位となった状態でリザーバタンク31が下側となるように汎用エンジンが傾斜しても、リザーバタンク31の下側は小容量部32となっており、大容量部33内の液面が傾斜することになるので、少ない量の潤滑油29がリザーバタンク31内に流入するだけで、内部の液面が高まって開口部49が閉塞され、クランクケース11内に必要油量の潤滑油29を留まらせることができる。特に、クランクケース11内の潤滑油29が最小液位MINとなっていた場合でもリザーバタンク31内への過度の流入が阻止されて、潤滑油要求部に確実に潤滑油29を供給することができる。
一方、図5において二点鎖線で示すように、クランクケース11内の潤滑油29が最大液位MAXとなっていた場合には、図示する方向に汎用エンジンが傾斜すると、クランクケース11内の潤滑油29は一部がリザーバタンク31内に流入して過度の液位上昇が防止される。
開口部49の位置を図示する最大液位MAXよりも下側に設定すると、図示する場合よりも少ない傾斜角度で汎用エンジンが傾斜したときに通気路42は閉塞されることになる。このように、開口部49の位置はリザーバタンク31全体の容量や突出管48の取付位置などによって図示する場合よりも上下何れの位置に変化させることができる。
通気管43の先端にリザーバタンク31内に突出する突出管48を設けることなく、例えばタンクキャップ45に開口部49を設けた場合には、図5に示すようにリザーバタンク31が下側となるように汎用エンジンが傾斜すると、クランクケース11内の潤滑油29が過度にリザーバタンク31内に流入し、クランクケース11内の潤滑油29の液位が過度に低下することになるが、通気管43の開口部49を最大液位MAXの近傍に設定しておくことによって、クランクケース11内の潤滑油29の液位が最小液位MINとなっていたときにクランクケース11か傾斜しても過度の潤滑油29がクランクケース11内からリザーバタンク31内に流入するのを防止できる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、図示する傾斜型汎用エンジンは単気筒であるが、複数気筒のエンジンにも適用することができる。
本発明の一実施の形態である傾斜型汎用エンジンの外観を示す斜視図である。 図1に示された傾斜型汎用エンジンの内部構造を示す概略図である。 水平面に配置された状態における傾斜型汎用エンジンの一部切り欠き正面図である。 リザーバタンクがクランクケースの底部よりも上側となるように傾斜した状態における傾斜型汎用エンジンを示す一部切り欠き正面図である。 リザーバタンクがクランクケースの底部よりも下側となるように傾斜した状態における傾斜型汎用エンジンを示す一部切り欠き正面図である。
符号の説明
10 クランク軸
11 クランクケース
15 コネクティングロッド
28 クランク室
29 潤滑油
30 スクレーパ
31 リザーバタンク
32 小容量部
33 大容量部
35 油連通管
36 連通路
39 オイル抜き口
42 通気路
43 通気管
45 タンクキャップ

Claims (6)

  1. クランク軸が回転自在に装着されるクランクケースと、前記クランク軸に対しコネクティングロッドを介して連結されるピストンが組み込まれたシリンダとを有し、当該シリンダが前記クランクケースに前記クランク軸の軸回りに傾斜して取り付けられる傾斜型汎用エンジンであって、
    前記クランクケースの外部に前記シリンダの下方に位置させて設置され、潤滑油を収容するリザーバタンクと、
    前記リザーバタンクの底部と前記クランクケースの底部とを連結し、前記クランクケース内の潤滑油と前記リザーバタンク内の潤滑油とを連通させる連通路が形成された油連通管と、
    前記リザーバタンクの上部と前記クランクケース内とを連通させる通気路が形成された通気管と、
    前記コネクティングロッドに設けられ、前記クランクケース内の潤滑油を前記リザーバタンク側の前記クランクケース内面に掻き上げるスクレーパとを有し、
    前記油連通管により前記クランクケースの底部に連結される小容量部と、当該小容量部の上側に設けられるとともに前記クランクケース内の潤滑油の最大液位と最小液位に対応する液位範囲で潤滑油を収容し前記小容量部よりも容量が大きい大容量部とを前記リザーバタンクに形成することを特徴とする傾斜型汎用エンジン。
  2. 請求項記載の傾斜型汎用エンジンにおいて、前記通気管の前記リザーバタンク側の開口部を、前記リザーバタンクが下側となるように前記クランクケースが傾斜したときに前記リザーバタンク内の潤滑油が前記通気孔を塞ぐ位置に設けることを特徴とする傾斜型汎用エンジン。
  3. 請求項記載の傾斜型汎用エンジンにおいて、前記通気管の前記リザーバタンク側の開口部を、前記リザーバタンク内の潤滑油の最大液位に対応させて設けることを特徴とする傾斜型汎用エンジン。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の傾斜型汎用エンジンにおいて、前記リザーバタンクに着脱自在に設けられたタンクキャップに前記通気管を取り付けることを特徴とする傾斜型汎用エンジン。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の傾斜型汎用エンジンにおいて、前記リザーバタンクを内部の潤滑油が外部から目視される透明性を有する材料により形成し、前記リザーバタンクの潤滑油の最大液位と最小液位とを表示する収容量表示部を前記リザーバタンクに設けることを特徴とする傾斜型汎用エンジン。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の傾斜型汎用エンジンにおいて、前記リザーバタンクの底部に潤滑油を排出するオイル抜き口を設けることを特徴とする傾斜型汎用エンジン。
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